JP6481525B2 - はんだ接合品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、はんだ接合品の製造方法に関する。
従来、各種部材をはんだ付けするに当たって、はんだ付けがなされる箇所に前工程としてフラックスを塗布することが行われている。例えば、特許文献1に記載のフラックス塗布方法では、基板のスルーホールにピン部材が挿入された状態で、基板の上方から基板上にフラックスを滴下した後、基板の下側から吸引ダクトにより吸引してスルーホールの内周面にフラックスを塗布するようにしている。
特開2010−93035号公報
ところで、例えばモータ部と制御ユニットとが一体化される回転電機(特開2014−33541号公報等参照)において、モータ部のモータ線と、制御ユニットの基板の端子とをはんだ接合する場合がある。こうしたモータ線と端子との接合部位周辺の製品仕様によっては、例えば基板の上方からフラックスを滴下することはできても、下側に吸引ダクトを配置する空間がない場合もあり、上記方法では対応することが難しい。
また、他のフラックス塗布方法として、被塗布面をフラックス液に浸漬させて行う浸漬式や、スプレー式などがあるが、いずれも被塗布面が狭小で部分的に塗布したい場合には不向きである。こうした方法で塗布しようとすると、例えば被塗布面に対してフラックスの量が多すぎて不必要な部位にフラックスが付着してしまったり、逆にフラックスが被塗布面に行き渡らず十分な塗布ができなかったりと言った問題が生じていた。フラックス塗布が十分でないと、結果的にはんだ付品質が悪化する原因となる。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、被塗布面に対して良好にフラックスを塗布することが可能なはんだ接合品の製造方法を提供することにある。
本発明のはんだ接合品の製造方法は、フラックスを吐出するディスペンサと、ディスペンサを移動させる移動機構と、ディスペンサ及び移動機構を制御する制御部と、を備えたフラックス塗布装置を用い、先細の先端部を有する第1部材と、第1部材が挿入される挿入部を有する第2部材とを、第1部材の外面のうち挿入部に対向する被塗布面にフラックスを塗布した後はんだ付けし、はんだ接合品を製造する。
はんだ接合品の製造方法は、滴下工程と、分割工程と、流下工程とを含む。滴下工程では、第1部材は先端部を重力方向上方に向けて設置され、ディスペンサが先端部の上方から先端部に向けてフラックスの液滴を滴下する。分割工程では、滴下工程の後、先端部において液滴が分割される。流下工程では、分割された液滴が先端部から被塗布面へ流れる。先端部は、2つの斜面の境界に形成される稜線を含み、滴下工程において、ディスペンサは稜線に向けて液滴を滴下する。
本発明の方法によれば、滴下工程において第1部材の先端部に滴下されたフラックスの液滴が、分割工程において先端部に当たって分割される。分割されたフラックスは、流下工程において先端部より下方に位置する第1部材の被塗布面を流れる。このように、先端部へのフラックス滴下により、鉛直方向への自然な流れで被塗布面まで好適にフラックスを行き渡らせることができる。すなわち、被塗布面が狭小であっても、被塗布面に対して良好にフラックスを塗布することができる。特に、第1部材の先端部が稜線を含む尖った形状である場合には、液滴が稜線で確実に分割しやすく、より好適にフラックスを塗布することができる。
第1実施形態によるフラックス塗布装置を模式的に示す概略構成図。 ワークとしてのモータを模式的に示す正面図。 ワークとしてのモータを模式的に示す平面図であり、図2のIII―III線矢視図。 図3において破線で囲んだ部分の拡大図であり、モータ線と端子とのはんだ接合部位を示す図。 フラックス塗布方法を示す工程ブロック図。 滴下工程において、モータ線に液滴が滴下される状態を模式的に示す図。 流下工程において、フラックスが被塗布面へ流れる状態を模式的に示す図。 その他の実施形態による、モータ線を示す断面図。 その他の実施形態による、モータ線を示す平面図であり、図10のIX−IX線矢視図。 その他の実施形態による、モータ線を示す側面図。 その他の実施形態による、モータ線と端子とのはんだ接合部位を示す図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〈第1実施形態〉
[構成]
本発明の第1実施形態のはんだ接合品の製造方法について、図1〜図7を参照して説明する。本実施形態のはんだ接合品の製造方法は、図2に示すようにモータ部11と制御ユニット12とが直結される回転電機10をはんだ接合品としてのワークに用いる。モータ部11のモータ線13と、制御ユニット12の内部に実装される図示しない制御基板の端子14との結線箇所をはんだ接合する。このはんだ接合の前に、両者の間に、特にモータ線13側にフラックスを塗布する点が本発明の特徴であるため、主にフラックス塗布方法に着目して以下説明する。
