JP6567718B1 - エレベータ制御装置、エレベータロープの遠隔診断システム及びエレベータロープの遠隔診断方法 - Google Patents

エレベータ制御装置、エレベータロープの遠隔診断システム及びエレベータロープの遠隔診断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔によるロープ診断運転を必要な頻度で実施することで、診断運転頻度を最適化し、診断効率を上げる。【解決手段】遠隔監視センター30とエレベータロープの測定によって得られたロープ伸び率とロープ伸び率に基づいて判断されるロープ交換要否の情報とを有するロープ診断装置50と、それぞれ接続され、遠隔診断運転時にエレベータロープの遠隔診断運転を実施するエレベータ制御装置10であって、遠隔監視センター30により設定された遠隔診断開始時間になり、かつ診断対象となるエレベータの利用が無い時にエレベータロープに対する遠隔ロープ診断運転を実施して、ロープ診断装置50に対してロープ伸び率を測定させるロープ診断実施手段と遠隔ロープ診断運転で得られたロープ伸び率とエレベータの起動回数とロープの伸び率劣化特性とに基づきロープ伸び率劣化状態を特定して遠隔ロープ診断運転の頻度を調整する運転頻度調整手段とを備える。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、エレベータ制御装置、エレベータロープの遠隔診断システム及びエレベータロープの遠隔診断方法に関する。
従来、エレベータのロープ点検は、基本的に年1回等の定期点検において、保守点検員によって行われている。また、通常運転時にロープ伸びを推定してロープの異常有無を遠隔で監視する方法も知られている。
通常運転時に遠隔でロープ伸びを監視する方法では、エレベータ制御装置の通常運転時にロープ負荷荷重の演算値とロープの実負荷からロープの異常有無の監視を図る提案がある。また、実運用ロープに追加で損傷監視用ロープを平行で取付けて、通常運転時に損傷監視用ロープからロープ伸びを推定し、ロープの異常有無の監視を図る提案がある。
特開2004−075221号公報 特開2004−196449号公報
しかし、人間系で定められた頻度でロープの点検を実施する場合、ロープ異常の発見が遅れてしまう可能性がある。また、点検頻度を多くすると、逆に点検に要する時間が増加してしまう。遠隔で通常運転時にロープ伸びから異常有無を監視する方法もあるが、通常運転速度での監視だと、ロープ異常有無検出の正確性が落ちてしまう。また、ロープのどの部分がロープ伸び異常なのかを判断することが難しい。
本発明は上記事情に鑑み、遠隔によるロープ診断運転を必要な頻度で実施することができ、診断運転頻度を最適化して診断効率を上げるエレベータ制御装置、エレベータロープの遠隔診断システム及びエレベータロープの遠隔診断方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための実施形態は、遠隔監視センターと、エレベータロープの測定によって得られたロープ伸び率とロープ伸び率に基づいて判断されるロープ交換要否の情報とを有するロープ診断装置と、それぞれ接続され、遠隔診断運転時にエレベータロープの遠隔診断運転を実施するエレベータ制御装置であって、遠隔監視センターにより設定された遠隔診断開始時間になり、かつ、診断対象となるエレベータの利用が無い時に、エレベータロープに対する遠隔ロープ診断運転を実施して、ロープ診断装置に対してロープ伸び率を測定させるロープ診断実施手段と、遠隔ロープ診断運転で得られたロープ伸び率とエレベータの起動回数とロープの伸び率劣化特性とに基づきロープ伸び率劣化状態を特定して、遠隔ロープ診断運転の頻度を調整する運転頻度調整手段と、を備える。
