JP2005353961A - 薄材料の剥がし装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 薄材料で変形しやすい材料を支持板から剥がす際に、薄材料を変形させずに確実に剥がすことができるようにする。
【解決手段】 支持板12に剥離可能に貼着された薄材料10を、支持板12から引き剥がす薄材料の剥がし装置であって、ベース14上で直線的に進退動すべく支持された可動台16と、該可動台16に対向する面が、前記支持板12から剥がされた薄材料10をエア吸着する吸着面20aに形成され、該吸着面20aが円弧状の側面形状に形成された吸着板20と、前記可動台を前記ベース上で移動させる移動機構、および前記吸着板を前記吸着面の曲率中心を中心として、前記可動台とともに同期して回動させる回動機構24aと、前記吸着面に前記薄材料をエア吸着するための真空吸引装置とを備え、前記可動台16をベース上で移動させるとともに、吸着板20を回動させることにより、前記支持板12から薄材料10を剥離して、前記吸着面20aに薄材料10を吸着させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は薄材料の剥がし装置に関し、とくに、支持板に貼着されて支持されたフレキシブル基板のような変形しやすい薄材料を、変形させずに支持板から剥離するといった作業に好適に使用することができる薄材料の剥がし装置に関する。
両面配線フレキシブル基板は、ベースフィルムの両面に配線パターンを形成したもので、その製造に際しては、フィルム自体の厚さが50μmといったようにきわめて薄く、簡単に変形してしまうことから、フレキシブル基板を十分な強度を有するダミー板(支持板)に貼着し、フレキシブル基板を貼着した支持板を処理装置間で搬送することにより、配線パターンを形成するといった加工が施される。
このように支持板にフレキシブル基板を貼着して両面配線フレキシブル基板を製造するといった場合には、フレキシブル基板の一方の面側について配線パターンを形成する処理を施した後、フレキシブル基板の他方の面に配線パターンを形成するために、基板にフレキシブル基板を貼着してフレキシブル基板の一方の面側を処理した後、支持板からフレキシブル基板をいったん剥がし、フレキシブル基板の他方の面を外向きにして、再度、フレキシブル基板を支持板に貼着しなおして、他方の面に配線パターンを形成するといった処理が行われる。
上記のように、両面配線フレキシブル基板を製造する工程では、支持板からフレキシブル基板を剥がして、再度、支持板にフレキシブル基板を貼り直すようにするから、支持板からフレキシブル基板を剥がしやすくするため、低接着力の接着剤を用いて支持板にフレキシブル基板を貼着しているのであるが、支持板からフレキシブル基板を剥がす際に、どうしてもフレキシブル基板がカールしてしまうという問題がある。これは、フレキシブル基板の片面に配線パターンが形成されたことによる応力が解放されることと、フレキシブル基板を剥がす際の剥がし力が作用するためで、もともとフレキシブル基板が変形しやすいことによる。
このため、従来は、フレキシブル基板を支持板から剥がし、再度、支持板にフレキシブル基板を貼着する際に、フレキシブル基板が折れたり、皺が生じたりしないように貼りかえることが非常に難しく、作業が非効率であるという問題があった。
そこで、本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、両面配線フレキシブル基板を製造する場合のように、薄材料で変形しやすい材料を支持板から剥がして使用するといった場合に、薄材料が変形したり、折れ曲がったり、皺が寄ったりしないようにして確実に剥がすことを可能とし、薄材料の剥がし作業を効率的に行うことを可能とするとともに、製品の歩留まりを向上させることを可能にする薄材料の剥がし装置を提供するにある。
