JP6479568B2 - 電気器具 - Google Patents

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Description

本発明は、天井、壁、床、各種装置等に設けられた被装着部に装着される電気器具であって、盗難防止機構を備えた電気器具に関するものである。
従来、天井、壁、床、各種装置等の被設置面に取り付けられたソケットやローゼット等の被装着部に着脱可能に装着される電気器具(例えば電球等)が知られている。
これらの電気器具は、一般に、交換や清掃等を容易に行えるように、被装着部に対して容易に着脱可能な構成になっている。
ところが、被装着部に対して容易に着脱可能な構成である場合、例えば飲食店や商業施設等の不特定多数の人が利用する公共施設に設置した場合に、盗難されやすいという問題がある。
特に、近年、従来の白熱電球等に比べて比較的高価な電気器具(例えば、LED電球、あるいは空気清浄機能やイオン放出機能などを備えた電気器具など)の普及が進んでいることから、盗難防止の必要性が増している。
なお、特許文献1には、LED電球の盗難を防止するために、LED電球の筐体部にチェーンやワイヤなどを装着するためのフック型、ネジ穴、もしくは通し穴を設けた構成が開示されている。
特開2013−55023号公報(2013年3月21日公開)
しかしながら、上記特許文献1の技術では、一定の盗難防止効果が得られるものの、チェーンやワイヤなどを切断あるいは取り外すことにより盗難されてしまう場合がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、被設置面に設置された被装着部に装着される電気器具の盗難をより効果的に防止することにある。
本発明の一態様にかかる電気器具は、被設置面に設けられた被装着部に接続される装着部を備えた電気器具であって、前記装着部を有するアダプタと、前記アダプタを前記被設置面に固定する取付部材と、前記アダプタに着脱可能に装着される本体部と、前記本体部と前記アダプタとの間、および前記本体部と前記取付部材との間のうちの少なくとも一方を施錠する施錠部材とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、前記本体部と前記アダプタとの間、および前記本体部と前記取付部材との間のうちの少なくとも一方を施錠部材により施錠することにより、電気器具が盗難されるリスクを低減することができる。
本発明の実施形態1にかかるイオン発生装置の側面図である。 図1に示したイオン発生装置の底面図である。 図1に示したイオン発生装置の断面図である。 図1に示したイオン発生装置に備えられる本体部の斜視図である。 図1に示したイオン発生装置における本体部とアダプタとの接続部の側面図である。 図1に示したイオン発生装置に備えられる本体部の斜視図である。 (a)は本発明の他の実施形態にかかるイオン発生装置の上面図であり、(b)はその側面図であり、(c)はその底面図である。 本発明のさらに他の実施形態にかかるイオン発生装置の斜視図である。 (a)は本発明の他の実施形態にかかるイオン発生装置における口金変換アダプタを装着する前の状態を示す側面図であり、(b)は当該イオン発生装置における口金変換アダプタを装着した状態を示す側面図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について説明する。
(1−1.イオン発生装置100の全体構成)
図1は本実施形態にかかるイオン発生装置(電気器具)100の側面図であり、図2はイオン発生装置100の底面図である。
図1および図2に示したように、イオン発生装置100は、本体部10、アダプタ20、および取付部材30を備えている。
本体部10は、アダプタ20に対して着脱可能に装着されている。なお、本体部10のアダプタ20に対する着脱部の構成および着脱方法の詳細については後述する。
アダプタ20は、軸方向の一端側から他端側に向かって直径が次第に減少していくテーパ形状を有しており、外周面には周方向に沿って略等間隔で3か所に径方向外側に突出したリブ22が設けられている。
リブ22はアダプタ20の外周面に沿って軸方向に延伸する形状を有しており、延伸方向に沿って複数の接続穴22aが設けられている。
アダプタ20における軸方向の一端側には本体部10が着脱可能に装着されるようになっており、他端側には口金(装着部)21が取り付けられている。この口金21を天井、壁、床、各種装置等の被設置面に設けられたソケット(被装着部)に取り付けることにより、イオン発生装置100は上記被設置面に取り付けられるとともに、電力が供給される。なお、本実施形態では、E26型の口金21を用いているが、口金のサイズや形状はこれに限るものではない。また、本実施形態では、イオン発生装置100を被設置面に設けられたソケットに取り付ける構成について説明するが、これに限らず、ソケット以外の被装着部(例えばローゼットタイプの被装着部など)に取り付ける構成としてもよい。
