JP6470463B1 - 原料通水性に優れたティーバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の平面形状のティーバッグと比して、原料への通水性に優れたティーバッグ製造技術を提供することを課題とする。【解決手段】ティーバッグの製造方法であって、一枚のフィルターを折るか、又は二枚以上のフィルターを重ねる重畳工程と、重畳しているフィルターの内面同士を少なくとも一部分接着し、ティーバッグの形状を設定する設定工程と、接着したフィルターの内面と外面とを逆転させる逆転工程を備える、ティーバッグの製造方法。【選択図】図7

Description

本発明は、原料間への通水性に優れたティーバッグ、及び当該ティーバッグの製造方法に関する。
ティーバッグは、包装体に予め所定量の茶葉や粉末が内包されており、湯や水に浸すだけで茶類等を抽出することができ、その簡便さから広く普及している。
また、ティーバッグは、茶類のみならず、顆粒出汁や入浴剤等を充填し、その抽出、又は溶解のためにも使用されている。
ティーバッグとしては、平面的な矩形状のものと、立体的な三角錐型のもの(テトラパック)が一般的に知られている。テトラパックは、矩形状のティーバッグと比して、原料(充填物)を保持する空間の容積が大きいことから、原料間への通水性に優れ、抽出効率が高い。
例えば、特許文献1には、テトラパックの効果を十分に発揮させるために、保管・輸送時に折り畳み、あるいは押しつぶされても、変形及び皺等がほぼ回復し得る機能を有するテトラパック、及び製袋システムが記載されている。
また、特許文献2には、テトラパック型包装体に粉状入浴剤を収納した入浴用製品が記載されており、当該入浴用製品は入浴剤の浴湯への溶解性に優れていることが記載されている。
特開平7−061465号公報 特開2004−352703号公報
上述の通り、テトラパック型のティーバッグは原料の通水性に優れ、効率よく抽出、又は溶解することが可能であることから、数多くの商品に採用されているが、当該製品のほとんどは外形が類似しており、変わり映えがしない。
一方で、平面型のティーバッグは、動物や植物等の形状を模した製品も販売されており、その外形は多種多様であるが、テトラパック型のティーバッグと比べると原料保持空間の容積が小さいため、原料間に抽出溶媒が上手く通水しないという問題があった。
したがって、本発明は従来のティーバッグと比して、原料への通水性に優れたティーバッグ製造技術を提供することを課題とする。
前記課題を解決する本発明は、
ティーバッグの製造方法であって、
一枚のフィルターを折るか、又は二枚以上のフィルターを重ねる重畳工程と、
重畳しているフィルターの内面同士を少なくとも一部分接着し、ティーバッグの形状を設定する設定工程と、
接着したフィルターの内面と外面とを逆転させる逆転工程を備える、ティーバッグの製造方法。
本発明の製造方法によれば、前記逆転工程によってフィルターの接着代をティーバッグの袋内面側に位置させることで、接着代周辺のフィルターが、原料保持空間が広がる方向に保形され、容積が増大する。
本発明の好ましい形態では、前記逆転工程の後、ティーバッグの開口部から原料を投入する原料投入工程を備える。
本発明の好ましい形態では、前記原料投入工程の後、前記開口部を封止する工程を備える。
本発明の好ましい形態では、前記逆転工程前のティーバッグの形状が、略平面状又は立体形状である。
また、前記課題を解決する本発明は、上述した製造方法により製造されたティーバッグである。
また、前記課題を解決する本発明は、少なくとも一部のフィルター同士が接着された接着代を有する、袋状のティーバッグであって、前記接着代が、前記ティーバッグの袋内面側に位置する、ティーバッグである。
本発明のティーバッグ製造技術によれば、どのような外形のティーバッグであっても、同一の外形を有するティーバッグと比して原料への通水性に優れたティーバッグを製造できる。
実施例1に係る、重畳工程、及び設定工程のイメージ図である。 本発明における、接着代の説明図である。 実施例1に係る逆転工程の前のフィルター成形品と、逆転工程後の本発明のティーバッグを表わすイメージ図である。 実施例1に係る逆転工程の前のフィルター成形品の開口部と、逆転工程後の本発明のティーバッグの開口部をイメージ図である。 実施例2に係る、重畳工程、及び設定工程のイメージ図である。 実施例2に係る逆転工程の前のフィルター成形品と、逆転工程後の本発明のティーバッグを表わすイメージ図である。 実施例2に係るフィルター成形品、及びティーバッグの図面代用写真である。 実施例3に係る、重畳工程、及び設定工程のイメージ図である。 実施例3に係る逆転工程の前のフィルター成形品と、逆転工程後の本発明のティーバッグを表わすイメージ図である。
