JP6474502B2 - 唾液除去具 - Google Patents

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Description

本発明は、口内の唾液を除去する唾液除去具に関する。
従来の唾液除去具としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された唾液除去具は、吸引管の先端に設けられた吸引ノズルと、吸引ノズルを歯に固定するための固定部材とを備えている。この唾液除去具は、固定部材を介して歯に固定された吸引ノズルで唾液を吸引することにより、口内の唾液を除去するものである。
特開平8−196552号公報
上述の唾液除去具によれば、歯の表面等に付着した唾液を必要に応じて除去することができる。しかしながら、この唾液除去具においては、吸引ノズルが用いられるため、電源がなければ唾液を除去することができないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、電源がなくても唾液を除去することが可能な唾液除去具を提供することを目的とする。
本発明による唾液除去具は、口内の唾液を除去する唾液除去具であって、柄部と、上記柄部の先端から延びる複数の線状部材からなり、上記唾液を吸収する吸収体を保持する保持部と、を備えることを特徴とする。
この唾液除去具においては、複数の線状部材からなる保持部によって、唾液を吸収する吸収体が保持される。このため、柄部を手に持って、保持部に保持された吸収体を口内における唾液を除去したい部位に当てることにより、当該部位の唾液を吸収することができる。それゆえ、電源を必要とせずに、口内の唾液を除去することができる。
本発明によれば、電源がなくても唾液を除去することが可能な唾液除去具が実現される。
本発明による唾液除去具の第1実施形態を示す正面図である。 図1の唾液除去具を示す平面図である。 線状部材22の構造を説明するための正面図である。 使用時の唾液除去具1を示す正面図である。 本発明による唾液除去具の第2実施形態を示す正面図である。 図5の唾液除去具を示す側面図である。 図5の唾液除去具を示す平面図である。 使用時の唾液除去具2を示す正面図である。 本発明による唾液除去具の第3実施形態を示す正面図である。 線状部材22の一変形例を説明するための平面図である。 線状部材22の他の変形例を説明するための正面図である。 保持部20の一変形例を説明するための平面図である。 保持部20の他の変形例を説明するための平面図である。 変形例に係る唾液除去具を示す正面図である。 図14の唾液除去具の構造を説明するための正面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による唾液除去具の第1実施形態を示す正面図である。また、図2は、図1の唾液除去具を示す平面図である。唾液除去具1は、口内の唾液を除去する唾液除去具であって、柄部10、及び保持部20を備えている。柄部10は、唾液除去具1の使用者が手で持つ部分である。柄部10は、細長い形状をしている。本実施形態において柄部10は、全体が一直線状に延びている。柄部10の太さは、例えば、5mm以上10mm以下である。なお、柄部10の径が均一でない場合、柄部10の太さは、その最大径として定義するものとする。また、柄部10の長さは、例えば、5cm以上10cm以下である。
保持部20は、柄部10に固定されている。保持部20は、柄部10の先端10aに連結されている。保持部20は、唾液を吸収する吸収体を保持する部分である。吸収体としては、例えば、脱脂綿、不織布等を用いることができる。吸収体は、球状に丸められていることが好ましい。
保持部20は、複数の線状部材22からなる。本実施形態において保持部20は、4つの線状部材22からなる。各線状部材22は、線状をしており、柄部10の先端10aから延びている。具体的には、各線状部材22は、先端10aから上方に延びている。複数の線状部材22は、互いに離間している。図2からわかるように、複数の線状部材22は、等間隔で配設されている。
各線状部材22は、外に凸な曲線状をしている。すなわち、各線状部材22は、柄部10の中心線の延長線L1から遠ざかる向きに膨らんだ曲線を描いている。各線状部材22が描く曲線は、延長線L1に平行な平面内に存在する。複数の線状部材22のうち少なくとも1つの線状部材22は、その先端22aが保持部20の内側に向いていることが好ましい。ここで、線状部材22の先端22aが保持部20の内側に向いているとは、先端22aから延長線L1までの距離の方が、線状部材22における先端22aの近傍部分から延長線L1までの距離よりも小さいということである。本実施形態においては、複数の線状部材22のうち全ての線状部材22の先端22aが、保持部20の内側に向いている。
各線状部材22の太さは、柄部10の太さよりも小さい。なお、各線状部材22の径が均一でない場合、各線状部材22の太さは、その最大径として定義するものとする。各線状部材22の太さは、例えば、0.3mm以上2mm以下である。また、各線状部材22の長さ(曲線に沿った長さ)は、例えば、1cm以上2cm以下である。本実施形態において複数の線状部材22は、同一の形状、長さ及び太さを有している。それゆえ、唾液除去具1の側面形状は、唾液除去具1の正面形状(図1に示す形状)に一致する。
