JP6494174B2 - 端子の固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、端子の固定構造に関する。
従来、アース端子をブラケットと共に1つのボルトで共締めして固定する構成をとる、端子の固定構造が知られている(例えば特許文献1参照)。従来の端子の固定構造では、アース端子のボルト孔をブラケットのボルト孔に位置合わせした上で、双方のボルト孔にボルトが挿通される。そして、ボルトの締め付けを行うことで、アース端子とブラケットがボルトで共締めされる。
特開2012−169141号公報
従来のアース端子とブラケットとの共締めによる端子の固定構造では、ボルト締結前にはアース端子とブラケットとが連結されない。このため、取付作業において、例えば、アース端子がブラケットから脱落しやすくボルト孔の位置を合わせた状態を保持し難いことや、ボルト締付によりアース端子とブラケットとの相対位置がずれやすいことなどの問題が考えられる。このように、従来手法では、取付作業の容易性に関してさらなる改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、取付作業の容易性を向上できる端子の固定構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る端子の固定構造は、電線に接続され、貫通孔を備える少なくとも1つの端子と、前記端子を載置する載置部と、前記載置部に載置された前記端子の前記貫通孔と対向して設けられる孔部と、を有する支持部材と、前記貫通孔及び前記孔部の内周面に沿って延在する筒状に形成され、前記端子と前記支持部材とを連結する連結部材と、を一体化した集合体と、前記連結部材に挿通して固定部に締結されることで前記集合体を前記固定部に固定する締結部材と、前記支持部材に対する前記端子の前記孔部周りの回転を規制する回転規制部と、を備え、前記少なくとも1つの端子が、前記支持部材の前記載置部に積層して載置される第一の端子と第二の端子とを有し、前記支持部材の前記載置部は、前記第一の端子を載置する第一の載置面と、前記第二の端子を載置する第二の載置面と、を有し、前記第一の載置面と前記第二の載置面は、前記支持部材の一方の面に段差を付けて隣接して形成され、前記回転規制部は、前記第一の載置面と前記第二の載置面との間の前記段差であり、前記支持部材は、積層方向上側の主面の外縁に、前記第一の載置面および前記第二の載置面より積層方向上側に突出する側壁が形成され、前記第一の載置面に載置された第一の端子は、前記回転規制部と、前記側壁とにより、前記孔部周りの回転を規制され、前記第二の載置面に載置された第一の端子は、前記側壁と、前記第一の載置面に載置された前記第二の端子とにより、前記孔部周りの回転を規制される、ことを特徴とする。
本発明に係る端子の固定構造は、端子と支持部材とを連結部材によって一体化させることができるので、端子と支持部材との固定部への取付作業を簡便に行うことが可能となり、取付作業の容易性を向上できる、という効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態に係るアース端子の固定構造の概略構成を示す分解斜視図である。 図2は、図1に示すアース端子の固定構造の組み立て斜視図である。 図3は、図1,2中のブラケットアッシーの分解斜視図である。 図4は、ブラケットアッシーの組み立て工程の第1工程を示す図である。 図5は、ブラケットアッシーの組み立て工程の第2工程を示す図である。 図6は、ブラケットアッシーの組み立て工程の第3工程を示す図である。 図7は、ブラケットアッシーの組み立て工程の第4工程を示す図である。
以下に、本発明に係る端子の固定構造の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
[実施形態]
図1〜3を参照して、本実施形態に係る端子の固定構造10の構成を説明する。本実施形態では、固定される対象である端子の一例として、自動車等の車両内に配索されるワイヤーハーネスに含まれるアース線の端末に接続されるアース端子13a,13b(第一の端子、第二の端子)を挙げて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るアース端子の固定構造の概略構成を示す分解斜視図である。図2は、図1に示すアース端子の固定構造の組み立て斜視図である。図3は、図1,2中のブラケットアッシーの分解斜視図である。
