JP2002306513A - 口腔清掃用スポンジブラシ - Google Patents

口腔清掃用スポンジブラシ

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JP2002306513A
JP2002306513A JP2001119232A JP2001119232A JP2002306513A JP 2002306513 A JP2002306513 A JP 2002306513A JP 2001119232 A JP2001119232 A JP 2001119232A JP 2001119232 A JP2001119232 A JP 2001119232A JP 2002306513 A JP2002306513 A JP 2002306513A
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sponge brush
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cleaning
oral cavity
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Atsushi Kobayashi
篤 小林
Akiko Kobayashi
明子 小林
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TOA SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用目的に合致した良好な吸水性を有しつ
つ、凍らせて使用する際には隣接ブラシ同士のくっつき
を防止して無駄や不都合が生じないようにでき、しかも
環境に優しい生分解性の素材で構成された、使用から廃
棄に至るまで優れた特性を発揮する口腔清掃用スポンジ
ブラシを提供する。 【解決手段】 支持棒の先端部にセルローススポンジか
らなる吸水体を設けたことを特徴とする口腔清掃用スポ
ンジブラシ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高齢者や障害者、
寝たきりの患者等の介護に用いて好適な口腔清掃用スポ
ンジブラシに関し、とくに、使用目的に合致した吸水性
を有し、無駄を発生させない使用が可能で、しかも、使
用後に廃棄する際のために環境に優しい生分解性を有す
る口腔清掃用スポンジブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】高齢者や障害者、寝たきりの患者等(以
下、総称して「高齢者等」と言うこともある。)の口腔
を、医師や歯科医師あるいは介護人が清掃するために、
あるいは、高齢者等が自身で口腔を清掃するために、支
持棒(柄)の先端部に吸水性のスポンジを取り付けた、
口腔清掃用スポンジブラシが知られており、口腔ケア用
スポンジブラシとして市販されている。
【0003】この口腔清掃用スポンジブラシは、口腔清
掃のために用いられるのはもちろんのこと、いわゆるア
イスマッサージと呼ばれる手法にも使用されている。こ
のアイスマッサージとは、吸水した水分を凍らせて、そ
の凍らせた部分を高齢者等の頬に当て刺激を与えて口を
開かせたり、口蓋弓や舌根部、咽頭後壁などを刺激(マ
ッサージ)することにより、食物を飲み込まずに嚥下反
射(ゴクン)を起こさせる方法である。従来は、市販の
綿棒あるいは割り箸の先端部にカット綿を巻き付けて綿
棒を作成し、綿に吸水させそれを凍らせて使用していた
が、それに代えて上記のような口腔清掃用スポンジブラ
シが使用されつつある。
【0004】また、上記のような口腔清掃用スポンジブ
ラシは、口腔清掃の際にも、スポンジに水を含ませ、そ
れを凍らせて使用する場合がある。アイスマッサージの
場合と同様、冷たい刺激を効果的に付与できるので、そ
れによって口を開かせたりすることができること、およ
び、スポンジを凍らせているため、スポッと抜けたりせ
ず、ある程度固くなっているので取り扱いが容易であ
り、その部分を目標とする部位に的確に当てられること
等から、冷蔵庫等を用いて凍らせる処理を行うことが多
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような口腔清掃
