JP6476318B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置に関するものである。
高電圧または大容量の電力変換においては、複数の電力変換器セル(以下、「セル」と略す)を直列または並列に接続した電力変換装置が用いられる。例えば、高電圧モータの駆動には、複数のインバータ(電力変換器の一種)の出力端子を直列に接続し、各インバータの出力電圧を合成して高電圧を出力する方式(多重インバータ方式などと呼ばれる)が利用されている。この方式では、大型の低周波昇圧トランスを利用することなく、モータに直接高電圧を出力できる。
また、太陽光発電や風力発電といった自然エネルギー発電の導入が世界的に拡大している。自然エネルギーから得られる電力を変換して電力系統に出力するための電力変換装置として、PCS(パワーコンディショニングシステム)がある。このPCSにおいても、高電圧化や大容量化に対応する際には、上記のように複数のセルを用いる構成が有効と考えられる。
このように複数のセルを備えた電力変換装置では、信頼性の確保が重要である。信頼性に関する機能の例として、一部のセルが故障した場合でも、残りの電力変換器セルを用いて運転を継続できることが望ましい。各セルの出力を直列に接続する構成であれば、各セルの出力端子間を短絡できるようにバイパス部を設け、一部のセルが故障した場合、同セルの出力端子間を短絡することによって、残りのセルを用いた運転が可能となる。しかし、セルの直列段数が減少することから、電力変換装置が出力できる最大電圧も減少する。これによって、モータであれば運転範囲(回転速度やトルクの範囲)が狭くなり、PCSであれば動作が成り立たなくなる場合もある。
この問題を解決する電力変換装置として、特許文献1に記載された直接高圧インバータ装置がある。この直接高圧インバータ装置では、複数台の単相インバータの出力をそれぞれ直列接続して三相高圧出力を得る。また、各相に予備単相インバータを設け、通常運転時は予備単相インバータの出力端を短絡状態にして運転し、少なくとも1つの相で1台の単相インバータが故障発生した時は、当該相の予備インバータの運転で装置運転を再開する。
特開2009−033943号公報
特許文献1では、予備の電力変換器セルを設けるので、その分だけ装置が大型化し、また、制御が複雑化するという課題がある。
そこで本発明では、複数の電力変換器セルから構成される電力変換装置において、一部の電力変換器セルに故障等が生じた場合でも残りの電力変換器セルを用いて運転を継続でき、さらに出力電圧を拡大可能な高信頼かつ小型の電力変換装置を実現する。
上記課題を解決するために、例えば、複数の電力変換器セルとこれらを制御する制御部とを備えた電力変換装置であって、前記電力変換器セルの各々は、外部からの入力電圧を変換して直流リンク電圧を生成するコンバータと、前記直流リンク電圧を交流電圧に変換して出力するインバータと、前記インバータの出力端子間を短絡するためのバイパス部を備え、前記制御部は、前記電力変換器セルのうち一部の故障を検出した場合、前記故障を検出した電力変換器セルのバイパス部を動作させて出力端子間を短絡させ、故障していない電力変換器セルのうち少なくとも1台以上の電力変換器セルの前記直流リンク電圧を増大させることを特徴とする。
複数の電力変換器セルから構成される電力変換装置において、一部の電力変換器セルに故障等が生じた場合でも残りの電力変換器セルを用いて運転を継続でき、さらに故障後の出力電圧を拡大可能な高信頼かつ小型の電力変換装置を実現する。
本発明における電力変換装置100の構成である。 実施例1における電力変換器セル101の構成である。 通常運転時における出力電圧波形である。 セルが1台故障した場合の出力電圧波形である。 実施例1における制御部200の具体例である。 本実施例の故障セル判定に基づく直流リンク電圧Vdcの決定のフローチャートである。 実施例2における通常運転時における出力電圧波形である。 実施例2におけるセルが1台故障した場合の出力電圧波形である。 実施例2における通常運転時におけるPWM変調動作の一例である。 実施例2におけるセルが1台故障した場合のPWM変調動作の一例である。 実施例3における絶縁型DC−DCコンバータの具体例として共振型コンバータを用いる場合の、電力変換装置100の構成である。 実施例3における制御部200の具体例である。 実施例4における電力変換装置1000の構成である。