各線状部材22は、保持部20の外側に広がるように弾性変形することが好ましい。ここで、線状部材22が保持部20の外側に広がるとは、図3に示すように、線状部材22の先端22aが延長線L1から遠ざかるように変位するということである。同図においては、4つの線状部材22のうち1つの線状部材22のみを示している。また、各線状部材22の先端22aは、丸く加工されていることが好ましい。すなわち、線状部材22の先端22aは、角がないように加工されていることが好ましい。
柄部10及び各線状部材22の材料としては、例えば、樹脂、CNF(セルロースナノファイバー)、又は金属を用いることができる。柄部10と各線状部材22とは、同一の材料からなってもよいし、相異なる材料からなってもよい。柄部10と各線状部材22とは、一体成形されてもよい。
図4は、使用時の唾液除去具1を示す正面図である。唾液除去具1を使用するには、まず、複数の線状部材22で吸収体30を挟持するようにして、保持部20に吸収体30を保持させる。次に、柄部10を手に持って、保持部20に保持された吸収体30を口内における唾液を除去したい部位に当てる。これにより、当該部位の唾液が吸収体30によって吸収される。
唾液除去具1の効果を説明する。唾液除去具1においては、複数の線状部材22からなる保持部20によって、唾液を吸収する吸収体30が保持される。このため、柄部10を手に持って、保持部20に保持された吸収体30を口内における唾液を除去したい部位に当てることにより、当該部位の唾液を吸収することができる。それゆえ、電源を必要とせずに、口内の唾液を除去することができる。したがって、電源がなくても唾液を除去することが可能な唾液除去具1が実現されている。
このように唾液を除去することにより、歯や歯肉に薬剤を塗布しやすくなる。また、吸収体30に薬剤を付着又は含浸させることにより、薬剤を塗布する際にも唾液除去具1を用いることができる。
唾液除去具1には、柄部10が設けられている。これにより、口内に手指を入れることなく唾液を除去することができるため、衛生的である。
保持部20は、複数の線状部材22からなる。このように細長い部材(線状部材22)を用いることは、吸収体30の表面の広範囲を保持部20から露出させるのに有利である。このように吸収体30の露出面積を大きくすることにより、口内における唾液を除去したい部位に吸収体30を接触させやすくなる。かかる観点から、各線状部材22の太さは、2mm以下であることが好ましい。他方、各線状部材22の太さが小さすぎると、保持部20の強度が不足するおそれがある。かかる観点から、各線状部材22の太さは、0.3mm以上であることが好ましい。
保持部20は、複数の線状部材22で挟持することにより吸収体30を保持する。これにより、保持部20に保持される吸収体30を容易に交換することができる。
複数の線状部材22は、互いに離間している。これにより、線状部材22どうしの隙間から吸収体30を露出させることができる。
複数の線状部材22は、等間隔で配設されている。これにより、吸収体30をバランスよく挟持することができる。
各線状部材22は、外に凸な曲線状をしている。これにより、球状に丸められた吸収体30の表面に各線状部材22を密着させやすくなる。このことは、保持部20に吸収体30を安定的に保持させるのに有利である。
複数の線状部材22のうち少なくとも1つの線状部材22の先端22aが保持部20の内側に向いている場合、当該線状部材22によって、保持部20に保持された吸収体30を上方から押さえることができる。このため、吸収体30が保持部20から不意に脱落する事態を起こりにくくすることができる。本実施形態においては、全ての線状部材22の先端22aが保持部20の内側に向いているため、上記事態を一層起こりにくくすることができる。
各線状部材22が保持部20の外側に広がるように弾性変形する場合、吸収体30を交換する際、各線状部材22を保持部20の外側に広げることができる。これにより、吸収体30の交換が一層容易になる。
各線状部材22の先端22aが丸く加工されている場合、先端22aが歯肉等に刺さるのを防ぐことができるため、唾液除去具1の安全性が向上する。
各線状部材22の太さは、柄部10の太さよりも小さい。換言すれば、柄部10の太さは、各線状部材22の太さよりも大きい。このように柄部10の太さを大きくすることにより、柄部10を手で持ちやすくなる。
保持部20は、4つの線状部材22からなる。この場合、吸収体30を四方から挟持することができる。このことも、保持部20に吸収体30を安定的に保持させるのに有利である。また、保持部20が5つ以上の線状部材22からなる場合に比して、吸収体30の露出面積を大きく確保することができる。このように線状部材22の個数を4つとすることは、吸収体30の保持の安定性と吸収体30の露出面積の確保との均衡の点で優れている。
柄部10と各線状部材22とが同一の材料からなる場合、柄部10及び保持部20を共通の材料を用いて同時に形成することができる。このことは、唾液除去具1の製造コストを削減するのに有利である。
