JP6493441B2 - 水質測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、水質測定装置に係り、特に有機性排水の生物処理排水など被測定物質濃度の高い水の水質を測定するのに好適な水質測定装置に関する。
排水処理設備の被処理水の水質をセンサによって測定する場合、導電率計、吸光光度計、pH計、ORP計などが用いられている(特許文献1)。
試料水に希釈水を混合して測定に適する濃度とした後、水質を測定することが行われている(特許文献2)。
特開2014−4550号公報 特開2002−107352号公報
被測定物質濃度の高い排水の水質をセンサで測定する場合、センサが汚れ、測定精度が低下する。
本発明は、被測定物質濃度の高い排水であっても高精度にて水質を測定することができる水質測定装置を提供することを目的とする。
本発明の水質測定装置は、試料水ラインと、希釈水ラインと、該試料水ラインと希釈水ラインとが連なる合流ラインと、該試料水ラインに設けられた試料水用バルブと、該希釈水ラインに設けられた希釈水用バルブと、該合流ラインからの水の性状を測定する水質測定部と、試料水及び希釈水の流量を測定する流量測定手段とを有する。
本発明の一態様では、前記合流ラインに混合手段が設けられている。
本発明の一態様では、前記希釈水ライン及び合流ラインにそれぞれ流量計が設けられている。
本発明の水質測定装置にあっては、被測定物質濃度の高い試料水について水質測定する場合、試料水に希釈水を混合して水質測定することができるので、水質測定部に汚れが付着したり、それによって測定精度が低下したりすることが防止される。
また、試料水中の被測定物質濃度が高い場合、水質測定部での測定に適した濃度となるように希釈することにより、測定精度の向上を図ることができる。
実施の形態に係る水質測定装置の構成図である。 水処理装置の構成図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態に係る水質測定装置の構成図である。この水質測定装置は、図2に示す排水処理装置10の原水、中間水A,B及び放流水の水質を測定するためのものである。
この排水処理装置10は、原水を第1処理装置(例えば好気性生物処理装置)11、第2処理装置(例えば加圧浮上装置)12及び第3処理装置(例えばろ過装置)13で処理し、放流するよう構成されている。第1処理装置11から流出する第1処理水を中間水Aとして採取ライン14を介して採取し、第2処理装置12から流出する第2処理水を中間水Bとして採取ライン15を介して採取する。
図1の水質測定装置は、放流水の水質を測定可能であると共に、中間水A,B及び原水を清水Sで希釈して水質測定可能である。この水質測定装置は、清水S又は放流水によって流路やセンサを洗浄可能としている。清水Sとしては、水道水や、井水、その他の工業用水を用いることができる。
清水Sは、配管30(希釈水ライン)、バルブ31、配管33、T字継手33a、配管34、T字継手34a、配管35、T字継手35a、配管36、T字継手36a、及び配管37を介してラインミキサ38に供給可能とされている。配管33および37には流量計39aおよび39bが設けられている。配管34〜37によって合流ラインが構成されている。
放流水Hを供給するための配管(試料水ライン)40は、バルブ41、配管42、三方弁43、三方弁43の一方の流出口に連なる配管44を介してT字継手33aに接続されている。三方弁43の他方の流出口は、配管45、バルブ46、配管47を介して配管90に連なっている。
中間水Bを供給するための配管(試料水ライン)50は、バルブ51、配管52、三方弁53、三方弁53の一方の流出口に連なる配管54を介してT字継手34aに接続されている。三方弁53の他方の流出口は、配管55、バルブ56、配管57を介して配管(排水ライン)90に連なっている。
中間水Aを供給するための配管(試料水ライン)60は、バルブ61、配管62、三方弁63、三方弁63の一方の流出口に連なる配管64を介してT字継手35aに接続されている。三方弁63の他方の流出口は、配管65、バルブ66、配管67を介して配管90に連なっている。