用スポンジブラシに吸水させて凍らせる場合、通常、複
数本を同時に冷蔵庫等に収容して凍らせる。ところが、
複数本のスポンジブラシを並べて同時に凍らせると、隣
接するブラシのスポンジ部分がくっついてしまうことが
ある。これは、従来の口腔清掃用スポンジブラシは、そ
のスポンジ部分がウレタンスポンジからなっており、表
面に比較的多量の水分が現れているため、隣接するスポ
ンジ部分の表面の水分が互いに接触した状態で凍るた
め、隣接するスポンジ部分同士がくっついてしまうと考
えられる。
【0006】実際の使用は、口腔清掃用スポンジブラシ
を1本1本にばらして使用するので、使用に際しては、
上記のようにくっついたスポンジブラシを強制的に手で
切り離している。このとき、互いに隣接するスポンジブ
ラシの一方のウレタンスポンジからなるスポンジ部分の
一部が、切れて他方のスポンジ部分にくっついた状態で
切り離されてしまうことが多い。このような状態になる
と、スポンジ部分の一部が切り欠かれた方のスポンジブ
ラシは、正常な使用ができないものとなってしまうの
で、そのまま廃棄処分に付されており、無駄が生じてい
る。また、その一部がくっついていってしまった方のス
ポンジブラシは、使用可能であるものの、凍った部位が
融け始めたとき、くっついていたスポンジ部分が脱落
し、使用上好ましくない状態を作り出してしまうという
不都合を招く。したがって、従来の口腔清掃用スポンジ
ブラシをアイスマッサージ等の目的のために凍らせて使
用する場合、多量の無駄を生じさせてしまうとともに、
上記のような不都合を招いている。
【0007】このような点から観ると、スポンジ部分に
は、十分な吸水性を有しつつその表面には多量の水分が
現れないという特性が望まれるが、従来のウレタンスポ
ンジからなる口腔清掃用スポンジブラシは、吸水量の点
では満足できるものの、スポンジの空孔が比較的粗いた
め、必然的に表面に比較的多量の水分が現れてしまい、
要求特性を満たすことが困難である。
【0008】また、ウレタンスポンジは非常に柔らかい
ので、口腔清掃用スポンジブラシとしての好ましい形状
への加工が比較的困難であり、より複雑な形状、とく
に、より複雑な表面形状への加工が困難である。したが
って、前述のようなくっつき防止をはかるために、スポ
ンジ部分の表面形状を工夫することも難しい。
【0009】さらに、口腔清掃用ブラシは使い捨てタイ
プとされるが、従来の口腔清掃用スポンジブラシは、ウ
レタンスポンジ等の生分解性をもたない素材から構成さ
れているので、使用後に廃棄すると、多量の産業廃棄物
を生み出してしまい、今後高齢化社会を迎えるにあたっ
て問題となるおそれがある。
【0010】そこで本発明の課題は、上記のような種々
の問題点に着目し、使用目的に合致した良好な吸水性を
有しつつ、凍らせて使用する際には隣接ブラシ同士のく
っつきを防止して無駄や不都合が生じないようにでき、
しかも環境に優しい生分解性の素材で構成された、使用
から廃棄に至るまで優れた特性を発揮する口腔清掃用ス
ポンジブラシを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る口腔清掃用スポンジブラシは、支持
棒、つまり、柄の先端部に、セルローススポンジからな
る吸水体を設けたことを特徴とするものからなる。セル
ローススポンジとしては、優れた吸水性をもたせつつ、
表面に現れる水分の量を極力少量に抑えるために、空孔
の小さいタイプ、つまり、微粒タイプあるいは超微粒タ
イプのセルローススポンジを用いることが好ましい。
【0012】この口腔清掃用スポンジブラシにおいて
は、上記吸水体の表面の少なくとも一面に、複数の凹凸
条が形成されている、あるいは、複数の切り込みが設け
られている構造を採用することが好ましい。より好まし
くは、吸水体の横断面形状が角形の場合、互いに反対側
に位置する一対の表面に、複数の凹凸条や切り込みが設
けられていることが望ましい。
【0013】また、上記支持棒を、昇温により軟化し自
由に変形可能で降温によりその形状に固定される素材か
ら構成することもできる。このような素材として、たと
えば、80℃程度のお湯につけて曲げることが可能な、
生分解性の樹脂から作られた素材も使用できる。
【0014】吸水体を構成するセルローススポンジは良
好な生分解性を有しているので、その支持棒も生分解性
