JP6499304B2 - 圧電多層デバイスを製造するための方法 - Google Patents

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Description

本発明は、圧電多層デバイスを製造するための方法に関する。
このような方法は、たとえば特許文献1に開示されている。しかしながらこの方法の欠点は、多層デバイスが1個毎に仕上げられることで製造されることであり、このため相当な製造コストが発生することである。
独国特許出願公開第102011109008A1号明細書
したがって本発明の課題は、圧電多層デバイスの製造のための改善された方法を提供することであり、この方法はたとえば製造コストの低減を含む。
上記の課題は請求項1に記載の方法によって解決される。本方法のさらなる実施形態は他の請求項に記載されている。
本発明による圧電多層デバイスの製造方法では、以下のステップを含むものが提供される。
A)1つの圧電材料を含むグリーンシート(複数)上に、1つの電極材料を取り付けるステップ。
B)上記の圧電材料を含む、少なくとも1つのグリーンシート上に、1つの第1の助剤の層を取り付けるステップ。
C)1つの積層体を形成するステップであって、この積層体においては上記のグリーンシートは、その上に電極材料が取り付けられており、上下に重なって配設されており、ここでこの積層体には、上記のグリーンシートの少なくとも1枚が配設されており、このグリーンシート上に上記の第1の助剤の層が取り付けられているステップ。
D)上記の積層体を焼結するステップであって、この焼結の際に上記の第1の助剤の層の密度が低下するステップ。
E)上記の積層体を焼成するステップであって、ここでこの積層体が1つの第1の助剤の層に沿って2つの多層デバイスに個々に分離されるステップ。
この方法は、複数の多層デバイスをまとめて1つの積層体で処理することを可能とし、こうして多数の処理ステップをこの製造方法の間に上記の積層体で行うことができる。このようにして手間のかかる個々のデバイスの取り扱いを避けることができる。この方法の後の方で実施される焼成のステップで漸くこの積層体は個々の多層デバイスに分離される。
この際、この焼成のステップの際の個々の分離は、これに先行する上記の焼結の際の第1の助剤の層の脆弱化によって、そしてこの焼成の際の速い温度変化にもたらされる熱衝撃によって引き起こされる。こうしてこの個々の分離は、焼成の際に、上記の第1の助剤の層が消失または分解することによって行われる。この個々の分離のためのさらなる作業ステップは全く必要ない。これにより、この多層デバイスの個々の分離用に追加の手間がなんら発生しない。これはこの焼成のステップが多層デバイスの製造の際には常に実施されなければならないからである。
この方法を用いて製造される圧電多層デバイスは、具体的には圧電アクチュエータであってよい。この圧電アクチュエータは、たとえば自動車における燃料噴射バルブの駆動に使用することができる。
上記の電極材料からなる層は、完成した多層デバイスにおいては内部電極を形成し、たとえばシルクスクリーン印刷処理(Siebdruckverfahren)を用いて金属ペーストとしてこのグリーンシートの上に取付けられてよい。
この電極材料は、1つのCu合金、たとえば銅パラジウム(CuPd)であってよい。他の電極材料も可能であり、たとえば純粋な銅も可能である。
この圧電性のグリーンシートは、焼結されてチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)セラミックとなり得る材料を含んでよい。
上記の第1の助剤は、この第1の助剤の層が、上記の焼結のステップの間に、この層の密度が上記の積層体の焼成の際に低下し、こうしてこの層に沿ってこの積層体の層間剥離が生じるように、選択される。層間剥離とは、この第1の助剤を含んでいた上記の第1の助剤の層に沿った上記の積層体の個々の分離のことを意味する。
上記の焼結のステップの間に、上記の第1の助剤の層の密度が低減し、ここでこの第1の助剤の層の密度が、この焼結の間に低下し、および/またはここでこのステップでこの層の孔隙率が焼結の間に高くなる。この変化は、上記の第1の助剤の層から材料が拡散消失すること、および/またはこの第1の助剤がその化学的組成を変化することによって引き起こされる。
