JP2012043540A - 気中遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作器としての電磁石と倍力機構とを大形複雑化することなく、より小型化するとともに、低廉化を図った気中遮断器を提供する。
【解決手段】固定子11と前記固定子11に対向させて回動可能に支持軸9に軸支された刃形の可動子10とを有する開閉器部と、上方に配置した固定鉄心33と前記固定鉄心に対向して下方に配置した可動鉄心32と前記固定鉄心33と前記可動鉄心32とを電磁力により接離させるコイル30と永久磁石38とを有する電磁操作器20と、前記電磁操作器の前記コイルを励磁するための電力を蓄積するコンデンサ17a,17b,17cと、前記開閉器部に対する投入指令または遮断指令に応答して前記コンデンサから前記コイルに供給する電流の通電方向を制御する制御基板19と、前記可動鉄心に連結され前記電磁操作器の電磁力による駆動力を前記開閉器部に伝達する倍力機構部16とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、気中遮断器に係り、さらに詳しくは、電磁操作式の気中遮断器に関する。
一般に、気中遮断器は、固定集電子に対し、刀型の可動接触子を回動させて投入・遮断する構成の開閉接触部と、遮断時のアーク長を引き伸ばして限流させるための消弧装置と、リンク機構を介して開閉接触部を駆動する投入操作用電磁石と、遮断指令に伴って動作する引外し装置とを備えて構成されている。
このような気中遮断器において、刀形の可動接触子と、この可動接触子に連結した第1のレバー機構と、投入操作用の電磁石と、この電磁石のプランジャの先端に連結部材を介して連結した第2のレバー機構とを備え、第1のレバー機構を作用させる作用点に第2のレバー機構の先端に回転自由に設けたローラが当接するように構成することで、投入操作用の電磁石のストロークの増加を抑制可能とし、電磁石の小型化を図ったものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−44927号公報
上述した特許文献1記載の気中遮断器においては、可動接触子に連結した第1のレバー機構において、力の作用点の腕の長さを短くすることができるので、投入操作用の電磁石のストロークの増加を抑制できる。この結果、電磁石を小型化できる。
しかしながら、特許文献1記載の気中遮断器においては、電磁石のプランジャを重力に逆らって上方に移動させて、可動接触子を遮断方向に駆動するため、遮断スピードを確保するために大型化せざるを得ず、電磁石の小型化が制約されるという課題がある。また、いわゆる倍力機構として2つのレバー機構を関連させる構成であるため、部品数が増加するという課題がある。
一方、需要者からは、気中遮断器に対して、さらなる小型化と低廉化の要求がある。
本発明は、上記事項に基づいてなされたもので、その目的は、操作器としての電磁石と倍力機構とを大形複雑化することなく、より小型化するとともに、低廉化を図った気中遮断器を提供するものである。
上記の目的を達成するために、第1の発明は、固定子と前記固定子に対向させて回動可能に支持軸に軸支された刃形の可動子とを有する開閉器部と、上方に配置した固定鉄心と前記固定鉄心に対向して下方に配置した可動鉄心と前記固定鉄心と前記可動鉄心とを電磁力により接離させるコイルと永久磁石とを有する電磁操作器と、前記電磁操作器の前記コイルを励磁するための電力を蓄積するコンデンサと、前記開閉器部に対する投入指令または遮断指令に応答して前記コンデンサから前記コイルに供給する電流の通電方向を制御する制御基板と、前記電磁操作器における前記可動鉄心に連結され前記電磁操作器の電磁力による駆動力を前記開閉器部に伝達するように、前記電磁操作部の上方に配設した倍力機構部とを備えたものとする。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記電磁操作器の前記永久磁石は、前記可動鉄心が前記固定鉄心と接したときに、前記可動鉄心の下部に接するように前記コイルの支持板の下部に配置されていることを特徴とする。
