JP6481379B2 - クーラントゴミ回収装置 - Google Patents

クーラントゴミ回収装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6481379B2
JP6481379B2 JP2015007839A JP2015007839A JP6481379B2 JP 6481379 B2 JP6481379 B2 JP 6481379B2 JP 2015007839 A JP2015007839 A JP 2015007839A JP 2015007839 A JP2015007839 A JP 2015007839A JP 6481379 B2 JP6481379 B2 JP 6481379B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coolant
dust
tank
clean
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015007839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016132065A (ja
Inventor
小林 真樹
真樹 小林
計史 小島
計史 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2015007839A priority Critical patent/JP6481379B2/ja
Publication of JP2016132065A publication Critical patent/JP2016132065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6481379B2 publication Critical patent/JP6481379B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、金属加工機に供給するクーラントから金属ゴミ等のゴミを回収するクーラントゴミ回収装置に関するものである。
金属加工機から排出されたクーラントから金属ゴミ等のゴミを回収するクーラントゴミ回収装置としては、金属加工機からのクーラントを、マグネットセパレータ及びダーティータンクに通して金属ゴミ等のゴミを回収したのち、ゴミを回収したクーラントをクリーンタンクに供給し、クリーンタンクから金属加工機に再供給するものが知られている。
かかるクーラントゴミ回収装置によれば、クーラントから確実にゴミを回収でき、クーラントを循環させて使用することができる。
実開平06−017845号公報 特開2002−103172号公報 特開2011−126005号公報
ところで、クリーンタンク内のクーラントはポンプで吸い上げられ金属加工機に供給される。金属加工機が運転され、クーラントが循環している状態では、クリーンタンク内のクーラントにゴミはほとんどなく、クーラントに含まれるごくわずかなゴミが問題となることはない。
しかしながら、休日等に金属加工機を長時間停止させたときには、ゴミがクリーンタンクの底部に沈降して溜まり、金属加工機を起動してクーラントの循環を開始した際、クリーンタンクの底部に溜まったゴミが舞い上がり、金属加工機に供給されてしまう可能性があるという課題があった。ゴミを含むクーラントが金属加工機に供給されてしまった場合、金属加工機の洗浄ノズルの詰まりの原因となる。またさらに、クリーンタンクの底部にゴミが蓄積するのを防ぐため、頻繁に清掃をする必要があった。
本発明の目的は、金属加工機を長時間停止させたときであっても金属加工機にゴミを含むクーラントが供給されるのを防ぐことができるクーラントゴミ回収装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、クリーンタンクから金属加工機にクーラントを供給し、その金属加工機から排出されたクーラントをマグネットセパレータに導入して金属ゴミを分離すると共に金属ゴミを分離したクーラントをダーティータンクに導入し、前記ダーティータンクでクーラントをダーティークーラントとクリーンクーラントとに分離すると共に、クリーンクーラントを前記クリーンタンクに供給するためのクーラントゴミ回収装置であって、前記クリーンタンクの底部と前記マグネットセパレータとを接続する沈降ゴミ回収流路と、前記沈降ゴミ回収流路に設けられ前記沈降ゴミ回収流路を開閉自在に塞ぐバルブと、前記沈降ゴミ回収流路に設けられ前記クリーンタンクの底部に沈降したゴミを吸い込むための沈降ゴミ用ポンプとを備えたものである。
本発明のクーラントゴミ回収装置によれば、金属加工機を長時間停止させたときであっても金属加工機にゴミを含むクーラントが供給されるのを防ぐことができる。
本発明の一実施の形態に係るクーラントゴミ回収装置の要部拡大図である。 クーラントゴミ回収装置の全体説明図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図2に示すように、クーラントゴミ回収装置1は、研磨機、旋盤等の金属加工機2に接続され金属加工機2から排出された水等からなるクーラントから金属ゴミを分離するマグネットセパレータ3と、マグネットセパレータ3から排出されたクーラントをダーティークーラントとクリーンクーラントとに分離すると共にダーティークーラントをマグネットセパレータ3に供給するダーティータンク4と、ダーティータンク4から排出されたクリーンクーラントを収容すると共に金属加工機2に供給するクリーンタンク5とを備える。
ダーティータンク4には、ダーティークーラント、すなわち、ゴミを含むクーラントを取り出すためのダーティー流路8が接続されると共に、クリーンクーラントを取り出すためのクリーン流路10が接続されている。
ダーティー流路8は、マグネットセパレータ3に接続されている。ダーティー流路8には、ダーティータンク4からダーティークーラントを吸い込むダーティーポンプ12が接続されている。
クリーン流路10は、クリーンタンク5を介して金属加工機2に接続されている。クリーン流路10には、ダーティータンク4からクリーンクーラントを吸い込んでクリーンタンク5に供給するタンク間ポンプ13が設けられると共に、クリーンタンク5からクーラントを吸い込んで金属加工機2に供給する供給ポンプ(図示せず)が設けられている。
図1に示すように、クリーンタンク5は、下方に向かうにつれて窄む形状に形成されており、金属ゴミ等の重いゴミが沈降することで中央に集められるようになっている。クリーンタンク5の底部中央には、タンク底部に沈降した沈降ゴミを回収するための沈降ゴミ回収流路15が接続されている。
図1及び図2に示すように、沈降ゴミ回収流路15は、マグネットセパレータ3に接続されており、マグネットセパレータ3に、沈降ゴミを含むクーラントを供給するようになっている。また、沈降ゴミ回収流路15には、沈降ゴミ回収流路15を開閉自在に塞ぐバルブ16が設けられると共に、クリーンタンク5の底部に沈降したゴミを吸い込むための沈降ゴミ用ポンプ17が設けられている。
また、バルブ16及び沈降ゴミ用ポンプ17には、制御装置18が接続されている。制御装置18は、金属加工機2の起動、停止を制御すると共に、金属加工機2の運転状態に応じて金属加工機2にクーラントを良好に循環供給するようにマグネットセパレータ3、タンク間ポンプ13、供給ポンプ、ダーティーポンプ12を制御する。また、制御装置18は、金属加工機2が停止状態から起動されるとき金属加工機2の起動に先行してバルブ16を開くと共に沈降ゴミ用ポンプ17を作動させ、金属加工機2が起動される前に沈降ゴミ用ポンプ17を止めると共にバルブ16を閉じるようにバルブ16及び沈降ゴミ用ポンプ17を制御する。
次に本実施の形態の作用を述べる。