柄部10と各線状部材22とが相異なる材料からなる場合、柄部10及び保持部20のそれぞれに最適な材料を選択しやすくなる。
柄部10と各線状部材22とが一体成形される場合、柄部10及び保持部20を同時に形成することができる。このことも、唾液除去具1の製造コストを削減するのに有利である。
(第2実施形態)
図5は、本発明による唾液除去具の第2実施形態を示す正面図である。また、図6及び図7は、それぞれ、図5の唾液除去具を示す側面図及び平面図である。唾液除去具2は、口内の唾液を除去する唾液除去具であって、柄部10、及び保持部20を備えている。柄部10の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。
本実施形態において複数の線状部材22のうち少なくとも2つの線状部材22は、相異なる長さを有している。具体的には、4つの線状部材22のうち2つの線状部材22が第1の長さを有しており、残りの2つの線状部材22が第1の長さよりも小さい第2の長さを有している。第1の長さを有する2つの線状部材22は、互いに対向する位置に設けられている。同様に、第2の長さを有する2つの線状部材22も、互いに対向する位置に設けられている。
本実施形態においては、複数の線状部材22のうち一部の線状部材22の先端22aのみが保持部20の内側に向いている。具体的には、第1の長さを有する2つの線状部材22の先端22aのみが保持部20の内側に向いており、第2の長さを有する2つの線状部材22の先端22aは保持部20の内側に向いていない。唾液除去具2のその他の構成は、唾液除去具1と同様である。
図8は、使用時の唾液除去具2を示す正面図である。唾液除去具2を使用するには、まず、複数の線状部材22で吸収体30を挟持するようにして、保持部20に吸収体30を保持させる。次に、柄部10を手に持って、保持部20に保持された吸収体30を口内における唾液を除去したい部位に当てる。これにより、当該部位の唾液が吸収体30によって吸収される。
唾液除去具2の効果を説明する。唾液除去具2においては、複数の線状部材22のうち少なくとも2つの線状部材22が相異なる長さを有している。このように一部の線状部材22の長さ(第2の長さ)を他の線状部材22の長さ(第1の長さ)よりも小さくすることにより、全ての線状部材22が第1の長さを有する場合に比して、吸収体30の露出面積を大きく確保することができる。
複数の線状部材22のうち一部の線状部材22の先端22aのみが保持部20の内側に向いている。この場合、吸収体30の表面(特に上半分)の広範囲を保持部20から露出させやすくなる。このため、全ての線状部材22の先端22aが保持部20の内側に向いている場合に比して、吸収体30の露出面積を大きく確保することができる。唾液除去具2のその他の効果は、唾液除去具1と同様である。
(第3実施形態)
図9は、本発明による唾液除去具の第3実施形態を示す正面図である。唾液除去具3は、口内の唾液を除去する唾液除去具であって、柄部10及び保持部20に加えて、吸収体30及び袋体40を備えている。柄部10及び保持部20の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。なお、保持部20としては、第1実施形態で説明した保持部20に代えて、第2実施形態で説明した保持部20を用いてもよい。
袋体40は、吸収体30を収容している。本実施形態において吸収体30は、球状に丸められた脱脂綿(綿球)である。袋体40には、複数の吸収体30が収容されている。袋体40は、吸収体30と共に、唾液除去具本体(柄部10及び保持部20)も収容している。袋体40は、吸収体30を収容する空間S1(第1の空間)と、唾液除去具本体を収容する空間S2(第2の空間)とを有している。具体的には、袋体40は、内袋42及び外袋44からなる二重構造をしている。内袋42は、外袋44の中に設けられている。内袋42の内部空間が、空間S1を構成している。また、外袋44の内部空間のうち内袋42の内部空間(空間S1)を除く部分が、空間S2を構成している。袋体40の材料としては、例えば樹脂を用いることができる。
内袋42は、繰り返し開閉可能である。ここで、繰り返し開閉可能とは、テープやクリップ等の道具を使用することなく、袋が開いた状態と閉じた状態とを交互に何度も切り替えられることをいう。本実施形態において内袋42は、ジッパー43を有している。同様に、外袋44も、繰り返し開閉可能である。本実施形態において外袋44は、ジッパー45を有している。
唾液除去具3の効果を説明する。唾液除去具3には、吸収体30を収容する袋体40が設けられている。これにより、使用前に吸収体30を衛生的に保管しておくことができる。また、唾液除去具3を使用する際、柄部10を手に持って保持部20で吸収体30を挟み込むことにより、吸収体30に手を触れることなく吸収体30を袋体40(内袋42)から取り出すことができるため、衛生的である。
袋体40は、複数の吸収体30を収容している。これにより、保持部20に保持される吸収体30を交換する際も、新しい吸収体30に手を触れることなく当該吸収体30を袋体40から取り出すことができる。
