JP6487523B1 - 快適な脱落防止靴下およびその編成方法 - Google Patents

快適な脱落防止靴下およびその編成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本願は、本発明の靴下が引っ張られる時より均一且つより高い伸縮性を有し、靴下の被覆性と着用快適性を保証する快適性の高い脱落防止靴下およびその編み方を開示する。
【解決手段】つま先部、ボディ部および踵部を有し、つま先部および踵部はいずれもボディ部に連結されており、靴下には第1編み構造および第2編み構造が設けられており、第1編み構造は、第1引き返し編み領域および第1引き返し編み領域のつま先部に近接する一側に設けられている第1拾い目編み領域を有し、第2編み構造が引き返し編み構造である場合、第2引き返し編み領域が形成されており、第2引き返し編み領域は第1拾い目編み領域に連結されており、第2編み構造が拾い目編み構造である場合、第2拾い目編み領域が形成されており、第2拾い目編み領域は第1引き返し編み領域に連結されている。
【選択図】図3

Description

本発明は糸編み分野に関し、特に快適な脱落防止靴下およびその編成方法に関する。
足の着用に適するために、従来の靴下は踵部を編む際、「一字踵」または「Y踵」のプロセスを採用することが多く、即ち「一」字または「Y」字の形状に沿って拾い目編みおよび引き返し編みの編み方によって対応する編み構造を形成する。
しかしながら、「一字踵」の編み構造の編み長さは設備により大きく限定され、編み出された踵部は望ましい形に達成することが難しい。また、「Y踵」は編みプロセスの影響により、分岐部分の角度がほぼ45°位に限定され、足型に応じて踵部の寸法を拡大しようとする場合、編み構造の角度が限定されているため、靴下の形状はゆるみが発生しやすい形に変形され、有効な脱落防止効果を達成することができない。また、従来のつま先部の編み方の技術では、縫い目の位置はつま先の前端に近接しており、滑りやすく、被覆性が悪い。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、従来技術における靴下脱落防止効果が悪いという問題を解決する快適な脱落防止靴下およびその編成方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る快適な脱落防止靴下は、つま先部、ボディ部および踵部を有する靴下であって、前記つま先部および踵部はいずれもボディ部に連結されており、前記踵部には第1編み構造および第2編み構造が設けられており、前記第1編み構造は、第1引き返し編み領域、および第1引き返し編み領域の前記つま先部に近接する一側に設けられている第1拾い目編み領域を有し、前記第2編み構造前記第1拾い目編み領域に連結されている第2引き返し編み領域を有し前記第1引き返し編み領域の側縁は前記第1拾い目編み領域の側縁に連結されて同一直線上に位置されており、前記第1引き返し編み領域の段数は前記第1拾い目編み領域の段数より少なく、前記第1引き返し編み領域の側縁の直線長さは前記第1拾い目編み領域の側縁の直線長さより短い
靴下に第1編み構造が互いに結合されている第1引き返し編み領域および第1拾い目編み領域により形成される拾い目編みおよび引き返し編みの編成を設置し、さらに第2編み構造における第2引き返し編み領域または第2拾い目編み領域を結合して引き出し回数を増やすれば、第1編み構造と第2編み構造とが一体に連結されているため、靴下は引っ張られる際により均一且つより高い伸縮性を有し、靴下の被覆性と脱落防止の滑り止めの効果を保証することができる。
本発明の一実施形態によれば、前記第1編み構造は踵部のメインまち縫いを形成しており、前記第2編み構造は踵部のサブまち縫いを形成しており、前記踵部のメインまち縫いの長さは前記踵部のサブまち縫いの長さより大きい
本発明の一実施形態によれば、前記踵部のメインまち縫いと前記踵部のサブまち縫いとのなす交角は自然状態において60°〜150°である
靴下を脱ぎ履きする際に靴下が引っ張られることがあり、ボディ部から踵部に向かって延伸する第1編み構造は、引っ張られる過程において受ける応力と変形量がいずれも比較的に大きく、一方、第2編み構造は延伸方向がつま先部に向かっており、靴下全体の延伸方向との間の交角が比較的に小さいため、受ける伸張応力は小さい。第1編み構造において第2編み構造よりも多い段数を編成することにより、靴下が応力を受ける際に2つの編み構造の変形および受ける範囲のバランスをさらに良好にし、靴下構造の安定性を保証し、緩みにくくする。