取付部材(支持部材)30は、中央部がくり抜かれた円板状のリング部材(取付部)33と、リング部材33の一方の面における周方向に沿って略等間隔で3か所に取り付けられたリブ34と、リブ34に取り付けられたアングル部材(接続部)31とを備えている。なお、本実施形態では、取付部材30にアングル部材31が3つ備えている構成について説明するが、アングル部材31の数はこれに限るものではなく、1つであってもよく、2つであってもよく、4つ以上であってもよい。
また、リング部材33には周方向に沿って等間隔で6か所に一方の面から他方の面に貫通する取付穴32が設けられている。この取付穴32を用いて天井等の被設置面にネジや釘等により、取付部材30は被設置面に取り付けられる。なお、取付穴32の個数は特に限定されるものでなく、適宜変更してもよい。
アングル部材31の一端側は取付部材30のリブ34に取り付けられ、他端側はアダプタ20のリブ22に取り付けられている。
具体的には、アングル部材31の一端側は、アングル部材31の一端側に設けられた穴と取付部材30のリブ34に設けられた穴とにネジ、ボルト、あるいはピン等の接続部材を通すことにより、リブ34に取り付けられている。あるいは、アングル部材31は取付部材30と一体的に形成されていてもよく、取付部材30に溶接等により固定されていてもよい。
また、アングル部材31の他端側は、アングル部材31の他端側に設けられた穴とアダプタ20のリブ22に設けられた接続穴22aとにネジ、ボルト、あるいはピン等の接続部材を通すことにより、リブ22に取り付けられている。
なお、上述したように、アダプタ20の各リブ22には、軸方向に沿って複数の接続穴22aが設けられており、それら複数の接続穴22aのうちのいずれかを選択してアングル部材31が取り付けられるようになっている。これにより、天井等の被設置面に対するソケットの取付位置(被設置面に対する取付高さ)が設置環境毎に異なる場合や、被設置面が水平ではない場合などであっても、アダプタ20と取付部材30とを適切に接続するとともに、アダプタ20を支持して接続部(被装着部、装着部、およびそれらの周辺部材)に作用する負荷を軽減できるようになっている。
また、接続穴22aを軸方向に延伸する長穴(スリット)とし、この長穴における適切な位置にアングル部材31を取り付けるようにしてもよい。また、アングル部材31を、リブ34およびリブ22に対して上記の接続部材を軸として回転可能に取り付けてもよい。これにより、取付部材30に対するアダプタ20の相対位置を容易に調整することができる。
図3は、本体部10の断面図である。この図に示すように、本体部10は、ケース10a、イオン発生器52、ファン53、および照明装置60を備えている。
ケース10aは、略円筒形状を有しており、その内部にイオン発生器52、ファン53、および照明装置60を収容している。また、ケース10aは、軸方向の前面側および背面側(アダプタ20側)が開口しており、ケース10aの背面側には当該ケース10aをアダプタ20に装着するためのコネクタ55が設けられている。本体部10のアダプタ20に対する装着方法については後述する。
コネクタ55を取り囲むケース10aの外周面には、ケース10aの周方向の全周にわたって吸気口40が形成されており、吸気口40の内面側にはフィルタ51が着脱可能に備えられている。
吸気口40はケース10aにおける前面側の開口である通気口42と連通している。すなわち、ケース10a内には、吸気口40と通気口42とを接続する通風路41が形成されている。
また、通風路41には、ファン53が設けられている。ファン53は、軸流ファンであり、通風路41の中心軸上に位置するようにケース10aの内壁に支持されている。なお、図3に示した矢印は、ファン53を回転駆動させたときの空気の流れ方向を示している。
ファン53が回転駆動されると、ケース10aの周囲の空気が吸気口40からケース10a内に吸い込まれ、通風路41の入口で流れ方向が半径方向から軸方向に変換され、通風路41を通って通気口42の出口側へ導風される。
イオン発生器52は、2組の放電電極と誘導電極とを有しており(いずれも図示せず)、これら各電極は樹脂製ケースに収容されている。また、樹脂製ケース内には、放電電極および誘導電極に高電圧を印加する高電圧発生回路が設けられている。また、イオン発生器52は通風路41に面するように配置されており、放電電極および誘導電極に高電圧が印加されると、これら両電極間に生じる放電によりプラズマクラスター(登録商標)イオンと称されるプラスイオンH(HO)m(mは任意の自然数)およびマイナスイオンO (HO)n(nは任意の自然数)が生成され、通風路41を流れる空気中に放出される。
