JP5380218B2 - 車両用シートの収納装置 - Google Patents
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Description
請求項1に係る発明は、シートクッション(例えば、後述する実施例におけるシートクッション5)と該シートクッションに傾転可能に支持されたシートバック(例えば、後述する実施例におけるシートバック6)とからなるシート(例えば、後述する実施例における第2リヤシート4)と、前記シートの後方のフロアに形成された収納凹部(例えば、後述する実施例における収納凹部92a)と、前記シートバックを前記シートクッションに重ねた折り畳み形態の前記シートを前記収納凹部に収納するように前記シートを移動可能に支持する支持部(例えば、後述する実施例における支持装置14)と、を備えた車両用シートの収納装置において、前記シートを着座姿勢としたときの前記シートクッションの車幅方向の両端部(例えば、後述する実施例における端部19)は、上方に向かって膨出形成され、車体の側壁から車幅方向内側に膨出したホイールハウス(例えば、後述する実施例におけるリヤホイールハウス83)の上に載置されており、前記シートクッションにおける車幅方向の両端部の膨出した部分の背面側に、前記ホイールハウスの形状に対応するように切り欠かれた凹部(例えば、後述する実施例における凹部20)が形成され、前記凹部内に、前記シートクッションを前記ホイールハウスの上に固定するロック部材(例えば、後述する実施例におけるラッチ22)を備える共に、前記ホイールハウスが臨まされており、前記ホイールハウスの前記ロック部材に対応する位置に、ホイールハウス側凹部を形成し、前記ホイールハウス側凹部は、その深さが前記車体の進行方向前方で浅くなるように、且つ前記車体の進行方向後方で深くなるように形成されており、前記ホイールハウス側凹部における前記車体の進行方向後方に、前記ロック部材に係合可能なストライカ(例えば、後述する実施例におけるストライカ24)を設けたことを特徴とする車両用シートの収納装置である。
また、シートクッションの背面側に形成された凹部内にロック部材が配置されているので、該凹部を設けずにシートクッションの背面にロック部材を配置した場合と比較して、シートクッションの着座面を低くすることができ、着座面を使い勝手の良い適度な高さにすることが可能となる。
シートバック6は、左側に着座する一人の乗員に対応した左シートバック部6Lと、右側に着座する二人の乗員に対応した右シートバック部6Rとに分割して構成されており、いずれのシートバック部6L,6Rも、リクライニング機構(図示略)を介して、軸8(図4参照)を支点としてシートクッション5に対して前後方向へ各々独立して傾転可能で、シートクッション5に重ね合わせて折り畳み可能となっている。
リヤホイールハウスライニング93には、後述するストライカ24を挿通させるためのストライカリッド100と、後述する支持装置14のアーム17を挿通させるためのアームリッド200が取り付けられている。
なお、折り畳み形態の第2リヤシート4を後方へ回転するときにシートバック6とリヤホイールハウスライニング93とが干渉しないように、左シートバック部6Lの左端下部と右シートバック部6Rの右端下部には、それぞれ切欠部6aが形成されている。
以下、折り畳み形態の第2リヤシート4を上下反転させた状態で収納凹部92aに収納したときの第2リヤシート4の姿勢を収納姿勢と称す。
図12に示すように、シート端部カバー50はラッチカバー30と一体に組み付けられ、カバーユニットCUとされている。図12は、カバーユニットCUをシート端部カバー50およびラッチカバー30の裏面側から見た図である。なお、カバーユニットCUの構成の説明において前後方向は、特に断らない限り、着座姿勢のシートクッション5における車体の前後方向とする。
取付フランジ部51は、薄肉ヒンジ部53に沿って形成された厚肉部54と、厚肉部54から外方へ延びる薄肉部55とを備えており、薄肉ヒンジ部53は厚肉部54の表面54a側に連設され、薄肉部55は厚肉部54の裏面54b側に連設されている。
薄肉部55には、互いに前後方向に離間して配置された3つの固定用ビス孔56と、固定用ビス孔56に隣接して配置された2つの仮セット孔57が設けられている。図16に示すように、厚肉部54の裏面54bには、後述するラッチカバー30を固定するためのビス孔54cが4つ設けられている。
図10に示すように、カバー本体部52の外周形状は、第2リヤシート4を収納姿勢にしてカバー本体部52を開いたときに支持装置14のアーム17と干渉せず、且つ、凹部20をほぼ覆うことができるように設定されている。