本発明の一実施例によれば、前記つま先部に設けられている第3編み構造および第4編み構造をさらに含み、前記第3編み構造は、互いに連結されている第3引き返し編み領域および第3拾い目編み領域を有し、前記第3拾い目編み領域は前記第3引き返し編み領域の前記つま先部に向かう一側に傾いており、前記第4編み構造は、前記第3引き返し編み領域に連結されている第4拾い目編み領域を有する
本発明の一実施例によれば、前記第3引き返し編み領域の段数は前記第3拾い目編み領域の段数と等しい
つま先部の形状が比較的に整然としているため、引張と応力の方向はいずれも均一で一致しており、底部に向かっている第編み構造は直接第拾い目編み領域において底部のループの編み目数を増やし、その後つま先部に向く第編み構造は拾い目編みおよび引き返し編みの構造により編み構造の間の連結を強化することにより、靴下甲部の寸法および構造を最適化する。編み目数が増加される靴下底部の編み構造は被覆がさらに緊密且つ均等であり、靴下の着用快適性を向上する。
本発明の一実施形態によれば、前記第3編み構造はつま先部のメインまち縫いを形成しており、前記第4拾い目編み構造はつま先部のサブまち縫いを形成しており、前記つま先部のメインまち縫いの長さは前記つま先部のサブまち縫いの長さより大きい
本発明の一実施形態によれば、前記つま先部のメインまち縫いと前記つま先部のサブまち縫いとのなす交角は自然状態において60°〜150°である
第1編み構造および第3編み構造は連結を強化するための拾い目編みおよび引き返し編みの編み構造を有し、第2編み構造は靴下の引き出しの編み目数を減らすための引き返し編みの編み構造を有し、第4編み構造は靴下の引き出しの編み目数を増加するための拾い目編みの編み構造を有し、異なる編み構造のボディ部における結合性能も異なり、第1編み構造と第2編み構造の伸張方向および第3編み構造と第4編み構造の伸張方向を90°位になるように設置し、即ち、2種類の編み構造の間が互いに垂直している場合、編み構造間の作用は互いに相殺されず効果を最大にすることができ、底部の引張性能に対する向上が最も顕著である。靴下はフレキシブルな織物であるため、形状が完全に固定されにくく、そこで実際の製品では、90°位の編み構造の配置により類似する効果を実現することができる。
本発明の一実施例によれば、該編成方法は丸編みまたは横編みプロセスを採用し、該編成方法は、前記踵部において、第1引き返し編み領域を編成し、その後第1引き返し編み領域の端部において第1拾い目編み領域を編成し、かつ前記第1引き返し編み領域と連結させる、第編み構造を編成するステップS11と、記第1拾い目編み領域を編成した後、第1拾い目編み領域の端部において第2引き返し編み領域を編成し、かつ前記第1拾い目編み領域と連結させる、第2編み構造を編成するステップS12と、を含み、前記ステップS11においては、前記第1引き返し編み領域の側縁が前記第1拾い目編み領域の側縁と同一直線上に位置され、前記第1引き返し編み領域の段数が前記第1拾い目編み領域の段数より少なく、前記第1引き返し編み領域の側縁の直線長さが前記第1拾い目編み領域の側縁の直線長さより短くなるように編成する
また、本発明の一実施例によれば、前記つま先部において、第4拾い目編み領域を編成し、その後第4拾い目編み領域の端部において第3引き返し領域を編成し、かつ前記第4拾い目編み領域と連結させる、第4編み構造を編成するステップS21と、前記第3引き返し編み領域を編成した後、第3引き返し編み領域の端部において第3拾い目編み領域を編成し、かつ前記第3引き返し編み領域と連結させる、第3編み構造を編成するステップS22と、をさらに含む。
さらに、本発明の一実施例によれば、前記ステップS22においては、前記第3引き返し編み領域の側縁が前記第3拾い目編み領域の側縁と同一直線上に位置され、前記第3引き返し編み領域の段数が前記第3拾い目編み領域の段数と等しく、前記第3引き返し編み領域の側縁の直線長さが前記第3拾い目編み領域の側縁の直線長さと同じくなるように編成する。