本発明は、上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、支持板に剥離可能に貼着された薄材料を、支持板から引き剥がす薄材料の剥がし装置であって、ベース上で直線的に進退動すべく支持された可動台と、該可動台に対向する面が、前記支持板から剥がされた薄材料をエア吸着する吸着面に形成され、該吸着面が円弧状の側面形状に形成された吸着板と、前記可動台を前記ベース上で移動させる移動機構、および前記吸着板を前記吸着面の曲率中心を中心として、前記可動台とともに同期して回動させる回動機構と、前記吸着面に前記薄材料をエア吸着するための真空吸引装置とを備え、前記可動台と前記吸着板とで、前記薄材料が貼着された支持板を、吸着面に薄材料を接触させる向きに挟圧支持し、前記真空吸引装置を作動させ、前記移動機構および回動機構を駆動して、前記可動台をベース上で移動させるとともに、前記吸着板を回動させることにより、前記支持板から薄材料を剥離しつつ、前記吸着面の前端縁から後端縁へ向けて薄材料を吸着させることにより、支持板から薄材料を剥がすことを特徴とする。
また、前記吸着板の吸着面が、前記支持板に貼着された薄材料と同一の大きさに形成されていることによって、前記吸着面に、より確実に薄材料を吸着して支持することが可能となる。
また、前記移動機構は、前記可動台に設けられたラックと、該ラックと噛合する歯車とを備え、前記回動機構は、前記吸着板に設けられたラックと、該ラックに噛合する歯車とを備えることを特徴とする。これによって、可動台と吸着板とを簡易な構成によって移動動作させることが可能となる。
また、前記吸着板の吸着面が、吸着板の回動方向に、複数のエア吸引領域に分割して設けられ、各々のエア吸引領域に真空吸引装置によるエア吸引操作を各別に制御するエア開閉機構が設けられていることにより、真空吸引装置によるエア吸引作用を吸着板の吸着面に薄材料をエア吸着させる作用としてより有効に利用することができる。
本発明に係る薄材料の剥がし装置によれば、支持板に貼着されている薄材料を、変形させずに支持板から剥がすことができ、剥がし作業の際に製品を損傷させることを防止して、製品の歩留まりを向上させることができる。また、剥がし作業を容易に行うことができ、作業効率を向上させることが可能になる。
以下、本発明の好適な実施の形態について添付図面にしたがって詳細に説明する。
図1は、薄材料の剥がし装置に薄材料10を貼着した支持板12をセットした状態を正面方向から見た状態を示し、図2は、薄材料の剥がし装置に設けられている吸着板20およびエア吸引機構の構成を示す。図3〜5は、薄材料の剥がし装置を用いて支持板12に貼着された薄材料10を剥離する操作を示し、図6は支持板12に薄材料10を貼着した状態を示している。
本実施形態で剥離対象としている薄材料10は両面配線フレキシブル基板の製造に使用する材料であり、図6に示すようにベースフィルム8の両面に銅箔9a、9bが被着されたものである。薄材料10は、所定の厚さおよび所定の強度を有する支持板12に剥離可能に貼着されて所要の処理が施される。支持板12は薄材料10と同一の大きさ(平面形状)に形成されており、支持板12の表面に薄材料10の周縁部と支持板12の周縁部とをぴったりと一致させて薄材料10が貼着され、所要の処理が施される。
はじめに、図1、2にしたがって、薄材料の剥がし装置の実施形態の構成について説明する。
図1に示すように、薄材料の剥がし装置は、ベース14上で直線的に進退動する可動台16と、可動台16との間で薄材料10が貼着された支持板12を挟圧し、支持板12から薄材料10を吸着しながら剥離することにより、支持板12から転写させるようにして薄材料10を移しかえる吸着板20とを備える。
可動台16には支持板12が平坦状に嵌合してセットされるセット凹部16aが設けられている。セット凹部16aに薄材料10を上向きにして支持板12をセットすることにより、支持板12は可動台16とともに一体的に移動可能となる。
可動台16の下面には直動ガイド17取り付けられ、直動ガイド17はベース14上に平行に固定されたガイドレール17a、17aに係合し、可動台16はガイドレール17a、17aに沿って進退動可能となる。
可動台16の一方の側面からは、その側縁の全長にわたって張り出し部16bが側方に張り出して設けられ、張り出し部16bの上に、可動台16の進退動方向に平行に、張り出し部16bの全長にわたってラック18が設けられている。ラック18には、電動モータ等の駆動機構40によって回動駆動される駆動軸42に固設された歯車18aが噛合する。ラック18、歯車18aおよび駆動機構40によって可動台16の移動機構が構成される。
