JP6499552B2 - 雑音耐性の高い回路基板及び電子装置 - Google Patents

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本発明は、電子回路を構成する回路基板及び当該回路基板を備える電子装置に関し、特に、電源装置につながるグランドラインにおけるグランド電位の変動(グランド雑音)に対する耐性の高い回路基板及び当該回路基板を備える電子装置に関する。
電子回路を構成する回路基板を備える電子装置を、輻射雑音が存在する環境下で使用する場合、当該輻射雑音に起因して、当該電子装置と電源装置とをつなぐグランドラインにグランド電位の変動(グランド雑音)が発生し、当該グランド雑音が電子装置に流入することで、当該電子装置の動作が不安定なものとなり得る。
従来、電源装置につながるグランドラインから進入するグランド雑音の影響を低減する技術として、回路基板を導電性の筐体内に収容し、回路基板上に形成されたグランドパターンを、コンデンサを介して筐体に接続することで、グランドパターンに流入したグランド雑音を筐体外部(例えば、当該筐体が取り付けられた導電性の外部構造物)へ排出する電子装置が知られている。また、他の技術として、多層プリント配線基板の表面層にアナログ入出力端子である外部接続部(コネクタ)と、アナログ回路と、アナロググランドと、デジタル回路とが形成され、中間層に基準電位を与えるデジタルグランドプレーンが形成され、外部接続部の近傍の、アナロググランド電位とデジタルグランド電位が同一である位置で、上記アナロググランドとデジタルグランドがコンデンサにより接続される、プリント配線基板が知られている(特許文献1参照)。このプリント配線基板では、外部接続部から進入するノイズが、上記コンデンサを介して即座にデジタルグランドプレーンに導かれるため、アナロググランドに対する当該ノイズの影響が防止される。
しかしながら、上記従来の技術では、コンデンサのみによってグランド雑音が除去される構成となっているため、その除去効果には限界があり、当該コンデンサによって排除しきれなかったグランド雑音が、回路基板上に構成された電子回路の動作を不安定にさせる事態が生じ得る。
例えば、このようなグランド雑音は、上記のように輻射雑音に起因して生ずるほか、電源装置に複数の電子装置が接続される場合には、自装置以外の他の電子装置のグランド電流が変動することによっても生じ得るものであり、雑音環境下において多くの電子装置が協働して機能するような用途、例えば、それぞれ異なる制御対象を制御する複数のECU(電子制御装置、Electronic Control Unit)で構成される車両制御システムにおいては、極めて大きなグランド雑音が発生し得る。このため、このようなシステムに用いられる電子装置では、でき得る限り高いグランド雑音耐性を持つことが期待される。
特許第3799949号公報
上記背景より、回路基板及び当該回路基板を備える電子装置において、外来輻射雑音等に起因して電源装置につながるグランドラインから流入するグランド雑音の影響を効果的に抑制し得る構成の実現が望まれている。
本発明の一の態様は、電子回路を構成する回路部品が搭載された回路基板であって、電源装置につながるグランドラインに直接又は間接に直流的に接続される第1のグランドパターンと、前記第1のグランドパターンに直接又は間接に交流的に接続されて、前記回路基板を収容する導電性の筐体に直流的に接続される第2のグランドパターンと、を備え、前記第1のグランドパターンの内部には、当該第1のグランドパターンを伝搬する雑音電流を遮る位置に、前記第1のグランドパターンの導体で囲まれたスリットが設けられており、少なくとも一つの前記スリットの少なくとも一つの端部近傍に前記第1のグランドパターンと前記第2のグランドパターンとを交流的に接続するコンデンサが配されている。
本発明の他の態様によると、前記雑音電流を遮るスリットが少なくとも2つ設けられており、当該スリットは前記第1のグランドパターンと前記電源装置につながるグランドラインとの接続部を当該第1のグランドパターンを流れる電流の方向に沿って挟む位置に設けられている。
本発明の他の態様によると、前記雑音電流を遮るスリットは、前記第1のグランドパターンを流れる電流の当該流れの方向に対し略直交する方向に設けられたスリットを含む。
本発明の他の態様によると、前記雑音電流を遮るスリットの少なくとも一つの両端部の近傍に、前記第1のグランドパターンと前記第2のグランドパターンとを交流的に接続する前記コンデンサが配されている。
本発明の他の態様は、上記いずれかの回路基板を備える電子装置である。
