JP6741411B2 - 中蓋付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、中蓋付き容器に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示すような、内容物が収容される容器本体と、容器本体の口部に着脱自在に装着される中蓋と、中蓋に着脱自在に配設された取出し具と、を備える中蓋付き容器が知られている。中蓋の天壁部の下面は、容器本体の内部に露呈されているので、天壁部の下面に内容物が付着しやすい。
特開2012−246013号公報
しかしながら、前記従来の中蓋付き容器では、内容物を取出す際に、中蓋を載置部に載置する場合に、中蓋を下面が上方を向くように裏返しの姿勢にする必要がある。この場合、中蓋を容器本体の口部に再度装着するときに、中蓋を把持しにくいばかりでなく、天壁部の下面に対して、埃などが付着したり、付着していた内容物が周囲に付着したりするおそれがある。
また、中蓋を載置部に載置した状態で取出し具を中蓋から取り外しにくいという問題があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、中蓋の天壁部の下面に対して、埃などが付着したり、付着していた内容物が周囲に付着したりするのを抑えることができるとともに、取出し具を中蓋から容易に取り外すことができる中蓋付き容器を提供することを目的としている。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る中蓋付き容器は、内容物が収容される容器本体と、前記容器本体の口部に着脱自在に装着される中蓋と、前記中蓋に着脱自在に配設された取出し具と、を備える中蓋付き容器であって、前記中蓋は、天壁部と、前記天壁部から下方に向けて突出する脚部と、を備え、前記天壁部には、底壁部と、該底壁部の外周縁から立ち上がる部分とを有し、前記取出し具が収容される収容凹部が形成され、前記収容凹部の前記底壁部は、前記取出し具が載置される支持高部と、前記支持高部より下方に位置し前記取出し具との間に容器軸方向の隙間が設けられた取出し低部と、を備え、前記支持高部は、前記底壁部における中央部に配置され、前記取出し低部は、前記支持高部から径方向の外側に向かうに従い漸次下方に向けて延在し、前記底壁部の全体が前記支持高部と前記取出し低部によって形成され、前記取出し低部の傾斜面は、前記底壁部の前記外周縁まで延びていることを特徴としている。
本発明の中蓋付き容器では、中蓋に、天壁部から下方に向けて突出する脚部が備えられているので、容器本体内の内容物を取出すに際し、容器本体の口部から離脱した中蓋を、脚部を載置面に接地させることにより、天壁部の下面を下方に向けた状態で自立させることができる。これにより、天壁部の下面に付着した内容物が周囲に付着したり、周囲の埃などが天壁部の下面に付着したりするのを抑制することができるとともに、中蓋を容器本体の口部に再度装着するときに、脚部を把持することで中蓋を容易に操作することができる。また、中蓋を自立させた状態で取出し具を中蓋から取り外すことが可能になり、優れた操作性を具備させることができる。
そして、収容凹部の底壁部が支持高部および取出し低部を備えているので、取出し低部と取出し具との間に指を差込み易くなり、容器本体の口部から離脱した中蓋を自立させることが可能になることと相俟って、取出し具を容易に摘まむことができる。
また、本発明では、取出し具のうち、長手方向の一端部を収容凹部の底壁部に向けて押し付けると、長手方向の他端部が、収容凹部の底壁部から浮き上がって容器軸方向の隙間が広くなり、取出し低部と取出し具との間に指をより一層差込み易くなる。
また、本発明に係る中蓋付き容器は、前記支持高部は容器軸に直交する平坦面になっていることが好ましい。
この場合には、収容凹部における取出し具の位置を安定させることができる。