上記の第1の助剤は、たとえば1つの第1の成分、1つの第2の成分、および1つの不活性な無機材料から成っていてよい。この第1の成分は、上記の電極材料の1つの成分でもある1つの金属であってよく、ここでこの金属はこの第1の成分において1つの化合物の状態、たとえば酸化された状態となっている。たとえばこの第1の成分はCuOであってよい。
上記の第2の成分は、上記の電極材料の1つの成分でもある上記の金属の純粋な形態であってよい。たとえばこの第2の成分はCuであってよい。
上記の第2の成分および上記の不活性な無機材料は、上記の第1の助剤の任意に選択される成分である。以上のように上記の第1の成分の割合は、上記の助剤の100重量%まで達していてよい。好ましくは上記の第1の成分と上記の第2の成分の比は50重量%対50重量%が設定される。
代替として、上記の第1の助剤は、1つの有機ペーストまたは無機の、PZTに対して不活性な材料を用いた1つのペーストを含んでよい。この第1の助剤は、有機成分および無機成分の1つの組合せから成っていてもよい。この有機ペーストは、たとえばZrOおよび/またはBaTiOを含むか、またはこれらの材料の1つから成っていてよい。上記の向き材料は、エチルセルロースであってよい。上記の積層体の焼結の際に、この第1の助剤の層の密度は低下する。ここでたとえば上記の第1の助剤の1つの第1の成分および1つの第2の成分が互いに化学的に反応することができる。
上記の処理ステップD)では、1つの実施形態では、これら第1および第2の成分は反応して第3の成分となり、および/またはこの第1の成分は第3の成分および第4の成分に分解し、そしてこの第4の成分が第2の成分と反応して第1の成分となる。これらの反応で、所定の時間後、上記の第1の助剤の第1の成分および第2の成分のほぼ全部あるいは全部が反応して第3の成分となる。
たとえばこの第2の成分が純粋な金属の形態である場合、なおこの金属は上記の電極材料においてたとえば合金としても存在しているが、本方法を用いて、上記の第1の助剤における第2の成分に対して、第1の成分を狙いを定めて追加することにより、上記の純粋な金属はこの第1の助剤において化学反応を起こし、これに対し上記の電極材料中のこの金属は化学的に変化しないか、あるいはただ非常に僅かな分量のみ化学的に変化する。
この際、この第1の成分も同様に、上記の第2の成分および上記の電極材料のような金属を含んでよく、またはこの第2の成分およびこの電極材料の金属と異なる金属を含んでよい。これらの第1および第2の成分で異なる金属が選択されると、第1の成分の分解生成物である第3成分の主成分、および第2の成分の第4の成分との反応生成物である第3の成分の副成分が生成され得る。
第1の成分の第3および第4の成分への分解は、たとえば金属酸化物の酸素解離であってよい。このためこの第1の成分は、金属酸化物であってよく、ここでこの金属は第1の酸化状態であり、第4の成分である酸素を解離する。この酸素の解離によって、第3の成分として、この金属が第2の酸化状態で存在する金属酸化物が生成され得る。この酸素解離によって、こうして上記の第1の助剤において、この金属が狙いを定めて酸化され得る。
上記の反応、とりわけ第1の成分の第3および第4の成分への分解は、最高焼結温度に達する前に起こり得る。こうして、最大焼結温度に達する前に狙いを定めた酸化が、こうして上記のデバイスの高密度化の前に起こる。
したがって、本方法は、たとえば金属の酸化の化学反応を、狙いを定めた部位、すなわち焼結の前に助剤を含んでいた層の領域に制限することを可能とする。これにより上記の第1の助剤の層における純粋な金属は、完全に酸化されるが、他方電極材料における金属は酸化されず、すなわちまったく侵されない。
酸化が焼結雰囲気を介してのみ制御される従来の方法では、狙いを定めた部位で酸化を行うことは実現できなかった。これは酸化が電極材料でも起こるためであり、この電極材料での酸化は望ましくないからである。これは一方では酸化された電極材料は拡散消失(wegdiffundieren)し、これによって電極層が分解し得、また他方では、それに沿ってステップE)において上記の個々の分離が起こる上記の第1の助剤の層が、完全に分解できなくなるからである。
さらに、上記の処理ステップD)においては、第3の成分および/または第1の成分は、電極材料を含む層の少なくとも1つに拡散侵入(hindiffundieren)する。