実施形態に係るエレベータロープの遠隔診断システムの全体構成図。 第1実施形態の構成を示すブロック図。 第1実施形態の処理手順を示すフローチャート。 エレベータ起動回数とロープ伸び率との関係を示す特性図。 第2実施形態の構成を示すブロック図。 第2実施形態の処理手順を示すフローチャート。 第2実施形態の処理手順を示すフローチャート。 第3実施形態の構成を示すブロック図。 第3実施形態の処理手順を示すフローチャート。 第4実施形態の構成を示すブロック図。 第4実施形態の処理手順を示すフローチャート。 第4実施形態の処理手順を示すフローチャート。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態の構成を示すブロック図である。
本実施形態では、エレベータの遠隔診断運転を実施時、エレベータの遠隔ロープ診断運転のタイミングであるかを判断し、遠隔ロープ診断運転のタイミングと判断されたときのみ、低速運転にて診断運転を実施する。遠隔ロープ診断運転の頻度を、ロープ伸びの初期値と現在値との差分から初期値に対するロープ伸び率を算出し、そのロープ伸び率とエレベータの起動回数、及びロープの伸び率劣化特性からロープ伸び率劣化状態を特定して、遠隔ロープ診断運転の必要な頻度に調整する。これにより、エレベータのサービス低下を防いだ診断効率でロープの異常検出漏れ、ロープ交換タイミングの検出漏れをなくすことができる遠隔ロープ遠隔診断を実施する。さらに、遠隔監視センターにロープの劣化状況を表示することで、常時、ロープ(例えば、樹脂被覆ロープ)の劣化状況を把握できるようにする。
図1に示すエレベータロープの遠隔診断システム1は、エレベータ制御装置10と、遠隔監視センター30と、ロープ診断装置50とを備えている。エレベータ制御装置10は昇降路3内に設置された乗りかご4の運転を制御する。乗りかご4は、つり合いおもり5とロープ6によって接続され、巻上機7を介して昇降路3内を上下動する。乗りかご4とエレベータ制御装置10とは、テールコード8を介して電気的に接続されている。
図2に示すように、エレベータ制御装置10は、信号送受信部11と、時計12と、遠隔診断指令部13と、遠隔診断運転実施判断部14と、乗場情報検出部15と、乗りかご情報検出部16と、乗りかご運転制御部17と、ロープ診断履歴記憶部18と、ロープ劣化特性保存部19と、遠隔ロープ診断実施判断部20と、遠隔診断結果受信部21とを備えている。
時計12は、エレベータ制御装置10の内部の実時間を保持し、運行時間や遠隔診断開始時間等の時間管理に供される。
遠隔診断指令部13は、時計12より遠隔診断運転の時間が来ると、遠隔診断運転指令を出す。
遠隔診断運転実施判断部14は、遠隔診断指令部13から遠隔診断指令が来ると、エレベータ定格速度測定等を診断する遠隔診断運転のみを実施するか、エレベータ定格速度測定等を診断する遠隔診断運転と遠隔ロープ診断運転の両方を実施するかを判断する。
乗場情報検出部15は、乗場呼びが有るか否かの乗場呼び情報を遠隔診断運転実施判断部14へ情報を送信する。
乗りかご情報検出部16は、エレベータ乗りかご内の階床ボタンやドア開閉ボタンが押されているか否かのかご呼び情報を遠隔診断運転実施判断部14へ送信する。
乗りかご運転制御部17は、遠隔診断運転実施判断部14より遠隔診断運転を実施する指令が来ると、エレベータ定格速度測定等を実施する遠隔診断運転を制御し、遠隔ロープ診断運転を実施する指令が来ると、ロープ診断装置50に対して遠隔ロープ診断運転を開始する信号を送信して、エレベータの遠隔ロープ診断運転を実施し、遠隔診断結果受信部21に診断結果を送信し、エレベータ起動回数をロープ診断履歴記憶部18に送信する。
ロープ診断履歴記憶部18は、乗りかご運転制御部17からエレベータの起動回数を、ロープ診断装置50からロープ交換タイミングであるかの結果、ロープ伸び率、遠隔ロープ診断実施日を受信、保存し、遠隔ロープ診断実施判断部20に情報を送信する。
ロープ劣化特性保存部19は、エレベータに使用されているロープ6の劣化特性を保存する。
遠隔ロープ診断実施判断部20は、ロープ診断履歴記憶部18とロープ劣化特性保存部19の情報から遠隔ロープ診断運転を実施するタイミングかを判断し、遠隔診断運転実施判断部14へ送信する。
遠隔診断結果受信部21は、乗りかご運転制御部17からエレベータ定格速度測定等の遠隔診断運転結果、ロープ状態判断部52からロープ交換タイミングであるかの結果、ロープ伸び率、遠隔ロープ診断運転の実施日を受信する。
