JP4606821B2 - 乗客コンベヤー装置 - Google Patents

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この発明は、エスカレーター、移動歩道であって多数の踏板を連結した無端状の踏板鎖が設けられて、無端状の踏板鎖に緊張装置によって張力が付与された乗客コンベヤー装置に関する。
図10及び図11は従来の乗客コンベヤー装置を示す図で、図10は側面を概念的に示す図、図11は図10の要部拡大図である。図において、エスカレーターからなる乗客コンベヤーを構成する主枠1内に、踏段を形成する多数の踏板2を連結して無端状をなす踏板鎖3が配置され、主枠1の幅方向の両側にそれぞれ配置される。
また、踏板鎖3がそれぞれ巻掛けられた踏板鎖車4が設けられて主枠1内の一方の長手端部に配置される。そして、支持軸5がそれの長手を主枠1の長手に直交して配置されて、両端部にそれぞれ踏板鎖車4が枢着される。また、支持軸台6が支持軸5の長手両端にそれぞれ設けられ、案内レール7が主枠1に設けられて支持軸台6それぞれの下側に配置されて長手が水平に配置される。
そして、緊張装置8が主枠1内に設けられて、緊張装置8は一端が支持軸台6に連結されて他端は主枠1部材に摺動自在に挿通された連結棒9、連結棒9の挿通端に嵌合されたばね受け10、連結棒9の挿通端にねじ込まれてばね受け10を連結棒9に保持するナット11及び連結棒9の挿通端に嵌合されて主枠1部材とばね受け10の間に配置された圧縮コイルばねからなる付勢体12によって構成される。
また、例えば高分子ポリエチレンからなる低摩擦摺動体13が支持軸台6及び案内レール7の間に介装され、低摩擦摺動体13の下面から挿入されて支持軸台6にねじ込まれた皿ねじからなる締結具14によって低摩擦摺動体13が支持軸台6に締結される。そして、主枠1内の他方の長手端部に踏板鎖3がそれぞれ巻掛けられた駆動踏板鎖車15が設けられて、駆動機16によって巻掛け伝動機構17を介して駆動される。
従来の乗客コンベヤー装置は上記のように構成され、主枠1内に多数の踏板2を連結した無端状の踏板鎖3が配置されて踏板鎖車4及び駆動踏板鎖車15に巻掛けられる。そして、駆動機16が付勢されると巻掛け伝動機構17を介して駆動踏板鎖車15が駆動され、踏板鎖3を介して踏板2が循環移動する。
また、緊張装置8により踏板鎖3に所要の張力が付与されて、乗客コンベヤーの運転時に支持軸台6は下面側が低摩擦摺動体13を介して案内レール7に案内されて主枠1の長手に沿う方向に終始摺動する。また、踏板鎖3が磨耗伸びした場合等に支持軸台6、支持軸5を介して踏板鎖車4が緊張装置8の機能によって付勢されて、対向した主枠1端に近付く方向に移動するように構成されている。(類似構成として特許文献1参照)。
実願昭53−29240号(実開昭54−133592号)(第3頁及び第4頁、第3図及び第4図)
また、図12は他の従来の乗客コンベヤー装置を示す図で、前述の図11の要部側面図に相当する図である。なお、図12の他は図10及び図11と同様に乗客コンベヤー装置が構成される。図において、図10及び図11と同符号は相当部分を示し、案内レール7に支持軸台6の主枠1幅方向における外面からなる側面に対向した側部案内面18が設けられ、また側部案内面18に側面低摩擦摺動体19が皿ねじからなる締結具20によって締結されて、支持軸台6の側面に対して少ない隙間を形成して配置される。
そして、乗客コンベヤーの運転時に支持軸台6は、下面側が低摩擦摺動体13を介して案内レール7に案内されると共に、支持軸台6の側面側が案内レール7の側部案内面18に設けられた側面低摩擦摺動体19によって案内されて主枠1の長手に沿う方向に終始摺動し、また踏板鎖3が磨耗伸びした場合等に支持軸台6、支持軸5を介して踏板鎖車4が緊張装置8の機能によって付勢されて、対向した主枠1端に近付く方向に移動するように構成されている。
