JP6514733B2 - スパークプラグの製造方法 - Google Patents
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Description
本発明はスパークプラグの製造方法に関し、特に電極母材にチップが溶接されるスパークプラグの製造方法に関するものである。
混合気に点火するスパークプラグとして、貴金属を含有するチップが電極母材に溶接された第1電極と、火花ギャップを介して第1電極に対向する第2電極と、を備えるものが知られている。特許文献1には、電極母材に載せたチップを溶接するときに、チップの位置ずれの抑制やチップからの放熱の促進を目的として、専用の治具でチップを押さえる技術が開示されている。
しかしながら上述した従来の技術では、電極母材の目標位置に対してずれた位置にチップが載せられると、チップを押さえる治具の面が平らなので、チップの位置を矯正し難いという問題点がある。チップの位置が矯正され難いと、目標位置に対してずれた位置にチップが溶接されるおそれがある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、チップの位置を矯正し易くできるスパークプラグの製造方法を提供することを目的としている。
この目的を達成するために本発明は、貴金属を含有するチップが電極母材に接合される第1電極と、チップの第1面と火花ギャップを介して対向する第2電極と、を備えるスパークプラグの製造方法である。チップの第1面と反対側の第2面が電極母材に接触した状態で、治具を介してチップを第1面から第2面へ向かう第1方向へ押す押え工程と、治具で押えられたチップと電極母材とを溶接する溶接工程と、を備えている。
チップは、第1面および第2面に接続する側面と、側面と第1面とが交わる角と、を備えている。治具は、チップの角に接触させる凹部を備え、凹部は、第1方向と反対の第2方向へ向かって次第に内寸が小さくなる縮径部を備えている。縮径部は、第1方向の第1端部の内寸が角の外寸よりも大きく、第2方向の第2端部の内寸が角の外寸と同じ大きさである。押え工程は、角の少なくとも一部に縮径部を接触させて、チップを溶接する電極母材の目標位置にチップを移動させる。
請求項1記載のスパークプラグの製造方法によれば、治具の凹部は、第1方向と反対の第2方向へ向かって次第に内寸が小さくなる縮径部を備えている。縮径部は、第1方向の第1端部の内寸が角の外寸よりも大きく、第2方向の第2端部の内寸が角の外寸と同じである。押え工程により、チップの角の少なくとも一部に治具の縮径部が接触し、治具を介して第1面から第2面へ向かう第1方向へチップが押される。チップの角に縮径部を押し付けると、その反力によって目標位置へ向かってチップを移動させることができるので、溶接前にチップの位置を矯正し易くできる。
請求項2記載のスパークプラグの製造方法によれば、縮径部は、縮径部の中心を通り第1方向へ向けて延びる中心軸に対して回転対称である。よって、請求項1の効果に加え、治具を使ってチップを第1方向へ押すと、縮径部の中心へ向かってチップを移動させ易くできる。
請求項3記載のスパークプラグの製造方法によれば、押え工程において、治具と電極母材とを相対的に回転させながら、チップの角に縮径部を接触させるので、請求項2記載の効果に加え、縮径部の中心へ向かってチップをさらに移動させ易くできる。
請求項4記載のスパークプラグの製造方法によれば、凹部は、縮径部の第2端部に連接される底部を備えている。押え工程において、チップの角に縮径部が接した後、チップの第1面の全体に底部が接するので、チップの角が治具の凹部に押される場合に比べて、治具がチップに加える荷重を分散できる。よって、請求項1から3のいずれかの効果に加え、治具に押されてチップの角が損傷しないようにできる。
請求項5記載のスパークプラグの製造方法によれば、押え工程において、第2端部における縮径部の中心と目標位置とを一致させた状態で、チップの角に縮径部を接触させてチップを第1方向へ押す。その結果、第1方向と直交する方向へ治具を移動させなくても、治具を第1方向へ移動させるだけで、チップの位置を目標位置へ矯正できる。第1方向と直交する方向へ治具を移動させる機構を不要にできるので、請求項1から4のいずれかの効果に加え、治具を移動させる機構を簡素化できる。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態におけるスパークプラグ10の軸線Oを境にした片側断面図である。図1では、紙面下側をスパークプラグ10の先端側、紙面上側をスパークプラグ10の後端側という。
