JP6485689B2 - ゲートバルブ - Google Patents

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Description

本発明は、半導体処理装置における真空チャンバの室壁に取り付けられ、該室壁に形成された開口を弁板で開閉するゲートバルブに関するものである。
半導体処理装置においては、真空チャンバに通じる開口の開閉にゲートバルブが使用される。この半導体処理装置は非常に高価で、処理に精密性を要求されるため、メンテナンスを欠かすことができない。そのメンテナンスでは、前記ゲートバルブを真空チャンバから取り外し、劣化した弁板やシール部材等を交換するというような作業が行われるが、前記真空チャンバの、ゲートバルブを取り付ける部分やその近傍は、非常に込み入った状態になっているため、前記ゲートバルブの取り外しや再取り付け、弁板の交換等をできるだけ簡単かつ迅速に行うことができるように、近年では、特許文献1に記載されているような構造のゲートバルブが使用されている。
この公知のゲートバルブは、前記開口(貫通口)を開閉する弁板(閉鎖板)と、該弁板を収容する弁板収容枠(ハウジング状部材)と、前記弁板に連結された弁シャフト(ピストンロッド)と、該弁シャフトを介して前記弁板を開閉操作する操作機構部(シリンダユニット)とを、一体構造化することにより閉鎖組立体を形成し、前記弁板収容枠を前記チャンバの側壁に取付ねじで固定することにより、前記閉鎖組立体を前記真空チャンバに着脱自在に取り付け、前記弁板収容枠に連なる前記開口を前記弁板で開閉するように形成されている。
このようにすれば、メンテナンス時に、前記閉鎖組立体全体を真空チャンバから取り外すことにより、前記弁板やシール部材等の交換を容易に行うことができる。
特許第4210391号公報
前記公知のゲートバルブは、前記弁板収容枠をチャンバの側壁に取付ねじで固定する場合に、前記弁板収容枠の直角をなす2つの連結面を、前記チャンバの直角をなす2つの側壁にそれぞれ当接させる必要がある。このため、前記ゲートバルブにおいては、前記弁板収容枠の一方の連結面と前記チャンバの一方の側壁とに、前記取付ねじを取り付けるためのねじ取付孔を、前記連結面及び側壁の両方に対して45度傾斜させて形成し、この傾斜する取付孔に前記取付ねじを螺着することにより、前記弁板収容枠の2つの連結面を前記チャンバの2つの側壁にそれぞれ当接させるようにしている。
ところが、このように、前記弁板収容枠を前記チャンバの側壁に斜めのねじ取付孔で固定する方法は、該ねじ取付孔の加工時に位置精度が出にくく、その加工に多機能加工機を使用するとか、被加工物を斜めに固定しなければならないといった煩雑さあり、そのため加工性が悪く、コストもかかるという欠点があった。
そこで本発明の目的は、前記弁板収容枠をチャンバの側壁に対し、斜めの取付ねじを用いることなく、該弁板収容枠の直角をなす2つの連結面をチャンバの直角をなす2つの側壁にそれぞれ当接させた状態で連結することができる、簡単で合理的な設計構造を有するゲートバルブを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明によれば、チャンバの直角に連なる第1の室壁と第2の室壁とに跨った状態に取り付けられ、前記第1の室壁に形成された開口を弁板で開閉するゲートバルブであって、前記ゲートバルブは、前記第1の室壁に押し付けられる第1の枠壁、及び、前記第2の室壁に押し付けられる第2の枠壁、を有する弁板収容枠と、前記第1の枠壁に前記開口に連通するように形成された連通開口と、前記弁板収容枠内で変位することによって前記連通開口を開閉する前記弁板と、該弁板を開閉操作する操作機構部と、前記弁板収容枠を前記第1の室壁又は第2の室壁に固定するための固定装置とを有し、前記固定装置は、前記第1の室壁及び第2の室壁の一方に垂直に形成された螺子孔に螺着するための固定螺子と、前記弁板収容枠の第1の枠壁及び第2の枠壁のうち、前記一方の室壁に対応する一方の枠壁に垂直に形成され、前記固定螺子が挿通