JP2015138574A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】導光板の入射部と発光素子との位置決めを確実に行うことが可能な照明装置を提供する。【解決手段】導光板31は、LED素子15bの光が入射する環状の入射部と、当該入射部の外周に沿って形成され、かつ、互いに間隔を置いて配置される少なくとも3つのつば部31aと、を有し、受け具40は、つば部31aが一方向から回転して挿入されるスライド穴を有し、つば部31aの外周縁部は、一方向に向けて軸中心に近づくようにテーパ状に形成されるとともに、スライド穴の外周縁部に対向する壁面は、一方向に向けて軸中心に近づくようにテーパ状に形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の発光素子を光源として備える照明装置に関する。
例えば、複数の発光素子(LED:Light Emitting Diode)を搭載した天井照明装置(いわゆるシーリングライト)では、発光素子の光を導光板に入射させて発光させる技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2013−239284号公報
ところで、特許文献1に記載の発光素子と導光板を用いた照明装置では、導光板の中央に、天井に設けられたアダプタに装置本体を取り付ける開口部(孔)を形成する必要があるため、外観上の美感を損ねないように、導光板の外側に乳白色のドーム状のカバー(セード)を取り付けることが行われている。しかし、このようなカバーを取り付けると、発光素子がもともと有している性能を低下させることになる。そこで、導光板に前記開口部を設けずに、導光板を照明装置の一番外側に配置する場合、ユーザがアダプタに装置本体を取り付けた後に、導光板を取り付ける必要がある。
また、導光板に適切に光を入射させるには、発光素子と導光板の光の入射部との位置関係が重要である。しかし、導光板をユーザ自身が取り付ける構成にすると、ユーザの取り付け方によって導光板の入射部に対する発光素子の光の入射位置が変化し、性能の低下を招くおそれがある。
本発明は、導光板の入射部と発光素子との位置決めを確実に行うことが可能な照明装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数の発光素子を備える装置本体と、前記複数の発光素子を含めて前記装置本体の全体を覆う導光体と、前記導光体を前記装置本体に着脱自在に取り付ける受け具と、を備え、前記導光体は、前記発光素子の光が入射する環状の入射部と、当該入射部の外周に沿って形成され、かつ、互いに間隔を置いて配置される少なくとも3つのつば部と、を有し、前記受け具は、前記つば部が一方向から回転して挿入されるスライド穴を有し、前記つば部の外周縁部は、前記一方向に向けて軸中心に近づくようにテーパ状に形成されるとともに、前記スライド穴の前記外周縁部に対向する壁面は、前記一方向に向けて前記軸中心に近づくようにテーパ状に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、導光板の入射部と発光素子との位置決めを確実に行うことが可能な照明装置を提供できる。
本実施形態に係るLED照明装置の斜視図である。 本実施形態に係るLED照明装置の分解斜視図である。 本実施形態に係るLED照明装置の斜視断面図である。 図3のA部拡大図である。 受け具を示す外観斜視図である。 受け具を示す底面図である。 受け具を示す側面図である。 図7のB−B断面図である。 つば部を示す平面図である。 図9のC−C断面図である。 導光板取付前のつば部と受け具との関係を示す平面図である。 導光板取付後のつば部と受け具との関係を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態に係るLED照明装置(LEDシーリングライト)について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態に係るLED照明装置1(照明装置)は、例えば、家屋の天井面に設けられる引掛ローゼットや引掛シーリングなどの屋内配線器具(不図示)に係合する取付アダプタ(不図示)を介することによって、外部電源に接続されるとともに天井面の所定位置に固定されて利用に供されるものである。
図1は、本実施形態に係るLED照明装置の斜視図である。
図1に示すように、LED照明装置1は、例えば丸型のものであり、装置本体10、カバー部材30、受け具40などを備えている。なお、図1では、紙面上側が天井側、紙面下側が床側である。
図2は、本実施形態に係るLED照明装置の分解斜視図である。