素材から構成することにより、口腔清掃用スポンジブラ
シ全体が生分解性を有する構成とすることができる。
【0015】上記のような本発明に係る口腔清掃用スポ
ンジブラシにおいては、吸水体がセルローススポンジか
ら構成されるので、スポンジ特有の良好な吸水性を確保
しつつ、その表面における水分量をごく少量に保つこと
が可能になる。表面に現れる水分が少量に抑えられるた
め、複数本のブラシを並べて凍らせる場合にも、隣接ブ
ラシ同士のくっつきが回避される。とくに、隣接ブラシ
の対向面が凹凸条や切り込みを有する形状に形成されて
いると、水分同士の接触面積がより小さく抑えられるた
め、よりくっつきにくくなる。また、吸水体が微粒タイ
プのセルローススポンジから構成されていると、表面に
現れる水分が一層少量に抑えられるため、一層くっつき
にくくなる。くっつきが防止される結果、複数本のスポ
ンジブラシを同時に凍らせても、1本1本を容易に取り
出すことができ、くっつきに伴う無駄や不都合の発生が
防止される。
【0016】また、吸水体を構成するセルローススポン
ジは優れた吸水性、保水性を有しているので、口腔清掃
やアイスマッサージに好適な保水特性、保冷特性を容易
に持たせることができる。
【0017】また、支持棒は吸水体の柄の部分を構成
し、この支持棒を、昇温により軟化し自由に変形可能で
降温によりその形状に固定される素材から構成すること
により、たとえば手の不自由な高齢者等であっても、そ
の人が支持棒を持って操作するのに最適な形状に容易に
変形させることができ、高齢者等自身が使用する場合に
も操作の容易性が確保される。なおかつ焼却しても有毒
ガスの発生の心配がなく、土中に埋めれば自然に生分解
するもので良好な生分解性を有している素材も使用可能
である。
【0018】さらに、セルローススポンジ自身は優れた
生分解性を有しているので、その柄の部分を構成する支
持棒も生分解性を有する素材から構成することにより、
口腔清掃用スポンジブラシ全体が生分解性を有すること
になる。したがって、この口腔清掃用スポンジブラシを
使用した後には、適切な廃棄処分に付すことにより、自
然に生分解性させることが可能になる。その結果、使用
済み口腔清掃用スポンジブラシが大量の産業廃棄物等の
発生につながるおそれも除去される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態について、図面を参照して説明する。本発明に係る
口腔清掃用スポンジブラシの吸水体は、セルローススポ
ンジから構成される。このセルローススポンジは、スポ
ンジ特有の優れた吸水性を有するとともに優れた保水性
を有している。また、セルローススポンジは、木材を用
いて製造された天然パルプを中心に、植物の繊維素を原
料にして製造されるもので、焼却しても有毒ガスの発生
の心配がなく、土中に埋めれば自然に生分解するもので
良好な生分解性を有している。
【0020】また、セルローススポンジの中でも、微粒
タイプ、超微粒タイプと呼ばれて市販されているもの
は、優れた吸水性、保水性とともに、表面に多量の水分
が現れにくい特性を有している。したがって、これら微
粒タイプ、超微粒タイプのセルローススポンジは、本発
明の口腔清掃用スポンジブラシの吸水体に、特に好適で
ある。
【0021】さらに、セルローススポンジは、従来のウ
レタンスポンジに比べ、より固い素材として形成できる
ので、スポンジでありながら、所望の形状や所望の表面
形状への加工が容易である。したがって、吸水体全体の
所望の形状への加工を容易に行うことができるととも
に、吸水体表面に、所望の凹凸加工や切り込み加工を施
す場合にも、容易に行うことが可能になる。
【0022】セルローススポンジは、たとえば、比較的
厚手のシート状物として製造されるこのシート状物を所
定の形状、所定の厚さに切断して、本発明に係る吸水体
の素材を形成できる。また、この場合、吸水体を、容易
に横断面角形のものに形成できる。
【0023】本発明に係る吸水体は、市販の適当な大き
さのセルローススポンジから加工できる。したがって、
セルローススポンジの製造方法はとくに限定されず、セ
ルロースの含有するビスコースを使用した、あらゆる方
法が採用できる。また、セルローススポンジの強度を補
強したり、適度の硬さを付与するために、牛乳パックや