また、図13は別の他の従来の乗客コンベヤー装置を示す図で、前述の図11の要部側面図に相当する図である。なお、図13の他は図10及び図11と同様に乗客コンベヤー装置が構成される。図において、図10及び図11と同符号は相当部分を示し、支持軸台6の主枠1幅方向における内面からなる側面に取付板21の上端側がボルト22によって締結される。そして、取付板21の下端側における案内レール7の側面と対向した面に、側面低摩擦摺動体19が皿ねじからなる締結具20によって締結されて、案内レール7の側面に対して少ない隙間を形成して配置される。
そして、乗客コンベヤーの運転時に支持軸台6は、下面側が低摩擦摺動体13を介して案内レール7に案内されると共に、支持軸台6の側面側が側面低摩擦摺動体19を介して案内レール7の側面に案内されて主枠1の長手に沿う方向に終始摺動し、また踏板鎖3が磨耗伸びした場合等に支持軸台6、支持軸5を介して踏板鎖車4が緊張装置8の機能によって付勢されて、対向した主枠1端に近付く方向に移動するように構成されている。
従来の乗客コンベヤー装置では、低摩擦摺動体13を更新する場合に、緊張装置8による付勢を解除して踏板鎖3を弛緩した状態とし、踏板鎖車4、支持軸5、支持軸台6を大きく持ち上げて締結具14を取り外して、既設の低摩擦摺動体13の締結を解除する必要がある。このときに、支持軸台6を大きく持ち上げるには主枠1に設けられた他の部品との干渉を避けるため、これらの干渉部品を取り外す作業が必要となって多大な手数が掛る煩雑な作業となるという問題点があった。
また、前述の図12又は図13に示す従来の乗客コンベヤー装置において、主枠1の幅方向の両側に設けられた踏板鎖3の伸び寸法に差異が生じた場合には、水平投影面において支持軸5が主枠1の長手に対して傾斜する。このため、支持軸台6の移動方向における端部が案内レール7の側部案内面18に設けられた側面低摩擦摺動体19を強圧して食い込んだり、また取付板21に設けられた側面低摩擦摺動体19の支持軸台6の移動方向における端部が案内レール7の側面を強圧して食い込んだりする。
このため支持軸台6の移動、すなわち支持軸5の主枠1の長手に沿う方向の移動が阻害される現象、すなわち支持軸5の傾斜による主枠1長手方向移動障害が発生して、緊張装置8による所要の張力が踏板鎖3に作用しなくなり、踏板鎖3に連結された踏板2の正常な移動動作が妨げられる。これにより、乗客コンベヤーの運転時に異常音、異常振動が発生したり、機器の損傷が発生する恐れがある。
このような、不具合の発生を防ぐために支持軸5の傾斜による主枠1長手方向移動障害の発生時に、支持軸5を水平投影面において主枠1の長手に対して直交するように修正する必要がある。しかし、支持軸台6の移動方向端部が側部案内面18を強圧して傾斜姿勢となった支持軸5を、正常な主枠1長手に直交する姿勢に復帰する作業には長時間の作業を要する。
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、踏板鎖が巻掛けられた踏板鎖車の支持軸台に装着され、主枠に設けられた案内レールとの間に配置された低摩擦摺動体を容易に交換することができる乗客コンベヤー装置を得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベヤー装置においては、乗客コンベヤーの多数の踏板を連結して無端状をなし主枠内に配置され、主枠の幅方向の両側にそれぞれ配置された踏板鎖と、主枠内の長手端部に配置されて踏板鎖がそれぞれ巻掛けられた踏板鎖車と、長手が主枠の長手に直交して配置されて両端部にそれぞれ踏板鎖車が枢着された支持軸と、この支持軸の長手両端にそれぞれ設けられた支持軸台と、主枠に設けられて支持軸台それぞれの下側に配置され、かつ長手が水平状態に配置された案内レールと、一端が主枠に他端は支持軸台の主枠の長手方向における端部側の端面に連結されて支持軸台を主枠端部方向に付勢して踏板鎖に張力を付与する緊張装置と、一側が支持軸台及び案内レールの間に配置され、他側は一側に対して屈折形状に形成されて、支持軸台の緊張装置による付勢方向の緊張装置が連結された端面に配置された低摩擦摺動体と、この低摩擦摺動体の他側を介して低摩擦摺動材を支持軸台に着脱自在に締結した締結具とが設けられる。