[材料]
本発明のティーバッグの製造方法において、フィルターの種類は、一般にティーバッグに用いることができる素材であれば特に限定されず、紙、不織布、ナイロン紗、ポリエステル紗及び植物由来の生分解性繊維等を用いることができる。
フィルターの種類としては、ナイロン紗、ポリエステル紗、及び生分解性繊維紗等の繊維紗を用いることが好ましい。
繊維紗は、他のフィルターと比して弾力性に富んでおり、フィルターとして繊維紗を用いることで、原料保持空間がより広いティーバッグを製造することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係るティーバッグの製造方法、及びティーバッグについて説明するが、本発明はこれに限られない。
<実施例1>
図1に実施例1に係るティーバッグの製造方法のイメージ図を示す。
実施例1においては、2枚のフィルター10a,10bを重ねて配置する(重畳工程)。
次に、重畳しているフィルターの内面同士を接着し、ティーバッグの形状を設定する(設定工程)。図1には、仮想線で接着箇所11を示す。
次に、接着箇所11を基準に、重畳しているフィルター10a及び10bを切断し、矩形状のフィルター成形品20aを成形する(図1)。実施例1において、フィルター成形品20aは、3辺に接着代21aを有し、残りの1辺に開口部22aを有している。
なお、本明細書中においてフィルター成形品20とは、後述する本発明のティーバッグの、逆転工程前の状態のものをいう。
図2に、フィルター成形品20を、開口部22側から見た図を示す。本明細書中において接着代とは、フィルター同士が接着している部分を意味する(図2上参照)。前記接着部からフィルターの外縁までのフィルター端部分が存在する場合には、当該フィルター端部分を含めて接着代という(図2下参照)。
図3に、フィルター成形品20aのイメージ図を示す。
当該フィルター成形品20aを、開口部22aから裏返すことで、フィルター成形品20aの内側の面と、外側の面とを逆転させ、ティーバッグ30aを製造する(逆転工程)。
逆転工程を経ることで、接着代21aが袋内面側に位置し、開口部22a及び原料保持空間の体積が増大する。説明の便宜上、ティーバッグの接着代は接着代31と称し、ティーバッグの開口部は開口部32と称する。
図4に、フォルター成形品20aの開口部22a及びティーバッグ30aの開口部32aのイメージ図を示す。
図4に示す通り、開口部32aは、接着代31aの周辺のフィルターに、開口部32a及び原料保持空間が広がる方向に力が働くことで、開口部32a及び原料保持空間の体積が増大し、これが保持される。
フィルターの一部が接着されたフィルター成形品20aの内面と外面とを逆転させ、ティーバッグ30aを製造することで、接着代31aの接着部を起点として、フィルターに曲げ力が加えられ、開口部32a及び原料保持空間の体積が増大する。そして、当該曲げ力に対して、フィルターが元の形状に戻ろうとする曲げ応力が発生し、原料保持空間の体積が増大した状態で形状が保持される。
その結果、原料を投入しても原料保持空間に余裕ができるため、原料間への通水性が向上し、抽出効率(溶解効率)が向上する。
実施例1においては、開口部32aから、抽出、又は溶解する原料を投入し、開口部32aを超音波溶着により封止する。
本発明のティーバッグの製造方法に係る一実施形態において説明したが、本発明のティーバッグの製造方法はこれに限られない。
重畳工程は、従来のティーバッグの製造方法として採用されている一般的な方法を用いることができる。
例えば、実施例1においては、2枚のフィルターを重ねる形態について説明したが、3枚以上のフィルターを重ねてもよく、1枚のフィルターを折り曲げて重ねてもよい。
また、フィルターはロール状のもの、シート状のもの、及びロール状、又はシート状のものから切り取ったものを用いることができる。
例えば、実施例1においては、シート状のフィルターを重ね、複数のフィルター成形品20を成形する形態について例示したが、フィルターを切断して、当該切断したフィルターを重ねる形態であってもよい。
設定工程としては、フィルターの一部分を熱溶着し、ティーバッグの外形を設定する形態について例示したが、本発明はこれに限定されず、ティーバッグの外形を作出する全ての操作が含まれる。