遠隔監視センター30は、信号送受信部31と、遠隔診断時間指令部32と、遠隔診断結果保存部33とを備える。
信号送受信部31は、エレベータ制御装置10との信号の送受信を実施する。
遠隔診断時間指令部32は、エレベータ制御装置10の遠隔診断指令部13に遠隔診断運転の開始日時を指令する。
遠隔診断結果保存部33は、遠隔診断結果受信部21から遠隔診断運転結果、遠隔ロープ診断運転結果を受信して保存する。
ロープ診断装置50は、ロープ診断測定を実施するもので、ロープ伸び率測定部51と、ロープ状態判断部52とを備えている。
ロープ伸び率測定部51は、乗りかごを吊るすロープ6のロープ伸びを測定し、初期値と現在値の差分から初期値に対するロープ6の伸び率を算出する。
ロープ状態判断部52は、ロープ伸び率測定部51の測定結果からロープ6の交換するタイミングかの判断と、測定されたロープ伸び率と遠隔ロープ診断実施日を記録する。
<第1実施形態の処理手順>
図3は、第1実施形態の処理手順を示すフローチャートである。
図3において、遠隔ロープ診断運転の実施頻度の初期値が遠隔ロープ診断実施判断部20に設定される(ステップS1)。実施頻度の初期値は、自由に設定できるがここでは年1回、遠隔ロープ診断運転を実施する初期設定とする。
初期では、遠隔ロープ診断運転の実施頻度は変更されず(ステップS2NO)、エレベータは通常運転が実施される(ステップS4)。
エレベータ制御装置10の時計12より遠隔診断運転の時間になると、遠隔診断指令部13から遠隔診断運転実施判断部14へ遠隔診断運転の指令が入力される(ステップS5YES)。
乗場情報検出部15や乗りかご情報検出部16により、乗場ボタンやエレベータ乗りかご内のボタンが押されていない時に、遠隔診断運転実施判断部14がエレベータの利用者がいないことを判断し、乗りかご運転制御部17よりエレベータ定格速度測定等の遠隔診断運転を開始する(ステップS6)。遠隔診断指令部13から遠隔診断運転の指令がなければ(ステップS5NO)、通常運転を継続する。
エレベータ定格速度測定等の遠隔診断運転を実施後、遠隔診断運転実施判断部14が遠隔ロープ診断実施判断部20から遠隔ロープ診断運転を実施するタイミングか否かを判定する。遠隔ロープ診断実施判断部20はロープ診断履歴記憶部18にある遠隔ロープ診断運転の最新の実施記録を受信しているので、遠隔ロープ診断運転実施のタイミングであれば、遠隔ロープ診断運転を実施する(ステップS7YES,S8)。遠隔ロープ診断運転のタイミングでなければ、エレベータは通常運転に復帰する(ステップS7NO,S4)。
ここでは、遠隔ロープ診断運転は年1回の実施頻度に設定されているため、最新の遠隔ロープ診断運転実施日が1年前と判断されれば、遠隔ロープ診断運転を実施する。
遠隔ロープ診断運転では、乗りかご運転制御部17によりエレベータを最上階位置から最下階位置まで低速運転し、ロープ伸び率測定部51によりロープ伸びを測定する。次いで、初期値と現在値(測定値)から初期値に対するロープ伸び率を算出する。その測定結果からロープ状態判断部52は、ロープ伸び率からロープが劣化し交換するタイミングであると判断すると(ステップS9YES)、ロープ診断履歴記憶部18から乗りかご運転制御部17へ情報を送信して、エレベータを停止させ、ロープ交換信号を遠隔診断結果受信部21へ送信し、遠隔監視センター30の遠隔診断結果保存部33へ送信する(ステップS15)。
ロープ状態判断部52は、ロープ伸び率よりロープ交換のタイミングでないと判断すると(ステップS9NO)、ロープ伸び率、及びロープ診断実施日をロープ状態判断部52からロープ診断履歴記憶部18へ送信し(ステップS10)、合わせてエレベータの起動回数を乗りかご運転制御部17からロープ診断履歴記憶部18へ送信する(ステップS11)。
図4はエレベータ起動回数とロープ伸び率との関係を示す特性図である。
