JP6499067B2 - 乗客コンベアの駆動機構、乗客コンベア及び乗客コンベアの駆動機構におけるベルト部材の調整方法 - Google Patents

乗客コンベアの駆動機構、乗客コンベア及び乗客コンベアの駆動機構におけるベルト部材の調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、乗客を搬送する複数の踏段を循環移動させるエスカレータや電動道路などの乗客コンベアの駆動機構、この駆動機構を備えた乗客コンベア及び乗客コンベアの駆動機構におけるベルト部材の調整方法に関するものである。
一般的に、乗客コンベアの一例であるエスカレータは、上階床と下階床にわたって設置される枠体と、この枠体に取り付けられるガイドレールと、ガイドレールに案内されて循環移動する複数の踏段を備えている。複数の踏段には、無端状の踏段チェーンが連結されており、この踏段チェーンが回転駆動することで複数の踏段が循環移動する。また、乗客コンベアは、踏段チェーンを回転駆動させる駆動機構を有している。特許文献1には、駆動機構を構成する減速機の上部に電動機を移動可能に載置した技術が記載されている。
図8は、従来の乗客コンベアの駆動機構を示す図である。
図8に示すように、従来の乗客コンベアの駆動機構200は、電動機201と、減速機202と、無端状のベルト部材203と、ベース板205とを有している。電動機201の電動機本体211には、駆動プーリ212が回転可能に設けられている。電動機本体211の脚部214には、取付ボルト251を介してベース板205が固定されている。
減速機202の減速機本体221には、従動プーリ222と、不図示の伝達スプロケットが回転可能に設けられている。駆動プーリ212と従動プーリ222には、ベルト部材203が巻き掛けられている。また、減速機本体221の載置面部221aには、固定ボルト252を介して、電動機本体211が取り付けられたベース板205が固定されている。
また、ベルト部材203は、ゴムにより形成されているため、ベルト部材203は、が時間経過と共に伸びる。そのため、保守点検時に、作業者は、ベルト部材203の張力を調整する必要がある。ベルト部材203の張力を調整するためには、まず固定ボルト252を緩める。そして、電動機本体211及びベース板205を、載置面部221a上を摺動させて、ベルト部材203の張力を調整する。
特開平6−92579号公報
しかしながら、固定ボルト252を緩めた際、図8に示すように、電動機本体211における駆動プーリ212側が、ベルト部材203の張力によって、減速機本体221側に引き付けられる。そのため、電動機本体211及びベース板205における駆動プーリ212と反対側の端部が、載置面部221aから浮き上がる。
この状態で、電動機本体211及びベース板205を移動させると、電動機本体211及びベース板205における載置面部221aからの浮き上がり量が増加する。そして、電動機本体211及びベース板205が浮き上がった状態で、ベルト部材203の張力を調整し、固定ボルト252を締め付けた場合、ベルト部材203の張力は、調整した値である適正の値から越えてしまう。
そのため、作業者は、再び固定ボルト252を緩めて、ベルト部材203の張力を調整する必要があった。このように、従来の乗客コンベアの駆動機構では、ベルト部材の張力の調整作業が繁雑なものとなっていた。
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、ベルト部材の張力の調整作業を容易に行うことができる乗客コンベアの駆動機構、乗客コンベア及び乗客コンベアの駆動機構におけるベルト部材の調整方法を提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の乗客コンベアの駆動機構は、乗客コンベアの複数の踏段を駆動させる駆動機構において、電動機本体と、駆動プーリと、減速機本体と、従動プーリと、伝達スプロケットと、を備えている。また、駆動機構は、ベルト部材と、調整部材と、フック部材と、を備えている。