図1に示すようにスパークプラグ10は、絶縁体11、中心電極13(第1電極)、主体金具17及び接地電極18(第2電極)を備えている。絶縁体11は、機械的特性や高温下の絶縁性に優れるアルミナ等により形成された略円筒状の部材である。絶縁体11は、軸線Oに沿って軸孔12が貫通する。
中心電極13は、軸孔12に挿入されて軸線Oに沿って絶縁体11に保持される棒状の電極である。中心電極13は、電極母材14と、電極母材14の先端に接合されるチップ15とを備えている。電極母材14は熱伝導性に優れる芯材が埋設されている。電極母材14は、Niを主体とする合金またはNiからなる金属材料で形成されており、芯材は銅または銅を主成分とする合金で形成されている。なお、芯材を省略して、Niを主体とする合金またはNiからなる金属材料で電極母材14の全体を形成することは当然可能である。
チップ15は、電極母材14よりも耐火花消耗性の高い白金、イリジウム、ルテニウム、ロジウム等の貴金属または貴金属を主体とする合金によって形成されている。本実施の形態では、チップ15はレーザ溶接によって電極母材14に接合されている。
端子金具16は、高圧ケーブル(図示せず)が接続される棒状の部材であり、先端側が絶縁体11内に配置される。端子金具16は、軸孔12内で中心電極13と電気的に接続されている。主体金具17は、内燃機関のねじ穴(図示せず)に固定される略円筒状の金属製の部材である。主体金具17は絶縁体11の外周に固定されている。
接地電極18は、主体金具17に接合される電極母材19と、電極母材19に接合されるチップ20と、を備えている。電極母材19は熱伝導性に優れる芯材が埋設されている。電極母材19は、Niを主体とする合金またはNiからなる金属材料で形成されており、芯材は銅または銅を主成分とする合金で形成されている。なお、芯材を省略して、Niを主体とする合金またはNiからなる金属材料で電極母材19の全体を形成することは当然可能である。
チップ20は、電極母材19よりも耐火花消耗性の高い白金、イリジウム、ルテニウム、ロジウム等の貴金属または貴金属を主体とする合金によって形成されている。電極母材19は中心電極13へ向けて屈曲し、チップ20は火花ギャップを介して中心電極13と対向する。本実施の形態では、チップ20は抵抗溶接によって電極母材19に接合されている。
スパークプラグ10は、例えば、以下のような方法によって製造される。まず、中心電極13を絶縁体11の軸孔12に挿入する。中心電極13は、電極母材14にチップ15が予め溶接されている。中心電極13は先端が軸孔12から外部に露出するように配置される。軸孔12に端子金具16を挿入し、端子金具16と中心電極13との導通を確保した後、予め電極母材19が接合された主体金具17を絶縁体11の外周に組み付ける。電極母材19にチップ20を接合した後、チップ20が中心電極13と軸線O方向に対向するように電極母材19を屈曲して、スパークプラグ10を得る。
図2から図4を参照して、中心電極13の電極母材14とチップ15との溶接方法について説明する。図2は第1実施の形態における治具30及びチップ15の断面図であり、図3は治具30の底面図である。図2の矢印Aは、治具30を介してチップ15を電極母材14に押し付ける力の向き(第1方向)を示し、矢印Bは、第1方向と反対の方向(第2方向)を示す。
図2に示すようにチップ15は、第1面21と、第1面21と反対側の第2面22と、第1面21及び第2面22に接続する側面23と、を備えている。本実施の形態では、チップ15は円柱状に形成されている。第1面21は、火花ギャップを介して接地電極18のチップ20(図1参照)に対向する面であり、第2面22は電極母材14の母材面25に接触する面である。チップ15は、側面23と第1面21とが交わる円形の角24を有している。
