JP6467951B2 - 免震倉庫システム - Google Patents

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本願発明は、免震機構上に設置され、免震機構上以外から荷物が搬出入される自動倉庫に関する。
従来、所定の方向に長く延びて配置されるラックと、前記ラックに沿って移動しつつラックとの間で荷物を移載することのできるスタッカクレーンとを備える自動倉庫が存在している。
このような自動倉庫に荷物を搬入し、また、搬出する際には、自動倉庫外とスタッカクレーンとの間で荷物を受け渡しする必要がある。このような自動倉庫の外から荷物を搬出入する方法は種々提案されている。
例えば、スタッカクレーンの可動領域をラックが配置されている領域よりも長くしておく。ラックの端部から外方に延びるように、かつ、スタッカクレーンの可動領域とオーバーラップするようにコンベアを設置する。当該コンベアとスタッカクレーンとは荷物の移載を可能に構成する。以上のような自動倉庫が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような自動倉庫によれば、コンベアに荷物を保持させ、また、コンベアから荷物を取り出すことで、自動倉庫に荷物を搬出入することができるものとなっている。
特開2000−191106号公報
ところが最近では、自動倉庫や自動倉庫に保管されている荷物を地震などの振動から保護するために、免震機構上に自動倉庫が設置される場合が増加している。
この場合、自動倉庫に荷物を搬出入するには、免震機構上とそれ以外との間で荷物を搬送するための経路を構築する必要が生じる。
一方で、地震などが発生した場合に免震機構が基礎などに対して揺れ動いた場合、免震機構とそれ以外との間で構築された経路の破損などを防ぐ必要がある。
本願発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、通常時においては免震機構とそれ以外との間で荷物を搬送することができ、また、地震などの震動が発生した場合に荷物を搬送する経路の破損を防止することができる免震倉庫システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明にかかる免震倉庫システムは、基礎部に設置される免震機構上に設けられ、荷物を保管する複数の保管部を有するラックと、前記ラックに沿って荷物を搬送する搬送装置とを備える免震倉庫システムであって、前記ラックから前記免震機構の縁部まで延設され、かつ、一端部が前記ラックの前記保管部の下方に侵入できるように配置され、前記免震機構に対して移動可能に前記免震機構に敷設される可動レールと、前記可動レールの他端部に突き合わせ状態で配置され、前記基礎部に固定される固定レールと、前記可動レール、および、前記固定レールに案内されて移動する入出庫台車とを備えることを特徴とする。
これによれば、通常時においては一連の可動レールと固定レールとに案内されて入出庫台車が走行し、免震機構とそれ以外との間で荷物を搬送する。地震などの震動が発生した場合には、免震機構とともに可動レールも揺れ動くが、固定レールに可動レールが突き当たると、当該力で可動レールが免震機構に対して可動レールの延在方向にずれ動き、可動レールの一部がラックの保持部の下方に進入する。
以上により、震動が発生した場合においても可動レール、および、固定レールの破損を防止することができる。
また、ラック保管部の下方に可動レールの逃げ代を設けるため、免震機構の上に余分なスペースを設ける必要がなくなる。
さらに、前記可動レールを固定状に保持するレール架台と、前記免震機構に固定され前記レール架台の移動を前記可動レールの延設方向に案内する案内部と、前記レール架台と前記案内部を前記可動レールの延設方向と交差する方向で締結する締結具と有する移動機構を備えてもよい。
これによれば、レール架台と案内部との間の静止摩擦力を構造的に決定し、さらに、締結力により調整することが可能となる。また、免震機構に対して固定レールがずれ動く際の方向を案内部により案内することが可能となる。
さらに、前記基礎部に固定され、前記固定レールを前記可動レール側に向かって突出状に保持し、前記免震機構の進入を許容する進入空間を前記固定レールの突出部の下方に形成する固定台を備えてもよい。