プラズマクラスターイオンは、除菌効果、脱臭効果、ウイルスの作用抑制効果、および静電気抑制効果を有していることが知られている。なお、イオン発生器52は、空気中にプラズマクラスターイオン、あるいはマイナスイオンを放出することができるものであれば上記の構成に限るものではなく、従来から公知の構成を用いることができる。
照明装置60は、複数の発光素子62と、発光素子62が搭載された実装板61とを備えており、通風路41の出口付近に配置されている。
図4は、ケース10aに装着された照明装置60の構成を示す斜視図である。この図に示すように、実装板61は、略円板状に形成された回路基板であり、ケース10aの前面側の開口部近傍に配置されている。実装板61は実装板61の外周部分が環状の実装部になっており、この実装部にLEDからなる複数の発光素子62が一定間隔で同一円周上に実装されている。また、実装部が通風路41の出口の周縁にねじにより取り付けられている。実装部の前面側は透光性のカバー63に覆われている。
また、実装板61の中央には、複数の橋部65により実装部に連結された円板状の島部64が設けられている。島部64には、情報を収集したり情報を発信したりするための各種電子部品が搭載されている。上記電子部品としては、例えば、室内の人の有無を検出する人感センサ、各種の情報を報知するLEDなどの報知ランプ、照度センサ、臭いセンサなどがあげられる。本実施形態では、人感センサ66および報知ランプ67が島部64に搭載されている。
橋部65には、プリント配線が施されており、実装部と島部64とはこのプリント配線を介して電気的に接続されている。また、島部64および橋部65は、非透光性のカバー68に覆われている。カバー68は島部64および橋部65を島部64および橋部65との間に隙間をあけて覆っており、ケース10aの内壁に取り付けられている。これらの隙間には風が流れるようになっている。
実装板61における実装部の内側の周縁は通風路41に面している。また、実装板61の一部である橋部65および島部64は通風路41内に位置し、通風路41内に突き出ている。
また、実装板61における実装部と島部64との間には、橋部65によって仕切られた複数の開口部からなる通気口42が形成されている。通気口42は通風路41に連通しており、この通気口42がイオンを吹き出すためのケース10aの吹出口として機能する。
イオン発生器52で発生したイオンは、ファン53の送風により通風路41を出口に向かって運ばれ、実装板61の通気口42からイオン発生装置100の外部に放出される。
また、複数の通気口42を取り囲むように配置された発光素子62は、制御装置(図示せず)の制御に応じて発光し、それによってイオン発生装置100の前方が照明される。なお、本実施形態では、イオンが吹き出される方向と照明装置60からの光の照射方向(照明方向)とを同一方向としており、照明される領域に向けてイオンが放出されるようになっている。ただし、これに限らず、照明装置60の照明方向とイオンの放出方向とが異なっていてもよい。
通風路41の側壁にはメイン基板54が設けられている。メイン基板54には、CPUなどから構成される制御装置、および各装置に電源を供給する電源装置などが搭載されている(いずれも図示せず)。メイン基板54と実装板61とはリード線(図示せず)により電気的に接続されている。制御装置は、ユーザから入力される指示や各種センサの検知結果等に応じて、イオン発生装置100の各部の動作を制御する。
(1−2.本体部10におけるアダプタ20に対する装着部の構成)
図5は本体部10とアダプタ20との接続部の側面図であり、図6は本体部10におけるアダプタ20との接続面を示す斜視図である。
図6に示したように、本体部10におけるアダプタ20との接続面にはアダプタ20と対向するように配置されたコネクタ55が設けられている。
コネクタ55におけるアダプタ20との対向面には、アダプタ20側に突出する2本の引掛刃71と、ロック部材(ロック機構)73とが設けられている。また、コネクタ55の側面におけるケース10aの外側に露出した部分には、隠しスイッチ(解除部材)72が設けられている。
引掛刃71は、コネクタ55からアダプタ20側に突出する根元部と、根元部の先端から本体部10の径方向外側に折り曲げられた先端部とを備えている。これら両引掛刃71をアダプタ20における本体部10との対向面に設けられた引掛穴(図示せず)に差し込み、本体部10をアダプタ20に対して図6に示した矢印A方向に回転させることにより、本体部10がアダプタ20に装着される。
隠しスイッチ72は、コネクタ55に設けられた微小開口の孔内に設けられており、この微小開口に細長いピン状の部材(あるいは専用工具)を挿入することにより押下操作される。上記微小開口は、人間の指や爪を挿入することができず、細長いピン状の部材(あるいは専用工具)を挿入しなければ隠しスイッチ72を操作することができないサイズ(例えば1mm〜5mm程度)に形成されている。なお、隠しスイッチ72を押下操作すると、ロック部材73がコネクタ55内(コネクタ55におけるアダプタ20との対向面よりも本体部10側)に収容されるようになっている。