クリーンタンク5に溜められたクーラントは、金属加工機2に供給され、金属加工機2の洗浄ノズル(図示せず)から金属加工中の切削刃や砥石などに供給される。金属加工機2から排出された使用済みのクーラントは、マグネットセパレータ3に導入されクーラントから削りかすや研磨かす等の金属ゴミが回収される。この後、金属ゴミが分離回収されたクーラントは、ダーティータンク4に導入され、ゴミを含むダーティークーラントとクリーンクーラントとに分離される。ダーティークーラントは、マグネットセパレータ3に供給され、再度金属ゴミが分離回収される。また、クリーンクーラントは、クリーンタンク5を介して金属加工機2に供給される。
また、作業者の操作等によって制御装置18が金属加工機2の停止命令を受けると、制御装置18は、金属加工機2を停止させると共に、マグネットセパレータ3、タンク間ポンプ13、供給ポンプ、ダーティーポンプ12を停止させる。これにより、クーラントの循環は止まり、クリーンタンク5内のクーラントも流動しなくなる。この状態が例えば数日もの長時間続くと、クリーンタンク5内では、クーラントに含まれるごくわずかなゴミがタンク底部に沈降することがある。
このように、金属加工機2等が長時間停止されたのち、作業者の操作等によって制御装置18が金属加工機2の起動命令を受けると、制御装置18は、金属加工機2の起動に先行してバルブ16を開くと共に沈降ゴミ用ポンプ17を作動させる。これにより、クリーンタンク5内のクーラントはタンク底部に沈降したゴミと共に沈降ゴミ用ポンプ17に吸い込まれ、マグネットセパレータ3に供給される。クリーンタンク5は、下方に向かうにつれて窄む形状に形成されているため、タンク底部に沈降したゴミは沈降ゴミ回収流路15の入口近傍に集まっており、タンク底部のクーラントと共に効率よく沈降ゴミ用ポンプ17に吸い込まれる。例えば数秒程度の所定時間が経過すると、制御装置18は、金属加工機2の起動に先行して沈降ゴミ用ポンプ17を止めると共にバルブ16を閉じ、しかるのち、金属加工機2を起動させると共に、マグネットセパレータ3、タンク間ポンプ13、供給ポンプ、ダーティーポンプ12を起動させる。前述の所定時間とは、クリーンタンク5内で沈降したゴミがほぼ完全にマグネットセパレータ3に供給されるのに必要な時間であり、クリーンタンク5の容積で略10%のクーラントがクリーンタンク5から流出する時間である。
このように、クーラントゴミ回収装置1が、クリーンタンク5の底部とマグネットセパレータ3とを接続する沈降ゴミ回収流路15と、沈降ゴミ回収流路15に設けられ沈降ゴミ回収流路15を開閉自在に塞ぐバルブ16と、沈降ゴミ回収流路15に設けられクリーンタンクの底部に沈降したゴミを吸い込むための沈降ゴミ用ポンプ17とからなる洗浄モード機構19を備えるものとしたため、金属加工機2及びクーラントの循環を長時間停止させたときであっても、クーラントの循環が始まる前にクリーンタンク5内に沈降したゴミをクリーンタンク5外に排出でき、金属加工機2にゴミを含むクーラントが供給されるのを防ぐことができる。そして、クリーンタンク5の底部にゴミが蓄積するのを防ぐことができ、クリーンタンク5及び金属加工機2の清掃の頻度を減らすことができる。
バルブ16及び沈降ゴミ用ポンプ17には、金属加工機2が停止状態から起動されるとき金属加工機2の起動に先行してバルブ16を開くと共に沈降ゴミ用ポンプ17を作動させる制御装置18が接続されるものとしたため、クーラントの循環が始まる前にクリーンタンク5内に沈降したゴミを確実に排出できる。
制御装置18は、金属加工機2が起動される前に沈降ゴミ用ポンプ17を止めると共にバルブ16を閉じるものとしたため、クリーンタンク5内で沈降したゴミを効率的に排出できる。
クリーンタンク5は、下方に向かうにつれて窄む形状に形成されるものとしたため、タンク底部に沈降したゴミを沈降ゴミ回収流路15の入口近傍に集めることができる。
1 クーラントゴミ回収装置
2 金属加工機
3 マグネットセパレータ
4 ダーティータンク
5 クリーンタンク
15 沈降ゴミ回収流路
16 バルブ
17 沈降ゴミ用ポンプ
18 制御装置

