JP6513304B1 - 電磁アクチュエータ、開閉器およびスイッチギア - Google Patents

電磁アクチュエータ、開閉器およびスイッチギア Download PDF

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Abstract

簡便な構造で開閉器(1)の高速動作を実現可能な電磁アクチュエータ(3)を提供するとともに、高速動作に伴い発生するチャタリングを抑制可能な開閉器(1)さらには、それを搭載したスイッチギア(51)を提供することを目的とする。電磁アクチュエータ(3)はコイル(22)を挟んで対向するように、可動軸(15)に連結した反発板(21)と可動鉄心(22)とを具備し、開極時には、反発板(21)とコイル(22)との距離は可動鉄心(23)とコイル(22)との距離よりも小さく配置し、可動軸(15)に皿ばね(30)が連結されて可動軸(15)を固定する。コイル(22)に通電されると、可動軸(15)が動作して閉極し、可動鉄心(23)とコイル(22)との距離が小さくなるとともに、皿ばね(30)が反転して可動軸(15)を閉極方向に接圧するように構成した。

Description

本願は、電磁アクチュエータ、電磁アクチュエータにより開閉する開閉器およびそれを搭載したスイッチギアに関するものである。
配電盤内での短絡によって内部アークが発生すると、上位系統の遮断器が動作するまで内部アークは発生し続けるため盤は著しく損傷する虞がある。
そのため、受配電盤内の内部アークを高速検知して高速接地することで内部アークを消滅させ内部アークによる盤の損傷を抑える内部アーク保護システムが開発されている。この内部アーク保護システムに使用される高速接地開閉器として火薬を用いた高速アクチェータが知られているが、動作が1回に限られる。
これに対し、複数回動作可能な電磁アクチュエータを用いた内部アーク保護システムが知られている(例えば特許文献1)。
また、接点を高速かつ複数回動作可能な電磁アクチュエータを搭載した遮断器が例えば特許文献2に記載されている。開極動作では第1のコイルを通電すると反発板に発生する電磁力よって開極方向に動作し、投入ばねが圧縮され、可動軸に連結された可動鉄心が保持機構によって保持される。閉極動作では第2のコイルを通電すると、保持機構の永久磁石の吸力が打ち消されて保持が開放され、可動鉄心が投入ばねによって閉極方向に動作する。
さらに、特許文献3には、別の高速動作可能な遮断器用の電磁アクチュエータが開示されている。動作時(開極)には、第1および第2のコイルが励磁されるが、第1のコイルに近接して配置された反発板内に渦電流を発生させ、第1のコイルの磁界と渦電流による磁界とが反発することで反発板に接続された可動軸が閉極方向に駆動する。この可動軸の駆動により可動鉄心と固定鉄心の距離が縮まり、第2のコイルの電磁力により可動鉄心と固定鉄心に接触する。
特開2010−135323号公報 特開2002−343200号公報(図1) 特開2006−260860号公報(図1)
特許文献1は、高速投入スイッチを実現しつつ、閉極である高速投入時に発生する衝撃および騒音を減少させるために、ケース内部のガスにその衝撃を吸収させるようにダンパー穴を設けている。そのため、棒状の可動電極とそれを受けダンバー穴を有する円筒状の固定電極を具備しており、構造が大型かつ複雑である。
また、特許文献2および特許文献3はいずれも、高速に動作させようとすると、パルス電流用の電源の大型化あるいは閉極時発生する電極間の跳ね返りが大きくなる問題がある。
特に特許文献3は、動作時とは主に遮断(開極)を意味しており、閉極動作に使用する場合、閉極時発生するチャタリングについての考慮はなされていない。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、簡便な構造で開閉器の高速動作を実現するとともに、高速動作に伴い発生するチャタリングを抑制することを目的とする。
本願に開示される電磁アクチュエータは、コイルを貫通する可動軸に連結され、前記コイルを挟んで対向して配置された反発板および可動鉄心と、一端が前記可動鉄心により前記可動軸に連結され、他端が固定された弾性部材とを有し、第一の状態において、前記反発板と前記コイルとの距離は前記可動鉄心と前記コイルとの距離よりも小さく、前記コイルに通電され、前記反発板が前記コイルに反発するように前記可動軸が動作して第二の状態となった時に、前記反発板と前記コイルとの距離は前記可動鉄心と前記コイルとの距離よりも大きくなるとともに、前記弾性部材により前記可動軸の動作方向に前記可動軸が接圧されることを特徴とするものである。