また、本発明に係る中蓋付き容器は、内容物が収容される容器本体と、前記容器本体の口部に着脱自在に装着される中蓋と、前記中蓋に着脱自在に配設された取出し具と、を備える中蓋付き容器であって、前記中蓋は、天壁部と、前記天壁部から下方に向けて突出する脚部と、を備え、前記天壁部には、前記取出し具が収容される収容凹部が形成され、前記収容凹部の底壁部は、前記取出し具が載置される支持高部と、前記支持高部より下方に位置し前記取出し具との間に容器軸方向の隙間が設けられた取出し低部と、を備え、前記支持高部は、前記底壁部における外周部に配置されて環状に形成され、前記取出し具における長手方向の両端部を支持し、前記取出し低部は、前記支持高部の内周縁に段部を介して連なっていることを特徴としている。
この場合には、支持高部が環状に形成されていて、取出し具における長手方向の両端部を支持しているので、収容凹部における取出し具の位置を確実に安定させることができる。また、取出し低部が、支持高部の内周縁に段部を介して連なっているので、取出し低部の内容積を大きく確保することが可能になり、指を取出し低部内に容易に差込むことができる。
また、本発明に係る中蓋付き容器は、前記脚部は、前記天壁部から下方に向けて突出する脚片と、前記脚片の下端部を径方向の外側から囲繞する環状の接地部と、を備えることが好ましい。
この場合には、脚部が、環状の接地部を備えているので、中蓋を載置面に確実に安定して接地させることができる。
また、脚片が弾性変形するのを環状の接地部によって抑制することが可能になり、中蓋を容器本体の口部に装着する際に、脚片がぐらつくのを防ぐことが可能になり、この装着を容易に行うことができる。
本発明によれば、中蓋の天壁部の下面に対して、埃などが付着したり、付着していた内容物が周囲に付着したりするのを抑えることができるとともに、取出し具を中蓋から容易に取り外すことができる。
本発明の実施形態に係る中蓋付き容器の要部の断面図である。 図1に示す中蓋付き容器の中蓋の平面図であって、中蓋を上から見た図である。 図2に示すX1−X1線断面図であって、中蓋の縦断面図である。 スパチュラの長手方向の一端を下方に押し付けて、他端を浮き上がらせた状態を示す縦断面図であって、図3に対応する図である。 第1変形例による中蓋付き容器の中蓋を示す縦断面図であって、図3に対応する図である。 第2変形例による中蓋付き容器の中蓋を示す縦断面図であって、図3に対応する図である。 第3変形例による中蓋付き容器の中蓋を示す平面図であって、図2に対応する図である。 図7に示すX2−X2線断面図であって、中蓋の縦断面図である。 図7に示すX3−X3線断面図であって、中蓋の縦断面図である。
以下、本発明に係る実施形態の中蓋付き容器を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、中蓋付き容器1は、内容物が収容される容器本体10と、容器本体10の口部10aに着脱自在に装着される中蓋2と、中蓋2に着脱自在に配設されたスパチュラ3(取出し具)と、を備えている。
中蓋付き容器1には、中蓋2を外側から覆うとともに、容器本体10に離脱自在に装着された有頂筒状のキャップ4が設けられている。
ここで本実施形態では、容器本体10は有底筒状に形成され、その横断面の中央を通る中心軸線を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿って、容器本体10の口部10a側を上方といい、容器本体10の底部10b側を下方という。また、容器軸O方向から見た平面視において、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器本体10は、内容物が収容される内容器11と、内容器11が内装される外容器12と、を備えている。外容器12の底部12aには、内容器11の底部11bを外部に露呈する窓孔13が形成されている。窓孔13は、容器軸Oと同軸に配置されている。
また、内容器11は、外容器12内に着脱自在に装着されている。これらの内容器11および外容器12には、互いが周方向に係合する係合部が形成されており、これらの係合部が互いに係合することにより、外容器12および内容器11の周方向の相対回転が防止されている。
図2及び図3に示すように、中蓋2は、天壁部21と、天壁部21から下方に向けて突出し、容器本体10の口部10aに外装される脚部22と、を備えている。
天壁部21には、下側に向けて窪み、スパチュラ3が収容される収容凹部23が形成されている。収容凹部23は、天壁部21における外周部21cを除く全域にわたって形成され、上面視で円形状を呈する。収容凹部23は、内容器11の口部11a内に嵌合されている。天壁部21の外周部21cは、内容器11の上端開口縁に配置されている。