吸着板20は、図2に示すように、側面形状が円弧状をなす湾曲形状に形成された部材である。吸着板20の、支持板12に貼着された薄材料10に対向する面は、薄材料10をエア吸着して支持する吸着面20aに形成されている。
吸着面20aは、薄材料10の全面を吸着して支持することができるように、前後端縁の幅が薄材料10の幅に一致し、吸着面20aの可動台16の進退動方向の長さが薄材料10の長さに一致するように設けられている。
本実施形態の剥がし装置において処理対象としている薄材料10は500×500mmのフレキシブル基板である。これに対して吸着板20は曲率半径500mmのものを使用している。
吸着板20の吸着面20aに薄材料10を吸着して支持するため、本実施形態では、吸着板20にエア吸引機構として、真空吸引装置30を設け、エア配管32を介して吸着板20と真空吸引装置30とを接続している。
吸着板20の吸着面20aに薄材料10をエア吸着可能とするため、吸着面20aをポーラス状の素材によって形成し、あるいは吸着面20aに多数個の吸引孔を開口させて設け、吸着面20aの背面側に設けたエア流路を介してエア吸引機構に連通するように設ける。
本実施形態においては、吸着板20の進退動方向に対して、吸着面20aを複数のエア吸引領域に分割し、各々のエア吸引領域に個別にエア開閉機構34を設け、薄材料10と接触しているエア吸引領域についてのみエア開閉機構34を開放させるように制御して、薄材料10が吸着面20aに接触している個所(薄材料を吸着させようとする個所)でのみエア吸引力が作用するようにしてエア漏れを防止するようにしている。
吸着板20は、吸着面20aが側面形状で円弧状の湾曲面に形成されているため、吸着板20を薄材料10に押接した際に、吸着面20aと薄材料10とは線的に接触し、薄材料10の全面に一度に吸着面20aが接触することがなく、吸着面20aで薄材料10が吸着されていない領域でエア漏れが生じるおそれがあるが、このように吸着面20aを複数に区分して薄材料10が接触している吸着面20aからのみエア吸引することで薄材料10に対してエア吸着力を有効に作用させることが可能となる。
なお、吸着板20の吸着面20aに使用する素材により、あるいは、真空吸引装置30が十分なエア吸引力を備えており、薄材料10に対して十分な吸着力を作用させることができる場合には吸着面20aを複数のエア吸引領域に設定するといった必要はない。
図1に示すように、吸着板20の上面の両側縁には可動台16の進退動方向と平行にラック22a、22bが設けられている。駆動軸42にはラック22a、22bに噛合する歯車24a、24bが設けられ、駆動機構40により駆動軸42が回動駆動されることにより、歯車24a、24bはラック22a、22bと噛合しながら回動駆動される。歯車24a、24、ラック22a、22bおよび駆動機構40によって吸着板20の回動機構が構成される。
なお、前記ラック18に噛合する歯車18aも駆動軸42に固設されており、これらの歯車18a、24a、24bとラック18、22a、22bとは互いに噛合しつつ、可動台16と吸着板20とが同期して移動するように歯ピッチ等が設定されている。
駆動軸42は、可動軸受け44a、44bにより、鉛直方向に可動に支持されるとともに、付勢手段としてのスプリング46a、46bによって、ラック18と歯車18a、ラック22a、22bと歯車24a、24bが互いに噛合する方向に(鉛直下向きに)付勢して支持されている。これによって、動作時に、ラック18と歯車18a、ラック22a、22bと歯車24a、24bとが確実に噛合するように設けることができる、吸着板20と可動台16との間で、薄材料10が貼着された支持板12が所定の挟圧力をもって挟圧支持することが可能となる。
続いて、本実施形態の薄材料の剥がし装置を用いて支持板12に貼着された薄材料10を剥離する作用を、図3〜5にしたがって説明する。なお、図3〜5では、吸着板20に接続される真空吸引装置30を省略している。
図3は、薄材料の剥がし装置に、薄材料10が貼着された支持板12をセットした状態を示す。支持板12は可動台16のセット凹部16aにセットされ、可動台16とともにガイドレール17aによりガイドされてベース14上で進退動する。
