JP6144056B2 - 容器の封止装置 - Google Patents

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本発明は、ボトル状の容器に装着される容器の封止装置に関する。
蓋付容器に用いられている公知のキャップ構造(封止装置)として、中栓と上蓋とを備え、中栓において、ボトルの開口部に嵌着される筒状部と、その先端にスコアを介して連設されている分離部とを設けたものが存在する(特許文献1の図10乃至図13参照)。このキャップ構造では、上蓋をボトルの開口部へねじ込むことによって中栓の筒状部から分離部を分離するとともに、その分離部を上蓋の上端内壁から下方に延びる環状の突出部によって保持させることとしている。このキャップ構造によれば、上蓋を容器口部にねじ込むだけで簡単に開栓を行うことができ、開栓によって分離された分離部を上蓋の上端内壁に保持させることによって開栓後のシールとして機能させることができるので、極めて操作性すなわち使い勝手がよい。
しかし、上述のような中栓の筒状部から分離部を分離するとともに、その分離部を上蓋の上端内壁から下方に延びる環状の突出部によって保持させる構造のみでは、中栓が上蓋によって覆われているため、開栓されているのか否かを外部から確認することができない。そこで、特許文献1のキャップ構造では、上蓋の下端にバージンリング(帯状リング)を連設するとともに、容器の開口部基端の全周にわたって半径方向外方に膨出する膨出部を形成している。当該キャップ構造において、上蓋を締め込む方向に回転させて分離部を筒状部から分離させると、バージンリングが膨出部によって拡げられ、それによってバージンリングが上蓋から離脱される。これにより、バージンリングが上蓋から離脱されているか否かで、開栓されているか否かを確認できる。
しかしながら、特許文献1のキャップ構造の場合、バージンリングを上蓋から離脱させるための膨出部を必要とし、それだけ容器口部が高さ方向に嵩張ってしまうという問題がある。また、離脱させたバージンリングは、ゴミとなってしまい捨て場所に困ってしまう場合がある。一方、ゴミの発生をなくすために、離脱させたバージンリングを膨出部下方に収容するための環状凹部を設ければよいが、このような環状凹部によって、さらに容器口部が上下方向に長くなってしまうおそれがある。
国際公開第WO2007/126062号公報
本発明は、開栓確認用の帯状リングを離脱させることなく、しかもコンパクトな封止装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る封止装置は、(a)分離して開口を形成する分離部を有する中栓と、(b)中栓を覆い、容器に対して分離部を押し込む方向に移動させることによって、分離部を分離する上蓋と、を備える封止装置であって、(c)上蓋は、円筒状の周壁部と、周壁部の下端に対して半径方向にオフセットした状態で、かつ下方に突出した状態で周壁部の下端に支持される帯状リングと、を備え、(c2)上蓋は、周壁部の下端周面に、帯状リングを収容する段差状の環状切欠きを有し、(d)帯状リングは、上蓋を容器に対して押し込む方向に移動させることによって、周壁部に嵌合し、(d2)帯状リングが環状切欠きに収容された状態で、帯状リングの外周面は、環状切欠きを除く周壁部の最外周面とほぼ揃う
上記容器の封止装置によれば、非開栓状態で、上蓋の周縁から突出した状態にある帯状リングが開栓状態になると、上蓋の周壁部に重なるようにして嵌着される。そのため、開栓状態を帯状リングの外観状態として外部から視認することができる。また、その際、帯状リングは上蓋の周壁部に嵌合保持されるので、ゴミになることを防ぐことができる。
また、上蓋が周壁部の下端周面に帯状リングを収容する段差状の環状切欠きを有することにより、分離された帯状リングは上蓋周壁部に形成された環状切欠きに収容されるため、キャップのさらなるコンパクト化を図ることができる。
また、本発明の具体的な態様又は観点では、帯状リングは、分離予定部を介して周壁部に連設され、上蓋から分離可能である。この場合、周壁部と帯状リングとを一体の部材として製造することができる。これにより、初回の開封である開栓の有無の判断が確実となり、封止装置の製造コストを抑えることができる。
また、本発明のさらに別の観点では、分離予定部は、複数の肉薄の連結部と一対の連結部間に形成されたスリットとを有する。この場合、帯状リングを分離する力をより小さくすることができる。
また、本発明のさらに別の観点では、帯状リングは、内面及び上部の少なくともいずれか一方に凸状部を有し、周壁部は、帯状リングが周壁部に嵌合した開栓表示状態で、凸状部を収容可能な凹部、及び周壁部に嵌合する周面の少なくとも一部に凸部のいずれか一方を有し、凸状部は、上蓋から帯状リングを分離した際に発生するバリである。

また、本発明のさらに別の観点では、帯状リングは、内面及び上部の少なくともいずれか一方に凸状部を有し、周壁部は、帯状リングが周壁部に嵌合した開栓表示状態で、凸状部を収容可能な凹部を有する。この場合、帯状リングを周壁部に安定して支持することができる。また、例えば帯状リングを周壁部から分離した際に生じるバリによって凸状部が形成された場合、当該バリを係止のために利用しつつ凹部に収納することができる。
また、本発明のさらに別の観点では、周壁部は、帯状リングが周壁部に嵌合した開栓表示状態で周壁部に嵌合する周面の少なくとも一部に凸部を有する。この場合、開栓表示状態で、周壁部の凸部と帯状リングとの接触部分において、周壁部と帯状リングとの密着力が強くなる。これにより、帯状リングを周壁部から外れにくくすることができる。
また、本発明のさらに別の観点では、帯状リングは、内面及び上部の少なくともいずれか一方に凸状部を有し、凸状部は、開栓表示状態で帯状リングを支持する。この場合、帯状リングが上蓋を締める方向(分離部を押し込む方向)に力を受けても帯状リングの凸状部が周壁部の凸部に係止されるため、帯状リングを周壁部から外れにくくすることができる。
また、本発明のさらに別の観点では、帯状リングは、内面に凹部を有し、周壁部の凸部は、開栓表示状態で凹部を係止し、帯状リングを支持する。この場合、帯状リングを周壁部に確実に保持することができる。
本発明に係る容器の封止装置を説明するための断面斜視図である。 上蓋を中栓に装着した状態を示した断面図である。 図2におけるA部の拡大図である。 図2等に示す上蓋のうち分離予定部を説明する概念図である。 封止装置の開栓操作をした状態を示した断面図である。 図5におけるB部の拡大図である。 開栓後に上蓋を中栓から外した状態を示した断面図である。 (A)、(B)は、図2等に示す上蓋の変形例を説明する部分拡大図である。 (A)、(B)は、図2等に示す上蓋の別の変形例を説明する部分拡大図である。 (A)〜(D)は、図2等に示す上蓋の別の変形例を説明する部分拡大図である。
図1乃至図7は、本発明に係る封止装置の一実施形態を示している。
図示した封止装置100は、容器1である紙パック等の開口部2を形成する中栓10と、中栓10の開口部2を覆うようにして中栓10に装着される上蓋20とによって構成されている。
中栓10は、樹脂製の一体成形品であり、容器1に係止される筒状部11と分離部12とを備える。
中栓10の筒状部11は、図2に示す容器1の内容物の抽出口を形成するもので、下端に半径方向外方に張り出す肉厚の円板部13aと、その円板部13aの周面から半径方向外方に張り出す肉薄の環状板部13bとを有している。円板部13aの周面には、周方向4〜8箇所に等間隔に突出部14が半径方向外方に張り出して形成されている。この突出部14は環状板部13bと上下方向に間隔をもって形成される。突出部14と環状板部13bとの間に、容器1に形成された孔1aの周縁を挿入した後、環状板部13bと孔1a(図3参照)の周縁とを溶着(例えば熱溶着、超音波溶着等)し、中栓10を容器1に取り付ける。また、中栓10の筒状部11には、外周面に、上蓋20を螺着するための雄ねじ15が形成されている。