以下、本発明の実施例について、図面を用いながら説明する。
図1は、本発明における電力変換装置100の構成である。図1を用いて、全ての実施例に共通の構成を説明する。
電力変換装置100は、外部の電源300から入力される電力を変換し、外部の負荷400に出力する。また、電力変換装置100は、複数の電力変換器セル101〜104と制御部200を備える。各セルの出力端子がそれぞれ直列に接続されることによって、電力変換装置100としての出力を成す。なお、図1では、セルを4台利用する例を示したが、台数については任意である。
電源300は、直流電源または交流電源のいずれでもよい。図1では、電源300に対して各セルが並列に接続される構成を示した。ただし、電力変換装置100の出力側(負荷400との接続)と同様に、電源300に対して各セルの入力端子が直列に接続される構成であってもよい。
電力変換器セル101〜104の各々は、外部からの入力電圧を変換して直流リンク電圧(Vdc1〜Vdc4)を生成するコンバータ111〜114と、Vdc1〜Vdc4をそれぞれ交流電圧(Vo1〜Vo4)に変換して出力するインバータ121〜124と、インバータ121〜124の出力端子間をそれぞれ短絡するためのバイパス部131〜134を備える。なお、これらの他に、保護用部品(リレー、ヒューズなど)やノイズフィルタなどの要素を備えていてもよい。
Vdc1〜Vdc4は、全て同じ電圧値であっても、それぞれ異なる電圧値であってもよい。各インバータの出力端子は直列に接続されているため、電力変換装置100の出力電圧Vosは、各セルのインバータの出力電圧を合計した値(Vo1+Vo2+Vo3+Vo4)となる。なお、図面及び下記では、直流リンク電圧及び(各セルの)インバータ出力電圧の一般呼称として、それぞれVdc及びVoと記す場合がある。
電力変換器セルの内部構成について補足する。電源300が直流電源であれば、コンバータ111〜114はそれぞれDC−DCコンバータになる。DC−DCコンバータの例として、チョッパやフライバックコンバータ、共振型コンバータといったスイッチング電源方式のコンバータがある。また、シリーズレギュレータなどのリニア方式(ドロッパ方式)のコンバータを用いてもよい。図1のように電源300に対して各セルを並列に接続する場合,上記の中でもフライバックコンバータや共振型コンバータのように入出力間をトランスで絶縁可能なコンバータを用いる。
電源300が交流電源であれば、コンバータ111〜114はそれぞれAC−DCコンバータになる。AC−DCコンバータの例として、ダイオードを用いた整流回路の後段に上記のDC−DCコンバータを接続する構成などがある。このように、コンバータ111〜114には複数の構成が考えられるが、Vdc1〜Vdc4を生成し、これらを可変できれば具体的構成については問わない。
インバータ121〜124についても複数の構成が考えられるが、Vdc1〜Vdc4をVo1〜Vo4にそれぞれ変換できるのであれば具体的構成については問わない。一例として、Hブリッジ方式の単相インバータがある。バイパス部131〜134の例として、リレー、半導体スイッチング素子、機械スイッチなどがある。また、インバータ121〜124が備える半導体スイッチング素子を用いてもよい。
次に、制御部200について説明する。制御部200は、各セルの物理量や状態を検出するとともに、各セルに対して制御信号を出力する。制御部200は、一部のセルが故障した場合でも、残りのセルを用いて運転を継続できるように、上記の検出及び制御信号の出力を行う。
図1では、図面の煩雑化を防ぐため、制御部200とセル101間の信号のみを示した。実際には、制御部200はセル102〜104とも同様に信号をやり取りする。また、図1において1本の矢印として表現した各信号は、複数の情報を含んでいてもよい。制御部200の内部構成として、本発明において特に重要となる故障検出部201、直流リンク電圧(Vdc)制御部202、出力電圧(Vos)制御部203、バイパス制御部204を示した。