電極母材14の母材面25はチップ15が溶接される面であり、溶接の目標位置26が設定されている。チップ15の溶接時に、チップ15の第2面22の中心を目標位置26に一致させることにより、電極母材14に対するチップ15の位置精度を高めることができる。中心電極13の目標位置26に対する接地電極18のチップ20の位置を設定して火花ギャップを管理した上で、目標位置26とチップ15との位置ずれを管理することにより、スパークプラグ10の着火性能を確保できる。目標位置26は、例えば母材面25の中心に設定される。
図2及び図3に示すように治具30は、電極母材14に対してチップ15を第1方向(矢印A方向)へ押し付けることにより、目標位置26に対する溶接前のチップ15の位置の矯正、溶接時のチップ15の位置ずれの抑制、及び、溶接時のチップ15からの放熱の促進を図るための部材である。治具30は、チップ15の角24に接触してチップ15に荷重を加える凹部31を備えている。本実施の形態では、治具30はチップ15の硬度よりも硬度の高い材料で形成されている。
凹部31は、第2方向(矢印B方向)へ向かって内寸が小さくなる縮径部32と、縮径部32に連接される底部35と、を備えている。縮径部32の内寸とは、縮径部32に内接し、且つ、第1方向(矢印A方向)に垂直な仮想の円(縮径部32の一部を円周とする円)の直径をいう。縮径部32は、第1方向の第1端部33と、第2方向の第2端部34とを備えている。底部35は第2端部34に連接されているので、第2端部34における縮径部32の中心36(第2端部34を円周とし、且つ、第1方向に垂直な円の中心)と底部35の中心36とは一致する。
縮径部32は、第2端部34の内寸D2が第1端部33の内寸D1より小さい。内寸D1はチップ15の角24の外寸Eより大きく、内寸D2は外寸Eと同じ大きさである。チップ15の角24の外寸Eとは、チップ15の第1面21(角24)に外接し、且つ、第1方向に垂直な仮想の外接円の直径をいう。本実施の形態では、縮径部32は円錐台状に凹んだ曲面であり、底部35は円形状の平面である。縮径部32は、中心36を通り第1方向へ向けて延びる中心軸37に対して、任意の回転で自身に重なる回転対称な面である。
電極母材14及び治具30は保持装置(図示せず)にそれぞれ取り付けられる。保持装置は、電極母材14及び治具30を、中心軸37を中心にして相対的に回転させ、且つ、母材面25に直交する第1方向および第2方向へ相対的に移動させる。
次に図4を参照して、電極母材14に対してチップ15の位置を矯正する押え工程、及び、位置が矯正されたチップ15を電極母材14に溶接する溶接工程について説明する。図4(a)は押え工程の前半における治具30及びチップ15の断面図であり、図4(b)は押え工程の後半における治具30及びチップ15の断面図である。
図4(a)に示すように押え工程では、まず、縮径部32の中心36を通り第1方向(矢印A方向)へ延びる中心軸37が、電極母材14の目標位置26を通るように、電極母材14に対する治具30の位置を設定する。また、治具30の底部35が、電極母材14の母材面25と平行になるように、電極母材14に対する治具30の角度を設定する。なお、電極母材14の母材面25と治具30との第1方向の距離は、センサ(図示せず)によって検出される。
次に、電極母材15の母材面25の目標位置26付近にチップ15を載せ、母材面25に第2面22を接触させる。次いで、保持装置(図示せず)により治具30の縮径部32をチップ15の角24に接触させ、チップ15に治具30を介して第1方向(矢印A方向)へ相対的に荷重を加えながら、中心軸37を中心にして所望の分だけ、治具30と電極母材14とを相対的に回転させる。縮径部32の傾斜に沿って角24が押されたチップ15は、母材面25を移動して目標位置26に近づく。
チップ15が目標位置26に移動して縮径部32の第2端部34にチップ15の角24が到達すると、チップ15の第1面21の全体に治具30の底部35が接触する。第1方向における電極母材14と治具30との距離は、このときの距離が最も短い。従って、チップ15の第1面21の全体に治具30の底部35が接触したときの電極母材14と治具30との距離(既知の設定値)と、センサの出力結果と、を比較することにより、チップ15が目標位置26の許容範囲にあるか否かが判定される。
その判定の結果、チップ15が目標位置26の許容範囲に到達していない場合には、治具30を第2方向(矢印B方向)へ移動させ、治具30がチップ15に加える荷重を取り除いた後、再び治具30を第1方向(矢印A方向)へ移動させる。チップ15に第1方向の力を加えながら、中心軸37を中心にして所望の分だけ、治具30と電極母材14とを相対的に回転させる。目標位置26の許容範囲にチップ15が到達したと判定されるまで、第1方向の負荷と除荷とを繰り返す。