この発明による乗客コンベヤー装置は、緊張装置により踏板鎖に張力が付与されて乗客コンベヤーの運転時に、支持軸台は下面側が低摩擦摺動体を介して案内レールに案内されて主枠の長手に沿う方向に終始摺動し、また踏板鎖が磨耗伸びした場合等に支持軸台、支持軸を介して踏板鎖車が緊張装置の機能によって対向した主枠端に近付く方向に移動する。そして、低摩擦摺動体を更新する場合に、緊張装置による付勢を解除して踏板鎖を弛緩した状態で、踏板鎖車、支持軸、支持軸台を僅かに持ち上げて、締結具による既設の低摩擦摺動体の締結を解除する。
そして、既設の低摩擦摺動体を案内レールの長手に沿う方向に引き出し、次いで更新する低摩擦摺動体の一側を支持軸台と案内レールとの間に挿入し、低摩擦摺動体の他側を介して締結具によって低摩擦摺動体を支持軸台に締結する。したがって、低摩擦摺動体の取り替え作業を少ない作業時間によって容易に実施することができ、保守作業費を節減する効果がある。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態を示す図で、図1は前述の図13相当図、図2は図1の左側面の要部を示す図である。なお、図1及び図2の他は図10及び図11と同様に乗客コンベヤー装置が構成される。図において、図10、図11及び図13と同符号は相当部分を示し、踏板鎖3がそれぞれ巻掛けられた踏板鎖車4が主枠1内の一方の長手端部に設けられる。そして、支持軸5がそれの長手を主枠1の長手に直交して配置されて、両端部にそれぞれ踏板鎖車4が枢着される。
また、支持軸台6が支持軸5の長手両端にそれぞれ設けられ、案内レール7が主枠1に設けられて支持軸台6それぞれの下側に配置されて長手が水平状態に配置される。そして、支持軸台6の主枠1幅方向における内面からなる側面に取付板21の上端側がボルト22によって締結される。また、取付板21の下端側における案内レール7の側面と対向した面に、側面低摩擦摺動体19が皿ねじからなる締結具20によって締結されて、案内レール7の側面に対して少ない隙間を形成して配置される。
そして、例えば高分子ポリエチレンからなる低摩擦摺動体23の一側24が、支持軸台6及び案内レール7上面の間に配置され、他側25は屈折された形状に製作されて支持軸台6の緊張装置8による付勢方向に対向した端面に配置される。そして、皿ねじからなる締結具26が低摩擦摺動体23の他側25に挿通されて支持軸台6の端面にねじ込まれ、低摩擦摺動体23が支持軸台6に着脱自在に締結される。
上記のように構成された乗客コンベヤー装置において、前述の図10及び図11の乗客コンベヤー装置と同様に、主枠1内に多数の踏板2を連結した無端状の踏板鎖3が配置されて踏板鎖車4及び駆動踏板鎖車15に巻掛けられる。そして、駆動機16を付勢して乗客コンベヤーが運転され、駆動機16により巻掛け伝動機構17を介して駆動踏板鎖車15が駆動されて踏板鎖3を介して踏板2が循環移動する。
また、緊張装置8により踏板鎖3に張力が付与されて、乗客コンベヤーの運転時に支持軸台6は下面側が低摩擦摺動体23を介して案内レール7に案内されると共に、支持軸台6の側面側が側面低摩擦摺動体19を介して案内レール7の側面に案内されて主枠1の長手に沿う方向に終始摺動し、また踏板鎖3が磨耗伸びした場合等に支持軸台6、支持軸5を介して踏板鎖車4が緊張装置8の機能によって対向した主枠1端に近付く方向に移動する。
そして、低摩擦摺動体23を更新する場合に、緊張装置8による付勢を解除して踏板鎖3を弛緩した状態で、踏板鎖車4、支持軸5、支持軸台6を僅かに持ち上げて締結具26による既設の低摩擦摺動体23の締結を解除する。そして、既設の低摩擦摺動体23を案内レール7の長手に沿う方向に引き出し、次いで更新する低摩擦摺動体23の一側24を支持軸台6と案内レール7との間に挿入し、低摩擦摺動体23の他側25を介して締結具26によって低摩擦摺動体23を支持軸台6に締結する。
したがって、低摩擦摺動体23の取り替え作業を少ない作業時間によって容易に実施することができ、保守作業費を節減することができる。
なお、締結具26は六角ボルト、座金及びばね座金によって形成された締結具とすることもできる。また、低摩擦摺動体23の他側25を介して締結具26によって支持軸台6に締結することによって、低摩擦摺動体23の一側24の肉厚を減少することができ、低摩擦摺動体23の製造費を節減することができる。
実施の形態2.