収容凹部23の底壁部23aは、スパチュラ3が載置される支持高部27と、支持高部27より下方に位置しスパチュラ3との間に容器軸O方向の隙間が設けられた取出し低部28と、を備えている。
支持高部27は、底壁部23aにおける中央部に配置され、容器軸Oに直交する平坦面になっている。支持高部27を容器軸O方向から見た平面視形状は、容器軸Oと同軸の円形状となっている。ここで、スパチュラ3の長手方向の長さ寸法は、収容凹部23の底壁部23aの直径よりも小さく設定されている。そして、平坦面をなす支持高部27の直径は、スパチュラ3の長さ寸法よりも直径小さく設定されている。
取出し低部28は、支持高部27から径方向の外側に向かうに従い漸次下方に向けて延在する傾斜面を形成している。
脚部22は、天壁部21の外周縁から下方に向けて突出する脚片24と、脚片24の下端部を径方向の外側から囲繞する環状の接地部25と、脚片24と接地部25とを連結する連結部26と、を備えている。
脚片24は、周方向に一定の間隔をあけて複数(図2では6つ)が配設されている。
接地部25は容器軸Oと同軸に配置された環状に形成されている。接地部25の内径は、後述の雄ねじ部14aの外径より大きくなっている。接地部25の外径は、外容器12の胴部15の外径より小さくなっている。接地部25はキャップ4により径方向の外側から囲繞されている。
図1に示すように、外容器12は、口部14と、外径が口部14より大径に形成された胴部15と、を備えている。外容器12の口部14に雄ねじ部14aが形成されている。外容器12の口部14には、容器軸O方向に延びるとともに、雄ねじ部14aを周方向に分断する縦溝16が、周方向に間隔をあけて複数形成されている。外容器12の口部14の上端開口縁には、内径が口部14の内径と同等で、かつ外径が口部14の外径より小径の上筒部14bが上方に向けて突設されている。
また、外容器12の口部14の外周面における縦溝16の上端開口部は、上方に向かうに従い漸次、縦溝16における溝幅方向の外側に向けて延びる突曲線状に形成されている。また、縦溝16の溝底は、外容器12の口部14の表面と面一とされている。このような縦溝16には、中蓋2の脚片24が差し込まれている。
内容器11は、上端開口縁から径方向の外側に向けて突出するとともに、外容器12の上筒部14bの外側を向く外周面に、径方向の外側からアンダーカット係合される係合筒11dが設けられている。内容器11は、底部11bにおいて、下方に向けて突出する嵌合凸部11eが設けられていて、外容器12の窓孔13の内面に嵌合されている。
図1に示すように、キャップ4は、頂壁部41と、頂壁部41の外周縁から下方に向けて延びるとともに外容器12に螺着される螺着筒42と、を備えている。螺着筒42の内周面には、外容器12の雄ねじ部14aに螺合される雌ねじ部42aが形成されている。螺着筒42の下端開口縁には、下筒部44が突設されている。
また、螺着筒42の上端部内には、円盤状のパッキン43が嵌合されている。このパッキン43は、外周部が容器本体10の口部10aの上端面(中蓋2の天壁部21の外周部21c)に対して密着してシールされ、収容凹部23内を密封している。
そして、外容器12の雄ねじ部14aには、縦溝16に中蓋2の脚片24が差し込まれた状態で、キャップ4の螺着筒42が外嵌され、このときキャップ4の下筒部44によって中蓋2の接地部25が径方向の外側から囲繞される。
以上説明したように、本実施形態の中蓋付き容器1によれば、図1及び図3に示すように、中蓋2に、天壁部21から下方に向けて突出する脚部22が備えられているので、容器本体10内の内容物を取出すに際し、容器本体10の口部14から離脱した中蓋2を、脚部22を載置面に接地させることにより、天壁部21の下面21aを下方に向けた状態で自立させることができる。これにより、天壁部21の下面21aに付着した内容物が周囲に付着したり、周囲の埃などが天壁部21の下面21aに付着したりするのを抑制することができるとともに、中蓋2を容器本体10の口部10aに再度装着するときに、脚部22を把持することで中蓋2を容易に操作することができる。
