JP6490248B2 - エレベータ装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
また、この発明に係るエレベータ装置は、建物内に設けられている昇降路を昇降するかご、かごに接続されているロープ、及びかごの運転を制御する制御装置を備え、制御装置には、ロープの揺れに共振してかごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンが設定されており、制御装置は、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れがロープに発生しているかどうかを判定し、発生していると判定した場合には、かご振動ゾーンへのかごの移動を禁止する。
さらに、この発明に係るエレベータ装置は、かごと、かごに接続されているロープとをそれぞれ有しており、同一バンク内に設けられている複数のエレベータ本体、及びかごの運転を制御する制御装置を備え、制御装置には、建物の揺れによりロープが揺れ易いかご移動領域である管制有効ゾーンと、ロープの揺れに共振してかごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンとが設定されており、制御装置は、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが少なくともいずれかのロープに発生しているかどうかを判定し、発生していると判定した場合には、かごの移動範囲を、管制有効ゾーン及びかご振動ゾーンのいずれか一方のみを含む第1のゾーンと、管制有効ゾーン及びかご振動ゾーンの他方のみを含む第2のゾーンとに振り分けて制限する。
この発明に係るエレベータ装置の制御方法は、かごに接続されているロープに、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが発生しているかどうかを判定するステップ、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れがロープに発生していると判定した場合に、ロープの揺れに共振してかごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンに、かごが進入する可能性が高いかどうかを判定するステップ、及びロープ揺れ設定レベル以上の揺れがロープに発生しており、かつかご振動ゾーンにかごが進入する可能性が高いと判定した場合に、かごを、かご振動ゾーンよりも手前の少なくとも1箇所の停止箇所で停止させることにより、ロープの揺れを減衰させるステップを含む。
また、この発明に係るエレベータ装置の制御方法は、かごに接続されているロープに、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが発生しているかどうかを判定するステップ、及びロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生していると判定した場合に、ロープの揺れに共振してかごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンへのかごの移動を禁止するステップを含む。
さらに、この発明に係るエレベータ装置の制御方法は、かごと、かごに接続されているロープとをそれぞれ有しており、同一バンク内に設けられている複数のエレベータ本体、及びかごの運転を制御する制御装置を備えているエレベータ装置の制御方法であって、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが少なくともいずれかのロープに発生しているかどうかを判定するステップ、及びいずれかのロープにロープ揺れ設定レベル以上の揺れが発生していると判定した場合に、かごの移動範囲を、建物の揺れによりロープが揺れ易いかご移動領域である管制有効ゾーン、及びロープの揺れに共振してかごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンのいずれか一方のみを含む第1のゾーンと、管制有効ゾーン及びかご振動ゾーンの他方のみを含む第2のゾーンとに振り分けて制限するステップを含む。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、建物内には、昇降路1が設けられている。建物内の昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機3、そらせ車4、及び制御装置5が設置されている。巻上機3は、駆動シーブ6、駆動シーブ6を回転させる巻上機モータ(図示せず)、及び駆動シーブ6の回転を制動する巻上機ブレーキ(図示せず)を有している。
また、乗場からの新たな呼びを生成することにより停止箇所にかご8を停止させる場合、かご8内の利用者に与える不安感をより低減することができる。
さらに、かご8内からの新たな呼びを生成することにより停止箇所にかご8を停止させる場合、乗場にいる利用者に与える不安感をより低減することができる。
