JP6491264B2 - エレベータの自動診断方法およびエレベータの自動診断装置 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態によるエレベータの自動診断装置を利用したエレベータシステムの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1は、建物A内のエレベータ10Aの動作を監視する建物A遠隔監視装置20A、建物B内のエレベータ(図示せず)の動作を監視する建物B遠隔監視装置20B、および建物C内のエレベータ(図示せず)の動作を監視する建物C遠隔監視装置20Cと、これら複数の遠隔監視装置20A〜20Cにネットワーク30を介して接続された中央監視局装置40とを備える。図1では、建物A遠隔監視装置20Aにより監視されるエレベータとして、1台のエレベータ10Aが接続されている場合を示すが、建物A内の複数台のエレベータを監視対象としてもよい。建物B遠隔監視装置20B、建物C遠隔監視装置20Cも同様に、建物B、建物C内の所定台数のエレベータを監視している。
〈一実施形態によるエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1の動作について説明する。本実施形態において、自動診断装置114の診断運転実行部114b内には、管理対象のエレベータ10A内の所定機器の動作に関する正常/異常を自動診断するための自動診断項目の情報が保持されている。ここでは、自動診断項目として、昇降路内に設置された複数のリミットスイッチのON/OFF動作、巻上げ機に備えられたブレーキの動作、および各階床におけるドアの開閉動作の診断が設定されているものとする。
Claims (9)
- 所定期間ごとに到来する自動診断運転開始時刻になると、管理対象のエレベータ内の機器に関する複数の動作項目の自動診断運転を開始し、利用者による呼びが発生する都度、前記自動診断運転を中断し、前記呼びへの応答が完了すると前記自動診断運転を再開し、予め設定された自動診断運転終了時刻が到来すると、前記自動診断運転が完了したか否かに関わらず、前記自動診断運転を終了させるエレベータの自動診断装置が、
前記エレベータの通常運転時に取得された、前記自動診断運転に関わる項目の最新の動作状態情報、およびその動作状態情報の取得日時情報を保持し、
前記自動診断運転が終了したときに、未実施の項目があり、当該未実施の項目に対応する所定期間内の動作状態情報が保持されているときには、当該対応する動作状態情報を当該項目の診断結果として利用して前記自動診断運転の診断結果情報を生成する
ことを特徴とするエレベータの自動診断方法。 - 所定期間ごとに到来する自動診断運転開始時刻になると、管理対象のエレベータ内の機器に関する複数の動作項目の自動診断運転を開始し、利用者による呼びが発生する都度、前記自動診断運転を中断し、前記呼びへの応答が完了すると前記自動診断運転を再開し、予め設定された自動診断運転終了時刻が到来すると、前記自動診断運転が完了したか否かに関わらず、前記自動診断運転を終了させるエレベータの自動診断装置が、
複数回の自動診断運転を、それぞれ異なる自動診断運転開始時刻と自動運転終了時刻との組み合わせで実行させ、該当する自動運転終了時刻までに自動診断運転が完了したときの自動診断運転開始時刻と自動運転終了時刻との組み合わせを、次回の自動診断運転時に用いる
ことを特徴とするエレベータの自動診断方法。 - 所定期間ごとに到来する自動診断運転開始時刻になると、管理対象のエレベータ内の機器に関する複数の動作項目の自動診断運転を開始し、利用者による呼びが発生する都度、前記自動診断運転を中断し、前記呼びへの応答が完了すると前記自動診断運転を再開し、予め設定された自動診断運転終了時刻が到来すると、前記自動診断運転が完了したか否かに関わらず、前記自動診断運転を終了させる診断運転実行部と、
前記エレベータの通常運転時に取得された、前記自動診断運転に関わる項目の最新の動作状態情報、およびその動作状態情報の取得日時情報を保持する動作状態情報保持部と、
前記自動診断運転が終了したときに、未実施の項目があり、当該未実施の項目に対応する所定期間内の動作状態情報が前記動作状態情報保持部に保持されているときには、当該対応する動作状態情報を当該項目の診断結果として利用して前記自動診断運転の診断結果情報を生成する診断結果情報生成部と
を備えることを特徴とするエレベータの自動診断装置。 - 所定期間ごとに到来する自動診断運転開始時刻になると、管理対象のエレベータ内の機器に関する複数の動作項目の自動診断運転を開始し、利用者による呼びが発生する都度、前記自動診断運転を中断し、前記呼びへの応答が完了すると前記自動診断運転を再開し、予め設定された自動診断運転終了時刻が到来すると、前記自動診断運転が完了したか否かに関わらず、前記自動診断運転を終了させる診断運転実行部と、
複数回の自動診断運転を、それぞれ異なる自動診断運転開始時刻と自動運転終了時刻との組み合わせで実行させ、該当する自動運転終了時刻までに自動診断運転が完了したときの自動診断運転開始時刻と自動運転終了時刻との組み合わせを、次回の自動診断運転時に用いる診断運転時間登録部と
を備えることを特徴とするエレベータの自動診断装置。 - 前記診断運転実行部は、前記自動診断運転の実行中に、前記エレベータの乗りかご内に設置された表示装置または乗場に設置された表示装置に、実行中の自動診断運転に関する報知情報を表示させる
ことを特徴とする請求項3または4に記載のエレベータの自動診断装置。 - 実行した自動診断運転が完了せずに前記自動診断運転終了時刻が到来して終了されたときには、所定期間ごとに到来する、前記自動診断運転開始時刻および前記自動診断運転終了時刻を変更する診断運転時間登録部をさらに備える
ことを特徴とする請求項3〜5いずれか1項に記載のエレベータの自動診断装置。 - 複数回の自動診断運転を、それぞれ異なる自動診断運転開始時刻と自動運転終了時刻との組み合わせで実行させ、該当する自動運転終了時刻までに自動診断運転が完了したときの自動診断運転開始時刻と自動運転終了時刻との組み合わせを、次回の自動診断運転時に用いる診断運転時間登録部をさらに備える
ことを特徴とする請求項3に記載のエレベータの自動診断装置。 - 前記診断運転時間登録部は、該当する自動運転終了時刻までに自動診断運転が完了した自動診断運転開始時刻と自動診断運転終了時刻との組み合わせが複数あるときには、これらの中間時刻または直近の自動診断運転時刻と自動診断運転終了時刻との組み合わせを、次回の自動診断運転時に用いる
ことを特徴とする請求項4または7に記載のエレベータの自動診断装置。 - 前記エレベータの通常運転時に取得された、前記自動診断運転に関わる項目の最新の動作状態情報、およびその動作状態情報の取得日時情報を保持する動作状態情報保持部と、
前記自動診断運転が終了されたときに、未実施の項目があり、当該未実施の項目に対応する所定期間内の動作状態情報が前記動作状態情報保持部に保持されているときには、当該対応する動作状態情報を当該項目の診断結果として利用して診断結果情報を生成する診断結果情報生成部とをさらに備える
ことを特徴とする請求項4に記載のエレベータの自動診断装置。
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JP2017109919A JP6491264B2 (ja) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | エレベータの自動診断方法およびエレベータの自動診断装置 |
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