JP6494980B2 - 防水リモコン - Google Patents

防水リモコン Download PDF

Info

Publication number
JP6494980B2
JP6494980B2 JP2014225528A JP2014225528A JP6494980B2 JP 6494980 B2 JP6494980 B2 JP 6494980B2 JP 2014225528 A JP2014225528 A JP 2014225528A JP 2014225528 A JP2014225528 A JP 2014225528A JP 6494980 B2 JP6494980 B2 JP 6494980B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
vibration speaker
sound
opening hole
cover member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014225528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016092621A (ja
Inventor
大野 久和
久和 大野
良介 柏野
良介 柏野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Time Engineering Co Ltd
Original Assignee
Time Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Time Engineering Co Ltd filed Critical Time Engineering Co Ltd
Priority to JP2014225528A priority Critical patent/JP6494980B2/ja
Publication of JP2016092621A publication Critical patent/JP2016092621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6494980B2 publication Critical patent/JP6494980B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Bathtub Accessories (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、防水リモコンに関する。
従来から、対象機器を遠隔操作する防水リモコンとして、例えば浴室に設置されるものであって給湯機器を遠隔操作するものが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、防水リモコンがスピーカを有している点、及び、スピーカの前方に放音孔が設けられている点が記載されている。
特開2011−135974号公報
ここで、例えば他のリモコンと通話するために、防水リモコンにマイクロホンが搭載される場合がある。この場合、防水リモコンに、放音孔とは別に、集音するための集音孔が設けられる場合がある。上記のように放音孔や集音孔が設けられている場合、当該放音孔や集音孔から水が浸入するおそれがある。この場合、例えば水の浸入を抑制するためにゴムパッキン等を設けることも考えられる。しかしながら、経年劣化やゴムパッキンの位置ずれ等が生じた場合には、放音孔や集音孔から水がケース内に浸入する場合が生じ得る。このため、防水リモコンの防水性については未だ改善の余地がある。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、その目的は防水性の向上を図ることができる防水リモコンを提供することである。
上記目的を達成する防水リモコンは、対象機器を遠隔操作するものであって、防水構造のケースと、前記ケースに接触した状態で前記ケース内に収容されるものであって、前記ケースを振動させることにより音を発生させる振動スピーカと、前記ケース内に収容されたマイクロホンと、を備え、前記ケースには、音を放出させるための放音孔と集音するための集音孔とが形成されていないことを特徴とする。
かかる構成によれば、振動スピーカを用いてケースを振動させることにより音を発生させることができ、これを通じて利用者に音による報知を行うことができる。また、マイクロホンを用いて例えば他のリモコンとの通話等を行うことができる。そして、ケースには、放音孔及び集音孔の双方が形成されていないため、防水性の向上を図ることができる。
上記防水リモコンについて、前記ケースは、箱状に形成されたケース本体と、前記ケース本体に取り付けられているものであって前記ケース本体の正面を覆うカバー部材と、を有し、前記ケース本体の正面には開口孔が形成されており、当該開口孔は、前記カバー部材によって塞がれており、前記振動スピーカは、前記開口孔を介して前記カバー部材に取り付けられた正面を有し、前記振動スピーカの側面と前記開口孔の内面との間には隙間が形成されていてもよい。かかる構成によれば、振動スピーカの側面と開口孔の内面との間には隙間が形成されているため、振動スピーカの側面と開口孔の内面との当接に起因して振動スピーカの振動が阻害されるといった不都合を抑制することができる。これにより、振動スピーカを用いて好適に音を発生させることができる。