される螺子挿通孔とを有し、前記固定螺子と該螺子挿通孔とに、該固定螺子を締め込んで前記一方の枠壁を前記一方の室壁に押し付けて固定するとき、前記弁板収容枠に前記固定螺子の軸線と直交する方向の推進力を発生させるカム機構が形成され、前記推進力で前記弁板収容枠の他方の枠壁が前記チャンバの他方の室壁に押し付けられるように構成されており、前記カム機構は、前記固定螺子側に形成されたカム面と、前記螺子挿通孔側に形成されたカム受け面とを有し、前記カム面の傾斜方向及び傾斜角度と、前記カム受け面の傾斜方向及び傾斜角度とは、それぞれ互いに等しく、前記螺子挿通孔の内径は、前記カム機構によって弁板収容枠に前記推進力が作用したとき、該弁板収容枠が前記固定螺子に対して前記推進力の方向に移動可能であるような大きさに形成されていることを特徴とするゲートバルブが提供される。
本発明の具体的な構成態様によれば、前記カム面は、前記固定螺子に一体又は別体に設けられたカム部材に形成され、前記カム受け面は、前記螺子挿通孔の内側面に形成されている。
また、前記カム部材は、前記固定螺子と別体に形成されていて、該固定螺子に、該固定螺子の軸線を中心に相対的に回転自在ではあるが、該軸線方向の移動は規制された状態に取り付けられていることが望ましい。
本発明の一つの具体的な構成態様によれば、前記カム面及びカム受け面は、何れも平面状をしている。
この場合に好ましくは、前記カム部材が、正面視形状が非円形をなし、該カム部材の外側面に前記カム面が形成され、前記螺子挿通孔は、前記カム部材が非回転状態に嵌合するカム部材嵌合部を有し、該カム部材嵌合部の内側面に前記カム受け面が形成されていることである。
本発明の他の具体的な構成態様によれば、前記カム面及びカム受け面は、何れも円錐面状をしていて、前記カム面を形成する円錐面の最大部の外径は、前記カム受け面を形成する円錐面の最小部の内径より小径である。
この場合に好ましくは、前記カム部材が円筒状をなしていて、該カム部材に前記円錐面状のカム面が形成され、前記螺子挿通孔は、径の異なる円形の大径孔部と小径孔部とを有し、該大径孔部と小径孔部との間に前記円錐面状のカム受け面が形成されていることである。
本発明によれば、弁板収容枠の枠壁及びチャンバの室壁に対して垂直に取り付ける取付ねじと、カム機構との組み合わせにより、該弁板収容枠の直角をなす2つの枠壁を、チャンバの直角をなす2つの室壁にそれぞれ押し付けた状態で、該弁板収容枠を前記チャンバの室壁に固定することができる。
本発明の第1実施形態を示す要部断面図で、ゲートバルブの弁板収容枠の第1の枠壁を、チャンバの第1の室壁に、固定装置で連結した状態を示すものである。 図1の右側面図である。 (a)は図1の要部拡大図、(b)は(a)の右側面図である。 (a)は、図3(a)において固定螺子を締め込む前の予備状態の断面図、(b)は(a)の右側面図である。 (a)は、固定螺子を図4(a)の予備状態から中間締込位置まで締め込んだ状態を示す断面図、(b)は(a)の右側面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図で、ゲートバルブの弁板収容枠の第2の枠壁を、チャンバの第2の室壁に、固定装置で連結した状態を示すものである。 図6の右側面図である。 (a)は図6の要部拡大図、(b)は(a)の平面図である。 (a)は、図8(a)において固定螺子を締め込む前の予備状態の断面図、(b)は(a)の平面図である。 (a)は、固定螺子を図9(a)の予備状態から中間締込位置まで締め込んだ状態を示す断面図、(b)は(a)の平面図である。 本発明の第3実施形態として、固定装置の変形例を示すもので、ゲートバルブの弁板収容枠の第1の枠壁を、チャンバの第1の室壁に、前記固定装置で固定した状態を示す要部断面図である。 図11において固定螺子を締め込む前の予備状態の要部断面図である。 固定螺子を図12の予備状態から中間締込位置まで締め込んだ状態を示す要部断面図である。 第3実施形態の固定装置のさらなる変形例を示す断面図である。