地震によって基礎部に対し揺れ動く免震機構の進入を許容する進入空間を固定台によって形成することにより、免震機構と固定レールや固定台が接触して破損することを防止できる。また、固定台により人が作業する領域を免震機構から遠ざけることができ、地震発生時に人と免震機構とが接触することを回避することができる。
また、前記ラックは、前記可動レールの上方に前記入出庫台車の衝突力を軽減するダンパを備えてもよい。
これによれば、可動レールがラック側にずれ動く際に、可動レール上の入出庫台車がラックに衝突する際の衝突力を緩和し、ラックや入出庫台車の破損を防止することができる。
さらに、前記可動レールの延長線と交差する位置において前記免震機構に固定され、前記可動レールを所定の位置に復帰させるジャッキを固定するジャッキ固定部を備えてもよい。
これによれば、免震機構に対し可動レールがずれ動いた後に、ジャッキ固定部と可動レールとの間にジャッキを配置することにより、可動レールを通常操業時の位置に容易に復旧させることが可能となる。
本願発明によれば、地震などにより免震機構が基礎部に対して揺れ動いた場合であっても、免震機構と基礎部との間に敷設されるレールの破損を防止することが可能である。
図1は、免震倉庫システムの搬出入部分を示す斜視図である。 図2は、移動機構を示す斜視図である。 図3は、ラックの可動レール側の端部を示す斜視図である。 図4は、可動レール側のラック端部の内側を示す斜視図である。 図5は、固定台を示す斜視図である。 図6は、固定台と免震機構との関係を示す側面図である。 図7は、免震機構が移動した際の固定台と免震機構との関係を示す側面図である。 図8は、免震機構が移動した際の可動レール側のラック端部の保管部下方を示す斜視図である。 図9は、可動レールの取付態様の別例を示す斜視図である。
次に、本願発明に係る免震倉庫システムの実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本願発明に係る免震倉庫システムの一例を示したものに過ぎない。従って本願発明は、以下の実施の形態を参考に請求の範囲の文言によって範囲が画定されるものであり、以下の実施の形態のみに限定されるものではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
また、図面は、本願発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
図1は、免震倉庫システムの搬出入部分を示す斜視図である。
同図に示すように、免震倉庫システム100は、搬入された荷物200を所定の位置にまで自動的に搬送して保管し、また、保管された荷物200を自動的に搬出することができるシステムであり、免震機構101と、ラック102と、搬送装置103と、可動レール104と、固定レール105と、入出庫台車106とを備えている。
免震機構101は、地震などにより基礎部300が震動した場合であっても、免震機構101上に設置されるラック102に震動の伝達を抑制する構造物であり、基礎部300に対して突出状態で設置されている。免震機構101が備える免震装置(図示せず)については特に限定されるものではないが、積層ゴム、すべり支承、転がり支承などのアイソレータを用いるもの、オイルダンパ、鋼材ダンパ、鉛ダンパなどのダンパを用いるものなどが例示できる。
ここで、突出状態で設置とは、例えば床面や床面から掘り下げられたピットの底面などの基礎部300の上方に免震機構101を構成する構造物が存在する状態を意味しており、基礎部300に埋設されている構造物の存在を許容することを意味している。
本実施の形態の場合、免震機構101は、基礎部300に設置された免震装置の上に免震架台111が設けられており、免震架台111には、ラック102などの構造部材が取り付けられている。
ラック102は、免震機構101の上に設けられ、荷物200を保管する複数の保管部121を有する構造体である。
本実施の形態の場合、ラック102は、所定の間隔で配置されるキャンチ122の上に荷物200の下面の両端を乗せた状態で保管するものであり、キャンチ122が保管部121として機能している。また、ラック102は、上下方向に保管部121(キャンチ122)が所定の間隔で配置されており、左右方向にも保管部121(キャンチ122)が並べて配置され、複数の荷物200を上下および左右方向に並べて保管できるものとなっている。
なお、ラック102の構造は特に限定されるものではない。例えば、ラック102は、荷物200を水平面内の所定の間隔で配置された二つのキャンチで支承するものや、荷物200を吊り下げて保管するものなどを例示することができる。