次に、この発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2のエレベータ装置の構成は、実施の形態1と同様である。但し、実施の形態2の制御装置5は、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが主ロープ7に発生していると判定したときに、第1のかご振動ゾーン1d内又は第1のかご振動ゾーン1dを通り過ぎた領域内の行き先階である管制有効行き先階の呼びが発生すると、かご8が第1のかご振動ゾーン1dに進入する可能性が高いと判定する。
次に、図10はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置の制御装置5を示すブロック図である。実施の形態3では、主ロープ7及びコンペンロープ12の揺れを検出する複数(図では1つのみ示す)のロープ揺れ検出器16からの検出信号が管制運転判定部5aに入力される。
次に、この発明の実施の形態4について説明する。実施の形態4のエレベータ装置の構成は、実施の形態3と同様である。但し、実施の形態4の制御装置5は、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが主ロープ7に発生していると判定したときに、第1のかご振動ゾーン1d内又は第1のかご振動ゾーン1dを通り過ぎた領域内の行き先階である管制有効行き先階の呼びが発生すると、かご8が第1のかご振動ゾーン1dに進入する可能性が高いと判定する。
また、実施の形態3、4のロープ揺れ検出器16は、光電センサに限定されるものではなく、例えばカメラで撮影した画像からロープ揺れを検出するタイプのロープ揺れ検出器などであってもよい。
次に、この発明の実施の形態5について説明する。図13は実施の形態5のエレベータ装置の制御装置5による制御方法を示す説明図であり、図1の主ロープ7のかご側部分の1次固有振動数、コンペンロープ12のかご側部分の1次固有振動数、及びかご8の左右方向の1次固有振動数と、かご位置との関係を示すグラフに制御方法を重ねて示している。かご位置S1は、かご8の左右方向の1次固有振動数が主ロープ7のかご側部分の1次固有振動数と一致する位置である。また、かご位置S2は、かご8の左右方向の1次固有振動数がコンペンロープ12のかご側部分の1次固有振動数と一致する位置である。
次に、図14はこの発明の実施の形態6によるエレベータ装置を示す構成図である。実施の形態6のエレベータ装置では、同一バンク内に同様の構成の複数(図14では2機)のエレベータ本体が設けられている。また、図14では、1号機の機器に「−1」の符号を添え、2号機の機器に「−2」の符号を添えている。制御装置5は、図7又は図10の構成を2台分と、1号機及び2号機を群として制御する群管理制御部とを有している。
また、エレベータ装置のレイアウトは、図1のレイアウトに限定されるものではない。例えば2:1ローピング方式のエレベータ、巻上機が昇降路の下部に配置されているエレベータ、及び2個以上の釣合おもりを用いるエレベータ等にもこの発明は適用できる。
さらに、上記の例では、主ロープ7及びコンペンロープ12について述べたが、いずれか一方のみにこの発明を適用してもよく、また、例えば調速機ロープなど、かご8に接続されているロープであれば、この発明の適用範囲内である。また、断面が偏平なベルトについても、かご振動ゾーンにおいてかご8に過大な振動を発生させる可能性があれば、この発明におけるロープに含まれる。
さらにまた、この発明は、機械室レスエレベータ、ダブルデッキエレベータ、共通の昇降路内に複数のかごが配置されているワンシャフトマルチカー方式のエレベータなど、あらゆるタイプのエレベータ装置に適用できる。
Claims (15)
- 建物内に設けられている昇降路を昇降するかご、
前記かごに接続されているロープ、及び
前記かごの運転を制御する制御装置
を備え、
前記制御装置には、前記ロープの揺れに共振して前記かごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンが設定されており、
前記制御装置は、
ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生しているかどうかを判定し、発生していると判定した場合には、前記かごが前記かご振動ゾーンに進入する可能性が高いかどうかを判定し、高いと判定した場合には、前記かごを、前記かご振動ゾーンよりも手前の少なくとも1箇所の停止箇所で停止させることにより、前記ロープの揺れを減衰させ、
前記制御装置には、前記建物の揺れにより前記ロープが揺れ易いかご移動領域である管制有効ゾーンがさらに設定されており、
前記制御装置は、前記建物の揺れを検出する建物揺れ検出器により建物揺れ設定レベル以上の揺れが検出されている状態で、前記かごが前記管制有効ゾーンにゾーン滞在上限時間以上滞在していると、前記ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生していると判定するエレベータ装置。 - 前記制御装置は、前記ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生していると判定したときに、前記管制有効ゾーンよりも前記かご振動ゾーン側の呼びが発生すると、前記かごが前記かご振動ゾーンに進入する可能性が高いと判定する請求項1記載のエレベータ装置。