制御部200に入力される物理量検出信号とは、具体的には各セルにおけるコンバータやインバータの電圧、電流、温度などの検出信号を示す。制御部200の故障検出部201は、これらの物理量検出信号から、「目標値通りの電圧が出力されていない」、「過電流が発生した」、「温度が異常に高い」などの現象を把握する。すなわち、故障検出部201は、検出される物理量を物理量の基準と比較し、基準と異なるセルを特定することができる。故障検出部201は、これらの現象からセルの故障や異常が生じていることを検出し、各セルの故障、異常の有無を表す故障検出信号を出力する。なお、制御部200は、任意のセルを保守、診断、点検する場合に当該セルを特定する制御信号を出力することができる。また、図1では省略したが、制御部200は、物理量検出信号(特に電圧、電流の情報)を故障検出だけでなく、出力のフィードバック制御にも利用できる。以下では、故障検出部201で基準と異なるセルを特定した場合を故障と称することとして、説明をする。
バイパス制御部204は、故障検出信号や制御信号をもとに各セルのバイパス部131〜134をオン・オフするためのバイパス制御信号を出力する。通常運転時(全セルが故障なく運転する時)は、全セルのバイパス部がオフであるように制御する。セルの故障を検出した場合や保守、診断、点検する場合には、同セルが備えるバイパス部を動作させる。例えば、セル101の故障を検出した場合には、セル101が備えるバイパス部131をオンにするように制御する。これによって、電力変換装置100は残りのセル102〜104によって運転を継続できる。
直流リンク電圧(Vdc)制御部202は、故障検出信号をもとに各セルのVdc目標値を定める。また、コンバータが目標値通りのVdcを出力するようにコンバータ制御信号を出力する。例えば、セル101が故障した場合には、故障していないセル102〜104のうち少なくとも1台以上のセルにおいてVdcを増大させるように制御する。これによって、故障後の出力電圧範囲を拡大可能である。
出力電圧(Vos)制御部203は、目標値通りのVosが得られるように、各セルのインバータ制御信号を生成する。詳細については、以下の実施例で説明する。
なお、制御部200の全ての要素が、1枚の基板上に実装される必要はない。各セルのコンバータやインバータが実装される基板上に、制御部200の要素が実装されてもよい。
実施例1として、電力変換装置100が電源300の電圧を交流電圧に変換して負荷400に出力する方法、及び、一部のセルが故障した場合でも運転を継続し、その出力電圧を拡大する方法について具体的に説明する。
図2は、実施例1における電力変換器セル101の構成であり、インバータの具体例としてHブリッジ方式の単相インバータを用いる構成を示す。図2では、電力変換器セル101のみを示し、他セルについては省略した。セル102〜104についても、同様の単相インバータを備える。コンバータ111の具体的構成については任意であり、既に説明したように複数の構成が考えられる。
図2のように、単相インバータ121は、4個の半導体スイッチング素子(11〜14)備えたHブリッジ回路である。半導体スイッチング素子の例として、MOSFETを示したが、バイポーラトランジスタやIGBTなど他種の素子であってもよい。
制御部200は、インバータ121に出力されるインバータ制御信号として、4個のMOSFET(11〜14)を駆動するためのゲート信号を出力する。また、インバータ121からは、制御部200に出力される物理量検出信号として、電圧検出器15によって検出される出力電圧(Vo1)および電流検出器16によって検出される出力電流が出力される。なお、物理量検出信号として、インバータの温度など他の物理量を含んでいてもよい。また、コンバータ111も制御部200に物理量検出信号を出力する。
ここで、直流リンク電圧(Vdc)の値をV0とする。インバータ121は、MOSFET(11〜14)のオン・オフ制御によって、瞬時値としては+V0(正電圧)、0(ゼロ)、−V0(負電圧)の3通りを出力できる。例えば、MOSFET11と14(12と13)をオンに、MOSFET12と13(11と14)をオフにすれば、Vo1は+V0(−V0)となる。MOSFET11と13(12と14)をオンに、MOSFET12と14(11と13)をオフにすれば、Vo1はほぼ0となる。