図2に示すように、装置本体10は、本体ベース11、アダプタ受け部12、電源基板13、放熱板14、LED光源基板15、LEDカバー16、反射シート17、遮光部材18、保安灯19、センタカバー20、センサユニット21などで構成されている。
本体ベース11は、鋼板(例えば、SPCC)を略円形状に加工成形した部品であり、凹面が床側を向くように略凹状に形成されている。また、本体ベース11の中央には、取付アダプタ(不図示)が係止されるアダプタ取付孔11aが形成されている。
また、本体ベース11の上面には、リング形状のパッキン11bが接着固定されている。このパッキン11bによって、本体ベース11と天井面との間の隙間が密閉されることで、装置本体10内へ塵埃などが入り込むのを防止できる。
アダプタ受け部12は、難燃性を有する合成樹脂(例えば、PBT:ポリブチレンテレフタレート樹脂)で形成され、本体ベース11に固定されるリング形状の固定部12aと、この固定部12aの内周縁部から床側(下方)に延出する円筒部12bと、を有している。円筒部12bには、後記する保安灯カバー19aが係止される係止孔12cが形成されている。
電源基板13は、点灯回路基板などを有し、絶縁板(不図示)を介して本体ベース11に固定されている。なお、絶縁板は、電気絶縁性および難燃性を有する例えばポリプロピレンなどの樹脂材料で成形されている。これにより、電源基板13は、本体ベース11と後記する放熱板14とで囲まれた放熱空間内に、電気絶縁性を維持した状態で配置される。
また、電源基板13は、不図示の電線を介して、取付アダプタ(不図示)と電気的に接続される。これにより、LED照明装置1は、屋内配線器具(不図示)、取付アダプタ(不図示)、電源基板13をそれぞれ介して、給電されるようになっている。
放熱板14は、鋼板を略円形状に加工成形したものであり、例えば亜鉛メッキ鋼板などの熱伝導性の良好な金属を用いて構成されている。また、放熱板14は、本体ベース11よりも大径に形成され、本体ベース11よりも径方向外側に突出するようにして本体ベース11に取り付けられる。
また、放熱板14の径方向の中心には、アダプタ受け部12の円筒部12bと対応する位置に円形の貫通孔14aが形成されている。また、放熱板14の外周縁部には、後記するLED光源基板15をねじ固定するためのねじ孔14bが周方向に沿って複数個所に形成されている。また、放熱板14のねじ孔14bの外周側には、後記する受け具40を掛止させるための引掛孔14c,14cが複数個所に形成されている。引掛孔14c,14cは、周方向に120°間隔で配置されている。また、放熱板14には、各引掛孔14cの近傍に、受け具40を放熱板14にねじ固定するためのねじ孔14dが形成されている。なお、放熱板14は、加工成形時に円形状の溝14e,14fや直線状の溝14gを形成することにより、放熱板14の強度アップが図られている。
LED光源基板15は、リング形状の配線基板15aと、この配線基板15aの一面側(床面側)に環状に配置される複数のLED素子15b(発光素子)と、を含んで構成されている。なお、LED素子15bは、例えば、白色系の光束を放射する素子と、暖色系の光束を放射する素子と、で構成され、各素子が周方向に交互に配置されることで構成されている。これにより、電球色、電球色+昼光色、昼光色の3色の光を放射することができ、さらにLED素子15bに調光機構を付加することにより、さらにきめ細かな色の光を放射することが可能になる。
配線基板15aは、例えば、アルミニウム合金製の略環状の金属板に絶縁層および銅箔パターンなどを形成したり、また熱伝導性の良好な樹脂(例えばポリイミド樹脂など)の平板上に銅箔パターンおよびソルダーレジストなどを形成することで構成されている。
また、配線基板15aには、LED光源基板15を放熱板14にねじ固定する際にねじ(不図示)が挿通されるねじ挿通孔15cが、周方向に間隔を置いて複数個所に形成されている。
ところで、前記した電源基板13およびLED光源基板15は、作動することによって発熱するものである。一般に、半導体素子であるLED素子15bは、熱に弱い性質があり、また使用時には低電圧の大電流を流して高輝度発光を行うため、この発光に伴う発熱によってLED素子15bそれ自体や周囲の部材が劣化する。かかる劣化を抑制して長寿命・高信頼性を実現するには、適切な放熱を行うことが求められる。
本実施形態では、前記のような構成の本体ベース11と放熱板14とを備えることによって、放熱空間の容積を大きくし(放熱空間の空気の量を多くし)、電源基板13およびLED光源基板15の放熱効率の向上を図ることができる。その結果、LED素子15bの発光効率を高くできる。