電動機本体は、駆動力を発生させる。駆動プーリは、電動機本体に設けられている。減速機本体は、電動機本体が載置される載置面部を有する。従動プーリは、減速機本体に設けられている。伝達スプロケットは、減速機本体に設けられ、複数の踏段に動力を伝達する。ベルト部材は、駆動プーリと従動プーリに巻き掛けられている。固定ボルトは、電動機本体を載置面部に固定する。調整部材は、電動機本体を載置面部に沿って移動させて、ベルト部材の張力を調整する。フック部材は、電動機本体における駆動プーリが設けられた端部とは反対側の背端部に設けられ、減速機本体における従動プーリが設けられた端部とは反対側の端部に形成された鍔部に係止される。また、フック部材は、電動機本体における載置面部から浮き上がる方向の移動を規制する。
また、本発明の乗客コンベアは、建築構造物に設置された枠体と、前記枠体内に配置され、無端状に連結された複数の踏段と、前記複数の踏段を駆動させる駆動機構と、を備えている。駆動機構は、上述した駆動機構が用いられる。
さらに、本発明の乗客コンベアの駆動機構におけるベルト部材の調整方法は、電動機本体に設けられた駆動プーリと、前記電動機本体が載置される載置面部を有する減速機本体に設けられた従動プーリに巻き掛けられたベルト部材の張力を調整する方法である。この方法は、電動機本体を載置面部に固定する固定ボルトを緩める工程と、減速機本体に設けられた調整部材により電動機本体を載置面部に沿って移動させて、ベルト部材の張力を調整する工程と、を含んでいる。また、この方法では、電動機本体における駆動プーリが設けられた端部とは反対側の背端部に、減速機本体における従動プーリが設けられた端部とは反対側の端部に形成された鍔部に係止されたフック部材が設けられている。そして、フック部材は、固定ボルトを緩ませた際に、電動機本体における載置面部から浮き上がる方向の移動を規制する。
本発明の乗客コンベアの駆動機構、乗客コンベア及びベルト部材の調整方法によれば、ベルト部材の張力の調整作業を容易に行うことができる。
本発明の第1の実施の形態例にかかる乗客コンベアを模式的に示す概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる乗客コンベアの駆動機構を示す正面図である。 図2に示すT−T線断面図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる乗客コンベアの駆動機構を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる乗客コンベアの駆動機構の要部を拡大して示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態例にかかる乗客コンベアの駆動機構の要部を拡大して示す説明図である。 本発明の第3の実施の形態例にかかる乗客コンベアの駆動機構の要部を拡大して示す説明図である。 従来の乗客コンベアの駆動機構を示す側面図である。
以下、本発明の乗客コンベア、駆動機構及びベルト部材の調整方法の実施の形態例について、図1〜図7を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
1.第1の実施の形態例
1−1.乗客コンベアの構成例
まず、図1を参照して本発明の乗客コンベアの第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)について説明する。
図1は、本例の乗客コンベアを模式的に示す概略構成図である。
図1に示すように、本例の乗客コンベア1は、建築構造物の下階床100Bと上階床100Aとの間に設置される傾斜型の乗客コンベア、いわゆるエスカレータである。乗客コンベア1は、枠体2と、下側乗降床3Bと、上側乗降床3Aと、欄干部4と、複数の踏段5と、ガイドレール6と、手摺7と、駆動機構10と、伝達チェーン11と、踏段チェーン12と、駆動スプロケット13と、従動スプロケット14を備えている。
枠体2は、下階床100Bと上階床100Aにまたがって設置されている。枠体2は、傾斜区間と、上水平区間と、下水平区間から構成されている。以下、枠体2における下階床100Bから上階床100Aに向かって延びる方向を枠体2の長手方向とする。また、下階床100Bから枠体2を見た状態で左右方向を、枠体2の幅方向とする。
枠体2における長手方向の上階床100A側には、上側乗降床3Aが設けられている。また、枠体2における長手方向の下階床100B側には、下側乗降床3Bが設けられている。上側乗降床3Aは、上階床100Aに支持されており、下側乗降床3Bは、下階床100Bに支持されている。また、上側乗降床3Aの下方には、駆動機構10と駆動スプロケット13が配置されている。下側乗降床3Bの下方には、従動スプロケット14が配置されている。