通常運転時において、全セルの直流リンク電圧(Vdc1〜Vdc4)の値がV0である場合、電力変換装置100は、−4V0、−3V0、・・・、0、・・・、+3V0、+4V0とV0置きに9通りの電圧を出力できる。例えば、セル101と102が+V0を出力し、セル103と104が0を出力すれば、Vosは+2V0となる。また、セル104のみが0を出力し、残りのセルが−V0を出力すれば、Vosは−3V0となる。すなわち、電力変換装置100の出力電圧範囲は、−4V0≦Vos≦+4V0である。
1台のセルが故障した場合、故障したセルではバイパス部がオンとなるため、その出力電圧は強制的に0となる。このとき、各セルのVdcをV0のままとすれば、電力変換装置100の出力電圧範囲は−3V0≦Vos≦+3V0となり、通常運転時と比べて(3/4)倍に狭くなる。
ここで、故障していないセルのVdcを全てV1に変更すると、電力変換装置100の出力電圧範囲は−3V1≦Vos≦+3V1となる。このとき、V1=(4/3)×V0の関係式が成り立つようにすれば、出力電圧範囲は−4V0≦Vos≦+4V0のまま維持される。ただし、V1>V0が成り立つ、すなわち、Vdcを増大させれば、故障後の出力電圧範囲を拡大する効果は得られる。また、故障していないセルのうち少なくとも1台以上のセルにおいてVdcを増大させても、同様の効果が得られる。
ここで、セルの総台数がNである場合を想定して、上記の関係式V1=(4/3)×V0を一般化する。動作させるセル(故障、異常でないセル)の台数をN’、このときのVdcをV’とすると、関係式はV’=(N/N’)×V0となる。すなわち、動作させるセルの台数と反比例するようにVdcを制御する。
故障台数が多くなり、その分だけVdcが高くなると、各セルの部品(MOSFETなど)に印加される電圧が定格値を超える恐れがある。この問題を解決する方法として、故障したセルの台数が所定の閾値より少ない場合に限り、上記のようにVdcを増大させる方法が考えられる。すなわち、故障したセルの台数が上記閾値より多い場合、Vdcを故障したセルの台数に依らず一定に制御すればよい。
図3(A)および図3(B)は、実施例1における電力変換装置100の出力電圧(Vos)波形である。図3(A)は通常運転時、図3(B)はセルが1台故障した場合の波形である。破線で示した正弦波は、Vosに含まれる基本波成分である。図3(A)では、通常運転時のVdcをV0とし、図3(B)では、故障発生時のVdcをV1=(4/3)×V0とする場合を示している。
電力変換装置100は、上記の原理上、正弦波電圧そのものを出力することはできず、図3(A)および(B)のような階段状の疑似正弦波電圧を出力する。図3(A)および(B)のVos波形は、出力すべき交流電圧の位相に応じて、正の半周期では+V0(または+V1)を、負の半周期では−V0(または−V1)を出力させるセルの台数を変えることによって得られる。図3(A)の通常運転時では、Vosは正負の領域を合わせると8ステップの階段状波形となり、1ステップあたりの電圧値はV0である。図3(B)の故障発生時では、Vosは通常運転時の(3/4)倍である6ステップの階段状波形となる。しかし、1ステップあたりの電圧値が(4/3)倍であるV1に増大されるため、図3(A)の通常運転時と比べてVosの振幅は維持される。
図4は、実施例1における制御部200の具体例であり、以上で説明した制御を実現するための構成を示している。制御信号をそれぞれ1本の矢印として表したが、これらの信号は複数の情報を含む。例えば、図2ではインバータ制御信号としてMOSFET毎に4本の矢印を示したが、図4では1本の矢印として纏めた。さらに正確に言えば、インバータ制御信号は4セル分、すなわちMOSFET16個分の情報となる。図4では、セル104が故障した場合を想定して、一部の信号について具体的内容を記した。
制御部200の故障検出部401は、物理量検出信号からセル104の故障を検出し、故障検出信号としてバイパス制御部402、Vdc制御部403、出力電圧(Vos)制御部404に出力する。バイパス制御部402は、既に説明したように、故障したセル104のバイパス部134をオンにするようにバイパス制御信号を出力する。
