JP6470979B2 - 変圧器 - Google Patents

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本発明は、車輪および防振装置を備えた変圧器に関する。
図6に、従来の車輪・防振装置付変圧器の構成例を示す。変圧器600は、据付場所の移動や修理または点検時の機器の引き出し等を行う目的で移動用車輪603を設けている。また、変圧器の使用時に変圧器を床面に固定するために固定座605を設けている。更に、変圧器の通電状態においては鉄心や巻線等が振動するため、変圧器を収納した装置や建物に対する振動、騒音対策が必要となる。そのため、変圧器600の下部の変圧器ベース部601と架台602との間に防振ゴム等の防振装置602を設け、変圧器の振動、騒音を低減させる構造をとっている。
また、同じく車輪および防振機能を有する変圧器として、特許文献1(特開平10−247604号公報)には、「変圧器の保守性、防振性を損なうことなく、車輪、防振材、変圧器を一体とし、小型化を実現する変圧器」が開示されている。
特開平10−247604号公報
図6に示した従来の車輪・防振装置付変圧器では、輸送時または移動時に生じる振動によって防振装置を介して変圧器が大きく振れてしまい輸送事故等を引き起こす恐れがある。そのため、車輪・防振装置付変圧器を輸送する時は、変圧器本体と車輪・防振装置を別送するか、一体で輸送する場合には木枠梱包などで変圧器を十分固定する方法または防振装置にスペーサを挿入して固定し据付後にスペーサを取り外す方法がとられる。
しかし、別送の場合は、現地で変圧器本体と車輪・防振装置の組立作業が発生し、木枠梱包で輸送する場合は、梱包費用が増大する。また、スペーサを使用する方法では、変圧器の据付時にスペーサを取り忘れて防振装置がその役目を果たさない状態で使用してしまう恐れがある。
また、特許文献1には、「移動用車輪6及び防振ゴム8が下部鉄心ベース1b内にて一体構成される結果、コストの低減と変圧器据え付けに対する作業性の向上を図ることができる」旨の言及はあるが、変圧器の輸送時または移動時に生じる振動による変圧器の変位については触れられておらずその示唆も見当たらない。
本発明は、変圧器下部の変圧器ベース部と、架台に設けられた車輪と、変圧器ベース部と架台との間に設けられた防振装置と、変圧器を床面に固定するために架台に設けられ高さ方向に可動する固定座とを具備し、固定座は、変圧器の輸送または移動に伴う振動による変圧器の変位を抑制する部材を有することを特徴とする。
本発明によれば、変圧器の輸送時または移動時に生じる振動による変圧器の変位を抑制することができ、変圧器を車輪・防振装置と一体で安全に輸送または移動が可能となり、現地での組立作業が不要となる。また、木枠梱包が不要となり、通常の梱包方法での輸送が可能となるため梱包費用が削減できる。そしてまた、輸送または移動の際に取り付けたスペーサを取り外さなければ床面への据付ができない構造であるため、スペーサの取り外し忘れを防止できる。
本発明の実施例1に係る車輪・防振装置付変圧器の変圧器ベース部周辺の構成を示す図である。 本発明の実施例2に係る車輪・防振装置付変圧器の変圧器ベース部周辺の構成を示す図である。 本発明の実施例3に係る車輪・防振装置付変圧器の変圧器ベース部周辺の構成を示す図である。 本発明の実施例4に係る車輪・防振装置付変圧器の変圧器ベース部周辺の構成を示す図である。 本発明の実施例5に係る車輪・防振装置付変圧器の変圧器ベース部周辺の構成を示す図である。 従来技術に係る車輪・防振装置付変圧器の全体構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態として、実施例1〜5を順に図面を用いて説明する。
本実施例は、車輪・防振装置付変圧器を輸送時または移動時にその変圧器ベース部を固定する構成を備えた例である。
図1は、実施例1に係る変圧器ベース部周辺の構成を示す図である。図1(a)は輸送時または移動時の構成、図1(b)は使用時の構成であり、それぞれ左右に、正面からの図と側面からの図を示している。ここで、車輪・防振装置付変圧器100は、変圧器ベース部101、架台102、車輪103、防振装置104および固定座105を有する。
車輪103を使用することで、変圧器100を容易に移動させることができる。また、変圧器ベース部101と車輪103を取り付けた架台102との間に防振装置104を介することで、変圧器の使用時に発生する振動が床面に伝わることを防止する。
固定座105は、変圧器を床面に固定するための器具であるが、その機能と共に、実施例1を始めとする本発明の各実施形態では、変圧器の輸送時または移動時において防振装置の動作を抑止するための機能を果たすものである。そのために、本発明に係る固定座105は、床面との固定に使用する据付部105b(なお、図6に示す従来の車輪・防振装置付変圧器の固定座605も同様に据付部を有する)以外に、変圧器ベース部101と架台102とを固定するための支持部105aを有する構造を呈するものである。
変圧器の輸送時または移動時には、(a)に示すように、固定座105を床面から上げる必要があり、固定座の支持部105aが変圧器ベース部101に十分に密着する位置で、固定座105を架台102にボルト等で固定している。この動作により、固定座の支持部105aで必然的に変圧器ベース部101が架台102に固定されることになる。よって、移動により防振装置104を介して発生する変圧器の変位を抑制することができると同時に、移動時の安全性の向上を図ることができる。
変圧器の使用時には、(b)に示すように、固定座105を床面まで下げ、固定座の据付部105bをボルト等で床面と固定する。これにより、変圧器が移動しないようにするとともに変圧器の耐震性能を強化する。この際、固定座105は、変圧器100の本体や防振装置104に触れないので、変圧器に対する防振性を損なうことはない。
なお、固定座105の形状については、図1に示す形状に限定されるものではない。また、変圧器ベース部101および架台102に対する固定座105の取り付け位置については、図1に示す位置に限定されるものではなく、防振装置の機能を抑止する効果を奏する範囲内で変更が可能であるが、より効果を上げるためには防振装置104の近傍に設けることが望ましい。この点については、以下に説明する実施例2〜実施例4の固定座105についても同様であり、以下では改めて示さないこととする。
本実施例は、車輪・防振装置付変圧器が、その車輪と防振装置の取付け位置を同軸上とする構造である場合、輸送時または移動時に変圧器ベース部101を固定する構成を備えた例である。このように、車輪と防振装置の取付け位置を同軸上にすると、足回りの構造をコンパクトにできるとともに、車輪から発生する振動を直に防振装置が吸収しやすい構造となる。
図2は、実施例2に係る変圧器ベース部周辺の構成を示す図である。左右に、正面からの図と側面からの図を示している。実施例2は、図1に示した実施例1の構成と比べて、車輪103が、その取付け位置を防振装置104の取付け位置と同軸上にして防振装置104の直下に位置するものである。
また、図2は、変圧器の輸送時または移動時の状態を示したもので、実施例1と同様に、固定座の支持部105aが変圧器ベース部101に十分に密着する位置で、固定座105を架台102にボルト等で固定している。これにより、固定座の支持部105aで必然的に変圧器ベース部101が架台101に固定されることになり、移動により発生する変圧器の変位を抑制し、移動時の安全性の向上を図る。なお、変圧器の使用時の状態を図示することは省略したが、図1(b)で示した実施例1と同様に、固定座105を床面まで下げ、固定座の据付部105bをボルト等で床面と固定する。
本実施例は、実施例1の構成に加えて、変圧器の輸送時または移動時にスペーサを使用して変圧器ベース部を固定するようにした車輪・防振装置付変圧器の例である。
図3は、実施例3に係る変圧器ベース部周辺の構成を示す図である。左右に、正面からの図と側面からの図を示している。実施例3は、図1に示した実施例1の構成においてスペーサ306を追加したものである。
変圧器の輸送時または移動時に、実施例1の場合と同様に固定座105を上げて変圧器ベース部を固定し、それと併せて固定座の支持部105aと架台102との間にスペーサ306を設置する。これにより、大きな荷重に耐えることができるため、特に、質量が大きい大容量変圧器への適用が好ましい。
変圧器の使用時には、スペーサ306を取り外し、実施例1と同様に固定座105を下げ床面と固定する。このように、スペーサ306を取り外さなければ変圧器を据付固定できない構造であるため、変圧器ベース部101を架台102に固定したままで変圧器を使用してしまうことを確実に防止できる。