図3及び図4は、この発明の他の実施の形態を示す図で、図3は前述の図12相当図、図4は図3の要部平面図である。なお、図3及び図4の他は図10及び図11と同様に乗客コンベヤー装置が構成される。図において、図10、図11及び図12と同符号は相当部分を示し、踏板鎖3がそれぞれ巻掛けられた踏板鎖車4が主枠1内の一方の長手端部に設けられる。そして、支持軸5がそれの長手を主枠1の長手に直交して配置されて、両端部にそれぞれ踏板鎖車4が枢着される。
また、支持軸台6が支持軸5の長手両端にそれぞれ設けられ、案内レール7が主枠1に設けられて支持軸台6それぞれの下側に配置されて長手が水平状態に配置され、また案内レール7に支持軸台6の主枠1幅方向における外面からなる側面27に対向した側部案内面18が設けられる。そして、支持軸台6の側面27に側面摺動体28が皿ねじからなる締結具29によって締結されて、前述の支持軸台6の移動方向における端部寄りにそれぞれ配置される。
そして、側面摺動体28は案内レール7の側部案内面18に対して少ない隙間を形成して配置される。また、側面摺動体28は鋳鉄、適宜な合成樹脂材等によって突出端に丸み30を有する台形に製作されて、支持軸台6の側面27から突出して設けられる。そして、丸み30は少なくとも水平投影面における支持軸台6の移動方向における端部に形成されて半径5mm以上に形成される。
上記のように構成された乗客コンベヤー装置において、前述の図10及び図11の乗客コンベヤー装置と同様に 主枠1内に多数の踏板2を連結した無端状の踏板鎖3が配置されて踏板鎖車4及び駆動踏板鎖車15に巻掛けられる。そして、駆動機16が付勢されると巻掛け伝動機構17を介して駆動踏板鎖車15が駆動され踏板鎖3を介して踏板2が循環移動する。
また、緊張装置8により踏板鎖3に張力が付与されて、乗客コンベヤーの運転時に支持軸台6は下面側が低摩擦摺動体23を介して案内レール7に案内されると共に、支持軸台6の側面27側が側面摺動体28を介して案内レール7の側部案内面18に案内されて主枠1の長手に沿う方向に終始摺動し、また踏板鎖3が磨耗伸びした場合等に支持軸台6、支持軸5を介して踏板鎖車4が緊張装置8の機能によって対向した主枠1端に近付く方向に移動する。
そして、図3及び図4の実施の形態においても、低摩擦摺動体23の一側24が、支持軸台6及び案内レール7上面の間に配置され、他側25は支持軸台6の端面に締結具26によって支持軸台6に締結される。したがって、詳細な説明を省略するが図3及び図4の実施の形態においても図1及び図2の実施の形態と同様な作用が得られる。
また、支持軸台6の側面27に側面摺動体28が突設されて側面摺動体28の突出部に半径5mm以上の丸み30が形成される。これによって、次に述べる不具合の発生を未然に防止することができる。すなわち、主枠1の幅方向の両側に設けられた踏板鎖3の伸び寸法に差異が生じた場合には、水平投影面において支持軸5が主枠1の長手に対して傾斜する。このため、支持軸台6の移動方向における端部が案内レール7の側部案内面18を強圧して食い込み現象が発生する。
これによって、前述の支持軸5の傾斜による主枠1長手方向移動障害が発生して、緊張装置8による所要の張力が踏板鎖3に作用しなくなり、踏板鎖3、すなわち踏板2の正常な移動動作が妨げられる。これにより、乗客コンベヤーの運転時に異常音、異常振動が発生したり、機器の損傷が発生したりする恐れがある。
しかし、側面摺動体28の突出部の丸み30によって支持軸5の主枠1長手に対する傾斜発生が解消されるので、支持軸5の主枠1長手方向移動が阻害されることに起因する不具合を未然に防止することができる。なお、側面摺動体28の突出部の丸み30の寸法は、発明者の実験によれば半径5mm程度以上のとき支持軸5の傾斜による主枠1長手方向移動障害の発生を防ぐことができる。なお、丸み30寸法は半径5mm程度以上であれば所要の作用を得ることができるものの、乗客コンベヤーにおける実施設計の上からは半径5mm程度〜半径15mm程度になる。
実施の形態3.