上記防水リモコンについて、前記カバー部材は、前記ケース本体の正面に接着される接着層を有し、前記接着層は、前記開口孔に対応する部分にも設けられており、前記振動スピーカは、その正面が前記接着層における前記開口孔に対応する部分に接着されることにより、前記カバー部材に取り付けられていてもよい。かかる構成によれば、カバー部材をケース本体に取り付けるのに用いられる接着層によって、振動スピーカがカバー部材に取り付けられている。これにより、振動スピーカをカバー部材に取り付けるための専用の部材を設ける必要がない分だけ、構成の簡素化を図ることができる。
上記防水リモコンは、前記振動スピーカによる音声出力と、前記マイクロホンによる音声入力とが同時に行われないように構成されていてもよい。かかる構成によれば、ハウリング等といった両者の干渉による不都合を抑制することができる。
この発明によれば、防水性の向上を図ることができる。
防水リモコンを模式的に示す斜視図。 防水リモコンを模式的に示す斜視図。 防水リモコンの分解斜視図。 防水リモコンの内部構造を示す背面図。 図4の5−5線断面図。 図4の6−6線断面図。
以下、防水リモコンの一実施形態について説明する。なお、本実施形態はあくまで一例であって、本発明がこれに限定されるものではない。また、図5については、図示の都合上、振動スピーカ13については側面図で示す。
図1及び図2に示すように、防水リモコン10は、台所や浴室等の室内の壁面100に設置されるものである。本実施形態では、防水リモコン10は、対象機器としての給湯機器101を遠隔操作する給湯用リモコンである。給湯機器101は、例えば自然冷媒ヒートポンプ給湯機(エコキュート(登録商標))である。防水リモコン10と、給湯機器101と、防水リモコン10とは別に設けられた他のリモコンとによって給湯システムが構成されている。防水リモコン10と他のリモコンとは、例えば給湯機器101を介して通話可能に構成されている。
防水リモコン10は、壁面100に取り付けられる防水構造のケース11を備えている。ケース11内には、表示ユニット12、振動スピーカ13及びマイクロホン14等、複数の部品が収容されている。ケース11は例えば直方体形状であり、壁面100と対向又は接触している背面11aと、背面11aとは反対側の正面(前面)11bと4つの側面11c〜11fとを有している。図1及び図2に示すように、ケース11の正面11b及び側面11c〜11fには、音を放出するための放音孔と集音するための集音孔とが形成されていない。本実施形態では、ケース11の正面11b及び側面11c〜11fには、ケース11を内外に貫通する孔が形成されていない。
なお、壁面100への防水リモコン10の取付手法については任意であるが、例えば専用の取付板を壁面100に固定し、その取付板に防水リモコン10を取り付けてもよいし、ネジなどを用いて防水リモコン10を直接壁面100に直接取り付けてもよい。
図3に示すように、ケース11は、箱状に形成されたケース本体21と、ケース本体21の正面21bを覆うカバー部材22とを有している。ケース本体21は、例えば2つのケース構成体31,32で構成されている。第1ケース構成体31は一方が開口した有底箱形状である。第2ケース構成体32は矩形板状である。両ケース構成体31,32は、第1ケース構成体31の開口の周縁部31aと第2ケース構成体32の周縁部32aとが突き合わされた状態で組み付けられている。そして、両周縁部31a,32a同士が溶着されている。この場合、第1ケース構成体31の底面がケース本体21の正面21bを構成する。
なお、両周縁部31a,32a同士を溶着するための具体的な手法については任意であるが、例えば両周縁部31a,32aによって挟持される熱線を設け、当該熱線を通電することにより熱溶着する構成や、振動溶着する構成等が考えられる。
図3に示すように、ケース本体21の正面21bには、表示ユニット12が嵌め込まれる表示窓41と、振動スピーカ13が挿通される開口孔42と、操作ボタン43とが設けられている。操作ボタン43は、給湯機器101の動作に対応させて複数設けられている。例えば、操作ボタン43には、自動での湯張り動作を行うための湯張ボタンや、給湯機器101に対して、所定量の湯水を予め定められた設定温度まで加熱する沸き増し動作を行うための沸増ボタンや、他のリモコンと通話する(インターホン機能を使用する)ための通話ボタン等がある。
カバー部材22は、ケース本体21に取り付けられている。詳細には、カバー部材22は、ケース本体21の正面21bと同一形状の樹脂板22aと、ケース本体21の正面21bに接着される接着層としての接着シート22bとを有している。接着シート22bは、ケース本体21の正面21bと同一形状の両面テープである。接着シート22bにおける操作ボタン43に対応する箇所及び表示窓41に対応する箇所は切り欠かれている。一方、接着シート22bにおける開口孔42に対応する箇所は切り欠かれていない。つまり、接着シート22bは、開口孔42に対応する部分にも設けられている。
