JP2019186162A - 開閉器の電磁操作装置、並びに、それを用いる高速投入器、真空遮断器およびスイッチギヤ - Google Patents

開閉器の電磁操作装置、並びに、それを用いる高速投入器、真空遮断器およびスイッチギヤ Download PDF

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Takashi Sato
隆 佐藤
小林 将人
Masahito Kobayashi
将人 小林
深大 佐藤
Shindai Sato
深大 佐藤
大内茂俊
Shigetoshi Ouchi
茂俊 大内
土屋 賢治
Kenji Tsuchiya
賢治 土屋
邦彦 富安
Kunihiko Tomiyasu
邦彦 富安
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【課題】電源容量を増大することなく、高速動作できる開閉器の電磁操作装置を提供する。【解決手段】開閉器の可動電極32bを操作する電磁操作装置が、可動電極32bを操作する磁性ロッド48と、磁性ロッド48に設けられる可動磁性円板42およびショートリング49と、可動磁性円板42を引き付けて、磁性ロッド48の動きを拘束する永久磁石41と、ショートリング49に反発力を発生させる磁束を発生する電磁反発コイル45と、磁性ロッド48および可動磁性円板42を通る、電磁反発コイル45の磁束の磁路Bを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、受電用や配電用の開閉器を操作する電磁操作装置、並びに、それを用いる高速投入器、真空遮断器およびスイッチギヤに関する。
高速投入器、真空遮断器などの受電・配電用開閉器の可動電極を駆動して、可動電極および固定電極の開極および閉極を操作する電磁操作装置には、高速応答性が要求される。
これに対し、特許文献1に記載の従来技術が知られている。本従来技術では、永久磁石ラッチ部と電磁反発機構部を直線状に配置することで、動作時間を短縮している。
国際公開第2015/129115号
上記従来技術では、永久磁石ラッチ部と電磁反発機構部を直線状に配置することで、電磁反発力の伝達ロスと可動部重量を低減することで動作時間を短縮している。しかし、永久磁石ラッチを電磁反発力のみで引き外しているため、永久磁石ラッチ力が大きくなるほど、電磁反発機構の電源容量を大きくしなければならない。
そこで、本発明は、電源容量を増大することなく、高速動作できる開閉器の電磁操作装置を提供するとともに、この電磁操作装置を用いる高速投入器、真空遮断器およびスイッチギヤを提供する。
上記の課題を解決するために、本発明による開閉器の電磁操作装置は、開閉器の可動電極を操作するものであって、可動電極を操作する磁性ロッドと、磁性ロッドに設けられる可動磁性円板およびショートリングと、可動磁性円板を引き付けて、磁性ロッドの動きを拘束する永久磁石と、ショートリングに反発力を発生させる磁束を発生する電磁反発コイルと、磁性ロッドおよび可動磁性円板を通る、電磁反発コイルの磁束の磁路を有する。
また、上記の課題を解決するために、本発明による開閉器の電磁操作装置は、開閉器の可動電極を操作するものであって、可動電極を操作する磁性ロッドと、磁性ロッドに設けられる可動磁性円板およびショートリングと、可動磁性円板を引き付けて、磁性ロッドの動きを拘束する永久磁石と、ショートリングに反発力を発生させる磁束を発生する電磁反発コイルと、磁性ロッドの周囲に位置する磁性筒と、磁性筒の二つの開口部を塞ぐ、第1の固定磁性円板と第2の固定磁性円板と、を備え、磁性ロッドは、磁性筒の内と、第1の固定磁性円板と、第2の固定磁性円板とを通り、永久磁石は、第1の固定磁性円板上に位置し、電磁反発コイルは、第2の固定磁性円板上に位置し、第2の固定磁性円板上には、電磁反発コイルに隣接して、磁脚が配置され、第2の固定磁性円板と、磁性筒と、第1の固定磁性円板と、磁脚と、可動磁性円板と、磁性ロッドとを通る、電磁反発コイルの磁束の磁路を有する。
上記の課題を解決するために、本発明による高速投入器は、開閉器として、固定電極および可動電極を備える真空バルブを備え、かつ可動電極を操作する操作機構部を備えるものであって、真空バルブは、操作機構部の上方に、操作機構部と同軸に位置し、操作機構部は、上記いずれかの本発明による開閉器の電磁操作装置からなり、電磁反発コイルが通電すると、真空バルブの固定電極および可動電極が開極状態から閉極状態に移行する。
上記の課題を解決するために、本発明による真空遮断器は、固定電極および可動電極を備える真空バルブを備え、かつ可動電極を操作する操作機構部を備えるものであって、真空バルブは、操作機構部の下方に、操作機構部と同軸に位置し、操作機構部は、上記いずれかの本発明による開閉器の電磁操作装置からなり、電磁反発コイルが通電すると、真空バルブの固定電極および可動電極が閉極状態から開極状態に移行する。
上記の課題を解決するために、本発明によるスイッチギヤは、受電部と接地電位との間に、電気的に接続される高速投入器を備え、高速投入器が本発明による高速投入器である。
本発明によれば、電源容量を増大することなく、電磁操作装置の動作速度を向上できる。これにより、高速投入器、真空遮断器およびスイッチギヤの動作を高速化できる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施例1の高速投入器の構成を示す縦方向断面図である。 実施例1の高速投入器の主要部の構成を示す縦方向断面図である。 実施例1の高速投入器(遮断状態)の主要部の構成を示す縦方向断面図である。 図3における操作機構部を示す部分拡大図である。 実施例1の高速投入器(投入状態)の主要部の構成を示す縦方向断面図である。 実施例1の高速投入器が用いられるスイッチギヤの構成を示す。 実施例2のスイッチギヤの構成を示す。 実施例3の高速投入器(投入状態)の主要部の構成を示す縦方向断面図である。 実施例4の真空遮断器(投入状態)の主要部の構成を示す縦方向断面図である。
以下、本発明の実施形態について、下記の実施例1〜4により、図面を用いながら説明する。なお、各図において、参照番号が同一のものは同一の構成要件あるいは類似の機能を備えた構成要件を示している。
実施例1について図1〜5を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例1である高速投入器の構成を示す縦方向断面図である。なお、高速投入器は、スイッチギヤに地絡事故が発生した場合に投入される開閉器である。これにより、地絡電流を高速投入器側へ転流させ、スイッチギヤを保護する。
図1に示すように、本実施例1の高速投入器は、ケース10と絶縁フレーム130から構成される筐体内に、投入用真空バルブ32を含む主回路部と、投入用真空バルブ32の可動電極32bを直線的に駆動し、固定電極32aと可動電極32bを開極および閉極する操作機構部とを備えている。なお、絶縁フレーム130は、樹脂などの固体絶縁体からなる。
主回路部において、投入用真空バルブ32の固定電極32aに、絶縁フレーム130に固定的に支持される固定側導体133が電気的に接続され、投入用真空バルブ32の可動電極32bに、フレキシブル導体121を介して、絶縁フレーム130に支持される可動側導体134が電気的に接続される。また、主回路部における固定側導体133および可動側導体134には、それぞれ、電力ケーブルの接続部となる断路部131および断路部132が取り付けられる。
操作機構部は、永久磁石の吸引力により、磁性ロッド48の動きを拘束して、磁性ロッド48の位置を、固定電極32aと可動電極32bを開極させる位置に保持する永久磁石ラッチ部52と、電磁反発コイルの通電に伴う電磁反発力により、磁性ロッド48を、固定電極32aと可動電極32bを閉極させる方向に直線的に駆動する電磁反発機構部54を有する。これら永久磁石ラッチ部52および電磁反発機構部54は、磁性ロッド48を中心軸として同軸に、かつ直列状に隣接配置される。
また、永久磁石ラッチ部52および電磁反発機構部54、すなわち操作機構部は、投入用真空バルブ32とも同軸に配置される。なお、本実施例1において、投入用真空バルブ32は、高速投入器の高さ方向において、操作機構部の上方に配置される。これにより、電磁反発機構部54が非通電であり、かつ永久磁石ラッチ部52が働いて磁性ロッド48が静止している場合に、高速投入器は通常状態(遮断状態)となり、電磁反発機構部54が通電されて、磁性ロッド48が高速投入器の高さ方向において上方に駆動される場合、高速投入器は投入状態となる。
投入ばね57は、磁性ロッド48の可動軸方向両端の内、一端は絶縁ロッド114を介して可動電極32bに機械的に接続され、他端は、投入ばね57に接し、磁性ロッド48の可動軸方向に、投入ばね57のばね力を受ける。投入ばね57は、固定電極32aと可動電極32bが開極している時、磁性ロッド48によって押圧され、磁性ロッド48に対し、固定電極32aと可動電極32bを閉極させる方向にばね力を与える。
なお、操作機構部の電磁反発機構部54側において、投入ばね57に接する磁性ロッド48の端部に、図示されない、ばね受け板を設けても良い。また、投入ばね57に隣接して、投入ばね57の伸縮を案内する、ばねガイド部を設けても良い。これらにより、投入ばね57によって磁性ロッド48を安定に押圧することができる。
磁性ロッド48は、鉄などの磁性体からなり、絶縁ロッド114を介して、可動電極32bに、同軸に、機械的に接続される。上述のように、永久磁石ラッチ部52および電磁反発機構部54は同軸に配置され、かつ、磁性ロッド48、絶縁ロッド114、可動電極32bが同軸に配置されることにより、リンク機構を用いずに、磁性ロッド48が永久磁石ラッチ部52および電磁反発機構部54によって直接的にラッチされるとともに直接的かつ直線的に駆動される。結果、可動電極32bが、絶縁ロッド114を介して、磁性ロッド48によって、直接的にかつ直線的に駆動される。このため、可動電極32bの操作速度が向上する。
電磁反発機構部54における電磁反発コイル45は、コンデンサ16に蓄電される直流電力によって通電されて励磁される。電磁反発コイルの通電および非通電は、制御回路18によって制御される。なお、コンデンサ16および制御回路18は、ケース10内に格納される。
次に、操作機構部の構成および動作について、図2〜5を用いて説明する。
図2は、実施例1である高速投入器の主要部、すなわち図1における投入用真空バルブ32と操作機構部の構成を示す縦方向断面図である。図2において、高速投入器は遮断状態であり、固定電極32aおよび可動電極32bは開極状態にある。
図2に示すように、本実施例1における操作機構部は、磁性筒47の上端開口部を塞ぐ固定磁性円板44などから構成される永久磁石ラッチ部52を備える。磁性筒47の下端開口部は、固定磁性円板46によって塞がれる。この固定磁性円板46上の磁性筒47内には、電磁反発機構部54が設けられる。磁性ロッド48は、磁性筒47内を通る。すなわち、磁性筒47は、磁性ロッド48の周囲において、磁性ロッド48と同軸に位置する。
なお、永久磁石ラッチ部52は、磁性筒47と同軸に配置される筒状のキャップ40によって覆われる。これにより、永久磁石を備える永久磁石ラッチ部52に、塵埃が付着することが防止される。キャップ40は、非磁性金属、もしくは樹脂などの絶縁体からなる。
キャップ40および固定磁性円板44,46の各中央部の孔部を磁性ロッド48が貫通し、磁性ロッド48はこれら孔部に案内されて、直線状に駆動される。なお、絶縁ロッド114は、樹脂などの固体絶縁体からなる。
図2に示すように、永久磁石ラッチ部52において、固定磁性円板44の中心部を、磁性ロッド48が、直線状に駆動可能なように、貫通する。固定磁性円板44の表面上には、磁性ロッド48の周りに同心状に隣接配置されるリング状の永久磁石41が固定される。また、固定磁性円板44の同表面上には、リング状の永久磁石41の外側に、永久磁石41に隣接して位置する同心リング状の磁脚43が固定される。磁性ロッド48には、可動磁性円板42が同軸に固定される。この可動磁性円板42は、固定磁性円板44および永久磁石41に対向し、固定磁性円板44および永久磁石41よりも可動電極32bの近くに位置する。
ここで、磁性筒47、固定磁性円板46、磁脚43および可動磁性円板42は、鉄などの磁性体からなる。
図2に示すような、固定電極32aおよび可動電極32bの開極保持状態では、後述の電磁反発コイル45は非通電状態であり、永久磁石41の磁力Fmによって、可動磁性円板42が永久磁石41に引きつけられることにより、磁性ロッド48の位置が、固定電極32aと可動電極32bを開極させる位置に保持される。この時、可動磁性円板42は磁脚43と接触するので、永久磁石41と可動磁性円板と磁脚43と固定磁性円板44を通る周回経路で、磁路Aが形成される。
ここで、永久磁石41の磁力Fmの大きさは、投入ばね57の付勢力Fsよりも大きな値に設定される。従って、投入用真空バルブ32の開極状態すなわち遮断状態が維持される。
磁脚43は、可動磁性円板42に固定されて、可動磁性円板42とともに駆動されても良い。なお、本実施例1では、上述のように、磁脚43は固定磁性円板44に固定されるので、可動部重量が軽量化される。
また、図2に示すように、電磁反発機構部54において、ショートリング49(短絡環)が磁性ロッド48に同軸に固定されるとともに、磁性筒47内に位置する電磁反発コイル45が固定磁性円板46上に固定される。ショートリング49は、固定電極32aおよび可動電極32bの開極状態では、電磁反発コイル45上において、電磁反発コイル45に近接している。また、電磁反発コイル45の巻線は、磁性ロッド48の周りに巻き回される。なお、巻線を巻き回したボビンを、固定磁性円板46上に固定しても良い。
ショートリング49は、非磁性の導体、例えば銅、アルミニウム、非磁性合金板などの板材からなる。このため、電磁反発コイル45が通電され、コイル磁束が発生すると、ショートリング49内に渦電流が発生する。渦電流によって、コイル磁束を打ち消す方向の磁束がショートリング49に発生するので、ショートリング49と電磁反発コイル45との間に反発力が生じる。この反発力によって磁性ロッド48が直線的に駆動される。
永久磁石ラッチ部52および電磁反発機構部54の配置は、図2の配置とは上下逆にしても、本実施例1と同様のラッチ機能および操作機能が得られる。
図3は、実施例1である高速投入器の主要部の構成を示す縦方向断面図である。図3において、高速投入器は、図2と同様に遮断状態である。さらに、図3は、電磁反発コイル45が通電して励磁された瞬間における高速投入器の状態を示す。
電磁反発コイル45が発生する磁束が、ショートリング49を通る(磁路C)。このため、ショートリング49を通る磁束が大きく変化する。これにより、上述のように、ショートリング49に渦電流が発生して、ショートリング49と電磁反発コイル45との間に電磁反発力(図3中の「Fe」)が生じる。
電磁反発力Feの大きさは、電磁反発コイル45の非通電時(図2)における永久磁石41による磁力Fmと投入ばね57の付勢力Fsとの差分の大きさよりも大きな値に設定される。従って、電磁反発コイル45が通電されると、ショートリング49に作用する電磁反発力Feによって、磁性ロッド48が直線的に駆動される。
また、電磁反発コイル45が発生する磁束の一部は、固定磁性円板46と磁性筒47と磁脚43と可動磁性円板42と磁性ロッド48を通る(磁路B)。この様子について、次に説明する。
図4は、図3における操作機構部を示す部分拡大図である。図中において、磁路A,B,Cを示すとともに、磁路中の磁束の向きを矢印で示す。
図4に示すように、本実施例1では、可動磁性円板42中において、磁路Aを通る磁束(磁石磁束)の向きと、磁路Bを通る磁束(コイル磁束の一部)の向きとが、磁石磁極の配置やコイル電流の向きなどによって、互いに逆方向に設定される。これにより、電磁反発コイル45が通電されると、永久磁石41が可動磁性円板42を引きつける磁力Fmが、非通電時よりも弱められる。このため、投入ばね57の付勢力Fsと電磁反発力Feの合力と、磁力Fmとの差分、すなわち磁性ロッド48の駆動力が増加する。これにより、磁性ロッド48の駆動速度が向上する。
なお、図4および図3に示すように、本実施例1においては、固定磁性円板44の中央部に設けられ、磁性ロッド48が貫通する孔部において、磁性ロッド48と孔部における内壁面との間に空隙部を設けている。これにより、可動磁性円板42を通らず、磁性筒47と固定磁性円板44と磁性ロッド48とを通る磁路の磁気抵抗が大きくなるので、電磁反発コイル45が発生する磁束の一部は、この磁路はほとんど通らず、磁路Bの方を通る。このため、コイル磁束の一部は、確実に、可動磁性円板42における磁石磁束のキャンセルに寄与する。
なお、図4において、この空隙部は、孔部の直径が、固定磁性円板44における永久磁石41との接触面から、この接触面の裏面に向って拡大するように設けられる。従って、図4のような縦方向断面で見れば、孔部における固定磁性円板44の内壁面に、この内壁面と、固定磁性円板44における永久磁石41との接触面とが鋭角をなすように、テーパーが付けられている。これにより、永久磁石41と固定磁性円板44との接触面を低減することなく、従って、永久磁石41を固定磁性円板44に安定に固定しつつ、空隙部を設けることができる。また、比較的容易な機械加工法により、空隙部を形成できる。
図5は、実施例1である高速投入器の主要部の構成を示す縦方向断面図である。図5において、高速投入器は、投入状態である。
前図4に示すように電磁反発コイル45が通電されて磁性ロッド48が直線的に駆動されると、本図5に示すように、投入用真空バルブ32における固定電極32aおよび可動電極32bは、閉極状態になる。開極状態(図4)から閉極状態(図5)に移行すると、可動磁性円板42は永久磁石41から離れる。また、電磁反発コイル45は非通電状態となる。従って、可動磁性円板42に永久磁石41の磁力Fm(図4)は実質的に作用しない。また、ショートリング49に対して作用する電磁反発力Fe(図4)は発生しない。さらに、投入ばね57は伸びきらず、すなわち投入ばね57の長さは自然長より短く、付勢力Fsが残存している。従って、投入ばね57の付勢力Fsによって、固定電極32aおよび可動電極32bが良好な電気的接触状態で閉極するとともに、閉極状態すなわち高速投入器の投入状態が保持される。
なお、本実施例1の高速投入器は、図示しない遮断手段、例えば手動レバーや遮断用外付け電磁石によって、投入状態(図5)から遮断状態(図3)に戻すことができる。
図6は、本実施例1の高速投入器が用いられるスイッチギヤの構成を示す。
図6に示すように、スイッチギヤの筐体内において、真空遮断器156および本実施例1の高速投入器157が、それぞれ遮断器室154および高速投入器室152に配置される。また、受電用ケーブル160および配電用ケーブル161が、スイッチギヤの筐体内において、それぞれケーブル室155Aおよびケーブル室155Bに配置される。受電用ケーブル160は、高速投入器157における投入用真空バルブの固定電極と電気的に接続されるとともに、スイッチギヤの筐体内における母線室153に配置される母線162を介して真空遮断器156における遮断用真空バルブの固定電極に電気的に接続される。配電用ケーブル161は、遮断用真空バルブの可動電極に電気的に接続される。なお、投入用真空バルブの可動電極は接地電位に電気的に接続される。
スイッチギヤの筐体前面(図6中、右側)には扉が設けられ、扉を開けると、高速投入器157および真空遮断器156の前面に設けられて、スイッチ類などを備える操作パネルが露出する。保守点検時には、扉を開けて、高速投入器157および真空遮断器156を引き出すことができる。また、スイッチギヤの筐体背部(図6中、左側)には、上述のケーブル室155A、ケーブル室155Bおよび母線室153が位置し、この背部内に、上述の受電用ケーブル160、配電用ケーブル161および母線162が位置する。
図6に示すスイッチギヤでは、スイッチギヤが正常な状態の場合、高速投入器157は遮断状態である。これに対し、スイッチギヤの内部で地絡事故が発生した場合、高速投入器157は、電磁反発コイルを通電することにより、高速に投入状態へ移行する。これにより、地絡電流が高速投入器157へ高速に転流されるので、スイッチギヤの損傷を確実に回避することができる。
上述の実施例1によれば、投入用真空バルブ32の開閉を操作する磁性ロッド48を駆動するために電磁反発コイル45が発生する磁束の一部によって、永久磁石ラッチ部52の磁石磁束が相殺される。これにより、永久磁石ラッチ部52のラッチ機能をもたらす永久磁石41の磁力を実質的に弱めながら磁性ロッド48が駆動されるので、電磁反発機構の電源容量を増大することなく、操作機構部の動作速度が向上する。従って、電磁反発コイル45の電源であるコンデンサ10(図1)の静電容量を増大することなく、すなわち高速投入器の装置サイズを増大することなく、高速投入器の動作速度を向上できる。さらに、高速投入器の動作速度が向上するので、本実施例1の高速投入器をスイッチギヤに適用することにより、地絡事故時に、スイッチギヤを確実に保護できる。
図7は、本発明の実施例2であるスイッチギヤの構成を示す。本実施例2においては、図6に示したスイッチギヤと異なり、高速投入器室152が外付けされる。
図7に示すように、遮断器室154、ケーブル室151A,151B、ケーブル室151A,151B間に位置する母線室を備えている、図6に示した筐体と同様の第1の筐体内において、2台の真空遮断器156がそれぞれ遮断器室154に配置される。また、配電用ケーブル161は、ケーブル室151Bに配置され、高速投入器157は、第1の筐体に外付けされる第2の筺体における高速投入器室152に配置される。
2台の真空遮断器156の内、一方の真空遮断器の可動電極と、他方の真空遮断器の固定電極とが、母線室内に位置する母線162Bによって互いに電気的に接続される。また、配電用ケーブル161は、ケーブル室151Bに配置され、ケーブル室151B内において配電用ケーブル161が他方の真空遮断器の可動電極に電気的に接続される。
さらに、受電用ケーブル160は、高速投入器室152内において、高速投入器室152の固定電極に電気的に接続されるとともに、高速投入器室152内およびケーブル室151A内に配置される母線162Aを介して、上述の一方の真空遮断器156の固定電極に電気的に接続される。高速投入器室152を有する第2の筐体は、真空遮断器156を格納する第1の筐体上に固定的に設けられる。
ここで、高速投入器室152を有する第2の筐体は、ケーブル室151Aの背部において、第1の筐体と連通する。本構成によれば、排気ダクトを設ける必要がなくなる。
図8は、本発明の実施例3である高速投入器の主要部、すなわち投入用真空バルブ32と操作機構部の構成を示す縦方向断面図である。図8において、高速投入器は投入状態であり、固定電極32aおよび可動電極32bは閉極状態にある。