駆動スプロケット13と、後述する駆動機構10の伝達スプロケット47には、伝達チェーン11が巻き掛けられている。そして、駆動スプロケット13は、伝達チェーン11を介して駆動機構10の伝達スプロケット47によって回転駆動する。駆動スプロケット13と、従動スプロケット14には、踏段チェーン12が巻き掛けられている。そして、駆動スプロケット13が回転することで、従動スプロケット14及び踏段チェーン12が回転する。
また、枠体2には、複数の踏段5が移動可能に支持されている。複数の踏段5は、踏段チェーン12を介して無端状に連結されている。複数の踏段5は、枠体2に取り付けられたガイドレール6に案内されて往路側と復路側を循環移動する。乗客は、往路側を移動する踏段5に乗って輸送される。また、踏段5は、駆動機構10が駆動することで、上階床100Aと下階床100Bとの間を循環移動する。
欄干部4は、枠体2の上部に支持されており、枠体2の幅方向の両側に配置されている。欄干部4には、手摺7が移動可能に設けられている。手摺7は、欄干部4に複数の踏段5と同一方向に移動可能に支持されている。
[駆動機構]
次に、図2〜図4を参照して駆動機構10について説明する。
図2は駆動機構10を示す正面図、図3は図2のT−T線断面図である。また、図4は駆動機構10の側面図である。なお、図4に示す側面図では、後述する減速機22の伝達スプロケット47を図示せずに示している。
図2〜図4に示すように、駆動機構10は、電動機21と、減速機22と、ベルト部材23とを有している。また、駆動機構10は、調整部材24と、2つのベース板25、25と、フック部材28とを有している。ベルト部材23は、弾性を有するゴムにより形成されている。ベルト部材23は、その長手方向の両端部が連結された、いわゆる無端状に形成されている。
電動機21は、駆動力を発生させる電動機本体31と、駆動プーリ32と、フライホイール33と、複数の脚部34(本例では、4つ)とを有している。電動機本体31は、略円柱状に形成されている。電動機本体31の軸方向の一端部には、駆動軸39が設けられている。駆動軸39には、駆動プーリ32及びフライホイール33が接続されている。
駆動プーリ32には、ベルト部材23が巻き掛けられている。フライホイール33は、略円板状に形成されている。フライホイール33は、駆動軸39に対して駆動プーリ32と同心円上に配置されており、駆動軸39及び駆動プーリ32と共に回転する。フライホイール33は、駆動プーリ32に加わるトルクの変動を平滑化させて、駆動プーリ32の回転を安定化させる。
複数の脚部34は、電動機本体31の上下方向の下端部において、電動機本体31の上下方向及び軸方向とも直交する幅方向の両側に設けられている。4つの脚部34のうち2つの脚部34、34は、電動機本体31の軸方向の一端部に設けられ、残りの2つの脚部34、34は、電動機本体31の軸方向の他端部に設けられている。脚部34には、脚部固定孔が設けられている。この脚部固定孔には、脚部取付ボルト51が螺合する。そして、脚部34は、脚部取付ボルト51を介してベース板25に固定されている。
ベース板25は、長方形をなす略平板状に形成されている。2つのベース板25、25のうち一つのベース板25は、電動機本体31における幅方向の一側に配置されている。2つのベース板25、25のうち残りの他方のベース板25は、電動機本体31における幅方向の他側に配置されている。
ベース板25は、その長手方向が、電動機本体31の軸方向と略平行に配置される。そして、ベース板25の長手方向の一端部は、電動機本体31の軸方向の一端部、すなわち駆動プーリ32が設けられた側の端部(以下、「プーリ側端部」という)を向く。また、ベース板25の長手方向の他端部は、電動機本体31の軸方向の他端部、すなわちプーリ側端部とは反対側の端部(以下、「背端部」という)を向く。
ベース板25には、電動機本体31の2つの脚部34が載置される。また、ベース板25には、2つの脚部固定孔と、2つのベース固定孔と、フック取付孔が形成されている。2つの脚部固定孔は、ベース板25の長手方向に所定の間隔を空けて形成されている。また、2つの脚部固定孔は、電動機本体31の2つの脚部34、34が載置される箇所に形成されている。脚部固定孔には、脚部取付ボルト51が螺合される。そして、ベース板25には、脚部取付ボルト51を介して電動機本体31の脚部34が固定される。