原水Rを供給するための配管(試料水ライン)70は、バルブ71、配管72、三方弁73、三方弁73の一方の流出口に連なる配管74を介してT字継手36aに接続されている。三方弁73の他方の流出口は、配管75、バルブ76、配管77を介して配管90に連なっている。
ラインミキサ38の流出側は、配管80、三方弁81、及び三方弁81の一方の流出口に連なる配管83を介して測定カラム84の流入口に連なっている。測定カラム84には、電気伝導度計、吸光光度計、pH計、ORP計などの1又は2以上よりなる水質センサ85が設けられている。なお、ここで吸光光度計としては、試料水中の有機汚濁 (有機物) の程度を紫外線の吸光度 (光の吸収の度合い) として測定する有機物モニター(UV計)を用いることができる。そして、測定カラム84の流出口には、排水aを流出させるための配管86が接続されている。
この配管86の測定カラム84近傍には、測定カラム84内の水を、後述する配管88より排出させる際に、測定カラム84内に空気を流入させるための吸気弁87が接続されている。
三方弁81の他方の流出口には排水bを排出させるための前記配管88が接続されている。
前記配管90は、配管91,92に分岐しており、それぞれ排水c,dを排出させるようになっている。配管92にはバルブ93が設けられている。
上記のバルブ71は流量調整用のものであり、所定の開度とされる。その他の各バルブ、三方弁は、制御装置(図示略)によって所定シーケンスに従って開閉又は流路切り替えされる。そして、点検やメンテナンス等の場合を除き、通常は、上記のバルブ41,51,61は開であり、バルブ46,56,66,76,93は閉となっており、以下においてもこの状態となっている。
この水質測定装置によって放流水H、中間水A,B及び原水Rの水質を測定する方法について説明する。
初期状態にあっては、バルブ31および吸気弁87は閉となっている。また、三方弁43,53,63,73,81は、配管42,45、配管52,55、配管62,65、配管72,75、配管80,88を連通している。制御装置のスタートスイッチを押すと、制御装置は、まず、次のように放流水のみを測定カラム84に流して放流水の水質測定を行う。
この放流水水質測定にあっては、三方弁43を配管42,44を連通させた状態とし、バルブ31を閉とし、三方弁53,63,73を配管52,55、配管62,65、配管72,75連通とする。また、三方弁81を配管80,83を連通させた状態とする。これにより、放流水Hは、配管40,42,44,34〜37、ラインミキサ38、配管80,83の順に流れる。測定カラム84内の水がすべて放流水Hとなり、更に所定時間経過後に放流水Hの水質が測定カラム84のセンサ85で測定される。
放流水中の溶存物質濃度は十分に低いので、このように放流水Hを最初に測定カラム84に導入することにより、センサ85が一定の状態に初期化される。
なお、センサ85で水質測定を行う場合、三方弁81を配管80,88を連通させるように切り替え、測定カラム84内の水を停止状態としてもよく、放流水Hを測定カラム84内に流したままセンサ85で測定してもよい。後述の中間水B,A又は原水Rの水質測定時も同様である。
放流水Hの水質測定後、三方弁43を配管42,45連通とし、放流水Hの流入を停止した状態で、バルブ31を開とする。清水Sは、配管30,33〜37、ラインミキサ38、配管80,83、測定カラム84、配管86の順に流れ、系内を所定時間洗浄すると共に、センサ85を初期化する。
このとき、センサ85の出力値の経時変化を監視手段で監視し、センサ85の応答性を評価する。センサ85の初期状態への回帰が予め定めた時間内に終了しない場合(例えば、過去の清水水質測定時の値にまで低下しない場合)には、このセンサ85の校正、修理又は交換等が必要なことを示す信号の送信又は表示等を行う。
センサ85の出力値が所定時間内に過去の清水水質値に戻るなど、センサ85が正常であると評価された場合には、その後、バルブ31を閉とし、清水Sの配管33〜37への流入を停止する。
その状態で、吸気弁87を開として、三方弁81を配管83,88を連通として、測定カラム84内の水を排水bとして排出させる。排水bの排出が完了した後、吸気弁87を閉とするとともに、三方弁81を配管80,83が連通する状態とする。
次に、中間水Bの水質測定を行うために、三方弁53を配管52,54連通とする。中間水Bは、配管50,52,54,35〜37、ラインミキサ38、配管80,83、測定カラム84、配管86の順に流れる。中間水Bを所定時間流し、測定カラム84内の水がすべて中間水Bとなり、更に所定時間経過後に中間水Bの水質が測定カラム84のセンサ85で測定される。
中間水Bの水質測定後、三方弁53を配管52,55連通とし、中間水Bの流入を停止した状態で、バルブ31を開とする。清水Sは、配管30,33〜37、ラインミキサ38、配管80,83、測定カラム84、配管86の順に流れ、系内を所定時間洗浄すると共にセンサ85を初期化する。
このとき、センサ85の出力値の経時変化を監視手段で監視し、センサ85の応答性を評価する。センサ85の初期状態への回帰が予め定めた時間内に終了しない場合(例えば、過去の清水水質測定時の値にまで低下しない場合)には、このセンサ85の校正、修理又は交換等が必要なことを示す信号の送信又は表示等を行う。
センサ85の出力値が所定時間内に過去の清水水質値に戻るなど、センサ85が正常であると評価された場合には、その後、バルブ31を閉とし、清水Sの配管33〜37への流入を停止する。
その状態で、吸気弁87を開とすると共に、三方弁81を配管83,88を連通として、測定カラム84内の水を排水bとして排出させる。排水bの排出が完了した後、吸気弁87を閉とするとともに、三方弁81を配管80,83が連通する状態とする。
次いで、中間水Aの水質測定を行うために、三方弁63を配管62,64連通とする。中間水Aは、配管60,62,64,36,37、ラインミキサ38、配管80,83、測定カラム84、配管86の順に流れる。中間水Aを所定時間流し、測定カラム84内の水が全て中間水Aとなり、更に所定時間経過後に中間水Aの水質が測定カラム84のセンサ85で測定される。
中間水Aの水質測定後、三方弁63を配管62,65連通とし、中間水Aの流入を停止した状態で、バルブ31を開とする。清水Sは、配管30,33〜37、ラインミキサ38、配管80,83、測定カラム84、配管86の順に流れ、系内を所定時間洗浄するとともに、センサ85を初期化する。
このとき、センサ85の出力値を経時変化を監視手段で監視し、センサ85の応答性を評価する。センサ85の初期状態への回帰が予め定めた時間内に終了しない場合には、このセンサ85の校正、修理又は交換等が必要なことを示す信号の送信又は表示等を行う。
センサ85が正常であると評価される場合には、その後、バルブ31を閉とし、清水Sの配管33〜37への流入を停止する。
その状態で、吸気弁87を開とすると共に、三方弁81を配管83,88を連通として、測定カラム84内の水を排水bとして排出させる。排水bの排出が完了した後、吸気弁87を閉とするとともに、三方弁81を配管80,83が連通する状態とする。
次いで、原水Rの水質測定に移行する。原水Rの水質を測定する場合には、濃度の高い原水がセンサ85に直接に接触してセンサが汚染されたり、感度特性に影響が生じたりすることを防止するために、原水Rを清水Sで希釈してセンサカラムに流す。即ち、バルブ31を開とし、清水Sを配管30,33〜37、ラインミキサ38、配管80,83、測定カラム84、配管86に流す。また、バルブ31を開とするとともに、三方弁73を配管72,74連通とし、原水をT字継手36aを介して配管37に添加する。これにより、原水R及び清水Sが配管37を通ってラインミキサ38にて十分に混合されて希釈原水となる。該希釈原水を所定時間流し、測定カラム84内の水が全て希釈原水となり、更に所定時間経過後に希釈原水の水質がセンサ85によ測定される。
この希釈を行うときの清水Sの流量は流量計39aで検出される。清水Sと原水Rの合計流量は流量計39bで検出される。原水Rの流量は、流量計39b,39aの検出流量の差であるから、各検出流量から原水の流量及び希釈倍率が求まる。清水S及び希釈原水についてのセンサ85の検出値(清水の検出値は過去の値を使用する)と、この希釈倍率とに基づいて、原水の水質が算出される。なお、流量計39bの検出値に基づいて各バルブや配管の閉塞を監視することができる。また、希釈倍率はバルブ31の開度を調整することで調整することができる。
原水Rの水質測定終了後、三方弁73を、配管72,75連通とし、原水Rの配管37への流入を停止し、清水Sのみを配管30,33〜37、ラインミキサ38、配管80,83、測定カラム84、配管86に流し、これらの流路及びセンサ85を洗浄すると共に、センサ85を初期化する。
このとき、センサ85の出力値を経時変化を監視手段で監視し、センサ85の応答性を評価する。センサ85の初期状態への回帰が予め定めた時間内に終了しない場合には、このセンサ85の校正、修理又は交換等が必要なことを示す信号の送信又は表示等を行う。センサ85が正常であると評価される場合には、その後、バルブ31を閉とし、清水Sの配管33〜37への流入を停止する。
その状態で、吸気弁87を開とすると共に、三方弁81を配管83,88を連通として、測定カラム84内の水を排水bとして排出させる。排水bの排出が完了した後、吸気弁87を閉とするとともに、三方弁81を配管80,83が連通する状態とする。
次に、清水Sの水質測定を行うために、バルブ31を開とする。清水Sは、配管30,33〜37、ラインミキサ38、配管80,83、測定カラム84、配管86の順に流れる。清水Sを所定時間流し、測定カラム84内の水がすべて清水Sとなり、更に所定時間経過後に清水Sの水質が測定カラム84のセンサ85で測定される。そして、次回の水質測定まで待機される。
次回の水質測定まで待機している間は、上記の清水Sを流路内に保持(滞留)させたままとしてもよく、清水Sを配管30,33〜37、ラインミキサ38、配管80,83、測定カラム84、配管86に連続的に流してもよい。
上記説明では、原水Rについてのみ清水Sで希釈しているが、中間水A,Bについても必要であれば希釈してもよい。
上記説明では、清浄水として清水Sを用い、放流水H、中間水B,A又は原水Rの水質測定後に、それぞれ清水Sを流して流路及びセンサ85の洗浄と、センサ85の初期化及び応答性評価を行っているが、清水Sの代りに放流水Hを用い、中間水B,A又は原水Rの水質測定後にそれぞれ放流水Hを流して流路及びセンサ85の洗浄と、センサ85の初期化及び応答性評価を行ってもよい。
上記説明では、中間水B,Aや原水Rを各配管50,60又は70から、配管35,36又は37に流す場合、単に三方弁53,63,73を配管52,54、配管62,64、配管72,74連通とするように切り替えるものとしているが、中間水B,A又は原水Rを配管55,57、配管65,67又は配管75,77を介して配管90、91から所定時間排出した後、上記のように三方弁53,63,73を切り替えて配管35,36又は37に流すようにしてもよい。
この操作を行うには、三方弁53,63又は73において配管52,55、配管62,65又は配管72,75を連通させると共にバルブ56,66又は76を開とし、中間水B,A又は原水Rを配管91から流出させる。この際、バルブ51,61,71を全開とし、所定時間中間水B,A又は原水Rを流した後、バルブ51,61,71の開度を絞るようにしてもよい。その後、三方弁53,63又は73において配管52,54、配管62,64又は配管72,74を連通させ、バルブ56,66又は76を閉とする。このようにバルブ51,61,71を全開とすることにより、配管50,60,70に残留していた中間水B,A又は原水Rを配管90,91から排出し、水処理装置10から採取したばかりの新鮮な中間水B,A又は原水Rを早期に水質測定装置に取り込むことができる。また、バルブ51,61,71を全開として流量を大きくすると、配管やバルブ(特にバルブ71)の閉塞を防止することができる。