以下、主に、実施例1の高速投入器と異なる点について説明する。
図8に示すように、本実施例3においては、実施例1とは異なり、投入ばね57が、投入用真空バルブ32と永久磁石ラッチ部52の間に配置される。
図8に示すように、磁性ロッド48における絶縁ロッド114に接続される一端部には、投入ばね57の一端が当接するばね受け部材、例えばフランジ状もしくは円盤状の金属板が、磁性ロッド48と同軸に固定される。投入ばね57において、磁性ロッド48が貫通する。前述のように投入ばね57の一端は、ばね受け部材に当接し、また、投入ばね57の他端は、キャップ40の上面に当接する。なお、投入ばね57内を通る磁性ロッド48によって、投入ばね57の伸縮が案内される。
本実施例3によれば、実施例1と同様に、電磁反発機構の電源容量を増大することなく、高速投入器の動作速度を向上できる。また、ばねの案内部材などの部品点数の増加を抑制しながら、磁性ロッド48に対して、投入ばねのばね力を安定に与えることができる。
図9は、本発明の実施例4である真空遮断器の主要部、すなわち遮断用真空バルブ170と操作機構部の構成を示す縦方向断面図である。図9において、真空遮断器は投入状態であり、固定電極170aおよび可動電極170bは閉極状態にある。
図9に示すように、操作機構部は、実施例1(図2)と同様に、永久磁石ラッチ部52および電磁反発機構部54を備えている。各部の動作は、実施例1について上述したとおりである。ただし、本実施例4においては、図9に示すように永久磁石ラッチ部52が動作する場合、すなわち可動磁性円板42が永久磁石41に引きつけられている場合、真空遮断器は投入状態であり、電磁反発機構部54が動作して磁性ロッド48が駆動される場合、投入状態から、固定電極170aおよび可動電極170bの開極状態すなわち真空遮断器の遮断状態へ移行する。
なお、本実施例4において、遮断用真空バルブ170は、真空遮断器の高さ方向において、操作機構部の下方に配置される。これにより、電磁反発機構部54が非通電であり、かつ永久磁石ラッチ部52が働いて磁性ロッド48が静止している場合に、真空遮断器は通常状態(投入状態)となり、電磁反発機構部54が通電されて、磁性ロッド48が真空遮断器の高さ方向において上方に駆動される場合、真空遮断器は遮断状態となる。
本実施例4においては、図9に示すように、操作機構部における磁性ロッド48は、操作ロッド200および絶縁ロッド114を介して、可動電極170bに機械的に接続される。磁性ロッド48には操作ロッド200の一端が機械的に接続され、操作ロッド200の他端には絶縁ロッド114の一端が機械的に接続される。絶縁ロッド114の他端は、可動電極170bに機械的に接続される。なお、磁性ロッド48、操作ロッド200、絶縁ロッド114、可動電極170bは、互いに同軸に配置される。なお、操作ロッド200は、樹脂などの固体絶縁体もしくは金属からなる。
また、図9に示すように、磁性ロッド48と操作ロッド200の接続部において、磁性ロッド48の端部にはフランジ部が固定される。さらに、操作ロッド200と絶縁ロッド114の接続部において、操作ロッド200の端部にはフランジ部が固定される。これらフランジ部には、ワイプばね59の両端部が当接する。これらフランジ部と、ワイプばね59と、磁性ロッド48と操作ロッド200との接続部とからワイプ機構が構成される。なお、操作ロッド200がワイプばね59内を貫通しているので、操作ロッド200によってワイプばね59の伸縮が案内される。
図9のような真空遮断器の投入状態では、ワイプ機構によってワイプばね59が圧縮されるので、ワイプばね59のばね力が可動電極170bに与えられる。これにより、固定電極170aおよび可動電極170bの閉極状態、すなわち真空遮断器の投入状態が保持されるとともに、固定電極170aと可動電極170bとの良好な電気的接触が確保される。
また、磁性ロッド48の端部にはフランジ部には、ワイプばね59のほかに、遮断ばね60の一端が当接する。なお、遮断ばね60の他端は、真空遮断器の主要部とは別体のばね受け部に当接する。このばね受け部は、例えば、主要部が格納される絶縁フレーム130内(図1)に固定的に設けられる。
なお、本実施例4においては、遮断ばね60のばね径をワイプばね59のばね径よりも大きくして、遮断ばね60内にワイプばね59が位置するようにしている。さらに、操作ロッド200が遮断ばね60内を貫通しているので、操作ロッド200によって遮断ばね60およびワイプばね59の伸縮が案内される。これらにより、遮断ばね60とワイプばね59を設けながらも、真空遮断器の装置サイズの増大が抑制される。