「拡散侵入」とは、第1および/第3の成分が、これらの成分が電極材料に吸収されるか、またはこの電極材料の方向にのみ拡散し、上記の圧電材料を通って拡散して吸収されるように、拡散することを意味する。上記の第2の変形例は、第1および第3の成分が電極材料に存在する金属を全く含まない場合に起こる。
これらの反応が完全に行われると、拡散可能な第3の成分のみが存在するが、第1の成分が残っていてもよく、これも同様に拡散可能である。このようにして、生成された、あるいはもともと存在していた、それぞれで上記の金属が異なる酸化状態となっている金属酸化物は、上記の電極材料へ拡散侵入する。この場合、この金属はカチオンとして拡散する。
この拡散は、上記の成分が化学的に反応した後に、すなわち上記の第1の助剤の層全体に第3の成分のみが存在する場合に起こる。この拡散は、上記の成分の反応がまだ起きているときに、既に始まり得る。さらに、この拡散は、最高焼結温度に達した時に起こり得る。
この拡散によって、上記の積層体における上記の第1の助剤の層の領域において、1つの分割層が形成され、この分割層に沿ってこの積層体がステップE)で個々に分離される。このようにして、上記の処理ステップD)の前に上記の第1の助剤を含んでいた層は分解され、ここで、助剤の第1および第2の成分は、焼結の際に用いられる温度の作用により反応して第3の成分となり、これにより第1および/または第3の成分が上記の電極層(複数)の方向へ拡散することが可能となる。こうして上記の第1の助剤の層の領域では、多孔質の層が形成され、これはまた分割層としても理解され、この層においては上記の第2の成分が完全に反応しており、そして上記の第3の成分および、まだ残っていれば上記の第1の成分が拡散消失している。
1つの実施形態によれば、第1の成分としてCuO、第2の成分としてCu、および電極材料として1つのCu合金が選択される。Cuを含む成分が選択されると、上記の処理ステップD)における拡散は酸化銅の形態で起こる。1つのさらなる実施形態によれば、第1の成分としてCuO、第2の成分としてCu、および電極材料として1つのCu合金が選択される。
上記の第1の助剤の層からの材料は、上記の焼結の際に上記の電極層(複数)へ拡散し得る。たとえば、CuOまたはCuOは、上記の圧電材料層を貫通して上記の電極層へ拡散し得るであろう。ここでこの拡散の程度は、隣り合って配置されている、電極材料および助剤の層の間のCu濃度差によって決定される。上記の電極層は、1つのCu合金を含んでよく、そのCuの分量は、上記の助剤のCuの分量より少なくてよい。この「少ない分量」とは、上記の電極材料における上記の金属の総濃度が、この助剤におけるより小さいことを意味する。この濃度の違いは、上記の焼結の際に、この金属が上記の第1の助剤の層から、電極材料を含む層(複数)の少なくとも1つへの拡散が起こり得るように作用する。この際、この拡散はこの第1の助剤の層に隣接した圧電層を通って行われる。この金属の拡散は、たとえばこの金属が気相状態で、金属酸化物または純粋な金属として存在する場合に可能である。この圧電層での金属の移動性は、上記の濃度の違いを駆動力として生じる。
さらに上記の拡散特性は、上記の第1の助剤の上記の第1および第2の成分の化学反応によって生成され得る銅カチオンが、純粋な銅よりも容易に拡散することによって改善される。上記の焼結プロセスの終了後には、上記の印刷された助剤は完全に上記の内部電極層に吸収されていることが可能である。これに対応して、1つの分割層が残っており、この分割層は上記の積層体における上記の内部電極層に対し平行に延在している。この層の孔隙率によって上記の積層体の破壊応力が決定される。
ここで上記の積層体の焼成の間に、上記の積層体の層間剥離が起こり得る。この焼成では、この積層体は、まず速く加熱され、そして続いて速く冷却されてよい。これによりこの積層体にはこの焼成プロセスの間に熱衝撃が起こる。この熱衝撃は、この積層体の層間剥離をもたらし得る。
上記の積層体の焼成は、最高焼成温度に達するまで毎分10〜30℃で上昇する温度で行われてよい。この積層体の焼成の際には、この最高焼成温度に達した後、毎分10〜30℃で温度が低下されてよい。この温度の低下は、環境温度に達するまで継続されてよい。上記の最高焼成温度に上昇したら、すぐにこの温度の低下が行われてよい。この温度傾斜を、加熱または冷却の際に毎分10〜30℃の温度変化に調整することによって、所望の熱衝撃が達成される。