図4(b)に示すようにチップ15が目標位置26の許容範囲に到達した後は、治具30の底部35をチップ15の第1面21に押し当てる。次いで、目標位置26を中心にして、レーザ溶接機の加工ヘッド(図示せず)と電極母材14及びチップ15とを相対的に回転させ、連続的または間欠的にレーザ光(図示せず)をチップ15と電極母材14との境界に照射する。これにより、電極母材14の目標位置26にチップ15を溶接できる。
なお、溶接前にチップ15の位置を矯正するときの電極母材14に対する治具30の回転数R1は、電極母材14及びチップ15に対するレーザ溶接機の加工ヘッドとの回転数R2以下に設定されるのが好ましい。回転数R1は低くてもチップ15の位置を矯正できるのに対し、回転数R2は高い方が、レーザ光の照射によって形成される溶接部の大きさのばらつきを小さくできるからである。
また、レーザ溶接機の加工ヘッドと電極母材14及びチップ15とを相対的に回転させるときは、電極母材14と一緒に治具30を回転させても良いし、電極母材14と一緒に治具30を回転させなくても良い。電極母材14と一緒に治具30を回転させなくても良い。なお、電極母材14と一緒に治具30を回転させることにより、チップ15の角24や第1面21に治具30が擦れてチップ15に生じる傷を防ぐことができる。
また、レーザ溶接でチップ15を電極母材14に接合する代わりに、抵抗溶接でチップ15を電極母材14に接合することは可能である。チップ15の第1面21の全体に治具30の底部35が接触するので、チップ15と治具30との接触抵抗を小さくできる。従って、治具30と電極母材14との間に通電すると、電極母材14とチップ15との間の接触抵抗に生じるジュール熱で互いを溶融し接着できる。
以上のように治具30の縮径部32は、第1方向(矢印A方向)と反対の第2方向(矢印B方向)へ向かって次第に内寸が小さくなるので、縮径部32を介してチップ15の角24に第1方向の荷重を加えると、母材面25に沿って目標位置26にチップ15が移動する。よって、溶接前にチップ15の位置を矯正できる。
縮径部32は、中心36を通り第1方向(矢印A方向)へ向けて延びる中心軸37に対して回転対称なので、治具30を使ってチップ15を第1方向へ押すと、縮径部32の中心36(第2端部34に内接し、且つ、第1方向に垂直な内接円の中心)へ向かってチップ15を移動させ易くできる。また、押え工程において、治具30と電極母材14とを相対的に回転させながら、チップ15の角24に縮径部32を接触させると、縮径部32の中心36へ向かってチップ15をさらに移動させ易くできる。
押え工程において、チップ15の角24に縮径部32が接した後、チップ15の第1面21の全体に底部35が接するので、チップ15の角24が治具30に押される場合に比べて、治具30とチップ15との接触面積を大きくできる。溶接時に治具30がチップ15に加える荷重を分散できるので、チップ15の角24が損傷しないようにできる。
押え工程において、縮径部32の中心36と目標位置26とを一致させた状態で、チップ15の角24に縮径部32を接触させてチップ15を第1方向(矢印A方向)へ押すので、第1方向と直交する方向へ治具30を移動させなくても、治具30を第1方向へ押すだけで、チップ15の位置を目標位置26へ矯正できる。第1方向と直交する方向へ治具30を移動させる機構や移動量を検出するセンサ等を不要にできるので、治具30を移動させる機構を簡素化できる。
次に図5及び図6を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、治具30が、第1方向の力をチップ15に与えてチップ15の位置を矯正する場合について説明した。これに対し第2実施の形態では、治具50が、第1方向(矢印A方向)及び第1方向に直交する第3方向(矢印C方向)の力をチップ40に加え、チップ40の位置を矯正する場合について説明する。なお、第1実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。