本発明の一実施形態に係る電子装置の構成を示す図である。 図1に示す電子装置が備える回路基板の構成を示す図である。 図2に示す回路基板の部分詳細図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。本発明の実施形態としてここに示した回路基板及び電子装置は、例えば車両に搭載されて当該車両の動作の少なくとも一つを制御する制御回路が構成された回路基板を備える電子装置である。ただし、本回路基板及び本電子装置の構成は、これに限らず、他の用途を含め、広く一般に用いられている回路基板及び電子装置に同様に適用することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子装置の構成を示す図である。図1(a)は本電子装置10の上面図、図1(b)は正面図、図1(c)はAA断面矢視図である。
本電子装置10は、導電性材料(例えば、アルミニウム等の金属や導電性樹脂)から成るベース100aとカバー100bとがネジ102a〜102dにより固定されて構成される導電性の筐体100と、筐体100内に収容された回路基板104と、を備える。回路基板104は、電気回路部品106を含む複数の回路部品が搭載されて電子回路を構成しており、ベース100aに対し、ネジ108a〜108dにより固定されている。また、回路基板104には、当該回路基板104が構成する電子回路を外部の装置やデバイスに接続するためのコネクタ110が、筐体100から外部へ突き出た状態となるように搭載されている。なお、本明細書において「接続」とは、特にことわりのない限り、電気的に直流的に接続されることを意味するものとする。また、回路基板104に関し、図1に示す上面図側から見える面をオモテ面、これに対向する側のウラ面と称するものとする。
図2は、回路基板104のオモテ面の詳細を示す図である。なお、記載を簡略化して理解を容易にするため、図2においては電気回路部品106の記載を省略している。回路基板104のオモテ面には、外部の電源装置(不図示)のグランド端子からのグランドラインに接続されるコネクタ110の6本のピン(グランドピン)200に接続された第1のグランドパターンであるグランドパターン202が形成されている。すなわち、グランドパターン202は、回路基板104上に構成される電子回路に電源装置から供給された電流が当該電源装置へ還流する際のグランド電流が流れるグランドパターンである。
また、回路基板104のウラ面には、筐体100のベース100aと電気的に接続される第2のグランドパターンであるグランドパターン204(図示点線)が形成されている。これにより、グランドパターン204に流入した電流は、導電性の筐体100を介して、例えば当該筐体100が取り付けられている導電性の外部構造物へ流れ出る。
また、回路基板104のウラ面には、グランドパターン202とビア206、208、210、212、214、216、218を介してそれぞれ直流的に接続されたグランドパターン220、222、224、226、228、230、232が設けられている。
図3は、図2に示す回路基板104の部分詳細図であり、コネクタ110のグランドピン200及びその周辺部分が拡大して示されている。図示実線矢印は、グランドパターン202の各部を流れる電流のおおよその方向を示したものであり、図示破線矢印は、グランドピン200から流入した雑音電流の伝搬方向を示したものである。すなわち、一般に、高周波成分を持つ雑音電流(高周波電流)は回路基板上のグランドパターン内において直進性を有しており、図示破線矢印はその伝搬方向を表現したものである。
本実施形態では、特に、第1のグランドパターンであるグランドパターン202内を伝搬する雑音電流をそれぞれ遮る位置にスリット300、302、304、306、308、310、312が設けられている。これにより、各スリット300〜312を挟んでそれぞれグランドピン200と対向する側のグランドパターン202の領域への雑音電流の伝搬が阻止される。
また、各スリット300、302、304、306、308、310、312の一方又は両方の端部近傍においてグランドパターン220、222、224、226、228、230、232を介してグランドパターン202とグランドパターン204とを交流的に接続するためのコンデンサ320、322、324、326、328、330、332、334が配されている。
これにより、各スリット300〜312を迂回して進もうとする雑音電流は、それぞれコンデンサ320〜334を介して(及びグランドパターン220〜232を介して)、グランドパターン204へ流れ込み、最終的なグランドパターン204から導電性の筐体100のベース100aから本電子装置10の外部(例えば、当該筐体100が取り付けられた導電性の外部構造物)へ排出される。