カバー部材22(詳細には樹脂板22a)は、接着シート22bがケース本体21の正面21bに接着されることにより、ケース本体21に取り付けられている。この場合、表示窓41及び開口孔42は、カバー部材22によって塞がれている。これにより、表示窓41や開口孔42から水が浸入することが抑制されている。カバー部材22の正面がケース11の正面11bを構成し、第1ケース構成体31の側面(詳細には両ケース構成体31,32の周縁部31a,32a)がケース11の側面11c〜11fを構成している。
なお、樹脂板22aは、例えば透明のアクリル樹脂で形成されており、その裏面には、遮光パターンが印刷されている。当該遮光パターンにおいては、表示ユニット12に対応する箇所が切り欠かれているとともに、操作ボタン43に対応する箇所が枠状に切り欠かれている。このため、表示ユニット12等は視認可能となっている一方、その他の部分は視認できないようになっている。
次にケース11の内部構造について説明する。
図3及び図4に示すように、ケース11内には2枚の回路基板51,52が収容されている。両回路基板51,52のうち第1回路基板51は、操作ボタン43の背面側に配置されており、操作ボタン43が操作されたことを検知する検知回路等が実装されている。また、図4に示すように、第1回路基板51と第2回路基板52とは、ハーネス53を介して電気的に接続されている。そして、第2回路基板52には、各種制御を行う制御CPU54が実装されている。検知回路の検知信号は、制御CPU54に入力される。制御CPU54は、配線55(図3参照)を介して、給湯機器101に接続されており、検知信号に応じて各種制御を行う。
なお、図3に示すように、ケース11の背面11a、詳細にはケース本体21の第2ケース構成体32には、配線55が挿通されるための挿通孔56が形成されている。また、防水リモコン10は、配線55が隙間なく挿通されたパッキン57を備えており、挿通孔56は、パッキン57によって塞がれている。このため、ケース11は、配線55が引き出された状態で密閉されている。
図4に示すように、防水リモコン10は、ケース11内に収容されたマイクロホン14を有している。マイクロホン14は、第2回路基板52に実装されており、取得した音声信号を制御CPU54に送信する。マイクロホン14と振動スピーカ13とは、正面及び背面から見て対角配置されている。
振動スピーカ13は例えば略円柱状である。開口孔42は、振動スピーカ13よりも一回り大きく形成された円形状である。振動スピーカ13は、開口孔42に挿通された状態で、接着シート22bによってカバー部材22に接着されている。詳細には、既に説明した通り、接着シート22bは、開口孔42に対応する部分にも設けられている。このため、振動スピーカ13の軸線方向の一端面である正面13aは、開口孔42を介して、接着シート22bにおける開口孔42に対応する部分に接着されている。つまり、振動スピーカ13(詳細には振動スピーカ13の正面13a)は、接着シート22bによって、カバー部材22(詳細には樹脂板22a)に接触した状態で取り付けられている。
かかる構成において、振動スピーカ13は、制御CPU54に電気的に接続されており、制御CPU54からの指令に基づいて、ケース11を振動させることにより音を発生させる。なお、振動スピーカ13の具体的な構成は任意であるが、例えばムービングコイルと磁石とを有する構成でもよいし、圧電セラミックスを有する構成でもよい。
ここで、図4及び図5に示すように、開口孔42が振動スピーカ13よりも一回り大きく形成されている関係上、振動スピーカ13の側面13bと開口孔42の内面42aとの間には、隙間60が形成されている。なお、開口孔42の内面42aは、開口孔42を区画形成する壁面である。本実施形態では、図5に示すように、開口孔42の周縁部は、後方に向けて突出しており、枠状となっている。
また、第2回路基板52には、当該第2回路基板52と振動スピーカ13とが干渉しないように凹部61が形成されている。
ちなみに、図5に示すように、振動スピーカ13の背面とケース11とは離間している。同様に、図6に示すように、マイクロホン14とケース11とは離間している。すなわち、本実施形態では、マイクロホン14は、ケース11内に伝達される空気の振動を検知する。
制御CPU54は、操作ボタン43のうち通話ボタンが操作されていない場合には、必要に応じて振動スピーカ13を用いて音による各種報知を行う。例えば、制御CPU54は、自動での湯張り動作が完了した場合には、湯張り動作が完了した旨の音声報知が行われるように振動スピーカ13を制御する。一方、制御CPU54は、操作ボタン43のうち通話ボタンが操作されていない場合にはマイクロホン14による音声入力を禁止する。
そして、制御CPU54は、上記通話ボタンが操作されている期間中に限り、マイクロホン14による音声入力を許可し、給湯機器101を介して他のリモコンとの通話を行う。一方、制御CPU54は、上記通話ボタンが操作されている期間中、振動スピーカ13を用いた音による各種報知を禁止する。すなわち、防水リモコン10は、振動スピーカ13による音声出力と、マイクロホン14による音声入力とが同時に行われないように構成されている。
次に本実施形態の作用について説明する。
ケース11内に収容されている振動スピーカ13及びマイクロホン14によって、音声による各種報知や他のリモコンとの通話を行うことが可能となっている。また、ケース11には、音を放出するための放音孔や、集音するための集音孔が形成されていない。
以上詳述した本実施形態によれば以下の効果を奏する。