図1及び図2は本発明に係るゲートバルブの第1実施形態を示すもので、図中の符号1は、半導体を処理するための真空チャンバ(以下、単に「チャンバ」という。)、符号2は、前記チャンバ1を取り囲む室壁、符号3は、前記チャンバ1の室壁2に弁板収容枠4を介して取り付けられたゲートバルブ、符号5は、前記弁板収容枠4を前記室壁2に固定するための固定装置を示している。
前記チャンバ1は、周囲を前記室壁2で取り囲まれた直方体状の部屋で、長手方向と短手方向があり、内部を真空引きした状態で前記半導体に各種処理を施すものである。前記室壁2のうち、前記チャンバ1の長手方向の一端側に位置する第1の室壁2aには、該チャンバ1の内部に前記半導体を出し入れするための、横に細長い開口6が形成され、前記第1の室壁2aの下端部に直角に連なる第2の室壁(底壁)2bには、前記ゲートバルブ3の一部が嵌合するバルブ嵌合孔7が形成されている。また、前記第2の室壁2bに対向する第3の室壁(天壁)2cは、開閉自在の蓋になっていて、この第3の室壁2cを開放した状態で、前記ゲートバルブ3を前記チャンバ1内に挿入し、前記弁板収容枠4を介して該ゲートバルブ3を、前記第1の室壁2aに前記固定装置5で固定するものである。
前記ゲートバルブ3は、前記弁板収容枠4と、該弁板収容枠4の第1の枠壁4aに前記開口6に連通するように形成された連通開口6aと、前記弁板収容枠4の内部で変位して該連通開口6aを開閉することにより前記開口6を開閉する弁板8と、弁シャフト9を介して前記弁板8を開閉操作する操作機構部10と、前記弁板収容枠4を前記チャンバ1の室壁2に固定する前記固定装置5とを有し、前記弁板収容枠4と、弁板8と、弁シャフト9と、操作機構部10とが、一つの構造体として一体に組み立てられている。
前記弁板収容枠4は、前記チャンバ1の第1の室壁2aと平行をなす前記第1の枠壁4aと、該第1の枠壁4aに直角に連なる第2の枠壁4bとを有していて、前記チャンバ1の室壁2への取り付け時に、前記第1の枠壁4aが、前記チャンバ1の第1の室壁2aの内面に、前記開口6を取り囲む第1のシール部材11aを介して押し付けられると共に、前記第2の枠壁4bが、前記チャンバ1の第2の室壁2bの内面に、前記バルブ嵌合孔7を取り囲む第2のシール部材11bを介して押し付けられる。前記第1のシール部材11aは、前記第1の枠壁4aに取り付けられ、前記第2のシール部材11bは、前記第2の枠壁4bに取り付けられている。
また、前記弁板収容枠4の前記第2の枠壁4bは、前記操作機構部10の上端部に、不図示の連結装置で連結されている。
なお、前記第2の枠壁4bの前記弁シャフト9が挿通するシャフト孔12は、前記チャンバ1に連通しているが、前記操作機構部10の内部でベローズ等によって外気と遮断されている。
前記固定装置5は、図3(a)、(b)及び図4(a)、(b)から明らかなように、前記チャンバ1の第1の室壁2aに、該室壁2aに対して垂直に形成された螺子孔15及びガイド孔16と、前記弁板収容枠4の第1の枠壁4aに、該枠壁4aに対して垂直に形成された螺子挿通孔17と、該螺子挿通孔17を通じて前記螺子孔15に螺着される固定螺子18と、該固定螺子18及び前記螺子挿通孔17に形成された、カム面20及びカム受け面21からなるカム機構19とを有している。
前記固定装置5は、前記第1の枠壁4aの前記連通開口6aから離れた位置、換言すれば、前記第2の枠壁4bに近い位置に、複数組設けられている。
前記螺子挿通孔17は、前記第1の枠壁4aの高さ方向に細長く延びる長孔状をしていて、該螺子挿通孔17の前記チャンバ1内に開放する側の端部に、矩形のカム部材嵌合部22を有している。従って該カム部材嵌合部22は、前記螺子挿通孔17の一部である。但し、以下の説明では、説明の都合上、前記長孔状をした部分を「螺子挿通孔17」と呼び、矩形状をした部分を「カム部材嵌合部22」と呼ぶこととする。
前記カム部材嵌合部22の4つの内側面のうち、前記第2の枠壁4b寄りの位置にある1つの内側面には、平面状をした傾斜面からなる前記カム受け面21が形成され、該カム受け面21は、前記カム部材嵌合部22の開放端側に行くに従って次第に前記第2の枠壁4bに近づく方向に一様に傾斜している。