2つのベース固定孔は、ベース板25の長手方向に所定の間隔を空けて形成されている。また、ベース固定孔は、2つの脚部固定孔よりも長手方向の外側に設けられている。ベース固定孔には、固定ボルト52が螺合される。そして、電動機本体31が固定されたベース板25は、固定ボルト52及び固定ナット53によって後述する減速機22の減速機本体41に固定される。
フック取付孔は、ベース板25の長手方向の他端部に形成されている。すなわち、フック取付孔は、電動機本体31の背端部側に形成される。フック取付孔には、フック取付ボルト55が螺合される。2つのベース板25、25には、それぞれフック取付ボルト55を介してフック部材28が固定される。
図5は、駆動機構10の要部を拡大して示す説明図である。
図5に示すように、フック部材28は、取付片28aと、フック片28bとを有している。取付片28aには、フック取付ボルト55が螺合するフック固定孔が形成されている。そして、フック部材28は、フック取付ボルト55を介してベース板25の長手方向の他端部に固定される。すなわち、フック部材28は、背端部に配置される。
フック片28bは、取付片28aの上下方向の下側の端部から略垂直に連続している。フック片28bは、後述する減速機22の減速機本体41に形成された鍔部44に係止される。
次に、減速機22について説明する。
図2〜図4に示すように、減速機22は、減速機本体41と、伝達スプロケット47と、従動プーリ48とを有している。減速機本体41は、略直方体状に形成されている。減速機本体41の一面には、伝達スプロケット47と従動プーリ48が回転可能に設けられている。従動プーリ48は、従動軸49を介して減速機本体41の一面に設けられている。
以下、減速機本体41の一面と、この一面とは反対側に設けられた他面が対向する方向を減速機本体41の軸方向とし、減速機本体41の上下方向及び軸方向と直交する方向を減速機本体41の幅方向とする。
減速機本体41は、その軸方向が電動機本体31の軸方向と略平行となるように配置される。そして、減速機本体41の一面は、電動機本体31の軸方向の一端部と同じ向きに配置される。
従動プーリ48は、減速機本体41の一面における幅方向の一側に配置される。伝達スプロケット47は、減速機本体41の一面における幅方向の他側に配置される。従動プーリ48には、ベルト部材23が巻き掛けられている。そして、従動プーリ48には、ベルト部材23を介して駆動プーリ32からの回転力が伝達される。
また、図1に示すように、伝達スプロケット47には、伝達チェーン11が巻き掛けられている。そして、伝達チェーン11を介して駆動機構10の駆動力は、駆動スプロケット13に伝達される。
減速機本体41には、第1凹部42と、第2凹部43が形成されている。第1凹部42は、減速機本体41における軸方向の一端部、すなわち伝達スプロケット47及び従動プーリ48が設けられた一面に形成されている。第1凹部42は、減速機本体41における上下方向の上端部の近傍において、減速機本体41の幅方向に沿って連続して形成されている。また、第1凹部42は、一面から反対側の他面に向けて所定の長さで窪んでいる。
第2凹部43は、減速機本体41における軸方向の他端部、すなわち伝達スプロケット47及び従動プーリ48が設けられた一面とは反対側の他面に形成されている。第2凹部43は、減速機本体41における上下方向の上端部の近傍において、減速機本体41の幅方向に沿って連続して形成されている。また、第2凹部43は、他面から反対側の一面に向けて所定の長さで窪んでいる。
また、第2凹部43が形成されることで、減速機本体41における軸方向の他端部には、鍔部44が形成されている。図5に示すように、鍔部44には、フック部材28のフック片28bが幅方向に摺動可能に係止される。
減速機本体41の上下方向の上面である載置面部41aには、2つのベース板25、25を介して電動機本体31が載置される。図3に示すように、載置面部41aには、4つの固定孔41b、41b、41b、41bが形成されている。固定孔41bは、減速機本体41の軸方向に沿った長さよりも、減速機本体41の幅方向に沿った長さのほうが長い長孔である。
4つの固定孔41b、41b、41b、41bのうち2つの固定孔41b、41bは、減速機本体41における軸方向の一端部に形成されている。この2つの固定孔41b、41bは、載置面部41aから第1凹部42まで貫通している。