Claims (3)

  1. クリーンタンクから金属加工機にクーラントを供給し、その金属加工機から排出されたクーラントをマグネットセパレータに導入して金属ゴミを分離すると共に金属ゴミを分離したクーラントをダーティータンクに導入し、前記ダーティータンクでクーラントをダーティークーラントとクリーンクーラントとに分離すると共に、クリーンクーラントを前記クリーンタンクに供給するためのクーラントゴミ回収装置であって、
    前記クリーンタンクの底部と前記マグネットセパレータとを接続する沈降ゴミ回収流路と、前記沈降ゴミ回収流路に設けられ前記沈降ゴミ回収流路を開閉自在に塞ぐバルブと、前記沈降ゴミ回収流路に設けられ前記クリーンタンクの底部に沈降したゴミを吸い込むための沈降ゴミ用ポンプとを備え
    前記バルブ及び前記沈降ゴミ用ポンプには、前記金属加工機が停止状態から起動されるとき前記金属加工機の起動に先行して前記バルブを開くと共に前記沈降ゴミ用ポンプを作動させる制御装置が接続された
    ことを特徴とするクーラントゴミ回収装置。
  2. 前記制御装置は、前記金属加工機が起動される前に前記沈降ゴミ用ポンプを止めると共に前記バルブを閉じる請求項1に記載のクーラントゴミ回収装置。
  3. 前記クリーンタンクは、下方に向かうにつれて窄む形状に形成された請求項1又は2に記載のクーラントゴミ回収装置。
JP2015007839A 2015-01-19 2015-01-19 クーラントゴミ回収装置 Expired - Fee Related JP6481379B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015007839A JP6481379B2 (ja) 2015-01-19 2015-01-19 クーラントゴミ回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015007839A JP6481379B2 (ja) 2015-01-19 2015-01-19 クーラントゴミ回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016132065A JP2016132065A (ja) 2016-07-25
JP6481379B2 true JP6481379B2 (ja) 2019-03-13

Family

ID=56437246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015007839A Expired - Fee Related JP6481379B2 (ja) 2015-01-19 2015-01-19 クーラントゴミ回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6481379B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111037010B (zh) * 2020-01-04 2020-11-10 共和精英塑胶五金制品(深圳)有限公司 零件加工用火花机的工作液的净化循环系统

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE411021B (sv) * 1977-10-10 1979-11-26 Alfa Laval Ab Sett och anordning for rening av skervetska
JP3055421U (ja) * 1998-06-29 1999-01-12 株式会社シイエヌケイ クーラント内の微細スラッジ除去装置
JP2004268244A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Cnk:Kk クーラント清浄装置
JP4231901B2 (ja) * 2003-07-11 2009-03-04 株式会社Cnk クーラント清浄装置
JP2005177965A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Cnk:Kk クーラント清浄装置
JP5930938B2 (ja) * 2012-10-30 2016-06-08 株式会社ジェイテクト クーラントシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016132065A (ja) 2016-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2065127B1 (en) Coolant cleaning device for machine tool
CN104070408A (zh) 具备切削液过滤装置的机床
JP2007038205A (ja) 濾過装置
KR100897345B1 (ko) 공작기계용 고압 쿨란트 공급장치
JPH10296018A (ja) 加工液の浄化装置及びフィルタ自動洗浄装置
JP6481379B2 (ja) クーラントゴミ回収装置
JP3813239B2 (ja) 工作機械用クーラントの工作屑除去装置
JP6399639B2 (ja) 加工液浄化システム
WO2012043520A1 (ja) 濾過機及び当該濾過機が搭載されたチップコンベヤ装置
JP2020015011A (ja) フィルタ式スラッジ回収装置
KR100644241B1 (ko) 절삭유의 칩 여과 장치 및 그 역세척 방법
JP6738942B1 (ja) スラッジの処理装置及びスラッジ処理システム工作機械
KR101880260B1 (ko) 슬러지 분리장치
KR101788816B1 (ko) 미세칩 건조 및 절삭유 회수장치
JP5470657B2 (ja) 処理液浄化装置
JPH11320408A (ja) 玉摺機の研削泡除去方法及びその装置
JPH11320407A (ja) 玉摺機の濾過装置及び研削屑除去装置
JP3029831U (ja) 切りくずを含むクーラントの処理装置
JP6761335B2 (ja) 切削油の回収装置
KR101539424B1 (ko) 절삭유 여과장치
JP4402375B2 (ja) 処理液に含まれる油等の混入物除去方法および装置
JP2002001019A (ja) 洗浄水の濾過装置
KR102546551B1 (ko) 절삭유 쿨런트 장치
KR101765410B1 (ko) 청소 기능을 가진 탱크 여과 장치
JP2003117826A (ja) 切削液の浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6481379

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees