JP4025889B2 - 靴下とその製造方法 - Google Patents

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本発明は、靴下とその製造方法に係り、更に詳しくは踵や爪先を締め付けないよう、ゆったりと余裕をもたせた靴下とその製造方法に関するものである。
靴下の寸法は、図5のように、例えばサイズ丈(100)が25.5cmであれば、ソ−ル幅(101)は8.8cmと決まっている。従って、ソ−ル幅(101)の大きな靴下を選択すれば、サイズ丈(100)が長くなってしまう。ところが人間の足は、親指の付け根の足骨と五本の指が、横に広がっている。しかし、靴下の爪先(102)は、ソール幅(101)から逆に円弧状に縮小している。そのため、靴下を履くと、爪先(102)が窮屈であるとの苦情が寄せられているが、これに対する対策は従来から全くなされてこなかった。特に、べた足の人やO脚の婦人やスポ−ツ選手から、爪先や踵の幅を広くし、ゆったりとした履きやすい靴下が所望されている。
踵部と爪先部の編成は、筒編の一方に袋状の編地を形成するもので、図6のシリンダ(103)の半周にある長バットニードル(104)を非編成レベルに、図7の上げスイッチ・カム(105)によって上げ、残る半周の短バットニードル(106)にて、図8[1][2][3]によるシリンダ(103)の正逆往復回転(107)の編成範囲の変化により、図9の針上げピッカ(108)及び図10の針下げドロッパ(109)による目減らしや目増やしを行いながら踵部及び爪先部を編成する。
図5における袋部分が踵部(110)及び爪先部(102)であり、図9の針上げピッカ(108)と図10の針下げドロッパ(109)によって目減らしと目増やしした境目のラインが、図5の踵ゴア・ライン(111)と爪先ゴア・ライン(112)であって、通常は図5のように直線状に形成され、この目数が1ニードルの上げ下げの数になる。
踵部及び爪先部の編成時、シリンダの回転がフレーム内部の図11のクラッチ・ドラムのカム(113)により、クラッチ・フォーク(114)を介してメイン・シャフト(115)のクラッチ(116)を左方に移し、正回転から正逆往復回転(107)に切り替えられる。この際に、図7に示すように、上げスイッチ・カム(105)によって長バットニードル(104)を非編成レベルに上げる。これは、上げスイッチ・カム(105)がシリンダ(103)面に対し、図6に示すように、短バットニードル(106)を通過させ、長バットニードル(104)のみ作用させてセンター・カムの上面レベルに上げるからである。
図8の[1]は、先ず短バット・ニードール(106)が全て編成されるが、シリンダの正逆往復回転(107)に伴って、針上げピッカにより短バット・ニードル(106)を左右交互に長バット・ニードル(104)と同じレベルに上げ、短バット・ニードル(106)による編成範囲を狭くして目減らし作用を始め、図8の[2]の状態に推移する。そして図8の[2]の状態から、針下げを作用せしめて再び編成範囲を広げて目増やし作用をし、図8の[3]の状態に至って踵部及び爪先部の編成を終了する。そして踵部及び爪先部の編成終了後、シリンダはクラッチの作用で元の正回転に戻るようになっている。
針上げピッカ(108)はシリンダが正逆の往復回転中、左右両回転に対し、1回転毎に編成レベルのニードルを上部の非編成レベルに上げ、目減らしの役を果たす。針上げピッカ(108)は図9に示す通り、左右度山の上部凹所に入り、ニードル1本目のバッ106に押されることによって、針上げピッカ(108)自体がそのフックにニードルのバット1枚を持ち、カムの斜面を滑ってセンター・カムの上部レベルに運ぶものである。
一方、針下げは図9に示す通り、シリンダの正逆往復回転中、左右両回転に対し、1回転毎に休止レベルのニードルを各2本宛下げ、ドロッパ(109)で編成レベルに下げ、目増やしの役を果たす。
針上げ、即ち目減らしの工程ではニードルを編成しないように、針上げピッカにてニードル各1本宛、休止レベルに上げて目減らしとなるが、針下げ、即ち目増しの工程では、針上げにより1本宛休止レベルに上げながら、針下げにてニードルを各2本宛編成レベルに下げるため、差し引き各1本宛の目増やしができることになる。
次の図12は、従来の靴下の踵部の設計図である。横軸は、1コース当たりの編目数で、本例の場合は60目になっている。そして、縦軸が編立てコースで、×が編目を示している。右の3本の縦欄の中、一番左 の欄(117)が、編機が正転か逆転かを示し、△のコースが正転を、▼のコースが逆転を示している。真中の欄(118)は、針上げピッカの作動状態を示し、○が作動を、−が休止を示している。一番右の欄(119)は、針下げドロッパの作動状態を示し、○が作動を、−が休止を示している。
図12の設計図は、図5の靴下に対応している。aからbは踵に入る前の普通編成であって、全周正回転で針上げピッカと針下げドロッパは休止している。bからcは、半周の正逆往復回転に入り、針上げピッ113を作用させた踵目減らし部を示し、cは踵ゴア・ラインである。cからdは、半周の正逆往復回転を続け、針上げピッカと針下げドロッパを作用させた踵目増やし部を示す。従って、従来の靴下の踵は、bからcのコース目と、cからdのコース目が同数で、設計図は規則的な外郭線を示している。
また図13は、従来の靴下の爪先の設計図である。図12と同様に、横軸は、1コース当たりの編目数で、本例の場合は60目になっている。そして縦軸が編立てコースで、×が編目を示している。右の3本の縦欄の中、一番左の欄(117)が、編機が正転か逆転かを示し、△のコースが正転を、▼のコースが逆転を示している。真中の欄(118)は、針上げピッカの作動状態を示し、○が作動を、−が休止を示している。一番右の欄(119)は、針下げドロッパの作動状態を示し、○が作動を、−が休止を示している。
図13の設計図も、図5の靴下に対応している。eからgは爪先に入る前の普通編成であって、全周正回転で針上げピッカと針下げドロッパは休止している。gからhは、半周の正逆往復回転に入り、針上げピッカを作用させた爪先目減らし部を示し、hは爪先ゴア・ラインである。hからiは、半周の正逆往復回転を続け、針上げピッカと針下げドロッパを作用させた爪先目増やし部を示す。従って従来の靴下の爪先は、gからhのコース目と、hからiのコース目が同数で、設計図は規則的な外郭線を示している。
靴下に余裕をもたせるために襠を入れる例としては、シームレスの爪先に襠を入れたガセット・トウの先行技術がある。しかし、このガセット・トウは、最初針上げで適当なコース目数を減らし、次に一挙に減らした数だけ目数を編成コースに引き下げカムで戻し、再度適当コースだけ目数を針上げピッカで減らして襠(ガセット)を作るというものである。
また足の親指は他の指より太いので、靴下の爪先をこの形状に合わせ、親指側に膨らみをもたせた襠部を形成させ、親指側に偏った例えば特許文献1のような、非対象形の靴下も提案されている。
特開2003−82502号公報
さらに踵周りに余裕をもたせた靴下として、特許文献2が開示されている。特許文献2は、踵の両三角状編増部(針上げピッカと針下げドロッパによる目減らしと目増やし部のこと)の間に帯状編増部と、両三角状編増部に至る僅かな部分とを設けている。この帯状編増部と僅かな部分とは、全周コースと半周コースを交互に編成したもので、これによって踵周りに余裕をもたせるというものである。
特公昭39−14267号公報