前記カム受け面21が前記螺子挿通孔17の中心軸線である挿通孔軸線L1との間になす角度は、45度以下であることが望ましく、その好ましい角度は20−30度程度である。図示の例では25度に形成されている。
一方、前記固定螺子18は、その中心軸線である螺子軸線L2に沿って先端側から基端側に向けて順に、外周に雄ねじが形成された螺子部18aと、外周に雄ねじが形成されていない円柱部18bと、回転操作用の六角孔18dが形成された円形の螺子頭18cとを有している。
前記円柱部18bには、正面視形状が矩形をなすカム部材23が、係止リング24で螺子軸線L2方向の移動を規制された状態で、前記螺子軸線L2を中心に相対的に回転自在なるように取り付けられ、該カム部材23の4つの外側面のうち、前記カム部材嵌合部22の前記カム受け面21に対面する1つの外側面に、該カム受け面21に当接する前記カム面20が形成されている。このカム面20は、平面状をした傾斜面からなっていて、前記カム受け面21と同方向、即ち、前記固定螺子18の先端側に向けて次第に螺子軸L2に近づく方向に一様に傾斜している。このカム面20が前記螺子軸線L2との間になす角度は、前記カム受け面21が前記挿通孔軸線L1との間になす角度と同じ大きさであり、図示の例では25度である。
そして、前記カム面20とカム受け面21とで形成された前記カム機構19により、前記固定螺子18を締め込んで第1の枠壁4aを第1の室壁2aに固定するとき、前記弁板収容枠4に前記固定螺子18の螺子軸線L2と直交する方向の推進力が発生し、該推進力により、前記弁板収容枠4の第2の枠壁4bが前記チャンバ1の第2の室壁2bに押し付けられるように構成されている。
前記固定装置5で、前記ゲートバルブ3を、前記チャンバ1の室壁2に対して固定する操作は次のようにして行われる。
図4(a)、(b)は、前記チャンバ1内に収容したゲートバルブ3の弁板収容枠4を、固定装置5で該チャンバ1の第1の室壁2aに固定する前の予備状態を示している。この予備状態は、前記固定螺子18の螺子部18aの先端の一部が螺子孔15にねじ込まれると共に、円柱部18bの先端が前記ガイド孔16に嵌合することにより、該固定螺子18が、前記第1の室壁2aに対して安定した状態に仮止めされているが、未だ締め込まれていない状態である。このとき、前記第1のシール部材11a及び第2のシール部材11bは未だ圧縮されていないため、前記弁板収容枠4の第1の枠壁4a及び第2の枠壁4bの壁面4cは、チャンバ1の第1の室壁2a及び第2の室壁2bの内面から離れている。また、前記カム部材23のカム面20は、前記カム部材嵌合部22のカム受け面21に、該カム部材嵌合部22の開放端側の位置で当接し、前記固定螺子18の円柱部18bは、前記螺子挿通孔17の長軸方向の両端部のうち、前記第2の枠壁4b寄りの端部である第1の孔端17a側に位置している。
図4(a)の予備状態から前記固定螺子18をねじ込むと、該固定螺子18は回転しながら前進するが、前記カム部材23は、前記カム部材嵌合部22の内部を非回転状態で前進し、図5(a)、(b)に示すように、前記カム部材23の先端の押圧面23aが前記カム部材嵌合部22の底面の被押圧面22aに当接する中間締込位置に達する。このとき、前記カム部材23のカム面20がカム受け面21に沿って滑りながら該カム受け面21を押すため、前記弁板収容枠4には、螺子軸線L2と直交する方向の垂直分力が推進力として作用し、この推進力によって前記弁板収容枠4は、チャンバ1の第2の室壁2b側に向けて押し動かされ、第2の枠壁4bが第2のシール部材11bを圧縮して前記第2の室壁2bに押し付けられた状態になる。このとき、前記第2の枠壁4bの壁面4cは、前記第2の室壁2bの内面に接触していても良いが、該内面との間に僅かなギャップを介して前記第2の室壁2bから離間していることが望ましい。
前記弁板収容枠4の移動により、前記固定螺子18の円柱部18bは、前記螺子挿通孔17の前記第1の孔端17aと反対側の第2の孔端17b側に位置する。