更に、第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記倍力機構部は、3相分独立して構成される前記可動子と、前記可動子のそれぞれに連結された絶縁ロッドに連結ピンを介して一端が連結された3相分それぞれのレバーと、前記3相分それぞれのレバーの他端を貫通軸支する回転軸と、前記電磁操作器の可動鉄心と前記レバーとを連結する連結部材とを備えたことを特徴とする。
また、第4の発明は、第3の発明において、前記倍力機構部の前記連結ピンに一端が取付けられ、他端が前記気中遮断器の底板に取付けられる遮断ばねを備え、前記遮断ばねは、前記開閉器部における前記可動子が投入され、前記連結ピンが上方に引き上げられたときに伸長し蓄勢されることを特徴とする。
更に、第5の発明は、第1乃至第4の発明のいずれかにおいて、前記電磁操作器は、正面視幅方向略中央に配置したことを特徴とする。
本発明によれば、単純な倍力機構と永久磁石付き電磁操作器を組み合わせて気中遮断器の操作機構を構成したので、永久磁石を小型化できるとともに、遮断スピードを十分に確保することができる。この結果、より小型化および低廉化を図った気中遮断器を提供することができる。
本発明の気中遮断器の一実施の形態の遮断状態を一部断面にて示す側面図である。 図1に示す本発明の気中遮断器の一実施の形態の遮断状態を一部断面にて示す正面図である。 本発明の気中遮断器の一実施の形態の投入状態を一部断面にて示す側面図である。 図3に示す本発明の気中遮断器の一実施の形態の投入状態を一部断面にて示す正面図である。
以下に、本発明の気中遮断器の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1乃至図4は本発明の気中遮断器の一実施の形態を示すもので、図1は本発明の気中遮断器の一実施の形態の遮断状態を一部断面にて示す側面図、図2は図1に示す本発明の気中遮断器の一実施の形態の遮断状態を一部断面にて示す正面図、図3は本発明の気中遮断器の一実施の形態の投入状態を一部断面にて示す側面図、図4は図3に示す本発明の気中遮断器の一実施の形態の投入状態を一部断面にて示す正面図である。なお、本実施の形態において、説明の便宜のため、遮断器の操作部側を前側及び正面側、遮断部側を後側及び背面側とする。
これらの図において、気中遮断器1は、車輪を有する移動可能な台車3と、この台車3に載置された箱型の金属フレーム2とを備え、この金属フレーム2の背面側(図1及び図3の左側)には、絶縁架台2aが固定されている。
絶縁架台2aには、上部側に固定側導体4が、下部側には可動側導体5がそれぞれ貫通する形で固定されている。固定側導体4と可動側導体5の外部端には、断路クリップ6,7がそれぞれ取り付けられている。これらの断路クリップ6,7は盤側の図示しないブッシング部に挿抜可能となっている。この結果、盤に対する気中遮断器1の引出し位置を変更することで、気中遮断器1における固定側導体4と可動側導体5のそれぞれを盤側の電源側母線,負荷側母線と接離可能としている。
可動側導体5の内部端には支持部材8が固定されている。この支持部材8には、一端側(基端側)を回転軸9で回動自在に軸支した1枚の刀形の帯板状導体部材からなる可動子10が設けられている。
固体側導体4の内部端には、固定側導体4に電気的に接続され、可動子10の他端側(先端側)の外側面にそれぞれ接離するように配置された固定子11a,11bが設けられている。この結果、可動子10が回転軸9を支点として固定子11a,11bに対向して回転することにより、可動子10の先端側が固定子11a,11bに対向して挿抜されるので、気中遮断器1の投入・遮断を実現する。換言すると、可動子10と固定子11a,11bで開閉器部を構成している。なお、図1及び図3では1相分のみを表しているが、図2及び図4に示すように、同一構成のものが3相分正面視幅方向に並べて設けられていて、後述する電磁石には正面視幅方向で中央の相(以下第2相という)のものが連結されている。