拾い目編みの編み構造を示す図である。 引き返し編みの編み構造を示す図である。 本発明の快適な脱落防止靴下の構造を示す図である。 本発明の快適な脱落防止靴下の踵部の第1実施例の編み構造を示す図である。 本発明の快適な脱落防止靴下の踵部の第1実施例の編み展開図である。 本発明の快適な脱落防止靴下の踵部の第2実施例の編み構造を示す図である。 本発明の快適な脱落防止靴下の踵部の第2実施例の編み展開図である。 本発明の快適な脱落防止靴下のつま先部の構造を示す図である。 本発明の快適な脱落防止靴下のつま先部の編み展開図である。 本発明の快適な脱落防止靴下のつま先部の縫い目ループの位置を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明について詳細に説明する。
図1および図2は編み構造を示す図であり、0はループを引き出さないことを表し、1はループを引き出すことを表し、拾い目編み構造はループの引き出し段の増加に伴い各段の編み目の数が徐々に増加する編み構造であり、引き返し編み構造はすべり目を編むことで、段の増加に伴い各段の編み目の数が徐々に減少する編み構造である。第1編み構造21と第2編み構造22が一体に結合されるため、靴下が引っ張られる際により均一かつより高い伸縮性を有し、靴下の被覆性と脱落防止滑り止めの効果を保証することができる。
図3〜図7に示すように、実線は引き返し編み構造を示し、破線は拾い目編み構造を示し、本発明の実施例に係る快適な脱落防止靴下は、つま先部11、ボディ部12および踵部13を有し、つま先部11および踵部13はいずれもボディ部12に連結され、靴下は第1編み構造21および第2編み構造22を有する。ここで、第1編み構造21は互いに連結される第1引き返し編み領域A1および第1拾い目編み領域B1を有し、第1拾い目編み領域B1は第1引き返し編み領域A1においてつま先部11の一側に傾いて延伸する。
第2編み構造が引き返し編み構造である場合、第2引き返し編み領域A2を形成し、第2引き返し編み領域A2は第1拾い目編み領域B1に連結される。一方、第2編み構造が拾い目編み構造である場合、第2拾い目編み領域B2を形成し、第2拾い目編み領域B2は第1引き返し編み領域A1に連結される。
第1編み構造および第2編み構造が踵部13にある場合、第2編み構造22は第2引き返し編み領域A2を有し、第2引き返し編み領域A2は第1拾い目編み領域B1に連結される。展開図において示すように、第1編み構造21における第1引き返し編み領域A1においては、底部14に近接する方向に、そのループの編み目の数が徐々に減少する台形eeff(sstt)の形状を呈し、第1拾い目編み領域B1においては、底部14から離れる方向に、そのループ編み目の数が徐々に増加する台形f’f’e’e’(ttrr)の形状を呈する。第2編み構造22における第2引き返し編み領域A2と第1編み構造21における第1拾い目編み領域B1とは互いに連結され、底部14に近接する方向に、そのループ編み目の数が徐々に減少する台形e’e’gg(rruu)の形状を呈する。
本発明の好ましい第一実施態様によれば、第1引き返し編み領域A1の段数は第1拾い目編み領域B1の段数と等しく、即ち展開図における第1引き返し編み領域A1の開始点eと第1拾い目編み領域B1の終点e’とは互いに位置合わせされている。
本発明の好ましい第二実施態様によれば、第1引き返し編み領域A1の段数は第1拾い目編み領域B1の段数より少なく、即ち展開図における第1引き返し編み領域A1の開始点sと第1拾い目編み領域B1の終点rは位置合わせされておらず、st間の水平距離はtr間の水平距離より短い。
編成する際、e(s)を開始点として、底部14の方向に向かって第1編み構造21における第1引き返し編み領域A1を編成して踵部のメインまち縫いef(st)を形成し、続いて、点f(t)に位置合わせられたf’(t’)を開始点として、第1編み構造21における第1拾い目編み領域B1を編成し始め、点e’(r)に達するまで編み続ける。続いて、点e’(r)を開始点として第2編み構造22における第2引き返し編み領域A2を編成して踵部のサブまち縫いe’g(ru)を形成する。好ましくは、第1編み構造21により形成される踵部のメインまち縫いef(st)の長さは第2編み構造22により形成される踵部のサブまち縫いe’g(ru)より大きい。
靴下を脱ぎ履きする際に靴下が引っ張られることがあり、ボディ部12から踵部13の方向に向かって延伸する第1編み構造21は引っ張られる過程において受ける応力と変形量がいずれも比較的に大きく、一方、第2編み構造22は延伸する方向がつま先部11に向っかており、靴下全体の延伸方向と平行するため、受ける伸張応力は比較的に小さい。第1編み構造21により形成される踵部のメインまち縫いの長さは第2編み構造22において形成される踵部のサブまち縫いの長さより大きいため、靴下が応力を受ける際に2つの編み構造の変形および受ける範囲のバランスをさらによくし、靴下構造の安定性を保証し緩みにくくする。