可動台16に薄材料10が貼着された支持板12をセットした後、吸着面20aの前端縁位置と支持板12に貼着された薄材料10の前端縁位置とを一致させて、吸着板20を支持板12の上に位置決めして載せる。このとき、図1に示すように、ラック22a、22bに歯車24a、24bを噛合させ、同時にラック18と歯車18aとを噛合させる。
可動台16に薄材料10が貼着された支持板12をセットし、薄材料10の前端縁と吸着板20の吸着面20aの前端縁とを位置合わせし、吸着板20と可動台16とによって薄材料10が貼着された支持板12とを挟圧した状態では、図3に示すように、薄材料10の前端縁が吸着面20aに接触し、その他の吸着面20aの領域は薄材料10とは離間した状態になる。
この状態で真空吸引装置30を作動させると、薄材料10の前端縁部が支持板12から剥離されて、吸着板20の吸着面20aに吸着される。真空吸引装置30による吸引力が薄材料10の前端縁に集中的に作用することにより、薄材料10は容易に支持板12から剥離され吸着面20aに吸着支持される。
薄材料10の前端縁が吸着板20の前端縁に吸着されたら、駆動機構40を作動させる。歯車18a、24a、24bが回転することにより、歯車18a、24a、24bとラック18、22a、22bとの作用によって、可動台16が前進すると同時に、吸着板20が吸着面20aの曲率中心を中心として回動し、支持板12から徐々に薄材料10が引き剥がされ、吸着板20の吸着面20aに薄材料10が吸着されていく。すなわち、吸着板20によって薄材料10をエア吸引する作用と、吸着板20を回動させ、同時に可動台16を移動させる操作によって、支持板12から薄材料10が剥がされて吸着板20に薄材料10が転写されるようにして吸着される。
図4は、可動台16と吸着板20とが中途位置まで移動した状態を示す。吸着板20は、吸着面20aの曲率中心を支点として円弧状の移動軌跡を描くように回動し、支持板12から剥離された薄材料10が吸着面20aの前端縁側から徐々に吸着面20aに吸着されていく。
吸着板20が円弧状の軌跡を描くように移動すること、吸着面20aが側面形状で円弧状に形成されていることによって、支持板12に貼着された薄材料10に対しては、薄材料10を接線方向に引っ張るようにしながら支持板12から剥離するようにする力が作用して、支持板12から確実に薄材料10が剥離され、薄材料10を変形させずに吸着面20aに吸着させていくことが可能となる。
吸着板20の吸着面20aの側面形状を円弧状に形成しているのは、支持板12から薄材料10を剥離する際に、薄材料10を曲げようとする力をできるだけ抑えて、支持板12から薄材料10を剥離させるためである。吸着板20の吸着面20aの曲率半径が小さいときには、薄材料10を剥がすときに作用する曲げ方向の力が大きくなり、逆に吸着面20aの曲率半径が大きくなると、薄材料10を剥離する力が弱まり、剥離しにくくなる。したがって、剥離時におけるこれらの作用を考慮して吸着板20の吸着面20aの曲率を設定する。
図5は、吸着板20を、支持板12から吸着面20aに薄材料10を略吸着完了した位置まで移動させた状態を示す。歯車24a、24bがラック22a、22bの一端側から他端側まで移動することによって吸着板20はベース14に対して一方側から他方側に向けて移動し、同時に歯車18aとラック18とが噛合して転動することによって可動台16がベース14上で一方側から他方側へ移動する。これとともに、吸着面20aの前端縁から後端縁へ向けて徐々に薄材料10が吸着されていき、吸着面20aの全面に薄材料10が吸着される。
図5に示すように、吸着板20に薄材料10の全体が支持板12から引き剥がされて吸着された後、吸着板20を装置から外し、吸着板20から薄材料10を取り外す。真空吸引装置30による真空吸引操作を解除することによって、薄材料10を簡単に吸着板20から取り外すことができる。吸着板20から取り外した薄材料10は、裏表を逆にして、再度、支持板12に貼着し、他方の面について所要の配線パターンを形成する等の処理を施して両面配線フレキシブル基板として得ることができる。他方の面について処理した後、支持板12から両面配線フレキシブル基板を剥離する場合も、上述した方法を利用して両面配線フレキシブル基板を支持板12から剥がせばよい。