制御部200のVdc制御部403は、Vdc設定部405とコンバータ制御部406を備える。Vdc設定部405は、図4に示したように故障台数とVdcを関係付けるテーブルを備えており、故障検出信号から各セルのVdc目標値を生成する。故障していないセル101〜103のVdcをV0からV1に変更し、故障したセル104については動作を停止させる。コンバータ制御部406は、各セルのコンバータが目標値通りのVdcを出力するように、コンバータ制御信号を出力する。
制御部200のVos制御部404は、Vosが図3に示した波形となるようにインバータ制御信号を出力する。図4のVos目標値は、出力すべき交流電圧の瞬時値や位相を表し、例えば図3に破線で示した基本波成分と考えてよい。Vos目標値は、制御部200の内部で生成されるものであり、その生成方法は、モータ駆動やPCSといった適用アプリケーションによって異なるため、本発明では任意とする。
Vos制御部403は、Vos目標値に基づいて、正電圧(+V0や+V1)または負電圧(−V0や−V1)を出力させるセルの台数を変化させる。図3から分かるように、Vos目標値が同じ条件であっても、正電圧または負電圧を出力させるセルの台数や、この台数を変化させるタイミングといったパラメータは、Vdcの値(すなわち動作させるセルの台数)によって異なる。そこで、Vos制御部403に故障検出信号とVdc目標値を入力し、状況に応じて上記パラメータの調節を行う。また、以降の実施例で示すように、Vdc目標値の代わりにVdcの検出値を用いてもよい。
図5は、本実施例の故障セル判定に基づく直流リンク電圧Vdcの決定のフローチャートである。
まず、故障検出部401において、各電力変換器セルの検出される物理量を物理量の基準と比較し、基準と異なるセルがあるかを判定する(ステップ501)。
基準と異なる電力変換器セルがある場合には(ステップ501のYES)、バイパス制御部204において、該当セルのバイパス部がオンとなるようにのバイパス制御信号を出力する(ステップ502)。
一方、基準と異なるセルがない場合には(ステップ501のNo)、各セルのバイパス部をオフに維持して、再度ステップ501の判断を行う。
ステップ502の次に、直流リンク電圧(Vdc)制御部202は、故障検出部401において得られた故障検出信号をもとに各セルのVdc目標値を定め、求めたVdcとなるようにコンバータを制御する(ステップ503)。
出力電圧(Vos)制御部203は、目標値通りのVosが得られるように、各セルのインバータ制御信号を生成する(ステップ504)。
以上によって、一部のセルが故障した場合でも残りセルを用いて運転を継続でき、さらに故障後の出力電圧を拡大可能な高信頼かつ小型の電力変換装置100が実現される。また、通常運転時におけるVdcを必要最小限の値に設定できる、すなわち、故障に備えてVdcに余裕を持たせる必要がない。Vdcが低いほど、各セルで発生する損失すなわち発熱が減少し、セルの故障自体を防止する効果がある。また、予備のセルを設ける必要がないので、装置の小型化および低コスト化を実現することが出来る。
実施例2として、インバータの制御にPWM変調(パルス幅変調)を適用する場合について説明する。電力変換装置100の構成は、実施例1と同様である。
図6(A)および図6(B)は、実施例2における電力変換装置100の出力電圧(Vos)波形である。図6(A)は通常運転時、図6(B)はセルが1台故障した場合の波形である。実施例1と同様に、図6(A)は通常運転時におけるVdcをV0とし、図6(B)は故障発生時ではVdcをV1=(4/3)×V0まで増大させる。
図6(A)の通常運転時、すなわち、Vdc=V0である場合を例にPWM変調について説明する。実施例1で説明したように、各セルのインバータは+V0、0、−V0の3通りの電圧を出力できる。PWM変調を用いる場合、各セルのインバータは+V0と0を交互に、または、−V0と0を交互に出力する。そのため、図6(A)のように、Vosが+3V0と+2V0を交互に繰り返す期間や、−3V0と−4V0を交互に繰り返す期間が発生する。