ロック部材73は、バネ等の付勢部材(図示せず)によりアダプタ20側に付勢されている。また、ロック部材73における本体部10の周方向の一方の面は周方向に沿って傾斜した傾斜面73aになっており、他方の面は軸方向に略平行な垂直面73bになっている。これにより、引掛刃71をアダプタ20の引掛穴に挿入したときにロック部材73はアダプタ20に当接してコネクタ55におけるアダプタ20との対向面内に押し込まれ、本体部10をアダプタ20に対して回転可能になる。
そして、本体部10を図6に示した矢印A方向(本体部10をアダプタ20に取り付けるための回転方向)に沿って所定の取付位置まで回転させると、アダプタ20における本体部10との対向面に設けられた、当該ロック部材73に応じた形状を有する収容部(図示せず)に収容される。この際、ロック部材73は、上記の所定の取付位置において、コネクタ55におけるアダプタ20との対向面からアダプタ20側に突出した状態で上記収容部に収容される。また、この状態では、ロック部材73における垂直面73bがアダプタ20における上記収容部の内壁に当接し、本体部10をアダプタ20に対して矢印B方向(本体部10をアダプタ20から取り外すための回転方向)に回転させることができないロック状態に保持される。したがって、この状態では、引掛刃71を引掛穴から取り外すことができず、本体部10をアダプタ20から取り外せなくなる。
本体部10をアダプタ20から取り外すときには、隠しスイッチ72が設けられている微小開口に細長いピン状の部材(あるいは専用工具)を挿入して隠しスイッチ72を押下操作し、ロック部材73をコネクタ55におけるアダプタ20との対向面よりも本体部10内に収容させた状態(ロックを解除した状態)で本体部10をアダプタ20に対して矢印B方向に回転させる。これにより、引掛刃71を引掛穴から取り外し、本体部10をアダプタ20から取り外すことができる。
(1−3.実施形態1のまとめ)
以上のように、本実施形態にかかるイオン発生装置100は、被設置面に取り付けられるアダプタ20と、アダプタ20に着脱可能に装着される本体部10と、本体部10のアダプタ20からの取り外し動作を阻害するロック部材73と、上記ロック部材73による上記取り外し動作の阻害を解除するための隠しスイッチ72とを備えている。
これにより、隠しスイッチ72の存在を知らない第3者が本体部10をアダプタ20から取り外すことができなくなるので、イオン発生装置100(あるいは本体部10)が盗難被害に遭うことを防止できる。
なお、隠しスイッチ72は、押下操作する構成に限らず、微小開口に差し込んだ工具を回転操作することによりロック部材73をコネクタ55におけるアダプタ20との対向面内に収容させる構成であってもよい。また、ロック状態を解除するためには特殊工具(例えば先端形状が+形状や−形状とは異なる特殊形状であるドライバなど)を用いる必要がある構成としてもよい。
また、ロック部材73の構成(例えば形状、設置個数、設置位置等)は、上述した構成に限るものではなく、隠しスイッチ72が操作されていないときに本体部10をアダプタ20から取り外せなくなる一方、隠しスイッチ72を操作することにより本体部10をアダプタ20から取り外し可能になる構成であればよい。
また、コネクタ55に、隠しスイッチ72が設けられている微小開口に加えて、隠しスイッチ72とは無関係の他の微小開口(ダミー微小開口)を設けてもよい。これにより、第3者によって隠しスイッチ72が操作されて本体部10がアダプタ20から取り外されることをより確実に防止することができる。
また、本実施形態では、アダプタ20をアングル部材31および取付部材30によって被設置面に固定する構成について説明したが、これに限るものではない。例えば、アングル部材31に代えて、棒状、板状、ワイヤ状、あるいはチェーン状の部材を用いてもよい。
また、本実施形態では、リング状の取付部材30を被設置面に固定し、取付部材30とアダプタ20とをアングル部材31で接続する構成について説明したが、これに限るものではない。例えば、取付部材30を省略し、アングル部材31を被設置面に直接固定してもよい。
また、本実施形態では、本発明を被設置面に設けられたソケットに装着される照明機能とイオン発生機能とを備えたイオン発生装置100に適用する場合の例について説明したが、本発明の適用対象はこれに限るものではない。例えば、照明機能またはイオン発生機能の一方のみを備えた電気器具に適用してもよく、照明機能およびイオン発生機能とは異なる機能を備えた電気器具に適用してもよい。
また、本実施形態では、イオン発生装置100が細長い略円筒形状である例について説明したが、これに限るものではなく、本発明は、例えば円盤状、角柱上、円錐状など、多様な形状の電気器具に適用できる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1と同じ機能を有する部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図7の(a)は本実施形態にかかるイオン発生装置100の上面図であり、(b)はイオン発生装置100の要部の側面図であり、(c)はイオン発生装置100の底面図である。
図7の(b)に示したように、本実施形態にかかるイオン発生装置100は、本体部10におけるコネクタ55の外周面の一部にリブ80を備えている。
リブ80は、コネクタ55の外周面から本体部10の径方向外側に突出しており、先端がアダプタ20側に折れ曲がっている。また、リブ80の先端部近傍には穴部81が設けられている。
穴部81は、本体部10がアダプタ20に装着された状態において、アダプタ20に設けられたリブ22の接続穴22aの1つと連通する位置に配置されている。
そして、本実施形態では、本体部10をアダプタ20に装着したときに、本体部10に設けられたリブ80の穴部81とアダプタ20に設けられたリブ22の接続穴22aとを錠(施錠部材)82によって施錠する。錠82はイオン発生装置100の所有者あるいは管理者以外の第3者(本体部10の取り外し権限を有していない者)が開錠できないものであれば特に限定されるものではない。例えば、鍵82は、鍵穴に鍵を差し入れて開錠するものであってもよく、暗証番号を入力することにより開錠するものであってもよく、所定のリモコン等を操作することにより開錠するものであってもよく、生体認証により開錠するものであってもよい。
このように、本体部10とアダプタ20とを錠82により施錠することにより、本体部10が盗難されるリスクをより低減することができる。
なお、本実施形態では、実施形態1と同様、隠しスイッチ72を備えているが、これに限らず、例えば容易に視認可能なスイッチによりロック部材73によるロックを解除できる構成としてもよい。
また、本実施形態では、本体部10とアダプタ20とを錠82により施錠する構成について説明したが、これに限らず、例えば専用の特殊工具(例えば先端形状が+形状や−形状とは異なる特殊形状であるドライバなど)を用いなければ取り外しができない特殊ネジにより本体部10とアダプタ20とを接続してもよい。
また、本実施形態では、アダプタ20のリブ22と本体部10のリブ80との接続部を錠82で施錠する構成について説明したが、これに限るものではない。例えば、本体部10とアダプタ20とをワイヤ、チェーン、あるいはアングル部材等により接続し、その接続部を錠82により施錠するようにしてもよい。また、アダプタ20と取付部材30とをワイヤ、チェーン、あるいはアングル部材等により接続し、その接続部を錠82により施錠するようにしてもよい。また、本体部10と取付部材30とをワイヤ、チェーン、あるいはアングル部材等により接続し、その接続部を錠82により施錠するようにしてもよい。また、本体部10とアダプタ20と取付部材30とをワイヤ、チェーン、あるいはアングル部材等により接続し、これら各部材の接続部を錠82により施錠するようにしてもよい。
また、本実施形態では、リブ80と鍵82とを各1つ備える構成について説明したが、これに限らず、例えばリブ80を複数設けるとともに、各リブ80に対応して備えられる鍵82によりそれぞれのリブ80を施錠するようにしてもよい。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した実施形態と同じ機能を有する部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図8は、本実施形態にかかるイオン発生装置100の構成を示す斜視図である。
上述した各実施形態では、アングル部材31の一端側を取付部材30に取り付け、他端側をアダプタ20に取り付けることにより、取付部材30とアダプタ20とを接続する構成について説明した。
これに対して、本実施形態では、図8に示すように、アングル部材31が取付部材30に一体化されている。これにより、アダプタ20および本体部10を取付部材30およびアングル部材31によってより安定的に支持することができる。
また、アングル部材31にはアダプタ20の軸方向に沿って複数の接続穴31aが設けられており、アダプタ20に設けられたリブ22にもアダプタ20の軸方向に沿って複数の接続穴22aが設けられている。そして、それら複数の接続穴31aのうちのいずれかと複数の接続穴22aのうちのいずれかとをネジ等で取り付ける。これにより、取付部材30に対するアダプタ20の相対位置を容易に調整することができる。