一方、前記弁板収容枠4には、前記螺子軸線L2と平行する方向の分力も推進力として作用し、この平行分力によって該弁板収容枠4が前記第1の室壁2a方向にも押されるが、この平行分力は前記垂直分力より小さいため、前記弁板収容枠4は、第1のシール部材11aを僅かに圧縮して前記第1の室壁2a方向に僅かに変位する程度である。
続いて、前記固定螺子18を、図5(a)の中間締込位置からさらにねじ込んで、図3(a)、(b)に示す最終締込位置まで締め込むと、前記弁板収容枠4は、チャンバ1の前記第1の室壁2a方向に変位し、前記第1の枠壁4aが、第1のシール部材11aを圧縮して前記第1の室壁2aに押し付けられた状態になる。このとき、前記第2の枠壁4bは、前記第2の室壁2bに第2のシール部材11bを圧縮して押し付けられた状態になっているが、その状態のまま該第2の室壁2bに沿って変位することになる。従って、前記第2のシール部材11bには、前記第2の室壁2bに粘着してダストが発生するのを防止するため、非粘着処理を施しておくことが望ましい。
前記第1の枠壁4aの壁面4cは、前記第1の室壁2aの内面に当接していても、僅かなギャップを保って離間していても良いが、前記弁板8で連通開口6aを閉鎖する際の押圧力によって前記第1の枠壁4aが変位するのを防止するためには、前記第1の枠壁4aを前記第1の室壁2aに当接させることが望ましい。その場合、メタルタッチによるダストの発生を極力抑えるため、前記第1の枠壁4aの壁面4cの一部だけを前記第1の室壁2aに当接させ、その他の壁面部分は、凹状に形成することによって前記第1の室壁2aに対して非接触にすることが望ましい。その場合、前記第1の室壁2aに当接させる壁面部分は、前記第1の枠壁4aの上端部の、前記第1のシール部材11aより外側の部分と、前記螺子挿通孔17の周辺の部分であることが望ましい。
かくして、全ての固定装置5の固定螺子18を締め付けることにより、チャンバ1の室壁2に対する前記弁板収容枠4の固定、即ち、前記チャンバ1に対するゲートバルブ3の取り付けが完了する。
前記ゲートバルブ3をメンテナンス等のために前記チャンバ1から取り外す場合は、前記取り付け時の手順と逆の手順に沿って行えば良い。この場合、前記固定螺子18に取り付けられた前記カム部材23は、係止リング24で該固定螺子18に係止しているため、該固定螺子18を取り外すとき、該固定螺子18と一緒に前記カム部材嵌合部22から抜き取られる。
図6及び図7は本発明の第2実施形態を示すもので、この第2実施形態が前記第1実施形態と相違する点は、弁板収容枠4の第2の枠壁4bを、チャンバ1の第2の室壁2bに複数の固定装置5Aで固定した点である。このため図示の例では、前記固定装置5Aが、前記第2の室壁2bに形成されたバルブ嵌合孔7の長手方向の両外側の位置に、それぞれ1組ずつ設けられている。
前記固定装置5Aは、図8(a)、(b)及び図9(a)、(b)からも明らかなように、前記第1実施形態の固定装置5と実質的に同じ構成を有するものである。即ち、該固定装置5Aは、前記チャンバ1の第2の室壁2bに、該室壁2bに対して垂直に形成された螺子孔15及びガイド孔16と、前記弁板収容枠4の第2の枠壁4bに、該枠壁4bに対して垂直に形成された螺子挿通孔17と、該螺子挿通孔17を通じて前記螺子孔15に螺着される固定螺子18と、該固定螺子18と前記螺子挿通孔17とに形成されたカム機構19とを有している。
前記カム機構19は、前記固定螺子18に取り付けられたカム部材23の1つの外側面に形成されたカム面20と、前記螺子挿通孔17におけるカム部材嵌合部22の1つの内側面に形成されたカム受け面21とで形成されていて、前記カム面20及びカム受け面21は、前記カム部材23及びカム部材嵌合部22の、第1の枠壁4a側に位置する側面に形成されている。
この第2実施形態において、前記固定装置5Aで弁板収容枠4の第2の枠壁4bをチャンバ1の第2の室壁2bに固定する手順は、実質的に前記第1実施形態の場合と同様である。
