JP6473181B2 - 車両用シートおよび車両 - Google Patents
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Description
図1は、実施形態に係る車両1の車体左側からの外観図である。車両1は、ハッチバック型のテールゲート11を備える。本実施形態では、車両1は四輪の乗用車であるが、この車種に限られるものではない。例えば、テールゲート11はスライド式のものでもよく、車両1は後部が開閉可能な構成であればよい。その他、車両1は、側方側においてフロントドアおよびリアドアを更に備え、これらのドアは、回動式であってもよいしスライド式であってもよい。
図3は、車両用シート3の後方右側からの斜視図である。車両用シート3は、シート本体31、支持部32および操作部33を備える。車両用シート3の構造の理解を容易にするため、図中には、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」及び「下」の方向を示し、これらの方向は、以下の説明において相対的な位置関係を表現するのにも用いられる。また、これらの方向は、車両用シート3を車両1に搭載したときの車両1の方向に対応し、例えば、車両用シート3の前方向と車両1の前方向とは同方向を示す。
図7、図8、図9(A)及び図9(B)は、操作部33およびカバー部材36の構造、特にそれらの形状を説明するための図である。図7は、図4に示された線A−Aでの断面図を示す。詳細は後述とするが、シート本体31の下部後方において、カバー部材36には、操作部33を収容するための凹部361が設けられる。本実施形態では、凹部361は、カバー部材36の上面に設けられる。また、詳細は後述とするが、凹部361の側壁361Wには、操作部33の一部を通すための挿入孔362が設けられる。挿入孔362は、凹部361の底壁よりも浅い位置に形成され、本実施形態では、凹部361の上方部に設けられる。また、凹部361の他の側壁361Wには、段差363が設けられる。
第1の態様は、車両用シート(例えば3)であって、シート本体(例えば31)と、前記シート本体のスライド動作のロック機構(例えば323)を備え、前記シート本体を支持する支持部(例えば32)と、前記支持部を覆うカバー部材(例えば36)と、前記カバー部材に配置され、前記ロック機構に連結部材(例えば371)を介して連結されるとともに該ロック機構に対するロック解除操作を受け付ける操作部(例えば33)と、を備え、前記操作部は、開口(例えば331H)を有する把持部(例えば331)と、前記把持部から延出し、前記連結部材の端部が接続された延出部(例えば332)と、を含み、前記カバー部材には、前記把持部を引き出し自在に収容する凹部(例えば361)が設けられ、前記凹部の側壁(例えば361W)には、前記延出部が挿入される挿入孔(例えば362)が設けられている。
第1の態様によれば、収容時の操作部のカバー部材に対する収まりがよくなり、利便性を向上させることができる。例えば、シート後方を荷室空間として使用する場合には、ユーザが荷物を移動させるのにその荷物を操作部に引っ掛けてしまうこと等を防ぐことができる。また、第1の態様によれば、延出部が孔に挿入されることにより、操作部を、収まりのよい位置に容易に位置決めすることができ、操作部の繰り返しの使用によって収容時の操作部の固定位置が変わらないようにすることができる。
第2の態様によれば、操作部を凹部に適切に収容可能にすると共に、ユーザが把持部を把持する際には開口に指を挿入しやすくなり、ユーザに対する操作部の操作性を向上させることができる。
第3の態様によれば、当接部が側壁と当接することによりストッパとして作用し、収容時において操作部を定位置に固定することができる。
第4の態様によれば、操作部によりロック解除操作を行いやすく、ユーザに対する操作部の操作性を向上させることができる。
第5の態様によれば、操作部は、第1辺部を支点として第2辺部を回動させて把持部を起立させた状態で凹部から引き出すのに有利な形状をとるため、ユーザに対する操作部の操作性を向上させることができる。
第6の態様によれば、ユーザは車両用シート後方からロック解除操作を行うことができる。
第7の態様によれば、スーツケース等の比較的大きい荷物だけでなく、アクセサリ等の比較的小さい物品が引っ掛かること等、ユーザの不測のトラブルを防ぐことも可能となる。
第8の態様によれば、収容時には操作部を段差に係合させて定位置に固定することができる。
第9の態様によれば、操作部は収容時には凹部における上部(底壁よりも浅い位置)に固定されるため、ユーザが把持部を把持する際には開口に指を挿入して把持しやすくなり、ユーザに対する操作部の操作性を向上させることができる。
第10の態様によれば、ユーザが操作部を把持する際には、一般に、指を第2関節まで開口に挿入可能となり、ユーザが把持部を把持しやすくなるため、ユーザに対する操作部の操作性を向上させることができる。特に、凹部の深さは、40mm以上かつ45mm以下の範囲内であるとよい。
第11の態様によれば、把持部を適切に凹部に導くことが可能となる。これにより、例えば、ユーザが把持部から手を放した際の把持部の位置が凹部から左右方向にずれていたとしても、操作部は凹部に適切に収容される。
第12の態様によれば、上述の車両用シートは典型的な車両に適用可能である。
第13の態様によれば、例えばハッチバック型の車両の場合、ユーザは、車両の後ろ側から車両用シートのスライド動作のロック解除操作を行うことが可能となり、それにより、車内後方の荷室空間の広さを調節することが可能となる。
第14の態様によれば、カバー部材の上方を荷室空間として使用可能であり、特に、車両用シートが折り畳み可能に構成されている場合に好適に用いられる。
以上、いくつかの好適な態様を例示したが、本発明はこれらの例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その一部が変更されてもよい。また、本明細書に記載された個々の用語は、本発明を説明する目的で用いられたものに過ぎず、本発明は、その用語の厳密な意味に限定されるものでないことは言うまでもなく、その均等物をも含みうる。
Claims (4)
- 車両用シートであって、
シート本体と、
前記シート本体のスライド動作のロック機構を備え、前記シート本体を支持する支持部と、
前記支持部を覆うカバー部材と、
前記カバー部材に配置され、前記ロック機構に連結部材を介して連結されるとともに該ロック機構に対するロック解除操作を受け付ける操作部と、
を備え、
前記操作部は、
開口を有する枠体の把持部と、
前記把持部から延出し、前記連結部材の端部が接続された延出部と、
を含み、
前記カバー部材の上面には、前記把持部を引き出し自在に収容する凹部が設けられ、
前記凹部の側壁には、前記延出部が挿入される挿入孔が設けられ、
前記把持部は、前記延出部の上に当接部を含んでおり、
前記操作部が使用されない場合には、前記連結部材が巻き取られて前記延出部が前記挿入孔に挿入されると共に、前記把持部が、前記カバー部材の前記上面に沿った姿勢で且つ前記挿入孔の上方において前記当接部が前記側壁と当接した状態で、前記凹部に収容される
ことを特徴とする車両用シート。 - 前記把持部は、互いに対向する第1辺部および第2辺部を有し、
前記第1辺部は前記当接部を含み、
前記延出部は、前記第1辺部において、前記当接部の下側の位置から延出しており、
前記操作部は、前記第1辺部を支点として前記第2辺部側を回動させることで前記把持部を前記上面から起立可能に構成された
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。 - 前記操作部は、前記凹部に収容された状態において前記カバー部材の上面よりも下方に位置する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用シート。 - 前記凹部の前記側壁の少なくとも一部には、前記把持部と係合する段差が形成されており、
前記段差は、前記凹部の底壁よりも浅い位置に形成されており、前記把持部は、前記凹部における下部に指の挿入スペースを残すように、前記凹部における上部に収容される
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用シート。
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