なお、本実施形態では、アングル部材31が取付部材30と一体化されている構成について説明したが、これに限るものではない。例えば、アングル部材31をアダプタ20と一体化させてもよく、アングル部材31をアダプタ20および取付部材30の両方と一体化させてもよい。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した実施形態と同じ機能を有する部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図9は本実施形態にかかるイオン発生装置100の側面図であり、(a)に口金変換アダプタ90を装着する前の状態、(b)は口金変換アダプタ90を装着した状態を示している。口金変換アダプタ90が装着されている点以外は実施形態1と同様の構成である。
口金変換アダプタ90は、イオン発生装置100の口金21に装着されることにより、口金のサイズを被設置面に取り付けられたソケットに応じたサイズに変換する。本実施形態では、口金変換アダプタ90は、E26型の口金21に装着されてソケットに対する取り付け部をE17型の口金に変換する。
従来、被設置面に取り付けられたソケットのサイズが小口径である場合(例えばE17型以下のサイズである場合)、耐荷重が小さいため、イオン発生装置等の電球よりも重量が重い電気機器を安定的に取り付けることが困難であった。
これに対して、本実施形態では、取付部材30を被設置面に取り付け、取付部材30とアダプタ20とをアングル部材31で接続することにより、ソケットと口金のみでイオン発生装置100を被設置面に取り付ける場合よりも耐荷重特性を向上させることができる。
これにより、図9に示したように、被設置面に取り付けられたソケットのサイズが小口径あっても、イオン発生装置100を被設置面に安全に取り付けることができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、被設置面に設けられた被装着部に接続される装着部(口金21)を備えた電気器具(イオン発生装置100)であって、前記装着部を有するアダプタ20と、前記アダプタ20を前記被設置面に固定する取付部材30と、前記アダプタ20に着脱可能に装着される本体部10と、前記本体部10と前記アダプタ20との間、および前記本体部10と前記取付部材30との間のうちの少なくとも一方を施錠する施錠部材(鍵82)とを備えている構成である。
上記の構成によれば、前記本体部10と前記アダプタ20との間、および前記本体部10と前記取付部材30との間のうちの少なくとも一方を施錠部材(鍵82)により施錠することにより、電気器具(イオン発生装置100)が盗難されるリスクを低減することができる。
本発明の態様2にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、上記態様1において、前記取付部材30は、前記アダプタ20を支持する支持部材としての機能を有している構成である。
上記の構成によれば、被設置面に取り付けられた取付部材30によってアダプタ20を支持することができるので、被装着部に装着された装着部(口金21)のみで電気器具(イオン発生装置100)を支持する構成よりも、電気器具(イオン発生装置100)を安定して支持することができる。
本発明の態様3にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、上記態様2において、前記装着部(口金21)は口金であり、前記被装着部は前記口金が装着されるソケットである構成である。
上記の構成によれば、ソケットに装着された口金のみで電気器具(イオン発生装置100)を支持する構成よりも、電気器具(イオン発生装置100)を安定して支持することができる。また、従来は強度不足のために電気器具(イオン発生装置100)を装着できなかった小口径のソケットであっても、当該ソケットを用いて電気器具(イオン発生装置100)を装着し、安定して支持させることができる。
本発明の態様4にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、上記態様3において、前記被装着部は、前記装着部(口金21)の口金よりも小口径のソケットであり、前記装着部(口金21)は口金のサイズを変換するための口金変換アダプタ90を介して前記被装着部に装着される構成である。
上記の構成によれば、従来は強度不足のために電気器具(イオン発生装置100)を装着できなかった小口径のソケットであっても、当該ソケットを用いて電気器具(イオン発生装置100)を装着し、安定して支持させることができる。