図5は第2実施の形態における治具50を用いた押え工程の前半における治具50及びチップ40の断面図であり、図5(b)は押え工程の後半における治具50及びチップ40の断面図である。図6は治具50及びチップ40を模式的に示す斜視図である。図6では、理解を容易にするため、治具50は凹部51だけが模式的に図示されている。
図6に示すようにチップ40は、角形状の第1面41と、第1面41と反対側の角形状の第2面42と、第1面41及び第2面42に接続する側面43と、を備える角柱状の部材である。チップ40は、側面43と第1面41とが交わる角44を有している。チップ40の角44の外寸Eは、チップ40の第1面41(角44)に外接し、且つ、第1方向に垂直な仮想の外接円45の直径のことをいう。
チップ40は中間材46に溶接される。中間材46は、接地電極18(図1参照、第1電極)の一部であり、Niを主体とする合金またはNiからなる金属材料で略円柱状に形成されている。チップ40は、中間材46の母材面47に第2面42が接した状態で、目標位置48に溶接される。チップ40が溶接された中間材46は、抵抗溶接等によって電極母材19に接合される。中間材46を介してチップ40が接合された電極母材19が屈曲されることで、チップ40は中心電極13(第2電極)と対向する。
図5(a)に示すように治具50は、チップ40の角44に接触してチップ40に荷重を加える凹部51が形成されている。本実施の形態では、凹部51は、球を一つの平面で切り取った球冠の内表面からなる窪みである。凹部51は、第2方向(矢印B方向)へ向かって内寸が小さくなる縮径部52と、縮径部52に連接された底部55と、を備えている。
縮径部52の第1方向の第1端部53の内寸(内径)D1(図6参照)は、チップ40の外寸Eより大きい。縮径部52の第2方向の第2端部54の内寸(内径)D2は、チップ40の外寸Eと同じ大きさである。縮径部52は、第2端部54における縮径部52の中心56(第2端部54に内接し、且つ、第1方向に垂直な円58の中心56)を通り第1方向へ向けて延びる中心軸57に対して、任意の回転で自身に重なる回転対称な面である。中間材46及び治具50は保持装置(図示せず)にそれぞれ取り付けられる。保持装置は、中間材46及び治具50を、中心軸57を中心にして相対的に回転させ、且つ、中心軸57の第1方向(第2方向)及び中心軸57に直交する第3方向(矢印C方向)へ相対的に移動させる。
図5(a)に示すように押え工程では、中間材46にチップ40を溶接する前に、中間材46の目標位置48が、治具50の中心軸57に対して第3方向(矢印C方向)に存在するように、中間材46に対する治具50の位置を設定する。なお、中間材46の母材面47と治具50との第1方向の距離、及び、目標位置48と治具50の中心56との第3方向の距離は、センサ(図示せず)によって検出される。
次に、中間材46の目標位置48が、チップ40の中心に対して第3方向(矢印C方向)に存在するように、中間材46の目標位置48付近にチップ40を乗せ、母材面47に第2面42を接触させる。次いで、治具50の縮径部52をチップ40の角44に押し付けて、治具50の中心56が第3方向(矢印C方向)における目標位置48に到達するまで、第1方向(矢印A方向)及び第3方向(矢印C方向)の力をチップ40に加える。縮径部52の傾斜に沿って角44が押されたチップ40は、母材面47を移動して目標位置48に近づく。
治具50によるチップ40への荷重の付与は、中間材46の母材面47と治具50との第1方向の距離を検出するセンサ(図示せず)の出力、及び、目標位置48と治具50の中心56との第3方向の距離を検出するセンサ(図示せず)の出力が、いずれも許容範囲にあると判定されるまで行われる。縮径部52の第2端部54にチップ40の角44が到達すると、第1方向における中間材46の母材面47と治具50との距離が最短になる。その距離が許容範囲に到達し、且つ、目標位置48の許容範囲にチップ40が到達したと判定されるまで、第1方向および第3方向の負荷と除荷とを繰り返す。
図5(b)に示すようにチップ40が目標位置48の許容範囲に到達した後は、縮径部52をチップ40の角44に押し当てた状態で、レーザ溶接機の加工ヘッド(図示せず)と中間材46及びチップ40とを相対的に回転させ、連続的または間欠的にレーザ光(図示せず)をチップ40と中間材46との境界に照射する。これにより、中間材46の目標位置48にチップ40を溶接できる。従って、第1実施の形態と同様に、溶接時にチップ40を押さえる治具50を利用して、中間材46に対するチップ40の位置を溶接前に矯正できる。