袋体40は、吸収体30と共に、唾液除去具本体も収容している。これにより、使用前に唾液除去具本体を衛生的に保管しておくことができる。
袋体40は、吸収体30を収容する空間S1と、唾液除去具本体を収容する空間S2とを有している。これにより、吸収体30と唾液除去具本体とが袋体40内で互いに接触するのを防ぐことができる。このように使用者が手で触れる唾液除去具本体から吸収体30を隔離することは、衛生面から好ましい。
袋体40は、内袋42及び外袋44からなる二重構造をしている。これにより、簡易な構造で、2つの空間(空間S1,S2)を有する袋体40を実現することができる。
内袋42は、繰り返し開閉可能である。これにより、内袋42から1つの吸収体30を取り出した後も、残りの吸収体30を内袋42に密閉状態で保管しておくことが容易となる。
外袋44は、繰り返し開閉可能である。これにより、外袋44から唾液除去具本体を一旦取り出して使用した後も、再び唾液除去具本体を外袋44に仕舞っておくことができる。唾液除去具3のその他の効果は、唾液除去具1,2と同様である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、複数の線状部材22が等間隔で配設されている場合を例示した。しかし、複数の線状部材22は、図10に示すように、不等間隔で配設されていてもよい。その場合、隣り合う線状部材22どうしの間隔が比較的広い部分から露出する吸収体30を、口内における唾液を除去したい部位に接触させることにより、当該部位に線状部材22が当たって邪魔になる事態を起こりにくくすることができる。
上記実施形態においては、図11に示すように、複数の線状部材22のうち少なくとも1つの線状部材22が、当該線状部材22の内側に設けられた突起24を有していてもよい。同図においては、1つの線状部材22に複数の突起24が設けられている。各突起24は、保持部20の内側に向かって延びている。各突起24の太さは、当該突起24が設けられた線状部材22の太さよりも小さいことが好ましい。かかる突起24を設けた場合、保持部20に保持された吸収体30に突起24が食い込むため、吸収体30が保持部20から不意に脱落しにくくなる。また、突起24の太さを線状部材22の太さよりも小さくすることにより、突起24が吸収体30に食い込みやすくなる。
上記実施形態においては、保持部20が4つの線状部材22からなる場合を例示した。しかし、保持部20は、図12に示すように2つの線状部材22からなってもよいし、図13に示すように3つの線状部材22からなってもよい。また、保持部20は、5つ以上の線状部材22からなってもよい。線状部材22の個数を2つとした場合、吸収体30の露出面積を大きく確保するのに特に有利である。また、線状部材22の個数を3つとした場合、線状部材22の個数を4つとした場合と同様、吸収体30の保持の安定性と吸収体30の露出面積の確保との均衡の点で優れている。
上記実施形態においては、柄部10を押圧することにより、各線状部材22が保持部20の外側に広がるように構成されていてもよい。かかる構成は、例えば図14に示すように、1本の線条50(例えば金属線)を1点で交差するように成形することにより実現することができる。このとき、線条50の両端は、互いに離間させる。同図においては、線条50における交差点50aから下の部分(環状部分)が柄部10となり、交差点50aより上の部分が2つの線状部材22からなる保持部20となる。交差点50aは、柄部10の先端10aに相当する。
図15に示すように、上記環状部分の間隔が小さくなるように柄部10を両側から押圧することにより、各線状部材22を保持部20の外側に広げることができる。各線状部材22が保持部20の外側に広がるように弾性変形するように構成されていれば、柄部10を押圧する力を弱めることにより、各線状部材22を元の位置に戻すことができる。このように柄部10を押圧することにより各線状部材22が保持部20の外側に広がるように構成されている場合、吸収体30を交換する際、保持部20に手を触れることなく、各線状部材22を保持部20の外側に広げることができるため、衛生的である。
上記実施形態においては、袋体40が2つの袋(内袋42及び外袋44)からなる場合を例示した。しかし、袋体40は、1つの袋のみからなってもよい。その場合、袋体40内の1つの空間には、吸収体30及び唾液除去具本体の双方が収容されてもよいし、吸収体30のみが収容されてもよい。
1 唾液除去具
2 唾液除去具
3 唾液除去具
10 柄部
10a 先端
20 保持部
22 線状部材
22a 先端
24 突起
30 吸収体
40 袋体
42 内袋
43 ジッパー
44 外袋
45 ジッパー
50 線条
50a 交差点
S1 空間(第1の空間)
S2 空間(第2の空間)

Claims (27)

  1. 口内の唾液を除去する唾液除去具であって、
    柄部と、
    前記柄部の先端から延びる複数の線状部材からなり、前記唾液を吸収する吸収体を保持する保持部と、を備え
    前記保持部は、前記複数の線状部材で前記吸収体を挟持することにより当該吸収体を保持し、
    前記各線状部材は、外に凸な曲線状をしていることを特徴とする唾液除去具。