図5も、この発明の他の実施の形態を示す前述の図3相当図である。なお、図5の他は図3及び図4と同様に乗客コンベヤー装置が構成される。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示し、支持軸台6の主枠1幅方向における内面からなる側面に取付板21の上端側がボルト22によって締結される。また、取付板21の下端側における案内レール7の側面と対向した面に、前述の図3及び図4の実施の形態と同様な側面摺動体28が、図3及び図4の実施の形態と同様に設けられる。
上記のように構成された乗客コンベヤー装置においても、低摩擦摺動体23が支持軸台6及び案内レール7上面の間に配置され、また支持軸台6の側面27の反側面側が取付板21に取付けられた側面摺動体28を介して案内レール7の側面に案内される。したがって、詳細な説明を省略するが図5の実施の形態においても図3及び図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
実施の形態4.
図6〜図8も、この発明の他の実施の形態を示す図で、図6は支持軸台箇所の斜視図、図7は図6における低摩擦摺動体の平面図、図8は図7の正面図である。なお、図6〜図8の他は前述の図3及び図4と同様に乗客コンベヤー装置が構成される。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示し、前述の低摩擦摺動体23と同様な機能を有する低摩擦摺動体31の一側24が、支持軸台6及び案内レール7上面の間に配置される。
また、低摩擦摺動体31の他側25は屈折された形状に製作されて支持軸台6の緊張装置8による付勢方向の端面に配置される。そして、ボルトからなる締結具32が低摩擦摺動体31の他側25に挿通されて支持軸台6の端面にねじ込まれ、低摩擦摺動体31が支持軸台6に着脱自在に締結される。
また、側面摺動体33が低摩擦摺動体31と一体に成形されて、支持軸台6の主枠1の長手方向に沿う両端部にそれぞれ設けられ、支持軸台6の主枠1の長手方向に沿う両側の側面27にそれぞれ配置される。そして、側面摺動体33には支持軸台6の側面27から突出し支持軸台6の移動方向に対応した端部に丸み30が形成される。
上記のように構成された乗客コンベヤー装置においても、低摩擦摺動体31が支持軸台6及び案内レール7上面の間に配置され、また支持軸台6の側面27側が丸み30を有する側面摺動体33を介して案内レール7の側部案内面18に案内される。したがって、詳細な説明を省略するが図6〜図8の実施の形態においても図3及び図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
なお、図6〜図8の実施の形態において、支持軸台6が低摩擦摺動体31の一側24の上に重合され、また支持軸台6の側面27が両側の側面摺動体33によって抱持される。このため、支持軸台6が水平投影面において低摩擦摺動体31からずれる不具合の発生を未然に防ぐことができ、支持軸台6の摺動動作を安定化することができる。
実施の形態5.
