JP2016025169A - 操作器または電力用開閉機器 - Google Patents

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隆光 羽江
Takamitsu Hanee
隆光 羽江
歩 森田
Ayumi Morita
歩 森田
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Takashi Sato
隆 佐藤
土屋 賢治
Kenji Tsuchiya
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Abstract

【課題】効率良く操作可能な操作器または電力用開閉機器を提供することを目的とする。【解決手段】上記の課題を解決するために、可動子12と、可動子12の可動方向に配置され、通電時において可動子12に加わる磁力を生じさせる複数のコイル31、32と、複数のコイル31、32の各々に対して可動方向で両側に配置される磁性材2、4、6とを備え、複数のコイル31、32のうち、可動方向における可動子12との距離が短いコイル31のターン数が、可動方向における可動子12との距離が長いコイル32のターン数よりも少ないことを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、開閉機器向けなどの操作器に関するものであり、特に電磁石を搭載するものに関する。
従来の電磁石を搭載した操作器の例として、例えば特許文献1や特許文献2に記載されたものがある。特許文献1に記載された操作機構は、永久磁石、固定鉄心、プランジャ、およびコイルからなる電磁石と、遮断ばね、接圧ばね等より構成され、主接点を投入および遮断状態とするための駆動源として用いられる。
遮断ばねは、主接点の遮断動作の際に操作力を供給する。接圧ばねは、主接点可動部に接続され、投入時に主接点溶着を防止するため主接点間に接触圧力を与えると共に、遮断動作の際の操作力も供給する。
まず、投入動作について説明する。コイルが励磁されると、プランジャが固定鉄心方向に吸引され、プランジャに連動した主接点可動部が主接点固定部と接触する。その後もプランジャは固定鉄心と衝突して停止するまで動き続け、その間にワイプばねを十分蓄勢すると投入動作が完了する。投入動作完了後はコイル励磁を停止し、永久磁石の磁気吸引力で投入状態を保持する。次に遮断動作について説明する。コイルを投入時とは逆方向の磁場を生じるように励磁し、永久磁石の磁気吸引力をキャンセルすることで、投入動作中に蓄勢されていた遮断ばねと接圧ばねの反発力により主接点可動部が開極方向に動き、遮断状態となる。
また特許文献2では、電磁アクチュエータについて記載しており、固定子と、固定子の内空間に往復運動可能な状態で配置された可動子と、可動子を固定子から離間する方向へ付勢する開放バネと、固定子の内空間に可動子の移動方向に沿って複数配設され可動子を駆動させるための複数の駆動コイルと、各駆動コイルに励磁電流を供給する駆動回路と、可動子を固定子側で吸着保持する永久磁石とを備えている。そして各駆動コイルの励磁方向および励磁する駆動コイルを選択することで、可動子の移動方向および移動速度を変える。
特開2002−289430号公報 特開2010−262840号公報
特許文献1に記載の様にプランジャを用いる電磁石を用いた操作器が生ずる操作力はストロークの2乗に反比例し、ストロークが長大化した場合、必要な操作力を得るには、コイルのターン数を増やして大型化するか、コイルの励磁電流を大きくしなければならない。また特許文献2の様に複数の駆動コイルを設けることも考えられるが、必要なタイミングで効率良く励磁電流を供給する上では充分でない。
本発明では効率良く操作可能な操作器または電力用開閉機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る操作器は、可動子と、前記可動子の可動方向に配置され、通電時において前記可動子に加わる磁力を生じさせる複数のコイルと、複数の前記コイルの各々に対して前記可動方向で両側に配置される磁性材とを備え、複数の前記コイルのうち、前記可動方向における前記可動子との距離が短いコイルのターン数が、前記可動方向における前記可動子との距離が長いコイルのターン数よりも少ないことを特徴とする。
