JP2020045195A - エレベータのロープの自動診断運転装置、および自動診断運転方法 - Google Patents
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Abstract
Description
〈第1実施形態による自動診断システムを搭載したエレベータの構成〉
本発明の第1実施形態によるロープの自動診断システムを搭載したエレベータ1Aは、図1に示すように11階建ての建物に設置されている。エレベータ1Aは、昇降路2上部の機械室3に設置された巻上げ機4と、巻上げ機4に掛け渡されたメインロープ5と、メインロープ5の一端に吊り下げられ、昇降路2内を1階乗場6−1〜11階乗場6−11の間で昇降する乗りかご7と、メインロープ5の他端に吊り下げられた釣り合いおもり8と、機械室3に設置されたメインロープ探傷装置9およびエレベータ制御装置10Aとを備える。巻上げ機4には、その回転状況に応じてパルスを発生させるパルス発生器41が設置されている。メインロープ5は、樹脂被覆ロープで構成される。メインロープ探傷装置9は、例えば既存の電磁探傷技術を用いてメインロープ5の伸び等の異常検出を行い、異常を検出すると、その異常検出内容を含む異常検出情報を生成し、自動診断運転装置103Aに出力する。
次に、本実施形態によるエレベータ1Aの動作について説明する。本実施形態において運転種別情報保存部103−2には、メインロープ5の異常診断の実行タイミングとして予め設定された情報「毎月1日の午前0時〜0時30分」が保存されている。また、運転種別情報保存部103−2には、実行タイミングごとの運転種別情報として、図3に示すように、1年間の中で1月のみ全階床を対象とする全階床運転を行い、2月〜12月は、前回の異常診断時に異常が検出された箇所に対応する区間のみを対象とする異常検出区間運転を行うことを示す情報が保存されている。これらの情報が保存された状態で、自動診断システム20により実行されるメインロープ5の自動診断について、図4Aおよび図4Bのフローチャートを参照して説明する。
〈第2実施形態による自動診断システムを搭載したエレベータの構成〉
本発明の第2実施形態によるロープの自動診断システムを搭載したエレベータ1Bは、図6に示すように、当該エレベータ1Bから遠隔地にある監視センタ装置30に接続されている他は、第1実施形態で説明したエレベータ1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
Claims (5)
- エレベータ内のロープの異常を検出するロープ探傷装置に接続され、
予め設定された、前記ロープの異常診断を行う複数の実行タイミングの情報と、当該実行タイミングごとに設定された、異常診断の際に乗りかごを全階床にわたって走行させる全階床運転を行うかまたは、特定の区間のみを走行させる特定区間運転を行うかを示す運転種別情報とを保存する運転種別情報保存部と、
前記ロープの異常診断の実行タイミングが到来したときに、前記運転種別情報保存部に保存された情報に基づいて、今回の異常診断における乗りかごの走行区間を決定する走行区間決定部と、
前記走行区間決定部で決定された走行区間に対し、乗りかごを低速で走行させることで、前記ロープ探傷装置による前記ロープの異常診断処理を実行させる診断運転指示部と
を備えることを特徴とするエレベータのロープの自動診断運転装置。 - 過去の異常診断実行時に、前記ロープ探傷装置により異常が検出されたときの乗りかごの位置に対応する階床の情報を保存する異常診断情報保存部をさらに備え、
前記運転種別情報保存部に保存される運転種別情報内の特定の区間は、前回の異常診断時に異常が検出された箇所に対応する異常検出区間であり、
前記走行区間決定部は、前記ロープの異常診断の実行タイミングが到来したときに、前記運転種別情報保存部に保存された情報および前記異常診断情報保存部に保存された情報に基づいて、今回の異常診断における乗りかごの走行区間を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータのロープの自動診断運転装置。 - 前記ロープ探傷装置は、前記ロープの異常を検出すると、その異常検出内容を含む異常検出情報を生成して出力し、
前記異常診断情報保存部は、前記ロープ探傷装置により異常が検出されたときの異常検出情報を保存し、
前記異常診断情報保存部に保存された情報を出力させる出力制御部をさらに備える
ことを特徴とする請求項2に記載のエレベータのロープの自動診断運転装置。 - 前記エレベータから遠隔地にある監視センタ装置に接続され、
前記異常診断情報保存部に保存された情報を、前記監視センタ装置に送信する送信部をさらに備える
ことを特徴とする請求項2または3に記載のエレベータのロープの自動診断運転装置。 - エレベータ内のロープの異常を検出するロープ探傷装置に接続された、前記エレベータのロープの自動診断運転装置が、
予め設定された、前記ロープの異常診断を行う複数の実行タイミングの情報と、当該実行タイミングごとに設定された、異常診断の際に乗りかごを全階床にわたって走行させる全階床運転を行うかまたは、特定の区間のみを走行させる特定区間運転を行うかを示す運転種別情報とを保存する運転種別保存ステップと、
前記ロープの異常診断の実行タイミングが到来したときに、前記運転種別保存ステップで保存された情報に基づいて、今回の異常診断における乗りかごの走行区間を決定する走行区間決定ステップと、
前記走行区間決定ステップで決定された走行区間に対し、乗りかごを低速で走行させることで、前記ロープ探傷装置による前記ロープの異常診断処理を実行させる診断運転指示ステップと
を有することを特徴とするエレベータのロープの自動診断運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018173477A JP6611884B1 (ja) | 2018-09-18 | 2018-09-18 | エレベータのロープの自動診断運転装置、および自動診断運転方法 |
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JP2018173477A JP6611884B1 (ja) | 2018-09-18 | 2018-09-18 | エレベータのロープの自動診断運転装置、および自動診断運転方法 |
Publications (2)
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JP6611884B1 JP6611884B1 (ja) | 2019-11-27 |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP6611884B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022190342A1 (ja) * | 2021-03-12 | 2022-09-15 | 三菱電機株式会社 | エレベータの群管理装置 |
-
2018
- 2018-09-18 JP JP2018173477A patent/JP6611884B1/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022190342A1 (ja) * | 2021-03-12 | 2022-09-15 | 三菱電機株式会社 | エレベータの群管理装置 |
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JP6611884B1 (ja) | 2019-11-27 |
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