また、4つの固定孔41b、41b、41b、41bのうち残りの2つの固定孔41bは、減速機本体41における軸方向の他端部において、鍔部44の近傍に形成されている。この2つの固定孔41b、41bは、載置面部41aから第2凹部43まで貫通している。
4つの固定孔41b、41b、41b、41bには、それぞれ固定ボルト52が螺合される。固定ボルト52を固定孔41bに挿入した状態において、固定ボルト52は、減速機本体41の幅方向に固定孔41bによって移動可能に支持される。また、図2、図4及び図5に示すように、固定ボルト52には、固定ナット53が取り付けられる。
そして、載置面部41aには、固定ボルト52及び固定ナット53を介して、電動機本体31が固定されたベース板25が固定される。このとき、電動機本体31に設けた駆動プーリ32の軸方向と、減速機本体41に設けた従動プーリ48の軸方向は、略平行となる。
さらに、図2に示すように、電動機本体31に設けられた駆動プーリ32及びフライホイール33は、減速機本体41に設けた従動プーリ48及び伝達スプロケット47の幅方向の中間に配置される。そのため、電動機本体31は、ベルト部材23の張力により幅方向の一側に付勢されている。
また、減速機本体41の載置面部41aには、調整部材24が設けられている。調整部材24は、ボルト支持部45と、押し込みボルト46とを有している。ボルト支持部45は、載置面部41aにおける軸方向の一端部において、幅方向の一側に設けられている。また、ボルト支持部45は、載置面部41aに固定された2つのベース板25、25のうち幅方向の一側に固定されたベース板25の近傍に配置されている。
ボルト支持部45には、押し込みボルト46のねじ部がねじ込まれている。押し込みボルト46のねじ部の先端部は、載置面部41aに載置されたベース板25に当接する。れにより、ベース板25を介して電動機本体31における幅方向の一側への移動が押し込みボルト46によって規制される。
また、本例の駆動機構10では、2つのベース板25、25にそれぞれフック部材28を取り付けた例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば2つのベース板25、25のうち片方のベース板25にのみフック部材28を取り付けてもよい。または、幅方向の長さが、2つのベース板25、25の幅方向の間隔よりも長いフック部材を用いてもよい。この場合、一つのフック部材に2つのベース板25、25が固定される。
さらに、本例の駆動機構10では、2つのベース板25、25を設けた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、平板状の一枚のベース板に電動機本体を取り付け、このベース板を載置面部に固定してもよい。この場合、ベース板における幅方向の両端部にそれぞれフック部材を設けてもよく、あるいはベース板における幅方向の中間部にのみフック部材を設けてもよい。
1−2.ベルト部材の張力の調整方法
次に、上述した構成を有する駆動機構10におけるベルト部材23の張力の調整方法について説明する。
まず、作業者は、固定ボルト52及び固定ナット53を緩ませる。これにより、ベルト部材23の張力により、プーリ側端部が減速機本体41側へ引き付けられる。そのため、背端部が、減速機本体41の載置面部41aから浮き上がろうとする。
これに対し、本例の駆動機構10では、電動機本体31が取り付けられたベース板25における長手方向の他端部にフック部材28を固定している。上述したように、フック部材28のフック片28bが、減速機本体41における鍔部44の上下方向の下面に当接し、フック片28bと鍔部44が係止されている。すなわち、フック部材28は、電動機本体31の背端部及びベース板25の長手方向の他端部における上下方向の上方、すなわち載置面部41aから浮き上がる方向への移動を規制している。その結果、フック部材28により、電動機本体31の背端部、及びベース板25の長手方向の他端部が、減速機本体41の載置面部41aから浮き上がることを防ぐことができる。
次に、作業者は、調整部材24の押し込みボルト46を減速機本体41の幅方向の他側に向けてねじ込む。2つのベース板25、25のうち幅方向の一側に配置されたベース板25が、押し込みボルト46の先端部によって押圧される。