また、本発明に係る電力用開閉機器は、上記操作器と、前記可動子の動作と連動して動作する可動電極と、該可動電極と対向して接触または開離する固定電極とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、効率良く操作可能な操作器または電力用開閉機器を提供することが可能になる。
実施例に係る電磁石の構成図である。 実施例に係る電磁石の投入動作の説明図である。 実施例に係る電磁石の投入動作の説明図である。 実施例に係る電磁石の遮断動作の説明図である。 実施例に係る電磁石の回路構成図である。 操作機構の負荷力をあらわす図である。 実施例に係る操作機構を搭載した遮断器の構成図である。 実施例に係る電磁石の回路構成の他の図である。
以下、本発明の実施例を説明する。なお、下記はあくまでも実施例に過ぎず、発明の内容を下記具体的態様に限定するものではない。発明自体は、下記実施例以外にも種々の形態に変形させることが可能である。下記実施例によれば、アンペアターンが異なる(ターン数が異なる)複数のコイルに流れる励磁電流が適切に制御されることで、遮断器の負荷力特性に適した吸引力を発生でき、投入動作時の効率が向上する。さらに、可動子となるプランジャの可動方向に配置される複数のコイルの間に中間磁路を設けたことにより、ストロークが長大化した場合でも、コイルを励磁する際の磁気抵抗を従来例よりも低減でき、動作を効率化できる。
本実施例の操作機構に係る電磁石は図1に示すように構成され、本実施例の操作機構を適用した遮断器(電力用開閉機器の一種)は図7に示すように構成される。操作機構は、電磁石40を有している。電磁石40から操作対象となる主接点側にはロッド13が突出しており、電磁石40からの駆動力を取りだせる様にしている。ロッド13はシャフト55に接続されている。主接点66は、可動子の動作と連動して動作する可動電極69と、可動電極69と対向して接触または開離する固定電極67とを備えている。電磁石40よりも操作対象となる接点側には遮断ばね54、レバー57、絶縁体61が備えられている。操作器からの操作力により、主接点の可動側導体63を上下方向に駆動する。電磁石40は、三相分の主接点に対して、1ないし3個を使用し、操作機構筐体67の側面に固定支持する。電磁石40の下部には、遮断ばね54を受ける支持台52が支持棒51を介して固定されている。電磁石動力を伝達するシャフト55には、ばね受け53が固定されており、ばね受け53には遮断ばね54の支持台52側とは他端が接続される。シャフト55の駆動と共に遮断ばね54を蓄勢・釈放動作する。シャフト55は、軸受け58を中心に回転するレバー57と、円周方向に回転自在なピン56を介して接続される。
モールド68の内部には主接点66が存在し、固定電極67と可動電極69が対向配置され、真空絶縁、あるいはガス絶縁されている。主接点66は図1の紙面奥行き方向に三相分配置される。レバー57は、各相に対して、ピン59で可動側導体63に連なる絶縁体61と接続され、三相分の操作力を伝達する。
絶縁体61中には、図示しないが、接圧ばねが含まれており、主接点66が接触状態となって後に接圧ばねが蓄勢されるようになっている。主接点66の固定側電極は、上部断路導体65に接続される。また、主接点66の可動電極69は、可動導体63および可とう性のフレキシブル導体62を介して、下部断路導体64と接続される。
次に図1を用いて電磁石60の構成を説明する。図1は遮断状態を示している。電磁石60は、中心を非磁性体製のロッド13が貫通する構造となっており、磁性体製の筐体1と、上部磁路2、側脚3、中間磁路4、下部磁路5、中央脚6で外郭が構成され、外側への磁場漏洩が少ない構造となっている。具体的には、電磁石60の上部側を筐体1が覆っており、筐体1の下部には磁性材で形成される上部磁路2が配置され、可動子となるプランジャ12に近い位置まで内部に突出している。プランジャ12は磁性材で形成される。上部磁路2は、下述する上部コイル31及び側脚3の上面を覆っている。側脚3は磁性材で形成され、上部磁路2の下部に配置されると共に、上部コイル31の外側を覆って配置される。