図4に示すように、縦軸に示すロープ伸び率(%)は、エレベータの起動回数と相関関係にあり、エレベータの起動回数に比例してロープ伸び率が高くなる。ロープ伸び率を判断する閾値としては、遠隔ロープ診断頻度を上げる第1の閾値及び第2の閾値と、ロープ交換閾値の3つが設定されている。第1の閾値は、例えば、1年に1回の診断頻度を3ヶ月に1回の診断頻度に変更する閾値であり、例えば、ロープ交換閾値の50%のロープ伸び率を示す値である。第2の閾値は、第1の閾値から、例えば、月1回の診断頻度へ変更する閾値であり、例えば、ロープ交換閾値の80%のロープ伸び率を示す値である。ロープ交換閾値は、ループ異常と判断される閾値の90%のロープ伸び率を示す値である。ロープ交換閾値を超えた場合には、エレベータを停止し、ロープ交換信号を発報する。
遠隔ロープ診断実施判断部20は、ロープ診断履歴記憶部18に記憶されたロープ伸び率、ロープ診断実施日、及びエレベータ起動回数と、ロープ劣化特性保存部19に保存されているエレベータ起動回数に沿ったロープの劣化データとを比較し、ロープ伸び率がエレベータ起動回数に対し、劣化特性のどこに位置するかを特定する(ステップS12)。
ロープ伸び率の特定値が実施頻度を変更する第1の閾値を超えていなければ(ステップS13NO)、遠隔ロープ診断の実施頻度は変更せず、エレベータは通常運転に復帰する。
ロープ伸び率の特定値が実施頻度を変更する第1の閾値を超えているが、第2の閾値を超えていなければ(ステップS13YES,S14NO)、遠隔ロープ診断運転の実施頻度を変更するタイミングと判断し(ステップS2YES)、遠隔ロープ診断運転の実施頻度を変更して、エレベータが通常運転に復帰する(ステップS3,S4)。ここでは、第1の閾値のみを超えているので、遠隔ロープ診断運転の実施頻度を年1回から3ヵ月に1回の実施頻度へ変更する(図4に示す第1の診断期間)
ロープ伸び率の特定値が実施頻度を変更する第1の閾値を超え、かつ、第2の閾値を超えていれば(ステップS13YES,S14YES)、遠隔ロープ診断運転の実施頻度を変更するタイミングと判断し(ステップS2YES)、遠隔ロープ診断運転の実施頻度を変更して、エレベータが通常運転に復帰する(ステップS3,S4)。ここでは、第1の閾値も第2の閾値も超えているので、遠隔ロープ診断運転の実施頻度を3ヵ月に1回から月1回の実施頻度へ変更する(図4に示す第2の診断期間)
ロープ劣化特性保存部19に保存されている実施頻度変更の閾値設定の一例が先に図4で示した関係となる。
図4について更に詳述する。遠隔ロープ診断頻度を3ヵ月に1回の頻度へ変更する第1の閾値をロープ交換閾値の50%のロープ伸び率とし、遠隔ロープ診断頻度を月1回の頻度へ変更する第2の閾値をロープ交換閾値の80%のロープ伸び率とし、ロープ交換閾値をロープ異常閾値の90%のロープ伸び率としている。このロープ劣化特性保存部19のエレベータ起動回数に対するロープ伸び率特性を使用し、第1の閾値までの区間、第1の閾値から第2の閾値までの区間、第2の閾値からロープ交換閾値までの区間、ロープ交換閾値以上となった区間の中の、どの位置に入るかをロープ診断履歴記憶部18に保存されたエレベータ起動回数、ロープ伸び率情報からロープ診断実施判断部20が判断し、遠隔ロープ診断運転の実施頻度の変更有無を判断し、次回、遠隔診断運転実施判断部14で遠隔診断運転を実施すると判断されたとき、最新の遠隔ロープ診断運転実施日に基づき、指定された実施頻度のタイミングに該当している場合には、遠隔ロープ診断運転を実施する。なお、ここで説明したロープ伸び率特性、各閾値の設定は一例であり、本例とは別の閾値設定をすることに問題はない。
このように、第1実施形態によれば、測定したロープ伸びの初期値と現在値の差分から初期値に対するロープ伸び率の算出値に基づき、遠隔ロープ診断運転の実施頻度を設定することで、低速運転による遠隔ロープ診断運転の実施頻度を極力抑えた診断運転の効率化を実現できる。
<第2実施形態>
次に第2実施形態について図5を参照して説明する。
図5に示すように、第2実施形態のエレベータ制御装置10は、第1実施形態のエレベータ制御装置の構成に対して、エレベータ稼動状況記憶部22と、遠隔診断運転実施時間記憶部23と、遠隔ロープ診断運転実施時間記憶部24とを更に備える。