例えば、フィルター同士の接着、仮止めなどのフィルター同士を結合する操作や、外形を画定する操作や切断などの操作が含まれる。
フィルター同士の接着方法としては、常法を用いることができ、超音波溶着、熱風式溶着、熱板式溶着、インパルス式溶着及びコテ式溶着等の溶着、並びにミシン及び手縫い等の縫合が例示できる。
フィルターの切断方法としては、常法を用いることができ、カッター、超音波カッター、裁断機等の切断媒体を用いて切断することができる。
また、レーザーを用いて、フィルター同士の接着及び切断を行うことができる。
接着方法としては、超音波溶着を用いることが好ましく、切断方法としては、レーザーを用いることが好ましい。または、接着方法及び切断方法として、レーザーを用いることも好ましい。
レーザー及び/又は超音波溶着を用いることでハートや星形等の、曲線部を含む形状、鋭角又は鈍角を含む形状等の複雑な形状のフィルター成形品を、隙間が生じずに、綺麗な切断面で成形することができ、すなわち、切断及び溶着の手法としてレーザーを採用することで、成形できるフィルター成形品の形状の種類を増やすことができる。
実施例1においては、矩形状のフィルター成形品20であって、3辺に接着代21を有する形態について例示したが、フィルター成形品20の形状及び接着代21の位置及び割合は特に限定されない。
フィルター成形品20の形状は、略平面形状であっても、立体形状であってもよい。例えば、矩形状、及び三角錐状以外に、ハート型、星型、動物、植物、乗り物、建物、道具、及び衣服等を模した略平面形状並びに立体形状とすることができる。
本発明のティーバッグの製造方法に、略平面形状、又は立体形状のフィルター成形品の何れを使用した場合であっても、原料保持空間増大効果を奏し、増大された原料保持空間が保持される。
実施例1においては、開口部22aが、フィルター成形品20aの外周部に1つある形態について例示したが、開口部22は、フィルター成形品20の面部にあってもよく、2つ以上の開口部22を形成してもよい。
また、開口部22aは、矩形状のフィルター成形品20aの1辺全てを接着しないことで形成したが、フィルター成形品20の内面及び外面を逆転することが可能であれば、その大きさは限定されない。
本発明の製造方法は、フィルターの少なくとも一部分を接着し、接着したフィルターの内面と外面とを逆転すれば、原料保持空間増大効果を得ることができる。
開口部22をフィルター成形品20の外周部に形成した場合には、開口部22を除く外周部の3割以上を接着することが好ましく、5割以上を接着することがより好ましく、7割以上を接着することがさらに好ましく、開口部22を除く外周部の全てを接着することが特に好ましい。
開口部22がフィルター成形品20の面部に形成した場合には、外周部の3割以上を接着することが好ましく、5割以上を接着することがより好ましく、7割以上を接着することがさらに好ましく、外周部の全てを接着することが特に好ましい。
フィルター成形品20の外周部における接着代21を増やすことで、逆転工程後のティーバッグ30の原料保持空間の体積が増大する。
逆転工程は、少なくとも一部が接着されたフィルター成形品20の内面と外面とを逆転させるあらゆる操作を含む。
また、逆転工程後に、接着されていない外周部をさらに接着してもよい。
逆転工程を経て製造されたティーバッグ30には、任意の原料を投入することができる。
原料としては、茶葉、漢方、コーヒー、健康食品、インスタント類(味噌汁、スポーツ飲料、スープ)、出汁用原料等の食品を用いることができ、顆粒状、粉末状のものを用いることができる。
また、アロマ及びポプリ等の雑貨、石、鉱石等の、風呂に入れることで温泉効能的用途を有する雑貨、脱臭剤及び防臭剤等を用いることができる。さらに、医薬原料、及び洗顔料の粉末等の化粧品原料を用いることができる。
ティーバッグ30には、必要に応じてタグを紐づけしても良い。
タグは、逆転工程後に取り付けてもよく、重畳工程において、重ねられたフィルターの内面側にタグを紐づけしておいて、逆転工程により、タグが外面側に位置するようにしておいてもよい。
ティーバッグ30が有する開口部32は、必要に応じて封止してもよい。
封止方法としては、上述した本発明のティーバッグの製造方法における接着方法を用いることができる。
本発明のティーバッグ30は、上述した製造方法により製造可能であるが、これに限定されない。