即ち、図9(a)、(b)に示す予備状態から、前記固定螺子18を、図10(a)、(b)に示すように、カム部材23の先端の押圧面23aがカム部材嵌合部22の底面の被押圧面22aに当接する中間締込位置までねじ込むことにより、前記カム機構19のカム面20がカム受け面21を押圧し、前記弁板収容枠4をチャンバ1の第1の室壁2a側に向けて変位させるため、第1の枠壁4aが第1のシール部材11aを圧縮して前記第1の室壁2aに押し付けられる。
続いて、前記固定螺子18を、図10(a)、(b)の中間締込位置からさらにねじ込んで、図8(a)、(b)に示す最終締込位置まで締め込むことにより、前記弁板収容枠4が、チャンバ1の第2の室壁2b方向に変位し、第2の枠壁4bが第2のシール部材11bを圧縮して前記第2の室壁2bに押し付けられた状態になる。このとき、前記第1の室壁2aに押し付けられた状態になっている前記第1の枠壁4aは、その状態のまま該第1の室壁2aに沿って変位する。
このようにして2つの固定装置5Aの固定螺子18を締め付けることにより、チャンバ1の室壁2に対する前記弁板収容枠4の固定、即ち、前記チャンバ1に対するゲートバルブ3の取り付けが完了する。
この第2実施形態においては、前記弁板収容枠4の第1の枠壁4aは、前記第1の室壁2aに対する接触面積を少なくするため、第1のシール部材11aを取り囲む部分が該第1の室壁2aに当接し、その他の部分は該第1の室壁2aに対して非接触となるように形成されている。
図11−図13は本発明の第3実施形態として、固定装置の変形例について部分的に示すものである。この固定装置5Bは、カム機構34のカム面35及びカム受け面36を形成する傾斜面が、何れも円錐面状をしている点で、前記第1実施形態及び第2実施形態の固定装置5,5Aと相違している。
以下、この第3実施形態の固定装置5Bの構成を、図1及び図2に示す第1実施形態の場合と同様に、該固定装置5Bで弁板収容枠4の第1の枠壁4aをチャンバ1の第1の室壁2aに固定する場合について説明する。その際、前記固定装置5B以外の、図11−図13に記載されていないチャンバ1及び弁板収容枠4の構成については、必要に応じて図1及び図2を参照するものとする。
前記固定装置5Bは、前記チャンバ1の第1の室壁2aに、該室壁2aに対して垂直に形成された螺子孔31と、前記弁板収容枠4の第1の枠壁4aに、該枠壁4aに対して垂直に形成された螺子挿通孔32と、該螺子挿通孔32内に挿通されて前記螺子孔31に螺着される固定螺子33と、該固定螺子33と前記螺子挿通孔32とに形成されたカム機構34とを有している。
前記螺子挿通孔32は、円形の孔で、挿通孔軸線L1に沿って該螺子挿通孔32の先端側から基端側に向けて順に、小径孔部32aと、該小径孔部より孔径の大きい大径孔部32bと、該大径孔部32bより更に孔径の大きい螺子頭嵌合部32cとを有し、前記小径孔部32aと前記大径孔部32bとの間に、円錐面状をした前記カム受け面36が形成され、前記螺子頭嵌合部32cの底部には、前記固定螺子33の螺子頭33cが当接する座部32dが形成されている。
一方、前記固定螺子33は、螺子軸線L2に沿って先端側から基端側に向けて順に、外周に螺子が形成された螺子部33aと、外周に螺子が形成されていない円柱部33bと、六角孔を有する円形の前記螺子頭33cとを有している。前記円柱部33bには、互いに外径の異なる基端側(螺子頭33c側)の大径部33b1と先端側(螺子部33a側)の小径部33b2とが形成され、これら大径部33b1と小径部33b2との間に、円錐面状をした前記カム面35が形成されている。
前記固定螺子33の大径部33b1の外径は、前記螺子挿通孔32の大径孔部32bの内径より小さく、且つ、前記小径孔部32aの内径よりもごく僅かに小さく形成されていて、該小径孔部32aの内部にがたつかない状態で丁度嵌入し得る程度の大きさとされている。従って、前記カム面35を形成する円錐面の最大部の外径は、前記カム受け面36を形成する円錐面の最小部の内径より小径である。
前記構成を有する第3実施形態の固定装置5Bで、弁板収容枠4の第1の枠壁4aをチャンバ1の第1の室壁2aに固定する手順は、実質的に前記第1実施形態の場合と同様である。
