JP6474100B2 - トンネル内消火器箱 - Google Patents
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Description
本発明は、トンネル内消火器箱に於いて、
トンネル側壁に沿って設けた監視員通路部に埋込設置した筐体と、
監視員通路の道路に面した側壁に位置する筐体の前面に形成した第1開口に開閉自在に設けた第1消火器扉と、
監視員通路の通路面に位置する筐体の上部に形成した第2開口に開閉自在に設けた第2消火器扉と、
消火器取出口を一端に開口して消火器を着脱自在に収納する消火器ホルダと、
消火器ホルダの消火器取出口を第1開口と第2開口に相対する範囲で回動するように筐体内に軸支すると共に、消火器ホルダに消火器を収納した状態で消火器取出口が第1開口と第2開口の間に位置するように動く回動機構と、
を設けたことを特徴とする。
回動機構は、消火器ホルダに消火器を収納した状態で消火器取出口が第1開口と第2開口の間に停止保持するように、重心位置と回転中心の関係を設定する。
消火器を収納していない状態で消火器ホルダが回動停止する位置で作動する検出スイッチを設け、消火器ホルダによる前記検出スイッチの作動により消火器無しを検出して検出信号を出力する。
消火器ホルダの内部に消火器の収納の有無に応じて作動する検出スイッチを設け、検出スイッチの作動により消火器無しを検出して検出信号を出力する。
前面パネルに表示器を設け、検出スイッチで消火器有りを検出している場合に表示器を点灯し、検出スイッチで消火器無しを検出した場合に表示器を消灯する。
消火器ホルダを複数本連設して回動機構によりに回動自在に筐体内に設ける。
回動機構は、連設した複数本の消火器ホルダを、一体又は個別に回動自在に筐体内に設ける。
監視員通路の通路面側に設けた第2消火器扉を開放した場合に、第2開口の周囲に起立させる防護柵を設ける。
本発明は、トンネル内消火器箱に於いて、トンネル側壁に沿って設けた監視員通路に埋込設置した筐体と、監視員通路の道路に面した側壁に位置する筐体の前面に形成した第1開口に開閉自在に設けた第1消火器扉と、監視員通路の通路面に位置する筐体の上部に形成した第2開口に開閉自在に設けた第2消火器扉と、消火器取出口を一端に開口して消火器を着脱自在に収納する消火器ホルダと、消火器ホルダの消火器取出口を第1開口と第2開口に相対する範囲で回動するように筐体内に軸支すると共に、消火器ホルダに消火器を収納した状態で消火器取出口が第1開口と第2開口の間に位置するように動く回動機構とを設けるようにしたため、第1消火器扉は道路面に直接面していることから、火災を伴う車両事故の発生時に、事故車両の運転者等の利用者は、道路面から手近かにある第1消火器扉を開き、消火器を取り出して消火を行うことができ、従来の監視員通路の上となるトンネル側壁に設置した消火器箱に比べ、監視員通路に妨げられることなく消火器を簡単且つ容易に取り出して、迅速且つ確実に消火作業を行うことを可能とする。
また、回動機構は、消火器ホルダに消火器を収納した状態で消火器取出口が第1開口と第2開口の間に停止保持するように、重心位置と回転中心の関係を設定するようにしたため、道路面側の第1消火器扉及び監視員通路側の第2消火器扉の何れを開いた場合にも、消火器ホルダの消火器取出口は簡単且つ容易に取出し可能な位置に向いており、2箇所に消火器扉を設けていても、それぞれを開いて簡単且つ容易に消火器を取り出すことを可能とする。
また、消火器を収納していない状態で消火器ホルダが回動停止する位置で作動する検出スイッチを設け、消火器ホルダによる前記検出スイッチの作動により消火器無しを検出して検出信号を出力するか、或いは、消火器ホルダの内部に消火器の収納の有無に応じて作動する検出スイッチを設け、検出スイッチの作動により消火器無しを検出して検出信号を出力し、また、前面パネルに表示器を設け、検出スイッチで消火器有りを検出している場合に表示器を点灯し、検出スイッチで消火器無しを検出した場合に表示器を消灯するようにしため、消火器扉を開いて内部を確認することなく、消火器無しを表示器の消灯から知って適切に対処可能とする。
また、消火器ホルダを複数本連設して回動機構によりに回動自在に筐体内に設し、また、回動機構は、連設した複数本の消火器ホルダを、一体又は個別に回動自在に筐体内に設けるようにしたため、複数本の消火器を必要に応じて取り出して消火作業を適切に行うことを可能とする。