図1,2に示すように、本実施形態に係るアース端子13a,13bの固定構造10は、2つのアース端子13a,13bを、車両の車体パネル等の固定部100に1つのネジ12(締結部材)で共締めして固定するものである。より詳細には、アース端子13a,13bの固定構造10は、アース端子13a,13bをブラケット14(支持部材)に積層配置して一体化したブラケットアッシー11(集合体)の挿通孔11aにネジ12を挿通して、ネジ12を軸線C周りに回転させて固定部100に螺合させて締結させることによって、アース端子13a,13bを固定部100に固定する。
すなわち、アース端子13a,13bの固定構造10は、ブラケットアッシー11と、ネジ12とを具備するものである。また、ブラケットアッシー11は、2つのアース端子13a,13bと、ブラケット14と、リベットカラー15(連結部材)とが積層され、一体的に連結されて構成されている。また、2つのアース端子13a,13bは、それぞれが接続されるアース線19a,19b(電線)が同一方向に延在するように配置されている。
以下の説明では、ブラケットアッシー11のアース端子13a,13b、ブラケット14、及びリベットカラー15が積層される方向(図1〜3では上下方向)を「積層方向」と表記し、図1〜3の上側をこの積層方向の上側、図1〜3の下側(固定部100側)を積層方向の下側と表記する。ネジ12の締結方向である軸線Cの延在方向もこの積層方向である。なお、積層方向は鉛直方向に限られない。すなわち、積層方向の上側及び下側は、必ずしも鉛直方向の上側及び下側と一致しなくてもよい。また、2つのアース端子13a,13bに接続されるアース線19a,19bの延在方向を「配線方向」と表記する。
図3に示すように、ブラケットアッシー11は、積層方向の下側から上側に沿って、リベットカラー15、ブラケット14、アース端子13a、及びアース端子13bの順で積層される。
アース端子13aは、中心に貫通孔16aが設けられた矩形板状の電気接触部17aと、電気接触部17aから配線方向に突設される電線圧着部18aとを有する。電気接触部17aは、矩形板状の法線方向が積層方向となるよう配置され、この電気接触部17aに設けられる貫通孔16aも、その軸方向が積層方向となるよう形成されている。電線圧着部18aは、アース線19aの端部に加締め接続されている。
アース端子13bも、アース端子13aと同様に、中心に貫通孔16bが設けられた矩形板状の電気接触部17bと、電気接触部17bから配線方向に突設される電線圧着部18bとを有する。電気接触部17bは、矩形板状の法線方向が積層方向となるよう配置され、この電気接触部17bに設けられる貫通孔16bも、その軸方向が積層方向となるよう形成されている。電線圧着部18bは、アース線19bの端部に加締め接続されている。
また、アース端子13bの電線圧着部18bは、積層方向から視たときに、アース端子13aの電線圧着部18aと重畳しない位置に配置されている。本実施形態では、アース端子13aの電線圧着部18a及びアース線19aと、アース端子13bの電線圧着部18b及びアース線19bが、配線方向に沿って平行に配置されている。アース端子13aの電線圧着部18aは、電気接触部17aの矩形板状の一辺の一端から配線方向に突設されている。一方、アース端子13bの電線圧着部18bは、電気接触部17bの矩形板状の一辺の他端(アース端子13aの電線圧着部18aとは反対側の端部)から配線方向に突設されている。すなわち、アース端子13aと、アース端子13bとは、配線方向に沿って線対称の形状となっている。
アース端子13aの電気接触部17aと、アース端子13bの電気接触部17bの積層方向の厚みは略同一としている。アース端子13a及びアース端子13bは、例えば金属製である。アース端子13aの貫通孔16aと、アース端子13bの貫通孔16bは、略同一の形状で設けられている。
ブラケット14は、2つのアース端子13a,13bを保持する樹脂製の板状部材である。ブラケット14にアース端子13a,13bを保持することで、アース端子13a,13bの設置位置の位置決めを容易にできる。ブラケット14は、アース端子13a,13bを載置する載置部として、アース端子13aを載置する載置面14a(第一の載置面)と、アース端子13bを載置する載置面14b(第二の載置面)とを有する。ブラケット14は、積層方向の上側及び下側に対向する2つの主面を備え、載置面14a及び載置面14bは、ブラケット14の積層方向上側の主面(一方の面)に形成されている。また、ブラケット14は、載置面14a,14bに載置されたアース端子13a,13bの貫通孔16a,16bと対向して設けられる孔部14cを有する。この孔部14cは、その軸方向が積層方向となるよう形成されており、アース端子13aの貫通孔16aと、アース端子13bの貫通孔16bと略同一の形状で設けられている。アース端子13a,13bが載置面14a,14bに載置された状態のとき、貫通孔16a、貫通孔16b、孔部14は同軸上に配置される。