(1)防水リモコン10は、防水構造のケース11と、ケース11に収容されるものとして振動スピーカ13及びマイクロホン14とを備えている。振動スピーカ13は、ケース11に接触しており、ケース11を振動させることにより音を発生させる。そして、ケース11には、音を放出させるための放音孔と、集音するための集音孔とが形成されていない。これにより、防水性の向上を図ることができる。
ここで、例えば、放音孔や集音孔からの湯水の浸入を抑制するために、ゴムパッキンに代えて、空気を通す一方水を通さないフィルタを、放音孔や集音孔に設ける構成も考えられる。しかしながら、上記のようなフィルタが設けられている場合であっても、浴室等の湿気が高い環境下にリモコンが長期間晒されると、放音孔や集音孔を介してケース11内に湿気が伝わり、ケース11内の電子部品等に異常が生じ得る。これに対して、本実施形態では、上記放音孔や集音孔自体が存在しないため、上記不都合を回避できる。また、放音孔に水の膜が形成されることに起因する放音性の低下を回避できる。
更に、ゴムパッキンやフィルタのような防水のための部品を省略できるため、構成の簡素化を図ることができる。また、放音孔や集音孔のための加工が必要ないため、製造の容易化を図ることができる。
ちなみに、放音孔が形成されていない場合、音がケース11外に伝わりにくい場合がある。しかしながら、本実施形態では、音を発生させるものとして、ケース11を直接振動させることにより音を発生させる振動スピーカ13を採用しているため、放音孔がなくても好適に音を発生させることができる。また、ケース11全体が振動することとなるため、指向性も広くなる。これにより、防水性の向上を図りつつ、音による報知を好適に行うことができる。
(2)ケース11は、箱状に形成されたケース本体21と、ケース本体21に取り付けられているものであってケース本体21の正面21bを覆うカバー部材22とを備えている。ケース本体21の正面21bには、カバー部材22によって塞がれた開口孔42が形成されている。振動スピーカ13は、当該開口孔42を介してカバー部材22に取り付けられた正面13aを有しており、振動スピーカ13の側面13bと開口孔42の内面42aとの間には隙間60が形成されている。これにより、振動スピーカ13の側面13bと開口孔42の内面42aとの当接に起因して振動スピーカ13の振動が阻害されるといった不都合を抑制でき、それを通じて好適に音を発生させることができる。
(3)特に、ケース11内において、開口孔42が形成されている箇所は、開口孔42が形成されていない箇所と比較して、ケース本体21(詳細には第1ケース構成体31)の厚さ分だけ、前後方向の設置スペースが広くなっている。そして、振動スピーカ13は、前後方向の設置スペースが比較的広い開口孔42が形成されている箇所に配置されており、当該開口孔42を介してカバー部材22に接着されている。これにより、振動スピーカ13の厚さ(詳細には前後方向の長さ)が厚い場合であっても、好適に振動スピーカ13を配置できる。
(4)カバー部材22は、ケース本体21の正面21bに接着される接着層としての接着シート22bを有しており、当該接着シート22bによってケース本体21に取り付けられている。かかる構成において、接着シート22bは、開口孔42に対応する部分にも設けられており、振動スピーカ13は、その正面13aが接着シート22bにおける開口孔42に対応する部分に接着されることにより、カバー部材22に接触した状態で取り付けられている。これにより、カバー部材22をケース本体21に取り付けるのに用いられる接着シート22bによって、振動スピーカ13がカバー部材22に取り付けられているため、構成の簡素化を図ることができる。
また、振動スピーカ13は、接着によってケース11のカバー部材22に取り付けられている。これにより、板バネやネジ等といった部品を用いることなく、振動スピーカ13の位置決めを行うことができる。
(5)防水リモコン10は、振動スピーカ13による音声出力と、マイクロホン14による音声入力とが同時に行われないように構成されている。これにより、ハウリング等といった両者の干渉による不都合を抑制できる。
(6)ケース11内には、各種部品が実装される第2回路基板52が収容されている。第2回路基板52には、当該第2回路基板52と振動スピーカ13とが干渉しないように凹部61が形成されている。これにより、振動スピーカ13の厚さが厚い場合であっても、振動スピーカ13と第2回路基板52とをケース11内に好適に配置できる。
(7)マイクロホン14は、ケース11に対して離間している。これにより、ケース11の振動が直接マイクロホン14に伝わらないようになっている。よって、ノイズの影響を抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ ケース11の形状は、直方体形状に限られず、任意である。同様に、カバー部材22の具体的な形状は任意であり、例えばケース11の正面11b及び側面11c〜11fを覆う有底箱形状であってもよい。また、樹脂板22a及び接着シート22bは、同一形状である必要はなく、異なる形状であってもよい。
○ 接着層としては、接着シート22bに限定されず、例えば樹脂板22aに対する塗布層やフィルム層等であってもよい。
○ 振動スピーカ13の形状は円柱状に限られず任意である。また、開口孔42は、振動スピーカ13の形状に対応させて形成されていれば、その具体的な形状は任意である。例えば、表示窓41と開口孔42とが1つにつながるような形状であってもよい。