可動子10の側面略中央部には、絶縁ロッド12の一端が連結されている。絶縁ロッド12の他端は連結ピン13を介してレバー14の一端に連結されている。レバー14の他端は、回転自由に軸支された主回転軸15に軸支されている。ここで、連結ピン13は3相分それぞれ独立して3個で構成されているが、主回転軸15は、1個で3相分それぞれのレバー14の他端を貫通軸支し、その両端部が金属フレーム2の両側面に回転自在に設けられている。また、図2及び図4に示すように、絶縁ロッド12とレバー14は、それぞれ一対の板状部材を対向させて形成され、連結ピン13はこれら一対の板状部材に渡して設けられている。
いわゆる倍力機構16としては、3相分それぞれ独立して構成される絶縁ロッド12,連結ピン13,レバー14と、主回転軸15と、後述する電磁石20のシャフト34と第2相のレバー14とを連結する連結部材28とを備えている。この倍力機構16の詳細については後述する。
箱型の金属フレーム2の正面側上部には、天井カバー2aが設けられている。この天井板2aの上部には、3個のコンデンサ17a,17b,17cが載置固定されている。具体的には、コンデンサ17cの軸方向に沿って配置された支持金具17dに両端を固着されたバンド(固定金具)18が各コンデンサ17a,17b,17cの周囲を囲むように径方向に沿って配置されている。支持金具17dは、天井カバー2aにボルとで固定されている。
各コンデンサ17a,17b,17cの端子部には、図示しないケーブルが接続されていて、ケーブルを介して供給された電力がそれぞれに蓄積される。蓄積された電力は、後述する電磁石20のコイルを励磁するために供給される。なお、後述する制御基板19は、気中遮断器1に対する投入指令または遮断指令に応答して、各コンデンサ17a,17b,17cから電磁石20のコイルに供給する電流の通電方向を制御している。
制御基板19は、図2及び図4に示すように、防振ゴムなどのスペーサを介して金属フレーム2の右側面にボルト,ナットで固定されている。制御基板19には、図示しないデジタル継電器等からの投入指令や遮断指令を受け、電磁石20の駆動を制御する制御ロジック部、コンデンサ17a,17b,17cを充放電するための充放電回路、及び電磁石20のコイルの通電方向を制御するリレー等が実装されている(図示省略)。
電磁操作器として可動子10を駆動する電磁石20は、図2及び図4に示すように、金属フレーム2の正面視略中央部に配置され、コイル(電磁コイル)30、コイルボビン31、可動鉄心32、固定鉄心33、シャフト34、3枚の可動平板35,36,37、永久磁石38、筒状に形成された鉄製のカバー40、42、鉄製の支持板44,45,46,47、固定ロッド48等を備えている。
コイル30は、支持板44と支持板47との間に配置されたコイルボビン31内に収納され、固定ロッド48は、金属フレーム2の底板部にボルト、ナットで固定されている。
シャフト34は、電磁石20の中央部に鉛直方向に沿って配置されている。シャフト34は、その下部側が可動平板35,36,37のそれぞれの貫通孔内に挿入され、その上部側が支持板46,47のそれぞれの貫通孔に挿入され、上下方向に摺動自在である。シャフト34の外周面には可動鉄心32、可動平板35,36,37がナットで固定され、シャフト34の上部側には、ピン26を介して連結部材28の一端が回動自在に連結されている。
シャフト34には、3枚の可動平板35,36,37が取り付けられている。最下部の可動平板37を小さくしたのは、可動部の質量を適切にするためである。可動鉄心32の周囲には支持板45の下部に固定されている永久磁石38が配置されている。この永久磁石38は、可動鉄心32が上方に移動し固定鉄心33と接したときに、可動鉄心32の周囲に接するように配置されている
固定鉄心33は支持板47の下部に例えばボルトで固定されている。磁気抵抗を減らすために、可動鉄心32と固定鉄心33とを純鉄やケイ素鋼にしてもよい。
シャフト34の上部側に一端が連結された連結部材28の他端は、第2相のレバー14の連結ピン13近傍にピン29で連結されている。また、図2及び図4に示すように正面視幅方向で左側の相(以下第1相という)の連結ピン13の軸方向外端部には、遮断ばね25の一端が取り付けられ、遮断ばね25の他端は、金属フレーム2の底板部に取り付けられている。遮断ばね25は、可動子10が投入され連結ピン13が上方に引き上げられたときに伸長し蓄勢されるようになっている(図4参照)。