載置面14bは、載置面14aに対して、少なくともアース端子13aの電気接触部17aの厚み分だけ、ブラケット14の積層方向下側の主面(他方の面)から離れる方向、すなわち積層方向上側に向けて段差14eを付けて設けられている。ブラケット14の積層方向上側の主面の外縁には、載置面14a,14bより積層方向上側に突出する側壁14dが形成されている。載置面14aは、載置面14bの端面と側壁14dによって囲まれて形成されており、アース端子13aの積層方向視における形状と略同一形状であり、アース端子13aが嵌合できるよう形成されている。載置面14bは、ブラケット14に載置されるアース端子13aの積層方向上側にアース端子13bを載置するときに、少なくとも電線圧着部18bとアース線19bが位置する領域に形成されている。
リベットカラー15は、ブラケット14の孔部14c、及び、アース端子13a,13bの貫通孔16a,16bの内周面に沿って延在する筒状部材である。リベットカラー15は、金属製であり、例えばスチールをメッキ加工したものである。リベットカラー15は、積層方向を軸方向とする筒状部15aと、この筒状部15aの積層方向下側の端部に設けられ、筒状部15aの径方向外側に突設される鍔部15bとを備える。筒状部15aの外径は、ブラケット14の孔部14c、及び、アース端子13a,13bの貫通孔16a,16bに挿入可能なサイズで形成され、鍔部15bの外縁形状は、ブラケット14の孔部14cに挿通できない程度のサイズで形成される。つまり、リベットカラー15を積層方向下側からブラケット14の孔部14cに挿入したときには、鍔部15bがブラケットの積層方向下側の主面に引っ掛かり、リベットカラー15がそれ以上積層方向上側に移動するのが規制される。
リベットカラー15は、筒状部15aをブラケット14の孔部14c、及び、アース端子13a,13bの貫通孔16a,16bに挿通した状態で、鍔部15bと反対側の筒状部15aの端部15cを加締めることで、ブラケット14とアース端子13a,13bとを一体的に連結させることができる。またリベットカラー15の筒状部15aの内周形状は、ネジ12を挿通可能な内径がとられている。
次に、図4〜7を参照して、ブラケットアッシー11の組み立て工程について説明する。図4〜7は、それぞれブラケットアッシーの組み立て工程の第1〜第4工程を示す図である。
まず、図4の第1工程に示すように、リベットカラー15が、積層方向下側から、ブラケット14の孔部14cに挿入される。リベットカラー15は、筒状部15aを孔部14cから積層方向上側に突出させつつ、鍔部15b(図3参照)がブラケット14の積層方向下側の主面に当接するまでブラケット14の孔部14cに挿入される。
次に、図5の第2工程に示すように、アース端子13aの貫通孔16aにリベットカラー15の筒状部15aが通されつつ、アース端子13aが積層方向上側からブラケット14の載置面14aに載置される。図5に示すように、アース端子13aがブラケット14の載置面14a上に載置されると、ブラケット14の側壁14dのうち配線方向に延在する部分と、載置面14bの配線方向側端面(すなわち段差14e)とが、アース端子13aの電線圧着部18a及びアース線19aと両側から当接可能に対向配置される。これにより、アース端子13aの軸線C周りの回転が規制される。言い換えると、載置面14aと載置面14bとの間の段差部分14eが、ブラケット14に対するアース端子13aの孔部14c周りの相対回転を規制する回転規制部として機能する。
次に、図6の第3工程に示すように、アース端子13bの貫通孔16bにリベットカラー15の筒状部15aが通されつつ、アース端子13bが積層方向上側からブラケット14の載置面14bに載置される。上述のとおり、載置面14bは、載置面14aに対して、アース端子13aの電気接触部17aの厚み分だけ積層方向上側に段差状に形成されるので、図5に示すように、ブラケット14の載置面14aにアース端子13aが載置されているとき、載置面14bと、アース端子13aの電気接触部17aの上面の積層方向位置は略同一となる。このため、図6に示すように、アース端子13aの積層方向上側にアース端子13bを積層するときには、アース端子13bは、載置面14bと、アース端子13aの電気接触部17aの上面とを含む平面上に載置される。これにより、アース端子13bの電気接触部17bを、アース端子13aの電気接触部17aと十分に面接触させることができ、かつ、端子固定に伴う電線圧着部18bやアース線19bにかかる負荷を軽減できる。また、図6に示すように、アース端子13bがブラケット14の載置面14b上に載置されると、ブラケット14の側壁14dのうち配線方向に延在する部分と、アース端子13aの電線圧着部18aとが、アース端子13bの電線圧着部18b及びアース線19bと両側から当接可能に対向配置される。これにより、アース端子13bの軸線C周りの回転が規制される。
そして、図7の第4工程に示すように、リベットカラー15の端部15cを加締めることで、リベットカラー15の筒状部15aにより、ブラケット14の孔部14c、及び、アース端子13a,13bの貫通孔16a,16bの内周面が被覆され、かつ、リベットカラー15の鍔部15bと端部15cにより、ブラケット14と、アース端子13a,13bとが積層方向両側から挟持される。これにより、ブラケット14と、アース端子13a,13bとが一体的に連結されたブラケットアッシー11が形成される。また、ブラケットアッシー11にネジ12を挿通する挿通孔11aが形成される。
このように図4〜7に示す工程を経て一体的に組み付けられたブラケットアッシー11は、図1に示すように、単一のネジ12が挿通孔11aに挿通された状態でネジ12を軸線C周りの回転により固定部に締結させることで、固定部100に共締めされる。そして、図2に示すように、ブラケットアッシー11は固定部100に固定される。
次に、本実施形態のアース端子13a,13bの固定構造10の効果を説明する。
本実施形態のアース端子13a,13bの固定構造10は、アース線19a,19bに接続され、貫通孔16a,16bを備える2つのアース端子13a,13bと、アース端子13a,13bを載置する載置面14a,14bと、載置面14a,14bに載置されたアース端子13a,13bの貫通孔16a,16bと対向して設けられる孔部14cと、を有するブラケット14と、貫通孔16a,16b及び孔部14cの内周面に沿って延在する筒状に形成され、アース端子13a,13bとブラケット14とを連結するリベットカラー15と、を一体化したブラケットアッシー11と、リベットカラー15に挿通して固定部100に締結されることでブラケットアッシー11を固定部100に固定するネジ12と、を備える。
この構成により、アース端子13a,13bとブラケット14とを積層した状態でリベットカラー15によって連結させることで、ブラケットアッシー11として一体化させることができる。これにより、アース端子13a,13bとブラケット14とを固定部100に共締めする際に、アース端子13a,13bがブラケット14から脱落することを防止でき、共締め用のネジ12を挿入する孔の位置を合わせた状態を良好に保持できる。したがって、アース端子13a,13bとブラケット14との固定部100への取付作業を簡便に行うことが可能となり、取付作業の容易性を向上できる。
また、従来では、アース端子13a,13bが金属製であり、ブラケット14が樹脂製であるため、部品輸送時や部品組み付けの際に、部品同士の衝突や、作業者や工具との衝突によって部品の摩耗や破損が生じる虞があった。これに対して、本実施形態のアース端子13a,13bの固定構造10は、アース端子13a,13bとブラケット14とをブラケットアッシー11として一体的に構成する。このように一体化した状態で部品輸送や取付作業を行えば、部品同士が衝突する状況を回避できるので、部品輸送時や取付作業時における部品の摩耗や破損の発生を抑制できる。
また、本実施形態のアース端子13a,13bの固定構造10において、アース端子13a,13bは、ブラケット14の載置面14a,14bに積層して載置され、載置面14aと載置面14bは、ブラケット14の積層方向上側の面に段差14eを付けて隣接して形成される。この載置面14aと載置面14bとの間の段差14eが、ブラケット14に対するアース端子13a,13bの孔部14c周りの回転を規制する回転規制部として機能する。