遠隔診断運転実施時間記憶部23は、乗りかご運転制御部17からエレベータ定格速度測定等を実施する遠隔診断運転の実行時間を受信する。
遠隔ロープ診断運転実施時間記憶部24は、乗りかご運転制御部17から遠隔ロープ診断運転の実行時間を受信し、乗りかご情報検出部16から1日1回等でエレベータの稼動時間帯を受信して未走行の時間帯を算出する。
エレベータ稼動状況記憶部22は、遠隔診断運転実施時間記憶部23と遠隔ロープ診断運転実施時間記憶部24とから遠隔診断運転と遠隔ロープ診断運転の実行時間を受信して、エレベータが稼動していない時間帯に各診断運転開始時間を遠隔診断指令部13に送信する。
<第2実施形態の処理手順>
次に、第2実施形態の動作を図6、図7に示すフローチャートに基づき説明する。なお、図中、破線で囲んだ部分の処理が図3の処理に付加されたものである。
図6に示すステップS1〜S4の処理は第1実施形態と同様である。エレベータが通常運転時(ステップS4)において、エレベータ稼動状況記憶部22にて、エレベータが実際に運行している情報を乗りかご情報検出部16から受信し、エレベータが未走行の時間帯を算出して記憶する(ステップS21)。
エレベータ制御装置10内部の時計12より遠隔診断運転の時間になると、遠隔診断指令部13より遠隔診断運転実施判断部14へ遠隔診断運転の指令が入力される(ステップS5YES)。
乗場情報検出部15や乗りかご情報検出部16により、乗場ボタンやエレベータ乗りかご内のボタンが押されておらず、遠隔診断運転実施判断部14がエレベータの利用者がいないと判断した場合には、乗りかご運転制御部17よりエレベータ定格速度測定等の遠隔診断運転を開始する(ステップS6)。遠隔診断指令部13から遠隔診断運転の指令がない場合(ステップS6NO)、通常運転を継続する。
エレベータ定格速度測定等の遠隔診断運転を実施後、実際に遠隔診断運転に要した時間を乗りかご運転制御部17に保存し、遠隔診断運転実施時間記憶部23に記憶させる(ステップS22)。次に、遠隔診断運転実施判断部14が遠隔ロープ診断実施判断部20から遠隔ロープ診断運転を実施するタイミングかを受信する。遠隔ロープ診断実施判断部20はロープ診断履歴記憶部18にある遠隔ロープ診断の最新の実施記録を受信しているので、遠隔ロープ診断運転実施のタイミングであれば、遠隔ロープ診断運転を実施する(ステップS7,S8)。遠隔ロープ診断運転のタイミングでなければ、エレベータは通常運転に復帰する(ステップS7,S4)。
ここでは、遠隔ロープ診断運転は年1回の実施頻度に設定されているため、最新の遠隔ロープ診断運転実施日が1年前と判断されれば、遠隔ロープ診断運転を実施する。
遠隔ロープ診断運転を実施後、実際に遠隔ロープ診断運転に要した時間を乗りかご運転制御部17に保存し、遠隔ロープ診断運転実施時間記憶部24に記憶させる(ステップS23)。
ここで、エレベータ稼動状況記憶部22に記憶されたエレベータ運行状況のエレベータ未走行の時間帯を抽出して、遠隔診断運転が中断しない時間帯に開始時間を設定する(ステップS24)。また、遠隔ロープ診断運転が中断しない時間帯に開始時間を設定して(ステップS25)、遠隔診断指令部13の各診断運転の開始指令時間を変更する。
以下、図7に示すロープ交換のタイミングの判定処理(ステップS9〜S15)については、第1実施形態と同様の内容となるため、説明は省略する。
このように、第2実施形態によれば、エレベータ定格速度測定等の遠隔診断運転、及び遠隔ロープ診断運転の実施開始時間をエレベータが未走行の時間帯に自動的に設定し、各診断運転の中断を防ぐことができる。
<第3実施形態>
次に第3実施形態について説明する。図8は本発明の第3実施形態のブロック構成図を示す。
図8において、第2実施形態の構成に対して、遠隔監視センター30にて、乗りかごを吊るすロープ6のロープ伸び率を保存するロープ伸び率保存部34と、乗りかごを吊るすロープ6のロープ伸び率を遠隔監視センター30の画面に表示するロープ伸び率表示部35とを更に備える。
この場合、エレベータ制御装置10の遠隔診断結果受信部21がロープ状態判断部52からロープ伸び率を受信して、ロープ伸び率を遠隔監視センター30へ送信し、遠隔監視センター30のロープ伸び率保存部34に保存する。また、ロープ伸び率をロープ伸び率表示部35に表示する。