また、本実施形態では、電源装置につながるグランドラインとグランドパターン202との接続部であるコネクタ110の6本のグランドピン200とグランドパターン202との接続点から、図示両側方に向かってグランドパターン202が延在していることから、少なくとも2つのスリット(例えばスリット304と308)が、当該接続部を電源装置につながるグランドラインとの接続部をグランドパターン202を流れる電流の方向に沿って挟む位置に設けられている。これにより、ブランドグランドピン200から流れ込んだ雑音電流の、グランドパターン202に沿った図示左右両方向の伝搬が効果的に阻止される。
また、本実施形態では、スリット300〜312は、当該スリットが配されたグランドパターン202内の各位置おいて、グランドパターン202を流れる電流の方向に対し略直交する方向に設けられている。雑音電流は、グランドパターン202を流れる電流(グランド電流)の方向と略同一の方向に伝搬するので、これにより雑音電流の伝搬を効果的に阻止することができる。
以上、説明したように、本実施形態の回路基板104は、電源装置に繋がるグランドラインに接続されたグランドパターン202と、導電性の筐体に直流的に接続される第2のグランドパターン204とを備え、グランドパターン202には、当該グランドパターン202を伝搬する雑音電流を遮るスリット300〜312が設けられており、当該スリットの少なくとも一端の近傍に、グランドパターン202とグランドパターン204とを交流的に接続するコンデンサ320〜334が設けられている。これにより、本回路基板104では、グランド電流が流れるグランドパターン202内において、外部から流入した雑音電流が伝搬するのを効果的に阻止してこれを排除することができる。
なお、本実施形態では、グランドパターン202とグランドパターン204とが、グランドパターン220、222、224、226、228、230、232を介して間接的に、コンデンサ320、322、324、326、328、330、332、334により交流的に接続されるものとしたが、これに限らず、例えば回路基板104においてグランドパターン204がグランドパターン202とが同一面に形成される場合には、コンデンサ320、322、324、326、328、330、332、334の全部または一部が、グランドパターン202とグランドパターン204とを直接的に交流結合させるものとしてもよい。
10・・・電子装置、100・・・筐体、100a・・・ベース、100b・・・カバー、102a〜102d、108a〜108d・・・ネジ、104・・・回路基板、106・・・回路部品、110・・・コネクタ、200・・・グランドピン、202、204、220〜232・・・グランドパターン、206〜218・・・ビア、300〜312・・・スリット、320〜334・・・コンデンサ。

Claims (5)

  1. 回路基板であって、
    電源装置につながるグランドラインに直接又は間接に直流的に接続される第1のグランドパターンと、
    前記第1のグランドパターンに直接又は間接に交流的に接続されて、前記回路基板を収容する導電性の筐体に直流的に接続される第2のグランドパターンと、
    を備え、
    前記第1のグランドパターンの内部には、当該第1のグランドパターンを伝搬する雑音電流を遮る位置に、前記第1のグランドパターンの導体で囲まれたスリットが設けられており、少なくとも一つの前記スリットの少なくとも一つの端部近傍に前記第1のグランドパターンと前記第2のグランドパターンとを交流的に接続するコンデンサが配されている、
    回路基板。
  2. 前記雑音電流を遮るスリットが少なくとも2つ設けられており、当該スリットは前記第1のグランドパターンと前記電源装置につながるグランドラインとの接続部を当該第1のグランドパターンを流れる電流の方向に沿って挟む位置に設けられている、
    請求項1に記載の回路基板。
  3. 前記雑音電流を遮るスリットは、前記第1のグランドパターンを流れる電流の当該流れの方向に対し略直交する方向に設けられたスリットを含む、
    請求項1又は2に記載の回路基板。
  4. 前記雑音電流を遮るスリットの少なくとも一つの両端部の近傍に、前記第1のグランドパターンと前記第2のグランドパターンとを交流的に接続する前記コンデンサが配されている、
    請求項1ないし3に記載の回路基板。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の回路基板を備える電子装置。
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