JP6469449B2 - ステアリング装置 - Google Patents

ステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6469449B2
JP6469449B2 JP2015003651A JP2015003651A JP6469449B2 JP 6469449 B2 JP6469449 B2 JP 6469449B2 JP 2015003651 A JP2015003651 A JP 2015003651A JP 2015003651 A JP2015003651 A JP 2015003651A JP 6469449 B2 JP6469449 B2 JP 6469449B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
magnetic
vehicle body
shaft
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015003651A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016128309A (ja
Inventor
浩壱 藤田
浩壱 藤田
米田 篤彦
篤彦 米田
智史 大野
智史 大野
豊 有村
豊 有村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2015003651A priority Critical patent/JP6469449B2/ja
Publication of JP2016128309A publication Critical patent/JP2016128309A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6469449B2 publication Critical patent/JP6469449B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Description

本発明は、ステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置において発生する操舵トルクを検出するトルクセンサとして、磁歪式のトルクセンサが知られている。そして、エンジン(磁気ノイズ源)からの磁気ノイズによる検出誤差を低減するために、エンジン及びトルクセンサの間において、ステアリングシャフトの一部であるジョイント(連結部分)を非磁性材料で形成し、磁路を遮断する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−64447号公報
しかしながら、コラムアシスト型のようにアシスト力がジョイントを伝達する構成である場合、ジョイントを非磁性材料で形成し難いという不都合がある。なぜなら、ジョイントを非磁性材料で形成すると、ジョイントの強度・耐久性が低下するからである。
そこで、本発明は、磁気ノイズによる検出誤差を低減しつつ、アシスト力等の回転力を良好に伝達可能なステアリング装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、ステアリングホイールと、前記ステアリングホイールに連結されたコラムシャフトと、前記コラムシャフトを回転自在で支持するコラムパイプと、前記コラムシャフトに設けられ当該コラムシャフトに生じるトルクに応じて透磁率が変化する磁気変化発生部と、前記磁気変化発生部に発生した磁気の変化を検出する磁気変化検出部と、前記コラムパイプを車体に取り付けるコラム取り付け部と、前記コラム取り付け部と前記車体との間に設けられ、前記コラム取り付け部と前記車体との間における磁路を遮断する非磁性材料で形成された磁路遮断部材と、を備えており、前記コラム取り付け部は、複数のL字形のブラケットからなり、前記ブラケットは、前記コラムシャフトの軸方向に間隔をあけて左右一対ずつ設けられ、一方の左右一対の前記ブラケットの組と他方の左右一対の前記ブラケットの組とで、前記磁気変化発生部および前記磁気変化検出部を前後から挟むように配置されており、前記磁路遮断部材は、前記各コラム取り付け部と前記車体との間に配置されていることを特徴とするステアリング装置である。
このような構成によれば、非磁性材料で形成された磁路遮断部材が、コラム取り付け部と車体との間における磁路を遮断する。これにより、磁気ノイズが、コラムシャフト、コラムパイプを経由して、コラム取り付け部から車体に伝達し難くなる。したがって、磁気変化検出部に作用する磁気ノイズが、コラムシャフトの軸方向において均等化される。すなわち、コラムシャフトの軸方向において、磁気変化検出部における磁気ノイズによる磁気的環境が均等になる。ゆえに、磁気変化発生部において磁気ノイズによる検出誤差が低減される。
