JP2010208817A - 天井クレーン用防振台 - Google Patents

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Tomokatsu Moriyama
知佳津 森山
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HIRAKATA GIKEN KK
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Abstract

【課題】緩衝性を確保しつつ、建屋や走行レールの構造に影響を与えることなく、走行レールの揺動や脱落を簡単に抑制できるようにする。
【解決手段】クレーンガーダー1を支持する走行レール2と建屋側の受部材4との間に介在し、受部材4側と走行レール2側とにそれぞれ固定される下方及び上方の取付板12,13の間に、クレーンの稼動に伴う振動を吸収する防振ゴム14を挟んだ天井クレーン用防振台において、前記下方の取付板12に、走行レール2の両側方に立ち上がる脚材15を設け、脚材15の上端に取り付ける押え板16の先端部下面に押えゴム17を固着し、押えゴム17で走行レール2の下側のフランジの上面を押さえるようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、天井クレーンから建屋への振動の伝達を抑制する防振ゴムを用いた防振台に関するものである。
倉庫や工場の建屋内に設けられる天井クレーンは、建屋の上部に対向するように設けた走行レールによりクレーンガーダーの両端部を走行自在に支持し、クレーンガーダーに沿って横行するホイスト等の揚重装置を設けた構造とされている。
このような天井クレーンを稼動すると、揚重装置による荷の昇降等に伴って発生する振動が建屋側に伝わるおそれがあるため、下記特許文献1には、図4に示すように、クレーンガーダー51を支持する走行レール52と、建屋53の支柱54から張り出した受部材55との間に、防振台61を介在させる支持構造が記載されている。
この防振台61は、特許文献1の図面の記載によると、走行レール52及び受部材55にそれぞれ固定される上下一対の取付板62の間に、振動を吸収する防振ゴム63を挟んだものとされている。
また、走行レール52が防振台61上で揺れ動く現象を防止するため、長尺のねじ棒64を支柱54に埋設したスリーブ65に挿通すると共に、ねじ棒64の支柱54から突出した部分を、走行レール52の両側面間に貫通するスリーブ66に遊嵌し、走行レール52の振動を規制する構造が採用されている。
この構造によると、走行レール52の揺動に伴う揚重装置の脱輪や荷揺れが防止されるほか、地震等により走行レール52に想定外の方向に大きな荷重が作用したとき、受部材55から走行レール52が脱落する等の事故が防止される。
なお、ここでは、特許文献1の文献中における各部名称に代えて、本願発明の明細書及び特許請求の範囲に記載した各部名称に対応する名称を使用している。
実開平6−16380号公報
しかしながら、上記のような防振支持構造は、支柱と走行レールに大径の穴を開けてスリーブを嵌着し、これにねじ棒を挿入することから、建屋やクレーンの構造上、採用できない場合があり、また、施工に手間がかかるという問題もある。
そこで、この発明は、緩衝性を確保しつつ、建屋や走行レールの構造に影響を与えることなく、走行レールの揺動や脱落を簡単に抑制できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、クレーンガーダーを支持する走行レールと建屋側の受部材との間に介在し、受部材側と走行レール側とにそれぞれ固定される下方及び上方の取付板の間に、クレーンの稼動に伴う振動を吸収する防振ゴムを挟んだ天井クレーン用防振台において、前記下方の取付板に、走行レールの両側方に立ち上がる脚材を設け、脚材の上端に取り付ける押え板の先端部下面に押えゴムを固着し、押えゴムで走行レールの下側のフランジの上面を押さえるようにしたのである。
この発明に係る防振台では、防振ゴムによりクレーンの稼動に伴う振動を吸収しつつ、押え板及び押えゴムにより走行レールの揺動を抑制でき、また、地震の発生等に伴い走行レールに想定外の方向に荷重が作用しても、走行レールの受部材からの脱落が防止されるので、走行レールや支柱等の構造物に加工による影響を与えることなく、安全性を向上させることができる。
この発明に係る防振台を備えた天井クレーンを示す斜視図 同上の防振台の取付態様を示す分解斜視図 同上の取付状態を示す一部切欠側面図 従来の天井クレーンの防振支持構造を示す一部切欠側面図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すような天井クレーンにおいて、クレーンガーダー1を走行自在に支持する走行レール2は、建屋に立設された支柱3の上部から水平に突出する受部材4により支持されている。クレーンガーダー1には、荷物等を吊り上げるホイスト等の揚重装置5が横行自在に設けられている。
そして、走行レール2と受部材4の間には、この発明に係る防振台11が設けられる。防振台11は、図2及び図3に示すように、下方及び上方の取付板12,13の間に防振ゴム14を2枚重ねて挟んだ基本構成とされている。
下方の取付板12は、受部材4にボルト21で固定され、上方の取付板13は、走行レール2にボルト22で固定される。防振ゴム14は、取付板12,13にそれぞれ密着して固定される。
下方の取付板12の四隅には、脚材15が立設され、その上端には、走行レール2の下側のフランジに被さるように、押え板16がボルト23により固定される。押え板16の先端部下面には、押えゴム17が予め固着され、押えゴム17で走行レール2の下側のフランジの上面が押さえられる。
ここで、防振ゴム14及び押えゴム17には、防振性や衝撃吸収性に優れたポリウレタン系近ゲル材の軟質エラストマーを使用する。
また、走行レール2の撓みを防止するため、走行レール2を支持する複数本の支柱3のうち、中間側の支柱3に設けられる防振ゴム14は、両端側の支柱3に設けられる防振ゴム14よりも硬いものとしておく。
上記のような防振台11では、防振ゴム14によりクレーンの稼動に伴う振動を吸収しつつ、押え板16及び押えゴム17により走行レール2の揺動を抑制でき、また、地震の発生等に伴い走行レール2に想定外の方向に荷重が作用しても、走行レール2の受部材4からの脱落が防止されるので、走行レール2や支柱3等の構造物に加工による影響を与えることなく、安全性を向上させることができる。
1 クレーンガーダー
2 走行レール
3 支柱
4 受部材
5 揚重装置
11 防振台
12,13 取付板
14 防振ゴム
15 脚材
16 押え板
17 押えゴム
21,22,23 ボルト

Claims (1)

  1. クレーンガーダー(1)を支持する走行レール(2)と建屋側の受部材(4)との間に介在し、受部材(4)側と走行レール(2)側とにそれぞれ固定される下方及び上方の取付板(12,13)の間に、クレーンの稼動に伴う振動を吸収する防振ゴム(14)を挟んだ天井クレーン用防振台において、前記下方の取付板(12)に、走行レール(2)の両側方に立ち上がる脚材(15)を設け、脚材(15)の上端に取り付ける押え板(16)の先端部下面に押えゴム(17)を固着し、押えゴム(17)で走行レール(2)の下側のフランジの上面を押さえるようにしたことを特徴とする天井クレーン用防振台。
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