図3は、ラックの可動レール側の端部を示す斜視図である。
同図に示すように、本実施の形態の場合、ラック102は、可動レール104の上方に入出庫台車106の衝突力を軽減するダンパ124を備えている。ダンパ124は、通常の入出庫動作における入出庫台車106の可動範囲外に配置され、地震などの振動により可動レール104がラック102側に移動した場合に入出庫台車106がラック102に与える衝撃を抑制するものである。ダンパ124としては、例えばゴムのようなクッション材からなるものでもよく、オイルダンパや空気ダンパなどを例示することができる。
さらに、ラック102は、ダンパ124の上方に入出庫台車106が保持する荷物200の衝突力を軽減し、荷物200を保護する荷物用ダンパ125も備えている。
図4は、可動レール側のラック端部の内側を示す斜視図である。
同図に示すように、本実施の形態の場合、免震倉庫システム100は、可動レール104の延長線と交差する位置においてラック102を介して免震機構101に固定されるジャッキ固定部126を備えている。ジャッキ固定部126は、地震などによって免震機構101が揺れ動き、可動レール104の位置がずれた場合に、可動レール104を所定の位置に復帰させるために可動レール104に力を加えるジャッキを固定する部材である。
なお、ジャッキ固定部126は、免震機構101に直接固定されてもかまわない。
搬送装置103は、ラック102に沿って荷物を搬送することのできる装置である。本実施の形態の場合、ラック102が上下方向(図中Z軸方向)、および、左右方向(図中X軸方向)に保管部121を並べて備えており、搬送装置103は、荷物200を上下方向、および、左右方向に二次元的に搬送することのできるいわゆるスタッカクレーンが採用されている。また、搬送装置103は、ラック102と搬送装置103との間で荷物200を移載することのできる移載装置131を備えている。
なお、搬送装置103は、スタッカクレーンに限定されるばかりでなく、例えば、ラック102の各段に沿ってそれぞれ走行する複数の搬送車と、前記搬送車のそれぞれと荷物200を移載することができ、かつ、荷物200を上下方向に搬送することのできる垂直コンベアとを備えるものでもかまわない。
可動レール104は、入出庫台車106を案内する軌条である。可動レール104は、ラック102から免震機構101の縁部、つまり免震機構101の周縁のいずれかの部分に至るまで延設され、かつ、ラック102に近い側の一端部がラック102の保管部121の下方に侵入できるように配置されている。本実施の形態の場合、可動レール104の延長線は、ラック102の最下段の保管部121の下方に位置し、可動レール104が延長線上を移動した際はラック102に干渉することなくラック102に進入する。また、可動レール104は、可動レール104の延在方向にラック102に向かって閾値以上の力が加えられると免震機構101に対して移動することができるように免震機構101に敷設されている。
ここで、閾値とは、入出庫台車106が通常走行する場合、特に、固定レール105と可動レール104との間で入出庫台車106が乗り移る際に発生する力よりも大きな値であり、震動発生時に可動レール104と固定レール105とが衝突した際に可動レール104、および、固定レール105が破損することなく可動レール104が免震機構101に対してずれ動くことができる程度の力である。
本実施の形態の場合、可動レール104は、ラック102の延在方向における端部から外方突出状に敷設されており、搬送装置103が備える軌条と平行に敷設されている。また、可動レール104は、移動機構140を介して免震機構101に取り付けられている。
図2は、移動機構を示す斜視図である。
移動機構140は、可動レール104と免震機構101との間に介在配置され、通常時においては、可動レール104を免震機構101に対し固定状態で保持し、ラック102に向かう方向の閾値以上の力が可動レール104に加えられる地震発生時などにおいては、可動レール104を延在方向に沿ってずれ動くように案内する構造物である。移動機構140は、レール架台141と、案内部142と、締結具143と備えている。
レール架台141は、可動レール104を固定状に保持する部材である。本実施の形態の場合、レール架台141は、下方に向かって開口した矩形の箱形状であり、レール架台141を上下方向に貫通して配置されるボルト(図示せず)を用いて可動レール104が挟持状態で固定されるものとなっている。