カバー本体部52の表面52aは平坦面に形成されており、表面52aの左右方向外側における後端側には、面ファスナー52fが取り付けられている。面ファスナー52fは、図8、図9に示すようにカバー本体部52をシートクッション5の底面部21に重ねたときに底面部21を覆う表皮材(図示略)に貼着し、カバー本体部52がシートクッション5の底面部21から離脱するのを防止する。
カバー本体部52の高さ(厚さ)は、取付フランジ部51の厚肉部54よりも大きく、カバー本体部52の裏面52bの左右方向外側の端部58は内側寄りの部位よりも一段低く形成されており、さらに、図9に示すように、この端部58は前後方向に階段状をなし、後方側に一番高い上段部58aが形成され、前方側に一番低い下段部58cが形成され、上段部58aと下段部58cとの間に中段部58bが形成されている。そして、中段部58bに結合装置60が取り付けられている。
図15に示すようにラッチカバー30を表面側から見たときに、係止部33は固定部32よりも下方に位置し、スプリング収容部34は固定部32よりも上方に突出し、ラッチカバー本体部35は係止部33よりもさらに下方に位置している。固定部32には4つのビス挿通孔32aが互いに前後方向に離間して設けられている。
ラッチカバー本体部35は、所定形状のカップ状をなし、シートクッション5に固定されたラッチ22を収容するのに必要十分な内部空間を有している。前述したように、ラッチカバー本体部35には、ストライカ24を迎入れるための溝孔31が形成されている。
カバーユニットCUは、図14に示すように、シートクッション5の金属製のシートクッションフレーム9に固定されている。なお、図15の分解斜視図においては、説明の都合上、カバーユニットCUも分解して示している。
シートクッションフレーム9の左右方向の端部は階段状をなし、シートクッション5の前述した底面部21に対応する底壁部10の外方に固定座部11が連なり、固定座部11の外方に係止座部12が連なっている。シートクッション5の着座姿勢において、固定座部11は底壁部10に対して上方(図15では下方)に位置し、係止座部12は固定座部11よりもさらに上方に位置している。
また、シートクッションフレーム9の左右方向の端部にはラッチ取付用ブラケット13が固定され、このラッチ取付用ブラケット13にラッチ22が固定されている。
なお、仮セット孔57は、前記した一連のカバーユニットCUの取り付け操作に必要十分な大きさの内径に設定する。
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、着座位置にあるシートを収納姿勢にして収納凹部に移動可能にする支持部は、前述した実施例の構成に限るものではない。
また、前述した実施例は、所謂3列シートの車両の第2リアシートに適用した態様で説明したが、この発明は3列シートの車両のシートに限るものではなく、2列シートの車両におけるリヤシートに適用することも可能である。
4 第2リヤシート(シート)
5 シートクッション
6 シートバック
14 支持装置(支持部)
19 端部
20 凹部
22 ラッチ(ロック部材)
83 リヤホイールハウス(ホイールハウス)
92a 収納凹部
Claims (1)
- シートクッションと該シートクッションに傾転可能に支持されたシートバックとからなるシートと、
前記シートの後方のフロアに形成された収納凹部と、
前記シートバックを前記シートクッションに重ねた折り畳み形態の前記シートを前記収納凹部に収納するように前記シートを移動可能に支持する支持部と、
を備えた車両用シートの収納装置において、
前記シートを着座姿勢としたときの前記シートクッションの車幅方向の両端部は、上方に向かって膨出形成され、車体の側壁から車幅方向内側に膨出したホイールハウスの上に載置されており、
前記シートクッションにおける車幅方向の両端部の膨出した部分の背面側に、前記ホイールハウスの形状に対応するように切り欠かれた凹部が形成され、
前記凹部内に、前記シートクッションを前記ホイールハウスの上に固定するロック部材を備える共に、前記ホイールハウスが臨まされており、
前記ホイールハウスの前記ロック部材に対応する位置に、ホイールハウス側凹部を形成し、
前記ホイールハウス側凹部は、その深さが前記車体の進行方向前方で浅くなるように、且つ前記車体の進行方向後方で深くなるように形成されており、
前記ホイールハウス側凹部における前記車体の進行方向後方に、前記ロック部材に係合可能なストライカを設けたことを特徴とする車両用シートの収納装置。
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