図8および図9に示すように、第1編み構造と第2編み構造が靴下のつま先部11にある場合、第1編み構造21は互いに連結されている第1引き返し編み領域A1および第1拾い目編み領域B1を有し、第1拾い目編み領域B1は第1引き返し編み領域A1のつま先部11に向かう一側に傾き、第2編み構造22は第2拾い目編み領域B2を有し、第2拾い目編み領域B2は第1引き返し編み領域A1に連結されている。展開図に示すように、第1編み構造21における第1引き返し編み領域A1は、底部14に近接する方向に、そのループ編み目の数が徐々に減少する台形JJKKの形状を呈し、第1拾い目編み領域B1は、底部14から離れる方向に、そのループ編み目の数が徐々に増加する台形K’K’J’J’の形状を呈している。第2編み構造22における第2拾い目編み領域B2と第1編み構造21における第1引き返し編み領域A1とは互いに連結され、底部14から離れる方向に、そのループ編み目の数が徐々に増加する台形HHJJの形状を呈している。
つま先部11の部分の形状が比較的に整然としているため、引張と応力の方向はいずれも均一且つ一致しており、底部14に向く第2編み構造22は直接拾い目編みで編成し底部のループの編み目の数を徐々に増加し、その後つま先部11に向く第1編み構造21は第1拾い目編み領域B1および第1引き返し編み領域A1を有する構造により編み構造との間の連結を強化し、靴下甲部の寸法および構造を最適化する。編み目数が増加される底部14の編み構造は被覆がさらに緊密且つ均等になり、靴下の着用快適性を向上する。
好ましくは、つま先部の第1引き返し編み領域A1の段数は第1拾い目編み域B1の段数と等しく、即ち、展開図における第1引き返し編み領域A1の開始点Jと第1拾い目編み領域B1の終点J’とは互いに位置合わせされている。
編成する際、Hを開始点として、底部14から離れる方向に向かって第2編み構造22における第2拾い目編み領域B2を編成してつま先部のサブまち縫いHJを形成し、続いて、J点を開始点として、第1編み構造21における第1引き返し編み領域A1を編成し、続いて、点Kに位置合わせされた点K’を開始点として、第1編み構造21における第1拾い目編み領域B1を編成し始め、点J’に達するまで編み続け、つま先部のメインまち縫いJKを形成する。好ましくは、第1編み構造21において形成されたつま先部のメインまち縫いJKの長さは第2編み構造22において形成されたつま先部のサブまち縫いHJより大きい。
好ましくは、第1編み構造と第2編み構造との交角は60°〜150°である。成形段階のプロセスにより第1編み構造と第2編み構造との交角を90°位に設置し、即ち、2種類の編み構造が互いに垂直している場合、編み構造間の作用は互いに相殺されず効果を最大にすることができ、底部の引張性能に対する向上は最も顕著である。靴下はフレキシブルな織物であり、形状が完全に固定されにくいため、90°に近い編み構造の配置により類似する効果を実現することができる。
図10に示すように、破線は従来の編み方の縫い目の位置を表し、実線は本発明の技術的解決手段を採用した後の縫い目の位置を表す。該編み構造を採用した後、つま先部の縫い目の位置は編み構造の引張作用のもとでつま先の後方に移動され、位置はさらに合理的であり、靴下の底部に対する被覆の快適さを向上する。
以上は本発明の好ましい実施形態に過ぎず、これらは本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の明細書および図面の内容により行われた均等の構造変換を利用し、その他の関連技術分野に直接または間接的に適用することは、同様に全て本発明の保護範囲に含まれる。
11 つま先部、
12 ボディ部、
13 踵部、
14 底部、
21 第1編み構造、
22 第2編み構造、
A1 第1引き返し編み域、
B1 第1拾い目編み域、
A2 第2引き返し編み域、
B2 第2拾い目編み域。

Claims (10)

  1. つま先部、ボディ部および踵部を有する靴下であって、
    前記つま先部および踵部はいずれもボディ部に連結されており、前記踵部には第1編み構造および第2編み構造が設けられており、