この熱衝撃は、焼結された部品の曲げ強度に直接依存する。ここでこの曲げ強度は、上記の焼成の前に上記の焼結された部品で実施される処理ステップ(複数)がプロセス技術的に安定して進み得るように選択される。これらの処理ステップには、たとえば焼結および脱炭のような熱的プロセス、およびたとえば研磨およびメタライジングのような他のプロセスが属している。
上記の最高焼成温度は、720〜800℃であってよく、好ましくは750〜770℃である。この範囲における最高焼成温度は、上記の分割層に沿った層間剥離が起こることを確実にする。
上記の第1の助剤は、少なくとも1つの第1の成分および1つの第2の成分を含み、これらは処理ステップD)において互いに化学的に反応する。ここでこの第1の成分は1つの化合物の形態の金属であってよく、そしてこの第2の成分は純粋な金属の形態であってよい。
さらに上記の第1の助剤は、1つの不活性な無機材料を含んでよい。この材料は、特に上記の焼結プロセスの観点から不活性であってよく、すなわちこの材料はこの焼結の間に変化しない。この不活性な材料は、上記の第1の助剤の層における孔隙が開いたままとなるように機能する。この不活性な無機材料の構造は、ステント(Gefaesstuetze)になぞらえることができる。上記の分割層の破壊応力は、この不活性な無機材料の添加によって、およびこの材料の濃度とその粒子サイズの調整によって決めることができる。具体的には、上記の焼結の後には、この不活性な無機材料のみが、上記の第1の助剤の層に残っている。
この不活性な無機材料は、酸化ジルコニウム(IV)であってよい。この酸化ジルコニウムは、管状の空隙(複数)を特徴としている。これらの管状の空隙は、上述したようなステントに非常に似ており、孔隙を開いたままとするように機能する。
上記の第1の助剤での、この不活性な無機材料の分量は、少なくとも40重量%となっていてよい。この不活性な無機材料の分量が多いほど、その層に沿った層間剥離が起き易くなる。これに対応してこの不活性な無機材料は、層の脆弱化に使用される。上記の第1の助剤でのこの不活性な無機材料の分量は、たとえば40重量%〜90重量%であってよく、好ましくは50重量%〜70重量%であってよい。これらの値は、上記の第1の助剤が、上記のグリーンシートに取り付けられる前、すなわち上記の焼結の前の状態の助剤に対するものである。
さらに処理ステップC)では、少なくとも1枚のグリーンシートが上記の積層体に配設されており、このグリーンシートは上記の圧電材料を含み、そしてこのグリーンシート上に1つの第2の助剤の1つの層が取り付けられている。ここで処理ステップD)で、この第2の助剤からなる少なくとも1つの層の密度が低下し、こうして上記の多層デバイスにおいて、この第2の助剤から成る層の領域において、1つの脆弱層が形成される。しかしながらまだこの脆弱層に沿った層間剥離には至らない。しかしながら上記の多層デバイスは、この脆弱層に沿って機械的に不安定であり、こうしてここでこの多層デバイスの動作の際に、好適に亀裂が発生し得る。ここでこの亀裂は、制御されたようにこの脆弱層に沿ってガイドされ得る。これに対応して、この脆弱層は、この多層デバイスの制御されない亀裂を避けること、または少なくともこれを低減することのために機能する。
上記の第1の助剤および上記の第2の助剤は、同じ成分を含んでいてよく、ここでこの第1の助剤における上記の不活性な無機材料の分量は、この第2の助剤におけるよりも多くなっている。これに対応して、これら2つの助剤は、それぞれの材料での上記の不活性な無機材料の分量が異なるだけである。さらに加えて、これら2つの助剤は、具体的には第1の成分として酸化銅を含み、そして第2の成分として銅を含んでいる。
上記の第2の助剤での上記の不活性な無機材料の分量は、たとえば10重量%〜35重量%であってよく、好ましくは20重量%〜30重量%であってよい。これらの値は、上記の第2の助剤が、上記のグリーンシートに取り付けられる前、すなわち上記の焼結の前の状態の助剤に対するものである。
上記の処理ステップD)の後で、かつ処理ステップE)における、少なくとも2つの多層デバイスへの個々の分離の前に、さらなる加工ステップ(複数)が実施されてよく、これらの加工ステップでは、これらの多層デバイスが一体となっている上記の積層体で処理される。これらの加工ステップには、たとえば1つの外部電極をとりつけるステップ、はんだ面の生成ステップならびに胴回りエッジおよび端面エッジの研磨ステップが属している。この研磨によって、応力集中の発生を避けることでき、そしてさらに製造ばらつきを低減することができる。
複数の多層デバイスに個々に分離される1つの積層体でのこれらのステップは、これらのデバイスの各々に対し一緒に行うことができ、個々のデバイスを処理することに対して手間が大幅に低減される。この利点は、上記の第1の助剤の層を用いることによって可能となり、この第1の助剤の層に沿って、この積層体はその焼成の際に個々に分離される。
少なくとも2つの多層デバイスに個々に分離する前に、上記の積層体のエッジ(複数)は研磨されてよく、ここでこの研磨の際に印加される力は、この研磨の際にこの積層体が個々に分離されることが起こらないように調整される。
たとえば胴回りエッジの研磨の際には、530〜570ニュートンの力が印加されてよい。端面エッジの研磨の際には、190〜230ニュートンの力が印加されてよい。これらの値は、6.8mmの辺長および30mmの積層高さを有し、正方形の設置面を有する1つの積層体に対するものである。したがって他の幾何形状寸法を有する積層体が用いられる場合は、この研磨の際に印加される力は適宜調整される。
以下では、図を参照して、本発明を詳細に説明する。
1つの積層体を示し、この積層体から個々に分離する前の複数の多層デバイスが作製される。 図1に示す積層体を個々に分離することによって作製される複数の多層デバイスを示す。
図1は、1つの積層体1を示し、この積層体から複数の多層デバイス2が、本発明による製造方法の早い時点で、具体的には焼結の前に作製される。図2は、この積層体1から作製される多層デバイス(複数)2を示す。
この積層体はグリーンシート(複数)3を備え、これらのグリーンシートは、1つの圧電材料を含んでいる。これらのグリーンシート3は、1つの圧電層4となるように焼結される1つの材料を備えている。この圧電層4は、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を含んでいる。
さらにこの積層体は、1つの電極材料5を含み、この電極材料はグリーンシート(複数)3上に印刷されている。この電極材料5は、金属ペーストの形態で印刷されている。この積層体の焼結の際に、この電極材料5から内部電極6a,6bが形成される。この電極材料5は、CuPdを含んでいる。この積層体においては、第1の内部電極(複数)6aと第2の内部電極(複数)6bとが交互に形成されている。ここでこの第1の内部電極6aは、第1の側面7まで引き出されており、第2の側面8から離間している。この第2の内部電極6bは、第2の側面8まで引き出されており、第1の側面7から離間している。
さらに上記の積層体1は、1つの第1の助剤9の少なくとも1つの層を備え、この層は1つのグリーンシート3上に取り付けられている。この第1の助剤9の層は、本製造方法の間に、1つの分割層に転換され、この分割層に沿って2つの多層デバイス2が互いに分離される。
第1の助剤9は、1つの第1の成分および1つの第2の成分を含んでいる。この第1の成分は、化合物の状態の1つの金属であり、たとえば1つの酸化金属である。この第2の成分は、1つの純粋な金属の形態である。この第1の成分の金属およびこの第2の成分の金属は、電極材料5にも同様に存在する金属であり、この成分から内部電極6a,6bが形成される。
さらに第1の助剤9は、1つの不活性な無機材料を含んでいる。この不活性な無機材料は酸化ジルコニウム(IV)である。この材料は、焼結処理に対し不動である。
さらに加えて、上記の積層体1は、1つの第2の助剤10を含んでいる。この第2の助剤10は、上記の第1の助剤9を同一の成分を含んでおり、ここでこの第2の助剤10での上記の不活性な無機材料の分量は、より少なくなっている。
第2の助剤10の層は、多層デバイス2において1つの脆弱層11を形成するために形成されている。この脆弱層11に沿って、この多層デバイス2の機械的負荷の際に、亀裂が生じ得、そしてこの層に沿ってガイドされ得る。このようにして、多層デバイス2の制御されない亀裂を避けることができる。
以下ではまず図1に示す積層体1の製造を説明する。まずグリーンシート(複数)3に、後に内部電極6a,6bを形成する電極材料が印刷される。別のグリーンシート(複数)3に第1の助剤9が印刷される。別のグリーンシート(複数)3に第2の助剤10が印刷される。続いてこれらのグリーンシートは図1に示すように1つの積層体1に積層される。
次のステップにおいて、この図1に示す積層体1は焼結される。ここでは複数の多層デバイス2がこの積層体1に結合されているので、この処理ステップの手間は、互いに分離された個々の多層デバイスの焼結に対して大幅に低減されている。
この焼結の際に、上記の第1および第2の助剤の層密度が低下する。ここで上記の第1の助剤9を含む層(複数)は、分割層(複数)となり、これらの層に沿って、後の処理ステップにおいて個々の分離が起こる。上記の第2の助剤10を含む層(複数)は、この焼結の際に脆弱層(複数)11となり、これらの層に沿って、多層デバイス2は動作の際に好適に亀裂を生じる。
続いて、さらなる処理ステップ(複数)が実行され、これのステップでは、上記の多層デバイスが機械的に積層体1に結合されたままとなっている。これらのステップには、積層体1の胴回りエッジ(複数)および端面エッジ(複数)の研磨が属している。胴回りエッジとは、この積層体1の最も長い辺のエッジを意味する。これらの胴回りエッジは積層体1の2つの端面12を互いに接続している。端面エッジとは、この積層体1のこれらの端面12に接するエッジを意味する。
上記の研磨工程では、上記の積層体1の層間剥離が生じないように研磨圧が調整される。
上記の多層デバイス(複数)2が積層体1に結合されたままとなっている間に、第1および第2の外面7,8のメタライジングによる外部電極(複数)13の取り付けも行われてよい。これらの外部電極13は、たとえばシルクスクリーン印刷処理またはスパッタ処理によって取り付けられてよい。
さらに、この積層体の外面上に、1つのCu層が取り付けられてよく、このCu層上に1つのAg層がスパッタリングで取り付けられてよい。この層配列は、個々に分離された多層デバイスへの接続部をはんだ付けすることを可能とする。このステップも、多層デバイス2が積層体1に機械的に結合されている間に実施される。以上によりこれらの層を、複数の多層デバイス2に対して1つの単一の処理ステップにおいて同時に生成することができる。
場合によっては、他のコーティング処理、たとえば電解メッキが積層体1で実施されてよい。
ここに示した積層体1での全ての処理ステップは、複数の多層デバイス2に対して実施することができるので、本方法においては、手間のかかる個々の部品の処理を大幅に省略することができる。
続いて焼成工程が実施される。この焼成工程では、いわゆる熱衝撃のために、上記の分割層(複数)に沿った積層体1の個々の分離が生じる。これらの分割層には上記の第1の助剤9が配設されていた。この積層体1の焼成の際に所望の熱衝撃を生成するために、この積層体1は1つの温度に曝される。この温度は、最高焼成温度まで達するまで毎分10〜30℃で上昇され、そして続いて、環境温度に達するまで毎分10〜30℃で低下される。この際この最高焼成温度は、720〜800℃であり、好ましくは750〜770℃である。
この方法は、積層体1の速い膨張およびこれに続く再収縮をもたらし、これによって機械的な応力が発生し、この応力は上記の分割層に沿った個々の分離をもたらす。上記の第2の助剤10の部位(複数)に形成されている脆弱層(複数)11に沿っては、個々の分離が生じない。これはこの第2の助剤10の層が、上記の不活性な無機材料を、上記の第1の助剤9よりも少ない分量で含んでいるからである。
図2は、上記の分割層に沿って個々に分離した後の、複数の多層デバイス2を示す。
なお、図1および図2は、寸法が正確に示されている図を提供するものでは全く無い。つまりたとえばこれらの第1および第2の助剤9,10の層は、印刷された電極材料5の厚さとほぼ同程度の厚さを有するものである。この電極材料5は焼結されて内部電極6a,6bとなる。これに対してこれらの図1および2には、見易くするために、これらの第1および第2の助剤9,10の層は、大幅に厚く示されている。
1 : 積層体
2 : 多層デバイス
3 : グリーンシート
4 : 圧電層
5 : 電極材料
6a : 第1の内部電極
6b : 第2の内部電極
7 : 第1の外面
8 : 第2の外面
9 : 第1の助剤
10 : 第2の助剤
11 : 脆弱層
12 : 端面
13 : 外部電極

Claims (13)

  1. 複数の圧電多層デバイス(2)を製造するための方法であって、
    A)1つの圧電材料を含むグリーンシート(3)上に、1つの電極材料(5)を取り付けるステップと、