また、アシスト力等の回転力が伝達するジョイント等の回転力伝達部を非磁性材料で形成しないので、アシスト力等の回転力を良好に伝達できる。
また、ステアリング装置において、前記磁路遮断部材は、前記コラム取り付け部を前記車体に締結するためのボルトと、前記ボルトが挿通されるカラーと、前記コラム取り付け部と前記車体との間に設けられたプレートと、を備えることが好ましい。
また、前記コラムシャフトの軸方向において前記磁気変化発生部及び前記磁気変化検出部の外側に配置された複数の前記コラム取り付け部、若しくは、前記コラムシャフトの軸方向において前記磁気変化発生部及び前記磁気変化検出部の内側に少なくとも1つが配置された複数の前記コラム取り付け部と、前記各コラム取り付け部と前記車体との間に配置された前記磁路遮断部材と、を備えることが好ましい。
このような構成によれば、各磁路遮断部材によって、各コラム取り付け部と車体との間における磁路を良好に遮断できる。
本発明によれば、磁気ノイズによる検出誤差を低減しつつ、アシスト力等の回転力を良好に伝達可能なステアリング装置を提供することができる。
本実施形態に係るステアリング装置の側面図である。 本実施形態に係るステアリング装置の側断面図で。 本実施形態に係るステアリング装置の横断面図であって、図2のX1−X1線断面図(X2−X2線断面図)である。 本実施形態に係るステアリング装置の一部分解斜視図である。
本発明の一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
≪ステアリング装置の構成≫
本実施形態に係るステアリング装置1は、四輪車(車両)に搭載されており、転舵輪である前輪を転舵する装置である。ステアリング装置1は、コラムシャフト12(コラム軸)に発生した操舵トルクを磁歪式のトルクセンサ30で検出し、操舵トルクに対応して電動モータ(図示しない)の発生するアシスト力がピニオン軸111に入力されるピニオンアシスト型の電動パワーステアリング装置である。ただし、アシスト力がコラムシャフト12に入力されるコラムアシスト型や、アシスト力がラック軸(図示しない)に入力されるラックアシスト型でもよい。
ステアリング装置1は、ステアリングホイール11と、コラムシャフト12と、コラムパイプ13と、第1軸受21及び第2軸受22と、磁歪式のトルクセンサ30と、4つ(複数)のブラケット51(コラム取り付け部)と、磁路遮断部材60と、を備えている。コラムシャフト12、コラムパイプ13、第1軸受21及び第2軸受22は、磁気ノイズが伝達可能な磁性材料で形成されている。
ここで、コラムパイプ13がブラケット51を介して取り付けられる車体200について先に説明する。車体200は、車幅方向(左右方向)に延びるパイプ状の第1ステアリングハンガービーム211及び第2ステアリングハンガービーム212と、第1ステアリングハンガービーム211及び第2ステアリングハンガービーム212に固定されたコラム取り付け用ブラケット213と、を備えている。第1ステアリングハンガービーム211、第2ステアリングハンガービーム212及びコラム取り付け用ブラケット213は、磁気ノイズが伝達可能な磁性材料で形成されている。コラム取り付け用ブラケット213には、後記するボルト61の螺合するボルト孔214が形成されている。
<ステアリングホイール>
ステアリングホイール11は、前輪を転舵する場合に運転者が回転操作する環状部材である。
<コラムシャフト>
コラムシャフト12は、前後方向に延びる細長の円筒状(パイプ状)の部材である。コラムシャフト12の後端はステアリングホイール11に連結されており、コラムシャフト12及びステアリングホイール11は一体で、軸線O1を中心として回転するようになっている。
コラムシャフト12の前端は、十字軸ジョイント112を介してピニオン軸111に連結されている。ピニオン軸111は、車両前側に延び、ラックピニオン機構(図示しない)を介して、車幅方向に延びるラック軸(図示しない)に噛合している。そして、ピニオン軸111が回転すると、ラック軸が車幅方向において移動し、タイロッド(図示しない)を介して連結された前輪(図示しない)が転舵されるようになっている。
コラムシャフト12の前端近傍には、図示しないエンジンや点火プラグ(磁気ノイズ発生源)が配置されている。そして、点火プラグが作動すると、そのスパークノイズが磁気ノイズとして、コラムシャフト12内を後方に向かって伝搬するようになっている。ただし、コラムシャフト12とエンジンや点火プラグとの距離が遠いMR(Mid-ship engine Rear drive)車やRR(Rear engine Rear drive)車では、磁気ノイズの影響を受け難くなる。
<コラムパイプ>
コラムパイプ13は、コラムシャフト12の径方向外側に同軸で配置され、コラムシャフト12よりも大径である円筒状の部材である。そして、コラムパイプ13は、第1軸受21及び第2軸受22を介して、コラムシャフト12を回転自在で支持している。コラムパイプ13は、ブラケット51及び磁路遮断部材60を介してコラム取り付け用ブラケット213(車体200)に固定されている。よって、コラムパイプ13は非回転状態である。