本願に開示される開閉器は、前記電磁アクチュエータと、前記可動軸の前記反発板側の端部に接続された可動電極と接離可能な固定電極とを備えたスイッチ部とを有し、前記第一の状態が開極であり、前記第二の状態が閉極であることを特徴とするものである。
本願に開示されるスイッチギアは、前記開閉器とアーク検出部とを備え、前記アーク検出部によりアークが検出されると前記開閉器により回路を接地するものである。
以上のように構成されたので、簡便な構造で電磁アクチュエータの高速動作を実現することができ、この電磁アクチュエータにより高速に開閉器を動作でき、チャタリングを抑制することができる。
実施の形態1に係る開閉器の開極状態を示した構成図である。 実施の形態1に係る開閉器の閉極状態を示した構成図である。 コイルに流れる電流、可動電極の変位、反発板及び可動鉄心に発生する電磁力の時間変化を示す図である。 実施の形態2に係る開閉器の開極状態を示した構成図である。 実施の形態2に係る開閉器の閉極状態を示した構成図である。 実施の形態3に係る開閉器の開極状態を示した構成図である。 実施の形態3に係る開閉器の閉極状態を示した構成図である。 実施の形態4に係る開閉器の開極状態を示した一部構成図である。 実施の形態4に係る開閉器の閉極状態を示した一部構成図である。 実施の形態4に係る開閉器の閉極状態を示した一部構成図である。 実施の形態4に係る開閉器の開極状態を示した一部構成図である。 実施の形態4に係る開閉器の開極状態を示した一部構成図である。 実施の形態4に係る別の開閉器の開極状態を示した一部構成図である。 実施の形態4に係る別の開閉器の閉極状態を示した一部構成図である。 実施の形態5に係るスイッチギアの概略構成図である。 実施の形態5に係る別のスイッチギアの概略構成図である。
以下、本実施の形態について図を参照して説明する。なお、各図中、同一符号は、同一または相当部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1Aおよび図1Bは、実施の形態1に係る開閉器の構成図で、図1Aは開極状態を示したもので、図1Bは閉極状態を示したものである。
図1Aおよび図1Bにおいて、開閉器1は、固定電極11とこの固定電極11に接離して閉極および開極状態を形成する可動電極12とを真空容器の内部に具備する真空スイッチ2と、この真空スイッチを開閉するために一端に可動電極12の連結された第1の可動軸13を駆動する電磁アクチュエータ3とを有する。
なお、端子4および端子5はそれぞれ真空スイッチ2の外部に設けられ、端子4は固定電極11の固定端に接続され、端子5は第1の可動軸13に接続される。端子4および端子5は真空スイッチ2を回路の開閉に使用する時にそれぞれ高圧側端子、グランド側端子となる。
電磁アクチュエータ3は、第1の可動軸13に絶縁性の接続ロッド14を介して連結された第2の可動軸15を有し、真空スイッチ2側から順に反発板21、コイル22、可動鉄心23、弾性部材である皿ばね30が配置される。
反発板21は第2の可動軸15に連結され、第2の可動軸15とともに軸方向に動作する。コイル22の中空部を挟んで可動鉄心23が第2の可動軸15に連結され、可動鉄心23も第2の可動軸15とともに軸方向に動作する。
図1Aの開極状態においては、反発板21とコイル22との距離は可動鉄心23とコイル22との距離よりも近く、図1Bの閉極状態においては、反発板21とコイル22との距離は可動鉄心23とコイル22との距離よりも遠くなるように配置されている。
皿ばね30は、外周端がばね固定部材31aに固定され、内周端がばね固定部材31bにより第2の可動軸15に固定される。図1Aの開極状態においては、第2の可動軸15は皿ばね30により真空スイッチ2から遠ざかるように接圧される。図1Bの閉極状態では、第2の可動軸15は皿ばね30により真空スイッチ2に近づくように接圧され、真空スイッチ2内の固定電極11と可動電極12が離れないように保持する役割を果たす。
次に、電磁アクチュエータ3の動作について説明する。
まず、図1Aの開極状態において、コイル22に高周波のパルス電流を通電すると磁界が発生し、この磁界によりコイル22に近接配置された反発板21に渦電流が発生する。反発板21に発生した渦電流による磁界は、コイル22に発生した磁界を打ち消そうとする向き、すなわちコイルに発生する磁界と逆向きであるため、反発板21はコイル22から離れる方向に動く。したがって、反発板21に発生する電磁力により反発板21及び反発板21に連結された第2の可動軸15は閉極方向に動く。反発板21がコイルから離れると、反発板21の電磁力が減少する。
コイル22の電磁力は可動鉄心23をコイル22方向に吸引するように働くが、開極状態においては可動鉄心23とコイル22との距離が大きいため、可動鉄心23に発生する電磁力は小さく、反発板21の動作によって、可動鉄心23とコイル22との距離が小さくなると可動鉄心23に発生する電磁力は大きくなっていく。
また、開極状態においては、皿ばね30により第2の可動軸15は固定されているが、コイル22の通電後、可動軸15が所定の距離を駆動すると、図1Bで示されるように、皿ばね30は反転し第2の可動軸15を閉極側に押すように接圧する。
図2は、コイルに流れる電流、可動電極の変位、反発板及び可動鉄心に発生する電磁力の時間変化を示す図である。図において、100はコイル22に通電した時に流れるコイル電流、101は可動電極12の変位、102は反発板21に発生する反発板電磁力、103は可動鉄心23に発生する可動鉄心電磁力である。101の可動電極の変位は、第2の可動軸15の変位に相当する。
コイル22に電流が流れると、反発板21に発生する電磁力102は急峻に立ち上がる。その電磁力102により、変位101に示すように、可動電極12すなわち第2の可動軸15は駆動し始める。その後、反発板21による電磁力102はピークを迎える。
一方、可動鉄心23に発生する電磁力103は反発板21に発生する電磁力102より遅れて立ち上り、ピークを迎える。そのため、閉極位置付近で可動鉄心23の電磁力103が大きくなり、すなわち第2の可動軸15を介して、可動電極12を固定電極11方向に動作させる力が大きくなり、可動電極12が固定電極11に衝突した時のチャタリングを抑制することができる。
なお、図2において、閉極位置付近とは、変位101が平坦になる時間の可動電極12の位置である。
また、可動電極12が固定電極11に衝突した時には、皿ばね30の弾性力により、可動電極12の跳ね返りを抑えるため、チャタリングの一層の抑制を図ることができる。皿ばね30は、閉極時に第2の可動軸15の動作方向に第2の可動軸15を接圧し、チャタリングの抑制に寄与している。
図2で示すように、第2の可動軸15の変位101は衝突後ほぼ振動のないよう平坦に維持される。
図2で示した電磁力の関係は、反発板21においては材料、導電率、可動軸からの径方向の大きさおよび厚さ等で調整することが可能である。材料としては、銅またはアルミニウムが考えられるが、駆動する部材として剛性も考慮すると、銅系の部材が望ましい。大きさは径方向ではコイルの径と同程度であればよい。
可動鉄心23においては、大きさは径方向ではコイルの径と同程度かそれ以内であればよく、装置としての重量、駆動性を考慮して厚さも含め設定すればよい。
開極の動作は以下のとおりである。
固定電極11と可動電極12との間の接点間の通電が停止したことを確認後、開極動作を行う。開極を行う機構として、簡便な手動用の機構を設けてもよい。図示しないが、例えば可動軸15にネジ部を設け、このネジ部を利用して開極方向に駆動する送り機構を取りつければよい。この場合、閉極動作に影響しないように可動軸15に対して着脱可能にするのが望ましい。また、リンク機構を可動軸に取り付け手動で開極できるハンドルを取り付けてもよい。このような機構を用いて、開極状態の位置に可動軸15を移動させれば、弾性部材である皿ばね30により、開極位置で可動軸15は維持される。
以上のように、本実施の形態1によれば、電磁アクチュエータ3はコイル22を挟んで対向するように、第2の可動軸15に連結した反発板21と可動鉄心23とを具備し、第一の状態として、反発板21とコイル22との距離は可動鉄心23とコイル22との距離よりも近くに配置し、第2の可動軸15に皿ばね30を連結して第2の可動軸15を接圧する。コイル22に通電された後、第2の可動軸15が動作し第二の状態になった時に、反発板21とコイル22との距離は可動鉄心23とコイル22との距離よりも遠くなるとともに、かつ皿ばね30が反転して第2の可動軸15を接圧するように構成した。これにより、反発板21と可動鉄心23に働く2種類の電磁力を併用することで、従来よりも高効率に高速動作が可能な電磁アクチュエータを提供できる。
また、可動鉄心23の電磁力は反発板21の電磁力に対して遅れてピークを迎えるため、第2の可動軸15が高速に所定距離を動作した近傍で電磁力を増加させることができ、電極間の跳ね返りを小さくできる。さらに、皿ばね30の弾性力により、第2の可動軸15が所定距離を動作した後、小さい跳ね返りで止まることができる。
また、反発板21および可動鉄心23に電磁力を発生させるコイル22を1つとしたので、従来よりも小型の電磁アクチュエータを提供することができる。
また、実施の形態1によれば、上述の電磁アクチュエータ3の第2の可動軸15に連結して、可動電極12を設け、固定電極11に衝突して閉極動作するように、電磁アクチュエータ3を真空スイッチ2の駆動装置として開閉器1を構成した。これにより、可動鉄心23の電磁力は反発板21の電磁力に対して遅れてピークを迎えるため閉極位置付近の電磁力を増加することができ、可動電極12が固定電極に衝突した時の跳ね返りを抑えチャタリングを抑制することができる。さらに、皿ばね30の弾性力も作用し、チャタリングを一層抑制することができる。
1つのコイルで、反発板21および可動鉄心23に電磁力を発生させる小型の電磁アクチュエータを用いたので、開閉器1の小型化も可能となる。

実施の形態2.
上述の実施の形態1では可動鉄心と弾性部材である皿ばねを別々に設けていたが、本実施の形態2では、可動鉄心と弾性部材である皿ばねを接続して第2の可動軸に連結する例について説明する。
図3Aおよび図3Bは、実施の形態2に係る開閉器の構成図で、図3Aは開極状態を示したものである。図3Bは閉極状態を示したものである。
図3Aおよび図3Bにおいて、開閉器1は、固定電極11とこの固定電極11に接離して閉極および開極状態を形成する可動電極12とを内部に具備する真空スイッチ2と、この真空スイッチを開閉するために一端に可動電極12の連結された第1の可動軸13を駆動する電磁アクチュエータ3とを有する。
電磁アクチュエータ3は、第1の可動軸13に絶縁性の接続ロッド14を介して連結された第2の可動軸15を有し、真空スイッチ2側から順に反発板21、コイル22、可動鉄心24が配置される。
実施の形態1と同様に、反発板21は第2の可動軸15に連結され、第2の可動軸15とともに軸方向に動作する。コイル22の中空部を挟んで可動鉄心24が第2の可動軸15に連結され、可動鉄心24も第2の可動軸15とともに軸方向に動作する。
また、図3Aの開極状態においては、反発板21とコイル22との距離は可動鉄心24とコイル22との距離よりも近く、図3Bの閉極状態においては、反発板21とコイル22との距離は可動鉄心24とコイル22との距離よりも遠くなるように配置されている。
本実施の形態2の可動鉄心24は、皿ばね30の内周端に連結され、皿ばね30を第2の可動軸15と固定する。皿ばね30の外周端は実施の形態1と同様に、ばね固定部材31aに固定され、第2の可動軸15が動作しても外周端の位置は維持される。図3Aの開極状態においては、第2の可動軸15は皿ばね30により真空スイッチ2から遠ざかる位置で接圧される。図3Bの閉極状態においては、第2の可動軸15は皿ばね30により開極状態から反転して真空スイッチ2に近づく位置で接圧され、真空スイッチ2内の固定電極11と可動電極12が離れないように保持する。
電磁アクチュエータ3の動作は実施の形態1と同様である。コイル22に高周波のパルス電流を通電すると磁界が発生し、この磁界による電磁力に対して、反発板21と可動鉄心24に働く2種類の電磁力を併用する。
まず、反発板21の電磁力が立ち上がり、反発板21の動作により第2の可動軸15が駆動される。反発板21の電磁力に対して可動鉄心24の電磁力は遅れてピークを迎えるため、第2の可動軸15が高速に所定距離を動作した近傍、すなわち、可動電極12が固定電極11に接する近傍で電磁力を増加させることができ、電極間の跳ね返りを小さくできる。さらに、皿ばね30の弾性力により、第2の可動軸15を押さえ、所定距離を動作した後、小さい跳ね返りで止まることができる。
実施の形態1では、可動鉄心23と皿ばね30を別々に第2の可動軸15に連結するようにしたが、実施の形態2では可動鉄心24が皿ばね30の内周端側の固定部材を兼ねているため、可動軸方向の長さが短縮され、電磁アクチュエータ3および開閉器1の小型化が可能となる。
一方、実施の形態2では可動鉄心24が皿ばね30の内周端側の固定部材を兼ねているため、可動鉄心23のコイル22に対向する面積が小さくなる。そのため、図2で示した可動鉄心に発生する電磁力を確保するためには、可動鉄心24の面積の確保も重要となる。しかし、皿ばね30の固定部材として可動鉄心24の大きさを考えると、大きくするほど皿ばね30の弾性力の確保が困難になる、あるいは皿ばね30が大型化することになる。
そのため、可動鉄心24の径方向の大きさ、すなわちコイル22に対向する面積は、皿ばね30が大型化しないようにかつ一定の弾性力を確保できる最大限の面積とし、可動鉄心24の厚さを調整すればよい。可動鉄心24に発生する電磁力を確保しつつ、装置、すなわち電磁アクチュエータ3あるいは開閉器1としての重量、駆動性を考慮して設定すればよい。
以上のとおり、本実施の形態2の構成によれば、実施の形態1と同様の効果を奏する。さらに、可動鉄心24と弾性部材である皿ばね30を接続して第2の可動軸15に連結し、可動鉄心24を皿ばね30の内周端側の固定部材として用いたので、実施の形態1の効果に加え、可動軸方向の長さが短縮され、一層小型化された電磁アクチュエータ3あるいは開閉器1を提供することができる。
また、弾性部材である皿ばね30を第2の可動軸15に連結するための部材を可動鉄心24と一体化し兼ねるようにすることで、可動部重量の増加を抑制するとともに、コイル22通電用の電源(図示せず)の大型化も抑制することができる。
実施の形態3.
本実施の形態3では、実施の形態2で示した、可動鉄心と弾性部材である皿ばねを接続して第2の可動軸に連結する別の例について説明する。
図4Aおよび図4Bは、実施の形態3に係る開閉器の構成図で、図4Aは開極状態を示したものである。図4Bは閉極状態を示したものである。
図4Aおよび図4Bにおいて、開閉器1は、固定電極11とこの固定電極11に接離して閉極および開極状態を形成する可動電極12とを内部に具備する真空スイッチ2と、この真空スイッチを開閉するために一端に可動電極12の連結された第1の可動軸13を駆動する電磁アクチュエータ3とを有する。
電磁アクチュエータ3は、第1の可動軸13に絶縁性の接続ロッド14を介して連結された第2の可動軸15を有し、真空スイッチ2側から順に反発板21、コイル22、可動鉄心24が配置される。
実施の形態1と同様に、反発板21は第2の可動軸15に連結され、第2の可動軸15とともに軸方向に動作する。コイル22の中空部を挟んで可動鉄心24が第2の可動軸15に連結され、可動鉄心24も第2の可動軸15とともに軸方向に動作する。
本実施の形態3の可動鉄心24は、皿ばね30の内周端に連結され皿ばね30を第2の可動軸15と固定される役割を持つ可動鉄心24aとコイル22側に突出した可動鉄心凸部24bを有する。
皿ばね30の外周端は実施の形態1及び2と同様に、ばね固定部材31aに固定され、第2の可動軸15が動作しても外周端の位置は維持される。図4Aの開極状態においては、第2の可動軸15は皿ばね30により真空スイッチ2から遠ざかる位置で接圧される。図4Bの閉極状態においては、第2の可動軸15は皿ばね30により開極状態から反転して真空スイッチ2の閉極状態で接圧され、真空スイッチ2内の固定電極11と可動電極12が離れないように保持する。
また、図4Aの開極状態においては、反発板21とコイル22との距離は可動鉄心24aとコイル22との距離よりも近く、図4Bの閉極状態においては、反発板21とコイル22との距離は可動鉄心24aとコイル22との距離よりも遠くなるように配置されている。
電磁アクチュエータ3の動作は実施の形態1及び2と同様である。コイル22に高周波のパルス電流を通電すると磁界が発生し、この磁界による電磁力に対して、反発板21と可動鉄心24に働く2種類の電磁力を併用する。
まず、反発板21の電磁力が立ち上がり、反発板21の動作により第2の可動軸15が駆動される。反発板21の電磁力に対して可動鉄心24の電磁力は遅れてピークを迎えるため、第2の可動軸15が高速に所定距離を動作した近傍、すなわち、可動電極12が固定電極11に接する近傍で電磁力を増加させることができ、電極間の跳ね返りを小さくできる。さらに、皿ばね30の弾性力により、第2の可動軸15を押さえ、所定距離を動作した後、小さい跳ね返りで止まることができる。
次に、可動鉄心の大きさ及び形状について説明する。