中栓10の分離部12は、円盤状のフランジ部12aと、フランジ部12aの下面周縁に、下方に向けて立設する筒状リブ16とを有する。フランジ部12aは、開栓後に中栓10から分離し、後述する上蓋20の環状凹部22に係合される。筒状リブ16は、その外周面が、中栓10の筒状部11の上端開口内面に周接するように筒状部11よりも半径方向内方に位置している。そして、筒状リブ16の外周面は、テーパ状に傾斜しており、そのテーパ面16aが薄肉部17を介して中栓10の筒状部11の先端内周面11aに連設されている。分離部12は、筒状部11から分離して開口部2を形成する。
上蓋20は、樹脂製の一体成形品であり、円筒状の周壁部20aと天井壁20bとを備える。上蓋20は、中栓10を覆い、容器1に対して分離部12を押し込む方向に移動させることによって、分離部12を分離する。
上蓋20の周壁部20aの内周面には、中栓10の雄ねじ15に螺合する雌ねじ21が形成されている。周壁部20aにおける天井壁20bとの会合部内面には、半径方向内方に開口する環状凹部22が形成されている。
また、図3に拡大して示すように、上蓋20の周壁部20aの下端外周面には、全周に亘って小径の環状切欠き23が形成されている。環状切欠き23は、周壁部20aにおいて段差状であり、後述する帯状リング25を収納可能となっている。この環状切欠き23の上端隅部には、環状の凹部24が形成されている。
さらに、上蓋20は、帯状リング25を備える。図3に示すように、帯状リング25は、周壁部20aに対して半径方向外側にオフセットした状態で、かつ下方に突出した状態で周壁部20aすなわち環状切欠き23の下端に支持されている。帯状リング25の内周面25aは、環状切欠き23の外周面23aとほぼ同じ半径で形成されている。また、帯状リング25の外周面25bは、環状切欠き23を除く周壁部20aの最外周面Sとほぼ同じ半径又は上蓋20の操作を妨げない程度の大きさで形成される。また、帯状リング25は、分離予定部26を介して、周壁部20aの内周上縁と連設されている。図4に概念的に示すように、分離予定部26は、薄肉の連結部26aとスリット26bとで構成されている。本実施形態において、スリット26bは8箇所設けられている。帯状リング25は、上蓋20を容器1に対して押し込む方向に移動させることによって、上蓋20から分離し、周壁部20aの環状切欠き23に嵌合する。帯状リング25は、上蓋20から分離されると、図6に示すように、連結部26aが切断された跡として帯状リング25の上部に凸状部25cが生じる。凸状部25cは、帯状リング25が環状切欠き23に嵌合することで凹部24に収納される。
このように構成された中栓10と上蓋20とは、上蓋20の雌ねじ21を中栓10の雄ねじ15に螺合させることによって、図2に示すように互いに結合される。この状態における中栓10と上蓋20は、中栓10の分離部12のフランジ部12aが上蓋20の環状凹部22内に嵌合された状態にあり、上蓋20は、中栓10に対して緩く拘束された状態にある。
以下、上記実施形態の封止装置100の開栓動作又は開封動作について図2、図5、図6、及び図7を参照しながら説明する。
まず、図2に示すように、上蓋20が雄ねじ15と雌ねじ21との回転動作前の基準位置にあり、分離部12と筒状部11が薄肉部17によって結合状態にあって、容器1の開口部2が封止された状態にある。
この状態から上蓋20を締め込む方向即ち時計回りに回転させると、それに伴って中栓10の分離部12が押下される。すると、薄肉部17が破断される。
他方、上蓋20の帯状リング25は、中栓10の円板部13aに突き当たり、それ以上の降下が不可能になる。この状態で、上蓋20が降下すると、分離予定部26が切断され、帯状リング25は、図5に示すように、環状切欠き23に収容される。そして、帯状リング25の切断によって発生する分離予定部26の凸状部25cは、図6に示すように、上蓋20の凹部24に収容される。したがって、帯状リング25は、環状切欠き23の周面との摩擦抵抗ばかりでなく、凸状部25cの凹部24への係合によっても上蓋20に保持される。
この状態で、上蓋20を緩める方向即ち反時計回りに回転させると、分離部12のフランジ部12aが上蓋20の環状凹部22に係合されているため、分離部12は、上蓋20に伴って移動され、図7に示すように、中栓10の筒状部11から離脱される。
以上のようにして、中栓10は開栓され、開口部2から容器1内の液体を注ぎ出すことが可能となる。また、上蓋20は、容器1に対して着脱自在となる。
また、開栓後において、上蓋20の雌ねじ21を中栓10の雄ねじ15に螺合させ、上蓋20を時計方向に回転させると、上蓋20に保持されている分離部12が、中栓10の筒状部11の上端内周面11bに嵌合され、開口部2が塞がれる。この際に、分離部12は、シール栓として機能する。
以上説明した容器の封止装置によれば、非開栓状態で上蓋20の周縁から突出した状態にある帯状リング25が開栓状態になると、上蓋20の周壁部20aに重なるようにして嵌着される。そのため、開栓状態を帯状リング25の外観状態として外部から視認することができる。また、その際、帯状リング25は上蓋20の周壁部20aに嵌合保持されるので、ゴミになることを防ぐことができる。
以上、本実施形態に係る容器の封止装置について説明したが、本発明に係る容器の封止装置は上記のものには限られない。例えば、上記実施形態において、分離部12の筒状リブ16の外周面を筒状部11の上端内周面11bに当接させることによってシールを図っているが、分離部12の筒状リブ16の内周面を筒状部11の上端外周面に当接させることによってシールを図ってもよい。
また、上記実施形態において、帯状リング25の色を上蓋20のうち少なくとも帯状リング25が嵌合支持される周壁部20aの表面の色と異なる色で着色してもよい。この場合、分離された帯状リング25がそれを支持する周壁部20aに保持された状態で、帯状リング25で周壁部20aに着色された色を隠すので、上蓋20の外観状態で封止装置100が開栓されているか否を明確に視認することができる。
また、上記実施形態において、図8(A)に示すように、環状切欠き23を設けなくてもよい。つまり、上蓋20の周壁部20aが段差を有さなくてもよい。この場合、図8(B)に示すように、帯状リング25が周壁部20aに嵌合した際に、上蓋20の下部が半径方向に突出した状態となる。また、周壁部20aの外周面に凹部を設ければ、帯状リング25の凸状部25cを嵌め込むこともできる。
また、上記実施形態において、環状切欠き23にスリット、溝、凹形状、パターン形状等が設けられていてもよい。
また、上記実施形態において、図9(A)に示すように、上蓋20の周壁部20aと帯状リング25とが予め分離しており、開栓前の状態で帯状リング25の一部が環状切欠き23に嵌め込まれていてもよい。この場合、帯状リング25の内周面25aに凸状部125cを設け、凹部24に嵌め込めば、帯状リング25を周壁部20aに確実に保持することができる。なお、凸状部125cは、凹部24に対応する位置に形成されれば、環状に繋がっていても複数個分離していてもよい。また、環状切欠き23の下部にも凹部124を設ければ、開栓前において周壁部20aに帯状リング25を安定して支持することができる。
また、上記実施形態において、上蓋20の周壁部20aに凹部24を設けずに、凸部127を設けてもよい。つまり、図10(A)に示すように、周壁部20aは、帯状リング25が周壁部20aに嵌合した開栓表示状態で周壁部20aに嵌合する周面SSの少なくとも一部に凸部127を有する。この場合、図10(B)に示すように、帯状リング25が周壁部20aに嵌合した際に、帯状リング25の凸状部25cが周壁部20aの凸部127に係止され、帯状リング25が周壁部20aに保持される。また、図10(C)に示すように、帯状リング25の内面の周壁部20aの凸部127に対応する位置に凹部128を設けてもよい。この場合、図10(D)に示すように、開栓表示状態において凸部127と凹部128とが係止した状態となり、帯状リング25が周壁部20aに確実に保持される。なお、図10(A)〜10(D)において、周壁部20aに凸部127と併せて凹部24を設けてもよい。