真空遮断器の投入状態では、遮断ばねは圧縮され、図9に示すようなラッチ状態にある磁性ロッド48を押圧している。これにより、投入状態から遮断状態へ移行するとき、磁性ロッド48の駆動力として、電磁反発力に遮断ばね60のばね力が加わることにより、真空遮断器の遮断動作が高速化する。さらに、本実施例4では、遮断状態において、遮断ばね60の長さは、投入状態よりも伸びるが、自然長よりも短くなるようにしている。これにより、磁性ロッド48にばね力が与えられるので、固定電極170aおよび可動電極170bの開極状態、すなわち真空遮断器の遮断状態が保持される。
なお、本実施例4の真空遮断器は、図示しない投入手段、例えば手動レバーや遮断用外付け電磁石によって、遮断状態から投入状態(図9)に戻すことができる。
上述の実施例4によれば、遮断用真空バルブの開閉を操作する磁性ロッド48を駆動するために電磁反発コイル45が発生する磁束の一部によって、永久磁石ラッチ部52の磁石磁束が相殺される。これにより、永久磁石ラッチ部52のラッチ機能をもたらす永久磁石41の磁力を実質的に弱めながら磁性ロッド48が駆動されるので、電磁反発機構部54の電源容量を増大することなく、真空遮断器の遮断動作速度を向上できる。従って、電磁反発コイル45の電源であるコンデンサ10(図1)の静電容量を増大することなく、すなわち真空遮断器の装置サイズを増大することなく、真空遮断器の遮断動作の動作速度を向上できる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。
例えば、上述した操作機構部(永久磁石ラッチ部52、電磁反発機構部54)は、上記実施例のような高速投入器や真空遮断器に限らず、可動電極が操作される種々の開閉器に適用できる。
10 ケース、16 コンデンサ、18 制御回路、
32 投入用真空バルブ、32a 固定電極、32b 可動電極、
41 永久磁石、42 可動磁性円板、43 磁脚、44 固定磁性円板、
45 電磁反発コイル、46 固定磁性円板、47 磁性筒、48 磁性ロッド、
49 ショートリング、52 永久磁石ラッチ部、54 電磁反発機構部、
57 投入ばね、59 ワイプばね、60 遮断ばね、114 絶縁ロッド、
121 フレキシブル導体、130 絶縁フレーム、131 断路部、132 断路部、
133 固定側導体、134 可動側導体、
151A,151B ケーブル室、152 高速投入器室、153 母線室、
154 遮断器室、155A,155B ケーブル室、156 真空遮断器、
157 高速投入器、160 受電用ケーブル、161 配電用ケーブル、
162,162A,162B 母線、
170 遮断用真空バルブ、170a 固定電極、170b 可動電極、
200 操作ロッド

Claims (15)

  1. 開閉器の可動電極を操作する開閉器の電磁操作装置において、
    前記可動電極を操作する磁性ロッドと、
    前記磁性ロッドに設けられる可動磁性円板およびショートリングと、
    前記可動磁性円板を引き付けて、前記磁性ロッドの動きを拘束する永久磁石と、
    前記ショートリングに反発力を発生させる磁束を発生する電磁反発コイルと、
    前記磁性ロッドおよび前記可動磁性円板を通る、前記電磁反発コイルの磁束の磁路を有することを特徴とする開閉器の電磁操作装置。
  2. 請求項1に記載の開閉器の電磁操作装置において、
    前記可動磁性円板を通る前記永久磁石の磁束の向きと、前記磁路において前可動磁性円板を通る前記電磁反発コイルの磁束の向きとが、互いに逆方向であることを特徴とする開閉器の電磁操作装置。
  3. 請求項1に記載の開閉器の電磁操作装置において、
    前記可動磁性円板および前記ショートリングは、前記磁性ロッドと同軸に、前記磁性ロッドに設けられ、
    前記電磁反発コイルは、前記磁性ロッドと同軸に、配置されることを特徴とする開閉器の電磁操作装置。
  4. 請求項1に記載の開閉器の電磁操作装置において、
    さらに、前記磁性ロッドの周囲に位置する磁性筒と、
    前記磁性筒の二つの開口部を塞ぐ、第1の固定磁性円板と第2の固定磁性円板と、
    を備え、
    前記磁性ロッドは、前記磁性筒の内と、前記第1の固定磁性円板と、前記第2の固定磁性円板とを通り、
    前記永久磁石は、前記第1の固定磁性円板の上に位置し、
    前記電磁反発コイルは、前記第2の固定磁性円板の上に位置し、
    前記第2の固定磁性円板の上には、前記電磁反発コイルに隣接して、磁脚が配置され、
    前記磁路は、前記第2の固定磁性円板と、前記磁性筒と、前記第1の固定磁性円板と、前記磁脚と、前記可動磁性円板と、前記磁性ロッドとを通ることを特徴とする開閉器の電磁操作装置。