インバータが+V0と0を交互に出力する場合について説明する。Vosの周期と比べて十分に短い(スイッチング)周期Tsにおいて、インバータが+V0を出力する時比率(デューティ)をd(0≦d≦1)とおく。インバータが0を出力する時比率は1−dである。このとき、周期Tsにおける出力電圧(Vo)の平均値はd×V0となる。時比率dを0≦d≦1の範囲内で制御することで、インバータは周期Tsにおける平均値として0≦Vo≦+V0を満たす任意の電圧を出力できる。インバータが−V0と0を交互に出力する場合を含めて考えると、周期Tsにおける平均値として−V0≦Vo≦+V0を満たす任意の電圧を出力できる。
以上の説明を4セル分に拡張すると、電力変換装置100は、周期Tsにおける平均値として−4V0≦Vos≦+4V0を満たす任意の電圧を出力できる。図6(A)では、電力変換装置100が+3V0と+4V0を交互に出力する期間について、時間軸を拡大した波形を合わせて示した。この期間における各セルの動作の例として、3台のセルが周期Tsの間常に(d=1で)+V0を出力し、1台のセルがPWM変調によって+V0と0を交互に出力する動作が考えられる。本拡大図に示すように、Vos目標値(破線)の増大に合わせて+4V0を出力する時比率を増大させることによって、Vosを目標値に従って徐々に増大させることができる。
図6(B)の故障発生時では、V1=(4/3)×V0であることから、電力変換装置100は、−3V1≦Vos≦+3V1、すなわち、−4V0≦Vos≦+4V0の範囲であれば、周期Tsにおける平均値として任意の電圧を出力できる。すなわち、(A)通常運転時と同じ出力電圧範囲で運転を継続できる。ただし、V1>V0が成り立つ、すなわち、Vdcを増大させれば、故障後の出力電圧範囲を拡大する効果は得られる。また、故障していないセルのうち少なくとも1台以上のセルにおいてVdcを増大させても、同様の効果が得られる。
図4に示した制御部200の出力電圧(Vos)制御部は、Tsを制御周期として、各周期で目標値通りのVosを出力させるために、PWM変調を行うセルとその時比率、また、残りのセルの出力状態といったパラメータを決定し、各セルにインバータ制御信号を出力する。また、実施例1で説明したように、Vos制御部には故障検出信号とVdc設定値が入力される。制御部200は、Vdcの値(すなわち故障発生状況)に応じて上記のパラメータを変えることができる。
図7(A)および図7(B)は、実施例2におけるPWM変調動作の一例である。具体的には、Vosの目標値が+2.4×V0の場合について、周期Tsにおける各セルの出力電圧(Vo1〜Vo4)と電力変換装置100の出力電圧(Vos)の波形を示した。図7(A)と図7(B)は、それぞれ通常運転時とセル104が故障した場合の波形である。図6を用いて、Vos制御部が上記のパラメータをどのように決定するかについて説明する。
図7(A)の通常運転時では、セル101と102が常に(d=1で)+V0を出力し、セル104が常に0を出力し、セル103がd=0.4で+V0と0を交互に出力することによって、Vosの平均値を+2.4×V0にする。図7(B)のようにセル104のみが故障した場合、V1=(4/3)×V0であることから、Vosの目標値は+1.8×V1と改められる。上記と同じ要領で、セル101が常に+V1を出力し、セル103が常に0を出力し、セル102がd=0.8で+V1と0を交互に出力することによって、Vosの平均値を+2.4×V0(+1.8×V1)にする。
ここで、周期Tsの間常に+V0(または+V1)を出力する状態を時比率1、周期Tsの間常に0を出力する状態を時比率0と考える。このとき、各セルにおけるPWM変調の時比率の合計値は、図7(A)通常運転時で2.4に、図7(B)1セル故障発生時で1.8となる。また、上記の通り2.4×V0=1.8×V1である。すなわち、時比率の合計値とVdcの積が一定値となる。
PWM変調の具体的な方法、すなわち、Vos制御部で行われる具体的な演算には、三角波キャリア信号を用いる方法などを用いればよく、詳細については省略する。なお、上記の例ではセル104のみがPWM変調を行うが、PWM変調を行うセルは1台とは限らず、複数のセルでPWM変調する方式を用いてもよい。例えば(A)通常運転時であれば、4台全てのセルを時比率0.6でPWM変調する方法もある。