- 前記制御装置は、前記ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生していると判定したときに、前記かご振動ゾーン内又は前記かご振動ゾーンを通り過ぎた領域内の行き先階である管制有効行き先階の呼びが発生すると、前記かごが前記かご振動ゾーンに進入する可能性が高いと判定する請求項1記載のエレベータ装置。
- 建物内に設けられている昇降路を昇降するかご、
前記かごに接続されているロープ、
前記かごの運転を制御する制御装置、及び
前記ロープの揺れを検出するロープ揺れ検出器
を備え、
前記制御装置には、前記ロープの揺れに共振して前記かごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンと、前記建物の揺れにより前記ロープが揺れ易いかご移動領域である管制有効ゾーンとが設定されており、
前記制御装置は、
前記ロープ揺れ検出器からの信号により、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生しているかどうかを判定し、発生していると判定した場合には、前記かごが前記かご振動ゾーンに進入する可能性が高いかどうかを判定し、高いと判定した場合には、前記かごを、前記かご振動ゾーンよりも手前の少なくとも1箇所の停止箇所で停止させることにより、前記ロープの揺れを減衰させ、
前記ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生していると判定したときに、前記管制有効ゾーンよりも前記かご振動ゾーン側の呼びが発生すると、前記かごが前記かご振動ゾーンに進入する可能性が高いと判定するエレベータ装置。 - 建物内に設けられている昇降路を昇降するかご、
前記かごに接続されているロープ、
前記かごの運転を制御する制御装置、及び
前記ロープの揺れを検出するロープ揺れ検出器
を備え、
前記制御装置には、前記ロープの揺れに共振して前記かごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンが設定されており、
前記制御装置は、
前記ロープ揺れ検出器からの信号により、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生しているかどうかを判定し、発生していると判定した場合には、前記かごが前記かご振動ゾーンに進入する可能性が高いかどうかを判定し、高いと判定した場合には、前記かごを、前記かご振動ゾーンよりも手前の少なくとも1箇所の停止箇所で停止させることにより、前記ロープの揺れを減衰させ、
前記ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生していると判定したときに、前記かご振動ゾーン内又は前記かご振動ゾーンを通り過ぎた領域内の行き先階である管制有効行き先階の呼びが発生すると、前記かごが前記かご振動ゾーンに進入する可能性が高いと判定するエレベータ装置。 - 前記停止箇所は停止階である請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
- 前記制御装置は、乗場からの新たな呼びを生成することにより、前記停止箇所に前記かごを停止させる請求項6記載のエレベータ装置。
- 前記制御装置は、かご内からの新たな呼びを生成することにより、前記停止箇所に前記かごを停止させる請求項6記載のエレベータ装置。
- 建物内に設けられている昇降路を昇降するかご、
前記かごに接続されているロープ、及び
前記かごの運転を制御する制御装置
を備え、
前記制御装置には、前記ロープの揺れに共振して前記かごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンが設定されており、
前記制御装置は、
ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生しているかどうかを判定し、発生していると判定した場合には、前記かごが前記かご振動ゾーンに進入する可能性が高いかどうかを判定し、高いと判定した場合には、前記かごを、前記かご振動ゾーンよりも手前の少なくとも1箇所の停止箇所で停止させることにより、前記ロープの揺れを減衰させ、
前記制御装置は、前記かごを前記停止箇所に停止させる必要があると判定した場合に、前記かご振動ゾーンよりも手前の行き先階の呼びが発生していると、前記かご振動ゾーンよりも手前の前記行き先階を前記停止箇所の一部又は全てとして利用するエレベータ装置。 - 建物内に設けられている昇降路を昇降するかご、
前記かごに接続されているロープ、及び
前記かごの運転を制御する制御装置
を備え、
前記制御装置には、前記ロープの揺れに共振して前記かごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンが設定されており、