可動鉄心に働く吸引力を増加する際には重量増加と、コイルインダクタンス増加によって応答性が低下しないように次の点に気をつける必要がある。コイルインダクタンスが増加しすぎると、図2に示したコイル電流の立ち上がりが低下するため、反発板の電磁力も低下し応答性が逆に悪くなる場合があるからである。
実施の形態1で示した可動鉄心の径はコイルの外径と同程度が望ましく、径が大きすぎると重量およびコイルインダクタンスが増加する。厚さは電磁力に対して強度を考慮する必要がある。
実施の形態2で示した可動鉄心の径はコイルの外径と同程度にすることは難しいため、厚さにより重量増加、コイルインダクタンスの増加、電磁力の強度を調整する。
本実施の形態3で示した凸部を有する可動鉄心24においては、可動鉄心凸部24bの凸部の高さは、凸部の先端が開極位置でコイルと同一面に位置する程度が望ましく、高さが大きすぎると、重量およびコイルインダクタンスが増加する。また、閉極位置において、可動鉄心凸部24bがコイル22の中空部に入り込むように可動鉄心凸部24bの外径はコイル22の内径より小さい。
以上のとおり、本実施の形態3の構成によれば、実施の形態1及び2と同様の効果を奏する。
さらに、可動鉄心24をコイル22の内径に対して凸となる可動鉄心凸部24bを設けたことで、装置を大型化することなく、可動鉄心24の電磁力を向上させ電磁アクチュエータ3全体の出力を向上することができる。
実施の形態4.
実施の形態1から3では、弾性部材として皿ばねを用いた例を示したが、弾性部材は他のものであってもよい。
図5Aおよび図5Bは、実施の形態4に係る開閉器の一部の構成を示した図である。実施の形態1の図1A、図1Bの弾性部材である皿ばね30とばね固定部材31a、31bに代わって、リンク機構32を用いた例を示している。図5Aは開極状態を示したもの、図5Bは閉極状態を示したものである。
図において、リンク機構32は、ばね33とばね33の一端を回転自由な状態で固定する固定部材34aと、ばね33の他端を第2の可動軸15に回転自由な状態で固定する固定部材34bとを備える。図5Aの開極位置と図5Bの閉極位置ではばね33の方向が変わることで、第2の可動軸15に作用する力の向きが反転する。
例えば、ばね33が圧縮ばねの場合、開極位置では開極方向に、閉極位置では閉極方向に接圧するように第2の可動軸15にばね33の力が作用する。
また、図5Cはリンク機構32を第2の可動軸15に対して対称な位置に複数配置した時の閉極状態の例であるが、このように配置すると、第2の可動軸15の軸方向に均等な力を付与することができる。
さらに、実施の形態2で示した皿ばねのように、第2の可動軸15に連結する可動鉄心24にばね33の固定部材34bを設けるようにしてもよい。図5Dおよび図5Eは、第2の可動軸15に連結する可動鉄心24にばね33の固定部材34bを設けた時の開極状態を示す例である。
図5Dおよび図5Eにおいて、可動鉄心24に、実施の形態3のように可動鉄心凸部24bを設けてよいことはいうまでもない。
次に、磁気ラッチ機構を用いた例について説明する。
図6Aおよび図6Bは、実施の形態4に係る開閉器の一部の別の構成を示した図である。実施の形態1の図1A、図1Bの弾性部材である皿ばね30とばね固定部材31a、31bに代わって、磁気ラッチ機構35を用いた例を示している。図6Aは開極状態を示したもの、図6Bは閉極状態を示したものである。
図において、磁気ラッチ機構35は第2の可動軸15に連結された吸着板36が永久磁石38の磁力で固定鉄心39に吸着保持されることで閉極ばね37を圧縮した状態で開極状態を保つ。一方、閉極動作時に吸着板36がひきはがされると、永久磁石38と吸着板36との間のギャップが大きくなるため磁力が弱まり、閉極方向に閉極ばね37の力が可動軸15に作用する。
なお、吸着板36は、磁性材料からなり、抵抗率の高いものが望ましい。本実施の形態では鉄系の吸着板を使用した。
以上のとおり、皿ばねを用いない弾性部材として、リンク機構を用いた例および磁気ラッチ機構を用いた例を示した。いずれも皿ばねと同様に、開極位置で開極方向に、閉極位置で閉極方向に、可動軸15に力を加えることが可能である。
以上のとおり、本実施の形態4の構成によれば、実施の形態1から3と同様の効果を奏する。
なお、上述の実施の形態2から4において、開極動作は省略したが、実施の形態1と同様な動作で行うことができることはいうまでもない。
実施の形態5.
本実施の形態5では、実施の形態1から4に記載の開閉器を高速スイッチとして搭載したスイッチギアの例について説明する。
図7は、実施の形態5に係るスイッチギア51の構成を示した概略図である。
図において、上位系統との間に設けられた遮断器44と遮断器44の下流に接続された電流センサ42を有する。入力された電力は下流へと送られ、それぞれ下流の遮断器61、62を介して下位の配電盤へと接続される。
下流の遮断器61、62に並列に接続された開閉器1が設けられ、アーク発生位置40をアーク検出部41が検出すると、その信号を受けて動作する。
なお、下流の遮断器61、62は2個の例を示したが、2個に限るものではない。
図において、開閉器1は実施の形態1から4で示した開閉器1のいずれかに相当する。
図中、端子4aに開閉器1の端子4が、端子5aに開閉器1の端子5が接続され、端子4aが高圧側端子、端子5aがグランド側端子となる。開閉器1はスイッチギア51に搭載された場合、端子5aをグランド側端子とするため、第1の可動軸13と第2の可動軸15とを接続する接続ロッド14は絶縁材料でなくてもよい。
次に動作について説明する。
アーク発生位置40で短絡が発生し、アークが発生すると、電流センサ42は電流の変動を検知する。電流センサ42の情報をアーク検出部41が受けると開閉器1の制御系統(図示せず)に閉極の指令を送り、開閉器1は閉極する。スイッチギア51内の回路が接地され、短絡電流はグランドに流れ、アークは速やかに消弧する。
短絡事故が発生すると、上流の遮断器44で電力を遮断するまで、上流から電流が供給されることになり、アークによってスイッチギア51内の損傷が進んでしまう。そのため、遮断器44の動作までの間、高速で短絡電流を接地することが望まれている。高速で、短絡電流を接地できれば、スイッチギア51内の機器の再利用も可能となる。
本実施の形態によれば、実施の形態1から4で示したいずれかの開閉器1を高速スイッチとして搭載しているので、アーク発生後高速に接地することができるとともに、閉極時のチャタリングが抑制されているので、高速スイッチとしての再生、複数回使用も可能となる。さらに、開閉器は盤内に設置されるので、小型化が求められているが、本実施の形態による開閉器1であれば、従来のものより小型化されており、その点でも充足する。
図7では、アーク検知の方法として、既存の電流センサを用いて短絡電流による電流変動を検知する例を示したが、図8のように、アークを光で検知してもよい。
図8は別のスイッチギア51の構成を示した概略図である。図において、アーク検出センサ43は、短絡事故が発生すると、アーク発生位置40のアークによる光を検知し、その情報をアーク検出部41に送る。アーク検出部41は、開閉器1の制御系統(図示せず)に閉極の指令を送り、開閉器1は閉極する。短絡電流はグランドに流れ、アークは速やかに消弧する。
なお、図7の電流センサ42と図8の光を検知するアーク検出センサ43とを併用してアークの発生を検出するようにしてもよい。また、アークを検出することができれば、電流または光を検出する方法でなくてもよい。
アーク検出部41は、例えば事前にスイッチギア51内に流れる定常時の電流値及び許容可能な変動の範囲等を有しており、アーク発生時の電流センサ42で検知した値と比較して、アーク発生の判断を行う。また、アーク検出部41は、例えばアークによる発光のデータを保有しており、アーク検出センサ43による発光情報からアーク発生の判断を行う。アーク検出部41は、アーク発生と判断した場合、開閉器1に閉極指令を送る。
なお、図7、8においてアーク検出部41からの信号は開閉器1に送られているが、同時に遮断器44にも送られる。高速スイッチである開閉器1により短絡電流を接地し、アークを消弧するが、その後遮断器44により上流から遮断されて、スイッチギア51は保護される。
遮断器44による遮断まで、開閉器1の可動電極12は可動鉄心の電磁力または弾性部材により閉極方向に接圧される。
事故後の復旧作業に伴う開極の動作は以下のとおりである。停電した状態であれば開極時は低速でよいため、可動軸に手動開極用の機構を取り付ければよい。図示しないが、例えば、可動軸15に設けたネジ部を設け、このネジ部を利用して開極方向に駆動する送り機構を取りつければよい。閉極動作に影響しないように可動軸15に対して着脱可能にするのが望ましい。他にもリンク機構を可動軸に取り付け手動で開極できるハンドルを取り付けてもよい。
以上のとおり、本実施の形態5の構成によれば、高速スイッチとして実施の形態1から4に記載の開閉器のいずれかを搭載したスイッチギア51であるので、開閉器は小型化されており、スイッチギア51の所定の盤内に設置することができる。また、開閉器の電磁アクチュエータは高速に動作し、開閉器を閉極するので、アーク発生時のアークを速やかに消弧し、スイッチギア51内の損傷を低減できる。また、搭載された開閉器はチャタリングが抑制されているため、閉極しても可動電極と固定電極の接触面の損傷も低減されるため、複数回の使用が可能となる。
さらに、アーク発生事故を速やかに鎮静化できるため、事故後の復旧時間の短縮および動作確認を可能とし、信頼性の高いスイッチギアを提供することが可能となる。
上述の実施の形態1から5において、開閉器1は真空スイッチ2を有するもので説明したが、電極を真空容器内に配置した真空スイッチであれば、開極時のギャップを小さくすることができるという利点がある。
スイッチギアとしてあるいは配電盤として比較的低圧の定格電圧のもの、例えば400V程度以下であれば、真空スイッチを用いなくても、ガスまたは空気を封入したスイッチであってもよい。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1:開閉器、 2:真空スイッチ、 3:電磁アクチュエータ、 4、4a、5、5a:端子、 11:固定電極、 12:可動電極、 13:第1の可動軸、 14:接続ロッド、 15:第2の可動軸、 21:反発板、 22:コイル、 23、24、24a:可動鉄心、 24b:可動鉄心凸部、 30:皿ばね、 31a、31b:ばね固定部材、 32:リンク機構、 33:ばね、 34a、34b:固定部材、 35:磁気ラッチ機構、 36:吸着板、 37:閉極ばね、 38:永久磁石、 39:固定鉄心、 40:アーク発生位置、 41:アーク検出部、 42:電流センサ、 43:アーク検出センサ、 44:遮断器、 51:スイッチギア、 61、62:遮断器、 100:コイル電流、 101:変位、 102:反発板電磁力、 103:可動鉄心電磁力。

Claims (6)

  1. コイルを貫通する可動軸に連結され、前記コイルを挟んで対向して配置された反発板および可動鉄心と、一端が前記可動鉄心により前記可動軸に連結され、他端が固定された弾性部材とを有し、第一の状態において、前記反発板と前記コイルとの距離は前記可動鉄心と前記コイルとの距離よりも小さく、前記コイルに通電され、前記反発板が前記コイルに反発するように前記可動軸が動作して第二の状態となった時に、前記反発板と前記コイルとの距離は前記可動鉄心と前記コイルとの距離よりも大きくなるとともに、前記弾性部材により前記可動軸の動作方向に前記可動軸が接圧されることを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 前記可動鉄心は前記可動軸に沿ってコイル方向に突出した凸部を有し、前記可動鉄心の凸部の外径はコイルの内径よりも小さいことを特徴とする請求項に記載の電磁アクチュエータ。
  3. 前記弾性部材は、皿ばねであることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁アクチュエータ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の電磁アクチュエータと、
    前記コイルを貫通し前記反発板および前記可動鉄心と連結された前記可動軸の前記反発板側の端部に連結された可動電極と前記可動電極と接離可能な固定電極とを備えたスイッチ部とを有し、前記第一の状態が開極であり、前記第二の状態が閉極であることを特徴とする開閉器。
  5. スイッチ部は前記可動電極と前記固定電極とが真空容器に収納された真空スイッチであることを特徴とする請求項4に記載の開閉器。
  6. 請求項4または5に記載の開閉器とアーク検出部とを備え、前記アーク検出部によりアークが検出されると前記開閉器により回路を接地するスイッチギア。
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