以上によって、電力変換装置100は目標値通りの出力電圧を出力できる。また、図6(A)および図6(B)のVos波形に含まれる3次や5次といった低次の高調波成分は、実施例1の図3と比較して小さくなる。電力変換装置100から出力される電流についても、同様に高調波成分が小さくなる。これによって、負荷400(特にモータやリアクトルの巻線)で発生する損失を低減でき、高調波成分がノイズとなって他の機器に悪影響を及ぼすことを防止できる。
実施例3では、電源300が直流電源であり、かつ、電源300と負荷400の間を電気的に絶縁することを想定して、コンバータの具体的構成を示す。このとき、コンバータとして絶縁型DC−DCコンバータが必要となる。
図8は、絶縁型DC−DCコンバータの具体例として共振型コンバータを用いる場合の、電力変換装置100の構成である。インバータについては、図2と同様にHブリッジ方式の単相インバータを用いた。図8では、電力変換器セルとしてセル101のみを示し、他セルについては省略した。セル102〜104についても、同様の共振型コンバータを備える。
図8のように、コンバータ111は共振型コンバータであり、MOSFETを4個(21〜24)備えたHブリッジ方式の単相インバータと、コイル25、コンデンサ26、トランス27を備えた共振回路と、ダイオードを4個(28〜31)備えた整流回路と、コンデンサ32を備える。
制御部200からコンバータ111に出力されるインバータ制御信号として、MOSFET21〜24を駆動するためのゲート信号を示した。コンバータ111から制御部200に出力される物理量検出信号として、電圧検出器33によって検出されるVdcと電流検出器34によって検出されるコンバータ出力電流を示したが、コンバータの温度など他の物理量を含んでいてもよい。
コンバータ11によるVdcの生成及び制御について説明する。電源300の直流電圧をVinとすると、MOSFET21〜24から成る単相インバータは、MOSFET21と24をオンに、MOSFET22と23をオフにすれば、+Vinを出力する。また、MOSFET22と23をオンに、MOSFET21と24をオフにすれば、−Vinを出力する。これら2状態を交互に繰り返すことで、単相インバータは矩形波状の交流電圧が生成される。この交流電圧は、共振回路を介してトランス27の1次側から2次側へと伝達される。トランス27の2次側に発生する交流電圧の振幅は、共振回路の回路定数に依存し、単相インバータが出力する交流電圧の振幅とは異なる。トランス27の2次側に発生する交流電圧が整流回路によって整流され、また、コンデンサ26によって平滑されることでVdcが生成される。
ここで、共振回路のインピーダンスは、入力される交流電圧の周波数、すなわち、MOSFET21〜24のスイッチング周波数によって変化する。Vinが一定であっても、MOSFET21〜24のスイッチング周波数を変化させれば、トランス127に発生する交流電圧の振幅、ひいては、Vdcを可変制御できる。一般的には、スイッチング周波数を低くするほど、すなわち、スイッチング周期を長くするほどVdcが高くなるように、共振回路の回路定数やスイッチング周波数の条件を設定する。
図8の構成によって、電源と負荷の間を絶縁しつつ、負荷に高電圧を出力する電力変換装置100が得られる。このような仕様が求められる電力変換装置100の例として、既に説明したPCSがある。従来のPCSでは、1台のインバータが出力する電圧をトランスによって昇圧していたが、このトランスは電力系統の周波数で動作することから大型であった。図8の構成であれば、MOSFET21〜24のスイッチング周波数を高くすることによって、トランス27を小型化できる。また、このように絶縁や昇圧を目的としてコンバータを備えることを前提とすれば、従来のように予備のセルを設ける方式と比べて、小型・低コストの電力変換装置100で本発明の効果を得られる。
図9は、実施例3における制御部200の具体例であり、以上で説明した制御を実現するための構成を示した。図9では、制御部200に入力される物理量検出信号をVdc検出信号と他の検出信号に分けて示した。図7ではコンバータ制御信号としてMOSFET毎に4本の矢印を示したが、図9では1本の矢印に纏めた。図4と共通の構成については説明を省略する。