本発明では、放流水Hについて水質測定を行っている間に新鮮な中間水Bを上記のようにして配管50に取り込み、中間水Bについて水質測定を行っている間に新鮮な中間水Aを上記のようにして配管60に取り込み、中間水Aについて水質測定を行っている間に新鮮な原水Rを上記のようにして配管70に取り込むようにしてもよい。
原水Rの懸濁物質濃度が高い場合には、バルブ71としてフルボアのバルブを用い、バルブ71の閉塞防止を図ることが望ましい。他のバルブについてもフルボアバルブを用いてもよい。
上記説明では、4本の配管40,50,60,70によって原水、中間水A,B及び放流水Hの4種類の水について水質測定を行っているが、配管の本数を増減することにより、1、2、3又は5種類以上の水について、希釈して水質測定するように構成することも可能である。
上記説明では、清水Sによって希釈を行うものとしているが、放流水Hによって希釈を行うようにしてもよい。この場合、流量計39aを配管34に設けて放流水Hによる希釈倍率が求まるようにする。なお、放流水を希釈水や洗浄水とする場合には、水道コスト又は工業用水コストを節減することができる。
図1の水質測定装置では、放流水H、中間水A,B及び原水Rの水質を同一のセンサ85によって測定するので、センサ85に測定感度やゼロ点などの変動があったとしても、放流水H、中間水A,B及び原水Rの水質測定値同士、あるいはこれらと清水Sの水質測定値とを対比することにより、放流水H、中間水A,B及び原水Rの水質の相対評価を行うことができる。
図1の水質測定装置は、食品工場排水などの有機性排水処理施設の原水や最終処理水、各処理工程から排出される処理途中水の水質測定に用いるのに好適である。図1の水質測定装置は、特に、原水のBODが200mg/L以上、例えば1000〜5000mg/L程度である有機物濃度の高い排水及びその中間処理水の水質測定に用いるのに好適である。
11 第1処理装置
12 第2処理装置
13 第3処理装置
38 ラインミキサ
39a,39b 流量計
84 測定カラム
85 水質センサ

Claims (6)

  1. 試料水ラインと、
    希釈水ラインと、
    該試料水ラインと希釈水ラインとが連なる合流ラインと、
    該試料水ラインに設けられた試料水用バルブと、
    該希釈水ラインに設けられた希釈水用バルブと、
    該合流ラインからの水の性状を測定する水質測定部と、
    試料水及び希釈水の流量を測定する流量測定手段と
    を有する水質測定装置を用いた水質測定方法であって、
    前記水質測定部に希釈水を供給して希釈水の水質を測定する希釈水水質測定工程と、
    前記水質測定部に試料水を供給して試料水の水質を測定する試料水水質測定工程と、
    該希釈水水質測定工程で測定した希釈水の水質と該試料水水質測定工程で測定した試料水の水質とを対比して試料水の水質を相対評価する工程と
    を有する水質測定方法
  2. 請求項1において、前記水質測定部を希釈水で洗浄する洗浄工程と、
    該洗浄工程における前記水質測定部の検出水質の経時変化に基づいて該水質測定部が正常であるか評価する工程と
    を有する水質測定方法。
  3. 請求項2において、前記合流ラインに混合手段が設けられていることを特徴とする水質測定方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記希釈水ライン及び合流ラインにそれぞれ流量計が設けられていることを特徴とする水質測定方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記試料水ラインにフルボアのバルブが設けられていることを特徴とする水質測定方法。
  6. 請求項5において、前記試料水ラインには、前記バルブよりも下流側に三方弁が設けられており、
    該三方弁の一方の流出口が前記合流ラインに連なっており、
    該三方弁の他方の流出口には排水ラインが連なっていることを特徴とする水質測定方法。
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