LEDカバー16は、LED光源基板15の全体を覆うことができるように環状に形成されたものである。なお、LEDカバー16は、無色透明の合成樹脂(例えば、PET:ポリエチレンテレフタレート樹脂)によってフィルム状に形成されている。これにより、ユーザがLED照明装置1を設置する際に、ユーザがLED光源基板15に触れるのを防止することができる。つまり、本実施形態のLED照明装置1では、ユーザ自身がカバー部材30(導光板31)を着脱するタイプであるので、ユーザがカバー部材30の着脱時にLED光源基板15に触れないようになっている。
また、LEDカバー16は、ねじ挿通孔15cに対応する位置に、ねじ挿通孔16aが複数個所に形成されている。なお、図示していないが、別個に設けられた抑え部材によってLEDカバー16の浮きを防止するようにしてもよい。
反射シート17は、LED素子15bから天井側に出射された光を床側に反射させる機能を有し、平面視においてドーナツ状に形成されている。また、反射シート17は、白色の樹脂シートで構成されている。なお、本実施形態では、反射シート17を設ける場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、放熱板14に高反射塗装を行う構成であってもよい。本実施形態では、高反射塗装ではなく、反射シート17を用いることで、LED照明装置1を安価に製造することが可能になる。
遮光部材18は、LED素子15bの光が導光板31の内側に漏れるのを抑える機能を有し、例えば、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂でリング状に形成されている。また、遮光部材18は、反射シート17の外周縁部17aを抑えている(図4参照)。
保安灯19は、暖色系のLED素子(不図示)と、このLED素子を覆う環状の保安灯カバー19aと、を備えている。保安灯カバー19aは、反射シート17の内周縁部17bを抑えている(図3参照)。また、保安灯カバー19aの内周縁部には、当該保安灯カバー19aを固定部12aに掛止させる掛止部19bが形成されている。なお、掛止部19bは、周方向に間隔を置いて複数個所に形成されている。
センタカバー20は、装置本体10の中央において露出する取付アダプタ(不図示)を覆うものであり、例えば、難燃性を有する合成樹脂(例えば、PP:ポリプロピレン樹脂)によって形成されている。また、センタカバー20は、円板状に形成され、保安灯カバー19aに着脱自在に取り付けられている。すなわち、センタカバー20の外周縁部には、径方向外側に向けて突出する突片20aが複数個所に形成され、保安灯カバー19aには、突片20aが支持される支持片19bが径方向内側に突出して形成されている。
センサユニット21は、例えば、LED照明装置1が設置された環境(空間)の明るさに応じてLED素子15bへの供給電力を変化させて、LED照明装置1下で一定の照度が得られるようにする機能を提供する。また、LED照明装置1下の照度を検知する。また、センサユニット21は、ABS樹脂やポリプロピレン(polypropylene)樹脂などで成形されたセンサケース21a内にセンサ基板(不図示)が収容されるように構成され、放熱板14の天井側に取り付けられている(図1参照)。
図2に示すように、カバー部材30は、導光板(導光体)31、リングカバー32、導光ピース33(導光体)を有している。
導光板31は、複数のLED素子15bから発せられた光束を床側へ導く機能と、LED照明装置1の最も外側(床側)に位置して当該LED照明装置1のカバーとしての機能と、を有している。このように、導光板31を最も外側(床側)に配置することにより、LED素子15bの性能を最大限利用できる。また、導光板31のさらに外側に乳白色のカバーを設けないので、LED照明装置1を薄型化できる。
また、導光板31は、例えば、PMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)からなる透光性および電気絶縁性を有する樹脂を用いて、射出成形などによって一体成形されている。なお、導光板31の材料は、PMMAに限定されるものではなく、透光性および電気絶縁性を備えるものであればよく、ポリスチレン樹脂やポリカーボネート樹脂など他の樹脂であってもよく、また樹脂に限定されるものではなくガラスなどであってもよい。
また、導光板31は、凹面が天井側を向くように皿状に形成されるとともに、導光板31の外周に、受け具40に着脱自在に保持されるつば部(鍔部)31aが形成されている。このつば部31aは、導光板31の外周縁部の3箇所に形成されている。つば部31aとつば部31aとの間は、装置本体10に固定された受け具40が配置される寸法分離間している。
また、つば部31aには、受け具40に挿入される先端側に、溝部31bが形成されている。なお、他のつば部31aにも、同様にして溝部31bが形成されている。
また、導光板31の表面の中央には、平面視円形状の凹部31cが形成されている。なお、この凹部31cは、導光板31を成形する際にゲート跡(樹脂充填跡)が形成される部位であり、射出成形後に残るゲート跡を導光ピース33で覆い隠すための段差である。