    前記第1編み構造は、第1引き返し編み領域、および第1引き返し編み領域の前記つま先部に近接する一側に設けられている第1拾い目編み領域を有し、
    前記第2編み構造前記第1拾い目編み領域に連結されている第2引き返し編み領域を有し
    前記第1引き返し編み領域の側縁は前記第1拾い目編み領域の側縁に連結されて同一直線上に位置されており、前記第1引き返し編み領域の段数は前記第1拾い目編み領域の段数より少なく、前記第1引き返し編み領域の側縁の直線長さは前記第1拾い目編み領域の側縁の直線長さより短い、
    ことを特徴とする快適な脱落防止靴下。
  2. 前記第1編み構造は踵部のメインまち縫いを形成しており、前記第2編み構造は踵部のサブまち縫いを形成しており、前記踵部のメインまち縫いの長さは前記踵部のサブまち縫いの長さより大きい、ことを特徴とする請求項に記載の快適な脱落防止靴下。
  3. 前記踵部のメインまち縫いと前記踵部のサブまち縫いとのなす交角は自然状態において60°〜150°である、ことを特徴とする請求項に記載の快適な脱落防止靴下。
  4. 前記つま先部に設けられている第3編み構造および第4編み構造をさらに含み、
    前記第3編み構造は、互いに連結されている第3引き返し編み領域および第3拾い目編み領域を有し、前記第3拾い目編み領域は前記第3引き返し編み領域の前記つま先部に向かう一側に傾いており、
    前記第4編み構造は、前記第3引き返し編み領域に連結されている第4拾い目編み領域を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の快適な脱落防止靴下
  5. 前記第3引き返し編み領域の段数は前記第3拾い目編み領域の段数と等しい、
    ことを特徴とする請求項4に記載の快適な脱落防止靴下。
  6. 前記第3編み構造はつま先部のメインまち縫いを形成しており、前記第4編み構造はつま先部のサブまち縫いを形成しており、前記つま先部のメインまち縫いの長さは前記つま先部のサブまち縫いの長さより大きい、ことを特徴とする請求項4または5に記載の快適な脱落防止靴下。
  7. 前記つま先部のメインまち縫いと前記つま先部のサブまち縫いとのなす交角は自然状態において60°〜150°である、ことを特徴とする請求項6に記載の快適な脱落防止靴下。
  8. 丸編みまたは横編みプロセスを採用する請求項1〜のいずれか一項に記載の快適な脱落防止靴下の編成方法であって、前記踵部において、
    第1引き返し編み領域を編成し、その後第1引き返し編み領域の端部において第1拾い目編み領域を編成し、かつ前記第1引き返し編み領域と連結させる、第編み構造を編成するステップS11と、
    記第1拾い目編み領域を編成した後、第1拾い目編み領域の端部において第2引き返し編み領域を編成し、かつ前記第1拾い目編み領域と連結させる、第2編み構造を編成するステップ12と、を含み、
    前記ステップS11においては、前記第1引き返し編み領域の側縁が前記第1拾い目編み領域の側縁と同一直線上に位置され、前記第1引き返し編み領域の段数が前記第1拾い目編み領域の段数より少なく、前記第1引き返し編み領域の側縁の直線長さが前記第1拾い目編み領域の側縁の直線長さより短くなるように編成する、
    ことを特徴とする快適な脱落防止靴下の編成方法。
  9. 前記つま先部において、
    第4拾い目編み領域を編成することにより第4編み構造を編成するステップS21と、
    前記第4拾い目編み領域を編成した後、前記第4拾い目編み領域の端部において第3引き返し領域を編成し、かつ前記第4拾い目編み領域と連結させ、その後、第3引き返し編み領域の端部において第3拾い目編み領域を編成し、かつ前記第3引き返し編み領域と連結させる、第3編み構造を編成するステップS22と、
    をさらに含む、ことを特徴とする請求項8に記載の快適な脱落防止靴下の編成方法
  10. 前記ステップS22においては、
    前記第3引き返し編み領域の側縁が前記第3拾い目編み領域の側縁と同一直線上に位置され、前記第3引き返し編み領域の段数が前記第3拾い目編み領域の段数と等しく、前記第3引き返し編み領域の側縁の直線長さが前記第3拾い目編み領域の側縁の直線長さと同じくなるように編成する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の快適な脱落防止靴下の編成方法
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