案内部142は、免震機構101に固定され、レール架台141の移動を可動レール104の延設方向(図中X軸方向)に案内する部材である。本実施の形態の場合、案内部142は、可動レール104の延設方向に延びて免震機構101に固定されるアングルであり、水平面内において可動レールの104の延在方向と交差する方向に貫通し延在方向に延びる長孔144が設けられている。案内部142は、レール架台141の両側方にそれぞれ設けられており、レール架台141が移動する際にはレール架台141を挟み込んだ状態で案内する。
締結具143は、レール架台141と案内部142とを可動レール104の延設方向と交差する方向(本実施の形態では水平面内で交差する方向)で締結する部材である。本実施の形態の場合、締結具143はボルトであり、案内部142に設けられた長孔144に刺し通され、かつ、レール架台141に刺し通された状態でナット(図示せず)と螺合している。
本実施の形態の場合、移動機構140は、締結具143の締め付け力を調整することにより、可動レール104がずれ動くか否かの閾値を調整することができるものとなっている。また、可動レール104に力が加わった際は、可動レール104と共にレール架台141、および、締結具143が移動する。締結具143は、案内部142の長孔144に沿って移動する。また、レール架台141も、可動レール104と共にラック102の保管部121の下方に侵入する場合があり、レール架台141のY軸方向の幅は、対応するラック102の支柱123の間隔よりも狭いものとなっている。なお、本実施例では締結後143の締め付けによる摩擦力よりも可動レール104に加わる力が大きくなった時に動くものになっているが、締結具143は、可動レール104に加わる力が所定値以上に大きくなった時に破断するものであり、可動レール104は、締結具143が破断することにより移動するものであってもよい。
固定レール105は、可動レール104のラック102と反対側の他端部に突き合わせ状態で配置され、基礎部300に固定される軌条である。ここで、固定レール105と可動レール104とは、入出庫台車106が固定レール105と可動レール104との間を走行できる程度の隙間を隔てた状態で直線上に配置されていてもかまわない。本実施の形態の場合、固定レール105は、可動レール104の延在方向に沿って配置されている。また、固定レール105は、固定台150を介して基礎部300に取り付けられている。
図5は、固定台を示す斜視図である。
図6は、固定台と免震機構との関係を示す側面図である。
これらの図に示すように、固定台150は、基礎部300に固定されるとともに、固定レール105を可動レール104に向かって突出状に固定する構造部材である。また、固定台150は、免震機構101の進入を許容する進入空間301を固定台150から突出している固定レール105の下方に形成するものである。
以上のように、進入空間301を設けることで、可動レール104の延在方向ばかりでなく、水平面において前記延在方向と直交する方向の免震機構101の揺れ動きから固定レール105や固定台を保護することが可能となる。
入出庫台車106は、可動レール104、および、固定レール105に案内されて移動し、荷物200を搬送することができる電動式の台車である。入出庫台車106は、可動レール104と固定レール105とに案内されながら往復動することにより、固定レール105側で移載された荷物200を搬送装置103に移載できる位置まで搬送し、搬送装置103から移載された荷物200を固定レール105側まで搬送する。
以上のような免震倉庫システム100によれば、通常操業時においては、固定レール105側で人力やフォークリフトなどによって荷物を入出庫台車106に移載するだけで、荷物200を搬入することができ、また、ラック102に保管された荷物200を搬出することができる。従って、人が免震機構101に近づくことを抑制でき、地震発生時などに免震機構101と人とが接触することを未然に防止することが可能となる。
また、地震の発生などによって免震機構101が揺れ動いた場合でも、固定レール105に衝突した可動レール104は、ラック102側に向かってずれ動く。これによって、固定レール105、および、可動レール104の双方の破損を回避することが可能となる。