このように、本実施形態の導光板31は、装置本体10の全体を覆い、LED照明装置1の最も外側に位置するものであり、導光板31の中央部に、LED照明装置1を天井に取り付ける際に、取付アダプタ(不図示)に取り付けるための孔を備えないものである。
リングカバー32は、導光板31のつば部31aの上から重ねて配置され、床側からつば部31aを視認できなくするものである。例えば、リングカバー32を遮光性の材料で塗装(例えば、銀色)することで、LED照明装置1を点灯させたときに、明暗によって視認できなくすることが可能になる。また、リングカバー32を乳白色にして均一に光らせることで、光を有効利用できるようにしてもよい。
導光ピース33は、導光板31と同様の材料で形成され、小径の円板状(コイン状)に形成されている。また、導光ピース33は、導光板31に形成された凹部31cに嵌め込まれ、接着剤などで固定されている。また、導光ピース33は、同心円状に溝33aが形成され、外側の導光板31と同様に光が出射されるようになっている。
受け具40は、カバー部材30を着脱自在に保持するものであり、例えば、POM(ポリオキシメチレン)などの合成樹脂によって形成されている。なお、受け具40の詳細な形状については後記する。
図3は、本実施形態に係るLED照明装置の斜視断面図である。なお、図3は、LED照明装置1の径方向の中心を通るように半分に切断したときの状態を示している。
図3に示すように、導光板31の内面には、複数本の溝31dが同心円状に形成されている。このように、溝31dを導光板31の内面に形成することにより、溝31d内に埃などが溜まるのを防止することができ、光を安定して出射させることができる。
また、溝31dは、凹部31cを除く全体に形成されている。これにより、LED素子15bの光を導光板31の略中央部を含む全面に拡散させることができる。また、隣り合う溝31dの間隔sは、径方向の外側から中心側に向けて徐々に狭くなるように形成されている。これにより、径方向の外周から内周にかけて均一に光らせることができる。なお、図示していないが、各溝31d内には、さらにシボ加工が施されている。これにより、導光板31の全面に光を拡散させることができる。
図4は、図3のA部拡大図である。
図4に示すように、導光板31は、LED素子15bと対向して配置され、LED素子15bの光が入射する入射部31iと、入射部31iから入射された光を導光板31の中心部を含めて全体から出射させる出射部31oと、を有している。
入射部31iは、導光板31の厚み分の範囲Tに対応する部分であり、LED素子15bの配列に沿って円環状に形成されている。
出射部31oは、入射部31iから床側に向けて延出する湾曲部31o1と、水平方向に向けて円板状に形成される平面部31o2と、を有している。
LED素子15bの光が入射部31iから入射されると、導光板31内を導光するとともに、光が出射部31oから導光板31の外側(床側)に出射される。また、遮光部材18によって、入射部31iに入射した光が導光板31の内側に漏れ出ないようになっている。
図5は、受け具を示す外観斜視図、図6は、受け具を示す底面図、図7は、受け具を示す側面図、図8は、図7のB−B断面図である。なお、図5は、表面側(床側)から見上げた状態を示し、図6は、表面側(床側)から見たときの状態を示し、図7は、導光板31側から見たときの状態を示す。なお、図5ないし図8における一方向とは、つば部31aが受け具40に挿入される方向であり、他方向とは、つば部31aが受け具40から引き抜かれる方向である。
図5に示すように、受け具40は、本体部41と、突起42a(図6参照)を有する支持片42と、引掛部43,43と、固定部44と、を有している。
本体部41は、つば部31a(図2参照)が挿入されることで保持されるスライド穴(スライド溝)41aを有し、つば部31aの形状に沿って湾曲して形成されている。
スライド穴41aは、つば部31a(図2参照)と対向する側の面41bと、つば部31aが挿入される側の面41cと、が開放している。すなわち、スライド穴41aは、つば部31aの上面31a1(図4参照)と対向する壁部41dと、つば部31aの下面31a2(図4参照)と対向する壁部41eと、つば部31aの外周縁部31a3(図4参照)と対向する壁部41fと、つば部31aの挿入方向の先端と対向する壁部41gと、によって構成されている。
また、下側の壁部41eは、上側の壁部41dよりも周方向に短く形成されている。また、スライド穴41aの上面41a1は、入口において一方向から他方向に向けて上方(背面側)に傾斜する傾斜面41a2が形成されている。また、スライド穴41aの下面41a3は、入口において一方向から他方向に向けて下方(表面側)に傾斜する傾斜面41a4が形成されている。これにより、スライド穴41aの入口が奥側よりも広く形成され、スライド穴41aにつば部31aを挿入し易くなっている。