本発明のティーバッグ30は、少なくとも一部のフィルター同士が接着された接着代を有し、当該接着代が、ティーバッグ30の内面側(原料保持空間側)に位置する。
ティーバッグ30は、例えば、2枚のフィルター10をそれぞれ折り曲げ、折り曲げ部が内面側となるよう2枚のフィルターを重ね合わせ、当該折り曲げ部同士を接着することで製造することもできる。
<実施例2>
実施例1で説明した事項については省略しつつ、実施例2について説明を加える。
図5に本実施形態におけるフィルター成形品20cの成形方法を示す。本実施形態においては、重畳工程として、1枚のフィルター10cを線Cに沿って折り曲げ、一方の長辺Aを、他方の長辺Bに重ね合わせる。
そして、長辺ABに対して垂直に、接着箇所11を設定し、接着箇所11に沿ってフィルター同士を接着し、切断し、AB側に開口部22cを有する、矩形状のフィルター成形品20cを成形する。
図6に、逆転工程前のフィルター成形品20cと、逆転工程後のティーバッグ30cを示す。
本実施形態においては、矩形状であって、2つの長辺の内面側に、接着代31cを有するティーバッグ30cを製造することができる。
図7に、実施例2のフィルター成形品20c及びティーバッグ30cの図面代用写真を示す。なお、フィルター成形品20及びティーバッグ30cは、フィルターとしてナイロン紗を使用した。
図7に示す通り、フィルター成形品20cは、何ら外力を加えていない状態では原料保持空間がつぶれており(図7左上)、原料保持空間の体積がほぼ存在していない。また、フィルター成形品20cを指でつまんで持ち上げた状態であっても、原料保持空間はつぶれている(図7左下)。
一方で、フィルター成形品20cの内面と外面とを逆転させ得たティーバッグ30cは、何ら外力を加えていない状態であっても、原料保持空間が広がっており、その形状が保持されている(図7右上)。また、ティーバッグ30cを指でつまんで持ち上げた状態であっても、その形状は保持され、広い原料保持空間を有している(図7右下)。
<実施例3>
実施例1及び2で説明した事項については省略しつつ、実施例3について説明を加える。
図8に、本実施形態におけるフィルター成形品20dの成形方法を示す。本実施形態においては、フィルター10dを線F及び線Gに沿って折り曲げることで、フィルターを重ねる。
次に接着箇所11に沿ってフィルターを接着し、切断することで、面部に開口部22dを有するフィルター成形品20dを成形する。
図8に、逆転工程前のフィルター成形品20dと、逆転工程後のティーバッグ30dを示す。
本実施形態においては、矩形状であって、外周部の内面側全域に、接着代31dを有し、面部に開口部32dを有するティーバッグ30dを製造することができる。
本発明は、抽出効率の高いあらゆる形状のティーバッグに応用できる。
10、10a〜d フィルター
11 接着箇所
20、20a、c、d フィルター成形品
21、21a、c、d 接着代(フィルター成形品)
22、22a、c、d 開口部(フィルター成形品)
30、30a、c、d ティーバッグ
31、31a、c、d 接着代(ティーバッグ)
32、32a、c、d 開口部(ティーバッグ)

Claims (6)

  1. ティーバッグの製造方法であって、
    一枚のフィルターを折るか、又は二枚以上のフィルターを重ねる重畳工程と、
    重畳しているフィルターの内面同士を少なくとも一部分接着し、ティーバッグの形状を設定する設定工程と、
    接着したフィルターの内面と外面とを逆転させる逆転工程を備える、ティーバッグの製造方法。
  2. 前記逆転工程の後、ティーバッグの開口部から原料を投入する原料投入工程を備える、請求項1に記載のティーバッグの製造方法。
  3. 前記原料投入工程の後、前記開口部を封止する工程を備える、請求項2に記載のティーバッグの製造方法。
  4. 前記逆転工程前のティーバッグの形状が、略平面形状又は立体形状であることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載のティーバッグの製造方法。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の製造方法により、製造されたティーバッグ。
  6. 少なくとも一部のフィルター同士が接着された接着代を有する、袋状のティーバッグであって、前記接着代が、前記ティーバッグの袋内面側に位置することを特徴とする、ティーバッグ。

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