さらに、可動レール104のレール幅と、可動レール104とともにずれ動くレール架台141の幅(図中Y軸方向)をラック102の端部に設けられる支柱123の間隔よりも狭いため、図8に示すように、可動レール104がラック102の保管部121の下方に侵入する。従って、可動レール104がずれ動いた際の逃げ代を別途設ける必要が無く、免震倉庫システム100をコンパクトにすることが可能となる。
免震機構101の揺れ動きが終了した後に、ジャッキ固定部126と可動レール104の端面との間にジャッキを配置し、ジャッキを動作させることで可動レール104を元の位置に復帰させることができ、可動レール104が破損していないためそのまま操業を再開することが可能となる。
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本願発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本願発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本願発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、二本の可動レール104を両方ともラック102の支柱123の間に侵入させるものとしたが、支柱123と可動レール104とが互い違いに配置されるものでもかまわない。また、可動レール104はモノレールであってもかまわない。
また、可動レール104は、移動機構140を介することなく、図9に示すように、免震機構101に直接取り付けられてもかまわない。
上記の免震倉庫システムは、保管する荷物を自動的に搬出入する免震機構を備えた自動倉庫に利用可能である。
100 免震倉庫システム
101 免震機構
102 ラック
103 搬送装置
104 可動レール
105 固定レール
106 入出庫台車
111 免震架台
121 保管部
122 キャンチ
123 支柱
124 ダンパ
125 荷物用ダンパ
126 ジャッキ固定部
131 移載装置
140 移動機構
141 レール架台
142 案内部
143 締結具
144 長孔
150 固定台
200 荷物
300 基礎部
301 進入空間

Claims (5)

  1. 基礎部に設置される免震機構上に設けられ、荷物を保管する複数の保管部を有するラックと、前記ラックに沿って荷物を搬送する搬送装置とを備える免震倉庫システムであって、
    前記ラックから前記免震機構の縁部まで延設され、かつ、一端部が前記ラックの前記保管部の下方に侵入できるように配置され、前記免震機構に対して移動可能に前記免震機構に敷設される可動レールと、
    前記可動レールの他端部に突き合わせ状態で配置され、前記基礎部に固定される固定レールと、
    前記可動レール、および、前記固定レールに案内されて移動する入出庫台車と
    を備える免震倉庫システム。
  2. さらに、
    前記可動レールを固定状に保持するレール架台と、前記免震機構に固定され前記レール架台の移動を前記可動レールの延設方向に案内する案内部と、前記レール架台と前記案内部を前記可動レールの延設方向と交差する方向で締結する締結具とし、前記案内部は、前記可動レールの延在方向と交差する方向に貫通し延在方向に延びる長孔が設けられ、前記長孔に刺し通された前記締結具の締め付け力を調整することにより、前記可動レールがずれ動くか否かの閾値を調整することができる移動機構を備える
    請求項1に記載の免震倉庫システム。
  3. さらに、
    前記基礎部に固定され、前記固定レールを前記可動レール側に向かって突出状に保持し、前記免震機構の進入を許容する進入空間を前記固定レールの突出部の下方に形成する固定台を備える
    請求項1または2に記載の免震倉庫システム。
  4. 前記ラックは、
    前記可動レールの上方に前記入出庫台車の衝突力を軽減するダンパを備える
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の免震倉庫システム。
  5. さらに、
    前記可動レールの延長線と交差する位置において前記免震機構に固定され、前記可動レールを所定の位置に復帰させるジャッキを固定するジャッキ固定部を備える
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の免震倉庫システム。
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