本実施例は、実施例2の構成(車輪と防振装置の取付け位置が同軸上)に加えて、変圧器の輸送時または移動時にスペーサを使用して変圧器ベース部を固定する車輪・防振装置付変圧器の例である。
図4は、実施例4に係る変圧器ベース部周辺の構成を示す図である。左右に、正面からの図と側面からの図を示している。実施例4は、図2に示した実施例2の構成においてスペーサ306を追加したものである。
変圧器の輸送時または移動時、および、変圧器の使用時において、スペーサ306を含めた固定座105の使用方法は、上記実施例3の場合と同様である。
本実施例は、変圧器の輸送時または移動時に、ストッパ部を設けた固定座により変圧器ベース部を架台に固定する車輪・防振装置付変圧器の例である。
図5は、実施例5に係る変圧器ベース部周辺の構成を示す図である。左右に、正面からの図と側面からの図を示している。実施例5は、図2に示した実施例2の固定座105の構造として、固定座105の上面にストッパ部507を追加したものである。このストッパ部507は、変圧器の輸送時または移動時(すなわち、固定座105を床面から上げた状態時)に変圧器ベース部101端部(隅部)に密着する形状を呈し、例えば、図示のように、直交する垂直方向の板材であって支持部105aと一体に形成される。図5では、図2に示した実施例2の固定座105にストッパ部507を追加した例を示したが、図1に示した実施例1の固定座105に対してストッパ部を追加することも、勿論のこと可能である。
このように、固定座105上面に設けたストッパ部507は、変圧器の輸送時または移動時(固定座105を床面から上げた状態時)に、変圧器ベース部101を水平2軸のX方向およびY方向共に固定する。すなわち、変圧器の輸送時または移動時における変圧器ベース部101の水平方向の変位を効果的に抑止することができる。これにより変圧器の輸送時または移動時の安全性をより向上させることができる。
また、実施例5に係る変圧器についても、実施例3および実施例4で示したスペーサ306を変圧器の輸送時または移動時に使用することは勿論可能である。
なお、本発明は、上記した各実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、そしてまた、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。なお、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換を妨げるものではない。
100,600 変圧器、101,601 変圧器ベース部、102,602 架台、
103,603 車輪、104,604 防振装置、105,605 固定座、
306 スペーサ、507 ストッパ部

Claims (4)

  1. 変圧器下部の変圧器ベース部と、
    架台に設けられた車輪と、
    前記変圧器ベース部と前記架台との間に設けられた防振装置と、
    床面との固定に使用する据付部および前記変圧器ベース部と前記架台とを固定する支持部を有し、高さ方向に可動可能に前記架台に設けられ固定座と
    を具備し、
    前記固定座は、上方向へ可動することで前記支持部が前記変圧器ベース部に密着して前記架台に固定される
    ことを特徴とする変圧器。
  2. 請求項1に記載の変圧器であって、
    前記車輪と前記防振装置との取付け位置が同軸上である
    ことを特徴とする変圧器。
  3. 請求項1または2記載の変圧器であって
    記架台と前記支持部との間に設置されるスペーサを有し、
    前記スペーサは、当該変圧器の使用時には取り外される
    ことを特徴とする変圧器。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の変圧器であって、
    前記固定座は、前記支持部と一体に形成されたストッパ部を有し、
    前記ストッパ部は、前記変圧器ベース部を水平2軸方向共に固定す
    ことを特徴とする変圧器。
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