古紙からリサイクルしたパルプなどの粉砕物や、パー
ム、バガス、茶葉などの天然繊維素材を補強材として、
ビスコースに添加することもできる。その添加量はビス
コース100部に対し、好ましくは1〜20部、より好
ましくは3〜10部である。
【0024】以下に、図面を参照して、本発明に係る口
腔清掃用スポンジブラシのより具体的な実施態様につい
て説明する。図1は、本発明の一実施態様に係る口腔清
掃用スポンジブラシを示している。口腔清掃用スポンジ
ブラシ1は、柄を構成する支持棒2と、支持棒2の先端
部に設けられたセルローススポンジからなる吸水体3と
からなっている。吸水体3は、本実施態様では角形、と
くに直方体状に形成されており、一対の外側面、図1に
示す例では図1における上下面に、比較的深い切り込み
4a、4bが上下対称に刻設されている。支持棒2の先
端部には、図2に示すように先端面から軸方向に切り込
み5を入れることにより、一対の分岐部6a、6bが形
成されている。この支持棒2の先端部を、分岐部6a、
6bが切り込み4a、4b間に残されているスポンジ部
分を挟み込むように、吸水体3に差し込まれることによ
り、図3に示すように、吸水体3が支持棒2の先端部に
装着され、固定保持されるようになっている。
【0025】セルローススポンジからなる吸水体3の、
他の一対の外側面、図1に示す例では図1における左右
の外側面には、それぞれ、複数の比較的浅い切り込み7
a、7b、7cが刻設されている。図示例では、左右に
それぞれ3本の切り込み7a、7b、7cを設けたが、
1本や2本でもよく、4本以上でもよい。この切り込み
7a、7b、7cは、その外側面に凹凸形状を付与する
ものである。したがって、図示は省略するが、複数の凹
凸条、たとえば、複数のの溝を並設することによって形
成された複数の凹凸条を設けてもよい。
【0026】吸水体3を構成するセルローススポンジの
素材グレードとしては、前述の如く、微粒タイプや超微
粒タイプのものが好ましく、これによって、優れた吸水
性、保水性とともに、優れた表面水分抑制特性が得られ
る。支持棒2の素材としては、衛生上安全なプラスチッ
クを使用することも可能であるが、使用後廃棄時のこと
を考慮すると、生分解性のプラスチック、あるいは類似
の周知の生分解性素材を使用することが好ましい。
【0027】なかでも、昇温により軟化し(たとえば、
80℃程度の湯に漬けることによって軟化し)、軟化し
た状態で自由に変形可能であり、その後の降温によりそ
の変形した形状に固定される素材から支持棒を構成して
おくと、たとえば図4に示すように、支持棒2aを所望
の形状に曲げたり湾曲させたりすることができ、それに
よって、手の不自由な高齢者等であっても、自身が使用
する際に最も操作しやすい最適な形状に変形させること
が可能になる。
【0028】図1に示した口腔清掃用スポンジブラシ1
においては、吸水体3がセルローススポンジから構成さ
れ、セルローススポンジは優れた吸水性、保水性を有す
るとともに、表面には少量の水分しか現れない特性を有
しているので、複数本のスポンジブラシ1を並べて冷蔵
庫等の中で凍らせる場合にあっても、隣接するスポンジ
ブラシ1の吸水体3同士がくっついてしまうことが防止
され、1本1本切り離して使用する際にも、一方の吸水
体3が他方の吸水体3にくっつきちぎれてしまうという
事態が回避され、使用上の無駄を発生させることがなく
なる。また、くっつき防止により、吸水体3のちぎれ片
が使用時に脱落するという不都合の発生も防止される。
とくに、複数本を同時に凍らせる場合に、互いに対向す
る面となる吸水体3の外側面に複数の切り込み7a、7
b、7cや凹凸条を設けておけば、凹凸面に形成された
外側面同士は、よりくっつきにくくなり、一層確実にく
っつき防止が達成される。
【0029】また、セルローススポンジからなる吸水体
3は、優れた吸水性、保水性を有しているので、口腔清
掃やアイスマッサージにとって望ましい特性を有するこ
とになり、それらの操作も円滑に行われる。
【0030】また、吸水体3を構成するセルローススポ
ンジは、基本的に生分解性を有するので、使用後の廃棄
処分が容易になる。とくに、支持棒2や支持棒2aも生
分解性素材から構成しておくことにより、口腔清掃用ス
ポンジブラシ1全体を生分解性とすることができ、やっ