○ ケース本体21へのカバー部材22の取付手法は、接着シート22bを用いた接着に限られず、任意である。
○ カバー部材22を省略してもよい。この場合、ケース本体21の正面21bには、開口孔42がなく、振動スピーカ13はケース本体21に接着されているとよい。
○ 振動スピーカ13(詳細には振動スピーカ13の正面13a)は、接着シート22bによってカバー部材22に接着されていたが、これに限られず、専用の接着部材によって接着される構成でもよい。また、カバー部材22への振動スピーカ13の取付手法は、接着に限られず任意であり、例えば締結具を用いて取り付ける構成でもよい。
○ 振動スピーカ13のケース11への取付位置は、正面11bに限られず任意である。例えば、振動スピーカ13は、ケース11の側面11c〜11fのいずれかに接触した状態で取り付けられていてもよい。
○ 振動スピーカ13の側面13bと開口孔42の内面42aとの間に隙間60がなく、両者が接触していてもよい。また、振動スピーカ13の背面とケース11とが接触していてもよい。
○ 開口孔42の周縁部は、後方に向けて突出していなくてもよい。
○ マイクロホン14は第2回路基板52に実装されていたが、これに限られず、ケース本体21に固定されていてもよい。この場合、マイクロホン14はケース11(詳細にはケース本体21)に接触していてもよい。
○ ケース11内における振動スピーカ13及びマイクロホン14の位置は任意であり、対角配置されていなくてもよい。
○ 第2回路基板52の凹部61を省略してもよい。
○ ケース11内には2枚の回路基板51,52が収容されていたが、回路基板の枚数は任意であり、例えば1枚であってもよい。
○ 挿通孔56は、ケース11の側面11c〜11fのいずれかにあってもよい。
○ 挿通孔56及びパッキン57を省略してもよい。この場合、例えばケース11に防水コネクタを設け、当該防水コネクタを介して制御CPU54と給湯機器101とを接続してもよいし、両者を無線によって接続してもよい。
○ 防水リモコン10は、振動スピーカ13による音声出力と、マイクロホン14による音声入力とが同時に行われ得るように構成されていてもよい。
○ 防水リモコン10と他のリモコンとは、給湯機器101を介することなく、直接通話可能に構成されていてもよい。
○ 防水リモコン10は、台所に設置される台所リモコン、浴室に設置される浴室リモコン、又はこれら台所リモコンや浴室リモコンとは別に設けられたサブリモコンであってもよい。
○ 給湯機器101は、ガスエンジンや燃料電池などで発電を行い、その際に発生する排熱を利用して水を加熱するコージェネレーションタイプのものであってもよい。
○ 対象機器は、給湯機器101に限られず、任意である。例えば対象機器として太陽光発電機器を採用してもよい。また、対象機器は玄関に設けられる玄関子機であってもよい。この場合、リモコンは室内に設置されるインターホン親機である。また、対象機器は、床暖房機器であってもよいし、浴室換気乾燥機であってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる好適な一例について以下に記載する。
(イ)マイクロホンはケースに対して離間していてもよい。
(ロ)ケース内には回路基板が収容されており、回路基板には、当該回路基板と振動スピーカとが干渉しないように凹部が形成されていてもよい。
(ハ)防水リモコンは、浴室に設置される給湯用リモコンであってもよい。
10…防水リモコン、11…ケース、13…振動スピーカ、13a…振動スピーカの正面、13b…振動スピーカの側面、14…マイクロホン、21…ケース本体、21b…ケース本体の正面、22…カバー部材、42…開口孔、42a…開口孔の内面、44…接着シート、60…隙間、61…凹部、101…給湯機器(対象機器)。

Claims (2)

  1. 対象機器を遠隔操作する防水リモコンであって、
    防水構造のケースと、
    前記ケースに接触した状態で前記ケース内に収容されるものであって、前記ケースを振動させることにより音を発生させる振動スピーカと、
    前記ケース内に収容されたマイクロホンと、
    を備え、
    前記ケースには、音を放出させるための放音孔と集音するための集音孔とが形成されておらず、
    前記ケースは、
    箱状に形成されたケース本体と、
    前記ケース本体に取り付けられているものであって前記ケース本体の正面を覆うカバー部材と、
    を有し、
    前記ケース本体の正面には開口孔が形成されており、当該開口孔は、前記カバー部材によって塞がれており、
    前記振動スピーカは、前記開口孔を介して前記カバー部材に取り付けられた正面を有し、
    前記振動スピーカの側面と前記開口孔の内面との間には隙間が形成されており、
    前記カバー部材は、前記ケース本体の正面に接着される接着層を有し、
    前記接着層は、前記開口孔に対応する部分にも設けられており、
    前記振動スピーカは、その正面が前記接着層における前記開口孔に対応する部分に接着されることにより、前記カバー部材に取り付けられていることを特徴とする防水リモコン。