この構成により、ブラケットアッシー11を固定部100に固定するためにネジ12を締結する際に、ネジ12の回転に伴いアース端子13a,13bがブラケット14に対して相対回転することを抑制できるので、ブラケットアッシー11の搭載性を向上できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
上記実施形態では、2個のアース端子13a,13bを共締めする構成を例示したが、共締めするアース端子の数は3個以上にしてもよい。この場合、各アース端子を軸線C周りの周方向に沿って順番に設置する構成とすることができるし、アース端子13a,13bと同様に2種類の線対称の形状の端子を用意して、積層方向に沿って交互に積層する構成とすることもできる。また、共締めするアース端子の数を1個にしてもよい。
上記実施形態では、アース端子13a,13bの電気接触部17a,17bの形状を矩形板状としたが、他の形状としてもよいし、各アース端子ごとに異なる形状としてもよい。
また、上記実施形態では、アース端子13a,13bに接続されるアース線19a,19bを配線方向に平行配置する構成を例示したが、各アース端子13a,13bがブラケット14と一体的に連結できればよく、各アース端子13a,13bに接続されるアース線19a,19bの延在方向は異なる方向でもよい。
また、上記実施形態では、ブラケット14の載置面14a,14b間の段差14eがアース端子13aの軸線C周りの回転を規制する回転規制部として機能する構成を例示したが、他の構成によって回転規制部の機能を発揮させてもよい。例えば、アース端子13a,13bの貫通孔16a,16bの形状と、リベットカラー15の筒状部15aの外周形状とを、円形状ではなく多角形状として、貫通孔16a,16bと筒状部15aとの嵌合によってアース端子13a,13bの回転を規制する構成とすることもできる。
また、上記実施形態では、固定される対象である端子の一例としてアース端子13a,13bを例示したが、本実施形態に係る端子の固定構造10は、アース端子以外の端子金具にも適用することができる。
また、上記実施形態では、アース端子13a,13bとブラケット14とを一体的に纏めるための構成要素としてリベットカラー15を例示したが、アース端子13a,13bとブラケット14とを一体的に纏めることができれば、リベットカラー15以外の部材を用いることもできる。
10 端子の固定構造
11 ブラケットアッシー(集合体)
12 ネジ(締結部材)
13a,13b アース端子(端子、第一の端子、第二の端子)
16a,16b 貫通孔
19a,19b アース線(電線)
14 ブラケット(支持部材)
14c 孔部
14a,14b 載置面(載置部、第一の載置面、第二の載置面)
14e 段差(回転規制部)
15 リベットカラー(連結部材)
100 固定部

Claims (1)

  1. 電線に接続され、貫通孔を備える少なくとも1つの端子と、
    前記端子を載置する載置部と、前記載置部に載置された前記端子の前記貫通孔と対向して設けられる孔部と、を有する支持部材と、
    前記貫通孔及び前記孔部の内周面に沿って延在する筒状に形成され、前記端子と前記支持部材とを連結する連結部材と、
    を一体化した集合体と、
    前記連結部材に挿通して固定部に締結されることで前記集合体を前記固定部に固定する締結部材と、
    前記支持部材に対する前記端子の前記孔部周りの回転を規制する回転規制部と、
    を備え、
    前記少なくとも1つの端子が、前記支持部材の前記載置部に積層して載置される第一の端子と第二の端子とを有し、
    前記支持部材の前記載置部は、前記第一の端子を載置する第一の載置面と、前記第二の端子を載置する第二の載置面と、を有し、
    前記第一の載置面と前記第二の載置面は、前記支持部材の一方の面に段差を付けて隣接して形成され、
    前記回転規制部は、前記第一の載置面と前記第二の載置面との間の前記段差であり、
    前記支持部材は、前記一方の面の外縁に、前記第一の載置面および前記第二の載置面より積層方向上側に突出する側壁が形成され
    前記第一の載置面に載置された第一の端子は、前記回転規制部と、前記側壁とにより、前記孔部周りの回転を規制され、
    前記第二の載置面に載置された第二の端子は、前記側壁と、前記第一の載置面に載置された前記第一の端子とにより、前記孔部周りの回転を規制される、
    ことを特徴とする端子の固定構造。
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