次に図7を参照して第3実施の形態について説明する。第1実施の形態および第2実施の形態では、円環状の曲面で縮径部32,52が形成される場合について説明した。これに対し第3実施の形態では、複数の平面を接続した多面体で凹部61が形成される場合について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図7(a)は第3実施の形態における治具60の底面図であり、図7(b)は治具60及びチップ15の断面図である。
図7(a)及び図7(b)に示すように治具60は、チップ15の角24に接触してチップ15に荷重を加える凹部61が形成されている。凹部61は、二等辺三角形の等辺同士が接続された三角錐の内表面からなる窪みである。凹部61は、第2方向(図7(a)紙面奥側)へ向かって内寸が小さくなる縮径部62と、縮径部62の第2端部64に連接される底部65と、を備えている。
縮径部62の第1方向(図7(a)紙面手前側)の第1端部63の内寸D1は、第1端部63における縮径部62の各面に内接し、且つ、第1方向(矢印A方向)に垂直な仮想の内接円68の直径である。縮径部62の第2端部64は、第2端部64における縮径部62の各面に内接し、且つ、第1方向(矢印A方向)に垂直な仮想の内接円69の直径(内寸D2)が、チップ15の外寸Eと等しい部分である。内寸D1はチップ15の外寸Eよりも大きい。縮径部62は、第2端部64における縮径部62の中心66(内接円69の中心)を通り第1方向へ向けて延びる中心軸67に対して、120°の回転で自身に重なる回転対称な面である。
第3実施の形態における治具60は、縮径部62が中心軸67に対して回転対称なので、第1実施の形態と同様に、中心軸67を中心にして治具60と電極母材14とを相対的に回転させながらチップ15の角24に縮径部62を第1方向(矢印A方向)へ押し付けることにより、チップ15の位置を矯正できる。その後、チップ15は電極母材14に溶接される。また、第2方向(矢印B方向)へ向かって窄む多面体によって凹部61が形成されているので、外寸Eの異なる種々のチップ15に凹部61を当てて荷重を加えることができる。
次に図8を参照して第4実施の形態について説明する。第1実施の形態から第3実施の形態では、平面または曲面が周方向に繋がった縮径部32,52,62を治具30,50,60が備える場合について説明した。これに対し第4実施の形態では、周方向に分かれた縮径部72を治具70が備える場合について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図8は第4実施の形態における治具70及びチップ15を模式的に示す斜視図である。
図8に示すように治具70は、中心軸77から第1方向(矢印A方向)へ向けて広がる3本の棒状の部材により形成されている。治具70の凹部71は、第2方向(矢印B方向)へ向かって内寸が小さくなる縮径部72と、縮径部72の第2端部74に連接される底部75と、を備えている。
縮径部72の第2端部74は、第2端部74における縮径部72の各部に内接し、且つ、第1方向(矢印A方向)に垂直な仮想の内接円79の直径(内寸D2)が、チップ15の外寸Eと等しい部分である。縮径部72の第1方向(矢印A方向)の第1端部73の内寸D1は、第1端部73における縮径部72の各部に内接し、且つ、第1方向(矢印A方向)に垂直な仮想の内接円78の直径である。内寸D1はチップ15の外寸Eよりも大きい。縮径部72は、第2端部74における縮径部72の中心76(内接円79の中心)を通り第1方向へ向けて延びる中心軸77の延長線に対して、120°の回転で自身に重なる回転対称である。
第4実施の形態における治具70は、縮径部72が中心軸77に対して回転対称なので、第1実施の形態と同様に、中心軸77を中心にして治具70と電極母材14とを相対的に回転させながらチップ15の角24に縮径部72を第1方向(矢印A方向)へ押し付けることにより、チップ15の位置を矯正できる。