  5. 請求項4に記載の開閉器の電磁操作装置において、
    前記第1の固定磁性円板の中央部に設けられ、前記磁性ロッドが通る孔部における内壁面と、前記磁性ロッドとの間に、前記第1の固定磁性円板と前記磁性ロッドとの間の磁気抵抗を高めるために、空隙部が設けられることを特徴とする開閉器の電磁操作装置。
  6. 請求項5に記載の開閉器の電磁操作装置において、
    前記内壁面にテーパーが付けられていることを特徴とする開閉器の電磁操作装置。
  7. 請求項1に記載の開閉器の電磁操作装置において、
    さらに、前記磁性ロッドを付勢するばねを備えることを特徴とする開閉器の電磁操作装置。
  8. 請求項7に記載の開閉器の電磁操作装置において、
    前記磁性ロッドの両端部側の内、一方の端部側に前記可動電極が接続され、他方の端部側に前記ばねが設けられることを特徴とする開閉器の電磁操作装置。
  9. 請求項7に記載の開閉器の電磁操作装置において、
    前記磁性ロッドの両端部側の内、一方の端部側に前記可動電極が接続され、前記一方の端部側に前記ばねが設けられることを特徴とする開閉器の電磁操作装置。
  10. 開閉器の可動電極を操作する開閉器の電磁操作装置において、
    前記可動電極を操作する磁性ロッドと、
    前記磁性ロッドに設けられる可動磁性円板およびショートリングと、
    前記可動磁性円板を引き付けて、前記磁性ロッドの動きを拘束する永久磁石と、
    前記ショートリングに反発力を発生させる磁束を発生する電磁反発コイルと、
    前記磁性ロッドの周囲に位置する磁性筒と、
    前記磁性筒の二つの開口部を塞ぐ、第1の固定磁性円板と第2の固定磁性円板と、
    を備え、
    前記磁性ロッドは、前記磁性筒の内と、前記第1の固定磁性円板と、前記第2の固定磁性円板とを通り、
    前記永久磁石は、前記第1の固定磁性円板の上に位置し、
    前記電磁反発コイルは、前記第2の固定磁性円板の上に位置し、
    前記第2の固定磁性円板の上には、前記電磁反発コイルに隣接して、磁脚が配置され、
    前記第2の固定磁性円板と、前記磁性筒と、前記第1の固定磁性円板と、前記磁脚と、前記可動磁性円板と、前記磁性ロッドとを通る、前記電磁反発コイルの磁束の磁路を有することを特徴とする開閉器の電磁操作装置。
  11. 請求項10に記載の開閉器の電磁操作装置において、
    前記可動磁性円板を通る前記永久磁石の磁束の向きと、前記磁路において前可動磁性円板を通る前記電磁反発コイルの磁束の向きとが、互いに逆方向であることを特徴とする開閉器の電磁操作装置。
  12. 開閉器として、固定電極および可動電極を備える真空バルブを備え、かつ前記可動電極を操作する操作機構部を備える高速投入器において、
    前記真空バルブは、前記操作機構部の上方に、前記操作機構部と同軸に位置し、
    前記操作機構部は、請求項1または請求項10に記載の開閉器の電磁操作装置からなり、
    前記電磁反発コイルが通電すると、前記真空バルブの前記固定電極および前記可動電極が開極状態から閉極状態に移行することを特徴とする高速投入器。
  13. 開閉器として、固定電極および可動電極を備える真空バルブを備え、かつ前記可動電極を操作する操作機構部を備える真空遮断器において、
    前記真空バルブは、前記操作機構部の下方に、前記操作機構部と同軸に位置し、
    前記操作機構部は、請求項1または請求項10に記載の開閉器の電磁操作装置からなり、
    前記電磁反発コイルが通電すると、前記真空バルブの前記固定電極および前記可動電極が閉極状態から開極状態に移行することを特徴とする真空遮断器。
  14. スイッチギヤにおいて、
    受電部と接地電位との間に、電気的に接続される高速投入器を備え、
    前記高速投入器が請求項12に記載の高速投入器であることを特徴とするスイッチギヤ。
  15. 請求項14に記載のスイッチギヤにおいて、
    第1の筐体の内に位置し、
    前記高速投入器は、前記第1の筐体と連通する第2の筐体の内に位置することを特徴とするスイッチギヤ。
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CN113241267A (zh) * 2021-03-29 2021-08-10 平高集团有限公司 一种快速分闸/合闸电磁斥力机构及快速分闸/合闸开关
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