突起42aは、スライド穴41aの一方向の奥側に形成されている。引掛部43,43は、壁部41dと一体に形成され、周方向に間隔を置いて配置されている。固定部44は、スライド穴41aよりも一方向に延出して形成されている。
図6に示すように、壁部41eには、平面視凹状の切欠部41hが形成されている。この切欠部41hは、軸中心の側が開放するように形成されている。また、切欠部41h内には、軸中心に向けて支持片42が形成され、支持片42が片持ち状態で支持されている。これにより、支持片42が撓み変形することで、突起42aが上下方向(紙面垂直方向)に動作するようになっている。
図7に示すように、スライド穴41aの下面41a3(テーパ状に形成される側に対向する面)は、スライド穴41aの入口から一方向に向けて上下方向(軸方向)の間隔s1が狭くなるようにテーパ状に形成されている。なお、図7に示す二点鎖線は、下面41a3をテーパ状にしない場合の壁面の位置を示している。
突起42aは、初期状態において、下面41a3からスライド穴41a内に突出している。したがって、スライド穴41aにつば部31aが挿入され、つば部31aの先端が突起42aに当接することで、突起42aが下方に向けて押圧される。そして、突起42aが溝部31bと対向する位置(位置決め完了位置)までつば部31aが挿入されると、支持片42が弾性復帰して、突起42aと溝部31b(図2参照)とが凹凸嵌合する。これにより、クリック感をユーザに与えることができ、ユーザは、導光板31が受け具40に装着完了したことを認識できる。また、突起42aと溝部31bとを凹凸嵌合させることで、つば部31aが受け具40に中途半端な位置で保持されるのを防止でき、導光板31が逆転して受け具40から脱落するのを防止できる。
引掛部43は、側面視L字状に形成され、放熱板14に形成された引掛孔14c(図2参照)に床側から挿入された後に、一方向にスライドさせることにより、放熱板14に掛止される。そして、ねじを固定部44に形成されたねじ挿通孔44a(図6参照)に挿通し、放熱板14(図2参照)のねじ孔14dに螺合させることで、受け具40が放熱板14に固定される。
図8に示すように、スライド穴41aの周壁面41a5(外周縁部31a3に対向する壁面)は、スライド穴41aの入口から一方向に向けて軸中心に近づくようにテーパ状に形成されている。つまり、スライド穴41aの幅s2が、入口から一方向に向けて狭くなるように形成されている。なお、図8に示す二点鎖線は、周壁面41a5をテーパ状にしない場合の壁面の位置を示している。
図9は、つば部を示す平面図、図10は、図9のC−C断面図である。なお、図9は、つば部31aを天井側から見たときの状態を示す。
図9に示すように、つば部31aは、スライド穴41a(図8参照)に挿入される外周縁部31a3が一方向に向けて軸中心O(図11参照)に近づくようにテーパ状に形成されている。換言すると、導光板31の外周から径方向外側に突出するつば部31aの突出寸法s3が、一方向に向けて短くなるように形成されている。なお、図9に示す二点鎖線は、突出寸法s3が均一の場合の外周縁部31a3の位置を示している。
図10に示すように、つば部31aは、スライド穴41a(図7参照)に挿入される下面31a2が一方向に向けて上下方向(軸方向)の厚み寸法s4が減少するようにテーパ状に形成されている。なお、図10に示す二点鎖線は、軸方向の厚みが均一の場合の下面の位置を示している。
図11は、つば部と受け具との関係を示す平面図である。なお、図11では、説明の便宜上、つば部31aの形状とスライド穴41aの形状を誇張して図示している。また、図11は、導光板31を床側から見た状態を示している。
ところで、導光体31は、光が通る道筋であるため、幅を広く(厚く)するわけにはいかない。このため、入射部31iとLED素子15bとの軸方向に直交する方向の位置関係(位置合せ)が重要である。そこで、本実施形態では、位置合せの位置決め手段として、スライド穴41aの周壁面41a5をテーパ状に形成するとともに、つば部31aの外周縁部31a3をテーパ状に形成したものである。
導光板31を図11に示す状態から紙面時計回り方向(白抜き矢印参照)に回転させることにより、つば部31aがスライド穴41aの入口から挿入される。つば部31aがスライド穴41aに挿入されるにつれて、つば部31aの外周縁部31a3とスライド穴41aの周壁面41a5との間隔が縮まる。そして、図12に示すように、つば部31aの回転方向の先端がスライド穴41aの壁部41gに当接するまで挿入されると、外周縁部31a3と周壁面41a5とがほぼ接した状態に配置され、円環状に配置されたLED素子15b(図4参照)の径方向の中心と、入射部31i(図4参照)の径方向の中心とが一致する(位置合せが完了する)。