ここで、フック部材28のフック片28bは、電動機本体31及びベース板25が調整部材24によって移動する方向、すなわち幅方向に沿って鍔部44に摺動可能に支持されている。そして、フック片28bと鍔部44が係止される際に生じる摩擦力は、ベース板25が載置面部41a上を固定孔41bに沿って移動することを妨げない程度に設定されている。
そのため、ベース板25は、載置面部41a上を減速機本体41の幅方向に沿って摺動する。そして、ベース板25及びベース板25に取り付けられた電動機本体31が、減速機本体41の幅方向に沿って移動する。このように、押し込みボルト46の押し込み量を調整することで、電動機本体31における減速機本体41に載置される位置を調整することができる。その結果、上述した工程により、駆動プーリ32と従動プーリ48に掛け渡されたベルト部材23の張力を調整することができる。
また、上述したように、電動機本体31及びベース板25は、フック部材28によって載置面部41aからの浮き上がりが規制されている。これにより、ベース板25を移動させる際に、ベース板25及び電動機本体31を載置面部41aに対して略平行に移動させることができる。そして、駆動プーリ32の軸方向は、従動プーリ48の軸方向と略平行な状態が保持されている。
そのため、固定ボルト52を緩ませて張力を調整した後のベルト部材23の張力と、ベルト部材23の張力を調整した後に固定ボルト52を締め付けた後のベルト部材23の張力に差が生じることを抑制することができる。これにより、固定ボルト52を緩ませて調整して固定ボルト52を締結した後に、再び固定ボルト52を緩ませて調整を行う必要がなくなり、一度の調整作業でベルト部材23の張力を適正な値に調整することができる。その結果、ベルト部材23の張力の調整作業を容易に行うことができる。
また、本例では、電動機本体31と減速機本体41の間にベース板25を介在させて、ベース板15を介して電動機本体31を減速機本体41に固定している。これにより、電動機本体31の複数の脚部34の軸方向及び幅方向の間隔と、載置面部41aに形成された固定孔41bの軸方向及び幅方向の間隔が異なっていても、電動機本体31を確実に減速機本体41に固定することができる。
なお、本例では、ベース板25を介して電動機本体31を減速機本体41に固定した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、電動機本体31の脚部34における軸方向及び幅方向間隔と、減速機本体41に形成した固定孔41bにおける軸方向及び幅方向の間隔が同じ場合、ベース板25を用いずに、電動機本体31を減速機本体41に直接固定してもよい。この場合、フック部材28は、電動機本体31の脚部34に取り付けられる。また、電動機本体31の脚部34とベース板25とを一体に形成してもよい。
2.第2の実施の形態例
次に、図6を参照して本発明の乗客コンベア及び駆動機構の第2の実施の形態例について説明する。
図6は、第2の実施の形態例にかかる乗客コンベアの駆動機構の要部を拡大して示す説明図である。
第2の実施の形態例にかかる駆動機構が、第1の実施の形態例にかかる駆動機構10と異なる点は、フック部材及びベース板の構成である。そのため、ここでは、フック部材お呼びベース板について説明し、第1の実施の形態例にかかる駆動機構10と共通する部分には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図6に示すように、ベース板65の長手方向の他端部には、フック部材68が一体に設けられている。フック部材68は、ベース板65の他端部から上下方向の下方に向けて略垂直に連続する接続部68aと、フック片68bとを有している。
フック片68bは、接続部68aにおけるベース板65側の端部とは反対側の端部から略垂直に連続している。また、ベース板65を載置面部41aに載置した際、フック片68bは、減速機本体41の鍔部44に係止される。
その他の構成は、上述した第1の実施の形態例にかかる駆動機構10と同様であるため、それらの説明は省略する。このようなフック部材68及びベース板65を有する駆動機構によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる駆動機構10と同様の作用及び効果を得ることができる。