制御部200のコンバータ制御部901は、Vdc目標値とVdc検出信号を用いて、Vdcのフィードバック制御を行い、各セルのコンバータが目標値通りのVdcを出力するようにコンバータ制御信号を出力する。制御演算部902は、PI制御(比例積分制御)などの制御演算を実行し、Vdcが目標値と一致するようにスイッチング周期を設定する。制御信号生成部903は、制御演算部902が設定したスイッチング周期にしたがってコンバータ制御信号を生成する。これによって、Vinが変動しても、Vdcを目標値に制御できる。なお、Vdcの検出及びフィードバック制御は、各セルについて独立に行われる。
図9の制御部200では、出力電圧制御部にVdc目標値ではなく、Vdc検出信号を入力する構成を示した。セル故障発生時にVdc目標値を増大させたとき、Vdcはある時定数で徐々に増大する。すなわち、Vdcが実際に増大して目標値に収束するまでの過渡期間が発生する。出力電圧制御部は、入力されるVdc検出信号によって過渡期間におけるVdcの変化を把握し、PWM変調の時比率に反映させる。すなわち、Vos目標値が同じ条件において、Vdcの値に応じてPWM変調の時比率を変化させる。例えば、実施例2で説明したように、各セルにおけるPWM変調時比率の合計値とVdcの積が一定値になるように制御すれば、過渡期間においても、電力変換装置100の出力電圧を変化させることなく運転を継続できる。
実施例4では、以上で説明した電力変換装置1000を3組利用して、3相交流を出力する電力変換装置1000を構成する。
図10は、実施例4における電力変換装置1000の構成である。電力変換装置1000は、セル105〜110を含む複数の電力変換器セルと制御部200を備える。図面の煩雑化を防ぐため、制御部200とセル110間の信号のみを示した。実際には、制御部200は全てのセルと信号をやり取りする。
図10の電力変換装置1000は、U相、V相、W相の3相分の出力端子を備え、各出力端子は3相負荷401に接続される。負荷401の例として、3相モータが考えられる。また、フィルタを介して3相電力系統に接続すれば、3相出力のPCSとして利用できる。
セルはU相用、V相用、W相用の3組に分けられ、各相を構成するセルの出力端子は直列に接続される。図9では、セル105と106がU相用、セル107と108がV相用、セル109と110がW相用である。図9のように、セル106、108、110の出力端子のうち一端が接続され、3相回路のY結線における中性点を成す。
制御部200は、例えばU相のセルが故障した場合、U相の残りのセルについてVdcを増大させる。これによって、3相交流を出力する電力変換装置1000においても本発明の効果を得られ、3相モータ駆動用インバータや3相電力系統用PCSに適用できる。
101〜110 電力変換器セル
111〜114 コンバータ
121〜124 インバータ
131〜134 バイパス部
200 制御部
300 電源
400、401 負荷
11〜14、21〜24 MOSFET
15、33 電圧検出器
16、34 電流検出器
25 コイル
26、32 コンデンサ
27 トランス
28〜31 ダイオード

Claims (1)

  1. 複数の電力変換器セルとこれらを制御する制御部とを備えた電力変換装置であって、
    前記電力変換器セルの各々は、外部からの入力電圧を変換して直流リンク電圧を生成するコンバータと、前記直流リンク電圧を交流電圧に変換して出力するインバータと、該インバータの出力端子間を短絡するためのバイパス部を備え、
    前記制御部は、前記電力変換器セルのうち一部の故障を検出した場合、前記故障を検出した電力変換器セルのバイパス部を動作させて出力端子間を短絡させ、故障していない電力変換器セルのうち少なくとも1台以上の電力変換器セルの前記直流リンク電圧を増大させるものであり、
    前記制御部は、前記インバータをPWM変調に基づいて制御し、前記直流リンク電圧に応じて前記PWM変調の時変率を変化させるものであり、
    前記制御部は、出力電圧の目標値が同じ条件であれば、前記電力変換器セルの各々におけるPWM変調の時変率の合計値と前記直流リンク電圧との積が一定になるように前記インバータを制御することを特徴とする電力変換装置。
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