また、本実施形態では、中蓋2を自立させた状態でスパチュラ3を中蓋2から取り外すことが可能になり、優れた操作性を具備させることができる。
そして、収容凹部23の底壁部23aが支持高部27および取出し低部28を備えているので、取出し低部28とスパチュラ3との間に指を差込み易くなり、容器本体10の口部10aから離脱した中蓋2を自立させることが可能になることと相俟って、スパチュラ3を容易に摘まむことができる。
しかも、本実施形態では、図4に示すように、支持高部27が底壁部23aにおける中央部に配置され、かつ取出し低部28が支持高部27から径方向の外側に向かうに従い漸次下方に向けて延在しているので、スパチュラ3のうち、長手方向の一端部3aを収容凹部23の底壁部23aに向けて押し付けると、長手方向の他端部3bが、収容凹部23の底壁部23aから浮き上がって容器軸O方向の隙間が広くなり、取出し低部28とスパチュラ3との間に指をより一層差込み易くなる。
さらに、本実施形態では、支持高部27が容器軸Oに直交する平坦面になっていることから、収容凹部23におけるスパチュラ3の位置を安定させることができる。
また、支持高部27の直径が、収容凹部23の底壁部23aの直径よりも小さいスパチュラ3の長さ寸法よりも小さく設定されているので、例えば、図2の二点鎖線に示すように、スパチュラ3が収容凹部23内で移動しても、スパチュラ3の長手方向の中央部の一部が支持高部27に重なる。そのため、このスパチュラ3の長手方向の一端部3aを収容凹部23の底壁部23aに向けて押し付けると、長手方向の他端部3bが、収容凹部23の底壁部23aから浮き上がって容器軸O方向の隙間が広くなり、取出し低部28とスパチュラ3との間に指を差込み易くなる。
なお、本実施形態において、スパチュラ3が支持高部27に対して重ならずに外れていてもよい。この場合には、スパチュラ3が取出し低部28に位置し、取出し低部28が支持高部27から径方向の外側に向かうに従い漸次下方に向けて延在する傾斜面を形成しているため、スパチュラ3と取出し低部28との間に隙間が形成され、取出し低部28とスパチュラ3との間に指を差込むことができる。
また、本実施形態では、脚部22が、環状の接地部25を備えているので、中蓋2を載置面に確実に安定して接地させることができる。
さらに、本実施形態では、脚片24が弾性変形するのを環状の接地部25によって抑制することが可能になり、中蓋2を容器本体10の口部10aに装着する際に、脚片24がぐらつくのを防ぐことが可能になり、この装着を容易に行うことができる。
(第1変形例)
図5に示す第1変形例による中蓋付き容器1Aは、収容凹部23の底壁部23aにおいて、取出し低部28Aが中心部から径方向の外側に向かうに従い漸次下方に向けて延在する傾斜面を形成した円錐形状をなしている。つまり、上述した実施形態では、平坦面を形成した支持高部27であるが、本第1変形例の支持高部27Aは、円錐形状の取出し低部28Aの頂部に位置している。
第1変形例の場合には、スパチュラ3と取出し低部28Aとの間に隙間が形成されることから、取出し低部28Aとスパチュラ3との間に指を差込むことができる。
(第2変形例)
図6に示す第2変形例による中蓋付き容器1Bは、中蓋2の収容凹部23の底壁部23aのうち取出し低部28Bが径方向の中央部において上に突となる凸曲面を形成している。第2変形例による支持高部27Bは、凸曲面をなす取出し低部28Bの頂部に位置している。
第1変形例の場合には、スパチュラ3と取出し低部28Bとの間に隙間が形成されることから、取出し低部28Bとスパチュラ3との間に指を差込むことができる。
さらに、上述した第1変形例および第2変形例による中蓋付き容器1A、1Bでは、支持高部27A、27Bに上述した実施形態のような平坦面が形成されていないので、スパチュラ3の一端部3aを収容凹部23の底壁部23aに向けて押し付けたときの他端部3bの浮き上がり量が大きくなり、スパチュラ3を中蓋2から取り外す操作性を向上させることができる。
(第3変形例)
次に、第3変形例による中蓋付き容器1Cについて、図7〜図9に基づいて説明する。中蓋付き容器1Cによる中蓋2は、支持高部27Cが収容凹部23の底壁部23aにおける外周部21cに配置されて環状に形成されている。スパチュラ3は、長手方向の両端部3a、3bが環状の支持高部27Cに支持されている。取出し低部28Cは、支持高部27Cの内周縁に段部を介して連なっている。
