JP6497692B2 - メッシュプレートの孔明け製造方法およびメッシュプレートの孔明け製造装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明の第1実施の形態による孔明け加工の主な工程を示す側面断面図であり、図2は被加工部材(本実施の形態の中では「極薄プレートブランク」と称する)に孔明けする時の孔明け製造装置の概略表面断面図を示している。また、図3はメッシュプレートを製造する工程を示すフローチャートである。図4は完成したメッシュプレートを示す。
次に本発明の第2実施の形態について説明する。図7は、第2実施の形態を説明するための概略断面図で、主要構成のみ示している。第2実施の形態はメッシュプレートを作成するのに極薄プレートブランク15を帯材で形成し、孔明け加工を順送により連続的に行う方法である。
次に、本発明の第3実施の形態について説明する。
第3実施の形態は補強用のフレームが付いたメッシュプレートに関するものである。第1実施の形態においてはバリアメンブレンを1枚の板状のメッシュプレートで説明をした。この1枚板状のメッシュプレートは歯槽骨の再生のような場合は非常に有効であるが、インプラントとしての再生治療に用いる場合は強度の問題が出てくる。なぜならば、歯槽骨再生の領域が大きくなり、その際にスペースを維持するための強度が必要となるからである。
次に、第1実施の形態の加工中に発生するバリについて説明する。メッシュプレートのバリはバリアメンブレンとして使用する時に問題となる。そこで、メッシュプレートにバリを発生させない方法を検討した。図11は、第1実施の形態に相当する方法で、バリ防止板を用いて極薄プレート17へのバリの発生を防ぐ方法の工程図を示す断面図である。
2 枠体
3 基台
4 上枠
5 柱
6 押上台
7 移動台
8 敷台
9 パンチ
10 平板金型
11 ローラー
13 モーター
14 加圧装置
15 極薄プレートブランク
16、94 裏打ちフィルム
17 極薄プレート
40 メッシュプレート
41 孔
42、85、112 バリ
60 ローラーレベラー
61 矯正ロール
71 プレート帯材
72 フィルム帯材
73 P送りリール
74 P巻き取りリール
75 F送りリール
76 F巻き取りリール
73a、74a、75a、76a 中心
80 立体形メッシュ
81、92 薄板部
82、93 補強フレーム
83、92a 貫通孔
84、93a 有底孔
91 プレートブランク
95 プレート
111 バリ防止板
122 剥離吸着装置
131 歯
132 歯槽骨
133 歯肉
134 歯周ポケット
135 バリアメンブレン
136 再生歯槽骨
t、t1、t2、t3 板厚
p ピッチ
φ 孔寸法
Claims (13)
- ローラーとパンチを用いて再生治療法などに使用するメッシュプレートに孔明けする孔
明け製造方法において、
平板金型に形成した前記パンチの上に被加工部材を載置する工程と、
前記被加工部材と前記ローラーとの間に、前記パンチによる抜きカスが保持される裏打ちフィルムを配置する工程と、
前記ローラーを回転させる工程と、
前記ローラーと前記平板金型との間に相対的な圧力を加える工程と、
前記ローラーの周速度と同じ速さで前記ローラーまたは前記被加工部材を相対移動させ
る工程と、
前記ローラーの幅は前記パンチの一列の幅より広くなっており、前記被加工部材の移動に応じて、前記パンチの一列の数の孔を同時に且つ列ごとに順次に前記パンチの先端を前記裏打ちフィルム内に沈み込ませることによって前記被加工部材に複数の貫通孔を明ける工程と、
前記裏打ちフィルムには前記貫通孔を明ける工程における前記被加工部材の抜きカスが沈んだ状態で前記被加工部材を前記パンチからリリースする工程と、
前記メッシュプレートを完成させる工程と、
を有することを特徴とするメッシュプレートの孔明け製造方法。 - ローラーとパンチを用いて再生治療法などに使用するメッシュプレートに孔明けする孔
明け製造方法において、
平板金型に形成した前記パンチの上に被加工部材を載置する工程と、
前記被加工部材と前記ローラーとの間に裏打ちフィルムを配置する工程と、
前記ローラーを回転させる工程と、
前記ローラーと前記平板金型との間に相対的な圧力を加える工程と、
前記ローラーの周速度と同じ速さで前記ローラーまたは前記被加工部材を相対移動させる工程と、