まず、ワークとしての回転電機10の構成について説明する。図2,図3に示すように、回転電機10は、モータ部11と制御ユニット12とを有する。モータ部11からは、複数のモータ線13が、回転電機10内部の巻線から延長されて制御ユニット12側に引き出されている。本実施形態の回転電機10は、二組の三相巻線組を有する三相ブラシレスモータであり、各巻線組の各相に対応する6本のモータ線13が引き出されている。
制御ユニット12は、モータ部11の反出力側に配置され、その内部には回転電機10を駆動するための図示しないインバータや制御基板が実装されている。制御基板からはモータ部11と電気的に接続するための複数(本実施形態では6つ)の端子14が、モータ軸中心から外側に向けて引き出されている。また、制御ユニット12にはコネクタ21(図3参照)が設けられており、このコネクタ21から電源が供給される。
図1,図4に示すように、モータ線13の尖った先端部31は、本実施形態のモータ線13の特徴的な形状であって、2つの斜面32,33とその境界に形成される稜線34とを含む。モータ線13の外面のうち、先端部より下方に位置し、エナメル質が削られた剥離部分が被塗布面35,36,37,38(図4参照)である。被塗布面35〜38で区画された部分は四角柱状をなし、本実施形態では4面の被塗布面35〜38に対しフラックス塗布を行う。フラックス塗布を行うことで、被塗布面35〜38の酸化皮膜を除去する。なお、モータ線13は、特許請求の範囲に記載の「第1部材」に相当する。
図3,図4に示すように、端子14は、制御基板から引き出された先端形状が円形状をなし、その先端には、モータ線13が挿入される挿入部としての孔41が円形状にくり抜いて形成されている。孔41は、モータ線13が挿入された際に、モータ線の外形と孔41との間に適度な隙間を有する程度に、モータ線13の外形よりも大きく形成されている。なお、端子14は、特許請求の範囲に記載の「第2部材」に相当する。
モータ線13と端子14の孔41とは、それぞれ位置対応しており、端子14の孔41に対応するモータ線13が挿入された状態で組み付けられ、組み付けられた回転電機10は、図示しないステージ上に載置されてフラックス塗布位置まで搬送される。
次に、フラックス塗布装置1の構成について、図1を参照して説明する。なお、図1では、フラックス塗布箇所であるモータ線13と端子14の一部のみを示し、その他の回転電機10を構成する部材については省略して示してある。図1に示すように、フラックス塗布装置1は、ディスペンサ2、フラックス液を貯留するタンク3、移動機構4、制御部5、3D位置センサ6などを備える。なお、図1における上下方向が、フラックス塗布装置1が配置される重力方向と一致し、モータ線13はその先端部31を重力方向上方に向けて配置される。
ディスペンサ2は、制御部5からの開弁信号に基づいて、タンク3から供給される液状のフラックスFを図示しない先端ノズルから下方へ吐出する。ディスペンサ2は、移動機構4により垂直および水平方向へ移動可能に支持され、内部にフラックス液が充填されている。
制御部5は、移動機構4を制御して、搬送されてきた回転電機10の複数(本実施形態では6つ)の結線箇所にディスペンサ2を移動させ、フラックスFを滴下させる。本実施形態では、ワークとしてのモータ1つに対して6つの結線箇所がある。各結線箇所がはんだ付けにより接合されることで、モータ部11と制御ユニット12とは電気的に接続される。
なお、制御部5には、3D位置センサ6により取得されたモータ線13の稜線34の位置情報が送信される。そして、制御部5は、その位置情報に基づいて、予め設定された滴下位置とのずれを把握し、ディスペンサ2の先端ノズルがモータ線13の稜線34の真上に位置するように正確にディスペンサ2を移動させる。
[作用]
次に、上記フラックス塗布装置1によるフラックス塗布方法について、図5〜図7を参照して説明する。図5に示すように、本実施形態のフラックス塗布方法は、滴下工程100と、分割工程200と、流下工程300とを含む。
まず、滴下工程100では、ディスペンサ2により、モータ線13の稜線34の上方からフラックスFの液滴を滴下する。このとき、予め3D位置センサ6により取得された稜線34の位置情報に基づいて、ディスペンサ2は稜線34の上方に正確に移動されている。
そして、ディスペンサ2の先端ノズルから、稜線34に対して位置を変えて複数滴(本実施形態では3滴)、滴下される。図6において、滴下されるフラックスFの液滴を円形の破線で示している。図6に示すように、液滴の径Dは、例えばモータ線13の短辺の幅W1より大きく設定される。滴下する液滴数は、モータ線13の長辺の幅W2をカバーするように適宜設定される。本実施形態では、滴下された液滴の径Dが、位置を変えて滴下する際に若干重なるように滴下位置および滴下数を設定することで、十分な量のフラックスFが確実に滴下される。