更にまた、従来の踵と爪先は袋状に編成するため、編み立ての際に往復運動となっていたので、能率が低下していたとして、全回転運動によって編み立てた靴下が提案されている。特許文献3は、一周コース間に、短い複数本のコース群を入れて、ふくらみをもって湾曲させ、また特許文献4は、一周コースより短いコースの長さを順次幅を狭くした後、再び幅を広くし、そのコース両端部を相互に交錯させて、ふくらみをもって湾曲させるようにしたものであり、共に短いコース群の末端は切断するようにしたものである。
特公昭48−13383号公報 特公昭48−13624号公報
上記の事情に鑑み、本発明が解決しようとする問題点は、爪先部の足甲側の爪先目増やし部をゆったりとさせ、また踵部も踵目減らし部に余裕をもった靴下とその製造方法の提供を課題とする。
上記課題を達成するために本発明は、踵部と爪先部を有する靴下において、該踵部は踵目減らし部を踵目増やし部より多い編目に編成して、その間の踵ゴア・ラインを曲線状に形成させ、一方前記爪先部は爪先目減らし部より爪先目増やし部を多い編目に編成して、その間の爪先ゴア・ラインを曲線状に形成させた靴下を構成するものである。
また本発明は、踵部と爪先部を編成した靴下の製造方法において、該踵部は踵針上げ部分を踵針下げ部分より多い編コースに編成して、その間の踵ゴア・ラインを曲線状に形成させ、一方前記爪先部は爪先針上げ部分より爪先針下げ部分を多い編コースに編成して、その間の爪先ゴア・ラインを曲線状に形成させた靴下の製造方法を構成するものである。
本発明の靴下は、爪先上部の足甲側を広くしたので、指先の窮屈感がなくなり、爪先にゆとりと解放感が確保でき、リラックスした履きやすい靴下となる。
本発明の靴下は、踵の方も、踵の上部を広くしたので、踵が引きつることなく、足に副って、深くゆったりとした履き心地のよい靴下となる。
本発明の靴下は、踵と爪先の先端部分を、数コース針下げピッカを通常の状態にしているので、ゴア・ラインの耐久性を向上させている。
次に本発明の実施例を、以下図面に基づいて説明する。
図1は、本発明による婦人用の靴下の平面図である。靴下1は、口ゴム部2より編み始め、身部3を経て踵部4から足部5へ、そして爪先部6を編成し、縫合7して仕上げられる。踵部4は、踵目減らし部4aと、踵目増やし部4bとからなり、この間に踵ゴア・ライン8aを形成している。踵ゴア・ライン8aは、本発明の場合、J字のように曲線状に形成され、踵目減らし部4aは、踵目増やし部4bより多い編目からなっている。
爪先部6は、爪先目減らし部6aと、爪先目増やし部6bとからなり、この間に爪先ゴア・ライン8bを形成している。爪先ゴア・ライン8bは、本発明の場合、C字のように曲線状に形成され、爪先目減らし部6aより、爪先目増やし部6bを多い編目に編成している。また爪先目減らし部6a直前の編地に、ハイヒール編9を入れている。ハイヒール編9とは、シリンダの半周より少なめの編成範囲から正逆往復回転を始め、コース毎に上げピッカとともに下げドロッパを作用させて編成範囲を半周まで戻した、余裕をもたせた襠の編地のことであり、その分、爪先目減らし部6aは小さくなっている。
図2は本発明による紳士用の靴下の平面図である。本実施例の靴下は、永田精機株式会社製のコンピュ−タ自動靴下編機R200の、針数120本、ゲ−ジ数24、シリンダ4吋径を使用して編成したものである。編糸は、表糸に三菱レイヨン株式会社製のキトサン練り込み抗菌防臭加工糸で、綿50%とアクリル繊維50%の混紡糸からなる、32番手双糸の2本使いを使用した。また裏糸は、オリオン産業株式会社より30/75番手のセロサ(商標)を購入して使用した。そしてゴム糸は、丸一産業株式会社よりST6600を購入して使用した。以上は一例であって、機械や編糸の種類や番手が、これに限定されるものではない。
図3は同靴下の踵部の設計図であり、図4は同靴下の爪先部の設計図である。図3と図4の横軸は、1コース当たりの編目数で、本実施例の場合は60目になっている。そして、縦軸が編立てコースで、×が編目を示している。右の3本の縦欄の中、一番左の欄20が、編機が正転か逆転かを示し、△のコースが正転を、▼のコースが逆転を示している。真中の欄21は、針上げピッカの作動状態を示し、○が作動を、−が休止を示している。一番右の欄22は、針下げドロッパの作動状態を示し、○が作動を、−が休止を示している。
AからBは踵部に入る前の普通の編成であって、全周正回転で針上げピッカと針下げドロッパは休止している。靴下11の踵はBからDの間の14で、BからCは、半周の正逆往復回転に入り、針上げピッカを作用させた踵目減らし部14aである踵針上げ部分を示し、Cは踵ゴア・ライン18aである。そしてCからDは、半周の正逆往復回転を続け、針上げピッカと針下げドロッパを作用させた踵目増やし部14bである踵針下げ部分を示す。従って本発明の靴下の踵部14は、BからCのコース目が、CからDのコース目より多く、多い編目のものとなっている。そのため、踵ゴア・ライン18aは、本発明の場合、J字のように曲線状に形成されている。
具体的には図3において、Bの位置からCの位置までの踵目減らし部14aでは、針上げピッカを作動させて、最初のコースは正回転にて右で1目減らし、次のコースは逆回転にて左で1目減らすのを繰り返す。この往復を3回繰り返した時点で、次の往復は下げドロッパを1回作動させて編成範囲を1目、広く元に戻すようにしている。そのためBからCの外郭線は左右ともジグザクになり、BからCのコース目はCからDのコース目より多くなって、踵針下げ部分からなる踵目増やし部14bより、踵針上げ部分からなる踵目減らし部14aが多い編目で、ゆとりをもたせるようにしている。
これに対してCからDは、普通の編成方法である。そのため踵ゴア・ライン18aは、左右の編目が相違するために直線状にはならず、曲線状に湾曲して形成される。なお踵ゴア・ライン18aの先端数コース23だけは、下げドロッパを休止から作動と、通常の作動状態にしている。これは、踵ゴア・ライン18aの先端数コース23に、耐久性をもたせるためである。
次に図2において、爪先部は16で、爪先目減らし部16aと、爪先目増やし部16bとからなり、この間に爪先ゴア・ライン18bが形成されている。そして爪先目減らし部16a直前の編地には、ハイヒール編19を入れている。ハイヒール編19とは、余裕をもたせた襠の編地のことであり、その分、爪先目減らし部16aは小さくなっている。
図4において、EからFは爪先に入る前の普通の編成であって、全周正回転で針上げピッカと針下げドロッパは休止している。Fの位置からGの位置までがハイヒール編19で、一旦シリンダの半周より少なめの編成範囲から正逆往復回転で編み始め、コース毎に上げピッカとともに下げドロッパも作用させて編成範囲を半周まで戻す。即ち正逆回転で編成して、右端と左端で1目づつ増やして半周の編成範囲まで戻して編地に襠を入れ余裕をもたせたものである。
Gの位置で半周の編成範囲に戻った編地は、次にGからHの爪先目減らし部からなる爪先針上げ部分16aに入る。GからHは、半周の正逆往復回転から、針上げピッ1化を作用させ針下げドロッパを休止した通常の編成方法で、爪先目減らし部16aである爪先針上げ部分を編成する。なおこの爪先目減らし部16aは、ハイヒール編19の分だけ、編目数が小さくなっている。
次の爪先目増やし部16bとなる爪先針下げ部分では、針上げピッカと針下げドロッパを作動させて、正逆の往復回転に対して1目づつ増やすが、2回に1回は針下げドロッパを休止させて編目を戻して減らすようにしている。そのためHからIの外郭線は左右ともジグザクになり、HからIのコース目はFからHのコース目より多く、爪先目増やし部16bを爪先目減らし部16aより多い編目になって、ゆったりと余裕をもたせている。なお爪先ゴア・ライン18bは、本発明の場合、C字のように曲線状に形成されている。また爪先ゴア・ライ18bの先端数コース23だけは、下げドロッパを休止から作動させて、通常の作動状態にしている。これは、踵ゴア・ライン18aの先端数コース23に、耐久性をもたせるためである。