本発明の態様5にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、上記態様1から4のいずれかにおいて、前記取付部材30は、被設置面に取り付けられる取付部(リング部材33)と、前記取付部(リング部材33)と前記アダプタ20とを接続する接続部(アングル部材31)とを備えており、前記接続部(アングル部材31)は、前記取付部(リング部材33)に固定されているか、あるいは前記取付部(リング部材33)と一体的に形成されている構成である。
上記の構成によれば、電気器具(イオン発生装置100)を安定して支持することができる。
本発明の態様6にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、被設置面に設けられた被装着部に接続される装着部(口金21)を備えた電気器具(イオン発生装置100)であって、前記装着部(口金21)を有するアダプタ20と、前記アダプタ20を前記被設置面に固定する取付部材30と、前記アダプタ20に着脱可能に装着される本体部10と、前記本体部10を前記アダプタ20から取り外せないロック状態に保持するロック機構(ロック部材73)と、前記ロック状態を解除する解除部材(隠しスイッチ72)とを備え、前記解除部材(隠しスイッチ72)は、人間の指の太さよりも小口径の孔内に設けられた隠しスイッチであることを特徴としている。
上記の構成によれば、アダプタ20が取付部材30によって被設置面に固定されており、本体部10がロック機構(ロック部材73)によってアダプタ20から取り外せないロック状態に保持されており、ロック機構(ロック部材73)によるロック状態を解除するための解除部材(隠しスイッチ72)が隠しスイッチになっている。これにより、解除部材(隠しスイッチ72)の存在を知らない第3者によって本体部10がアダプタ20から取り外されることを防止し、電気器具(イオン発生装置100)が盗難されることを防止することができる。
本発明の態様7にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、上記態様6において、前記本体部10と前記アダプタ20との間、および前記本体部10と前記取付部材30との間のうちの少なくとも一方を施錠する施錠部材(鍵82)を備えている構成である。
上記の構成によれば、前記本体部10と前記アダプタ20との間、および前記本体部10と前記取付部材30との間のうちの少なくとも一方を施錠部材(鍵82)により施錠することにより、電気器具(イオン発生装置100)が盗難されるリスクをさらに低減することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、天井、壁、床、各種装置等に設けられた被装着部に装着される電気器具に適用できる。
10 本体部
10a ケース
20 アダプタ
21 口金(装着部)
22 リブ
22a 接続穴
30 取付部材
31 アングル部材(接続部)
31a 接続穴
32 取付穴
33 リング部材(取付部)
34 リブ
40 吸気口
41 通風路
42 通気口
51 フィルタ
52 イオン発生器
53 ファン
54 メイン基板
55 コネクタ
60 照明装置
61 実装板
62 発光素子
63 カバー
64 島部
65 橋部
66 人感センサ
67 報知ランプ
68 カバー
71 引掛刃
72 隠しスイッチ(解除部材)
73 ロック部材(ロック機構)
73a 傾斜面
73b 垂直面
80 リブ
81 穴部
82 鍵(施錠部材)
90 口金変換アダプタ
100 イオン発生装置(電気器具)

Claims (5)

  1. 被設置面に設けられた被装着部に接続される装着部を備えた電気器具であって、
    前記装着部を有するアダプタと、
    前記アダプタを前記被設置面に固定する取付部材と、
    前記アダプタに着脱可能に装着される本体部と、
    前記本体部と前記アダプタとの間、および前記本体部と前記取付部材との間のうちの少なくとも一方を施錠する施錠部材とを備えていることを特徴とする電気器具。
  2. 前記取付部材は、前記アダプタを支持する支持部材としての機能を有していることを特徴とする請求項1に記載の電気器具。
  3. 前記装着部は口金であり、前記被装着部は前記口金が装着されるソケットであることを特徴とする請求項2に記載の電気器具。
  4. 前記被装着部は、前記装着部の口金よりも小口径のソケットであり、
    前記装着部は口金のサイズを変換するための口金変換アダプタを介して前記被装着部に装着されることを特徴とする請求項3に記載の電気器具。
  5. 前記取付部材は、被設置面に取り付けられる取付部と、前記取付部と前記アダプタとを接続する接続部とを備えており、
    前記接続部は、前記取付部に固定されているか、あるいは前記取付部と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電気器具。
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