    B)前記圧電材料を含む、少なくとも1つのグリーンシート(3)上に、1つの第1の助剤(9)の層を取り付けるステップと、
    C)1つの積層体(1)を形成するステップであって、当該積層体においては前記グリーンシート(3)は、その上に電極材料(5)が取り付けられており、上下に重なって配設されており、当該積層体(1)には、前記グリーンシート(3)の少なくとも1枚が配設されており、当該グリーンシート上に前記第1の助剤(9)の層が取り付けられるステップと、
    D)前記積層体(1)を焼結するステップであって、当該焼結の際に前記第1の助剤(9)の層の密度が低下するステップと、
    E)前記積層体(1)を焼成するステップであって、この際当該積層体(1)が前記第1の助剤の層に沿って複数の多層デバイス(2)に個々に分離されるステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記積層体(1)の焼成は、最高焼成温度に達するまで毎分10〜30℃で上昇する温で行われることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記積層体(1)の焼成の際には、前記最高焼成温度に達した後、毎分10〜30℃で温度が低下されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記最高焼成温度は、720〜800℃であり、好ましくは750〜770℃であることを特徴とする、請求項2または3に記載の方法。
  5. 前記第1の助剤(9)は、少なくとも1つの第1の成分および1つの第2の成分を含み、これらの成分は前記処理ステップD)において互いに化学的に反応することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記第1の成分としてCuO、前記第2の成分としてCuが選択されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1の助剤(9)は、1つの不活性な無機材料を含むことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記不活性な無機材料は酸化ジルコニウム(IV)であることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1の助剤(9)での、前記不活性な無機材料の分量は、少なくとも40重量%となっていることを特徴とする、請求項7または8に記載の方法。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法において、
    さらに前記処理ステップC)では、少なくとも1枚のグリーンシート(3)が前記積層体(1)に配設されており、当該グリーンシートは前記圧電材料を含み、そして当該グリーンシート上に1つの第2の助剤(10)の1つの層が取り付けられ、
    前記処理ステップD)では、前記第2の助剤(10)からなる少なくとも1つの層の密度が低下し、こうして前記多層デバイス(2)において、前記第2の助剤(10)からなる層の領域において、1つの脆弱層(11)が形成される、
    ことを特徴とする方法。
  11. 請求項7乃至9のいずれか1項に記載の方法を引用する請求項10に記載の方法において、
    前記第1の助剤(9)および前記第2の助剤(10)は、同じ成分を含み、
    前記第1の助剤(9)における前記不活性な無機材料の分量は、前記第2の助剤(10)におけるよりも多くなっている、
    ことを特徴とする方法。
  12. 前記処理ステップD)の後で、かつ前記処理ステップE)における、少なくとも2つの多層デバイス(2)への個々の分離の前に、さらなる加工ステップが実施され、当該加工ステップでは、複数の前記多層デバイス(2)が一体となっている前記積層体(1)で処理されることを特徴とする、請求項1乃至11いずれか1項に記載の方法。
  13. 少なくとも2つの多層デバイス(2)に個々に分離する前に、前記積層体(1)のエッジ(複数)は研磨され、当該研磨の際に当該積層体が個々に分離されることが起こらないように、研磨圧が調整されることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の方法。
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