また、上記実施形態において、分離予定部26のスリットの26bの数や大きさは適宜変更することができる。また、分離予定部26を薄肉の連結部26aとスリット26bとで構成したが、上蓋20を容器1に対して押し込んだ際に帯状リング25を周壁部20aから分離可能であれば、分離予定部26全体を薄肉の連結部にしてもよい。
また、上記実施形態において、中栓10を容器1の孔1aの周縁に溶着する構造としたが、中栓10の容器1への取付方法は適宜変更することができる。例えば、中栓10に容器1に固定するための嵌合部や螺合部を設け、中栓10を容器1に取り付けてもよい。
1…容器、 2…開口部、 10…中栓、 11…筒状部、 12…分離部、 20…上蓋、 24,124…凹部、 25…帯状リング、 25c,125c…凸状部、 26…分離予定部、 26a…連結部、 26b…スリット、 100…封止装置

Claims (8)

  1. 分離して開口を形成する分離部を有する中栓と、
    前記中栓を覆い、容器に対して前記分離部を押し込む方向に移動させることによって、前記分離部を分離する上蓋と、
    を備える封止装置であって、
    前記上蓋は、円筒状の周壁部と、前記周壁部の下端に対して半径方向にオフセットした状態で、かつ下方に突出した状態で前記周壁部の下端に支持される帯状リングと、を備え、
    前記上蓋は、前記周壁部の下端周面に、前記帯状リングを収容する段差状の環状切欠きを有し、
    前記帯状リングは、前記上蓋を前記容器に対して押し込む方向に移動させることによって、前記周壁部に嵌合し、
    前記帯状リングが前記環状切欠きに収容された状態で、前記帯状リングの外周面は、前記環状切欠きを除く前記周壁部の最外周面とほぼ揃うことを特徴とする容器の封止装置。
  2. 前記帯状リングは、分離予定部を介して前記周壁部に連設され、前記上蓋から分離可能であることを特徴とする請求項1に記載の容器の封止装置。
  3. 前記分離予定部は、複数の肉薄の連結部と一対の連結部間に形成されたスリットとを有することを特徴とする請求項1及び2のいずれか一項に記載の容器の封止装置。
  4. 前記帯状リングは、内面及び上部の少なくともいずれか一方に凸状部を有し、
    前記周壁部は、前記帯状リングが前記周壁部に嵌合した開栓表示状態で、前記凸状部を収容可能な凹部、及び前記周壁部に嵌合する周面の少なくとも一部に凸部のいずれか一方を有し、
    前記凸状部は、前記上蓋から前記帯状リングを分離した際に発生するバリであることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の容器の封止装置。
  5. 前記帯状リングは、内面及び上部の少なくともいずれか一方に凸状部を有し、
    前記周壁部は、前記帯状リングが前記周壁部に嵌合した開栓表示状態で、前記凸状部を収容可能な凹部を有することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の容器の封止装置。
  6. 前記周壁部は、前記帯状リングが前記周壁部に嵌合した開栓表示状態で前記周壁部に嵌合する周面の少なくとも一部に凸部を有することを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の容器の封止装置。
  7. 前記帯状リングは、内面及び上部の少なくともいずれか一方に凸状部を有し、
    前記凸状部は、前記開栓表示状態で前記帯状リングを支持することを特徴とする請求項6に記載の容器の封止装置。
  8. 前記帯状リングは、内面に凹部を有し、
    前記凸部は、前記開栓表示状態で前記凹部を係止し、前記帯状リングを支持することを特徴とする請求項6に記載の容器の封止装置。
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