本実施形態の薄材料の剥がし装置を使用すれば、薄材料10を変形させずに支持板12から薄材料10を剥がすことができるから、支持板12から剥がした薄材料10を、再度、支持板12に皺等を生じさせずに貼着することが容易に可能となる。
なお、両面を処理した後に薄材料10を支持板12から剥がす場合も、薄材料10を変形させることなく支持板12から剥がすことができるから、剥がし作業時に製品が曲がってしまって不良品になるといったことを防止し、確実に良品を得ることが可能になる。
本実施形態の薄材料の剥がし装置によれば、上述したように、支持板12に貼着して処理する薄材料10を、変形させずに確実に支持板12から剥がすことができ、剥がし作業の際に製品を損傷させることを防止し、製品の歩留まりを向上させることが可能になる。また、剥がし作業を確実にかつ効率的に行うことが可能となり、作業効率を向上させることが可能になり、たとえば、本装置を使用することで、従来、二人で行っていた剥がし作業を一人で行うことが可能になる。
なお、上記実施形態においては、剥がし作業の例として、支持板に薄材料として両面配線フレキシブル基板を貼着した例について説明したが、薄材料としてはフレキシブル配線基板に限るものではなく、支持板から薄材料を剥離する作業においては本装置を好適に利用することが可能である。
薄材料の剥がし装置の一実施形態の構成を示す正面図である。 吸着板および真空吸引機構等の構成を示す側面図である。 薄材料の剥がし装置の作用を示す説明図である。 薄材料の剥がし装置の作用を示す説明図である。 薄材料の剥がし装置の作用を示す説明図である。 支持板に薄材料を貼着した状態の断面図である。
符号の説明
10 薄材料
12 支持板
14 ベース
16 可動台
16a セット凹部
17 直動ガイド
17a ガイドレール
18、22a、22b ラック
18a、24a、24b 歯車
20 吸着板
20a 吸着面
30 真空吸引装置
34 エア開閉機構
40 駆動機構
42 駆動軸
44a、44b 可動軸受け

Claims (4)

  1. 支持板に剥離可能に貼着された薄材料を、支持板から引き剥がす薄材料の剥がし装置であって、
    ベース上で直線的に進退動すべく支持された可動台と、
    該可動台に対向する面が、前記支持板から剥がされた薄材料をエア吸着する吸着面に形成され、該吸着面が円弧状の側面形状に形成された吸着板と、
    前記可動台を前記ベース上で移動させる移動機構、および前記吸着板を前記吸着面の曲率中心を中心として、前記可動台とともに同期して回動させる回動機構と、
    前記吸着面に前記薄材料をエア吸着するための真空吸引装置とを備え、
    前記可動台と前記吸着板とで、前記薄材料が貼着された支持板を、吸着面に薄材料を接触させる向きに挟圧支持し、
    前記真空吸引装置を作動させ、前記移動機構および回動機構を駆動して、前記可動台をベース上で移動させるとともに、前記吸着板を回動させることにより、前記支持板から薄材料を剥離しつつ、前記吸着面の前端縁から後端縁へ向けて薄材料を吸着させることにより、支持板から薄材料を剥がすことを特徴とする薄材料の剥がし装置。
  2. 前記吸着板の吸着面が、前記支持板に貼着された薄材料と同一の大きさに形成されていることを特徴とする請求項1記載の薄材料の剥がし装置。
  3. 前記移動機構は、前記可動台に設けられたラックと、該ラックと噛合する歯車とを備え、
    前記回動機構は、前記吸着板に設けられたラックと、該ラックに噛合する歯車とを備えることを特徴とする請求項1記載の薄材料の剥がし装置。
  4. 前記吸着板の吸着面が、吸着板の回動方向に、複数のエア吸引領域に分割して設けられ、各々のエア吸引領域に真空吸引装置によるエア吸引操作を各別に制御するエア開閉機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載の薄材料の剥がし装置。
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CN103987199A (zh) * 2014-06-03 2014-08-13 歌尔声学股份有限公司 补强板全自动假贴机

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