次に図9を参照して第5実施の形態について説明する。第1実施の形態から第4実施の形態では、治具30,50,60,70の縮径部32,52,62,72が中心軸37,57,67,77に対して回転対称な場合について説明した。これに対し第5実施の形態では、縮径部82が回転対称な中心軸をもたない治具80について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図9(a)は第5実施の形態における治具80の底面図であり、図9(b)は治具80及びチップ15の断面図である。図9(a)では、理解を容易にするために、治具80の凹部81だけが図示されている。
図9(a)及び図9(b)に示すように治具80の凹部81は、第2方向(矢印B方向)へ向かって内寸が小さくなる縮径部82と、縮径部82に連接される底部85と、を備えている。縮径部82の第1方向(図9(a)紙面手前側)の第1端部83は、略楕円形状に形成されている。第1端部83の内寸D1は、第1端部83における縮径部82に内接し、且つ、第1方向に垂直(図9(a)紙面と平行)な仮想の円88の直径である。縮径部82の第2端部84は、第2端部84における縮径部82に内接し、且つ、第1方向(矢印A方向)に垂直な仮想の内接円89の直径(内寸D2)が、チップ15の外寸Eと等しい部分である。内寸D1はチップ15の外寸Eよりも大きい。
チップ15を電極母材14に溶接するときは、まず、縮径部82の中心86(内接円89の中心)を通り第1方向(矢印A方向)へ延びる直線90が、電極母材14の目標位置26を通るように、電極母材14に対する治具80の位置を設定する。次に、電極母材15の母材面25の目標位置26付近にチップ15を乗せた後、治具80と母材面25とを第1方向(矢印A方向)へ相対的に近づけ、縮径部82をチップ15の角24に接触させる。治具80を介してチップ15に第1方向(矢印A方向)の荷重を加え、縮径部82の傾斜を利用してチップ15を移動させ、目標位置26にチップ15を近づける。目標位置26の許容範囲にチップ15が到達したと判定されるまで、第1方向の負荷と除荷とが繰り返される。チップ15の位置を矯正後、チップ15は電極母材14に溶接される。
第5実施の形態における治具80も縮径部82を有しているので、チップ15の角24に縮径部82を押し付け、第1方向(矢印A方向)へ荷重を加えることにより、チップ15の位置を矯正できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、電極母材14や中間材46、チップ15,40の形状や寸法などは一例であり適宜設定できる。
第2実施の形態では、中間材46を介してチップ40を電極母材19に接合する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。中間材46を省略して、チップ40を電極母材19に接合することによって接地電極18(第1電極)を形成することは当然可能である。
第3実施の形態では、3枚の平面を接続して凹部61が形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。4枚以上の平面を接続して凹部を形成することは当然可能である。
第4実施の形態では、真っ直ぐな3本の棒状の部材を接続して凹部71が形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。4本以上の棒状の部材を接続して凹部を形成することは当然可能である。また、曲がった3本以上の棒状の部材を接続して凹部を形成することは当然可能である。棒状の部材に代えて、或いは棒状の部材に加えて、被加工物の周方向に沿って比較的長い幅を有する板状の部材を採用することは当然可能である。板状の部材は、平面をもつもの、曲面をもつもの、いずれも採用できる。
第1から第4実施形態では、治具30,50,60,70とチップ15,40とを中心軸37,57,67,77を中心に相対的に回転させながらチップ15,40に荷重を加える場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。治具30,50,60,70とチップ15,40とを相対的に回転させなくても、治具30,50,60,70を用いてチップ15,40に第1方向(矢印A方向)の力を加えることで、32,52,62,72を利用してチップ15,40の位置を矯正できる。