前記パンチの先端を前記裏打ちフィルム内に沈み込ませることによって前記被加工部材に複数の貫通孔を明ける工程と、
前記被加工部材を前記パンチからリリースする工程と、
前記メッシュプレートを完成させる工程と、
を有するものであって、
前記被加工部材と前記裏打ちフィルムとの間に金属板を積層し、前記パンチが前記金属板を貫通して前記裏打ちフィルムまで達するように孔明け加工を行った後、前記金属板を前記被加工部材からリリースすることを特徴とするメッシュプレートの孔明け製造方法。 - 前記被加工部材の材質はチタンまたはチタン合金であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のメッシュプレートの孔明け製造方法。
- 前記被加工部材は10μm以上50μm以下の板厚を有すると共に、前記被加工部材に孔寸法が15μm以上30μm以下、ピッチが30μm以上300μm以下の微細な貫通孔を明けることにより前記メッシュプレートを形成することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3のいずれか1項に記載のメッシュプレートの孔明け製造方法。
- 前記メッシュプレートの完成工程には、前記被加工部材の孔明け加工後にカール状になった前記被加工部材を平板状に矯正する工程を含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のメッシュプレートの孔明け製造方法。
- 前記裏打ちフィルムは、前記パンチ上に前記被加工部材を載置する前に別工程にて前記被加工部材上に前記裏打ちフィルムを張り付けておくことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のメッシュプレートの孔明け製造方法。
- 前記裏打ちフィルムは、前記ローラーに巻き付けられていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のメッシュプレートの孔明け製造方法。
- 前記被加工部材には、貫通孔の明いた薄板部と該薄板部を補強する補強フレームとが形成されていることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のメッシュプレートの孔明け製造方法。
- 前記金属板は前記被加工部材と同一の材料であり、前記被加工部材の材質はチタンまたはチタン合金であることを特徴とする請求項2に記載のメッシュプレートの孔明け製造方法。
- 前記薄板部の厚さは10μm以上30μm以下、前記補強フレームの厚さは60μm以上150μm以下であることを特徴とする請求項8に記載のメッシュプレートの孔明け製造方法。
- 前記薄板部はエッチングにより形成されることにより、前記薄板部と前記補強フレームとは一体化されていることを特徴とする請求項8又は請求項10に記載のメッシュプレートの孔明け製造方法。
- 被加工部材に微細な貫通孔を明けたメッシュプレートの孔明け製造装置において、
前記被加工部材を載置するためのパンチが形成された板状の平板金型と、
前記平板金型の滑りを防止するための敷台と、
前記被加工部材の上方にあって回転駆動される円筒型のローラーと、
前記ローラーと前記被加工部材間に配置され、前記パンチによる抜きカスが保持される裏打ちフィルムと、
前記ローラーと前記平板金型の間に相対的な圧力を加えるための加圧器と、
前記被加工部材を前記ローラーの周速度と同じ速さで移動させる移動手段と
を備え、
前記ローラーの幅は前記パンチの一列の幅より広くなっており、前記移動手段による前記被加工部材の移動によって前記平板金型の前記パンチの一列の数の孔を同時に且つ列ごとに順次に抜かれて前記被加工部材に前記貫通孔が形成されることを特徴とするメッシュプレートの孔明け製造装置。 - 前記敷台の材質は弾力性のあるゴム製部材であり、前記ローラーの材質はSUS材または硬質のプラスチックで、前記パンチの材質はハイスピード鋼または超硬合金で、前記裏打ちフィルムの材質は一面に粘着性を有するビニール系部材であることを特徴とする請求項12に記載のメッシュプレートの孔明け製造装置。
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