JP5108716B2 - 車両用ブラケット - Google Patents
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Description
この種の車両用ブラケットは、蓋体、棒状部材若しくは工具等を取付けた状態では振動等では外れないようにするとともに、又、取り外すときには容易に取り外すことができるように考慮して設計されるものであった。
また、特許文献1の車両用ブラケットでは、略U字部の保持力を大きくすれば、車両用ブラケットが大型になり、重量の増加を招くという欠点を有している。
車両用ブラケットに、内装部材に形成された係止部と係合して内装部材の上下それぞれの方向への移動を規制する第1支持部と、第1支持部との間に内装部材の端部を挟み込むように、上方から支持する第2支持部とを備えたので、振動により発生する逆方向への荷重を第1支持部と第2支持部とに分散して受けることができる。これにより、第1支持部及び第2支持部を小型に形成することができ、車両用ブラケットの軽量化及び小型化を図ることができる。
また、車両用ブラケットが、座席前方の床面上に載置される内装部材を係止することにより、座席前方の床面の上部に載置面部を形成可能に構成されたので、座席の前方の空間上に載置面として利用することができる。これにより、例えば、荷物を汚すことなく、荷物を載置することができる。
図1は本発明に係る車両用ブラケットを採用した車両の断面図であり、図2は図1に示された車両の斜視図であり、図3は図1に示された車両のシート収納状態を示す斜視図である。
ボード部材27の配置部29は、凹部上壁であり、実施例では収納凹部26に被せられる。
すなわち、第1部材31は、車体フロア13上に配置される内装部材でもある。
以下、ボード部材27の詳細を説明する。
第1部材31は、複数のボードピースの1枚であるとともに移設可能部である。第2部材32は、複数のボードピースの1枚である。
第2部材32は、ヒンジ体33に固定ねじ(固定具)57,57で固定され、ヒンジ体33を介して第1部材31に接続されている。
左右の脚部36,36は、開脚して下側フロア22に接地させ、板状の本体部35を自立支持する。
ヒンジ部54は、第1ベース部51及び第2ベース部52に一体成形された樹脂ヒンジであり、サブヒンジ部55は、第2ベース部52及び第3ベース部53に一体成形された樹脂ヒンジである。
係合補助部81は、ヒンジ係止ピン37側に形成され、弾性変形によりヒンジ係止ピン37をU字孔部74のU字の底に向けて押圧する押圧部84が形成される。
第2ベースの係合孔69及び第3ベース部側係合部79で、第3ベース部53を第2ベースに係合する中間係合部86,86(一方不図示)が形成される。
(a)において、図7に示されるヒンジ体33の使用状態から、第3ベース部53を、第2ベース部52から矢印a1の如く離脱する。
(a)において、第3ベース部53を、第2ベース部52に矢印a4の如く折り畳み、第2ベース部側凸部66,66に第3ベース部側当接部78,78を当接させるとともに、第2ベース部52の係合孔69,69に第3ベース部側係合部79,79を係合する。
(a)に示されたように、第2部材32及びヒンジ体33から第1部材31(図5参照)が外された直後の第2部材32では、ヒンジ体33が第2部材32から突出している状態なので、ヒンジ体33が他部品に引っ掛かることがあり、第2部材32の扱い性がよくない。
そこで、(b)に示されたように、第2部材32にヒンジ体33を収納することで、第2部材32の扱い性が向上する。
(a)に示されたように、キックアップ部(前壁)23に第1部材31を係止する2個の車両用ブラケット34,34が取付けられている。
(b)において、キックアップ部23に切り離した第1部材31を臨ます。
(c)において、車両用ブラケット34,34の第1支持部101,101に、第1部材31のフック38,38を矢印b1,b1の如く掛ける。
(a)において、第1部材31を、車両用ブラケット34,34の第1支持部101,101(図13(b)参照)を支点として矢印b2の如く回転する。
図15は本発明に係る車両用ブラケットの下方から見た斜視図であり、図16は図15に示される車両用ブラケットの斜視図であり、図17は図15に示される車両用ブラケットの側面断面図であり、図18は図15に示される車両用ブラケットの寸法関係を示す説明図である。
車両用ブラケット34は、車幅方向に並列配置される複数の着座部17,17(図2参照)間で且つ座席15の下部に車両前方に向けて取付けられる。
第1支持部101は、基部103から前方に延ばされた水平延出部107,107と、これらの水平延出部107,107を繋ぐ先端部108とからなる。
(a),(b)において、比較例の第1部材201及び比較例の車両用ブラケット200が示され、比較例の第1部材201は、実施例の第1部材31と略同一構成の部材であり、本体部202の下面に車両用ブラケット200に係止されるフック203が形成されている。
(b)に示されるように、比較例の車両用ブラケット200では、第1部材201のフック203を係止するときに、車両用ブラケット200が第1部材201の下に隠れてしまい、車両用ブラケット200にフック203を係止し難い。
(a)において、比較例の車両用ブラケット200では、1個の支持部207で車体側からの振動を受けるものなので、支持部207の剛性の強化をする必要があり、車両用ブラケット200の軽量化及び小型化を図ることが困難となる。また、1個の支持部207にフックが係止する構造なので、振動等の影響を受けやすい。
車両用ブラケット34に、内装部材31に形成された係止部(フック)38と係合して内装部材31の上下それぞれの方向への移動を規制する第1支持部101と、第1支持部101との間に内装部材31の端部(フック側端部)39を挟み込むように、上方から支持する第2支持部102とを備えたので、振動により発生する逆方向への荷重を第1支持部101と第2支持部102とに分散して受けることができる。これにより、第1支持部101及び第2支持部102を小型に形成することができ、車両用ブラケット34の軽量化及び小型化を図ることができる。
また、車両用ブラケット34が、座席15(図2参照)前方の床面(下側フロア)22上に載置される内装部材(第1部材)31を係止することにより、座席15前方の床面(下側フロア)22の上部に載置面部(本体部)35を形成可能に構成されたので、座席15の前方の空間上に載置面として利用することができる。これにより、例えば、荷物を汚すことなく、荷物を載置することができる。
Claims (3)
- 車室内上に配置される内装部材を係止する車両用ブラケットであって、
前記内装部材に形成された係止部と係合して前記内装部材の上下それぞれの方向への移動を規制する第1支持部と、
前記第1支持部との間に前記内装部材の端部を挟み込むように、上方から支持する第2支持部とを備えることを特徴とする車両用ブラケット。 - 前記第1支持部及び第2支持部の間口寸法を、前記内装部材の下面に取付けられる前記係止部の回転中心から前記内装部材の前記端部の上コーナまでの距離よりも短くなるよう設定してなることを特徴とする請求項1記載の車両用ブラケット。
- 車幅方向に並列配置される複数の着座部間で且つ座席下部に車両前方に向けて取付けられ、前記座席前方の床面上に載置される内装部材を係止することにより、前記座席前方の床面の上部に載置面部を形成可能に構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用ブラケット。
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