かいな産業廃棄物処理の問題を伴うことなく、環境に優
しい廃棄処理を容易に行うことができる。
【0031】さらに、支持棒2aを変形可能な素材から
構成することにより、図4に示したように、使用する際
に最適な形状に自由に設定できるようになり、高齢者等
自身が使用する際にも、その操作の容易化を達成するこ
とができる。
【0032】さらに、本発明に係る口腔清掃用スポンジ
ブラシは、図5〜図7に示すような形態とすることもで
きる。図5に示す口腔清掃用スポンジブラシ11におい
ては、各コーナー部に丸み(R)を付けた直方体状のセ
ルローススポンジからなる吸水体12に、平行に延びる
2条の切り込み13a、13bが、たとえば長手方向に
貫通するように設けられており、この切り込み13a、
13bに、図6に示すような支持棒14の先端部に二股
形状に形成され、たとえば対向面に複数の、鉤状の係合
部15が設けられた挿入係合部16a、16bが、差し
込まれる。差し込まれた状態は、図7に示すようにな
り、鉤状の係合部15が吸水体12内に食い込んで抜け
ない状態となる。とくに、セルローススポンジからなる
吸水体12が膨潤すると抜けない状態となる。その他の
構成、作用、効果は前述の実施態様に準じる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の口腔清掃
用スポンジブラシによれば、使用目的に合致した良好な
吸水性を確保しつつ、凍らせて使用する際の隣接ブラシ
同士のくっつきを防止して無駄や不都合の発生を防止で
き、かつ、環境に優しい生分解性を持たせることも可能
となり、しかも、操作の容易化をはかることも可能にな
る。その結果、口腔清掃のみならずアイスマッサージ等
に最適な、使用から廃棄に至るまで優れた特性を発揮す
る、高齢化社会を迎えるにあたってきわめて有用な口腔
清掃用スポンジブラシを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る口腔清掃用スポンジ
ブラシの斜視図である。
【図2】図1の口腔清掃用スポンジブラシの支持棒の斜
視図である。
【図3】図1の口腔清掃用スポンジブラシの吸水体支持
部の断面図である。
【図4】本発明の別の実施態様に係る口腔清掃用スポン
ジブラシの側面図である。
【図5】本発明のさらに別の実施態様に係る口腔清掃用
スポンジブラシの斜視図である。
【図6】図5の口腔清掃用スポンジブラシの支持棒の側
面図である。
【図7】図5の口腔清掃用スポンジブラシの断面図であ
る。
【符号の説明】
1、11 口腔清掃用スポンジブラシ 2、2a、14 支持棒 3、12 吸水体 4a、4b 深い切り込み 5 支持棒先端部の切り込み 6a、6b 分岐部 7a、7b、7c 切り込み 13a、13b 切り込み 15 係合部 16a、16b 挿入係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B202 AA01 AA06 AB02 AB18 BA30 CA02 CB06 EA02 EB17 EF10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持棒の先端部にセルローススポンジか
    らなる吸水体を設けたことを特徴とする口腔清掃用スポ
    ンジブラシ。
  2. 【請求項2】 吸水体の表面の少なくとも一面に、複数
    の凹凸条が形成されている、請求項1の口腔清掃用スポ
    ンジブラシ。
  3. 【請求項3】 吸水体の表面の少なくとも一面に、複数
    の切り込みが設けられている、請求項1または2の口腔
    清掃用スポンジブラシ。
  4. 【請求項4】 支持棒が、昇温により軟化し自由に変形
    可能で降温によりその形状に固定される素材からなる、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の口腔清掃用スポン
    ジブラシ。
  5. 【請求項5】 全体が生分解性を有する、請求項1ない
    し4のいずれかに記載の口腔清掃用スポンジブラシ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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