また、第2の実施の形態例にかかる駆動機構によれば、ベース板65とフック部材68を一体に構成したことにより、ベース板65にフック部材68を取り付ける作業を省略することができる。そのため、第1の実施の形態例にかかる駆動機構10よりも部品点数を削減することができると共に、電動機を減速機に取り付ける作業の簡略化を図ることができる。
さらに、第2の実施の形態例にかかる駆動機構において、ベース板65を設けない場合、フック部材68は、電動機本体の脚部に一体に形成される。
3.第3の実施の形態例
次に、図7を参照して本発明の乗客コンベア及び駆動機構の第3の実施の形態例について説明する。
図7は、第3の実施の形態例にかかる乗客コンベアの駆動機構の要部を拡大して示す説明図である。
第3の実施の形態例にかかる駆動機構が、第1の実施の形態例にかかる駆動機構10と異なる点は、フック部材及びベース板の構成である。そのため、ここでは、フック部材お呼びベース板について説明し、第1の実施の形態例にかかる駆動機構10と共通する部分には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図7に示すように、フック部材78は、第1フック片78aと、接続片78bと、第2フック片78cとを有している。第1フック片78aと第2フック片78cは、互いに対向している。接続片78bは、第1フック片78a及び第2フック片78cに略垂直に連続し、第1フック片78aと第2フック片78cを接続している。そのため、フック部材78は、電動機本体又は減速機本体41の幅方向から見た形状が略コの字状に形成されている。
第1フック片78aは、載置面部41aに載置されたベース板75の長手方向の他端部の上面に当接する。また、第2フック片78cは、減速機本体41の鍔部44の下面に当接する。そのため、ベース板75の他端部と鍔部44は、フック部材78の第1フック片78aと第2フック片78cによって挟持される。
その他の構成は、上述した第1の実施の形態例にかかる駆動機構10と同様であるため、それらの説明は省略する。このようなフック部材78を有する駆動機構によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる駆動機構10と同様の作用及び効果を得ることができる。
また、フック部材78は、2つのベース板75、75にそれぞれ設けてもよい。この場合、ベース板75を移動させる際に、フック部材78は、ベース板75と共に移動する。さらに、フック部材78を電動機本体又は減速機本体41の幅方向に沿って伸ばし、1つのフック部材78によって2つのベース板75、75を挟持させてもよい。
この第3の実施の形態例にかかる駆動機構において、ベース板75を設けない場合、フック部材78は、電動機本体の脚部と鍔部44を挟持する。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態では、傾斜型の乗客コンベアとして、踏段間に段差が生じるエスカレータを例に挙げて説明したが、本発明の乗客コンベアとしては、踏段間に段差が生じない複数の踏段を有する電動道路にも適用できるものである。
1…乗客コンベア、 2…枠体、 3A…上側乗降床、 3B…下側乗降床、 4…欄干部、 5…踏段、 6…ガイドレール、 7…手摺、 10…駆動機構、 11…伝達チェーン、 12…踏段チェーン、 13…駆動スプロケット、 14…従動スプロケット、 21…電動機、 22…減速機、 23…ベルト部材、 24…調整部材、 25、65、75…ベース板、 28、68、78…フック部材、 28a…取付片、 28b、68b…フック片、 31…電動機本体、 32…駆動プーリ、 34…脚部、 39…駆動軸、 41…減速機本体、 41a…載置面部、 41b…固定孔、 42…第1凹部、 43…第2凹部、 44…鍔部、 45…ボルト支持部、 46…押し込みボルト、 47…伝達スプロケット、 48…従動プーリ、 49…従動軸、 51…脚部取付ボルト、 52…固定ボルト、 53…固定ナット、 55…フック取付ボルト、 68a…接続部、 78a…第1フック片、 78b…接続片、 78c…第2フック片、 100A…上階床、 100B…下階床

Claims (6)

  1. 乗客コンベアの複数の踏段を駆動させる駆動機構において、
    駆動力を発生させる電動機本体と、
    前記電動機本体に設けられた駆動プーリと、