また、本実施形態では、LED素子15bと入射部31iとの上下方向(軸方向)の位置決め手段(高さ合せ)として、スライド穴41aにテーパ状の面(下面41a3)を形成し、つば部31aにテーパ状の面(下面31a2)を形成して構成したものである。
導光板31を図11に示す状態から紙面時計回り方向(白抜き矢印参照、一方向)に回転させることにより、つば部31aがスライド穴41aの入口から挿入される。つば部31aがスライド穴41aに挿入されるにつれて、つば部31aの下面31a2とスライド穴41aの下面41a3との間隔が縮まる。そして、つば部31aの回転方向の先端がスライド穴41aの壁部41g(図12参照)に当接するまで挿入されると、下面31a2と下面41a3とがほぼ接した状態となり、LED素子15b(図4参照)と、入射部31i(図4参照)との距離T1が確定し、高さ合せが完了する。
このように、LED素子15bと入射部31iとの位置決めを確実に行うことにより、LED素子15bが入射部31iに接近し過ぎることによる不具合(例えば、LED素子15bの破損)を防止することができ、またLED素子15bが入射部31iから離れ過ぎることによる不具合(例えば、性能を損なう)を防止することができる。
このように位置合せと高さ合せのそれぞれの位置決め手段を備えることにより、ユーザが導光板31を装置本体10に着脱するものであっても、LED素子15bと入射部31iとの位置決め(位置合せ+高さ合せ)を確実に行うことができる。
なお、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更することができる。例えば、前記した実施形態では、高さ合せにおいて、つば部31aの下面31a2をテーパ形状とし、スライド穴41aの下面41a3をテーパ形状とする場合を例に挙げて説明したが、つば部31aの上面31a1をテーパ形状とし、スライド穴41aの上面41a1をテーパ形状とするものであってもよく、またつば部31aの上面31a1および下面31a2をテーパ形状とし、スライド穴41aの上面41a1および下面41a3をテーパ形状とするものであってもよい。
また、LED素子15bの配列および入射部31iの形状は、円形環状に限定されるものではなく、多角形の環状など別の形状の環状の構成であってもよい。
1 LED照明装置(照明装置)
10 装置本体
11 本体ベース
12 アダプタ受け部
13 電源基板
14 放熱板
15 LED光源基板
15b LED素子(発光素子)
16 LEDカバー
17 反射シート
18 遮光部材
19 保安灯
20 センタカバー
21 センサユニット
30 カバー部材
31 導光板(導光体)
31a つば部
31b 溝部
31a1 上面
31a2 下面
31a3 外周縁部
31i 入射部
31o 出射部
32 リングカバー
33 導光ピース(導光体)
40 受け具
41a スライド穴
41a1 上面
41a3 下面
41a5 周壁面(壁面)
42a 突起

Claims (3)

  1. 複数の発光素子を備える装置本体と、
    前記複数の発光素子を含めて前記装置本体の全体を覆う導光体と、
    前記導光体を前記装置本体に着脱自在に取り付ける受け具と、を備え、
    前記導光体は、前記発光素子の光が入射する環状の入射部と、当該入射部の外周に沿って形成され、かつ、互いに間隔を置いて配置される少なくとも3つのつば部と、を有し、
    前記受け具は、前記つば部が一方向から回転して挿入されるスライド穴を有し、
    前記つば部の外周縁部は、前記一方向に向けて軸中心に近づくようにテーパ状に形成されるとともに、前記スライド穴の前記外周縁部に対向する壁面は、前記一方向に向けて前記軸中心に近づくようにテーパ状に形成されていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記つば部の上面および下面の少なくとも一方は、前記一方向に向けて軸方向の厚みが減少するようにテーパ状に形成されるとともに、前記スライド穴の前記テーパ状に形成される側に対向する面は、前記一方向に向けて前記スライド穴の前記軸方向の間隔が狭くなるようにテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記受け具は、前記スライド穴内に突出する突起を有し、
    前記つば部は、当該つば部が前記スライド穴に位置決め完了位置まで挿入されたときに、前記突起が凹凸嵌合する溝部を有することを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
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