また、ディスペンサ2の先端ノズルから吐出された液滴は、適度に丸みを帯びた形状で稜線34に到達する。なお、ディスペンサ2の先端ノズルと稜線34との距離H(図1参照)は、液滴が適度に丸みを帯びた形状で稜線34に到達する程度の距離に設定されている。
次いで、分割工程200では、稜線34に到達した液滴が分割される。このとき、液滴が丸みを帯びた形状で稜線34に当たることで、液滴がほぼ等分に分割される。そして、流下工程300では、図7に示すように、分割された液滴であるフラックスFが、稜線34から両サイドの斜面32,33へ流れ、さらに被塗布面35〜38まで流れる。これにより、4面の被塗布面35〜38にフラックスFが塗布される。
制御部5は、1箇所のモータ線13について滴下工程が終了すると、次の任意のモータ線13の上方へディスペンサ2を移動させて同様にフラックスFを滴下塗布する。この動作を連続して6箇所のモータ線13について実行する。なお、各モータ線13へのディスペンサ2の移動に際して、ディスペンサ2は、予め3D位置センサ6により取得された位置情報に基づき、各モータ線13の稜線34上に正確に位置決めされる。
以上説明したフラックス塗布が終了した後には、フラックスが塗布されたことで酸化皮膜が除去された被塗布面35〜38に、周知のはんだ付け装置によりはんだが塗布され、はんだを加熱して溶融させることでモータ線13と端子14とがはんだ結合される。
[効果]
(1)本実施形態では、液滴を稜線34に当てることで分割させて、各被塗布面35〜38へフラックスFを塗布する。すなわち、稜線34を含むモータ線13の先端部31の形状を好適に利用しており、フラックスFを滴下した後は鉛直方向への自然な流れで被塗布面35〜38までフラックスFを行き渡らせることができる。このように、被塗布面35〜38がモータ線13の外周であるような狭小で部分的な場合においても、被塗布面35〜38に対して良好にフラックス塗布を行うことができる。ひいては、はんだ付け性能を向上させることができる。
(2)また、予めフラックスFの液滴径や液滴数を適宜設定することで、滴下量が多すぎて不必要な部位まで塗布してしまったり、逆に滴下量が少なすぎて被塗布面35〜38に対し十分な塗布ができなかったりと言った問題を回避することができる。これにより、複数の被塗布面35〜38に対して効率的にフラックス塗布をすることができる。特に本実施形態では、稜線34に対して位置を変えて液滴を複数滴下しているため、被塗布面35〜38に対し確実にフラックスFを塗布することができる。
(3)本実施形態では、予め3D位置センサ6により取得された稜線34の位置情報に基づいて塗布位置のずれを補正しているため、より正確に稜線34を狙うことができ、さらに精度を向上させることができる。
特に、本実施形態のモータ線13は、モータ部11から制御ユニット12側へ引き出されていることでその姿勢が若干不安定であり、ワークごとに稜線34の位置が微妙に異なる。このように、被塗布面35〜38を有する部材の姿勢が不安定である場合には、特に有効な形態である。
〈他の実施形態〉
上記実施形態において、稜線34は先端部31の幅W1の中央でなく、どちらかの側面に寄っていても良い。また、稜線34は、直線状でなく曲線状であっても良い。短辺の幅W1方向において極端に曲がっていなければ、稜線34を狙ってフラックスFを滴下することができる。また、斜面32,33は勾配一定の直線状ではなく、勾配がなだらかに変化する形状でも良い。要は、滴下時に稜線34を狙うことができ、稜線34で液滴が分割できる形状であれば種々変更可能である。
上記実施形態では、モータ線13の被塗布面35〜38で区画された部分の形状が四角柱形状であるとしたが、その他、例えば円柱形状であっても良い。
上記実施形態では、モータ線13の先端部31が稜線34を有する形状としたが、図8に示すモータ線83の先端部81のように、稜線を有していなくても良い。すなわち、先端部形状は、先端部において液滴が分割してサイドに流れていく程度の先細の形状であれば良く、必ずしも鋭く尖っていなくても良い。その他の形状としては、例えば山形状でも良い。
さらに、上記実施形態における先端部31の形状は、図9,図10に示すモータ線93の先端部91のように、四角錐形状であって4つの斜面95および頂点94を有する形状としても良い。この場合、滴下工程100では、頂点94を狙ってフラックスFの液滴を1滴滴下することで、頂点94において液滴が分割し、各斜面95を流れて被塗布面96までフラックスFを行き届かせることができる。