    前記電動機本体が載置される載置面部を有する減速機本体と、
    前記減速機本体に設けられた従動プーリと、
    前記減速機本体に設けられ、前記複数の踏段に動力を伝達する伝達スプロケットと、
    前記駆動プーリと前記従動プーリに巻き掛けられたベルト部材と、
    前記電動機本体の脚部が固定されるベース板と、
    前記電動機本体が固定された前記ベース板を前記載置面部に固定する固定ボルトと、
    前記ベース板を前記載置面部に沿って移動させて、前記ベルト部材の張力を調整する調整部材と、
    前記ベース板に取り付けられるフック部材と、を備え、
    前記フック部材は、前記ベース板における前記駆動プーリが配置される端部とは反対側の背端部に取り付けられ、
    前記減速機本体における前記従動プーリが設けられた端部とは反対側の端部に形成された鍔部に係止されるフック片を有し、
    前記フック部材は、前記電動機本体における前記載置面部から浮き上がる方向の移動を規制する
    駆動機構。
  2. 前記フック部材は、
    前記ベース板にフック取付ボルトを介して取り付けられ
    請求項1に記載の駆動機構。
  3. 前記フック部材は、
    前記ベース板に当接する第1フック片と、
    前記鍔部前記鍔部に当接する第2フック片と、
    前記第1フック片と前記第2フック片を接続する接続片と、を有し、
    前記ベース板と前記鍔部は、前記フック部材により挟持される
    請求項1に記載の駆動機構。
  4. 前記フック部材は、前記電動機本体が前記調整部材によって移動する方向に沿って前記鍔部に摺動可能に支持される
    請求項1に記載の駆動機構。
  5. 建築構造物に設置された枠体と、前記枠体内に配置され、無端状に連結された複数の踏段と、前記複数の踏段を駆動させる駆動機構と、を備えた乗客コンベアにおいて、
    前記駆動機構は、
    駆動力を発生させる電動機本体と、
    前記電動機本体に設けられた駆動プーリと、
    前記電動機本体が載置される載置面部を有する減速機本体と、
    前記減速機本体に設けられた従動プーリと、
    前記減速機本体に設けられ、前記複数の踏段に動力を伝達する伝達スプロケットと、
    前記駆動プーリと前記従動プーリに巻き掛けられたベルト部材と、
    前記電動機本体の脚部が固定されるベース板と、
    前記電動機本体が固定された前記ベース板を前記載置面部に固定する固定ボルトと、
    前記ベース板を前記載置面部に沿って移動させて、前記ベルト部材の張力を調整する調整部材と、
    前記ベース板に取り付けられるフック部材と、を備え、
    前記フック部材は、前記ベース板における前記駆動プーリが配置される端部とは反対側の背端部に取り付けられ、
    前記減速機本体における前記従動プーリが設けられた端部とは反対側の端部に形成された鍔部に係止されるフック片を有し、
    前記フック部材は、前記電動機本体における前記載置面部から浮き上がる方向の移動を規制する
    乗客コンベア。
  6. 乗客コンベアにおける駆動機構の電動機本体に設けられた駆動プーリと、前記電動機本体がベース板を介して載置される載置面部を有する減速機本体に設けられた従動プーリに巻き掛けられたベルト部材の張力を調整する方法において、
    前記電動機本体が固定されたベース板を、前記載置面部に固定する固定ボルトを緩める工程と、
    前記減速機本体に設けられた調整部材により前記電動機本体が固定された前記ベース板を前記載置面部に沿って移動させて、前記ベルト部材の張力を調整する工程と、
    を含み、
    前記ベース板には、フック部材が取り付けられ、
    前記フック部材は、
    前記フック部材は、前記ベース板における前記駆動プーリが配置される端部とは反対側の背端部に取り付けられ、
    前記減速機本体における前記従動プーリが設けられた端部とは反対側の端部に形成された鍔部に係止されるフック片を有し、
    前記フック部材は、前記固定ボルトを緩ませた際に、前記電動機本体における前記載置面部から浮き上がる方向の移動を規制する
    乗客コンベアの駆動機構におけるベルト部材の調整方法。
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