次に、上述した本発明の気中遮断器の一実施の形態の動作を説明する。図1及び図2に示す遮断状態において、制御基板19に投入指令が入力されると、制御基板19からの信号によって電磁石20のコイル(電磁コイル)30が通電され、コイル30の周囲には、可動鉄心32→固定鉄心33→支持板47,46→カバー42→支持板44,45→可動鉄心32を結ぶ経路で磁界が形成され、可動鉄心32の上部側側面には上向きの吸引力が働き、可動鉄心32が固定鉄心33側に移動し、可動鉄心32が固定鉄心33に吸着される。
このとき、永久磁石38によって形成される磁界の向きもコイル30の励磁に伴って発生する磁界の向きと同じになるので、吸引力が高められた状態で可動鉄心32が固定鉄心33側に移動する。ここで、支持板46,47,44,45では、コイル側すなわち支持板47,44側を厚くし、発生する衝撃に対する強度とコイル30による磁束の流通面積とを確保している。
電磁石20による投入動作がなされると、図3及び図4に示すように、シャフト34が遮断ばね25の弾性力に抗して上方に移動し、電磁石20から発生する電磁力による駆動力が連結部材28に伝達される。この駆動力は、連結部材28、ピン29を介して、第2相のレバー14に伝達され、主回転軸15を支点に第2相のレバー14を時計回りに回転させる。この結果、主回転軸15に他端を軸支している他の相のレバー14,14も同様に時計回りに回転させる。
これにより、3相分それぞれの連結ピン13が上昇移動すると共に、この連結ピン13に一端が連結された3相分それぞれの絶縁ロッド12を、上昇移動させる。この絶縁ロッド12の他端には、基端部を回転軸9に軸支した可動子10が連結されているため、絶縁ロッド12の一端側の上昇移動により、3相分それぞれの可動子10は、回転軸9を中心に反時計回りに回動する。この結果、3相分それぞれの可動子10の先端部は、3相分それぞれの固定子11a,11bに対向して挿入されるので、気中遮断器1の投入が実行される。
この結果、主回転軸15とレバー14と連結ピン13と絶縁ロッド12と可動子10との連結点とを結ぶ線は略直線状となり、連結ピン13が上方位置に配置され、遮断ばね25は、気中遮断器1の投入動作中、常に伸長,蓄勢され続ける。
次に、制御基板19に遮断指令(開極指令)が入力されると、制御基板19からコイル30に遮断指令に伴う信号が出力される。この結果、コイル30には投入時とは逆方向の電流が流れ、コイル30の周囲には投入動作時とは逆方向の磁界が形成される。コイル30から発生する磁束と永久磁石38から発生する磁束とが互いに打ち消し合い、軸方向端面(上面)における吸引力は、遮断ばね25から発生する弾性力よりも弱くなるので、可動鉄心32が固定鉄心33から離れて下方向に移動する。
可動鉄心32の移動に伴って連結ピン34が下方に移動すると、図1及び図2に示すように、連結部材28、ピン29を介して、主回転軸15を支点に第2相のレバー14を反時計回りに回転させる。この結果、主回転軸15に他端を軸支している他の相のレバー14,14も同様に反時計回りに回転させる。
これにより、3相分それぞれの連結ピン13が下降移動すると共に、この連結ピン13に一端が連結された3相分それぞれの絶縁ロッド12を、下降移動させる。この絶縁ロッド12の他端には、基端部を回転軸9に軸支した可動子10が連結されているため、絶縁ロッド12の一端側の下降移動により、可動子10は、回転軸9を中心に時計回りに回動する。この結果、3相分それぞれの可動子10の先端部は、3相分それぞれの固定子11a,11bに対向して抜出されるので、気中遮断器1の遮断が実行される。
この結果、主回転軸15とレバー14とを結ぶ線と、絶縁ロッド12と可動子10との連結点とを結ぶ線とは、連結ピン13において、逆への字状となり、連結ピン13が下方位置に配置され、遮断ばね25の伸長は、解除される。
上述した本発明の気中遮断器の一実施の形態によれば、単純な倍力機構16と永久磁石38付き電磁操作器20を組み合わせて気中遮断器1の操作機構を構成したので、永久磁石38を小型化できるとともに、遮断スピードを十分に確保することができる。この結果、より小型化および低廉化を図った気中遮断器1を提供することができる。
