JP6507080B2 - 中蓋付き容器 - Google Patents
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Description
また、中蓋を載置部に載置した状態で取出し具を中蓋から取り外しにくいという問題があった。
上記収容凹部の底壁部は、上記取出し具が載置される固定支持部と、上記取出し具が載置されるとともに、上記固定支持部に対して下方に向けて変位自在に形成された変位支持部と、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係る中蓋付き容器によれば、変位支持部が固定支持部に対して下方に変位したときに、変位支持部と取出し具との間に容器軸方向の隙間が形成されるので、この隙間に指を差込み易くなり、容器本体の口部から離脱した中蓋を自立させることが可能になることと相俟って、取出し具を容易に摘まむことができる。
また、中間支持部を下方に変位させていないときには、中間支持部を取出し具に下方から当接させることにより、取出し具を安定して支持することができる。
また、脚片が弾性変形するのを環状の接地部によって抑制することが可能になり、中蓋を容器本体の口部に装着する際に、脚片がぐらつくのを防ぐことが可能になり、この装着を容易に行うことができる。
また、中蓋を自立させた状態で取出し具を中蓋から取り外すことが可能になり、優れた操作性を具備させることができる。
また、変位支持部が固定支持部に対して下方に変位したときに、変位支持部と取出し具との間に容器軸方向の隙間が形成され、取出し具を容易に摘まむことができる。
したがって、本発明に係る中蓋付き容器によれば、中蓋の天壁部の下面に対して埃などが付着したり、付着していた内容物が周囲に付着したりするのを抑えることができるとともに、取出し具を中蓋から容易に取り外すことができる。
以下、本発明に係る実施形態の中蓋付き容器を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、中蓋付き容器1は、内容物が収容される容器本体10と、容器本体10の口部10aに着脱自在に装着される中蓋2と、中蓋2に着脱自在に配設されたスパチュラ3(取出し具)と、を備えている。また、中蓋付き容器1には、中蓋2を外側から覆うとともに、容器本体10に離脱自在に装着された有頂筒状のキャップ4が設けられている。
また、外容器12の外容器底部12aには、内容器11の外容器底部11bを外部に露呈する窓孔13が形成されている。窓孔13は、容器軸Oと同軸に配置されている。
また、螺着筒42内には、円盤状のパッキン43が嵌合されている。このパッキン43は、中蓋2の天壁部21の外周部21bに対して密着してシールされ、収容凹部21a内及び内容器11の内部を密封している。
そして、外容器12の縦溝16に中蓋2の脚片22aが差し込まれた状態で中蓋2が容器本体10に対して装着され、キャップ4の螺着筒42が螺着される。このときキャップ4の下筒部44によって中蓋2の後述する接地部22bが径方向の外側から囲繞される。
接地部22bは容器軸Oと同軸に配置された環状に形成されている。接地部22bの内径は、雄ネジ部14aの外径より大きくなっている。接地部22bの外径は、外容器12の胴部15の外径より小さくなっている。接地部22bはキャップ4により径方向の外側から囲繞されている。
さらに、本実施形態に係る中蓋付き容器1によれば、変位支持部23bが固定支持部23aに対して下方に変位したときに、変位支持部23bとスパチュラ3との間に容器軸O方向の隙間Sが形成されるので、この隙間Sに指を差込み易くなり、容器本体10の口部10aから離脱した中蓋2を自立させることが可能になることと相俟って、スパチュラ3を容易に摘まむことができる。
また、中間支持部23cを下方に変位させていないときには、中間支持部23cをスパチュラ3に下方から当接させることにより、スパチュラ3を安定して支持することができる。
続いて、本発明の第2実施形態に係る中蓋付き容器について説明する。なお、本実施形態において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。なお、本実施形態に係る中蓋付き容器は、中蓋2の構成が異なる以外、他の構成は同一である。このため、中蓋2の説明のみを行う。
さらに、本実施形態に係る中蓋付き容器1によれば、変位支持部23bが固定支持部23aに対して下方に変位したときに、変位支持部23bとスパチュラ3との間に容器軸O方向の隙間Sが形成されるので、この隙間Sに指を差込み易くなり、容器本体10の口部10aから離脱した中蓋2を自立させることが可能になることと相俟って、スパチュラ3を容易に摘まむことができる。
例えば、上記実施形態において、変位支持部23bが中間支持部23cを備える構成を採用した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、中間支持部23cを備えず、変位支持部23bが蛇腹弾性部23dのみあるいは薄肉弾性部23eのみからなる構成を採用することができる。
2 中蓋
3 スパチュラ(取出し具)
10 容器本体
10a 口部
21 天壁部
21a 収容凹部
22 脚部
23 底壁部
23a 固定支持部
23b 変位支持部
23c 中間支持部
23d 蛇腹弾性部(弾性部)
23e 薄肉弾性部(弾性部)
O 容器軸
S 隙間
Claims (4)
- 内容物が収容される容器本体と、
容器本体の口部に着脱自在に装着される中蓋と、
前記中蓋に着脱自在に配設された取出し具と、を備える中蓋付き容器であって、
前記中蓋は、天壁部と、天壁部から下方に向けて突出する脚部と、を備え、
前記天壁部には、前記取出し具が収容される収容凹部が形成され、
前記収容凹部の底壁部は、前記取出し具が載置される固定支持部と、前記取出し具が載置されるとともに、前記固定支持部に対して下方に向けて変位自在に形成された変位支持部と、を備えることを特徴とする中蓋付き容器。 - 前記固定支持部は、前記底壁部における外周部に配置された環状に形成され、前記取出し具における長手方向の両端部を支持し、
前記変位支持部は、前記固定支持部の内側に配置されるとともに、前記取出し具における長手方向の中間部を支持する中間支持部と、前記固定支持部の内周縁と前記中間支持部の外周縁とを連結するとともに、弾性変形可能に形成された弾性部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の中蓋付き容器。 - 前記弾性部は、前記固定支持部及び前記中間支持部と同軸に配置された蛇腹状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の中蓋付き容器。
- 前記脚部は、前記天壁部から下方に向けて突出する脚片と、脚片の下端部を径方向の外側から囲繞する環状の接地部と、を備えることを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の中蓋付き容器。
Priority Applications (1)
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JP2015215200A JP6507080B2 (ja) | 2015-10-30 | 2015-10-30 | 中蓋付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015215200A JP6507080B2 (ja) | 2015-10-30 | 2015-10-30 | 中蓋付き容器 |
Publications (2)
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JP2017081642A JP2017081642A (ja) | 2017-05-18 |
JP6507080B2 true JP6507080B2 (ja) | 2019-04-24 |
Family
ID=58712681
Family Applications (1)
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JP2015215200A Active JP6507080B2 (ja) | 2015-10-30 | 2015-10-30 | 中蓋付き容器 |
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- 2015-10-30 JP JP2015215200A patent/JP6507080B2/ja active Active
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