  2. 請求項1に記載の唾液除去具において、
    前記複数の線状部材は、互いに離間している唾液除去具。
  3. 請求項2に記載の唾液除去具において、
    前記複数の線状部材は、等間隔で配設されている唾液除去具。
  4. 請求項2に記載の唾液除去具において、
    前記複数の線状部材は、不等間隔で配設されている唾液除去具。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記複数の線状部材のうち少なくとも1つの線状部材は、先端が前記保持部の内側に向いている唾液除去具。
  6. 請求項に記載の唾液除去具において、
    前記複数の線状部材のうち一部の線状部材の先端のみが、前記保持部の内側に向いている唾液除去具。
  7. 請求項1乃至の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記複数の線状部材のうち少なくとも1つの線状部材は、当該線状部材の内側に設けられた突起を有する唾液除去具。
  8. 請求項に記載の唾液除去具において、
    前記突起の太さは、当該突起が設けられた前記線状部材の太さよりも小さい唾液除去具。
  9. 請求項又はに記載の唾液除去具において、
    前記少なくとも1つの線状部材は、複数の前記突起を有する唾液除去具。
  10. 請求項1乃至の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記各線状部材は、前記保持部の外側に広がるように弾性変形する唾液除去具。
  11. 請求項10に記載の唾液除去具において、
    前記柄部を押圧することにより、前記各線状部材が前記保持部の外側に広がるように構成されている唾液除去具。
  12. 請求項1乃至11の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記各線状部材の先端は、丸く加工されている唾液除去具。
  13. 請求項1乃至12の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記複数の線状部材のうち少なくとも2つの線状部材は、相異なる長さを有する唾液除去具。
  14. 請求項1乃至13の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記各線状部材の太さは、前記柄部の太さよりも小さい唾液除去具。
  15. 請求項1乃至14の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記各線状部材の太さは、0.3mm以上2mm以下である唾液除去具。
  16. 請求項1乃至15の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記保持部は、2つの前記線状部材からなる唾液除去具。
  17. 請求項1乃至15の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記保持部は、3つ又は4つの前記線状部材からなる唾液除去具。
  18. 請求項1乃至17の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記柄部と前記各線状部材とは、同一の材料からなる唾液除去具。
  19. 請求項1乃至17の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記柄部と前記各線状部材とは、相異なる材料からなる唾液除去具。
  20. 請求項1乃至18の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記柄部と前記各線状部材とは、一体成形されている唾液除去具。
  21. 請求項1乃至20の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記吸収体を収容する袋体を備える唾液除去具。
  22. 請求項21に記載の唾液除去具において、
    前記袋体は、複数の前記吸収体を収容する唾液除去具。
  23. 請求項21又は22に記載の唾液除去具において、
    前記袋体は、前記吸収体と共に、前記柄部及び前記保持部を収容する唾液除去具。
  24. 請求項21乃至23の何れかに記載の唾液除去具において、
    前記袋体は、前記吸収体を収容する第1の空間と、前記柄部及び前記保持部を収容する第2の空間とを有する唾液除去具。
  25. 請求項24に記載の唾液除去具において、
    前記袋体は、内袋及び外袋からなる二重構造をしており、
    前記内袋の内部空間が前記第1の空間を構成するとともに、前記外袋の内部空間のうち前記内袋の前記内部空間を除く部分が前記第2の空間を構成する唾液除去具。
  26. 請求項25に記載の唾液除去具において、
    前記内袋は、繰り返し開閉可能である唾液除去具。
  27. 請求項25又は26に記載の唾液除去具において、
    前記外袋は、繰り返し開閉可能である唾液除去具。
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