図9も、この発明の他の実施の形態を示す図で、前述の図7相当図である。なお、図9の他は前述の図3及び図4と同様に乗客コンベヤー装置が構成される。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示し、低摩擦摺動体31に側面摺動体34が低摩擦摺動体31と一体に成形されて、支持軸台6の主枠1の長手方向に沿う両側の側面27にそれぞれ配置される。そして、側面摺動体34には支持軸台6の側面27から突出し支持軸台6の移動方向に対応した端部に丸み30が形成される。
上記のように構成された乗客コンベヤー装置においても、低摩擦摺動体31が支持軸台6及び案内レール7上面の間に配置され、また支持軸台6の側面27側が丸み30を有する側面摺動体34を介して案内レール7の側部案内面18に案内される。したがって、詳細な説明を省略するが図9の実施の形態においても図6〜図8の実施の形態と同様な作用が得られる。
この発明の実施の形態1を示す図で、後述する図13相当図。 図1の左側面の要部を示す図。 この発明の実施の形態2を示す図で、後述する図12相当図。 図3の要部平面図。 この発明の実施の形態3を示す図3相当図。 この発明の実施の形態4を示す図で、支持軸台箇所の斜視図。 図6における低摩擦摺動体の平面図。 図7の正面図。 この発明の実施の形態5を示す前述の図7相当図。 従来の乗客コンベヤー装置の側面を概念的に示す図。 図10の要部拡大図。 他の従来の乗客コンベヤー装置を示す図で、図11の要部側面図に相当する図。 別の他の従来の乗客コンベヤー装置を示す図で、図11の要部側面図に相当する図。
符号の説明
1 主枠、 2 踏板、 3 踏板鎖、 4 踏板鎖車、 5 支持軸、 6 支持軸台、 7 案内レール、 8 緊張装置、 18 側部案内面、 21 取付板、 23 低摩擦摺動体、 24 一側、 25 他側、 26 締結具、 27 側面、 28 側面摺動体、 30 丸み、 31 低摩擦摺動体、 33 側面摺動体、 34 側面摺動体。

Claims (4)

  1. 乗客コンベヤーの多数の踏板を連結して無端状をなし主枠内に配置され、上記主枠の幅方向の両側にそれぞれ配置された踏板鎖と、上記主枠内の長手端部に配置されて上記踏板鎖がそれぞれ巻掛けられた踏板鎖車と、長手が上記主枠の長手に直交して配置されて両端部にそれぞれ上記踏板鎖車が枢着された支持軸と、この支持軸の長手両端にそれぞれ設けられた支持軸台と、上記主枠に設けられて上記支持軸台それぞれの下側に配置され、かつ長手が水平状態に配置された案内レールと、一端が上記主枠に他端は上記支持軸台の上記主枠の長手方向における端部側の端面に連結されて上記支持軸台を上記主枠端部方向に付勢して上記踏板鎖に張力を付与する緊張装置と、一側が上記支持軸台及び案内レールの間に配置され、他側は上記一側に対して屈折形状に形成されて、上記支持軸台の上記緊張装置による付勢方向の上記緊張装置が連結された上記端面に配置された低摩擦摺動体と、この低摩擦摺動体の他側を介して上記低摩擦摺動材を上記支持軸台に着脱自在に締結した締結具とを備えた乗客コンベヤー装置。
  2. 案内レールを、支持軸台の主枠幅方向における側面に対向した側部案内面が設けられたものとし、また上記支持軸台の上記側部案内面に対向した側面に設けられて、上記支持軸台の移動方向における端部寄りにそれぞれ配置されて上記側部案内面に対して少ない隙間を形成して配置され、かつ上記支持軸台の移動方向における端部に、少なくとも水平投影面において半径5mm以上の丸みが形成された側面摺動体を備えたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤー装置。
  3. 支持軸台の主枠幅方向における側面に一側が装着されて他側は案内レールの側面と対向して配置された取付板と、この取付板の上記支持軸台の移動方向における端部寄りにそれぞれ設けられて上記案内レールの側面に対して少ない隙間を形成して配置され、かつ上記支持軸台の移動方向における端部に、少なくとも水平投影面において半径5mm以上の丸みが形成された側面摺動体を備えたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤー装置。
  4. 案内レールを、支持軸台の主枠幅方向における側面に対向した側部案内面が設けられたものとし、また低摩擦摺動体を、上記支持軸台の主枠幅方向における側面に対面した位置に設けられて上記側部案内面に対して少ない隙間を形成し、かつ上記支持軸台の移動方向における端部に、少なくとも水平投影面において半径5mm以上の丸みが形成された側面摺動体が一体に形成されたものとしたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤー装置。
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JPS54133592U (ja) * 1978-03-08 1979-09-17
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JPH058038U (ja) * 1991-07-18 1993-02-02 エヌデーシー株式会社 往復摺動用軸受材
JPH07256007A (ja) * 1994-03-24 1995-10-09 Hazama Kisetsu Kogyo Kk 沈降物処理装置

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