側脚3の下部には磁性材で形成される中間磁路4が配置され、側脚3下部から上部コイル31及び下述する下部コイル32の内側端まで内部に突出しており、やはりプランジャ12に近い位置まで内部に突出している。下部コイル32は上部コイル31よりも、電力用開閉機器の投入時に可動子が動作する方向側に配置される。上部磁路2は、下部コイル32及び下部コイル32の外側を覆って配置される側脚3の上面を覆っている。下側の側脚3はやはり磁性材で形成され、中間磁路4の下部に配置される。下部コイル32及び下側の側脚3の下側には、磁性材で形成される下部磁路5が設けられ、下部磁路5は下側の側脚3の下側からロッド13に近い位置まで突出している。下部経路5の上側で、かつ下部コイル32の内側には磁性材で形成される中央脚が設けられる。プランジャ12は、可動方向について中央脚6に当接する位置まで移動可能である。磁性材で形成される上部磁路2と中間磁路4は、上部コイル31におけるプランジャ12の可動方向について両側に配置される。また、磁性材で形成される中間磁路4と下部磁路5は、下部コイル32におけるプランジャ12の可動方向について両側に配置される。尚、電磁石60の断面形状は、例えば円形あるいは矩形とすることができる。
プランジャ12は、ロッド13および可動平板11とボルト14により一体化しており、永久磁石21、上部コイル31、および下部コイル32により生じる磁気吸引力で上下方向に摺動する。永久磁石21は上部磁路2の上に設置される。上部コイル31と下部コイル32は、中間磁路4を挟んでプランジャ12外周側に設置される。可動平板11は、磁気吸着面積を増大させるために永久磁石21と対向配置されており、永久磁石による磁気吸引力を増加させる効果がある。上部コイル31及び下部コイル32は、プランジャ12の可動方向に配置され、通電時においてプランジャ12に加わる磁力を生じさせる。本実施例においては、上部コイル31が、プランジャ12の可動方向におけるプランジャ12との距離が短いコイルに相当し、上部コイル31が、プランジャ12の可動方向におけるプランジャ12との距離が短いコイルに相当する。プランジャ12の可動方向におけるプランジャ12と各コイルの距離は、プランジャ12が各コイルと離れている時点を基準として考えており、本実施例では図1の遮断状態がプランジャ12が各コイルと離れている時点に相当する。上部コイル31は、他の言い方をすれば、可動子となるプランジャ12の駆動力の取り出し側(本実施例では、図1中の下側)に対して離れた側のコイルと考えることもでき、その場合、下部コイル32は、可動子となるプランジャ12の駆動力の取り出し側に対して近い側のコイルに該当する。
回路接続は図5のようになる。上部コイル31と下部コイル32は並列接続されている。そして本実施例では両コイルに給電する電源は共通しており、コンデンサ71を用いている。スイッチ72がオン状態になれば、直流充電可能なコンデンサ71より励磁電流が供給される。
また本実施例では、上部コイル31は、下部コイル32よりもターン数が少なくなるように構成する。これにより、上部コイル31のインダクタンスは、下部コイル32のインダクタンスよりも大きくなる。コイル導体は、円形導体でもよいが、矩形導体を用いてコイル占積率を向上させてもよい。
次に、図2、図3、図5、図6を用いて投入動作について説明する。投入状態から主接点を投入するときは、まず、スイッチ72を閉じ、充電されたコンデンサ71より上部コイル31、下部コイル32の双方に励磁電流の供給を開始する。
遮断器の定格電圧を高電圧化するには、耐電圧性能に対する要求から、遮断状態における主接点間距離を大きくとる必要があるが、このとき、操作機構に用いる電磁石のストロークも長くなる。しかしながら、プランジャを用いる電磁石が生み出す操作力はストロークの2乗に反比例するため、ストロークが長大化すると、必要な操作力を得るには、コイルのターン数を増やして大型化するか、コイルの励磁電流を大きくしなければならない。コイルを大型化する場合は、コイル時定数が増大し遮断・投入の動作速度が低下するという問題あり、励磁電流が大きい場合は、大きな発熱密度に耐えなければならないのと同時に、励磁電流供給回路のスイッチング素子の容量も過大になるという問題がある。