即ち、図12は、前記固定螺子33の螺子部33aの先端の一部を螺子挿通孔32の螺子孔31にねじ込んで仮止めした、予備状態を示すものである。この予備状態では、前記固定螺子33の大径部33b1が螺子挿通孔32の大径孔部32b内に嵌合していて、カム面35の一部がカム受け面36の一部に当接しているがまだ該カム受け面36を押圧していないため、前記弁板収容枠4の第1の枠壁4a及び第2の枠壁4bは、チャンバ1の第1の室壁2a及び第2の室壁2bから離れている。従って、前記螺子挿通孔32の挿通孔軸線L1と固定螺子33の螺子軸線L2とは互いにずれた位置にある。
図12の予備状態から前記固定螺子33を、図13に示すように、螺子頭33cが螺子頭嵌合部32cの座部32dに当接する中間締込位置までねじ込むと、円錐面状の前記カム面35の一部が、円錐面状の前記カム受け面36の一部に当接し、該カム受け面36に沿って滑りながら該カム受け面36を押圧し、大径部33b1が小径孔部32a内に嵌合するため、弁板収容枠4は、挿通孔軸線L1と直交する方向の推進力によって第2の室壁2b側に向けて押し動かされ、第2の枠壁4bが該第2の室壁2bに押し付けられた状態になる。また、前記螺子挿通孔32の挿通孔軸線L1と固定螺子33の螺子軸線L2とは一致した状態になる。
続けて前記固定螺子33を、図11に示す最終締込位置まで締め込むと、前記弁板収容枠4はチャンバ1の第1の室壁2a方向に変位し、第1の枠壁4aが該第1の室壁2aに押し付けられた状態になり、前記弁板収容枠4の固定が完了する。
前記第3実施形態の固定装置5Bは、図6及び図7に示す第2実施形態の固定装置5Aと同様に、弁板収容枠4の第2の枠壁4bをチャンバ1の第2の室壁2bに固定する場合にも用いることができる。
また、前記第3実施形態の固定装置5Bにおいては、前記固定螺子33の円柱部33bにカム面35が直接形成されているが、図14に示すように、該円柱部33bに円筒状のカム部材37を取り付け、このカム部材37の一部、例えば先端部を、円錐面状に形成することにより、前記カム面35を形成することもできる。この場合、前記カム部材37は、前記固定螺子33に対して、相互に固定されていても、相対的に回転自在であっても良いが、回転自在とする場合には、固定螺子33を螺子挿通孔32から取り外す際に、前記カム部材37が該螺子挿通孔32内に残留するのを防止するため、螺子軸線L2方向の移動を規制した状態で前記固定螺子33に取り付けることが望ましい。
なお、前記第3実施形態の固定装置5Bは、前記固定螺子33の円柱部33bと前記カム部材37とが一体構造をしていると見ることができる。
図示した実施形態では、前記カム面20,36と螺子軸線L2とのなす角度、及び、前記カム受け面21,35と挿通孔軸線L1とのなす角度が、何れも45度より小さい角度(例えば25度)に形成されているが、その角度は45度にすることもできる。このように前記カム面20,36及びカム受け面21,35を45度にすることにより、前記固定螺子18,33を締め込んで前記カム面20,36でカム受け面21,35を押圧した際に、該カム受け面21,35即ち前記弁板収容枠4に対して、螺子軸線L2と直交する方向及び平行する方向の両方向に、互いに等しい推進力を作用させることができ、この結果、前記弁板収容枠4を、第1の枠壁4a及び第2の枠壁4bの両方がチャンバ1の第1の室壁2a及び第2の室壁2bの両方に同時に近づくように変位させることができるため、前記チャンバ1の室壁2に対する該弁板収容枠4の固定を簡単且つ円滑に行うことができる。
1 チャンバ
2 室壁
2a 第1の室壁
2b 第2の室壁
3 ゲートバルブ
4 弁板収容枠
5,5A,5B 固定装置
6 開口
6a 連通開口
7 バルブ嵌合孔
8 弁板
10 操作機構部
11a 第1のシール部材
11b 第2のシール部材
15 螺子孔
17 螺子挿通孔
18 固定螺子
18a 螺子部
18b 円柱部
18c 螺子頭
19 カム機構
20 カム面
21 カム受け面
22 カム部材嵌合部