また、上述した本発明の気中遮断器の一実施の形態によれば、気中遮断器1の投入動作の後に、可動子10の投入位置を保持する保持力は電磁石20の永久磁石38が担うが、倍力機構を採用しているため、永久磁石38の保持力は遮断ばね25のばね力と電磁石20の可動鉄心32の自重等を加えた程度でよい。このため、永久磁石38を小型化することができ、低廉化を図った気中遮断器1を提供することができる。
また、従来の気中遮断器が備えていた可動子の投入位置を保持する機械式ラッチ機構を不要としたので、これらの機構を構成する部品の点数を低減することができ、低廉化を図った気中遮断器1を提供することができる。
更に、上述した本発明の気中遮断器の一実施の形態によれば、気中遮断器1の遮断動作は、電磁石20の可動鉄心32を下方に移動させて倍力機構16を押し下げ、可動子10を固定子11から抜出させて実行しているが、電磁石20の可動鉄心32の自重が動作方向に作用し、遮断ばね力と加算されるため、気中遮断器1の遮断スピードを十分に確保することができる。この結果、小型の電磁石であっても、遮断スピードを確保した気中遮断器1を提供することができる。
また、上述した本発明の気中遮断器の一実施の形態によれば、倍力機構16を3相連結する主回転軸15を有し、中央の第2相の部分で電磁石20のシャフト34と連結して構成したので、気中遮断器1の動作が安定化すると共に、部品点数を低減化することができる。この結果、より小型化および低廉化を図った気中遮断器1を提供することができる。
1 気中遮断器
2 金属フレーム
3 台車
4 固定側導体
5 可動側導体
6,7 断路クリップ
8 支持部材
9 回転軸
10 可動子
11 固定子
12 絶縁ロッド
13 連結ピン
14 レバー
15 主回転軸
16 倍力機構
17a コンデンサ
17b コンデンサ
17c コンデンサ
18 バンド(固定金具)
19 制御基板
20 電磁石(電磁操作器)
25 遮断ばね
28 連結部材
30 コイル
32 可動鉄心
33 固定鉄心
34 シャフト
38 永久磁石

Claims (5)

  1. 固定子と前記固定子に対向させて回動可能に支持軸に軸支された刃形の可動子とを有する開閉器部と、
    上方に配置した固定鉄心と前記固定鉄心に対向して下方に配置した可動鉄心と前記固定鉄心と前記可動鉄心とを電磁力により接離させるコイルと永久磁石とを有する電磁操作器と、
    前記電磁操作器の前記コイルを励磁するための電力を蓄積するコンデンサと、
    前記開閉器部に対する投入指令または遮断指令に応答して前記コンデンサから前記コイルに供給する電流の通電方向を制御する制御基板と、
    前記電磁操作器における前記可動鉄心に連結され前記電磁操作器の電磁力による駆動力を前記開閉器部に伝達するように、前記電磁操作部の上方に配設した倍力機構部とを備えた
    ことを特徴とする気中遮断器。
  2. 請求項1記載の気中遮断器において、
    前記電磁操作器の前記永久磁石は、前記可動鉄心が前記固定鉄心と接したときに、前記可動鉄心の下部に接するように前記コイルの支持板の下部に配置されている
    ことを特徴とする気中遮断器。
  3. 請求項1又は2に記載の気中遮断器において、
    前記倍力機構部は、3相分独立して構成される前記可動子と、前記可動子のそれぞれに連結された絶縁ロッドに連結ピンを介して一端が連結された3相分それぞれのレバーと、前記3相分それぞれのレバーの他端を貫通軸支する回転軸と、前記電磁操作器の可動鉄心と前記レバーとを連結する連結部材とを備えた
    ことを特徴とする気中遮断器。
  4. 請求項3に記載の気中遮断器において、
    前記倍力機構部の前記連結ピンに一端が取付けられ、他端が前記気中遮断器の底板に取付けられる遮断ばねを備え、
    前記遮断ばねは、前記開閉器部における前記可動子が投入され、前記連結ピンが上方に引き上げられたときに伸長し蓄勢される
    ことを特徴とする気中遮断器。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の気中遮断器において、
    前記電磁操作器は、正面視幅方向略中央に配置した
    ことを特徴とする気中遮断器。
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