また、遮断器操作機構に負荷力を与えるものとしては、遮断ばねや接圧ばねがある。投入動作時において、遮断ばねは常に負荷力として作用するが、接圧ばねは、主接点が接触状態となって後より負荷力として作用する。このため、負荷力は、図6に示すように主接点接触状態の前後で急激に変動するという特徴がある。ここで、コンデンサより単体コイルに電流供給する従来構成の電磁石を用いた場合は、高い操作力が必要なときにコイル励磁電流を上昇させるなどの負荷力変動に応じた励磁制御ができず、効率低下に繋がる。
一方で、本実施例においては、図2に示すように、上部コイルの磁束81は上部磁路2、側脚3、中間磁路4、プランジャ12を巡るように形成され、下部コイルの磁束82は、上部磁路2、側脚3、下部磁路5、中央脚6、プランジャ12の経路を巡るように形成される。上部コイル31に着目すると、磁極間隙は中間磁路4とプランジャ12との間の空間に形成される。この中間磁路4を設けない場合の磁極間隙は、中央脚6とプランジャ12の間に形成されるため、ストロークが長大化する場合は磁極間隙が非常に長くなり、コイル起磁力を多く必要とする。これに対し、本実施例では、中間磁路4の存在により、磁極間隙が短縮されるため、必要なコイル起磁力を低減可能である。
上部コイルの磁束81と下部コイルの磁束82による磁気吸引力が遮断ばね54の負荷力を上回ると、プランジャ12は下方向に向かって動き始め、同時に遮断ばね54の蓄勢が開始される。プランジャ12先端が、中間磁路4下面と等しい位置(図3の位置)に到達すると、それ以降は、上部コイルの磁束81はプランジャの磁気吸引力に寄与しなくなる。ただし、プランジャ位置が下方向に移動するにつれて、上部コイル31の磁気抵抗が大幅に低下し、そのインダクタンスは、下部コイル32のインダクタンスよりも大きくなるため、上部コイル31の励磁電流は抑制され、下部コイル32に多くの励磁電流が流れるようになる。
更に、本実施例では、上部コイル31は、下部コイル32よりもターン数が少なくなるように構成している。これにより上部コイル31は、図3の位置に来た時に下部コイル32のインダクタンスよりも確実に高くなる。よって、上部コイル31に流れる励磁電流を確実に抑制でき、一方で、下部コイル32に確実に多くの励磁電流が流れる様になる。即ち、操作の効率を向上させることが可能である。
尚、上部コイル31の励磁電流を完全にゼロとするために、上記ターン数の条件と共に、または上記ターン数の条件に代えて、図8に示すようなスイッチ73、74を設け、スイッチ73、74が、操作器が接続される電力用開閉機器と言った開閉器の投入動作の途中で、上部コイルへの電流を遮断する様にできる。スイッチ73、74は、プランジャ12の位置に応じて、位置情報に応じてスイッチング動作することにより励磁電流を遮断する様にしてもよい。
図3の状態より投入動作が完了するまでは、プランジャ12は下部コイル32の発生する磁束により駆動される。下部コイル32が受け持つストロークは、コイルを分割しない場合と比べて短いので、必要な起磁力が低くて済む。図3の状態より後に、主接点66が接触状態となり、ワイプばね蓄勢が開始されるために負荷力が急増するが、ターン数が大きい下部コイル32に励磁電流が集中するため、必要な操作力をまかなうことができる。
プランジャ12が中央脚6に衝突して停止すると投入動作完了であるが、その後、スイッチ72によりコイル励磁電流を停止する。投入状態は、永久磁石21の磁気吸引力でプランジャ12が中央脚6に吸着されることで保持される。
次に、図4、図5を用いて遮断動作を説明する。まず、スイッチ72を閉じ、充電されたコンデンサ71より上部コイル31、下部コイル32の双方に励磁電流の供給を開始する。このとき、上部コイル31および下部コイル32の発生磁束の向きが投入時とは逆になるようにするため、コンデンサ71の充電極性を投入時と逆にするか、回路接続をスイッチングにより変更する。下部コイルの磁束82は、プランジャ12を吸着保持している永久磁石の磁束83と逆方向となり、永久磁石21の磁気吸引力を減少させるように働く。下部コイル32の励磁電流が増え、永久磁石21の磁気吸引力が遮断ばね54と接圧ばねによる負荷力を下回ると、プランジャ12が動き出し、ばねに蓄勢されたエネルギーによって、遮断位置まで移動して停止する。遮断位置で停止させるためには、図示しないが、ストッパがあり、駆動部分のうち一部がストッパに衝突するようになっている。