<第3実施形態の処理手順>
次に、第3実施形態の動作を図9に示すフローチャートに基づき説明する。なお、図中、破線で囲んだ部分の処理が図6の処理に付加されたものである。
図9に示すように、遠隔診断運転、遠隔ロープ診断運転実施後、遠隔診断結果受信部21は、遠隔ロープ診断運転実施時間やロープの交換要否の情報等に加え、遠隔ロープ診断運転で測定したロープ伸び率を遠隔監視センター30のロープ伸び率保存部34へ送信し、ロープ伸び率表示部35にて表示させる(ステップS31)。遠隔監視センター30の作業員は、現場のエレベータのロープ伸び率を画面を見て確認する。なお、以後の処理は第2実施形態と同様の内容となるため、説明は省略する。
このように、第3実施形態によれば、ロープ伸び率を遠隔監視センター30の画面に表示させることで、遠隔でロープ伸び率を確認することができ、保守員が現場に居なくてもロープ伸び率の状況を遠隔で確認することができる。
<第4実施形態>
次に第4実施形態について図10を参照して説明する。
第4実施形態では、監視対象である全てのエレベータについて、遠隔ロープ診断運転の年間実施回数とロープ伸び率とロープ劣化状況を遠隔監視センター30にて把握するようにしている。
第4実施形態の構成では、第3実施形態の構成に対して、各エレベータA,B,C,・・・のエレベータ制御装置10A,10B,10C,・・・内に、遠隔ロープ診断運転年間実施履歴部25(25A,25B,25C,・・・)を更に備える。
遠隔ロープ診断運転年間実施履歴部25は、遠隔ロープ診断終了後にロープ診断履歴記憶部18より遠隔ロープ診断運転の実施日を受信して、年間で何回の遠隔ロープ診断運転を実施しているかを算出し、遠隔監視センター30に送信する。
また、第4実施形態の構成では、第3実施形態の構成に対して、遠隔監視センター30に、各エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録保存部36と、該当エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録表示部37と、各エレベータ年間遠隔ロープ診断運転年間実施記録優先表示部38とを更に備える。
各エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録保存部36は、遠隔ロープ診断運転年間実施履歴部25から遠隔ロープ診断運転の年間実施回数をロープ伸び率保存部34から該当エレベータのロープ伸び率を受信し、遠隔ロープ診断運転該当となる全てのエレベータの遠隔ロープ診断運転の年間実施回数とロープ伸び率を揃えて保存する。
該当エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録表示部37は、遠隔ロープ診断運転年間実施記録保存部36から受信した遠隔監視センター30の画面に該当エレベータの情報を表示させる。
各エレベータ年間遠隔ロープ診断運転年間実施記録優先表示部38は、遠隔ロープ診断運転該当となる全てのエレベータの年間実施回数とロープ伸び率を遠隔ロープ診断運転年間実施記録保存部36から受信し、遠隔ロープ診断運転該当となる全てのエレベータの中から、遠隔ロープ診断運転の年間実施回数が多いエレベータの順に年間実施回数とロープ伸び値を表示させる。
<第4実施形態の処理手順>
次に、第4実施形態の動作を図11、図12に示すフローチャートに基づき説明する。なお、図中、破線で囲んだ部分の処理が第3実施形態に付加されたものである。
図11において、ステップS1〜S8までの処理で実施した遠隔ロープ診断の実施日を遠隔ロープ診断履歴記憶部18から遠隔ロープ診断運転年間実施履歴部25へ送信し、遠隔ロープ診断運転年間実施履歴部25が年間何回目の実施タイミングなのかを算出する。算出データは、遠隔監視センター30の各エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録保存部36へ送信する。各エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録保存部36は、ロープ伸び率保存部34から受信した該当エレベータのロープ伸び率と揃えて保存する(ステップS41)。そして、該当エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録表示部37にて診断を実施した該当エレベータの年間実施回数、ロープ伸び率を各エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録保存部36から受信して表示する(ステップS42)。更に、各エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録優先表示部38にて、各エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録保存部36から受信した該当エレベータ全ての遠隔ロープ診断結果より年間実施回数が多いエレベータの順に年間実施回数とロープ伸び率を表示する(ステップS43)。
各エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録優先表示部38における表示更新タイミングは、該当エレベータのいずれかの遠隔ロープ診断結果が各エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録保存部36に保存されたタイミングとなる。
なお、なお、その他の処理については第3実施形態と同様の内容となるため、説明は省略する。
また、第4実施形態の構成において、エレベータ制御装置10で遠隔ロープ診断運転の年間実施回数を算出しているが、これは遠隔監視センター30にて算出する構成であってもよい。
このように、第4実施形態によれば、年間実施回数とロープ伸び率を遠隔監視センター30で把握できることになり、該当する全てのエレベータに対して、ロープ劣化状況を把握することができる。
以上説明したように、各実施形態によれば、遠隔によるロープ診断運転を必要な頻度で実施することで、診断運転頻度を最適化し、診断効率を上げることができ、遠隔にてロープの劣化状況を把握することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…エレベータ制御装置、11…信号送受信部、12…時計、13…遠隔診断指令部、14…遠隔診断運転実施判断部(ロープ診断実施手段)、15…乗場情報検出部、16…乗りかご情報検出部、17…乗りかご運転制御部(ロープ診断実施手段)、18…ロープ診断履歴記憶部、19…ロープ劣化特性保存部、20…遠隔ロープ診断実施判断部(運転頻度調整手段)、21…遠隔診断結果受信部、22…エレベータ稼動状況記憶部、23…遠隔診断運転実施時間記憶部、24…遠隔ロープ診断運転実施時間記憶部、25A,25B…遠隔ロープ診断運転年間実施履歴部、30…遠隔監視センター、31…信号送受信部、32…遠隔診断時間指令部、33…遠隔診断結果保存部、34…ロープ伸び率保存部、35…ロープ伸び率表示部、36…各エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録保存部、37…該当エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録表示部、38…各エレベータ遠隔ロープ診断運転年間実施記録優先表示部、50…ロープ診断装置、51…ロープ伸び率測定部、52…ロープ状態判断部。

Claims (6)

  1. 遠隔監視センターと、エレベータロープの測定によって得られたロープ伸び率とロープ伸び率に基づいて判断されるロープ交換要否の情報とを有するロープ診断装置と、それぞれ接続され、遠隔診断運転時にエレベータロープの遠隔診断運転を実施するエレベータ制御装置であって、
    前記遠隔監視センターにより設定された遠隔診断開始時間になると、エレベータロープに対する遠隔ロープ診断運転のタイミングであるときには、所定の診断項目の遠隔診断運転を実施するとともに、遠隔ロープ診断運転を実施して前記ロープ診断装置に対しロープ伸び率を測定させ、遠隔ロープ診断運転のタイミングでないときには、前記所定の診断項目の遠隔診断運転のみを実施する遠隔診断実施手段と、