上記実施の形態では、溶接時に、レーザ溶接機の加工ヘッド(図示せず)と被加工物とを相対的に回転させてレーザ光を被加工物に照射する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。被加工物の周りの周方向の複数の点から被加工物へ向けてレーザ光を照射して溶接することは当然可能である。
なお、上記の各実施形態は、それぞれ、他の実施形態が有する構成の一部または複数部分を、その実施形態に追加し或いはその実施形態の構成の一部または複数部分と交換等することにより、その実施形態を変形しても良い。例えば、第1、第3、第4及び第5実施形態で説明した治具30,60,70,80を、接地電極18にチップ20,40を設けるときに使用することは当然可能である。同様に、第2実施形態で説明した治具50を、中心電極13にチップ15を設けるときに使用することは当然可能である。
また、中心電極13を形成する場合に、第2実施の形態で説明した中間材46を用いることは当然可能である。中間材46を介してチップ15,40を電極母材14に接合して中心電極13(第1電極)を形成できる。
10 スパークプラグ
13 中心電極(第1電極、第2電極)
14 電極母材
15,40 チップ
18 接地電極(第1電極、第2電極)
21,41 第1面
22,42 第2面
23,43 側面
24,44 角
26,48 目標位置
30,50,60,70,80 治具
31,51,61,71,81 凹部
32,52,62,72,82 縮径部
33,53,63,73,83 第1端部
34,54,64,74,84 第2端部
35 底部
36,56,66,76,86 中心
37,57,67,77 中心軸
46 中間材(第1電極の一部)
13 中心電極(第1電極、第2電極)
14 電極母材
15,40 チップ
18 接地電極(第1電極、第2電極)
21,41 第1面
22,42 第2面
23,43 側面
24,44 角
26,48 目標位置
30,50,60,70,80 治具
31,51,61,71,81 凹部
32,52,62,72,82 縮径部
33,53,63,73,83 第1端部
34,54,64,74,84 第2端部
35 底部
36,56,66,76,86 中心
37,57,67,77 中心軸
46 中間材(第1電極の一部)
Claims (5)
- 貴金属を含有するチップが電極母材に接合される第1電極と、前記チップの第1面と火花ギャップを介して対向する第2電極と、を備えるスパークプラグの製造方法であって、
前記チップの前記第1面と反対側の第2面が前記電極母材に接触した状態で、治具を介して前記チップを前記第1面から前記第2面へ向かう第1方向へ押す押え工程と、
前記治具で押えられた前記チップと前記電極母材とを溶接する溶接工程と、を備え、
前記チップは、前記第1面および前記第2面に接続する側面と、
前記側面と前記第1面とが交わる角と、を備え、
前記治具は、前記角に接触させる凹部を備え、
前記凹部は、前記第1方向と反対の第2方向へ向かって次第に内寸が小さくなる縮径部を備え、
前記縮径部は、前記第1方向の第1端部の内寸が前記角の外寸よりも大きく、前記第2方向の第2端部の内寸が前記角の外寸と同じ大きさであり、
前記押え工程は、前記角の少なくとも一部に前記縮径部を接触させて、前記チップを溶接する前記電極母材の目標位置に前記チップを移動させるスパークプラグの製造方法。 - 前記縮径部は、前記縮径部の中心を通り前記第1方向へ向けて延びる中心軸に対して回転対称である請求項1記載のスパークプラグの製造方法。
- 前記押え工程において、前記治具と前記電極母材とを相対的に回転させながら、前記チップの前記角に前記縮径部を接触させる請求項2記載のスパークプラグの製造方法。
- 前記凹部は、前記縮径部の前記第2端部に連接される底部を備え、
前記押え工程において、前記チップの前記角に前記縮径部が接した後、前記チップの前記第1面の全体に前記底部が接する請求項1から3のいずれかに記載のスパークプラグの製造方法。 - 前記押え工程において、前記第2端部における前記縮径部の中心と前記目標位置とを一致させた状態で、前記縮径部を前記角に接触させて前記チップを前記第1方向へ押す請求項1から4のいずれかに記載のスパークプラグの製造方法。
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