また、監視員通路の路面側に設けた第2消火器扉を開放した場合に、第2開口の周囲に起立させる防護柵を設けるようにしたため、監視員通路に設けた第2消火栓扉を開いたままにしていても、監視員通路を通って安全に避難することを可能とする。
図1はトンネル内に設置した消火器箱を含む非常設備を示した説明図である。図1に示すように、トンネル10内には蒲鉾状のトンネル壁面12により覆われた道路15を設けており、この例にあっては、道路15は1方向2車線としている。
図2は監視員通路内に埋込み設置した消火器箱を示した断面図である。図2に示すように、監視員通路14には消火器箱16の筐体18を埋込み設置しており、筐体18は前面を道路15に面した監視員通路14の側壁に配置し、前面上部に形成した第1開口21に下向きに開閉自在に第1消火器扉20を設けている。
図3は消火器ホルダを取り出して示した説明図であり、図3(A)に軸方向の断面を示し、図3(B)に消火器取出側を示し、図3(C)に重量バランスによる停止保持の機能を示す。
図4は道路に面した第1消火器扉を開いた消火器の取出しを示した説明図である。
図5は監視員通路に設けた第2消火器扉を開いた消火器の取出しを示した説明図である。
図6は消火器ホルダに消火器を収納していない場合の消火器箱を示した説明図である。
上記の実施形態は、2本の消火器ホルダを連設した場合を例にとっているが、1本でもよいし、3本以上連設しても良い。
12:トンネル壁面
14:監視員通路
15:道路
16:消火器箱
17:手摺り
18:筐体
20:第1消火器扉
21:第1開口
22:第2消火器扉
23:第2開口
24:ダクト
26:給水本管
28:電線管
30:消火器ホルダ
31:取っ手
32:消火器
34:ウェイト
35:表示器
36:リミットスイッチ
38:回動軸
40:消火器取出口
46:保護柵
Claims (8)
- トンネル側壁に沿って設けた監視員通路に埋込設置した筐体と、
前記監視員通路の道路に面した側壁に位置する前記筐体の前面に形成した第1開口に開閉自在に設けた第1消火器扉と、
前記監視員通路の通路面に位置する前記筐体の上部に形成した第2開口に開閉自在に設けた第2消火器扉と、
消火器取出口を一端に開口して消火器を着脱自在に収納する筒状の消火器ホルダと、
前記消火器ホルダの消火器取出口を前記第1開口と第2開口に相対する範囲で回動するように前記筐体内に軸支すると共に、前記消火器ホルダに前記消火器を収納した状態で前記消火器取出口が前記第1開口と第2開口の間に位置するように動く回動機構と、
を設けたことを特徴とするトンネル内消火器箱。
- 請求項1記載のトンネル内消火器箱に於いて、
前記回動機構は、前記消火器ホルダに前記消火器を収納した状態で前記消火器取出口が前記第1開口と第2開口の間に停止保持するように、重心位置と回転中心の関係を設定したことを特徴とするトンネル内消火器箱。
- 請求項1記載のトンネル内消火器箱に於いて、
前記消火器を収納していない状態で前記消火器ホルダが回動停止する位置で作動する検出スイッチを設け、前記消火器ホルダによる前記検出スイッチの作動により消火器無しを検出して検出信号を出力することを特徴とするトンネル内消火器箱。
- 請求項1記載のトンネル内消火器箱に於いて、
前記消火器ホルダの内部に消火器の収納の有無に応じて作動する検出スイッチを設け、前記検出スイッチの作動により消火器無しを検出して検出信号を出力することを特徴とするトンネル内消火器箱。
- 請求項3又は4記載のトンネル内消火器箱に於いて、
前面パネルに表示器を設け、前記検出スイッチで消火器有りを検出している場合に前記表示器を点灯し、前記検出スイッチで消火器無しを検出した場合に前記表示器を消灯することを特徴とするトンネル内消火器箱。
- 請求項1記載のトンネル内消火器箱に於いて、
前記消火器ホルダを複数本連設して前記回動機構によりに回動自在に前記筐体内に設けたことを特徴とするトンネル内消火器箱。
- 請求項1記載のトンネル内消火器箱に於いて、
前記回動機構は、連設した複数本の消火器ホルダを、一体又は個別に回動自在に前記筐体内に設けたことを特徴とするトンネル内消火器箱。
- 請求項1記載のトンネル内消火器箱に於いて、
前記監視員通路の通路面側に設けた前記第2消火器扉を開放した場合に、前記第2開口の周囲に起立させる防護柵を設けたことを特徴とするトンネル内消火器箱。
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