23 カム部材
31 螺子孔
32 螺子挿通孔
32a 小径孔部
32b 大径孔部
33 固定螺子
33a 螺子部
33b 円柱部
33b1 大径部
33b2 小径部
33c 螺子頭
34 カム機構
35 カム面
36 カム受け面
37 カム部材

Claims (7)

  1. チャンバの直角に連なる第1の室壁と第2の室壁とに跨った状態に取り付けられ、前記第1の室壁に形成された開口を弁板で開閉するゲートバルブであって、
    前記ゲートバルブは、前記第1の室壁に押し付けられる第1の枠壁、及び、前記第2の室壁に押し付けられる第2の枠壁、を有する弁板収容枠と、前記第1の枠壁に前記開口に連通するように形成された連通開口と、前記弁板収容枠内で変位することによって前記連通開口を開閉する前記弁板と、該弁板を開閉操作する操作機構部と、前記弁板収容枠を前記第1の室壁又は第2の室壁に固定するための固定装置とを有し、
    前記固定装置は、前記第1の室壁及び第2の室壁の一方に垂直に形成された螺子孔に螺着するための固定螺子と、前記弁板収容枠の第1の枠壁及び第2の枠壁のうち、前記一方の室壁に対応する一方の枠壁に垂直に形成され、前記固定螺子が挿通される螺子挿通孔とを有し、前記固定螺子と該螺子挿通孔とに、該固定螺子を締め込んで前記一方の枠壁を前記一方の室壁に押し付けて固定するとき、前記弁板収容枠に前記固定螺子の軸線と直交する方向の推進力を発生させるカム機構が形成され、前記推進力で前記弁板収容枠の他方の枠壁が前記チャンバの他方の室壁に押し付けられるように構成されており、
    前記カム機構は、前記固定螺子側に形成されたカム面と、前記螺子挿通孔側に形成されたカム受け面とを有し、前記カム面の傾斜方向及び傾斜角度と、前記カム受け面の傾斜方向及び傾斜角度とは、それぞれ互いに等しく、
    前記螺子挿通孔の内径は、前記カム機構によって弁板収容枠に前記推進力が作用したとき、該弁板収容枠が前記固定螺子に対して前記推進力の方向に移動可能であるような大きさに形成されている、
    ことを特徴とするゲートバルブ。
  2. 前記カム面は、前記固定螺子に一体又は別体に設けられたカム部材に形成され、前記カム受け面は、前記螺子挿通孔の内側面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載されたゲートバルブ。
  3. 前記カム部材は、前記固定螺子と別体に形成されていて、該固定螺子に、該固定螺子の軸線を中心に相対的に回転自在ではあるが、該軸線方向の移動は規制された状態に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載されたゲートバルブ。
  4. 前記カム面及びカム受け面は、何れも平面状をしていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載されたゲートバルブ。
  5. 前記カム部材は、正面視形状が非円形をなし、該カム部材の外側面に前記カム面が形成され、前記螺子挿通孔は、前記カム部材が非回転状態に嵌合するカム部材嵌合部を有し、該カム部材嵌合部の内側面に前記カム受け面が形成されていることを特徴とする請求項3に従属する請求項4に記載されたゲートバルブ。
  6. 前記カム面及びカム受け面は、何れも円錐面状をしていて、前記カム面を形成する円錐面の最大部の外径は、前記カム受け面を形成する円錐面の最小部の内径より小径であることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載されたゲートバルブ。
  7. 前記カム部材は円筒状をなしていて、該カム部材に前記円錐面状のカム面が形成され、前記螺子挿通孔は、径の異なる円形の大径孔部と小径孔部とを有し、該大径孔部と小径孔部との間に前記円錐面状のカム受け面が形成されていることを特徴とする請求項3又は4に従属する請求項6に記載されたゲートバルブ。
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