第3変形例では、支持高部27Cが環状に形成されていて、スパチュラ3における長手方向の両端部3aを支持しているので、収容凹部23におけるスパチュラ3の位置を確実に安定させることができる。
また、この場合には、図8及び図9に示すように、取出し低部28Cが、支持高部27Cの内周縁に段部を介して連なっているので、取出し低部28Cの内容積を大きく確保することが可能になり、指を取出し低部28内に容易に差込むことができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、中蓋2の脚片24が周方向に6つ配設されているが、脚片24の数量や形状を適宜変更することが可能である。
また、前記実施形態で、平坦面を形成する支持高部27の平面視形状は円形状であることに限定されることはなく、また直径についても適宜設定することができる。
また、本実施形態では、取出し具としてスパチュラ3を採用しているが、スパチュラに限らず、例えば、刷毛、フォーク等であってもよい。
さらに、支持高部に、スパチュラ3の位置ずれを規制する規制突部などを設けてもよい。
また、本実施形態では、内容器11と外容器12とが別体で設けられているが、これに限定されず、一体に設けられていてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、1A、1B、1C 中蓋付き容器
2 中蓋
3 スパチュラ(取出し具)
4 キャップ
10 容器本体
10a 口部
11 内容器
12 外容器
13 窓孔
16 縦溝
21 天壁部
22 脚部
23 収容凹部
23a 底壁部
24 脚片
25 接地部
27、27A、27B、27C 支持高部
28、28A、28B、28C 取出し低部
O 容器軸

Claims (4)

  1. 内容物が収容される容器本体と、
    前記容器本体の口部に着脱自在に装着される中蓋と、
    前記中蓋に着脱自在に配設された取出し具と、を備える中蓋付き容器であって、
    前記中蓋は、天壁部と、前記天壁部から下方に向けて突出する脚部と、を備え、
    前記天壁部には、底壁部と、該底壁部の外周縁から立ち上がる部分とを有し、前記取出し具が収容される収容凹部が形成され、
    前記収容凹部の前記底壁部は、前記取出し具が載置される支持高部と、前記支持高部より下方に位置し前記取出し具との間に容器軸方向の隙間が設けられた取出し低部と、を備え、
    前記支持高部は、前記底壁部における中央部に配置され、
    前記取出し低部は、前記支持高部から径方向の外側に向かうに従い漸次下方に向けて延在し、
    前記底壁部の全体が前記支持高部と前記取出し低部によって形成され
    前記取出し低部の傾斜面は、前記底壁部の前記外周縁まで延びていることを特徴とする中蓋付き容器。
  2. 前記支持高部は容器軸に直交する平坦面になっていることを特徴とする請求項1に記載の中蓋付き容器。
  3. 内容物が収容される容器本体と、
    前記容器本体の口部に着脱自在に装着される中蓋と、
    前記中蓋に着脱自在に配設された取出し具と、を備える中蓋付き容器であって、
    前記中蓋は、天壁部と、前記天壁部から下方に向けて突出する脚部と、を備え、
    前記天壁部には、前記取出し具が収容される収容凹部が形成され、
    前記収容凹部の底壁部は、前記取出し具が載置される支持高部と、前記支持高部より下方に位置し前記取出し具との間に容器軸方向の隙間が設けられた取出し低部と、を備え、
    前記支持高部は、前記底壁部における外周部に配置されて環状に形成され、前記取出し具における長手方向の両端部を支持し、
    前記取出し低部は、前記支持高部の内周縁に段部を介して連なっていることを特徴とする中蓋付き容器。
  4. 前記脚部は、前記天壁部から下方に向けて突出する脚片と、前記脚片の下端部を径方向の外側から囲繞する環状の接地部と、を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の中蓋付き容器。
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