    前記遠隔ロープ診断運転で得られたロープ伸び率とエレベータの起動回数とロープの伸び率劣化特性とに基づきロープ伸び率劣化状態を特定して、前記遠隔ロープ診断運転の頻度を調整する運転頻度調整手段と、
    を備え、
    前記運転頻度調整手段は、
    前記ロープ伸び率が第1の閾値に達するまでは、あらかじめ定めた定期診断期間で遠隔ロープ診断運転を実施し、前記ロープ伸び率が前記第1の閾値を超え第2の閾値に達するまでは、前記定期診断期間よりも短い第1の診断期間で遠隔ロープ診断運転を実施し、前記ロープ伸び率が第2の閾値を超えた場合には、前記第1の診断期間よりも短い周期の第2の診断期間で遠隔ロープ診断運転を実施するように前記遠隔ロープ診断運転のタイミングを調整する、
    ことを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 運転頻度調整手段は、前記ロープ伸び率が前記第2の閾値以上であり、かつ、ロープ交換閾値を超えたときには、エレベータを停止させてロープ交換指令を発報する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  3. 前記ロープ診断実施手段は、エレベータが稼動していない時間帯であり、かつ他の遠隔診断運転が実施されない時間に遠隔ロープ診断運転を実施する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータ制御装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のエレベータ制御装置と、遠隔監視センターとを備えたエレベータロープの遠隔診断システムであって、
    前記遠隔監視センターは、前記エレベータ制御装置から受信したロープ伸び率を保存するとともに表示部に表示する、
    ことを特徴とするエレベータロープの遠隔診断システム。
  5. 前記遠隔監視センターは、診断対象となる複数のエレベータの各エレベータ制御装置と接続され、
    各エレベータにおける遠隔ロープ診断の年間実施回数と最新のロープ伸び率を保存する保存手段と、
    各エレベータにおける遠隔ロープ診断の年間実施回数と最新のロープ伸び率を表示する表示手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項4に記載のエレベータロープの遠隔診断システム。
  6. エレベータ制御装置が実施するエレベータロープの遠隔診断方法であって、
    予定されている遠隔診断開始時間になると、エレベータロープに対する遠隔ロープ診断運転のタイミングであるときには、所定の診断項目の遠隔診断運転を実施するとともに、エレベータの運転速度を低下させて遠隔ロープ診断運転を実施して前記ロープ診断装置に対しロープ伸び率を測定させ、遠隔ロープ診断運転のタイミングでないときには、前記所定の診断項目の遠隔診断運転のみを実施するステップと
    遠隔ロープ診断結果から得られるロープ伸び率とエレベータの起動回数とロープの伸び率劣化特性とに基づきロープ伸び率劣化状態を特定して、遠隔ロープ診断運転の頻度を調整するステップと、を備え、
    前記遠隔ロープ診断運転の頻度を調整するステップは、
    前記ロープ伸び率が第1の閾値に達するまでは、あらかじめ定めた定期診断期間で遠隔ロープ診断運転を実施し、前記ロープ伸び率が前記第1の閾値を超え第2の閾値に達するまでは、前記定期診断期間よりも短い第1の診断期間で遠隔ロープ診断運転を実施し、前記ロープ伸び率が第2の閾値を超えた場合には、前記第1の診断期間よりも短い周期の第2の診断期間で遠隔ロープ診断運転を実施するように前記遠隔ロープ診断運転のタイミングを調整する、
    ことを特徴とするエレベータロープの遠隔診断方法。
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