  2. 前記防水リモコンは、前記振動スピーカによる音声出力と、前記マイクロホンによる音声入力とが同時に行われないように構成されている請求項1に記載の防水リモコン。
JP2014225528A 2014-11-05 2014-11-05 防水リモコン Active JP6494980B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014225528A JP6494980B2 (ja) 2014-11-05 2014-11-05 防水リモコン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014225528A JP6494980B2 (ja) 2014-11-05 2014-11-05 防水リモコン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016092621A JP2016092621A (ja) 2016-05-23
JP6494980B2 true JP6494980B2 (ja) 2019-04-03

Family

ID=56016468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014225528A Active JP6494980B2 (ja) 2014-11-05 2014-11-05 防水リモコン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6494980B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57119997U (ja) * 1981-01-20 1982-07-26
JP3186540B2 (ja) * 1994-08-29 2001-07-11 モトローラ・インコーポレイテッド 質量励磁音響装置
JP2003324796A (ja) * 2002-04-26 2003-11-14 Sony Corp 音響装置、その製造方法及び携帯端末装置
JP2004183972A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Toto Ltd 給湯装置
JP2006033494A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Rinnai Corp インターホン装置
JP2012100048A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Nec Casio Mobile Communications Ltd 電子機器
JP5855508B2 (ja) * 2012-03-29 2016-02-09 京セラ株式会社 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016092621A (ja) 2016-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2543975C2 (ru) Электромонтажный блок
CN101128856A (zh) 用于容纳环境空气异常情况传感器模块的齐平安装组件
JP2007189215A (ja) 防水構造筐体
WO2015032417A1 (en) Activating button with integrated noise generator and smoke detector comprising said noise generator
JP6494980B2 (ja) 防水リモコン
JP6057807B2 (ja) インターホン装置
JP2009127923A (ja) 電子レンジ
JP4875436B2 (ja) 警報器
JP2017118203A (ja) 浴室リモコン
JP4877273B2 (ja) ドアホン子器
JP2014086962A (ja) 電気機器の防水構造
JP2017022609A (ja) インターホン機器及びインターホン機器におけるスピーカの取付方法
JP4487797B2 (ja) 浴室へのスピーカー装置の配設構造
JP7001397B2 (ja) 感知器
JP3114648U (ja) 感知器取付用ベース枠
JP2012154565A (ja) 空気調和機の室外機
JP5039533B2 (ja) 警報器
JP6202262B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP6197449B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP6201873B2 (ja) 通信制御装置
CN111033448A (zh) 家用辅助系统
JP2007267043A (ja) 通話装置
JP6372796B2 (ja) 住宅情報盤、住宅情報盤用電源装置、集合用インターホン装置及び集合用インターホンシステム
JP4906056B2 (ja) 住宅用分電盤の構造
JP2011204028A (ja) 警報器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6494980

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250