本発明の靴下は、指先や踵が詰まって窮屈だった従来の靴下に比べ、幅広くゆったりと余裕をもたせたので、一般の靴下は勿論、べた足の人や運動選手その他の靴下としてに広く利用しうるものである。
本発明による婦人用の靴下の平面図である。 本発明による紳士用の靴下の平面図である。 本発明の靴下の踵の設計図である。 本発明の靴下の爪先の設計図である。 サイズ等を説明するための従来の靴下の平面図である。 カムと長短バット・ニードルとの関係を示す説明図である。 カムと長短バット・ニードルとの関係を示す展開図である。 [1][2][3]は、編成範囲の順番を示す説明図である。 針上げピッチの昇程状態を示す説明図である。 針下げドロッパの降程状態を示す説明図である。 クラッチ・フォーク周りの斜視図である。 従来の靴下の踵の設計図である。 従来の靴下の爪先の設計図である。
符号の説明
1,11 靴下
2 口ゴム部
3 身部
4,14 踵部
4a,14a 踵目減らし部
4b,14b 踵目増やし部
5 足部
6,16 爪先部
6a,16a 爪先目減らし部
6b,16b 爪先目増やし部
7 縫合
8a,18a 踵ゴア・ライン
8b,18b 爪先ゴア・ライン
9,19 ハイヒール編
23 ゴア・ラインの先端数コース
100 サイズ丈
101 ソール幅
102 爪先
103 シリンダ
104 長バットニードル
105 スイッチ・カ3ム
106 短バットニードル
107 正逆往復回転
108 針上げピッカ
109 針下げドロッパ
110 踵
111 踵ゴア・ライン
112 爪先ゴア・ライン
113 クラッチ・ドラムのカム
114 クラッチ・フォーク
115 メイン・シャフト
116 クラッチ
20,117 編機の正転と逆転
21,118 針上げピッカ
22,119 針下げドロッパ
23 ゴア・ラインの先端数コース
A,a 全周正回転の普通編成
B,b 踵目減らし部の始まり
C,c 踵ゴア・ライン
D,d 踵目増やし部の終わり
E,e 全周正回転の普通編成
F ハイヒール編の始まり
G,g 爪先目減らし部の始まり
H,h 爪先ゴア・ライン
I,i 爪先目増やし部の終わり

Claims (6)

  1. 踵部と爪先部を有する靴下において、該踵部は踵目減らし部を踵目増やし部より多い編目に編成して、その間の踵ゴア・ラインを曲線状に形成させ、前記爪先部は爪先目減らし部より爪先目増やし部を多い編目に編成して、その間の爪先ゴア・ラインを曲線状に形成させたことを特徴とする靴下。
  2. 踵部と爪先部を編成した靴下の製造方法において、該踵部は踵針上げ部分を踵針下げ部分より多い編コースに編成して、その間の踵ゴア・ラインを曲線状に形成させ、一方前記爪先部は爪先針上げ部分より爪先針下げ部分を多い編コースに編成して、その間の爪先ゴア・ラインを曲線状に形成させたことを特徴とする靴下の製造方法。
  3. 爪先目減らし部または爪先針上げ部分の直前の編地に、ハイヒール編を挿入して余裕をもたせ、その分爪先目減らし部または爪先針上げ部分の編地を少なくした請求項1記載の靴下
  4. 踵針上げ部分を、シリンダの正逆往復回転による針上げピッカの作動3回に対し、下げドロッパを1回作動させるようにした請求項2記載の靴下の製造方法。
  5. 爪先針下げ部分を、シリンダの正逆往復回転による針下げドロッパの作動を、2回に1回休止させるようにした請求項2記載の靴下の製造方法。
  6. 踵ゴア・ラインと爪先ゴア・ラインの先端数コースを、針下げドロッパを通常の作動にして、先端に耐久性をもたせた請求項2記載の靴下の製造方法
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