下部コイル32の磁束82は、投入状態、つまり、プランジャ12と中央脚6とが密着した磁気閉回路状態でのみ作用すればよい。よって、遮断動作において、永久磁石の磁束83をキャンセルするために必要な起磁力は小さく、本実施例のように上部コイル31と下部コイル32に励磁電流が分流する状態であっても問題はない。あるいは、プランジャ位置を検出して、位置情報に応じてスイッチング動作することにより上部コイル31に分流する励磁電流を遮断することもできる。この場合、遮断動作に要するエネルギーがより少なくて済む。
なお、コイルの個数は、本実施例のように2つに限るものではない。複数のコイルの各々に対して可動子の可動方向で両側に配置される磁性材を設けていれば良い。具体的には、ストロークが長大化するほど、中間磁路を挟みつつコイルを増設して対処することができる。
本実施例によれば、ストロークが長大化する場合に、コイルと磁路によりストロークを等価的に分割することで、必要な起磁力を低減できると共に、負荷力の急増に合わせて起磁力の大きいコイルに励磁電流が流れるように設定でき、動作効率を向上させることができる。
1…筐体
2…上部磁路
3…側脚
4…中間磁路
5…下部磁路
6…中央脚
10…磁極間隙
11…可動平板
12…プランジャ
13…ロッド
14…ボルト
21…永久磁石
31…上部コイル
32…下部コイル
40…電磁石
51…支持棒
52…支持台
53…ばね受け
54…遮断ばね
55…ロッド
56…ピン
57…レバー
58…軸受
61…絶縁体
62…フレキシブル導体
63…可動側導体
64…下部接続導体
65…上部接続導体
66…主接点
71…コンデンサ
72…スイッチ
73…スイッチ
74…スイッチ
81…上部コイルの磁束
82…下部コイルの磁束
83…永久磁石の磁束

Claims (7)

  1. 可動子と、
    前記可動子の可動方向に配置され、通電時において前記可動子に加わる磁力を生じさせる複数のコイルと、
    複数の前記コイルの各々に対して前記可動方向で両側に配置される磁性材とを備え、
    複数の前記コイルのうち、前記可動方向における前記可動子との距離が短いコイルのターン数が、前記可動方向における前記可動子との距離が長いコイルのターン数よりも少ないことを特徴とする操作器。
  2. 可動子と、
    前記可動子の可動方向に配置され、通電時において前記可動子に加わる磁力を生じさせる複数のコイルと、
    複数の前記コイルの各々に対して前記可動方向で両側に配置される磁性体とを備え、
    前記可動方向における前記可動子と複数の前記コイルとの距離が短くなる方向に前記可動子が動作する際、複数の前記コイルのうち、前記可動方向における前記可動子との距離が短いコイルに流れる電流が減少し、複数の前記コイルのうち、前記可動方向における前記可動子との距離が長いコイルに流れる電流が増加することを特徴とする操作器。
  3. 請求項1または2に記載の操作器であって、
    前記可動子の位置に応じて、複数の前記コイルに流れる電流がスイッチによって切り替えられることを特徴とする操作器。
  4. 請求項3に記載の操作器であって、
    前記スイッチは、前記操作器が接続される開閉器の投入動作の途中で、前記可動方向における前記可動子との距離が短いコイルへの電流を遮断することを特徴とする操作器。
  5. 請求項3または4に記載の操作器であって、
    複数の前記コイルは互いに並列接続されることを特徴とする操作器。
  6. 請求項5に記載の操作器であって、
    複数の前記コイルに給電する電源は共通することを特徴とする操作器。
  7. 前記操作器と、前記可動子の動作と連動して動作する可動電極と、該可動電極と対向して接触または開離する固定電極とを備えることを特徴とする電力用開閉機器。
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