<第1軸受、第2軸受>
第1軸受21、第2軸受22は、径方向においてコラムシャフト12とコラムパイプ13との間に設けられ、コラムパイプ13に対してコラムシャフト12を回転自在とするための軸受である。第1軸受21、第2軸受22は、例えば、ラジアルボールベアリングで構成されている。第1軸受21は、第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34及び第1コイル41〜第4コイル44よりも前側に配置されている。第1軸受21は、第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34及び第1コイル41〜第4コイル44よりも後側に配置されている。
<トルクセンサ>
トルクセンサ30は、コラムシャフト12に発生する操舵トルクを検出する磁歪式のトルクセンサである。トルクセンサ30は、第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34(磁気変化発生部)と、第1コイル41〜第4コイル44(磁気変化検出部)と、を備えている。
<第1磁歪膜等>
第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34は、コラムシャフト12の外周面に固定された薄円筒状の部材であって、コラムシャフト12に生じるトルクによって透磁率の変化する磁性膜である。第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34は、例えば、コラムシャフト12の外周面にめっき法で形成されたNi−Fe系の合金膜で構成される。
前側から後側に向かって、第1磁歪膜31、第2磁歪膜32、第3磁歪膜33、第4磁歪膜の順で配置されている。すなわち、前後方向において、第1磁歪膜31と第2磁歪膜32、第3磁歪膜33と第4磁歪膜34は、それぞれ隣り合っており、2つの磁歪膜組を構成している。
第1磁歪膜31、第3磁歪膜33は、軸線O1に対して+45°傾斜した方向に磁気異方性を備えている。第2磁歪膜32、第4磁歪膜34は、軸線O1に対して−45°傾斜した方向に磁気異方性を備えている。軸線O1に対して−45°傾斜した方向は、第1磁歪膜31、第3磁歪膜33の異方性方向に対して90°傾斜した方向である。つまり、第1磁歪膜31、第3磁歪膜33の磁気異方性と、第2磁歪膜32、第4磁歪膜34の磁気異方性は90°位相が異なっている。
<第1コイル等>
第1コイル41〜第4コイル44は、第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34に発生した磁気の変化を検出するコイルである。具体的には、第1コイル41は、第1磁歪膜31の径方向外側に所定隙間を空けて同軸で配置されており、第1磁歪膜31における磁気の変化を検出するようになっている。第2コイル42は、第2磁歪膜32の径方向外側に所定隙間を空けて同軸で配置されており、第2磁歪膜32における磁気の変化を検出するようになっている。第3コイル43は、第3磁歪膜33の径方向外側に所定隙間を空けて同軸で配置されており、第3磁歪膜33における磁気の変化を検出するようになっている。第4コイル44は、第4磁歪膜34の径方向外側に所定隙間を空けて同軸で配置されており、第4磁歪膜34における磁気の変化を検出するようになっている。
第1コイル41〜第4コイル44は、それぞれ、各コイルで発生した誘導起電圧を検出し、直流変換して増幅させる第1検出回路〜第4検出回路(図示しない)に接続されている。
そして、ステアリングホイール11の回転操作によってコラムシャフト12においてトルクが発生すると、周方向において、第1磁歪膜31及び第2磁歪膜32の一方に圧縮応力が作用して透磁率が増加する。そして、第1磁歪膜31及び第2磁歪膜32の他方に引張応力が作用して透磁率が減少する。そうすると、第1コイル41及び第2コイル42の一方のインダクタンスが増加し、第1コイル41及び第2コイル42の他方のインダクタンスが減少する。これにより、第1検出回路、第2検出回路の検出する誘導起電圧が変化し、コラムシャフト12に発生した操舵トルクが検出されるようになっている。
これと同様に、第3磁歪膜33及び第4磁歪膜34の一方に圧縮応力が作用して透磁率が増加する。そして、第3磁歪膜33及び第4磁歪膜34の他方に引張応力が作用して透磁率が減少する。そうすると、第3コイル43及び第4コイル44の一方のインダクタンスが増加し、第3コイル43及び第4コイル44の他方のインダクタンスが減少する。これにより、第3検出回路、第4検出回路の検出する誘導起電圧が変化し、コラムシャフト12に発生した操舵トルクが検出されるようになっている。
<ブラケット>