上記実施形態において、端子14に形成される挿入部としての孔41は、必ずしもモータ線13の全周囲を覆う孔状でなくても良く、例えば、図11に示す挿入部51のように一部を切り欠いた形状でも良い。また、上記実施形態では端子14のはんだ接合される部位の形状は円形状としたが、図11に示すように、四角形状をなす端子54でも良いしその他の形状であっても良い。
上記実施形態において、第1部材としてモータ線13を適用し、第2部材として端子14を適用した例について説明したが、その他、例えば、第1部材はピン部材であり、第2部材はスルーホールを有する基板としても良い。この場合、スルーホールにピン部材が挿入されて両者がはんだ接合される形態に本方法を適用することができる。
その他、第1部材としてのモータ線13および第2部材としての端子14は、適宜他の部材を適用可能である。また、第1部材(上記実施形態ではモータ線13)の姿勢が安定している場合には、予め設定されたワークにおける位置情報に基づいてフラックスを滴下し、3D位置センサ6による結線箇所ごとの位置補正は適宜省略しても良い。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1 ・・・フラックス塗布装置
2 ・・・ディスペンサ
4 ・・・移動機構
5 ・・・制御部
6 ・・・3D位置センサ(3次元位置センサ)
10 ・・・回転電機(はんだ接合品)
13 ・・・モータ線(第1部材)
14 ・・・端子(第2部材)
31 ・・・先端部
32,33 ・・・斜面
34 ・・・稜線
35,36,37,38 ・・・被塗布面
41 ・・・孔(挿入部)
F ・・・フラックス

Claims (5)

  1. フラックスを吐出するディスペンサ(2)と、前記ディスペンサを移動させる移動機構(4)と、前記ディスペンサ及び前記移動機構を制御する制御部(5)と、を備えたフラックス塗布装置(1)を用い、先細の先端部(31)を有する第1部材(13)と、前記第1部材が挿入される挿入部(41)を有する第2部材(14)とを、前記第1部材の外面のうち前記挿入部に対向する被塗布面(35,36,37,38)にフラックスを塗布した後はんだ付けし、はんだ接合品を製造する方法であって、
    前記第1部材は前記先端部を重力方向上方に向けて設置され、前記ディスペンサが前記先端部の上方から前記先端部に向けてフラックスの液滴を滴下する滴下工程(100)と、
    前記滴下工程の後、前記先端部において前記液滴が分割される分割工程(200)と、
    分割された前記液滴が前記先端部から前記被塗布面へ流れる流下工程(300)と、
    を含み、
    前記先端部は、2つの斜面(32,33)の境界に形成される稜線(34)を含み、
    前記滴下工程において、前記ディスペンサは前記稜線に向けて前記液滴を滴下することを特徴とするはんだ接合品の製造方法。
  2. 前記滴下工程において、前記ディスペンサは、前記移動機構により移動されて前記稜線に対して位置を変えて前記液滴を複数滴下することを特徴とする請求項に記載のはんだ接合品の製造方法。
  3. 前記第1部材は、前記被塗布面で区画された部分が四角柱状をなし、
    前記流下工程において、4面の前記被塗布面に対して前記液滴が流れることを特徴とする請求項1または請求項に記載のはんだ接合品の製造方法。
  4. フラックスを吐出するディスペンサ(2)と、前記ディスペンサを移動させる移動機構(4)と、前記ディスペンサ及び前記移動機構を制御する制御部(5)と、を備えたフラックス塗布装置(1)を用い、先細の先端部(31)を有する第1部材(13)と、前記第1部材が挿入される挿入部(41)を有する第2部材(14)とを、前記第1部材の外面のうち前記挿入部に対向する被塗布面(35,36,37,38)にフラックスを塗布した後はんだ付けし、はんだ接合品を製造する方法であって、
    前記第1部材は前記先端部を重力方向上方に向けて設置され、前記ディスペンサが前記先端部の上方から前記先端部に向けてフラックスの液滴を滴下する滴下工程(100)と、
    前記滴下工程の後、前記先端部において前記液滴が分割される分割工程(200)と、
    分割された前記液滴が前記先端部から前記被塗布面へ流れる流下工程(300)と、
    を含み、
    前記第1部材は、前記被塗布面で区画された部分が四角柱状をなし、
    前記流下工程において、4面の前記被塗布面に対して前記液滴が流れることを特徴とするはんだ接合品の製造方法。
  5. 前記フラックス塗布装置は、前記先端部の位置情報を取得する3次元位置センサ(6)をさらに備え、
    前記滴下工程において、前記3次元位置センサ(6)により取得された前記位置情報に基づいて、前記ディスペンサは前記液滴を滴下することを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のはんだ接合品の製造方法。
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