前記制御装置は、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生しているかどうかを判定し、発生していると判定した場合には、前記かご振動ゾーンへの前記かごの移動を禁止しつつ、前記昇降路の前記かご振動ゾーンを除く範囲を前記かごの運転範囲とするエレベータ装置。 - かごと、前記かごに接続されているロープとをそれぞれ有しており、同一バンク内に設けられている複数のエレベータ本体、及び
前記かごの運転を制御する制御装置
を備え、
前記制御装置には、建物の揺れにより前記ロープが揺れ易いかご移動領域である管制有効ゾーンと、前記ロープの揺れに共振して前記かごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンとが設定されており、
前記制御装置は、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが少なくともいずれかの前記ロープに発生しているかどうかを判定し、発生していると判定した場合には、前記かごの移動範囲を、前記管制有効ゾーン及び前記かご振動ゾーンのいずれか一方のみを含む第1のゾーンと、前記管制有効ゾーン及び前記かご振動ゾーンの他方のみを含む第2のゾーンとに振り分けて制限するエレベータ装置。 - 前記制御装置は、前記かごの移動範囲の制限時に、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが発生している前記ロープが接続されている前記かごであるロープ揺れ検出かごが前記かご振動ゾーンに進入する可能性が高いかどうかを判定し、高いと判定した場合には、前記ロープ揺れ検出かごを、前記かご振動ゾーンよりも手前の少なくとも1箇所の停止箇所で停止させることにより、前記ロープ揺れ検出かごに接続されている前記ロープの揺れを減衰させる請求項11記載のエレベータ装置。
- かごに接続されているロープに、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが発生しているかどうかを判定するステップ、
前記ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生していると判定した場合に、前記ロープの揺れに共振して前記かごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンに、前記かごが進入する可能性が高いかどうかを判定するステップ、及び
前記ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生しており、かつ前記かご振動ゾーンに前記かごが進入する可能性が高いと判定した場合に、前記かごを、前記かご振動ゾーンよりも手前の少なくとも1箇所の停止箇所で停止させることにより、前記ロープの揺れを減衰させるステップ
を含み、
前記ロープに前記ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが発生しているかどうかを判定するステップでは、
建物の揺れを検出する建物揺れ検出器により建物揺れ設定レベル以上の揺れが検出されている状態で、前記かごが、前記建物の揺れにより前記ロープが揺れ易いかご移動領域である管制有効ゾーンに、ゾーン滞在上限時間以上滞在していると、前記ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生していると判定するエレベータ装置の制御方法。 - かごに接続されているロープに、ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが発生しているかどうかを判定するステップ、及び
ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが前記ロープに発生していると判定した場合に、前記ロープの揺れに共振して前記かごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンへの前記かごの移動を禁止しつつ、昇降路の前記かご振動ゾーンを除く範囲を前記かごの運転範囲とするステップ
を含むエレベータ装置の制御方法。 - かごと、前記かごに接続されているロープとをそれぞれ有しており、同一バンク内に設けられている複数のエレベータ本体、及び
前記かごの運転を制御する制御装置
を備えているエレベータ装置の制御方法であって、
ロープ揺れ設定レベル以上の揺れが少なくともいずれかの前記ロープに発生しているかどうかを判定するステップ、及び
いずれかの前記ロープにロープ揺れ設定レベル以上の揺れが発生していると判定した場合に、前記かごの移動範囲を、建物の揺れにより前記ロープが揺れ易いかご移動領域である管制有効ゾーン、及び前記ロープの揺れに共振して前記かごの振動が過大となるかご移動領域であるかご振動ゾーンのいずれか一方のみを含む第1のゾーンと、前記管制有効ゾーン及び前記かご振動ゾーンの他方のみを含む第2のゾーンとに振り分けて制限するステップ
を含むエレベータ装置の制御方法。
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