4つのブラケット51は、コラムパイプ13の左側又は右側に配置され、コラムパイプ13をコラム取り付け用ブラケット213に取り付けるための部材である。ブラケット51は、軸方向視(前後方向視)においてL字形を呈しており、鉛直方向に延びると共にコラムパイプ13の外周面に溶接等で固定された鉛直部52と、鉛直部52の上端から車幅方向外側(コラムパイプ13から遠ざかる側)に延びる水平部53(フランジ部)と、を備えている。
水平部53には、後記するボルト61が挿通される挿通孔54が形成されている。
4つのブラケット51のうち左右一対の2つのブラケット51は第1ブラケット組50Aを構成し、第1ブラケット組50Aは、前後方向において、第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34及び第1コイル41〜第4コイル44(第1軸受21)よりも前側に配置されている。残りの左右一対の2つのブラケット51は第2ブラケット組50Bを構成し、第2ブラケット組50Bは、第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34及び第1コイル41〜第4コイル44よりも後側であって、第2軸受22よりも前側に配置されている。
すなわち、前側の第1ブラケット組50Aと、後側の第2ブラケット組50Bとは、軸方向(前後方向)において、第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34及び第1コイル41〜第4コイル44の軸方向外側に配置されている。つまり、第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34及び第1コイル41〜第4コイル44は、前後方向において、前側の第1ブラケット組50Aと、後側の第2ブラケット組50Bとで挟まれている。言い換えると、4つのブラケット51(コラム取り付け点)は、軸方向において、第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34及び第1コイル41〜第4コイル44の軸方向外側に配置されている。なお、ブラケット51(コラム取り付け点)は、3つ以下でもよいし、5つ以上でもよい。
<磁路遮断部材>
磁路遮断部材60は、各ブラケット51の水平部53とコラム取り付け用ブラケット213との磁気回路的な間に配置され、水平部53とコラム取り付け用ブラケット213とを磁気的に遮断、つまり、水平部53とコラム取り付け用ブラケット213と間の磁路を遮断する部材である。磁路遮断部材60は、非磁性材料、例えば、ステンレスやアルミニウム合金を含む非磁性金属、合成樹脂で形成されている。
磁路遮断部材60は、ボルト61と、カラー62と、プレート63(ワッシャ)と、を備えている。
ボルト61は、例えば非磁性金属で形成され、挿通孔54に下方から挿通され、コラム取り付け用ブラケット213のボルト孔214に螺合している。
カラー62は、例えば、合成樹脂で形成された円筒状の部材である。カラー62は、ボルト61に外挿すると共に、ボルト61と水平部53との間に配置されている。
プレート63は、例えば、非磁性金属で形成されたリング板状の部材である。プレート
63は、ボルト61に外挿すると共に、水平部53とコラム取り付け用ブラケット213との間に配置され、水平部53とコラム取り付け用ブラケット213とで挟まれている。
≪ステアリング装置の作用・効果≫
ステアリング装置1の作用・効果を説明する。
磁路遮断部材60によって各ブラケット51の水平部53とコラム取り付け用ブラケット213との間の磁路が遮断されているので、コラムシャフト12の前側から後側に向かう磁気ノイズが、ブラケット51を介してコラム取り付け用ブラケット213に伝達せず、ステアリングホイール11に向かう(図2、矢印A1参照)。
これにより、磁気ノイズによって第1コイル41〜第4コイル44の検出する磁気的環境が乱れず、均等化される。すなわち、第1コイル41〜第4コイル44への磁気ノイズが低減される。したがって、第1コイル41〜第4コイル44は、コラムシャフト12に発生したトルクに起因する第1コイル41〜第4コイル44の透磁率の変化を高精度で検出できる。ゆえに、トルクセンサ30の中点(中立点)ずれ等を抑制できる。
これに対して、磁路遮断部材60を備えない場合、磁気ノイズの大部分が前側の第1ブラケット組50Aを介して、コラム取り付け用ブラケット213に伝達する(図2、矢印A2参照)。これにより、磁気ノイズによって第1コイル41〜第4コイル44の検出する磁気的環境が乱れてしまう。そうすうと、第1コイル41〜第4コイル44が透磁率の変化を誤検出してしまう虞がある。
また、ブラケット51とコラム取り付け用ブラケット213との間に磁路遮断部材60を介在させ、操作力が伝達するジョイント等の操作力伝達経路に磁路遮断部材60を備えない構成であるので、従来のようにジョイント等の強度・耐久性が低下することはない。したがって、操作力やアシスト力を良好に伝達できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、適宜変更自由である。
前記した実施形態では、前側の第1ブラケット組50Aと、後側の第2ブラケット組50Bとは、軸方向(前後方向)において、第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34及び第1コイル41〜第4コイル44の軸方向外側に配置された構成を例示したが(図2参照)、その他に例えば、第1ブラケット組50A及び第2ブラケット組50Bを構成する4つのブラケット51のうちの少なくとも1つのブラケット51が第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34及び第1コイル41〜第4コイル44の軸方向内側に配置され、その他のブラケット51が第1磁歪膜31〜第4磁歪膜34及び第1コイル41〜第4コイル44の軸方向外側に配置された構成としてもよい。
1 ステアリング装置
11 ステアリングホイール
12 コラムシャフト
13 コラムパイプ
30 トルクセンサ
31 第1磁歪膜(磁気変化発生部)
32 第2磁歪膜(磁気変化発生部)
33 第3磁歪膜(磁気変化発生部)
34 第4磁歪膜(磁気変化発生部)
41 第1コイル(磁気変化検出部)
42 第2コイル(磁気変化検出部)
43 第3コイル(磁気変化検出部)
44 第4コイル(磁気変化検出部)
51 ブラケット(コラム取り付け部)
60 磁路遮断部材
61 ボルト
62 カラー
63 プレート
200 車体
213 コラム取り付け用ブラケット

Claims (3)

  1. ステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールに連結されたコラムシャフトと、
    前記コラムシャフトを回転自在で支持するコラムパイプと、
    前記コラムシャフトに設けられ当該コラムシャフトに生じるトルクに応じて透磁率が変化する磁気変化発生部と、
    前記磁気変化発生部に発生した磁気の変化を検出する磁気変化検出部と、
    前記コラムパイプを車体に取り付けるコラム取り付け部と、
    前記コラム取り付け部と前記車体との間に設けられ、前記コラム取り付け部と前記車体との間における磁路を遮断する非磁性材料で形成された磁路遮断部材と、
    を備えており、
    前記コラム取り付け部は、複数のL字形のブラケットからなり、
    前記ブラケットは、前記コラムシャフトの軸方向に間隔をあけて左右一対ずつ設けられ、一方の左右一対の前記ブラケットの組と他方の左右一対の前記ブラケットの組とで、前記磁気変化発生部および前記磁気変化検出部を前後から挟むように配置されており、
    前記磁路遮断部材は、前記各コラム取り付け部と前記車体との間に配置されている
    ことを特徴とするステアリング装置。
  2. ステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールに連結されたコラムシャフトと、
    前記コラムシャフトを回転自在で支持するコラムパイプと、
    前記コラムシャフトに設けられ当該コラムシャフトに生じるトルクに応じて透磁率が変化する磁気変化発生部と、
    前記磁気変化発生部に発生した磁気の変化を検出する磁気変化検出部と、
    前記コラムパイプを車体に取り付けるコラム取り付け部と、
    前記コラム取り付け部と前記車体との間に設けられ、前記コラム取り付け部と前記車体との間における磁路を遮断する非磁性材料で形成された磁路遮断部材と、
    を備えており、
    前記磁路遮断部材は、前記コラム取り付け部を前記車体に締結するためのボルトと、前記ボルトが挿通されるカラーと、前記コラム取り付け部と前記車体との間に設けられたプレートと、を備える
    ことを特徴とするステアリング装置。
  3. 前記コラムシャフトの軸方向において前記磁気変化発生部及び前記磁気変化検出部の外側に配置された複数の前記コラム取り付け部、若しくは、前記コラムシャフトの軸方向において前記磁気変化発生部及び前記磁気変化検出部の内側に少なくとも1つが配置された複数の前記コラム取り付け部と、
    前記各コラム取り付け部と前記車体との間に配置された前記磁路遮断部材と、
    を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のステアリング装置。
JP2015003651A 2015-01-09 2015-01-09 ステアリング装置 Expired - Fee Related JP6469449B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015003651A JP6469449B2 (ja) 2015-01-09 2015-01-09 ステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015003651A JP6469449B2 (ja) 2015-01-09 2015-01-09 ステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016128309A JP2016128309A (ja) 2016-07-14
JP6469449B2 true JP6469449B2 (ja) 2019-02-13

Family

ID=56384051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015003651A Expired - Fee Related JP6469449B2 (ja) 2015-01-09 2015-01-09 ステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6469449B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107140004B (zh) * 2017-05-10 2023-07-07 上海蔚来汽车有限公司 用于转向管柱的自适应调节装置
KR102621530B1 (ko) * 2018-11-19 2024-01-04 현대자동차주식회사 전동식 파워 스티어링 제어 시스템 및 방법

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09226603A (ja) * 1996-02-23 1997-09-02 Suzuki Motor Corp ステアリングコラム支持構造
JP4801816B2 (ja) * 2006-11-01 2011-10-26 本田技研工業株式会社 電動パワーステアリング装置
JP5638516B2 (ja) * 2009-04-17 2014-12-10 本田技研工業株式会社 磁歪式トルクセンサ及び電動パワーステアリング装置
JP5316211B2 (ja) * 2009-05-12 2013-10-16 トヨタ自動車株式会社 車両用ステアリングシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016128309A (ja) 2016-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6034825B2 (ja) 磁気弾性トルクセンサおよび方法
JP5513838B2 (ja) パワーステアリング装置
JP4955737B2 (ja) 操舵制御装置
JP6144459B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
US9689761B2 (en) Torque sensor and electric power steering system
JP2009035253A (ja) 高剛性ステアリングシャフトを有するトルクセンサ型電動ステアリング装置およびこれを用いた車両
JP2006266278A (ja) センサ付車輪用軸受
JP2020095053A (ja) トルクセンサ及びステアリング装置
JP6469449B2 (ja) ステアリング装置
US9395255B2 (en) On-vehicle detector
JP5960281B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
US11180193B2 (en) Sensor device
JP2009192248A (ja) トルク検出装置
JP2008114641A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2015194430A (ja) 車両用パワーステアリング装置及びその製造方法
JP5852484B2 (ja) トルクセンサ
JP5948100B2 (ja) トルクセンサ
JP2015071356A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2011148494A (ja) 電動パワーステアリング装置
KR101949432B1 (ko) 토크 센서 장치
JP2008233040A (ja) トルク検出装置
CN105473436B (zh) 自行车的车速检测装置及自行车
JP2008180346A (ja) センサ付車輪用軸受
JP2008216129A (ja) トルク検出装置
JP2011073501A (ja) 電動パワーステアリング装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6469449

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees