JP5949636B2 - 物品収納棚 - Google Patents

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本発明は、物品を載置支持する状態で収納する収納部が上下方向に並ぶ状態で複数設けられ、前記複数の収納部の全部又は一部が、物品を載置支持する物品支持体が水平方向に移動するのを許容する免震構造に構成されている物品収納棚に関する。
かかる物品収納棚は、当該物品収納棚に設けられている複数の収納部の全部又は一部を免振構造に構成することによって、地震等により物品収納棚が揺れた場合でも、物品が物品支持体から落下することを抑制している。
そして、このような物品収納棚の従来例として、免震構造の収納部を、物品支持体と、その物品支持体を吊り下げ支持する吊り下げ支持体と、を備えて構成し、吊り下げ支持体が、物品支持体が移動した場合に物品支持体の載置支持面が水平となる姿勢を維持する状態で物品支持体を支持するように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−153527号公報
上記した従来の物品収納棚では、物品支持体が揺動したとき、物品支持体の載置支持面が水平となる姿勢が維持されるため、物品支持体に載置支持されている物品が、慣性力により水平な物品支持体の載置支持面を滑って移動して、物品支持体から落下してしまう虞がある。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、物品支持体が揺動したときに物品支持体から物品が落下する事態を防止できる物品収納棚を提供する点にある。
本発明にかかる物品収納棚は、物品を載置支持する状態で収納する収納部が上下方向に並ぶ状態で複数設けられ、前記複数の収納部の全部又は一部が、物品を載置支持する物品支持体が水平方向に移動するのを許容する免震構造に構成されているものであって、その第1特徴構成は、
前記免震構造の収納部が、前記物品支持体と、前記物品支持体を吊り下げ支持する吊り下げ支持体と、を備え、前記吊り下げ支持体が、支持対象の前記物品支持体が収納されている物品の重心より上方に位置する揺動支点を中心に揺動するように且つ前記物品支持体の揺動により前記物品支持体における揺動方向の端部がその揺動方向の中心部に対して持ち上がるように揺動する状態で前記物品支持体を支持し、前記免震構造の収納部が、前記物品支持体の揺動を規制する規制位置と前記物品支持体の揺動を許容する許容位置とに移動する規制体と、物品収納棚が揺れるに伴って前記規制体を前記規制位置から前記許容位置に移動させる操作体と、を備えている点にある。
すなわち、物品支持体は、当該物品支持体における揺動方向の端部がその揺動方向の中心部に対して持ち上がるように揺動するため、物品支持体の姿勢は、水平方向に移動する物品に働く慣性力の方向に対して上り傾斜となる姿勢となり、物品に働く慣性力が物品を物品支持体に押し付ける方向に作用する。そのため、物品の慣性力により物品が物品支持体上を滑って移動すること防止でき、物品が物品支持体から落下する事態を防止できる。
また、物品収納棚が揺れていな状態では、免震構造の収納部は規制体により物品支持体の揺動が規制されている。そのため、収納部に対して物品の収納や取り出しを行うときに、物品支持体が揺動しないので作業性がよい。また、重心が偏っている物品を収納部に収納しても物品支持体が揺動しないので、物品を安定した姿勢で収納できる。また、地震により物品収納棚が揺れた場合は、その揺れに伴って自動的に操作体が規制体を規制位置から許容位置に移動させる。これにより、免震構造の収納部は物品支持体が揺動できる状態となり、物品収納棚の揺れに伴って物品支持体が揺動できる状態となる。
本発明にかかる物品収納棚の第2特徴構成は、第1特徴構成において、前記吊り下げ支持体が、前記物品支持体の1か所を支持して前記収納部に対して物品を出し入れする物品出し入れ方向に前記物品支持体を揺動できるように支持する点にある。
すなわち、吊り下げ支持体にて物品支持体の1か所を支持する構成であるので、吊り下げ支持体にて物品支持体の複数個所を支持する構成に比べて、吊り下げ支持体の構成の簡素化を図ることができる。また、物品支持体が出し入れ方向に揺動することで、物品が物品支持体上を出し入れ方向に滑ることを防止でき、物品が収納部の間口から落下することを防止できる。
本発明にかかる物品収納棚の第3特徴構成は、第2特徴構成において、前記吊り下げ支持体が、棚横幅方向に前記物品支持体を揺動できるように支持する点にある。
すなわち、物品支持体が出し入れ方向及び棚横幅方向に揺動することで、物品が物品支持体上を出し入れ方向及び棚横幅方向に滑って移動することを防止でき、物品が物品支持体から落下する事態をより適切に防止することができる。
本発明にかかる物品収納棚の第特徴構成は、第1〜第特徴構成のいずれか1つにおいて、前記複数の収納部のうちの設定高さより高い収納部のみが、前記免震構造に構成されている点にある。
すなわち、地震等により物品収納棚が揺れるときは、高い位置の収納部は低い位置に比べて大きく揺れる。複数の収納部のうちの設定高さより高い収納部を免震構造に構成することで、大きく揺れる高い位置の収納部において、物品の姿勢の崩れや物品が物品支持体から落下することを未然に防止することができる。また、比較的揺れの小さな低い位置の収納部を免震構造に構成しないことで、複数の物品収納棚のすべての収納部を免震構造に構成する場合に比べて、物品収納棚の全体構成を簡素にして、物品収納棚の製作費用の低廉化を図ることができる。
自動倉庫の平面図 物品収納棚の正面図 収納部の斜視図 規制体が解除位置に位置する状態を示す側面図 物品支持体が揺れた状態を示す側面図 別実施形態の吊り下げ支持体の斜視図 別実施形態の吊り下げ支持体の斜視図 別実施形態の吊り下げ支持体の斜視図 別実施形態の吊り下げ支持体の斜視図
以下、本発明にかかる物品収納棚を自動倉庫に適応した例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動倉庫には、物品収納棚1と、その物品収納棚1の前方を棚横幅方向に沿って走行移動するスタッカークレーン2と、が設けられている。
物品収納棚1は、物品出し入れ方向が互いに対向するように間隔を隔てた状態で一対設置されており、スタッカークレーン2は、一対の物品収納棚1の間を棚横幅方向に沿って走行移動するように設けられている。
スタッカークレーン2は、床面上に設けられた走行レール5に沿って走行移動する走行台車6と、走行台車6に立設された昇降マスト7に沿って昇降移動する昇降台8と、昇降台8に支持されて収納部3や荷受台10との間で物品Wを移載するフォーク装置9と、を備えて構成されている。
そして、スタッカークレーン2は、走行台車6の走行作動、昇降台8の昇降作動、及び、フォーク装置9の移載作動により、物品収納棚1に隣接する状態で設けられた搬入出用の荷受台10と収納部3との間で物品Wを搬送するように構成されている。
図2に示すように、物品収納棚1は、物品Wを載置支持する状態で収納する収納部3が上下方向及び棚横幅方向に並ぶ状態で複数設けられている。そして、物品収納棚1における複数の収納部3の一部が、物品Wを載置支持する物品支持体15が水平方向に移動するのを許容する免震構造に構成されている。
具体的には、上下方向に並ぶ複数の収納部3のうちの上から2段目の収納部3と上から3段目の収納部3との間に設定高さHが設定されており、この設定高さHより高い上から1段目の収納部3と上から2段目の収納部3が、免震構造に構成されている。このようにして、複数の収納部3のうちの設定高さHより高い収納部3のみが、免震構造に構成されている。
物品収納棚1には、前後一対の支柱12や、免震構造の収納部3用の支持枠13が設けられており、これら前後一対の支柱12や支持枠13等にて棚構成部材14が構成されている。そして、棚構成部材14に物品Wを載置支持する物品支持体15を取り付けることで、物品収納棚1が構成されている。
支持枠13は、棚横幅方向に隣接する支柱12に亘って架設された一対の横枠部13aと、その一対の横枠部13aに亘って架設された前後枠部13bとで、平面視での形状がH字状に形成されている。尚、横枠部13aや前後枠部13bは、中実の枠材にて構成してもよく、また、中空の枠材にて構成してもよい。
複数の収納部3のうちの設定高さHより低い収納部3は、免震構造に構成されていない。この免震構造に構成されていない通常の収納部3には、物品支持体15としての腕木17が棚横幅方向に並ぶ状態で一対設けられている。腕木17は、前後一対の支柱12に亘って架設されている。そして、通常の収納部3は、棚横幅方向に並ぶ一対の腕木17にて物品Wの棚横幅方向の両端部を載置支持する状態で、物品Wを収納するように構成されている。
このように通常の収納部3では、腕木17が前後一対の支柱12に固定されており、一対の腕木17が水平方向に移動できない固定状態で設けられている。
次に、免震構造の収納部3について説明する。
図3に示すように、免震構造の収納部3には、物品支持体15としての物品支持枠18と、物品支持枠18を吊り下げ支持する吊り下げ支持体19と、が備えられている。そして、免震構造の収納部3は、物品支持枠18における一対の支持部18aにて物品Wの棚横幅方向の両端部を載置支持する状態で、物品Wを収納するように構成されている。
物品支持枠18は、棚横幅方向に並ぶ一対の支持部18aと、支持部18aにて支持された物品Wより上方に位置する上部18bと、一対の支持部18aと上部18bとを間に位置する一対の中間部18cと、を備えて構成されている。これら一対の支持部18aと上部18bと一対の中間部18cとは一体形成されている。
そして、物品支持枠18は、直接には物品収納棚1の棚構成部材14には連結されておらず、吊り下げ支持体19を介して棚構成部材14(支持枠13の前後枠部13b)に連結されている。
吊り下げ支持体19は、物品支持枠18の1か所を吊り下げ支持して、収納部3に対して棚前後方向及び棚横幅方向に物品支持枠18を揺動できるように支持している。
吊り下げ支持体19は、棚構成部材14における支持枠13の前後枠部13bに連結される棚用連結部19aと、物品支持枠18の上部18bに連結される支持枠用連結部19bと、を備えて構成されている。
そして、棚用連結部19aは、前後枠部13bに棚横幅方向に沿う第1軸心X周りに揺動できるように枢支連結されており、支持枠用連結部19bは、棚用連結部19aに棚前後方向に沿う第2軸心Y周りに揺動できるように枢支連結されている。
また、支持枠用連結部19bは、物品支持枠18における上部18bの上面に固着されている。詳しくは、支持枠用連結部19bは、物品支持枠18の上面における棚前後方向の中央部で且つ棚横幅方向の中央部に固着されている。このようにして、吊り下げ支持体19は、物品支持枠18の1か所を吊り下げ支持している。
そして、吊り下げ支持体19を、上述の如く棚用連結部19aと支持枠用連結部19bとで構成することで、吊り下げ支持体19は、支持対象の物品支持枠18に支持されている物品Wの重心より上方に位置する揺動支点を中心に揺動するように且つ物品支持枠18の揺動により物品支持枠18における揺動方向の端部がその揺動方向の中心部に対して持ち上がるように揺動する状態で物品支持枠18を支持している。
そのため、物品支持枠18が棚前後方向に揺動するときは、第1軸心X周りでのみ揺動して、図5に示すように、物品支持枠18の揺動により、物品支持枠18における揺動方向の端部(棚前後方向の前側に位置する端部)が、物品支持枠18における揺動方向の中心部に対して持ち上がる(相対的に上昇する)ように揺動する。
また同様に、物品支持枠18が棚横幅方向に揺動するときは、第2軸心Y周りでのみ揺動して、物品支持枠18の揺動により、物品支持枠18における揺動方向の端部がその揺動方向の中心部に対して持ち上がるように揺動する。
図3〜図5に示すように、免震構造の収納部3には、物品支持枠18の揺動を規制する規制位置(図3参照)と物品支持枠18の揺動を許容する許容位置(図4及び図5参照)とに移動する規制体21と、物品収納棚1が揺れるに伴って規制体21を規制位置から許容位置に移動させる操作体22と、が備えられている。
物品支持枠18の上部18bには、規制体21が挿抜される挿抜孔23が形成されており、図3に示すように、棒状の規制体21が挿抜孔23に挿入されている状態では、規制体21は規制位置に位置しており、図4及び図5に示すように、規制体21が挿抜孔23から抜出されている状態では、規制体21は許容位置に位置している。
操作体22についての詳細な説明は省略するが、操作体22には、弾性部材等を備えて規制体21を規制位置から許容位置に向けて付勢する付勢体と、この付勢体の付勢力に抗して規制体21を規制位置に保持する保持体とが内装されている。そして、物品収納棚1とともに操作体22が揺れることで内装された保持体が移動し、その保持体の移動により保持体による規制体21に対する保持が解除されて、規制体21が付勢体による付勢力により規制位置から許容位置に移動するようになっている。
吊り下げ支持体19は、物品収納棚1に揺れや傾きが生じていない状態において、物品支持枠18をその支持部18aの上面が水平となる姿勢で支持している。このように支持部18aの上面が水平となる姿勢で規制位置の規制体21が挿抜孔23に挿入されて物品支持枠18の揺れが規制されている。
そして、免震構造の収納部3は、地震が発生する前は規制体21が規制位置に位置しており、物品支持枠18の揺動が規制されている。地震が発生した後は、規制体21が許容位置に移動することで物品支持枠18の揺動が許容される。
物品支持枠18の揺動が許容されると、揺動が許容された物品支持枠18は、第1軸心X周り及び第2軸心Y周りに揺動する。そのときの物品支持枠18の姿勢は、図5に示すように、物品支持枠18における揺動方向の端部が中央部に対して持ち上がるように揺動し、物品Wに働く慣性力が物品Wを物品支持枠18に押し付ける方向に作用するため、物品Wが物品支持枠18から落下し難くなっている。
〔別実施形態〕
(1) 上記実施形態では、棚用連結部19aを、棚構成部材14に枢支連結し、支持枠用連結部19bを、棚用連結部19aに枢支連結し且つ物品支持体15に固着して、吊り下げ支持体19にて、物品支持体15を物品出し入れ方向(棚前後方向)及び棚横幅方向に物品支持体15を揺動できるように吊り下げ支持したが、吊り下げ支持体19を次のように構成してもよい。
つまり、図6に示すように、棚用連結部19aを棚構成部材14に固着し、支持枠用連結部19bを物品支持体15に固着して、これら棚用連結部19aとその下方に位置する支持枠用連結部19bとの間に粘弾性体19cを引張状態で介在させて、粘弾性体19cの弾性変形により、物品支持体15を物品出し入れ方向及び棚横幅方向に物品支持体15を揺動できるように吊り下げ支持してもよい。尚、粘弾性体19cとしては、空気ばね、減衰ゴム、スプリング等が考えられる。
また、吊り下げ支持体19を、粘弾性体19cと枢支連結とにより物品支持体15を吊り下げ支持するように構成してもよい
具体的には、図7に示すように、棚用連結部19aを、棚構成部材14に固着し、支持枠用連結部19bを、物品支持枠18に固着して、棚用連結部19aとその下方に位置する第1中継連結部19dとの間に粘弾性体19cを引張状態で介在させ、第2中継連結部eを、第1中継連結部19d及び支持枠用連結部19bに枢支連結するように構成してもよい。
また、粘弾性体19cは、引張状態で設けるのではなく圧縮状態で設けてもよい。
具体的には、図8や図9に示すように、支持枠13における前後枠部13bの上面に棚用連結部19aを固着し、前後枠部13bの上方からその前後枠部13bの下方に位置する物品支持枠18に向けて伸びる支持枠用連結部19bの下端を物品支持枠18に固着して、棚用連結部19aとその上方に位置する支持枠用連結部19bとの間に圧縮状態で粘弾性体19cを介在させてもよい。
支持枠用連結部19bとしては、図8に示すように、支持枠用連結部19bを、棚用連結部19aに対して棚横幅方向の片方に延びる形状に形成してもよく、図9に示すように、支持枠用連結部19bを、棚用連結部19aに対して棚横幅方向の両側に延びる形状に形成してもよい。
(2) 上記実施形態では、棚前後方向及び棚横幅方向に揺動できるように構成したが、棚前後方向にのみ又は棚横幅方向にのみ揺動できるように構成してもよい。具体的には、例えば、棚前後方向にのみ揺動できるように構成する場合は、棚用連結部19aを物品支持体15に固着させることで実現できる。
(3) 上記実施形態では、吊り下げ支持体19にて、物品支持体15の1か所のみを吊り下げ支持したが、吊り下げ支持体19にて、物品支持体15の2箇所以上を吊り下げ支持してもよい。
具体的には、例えば、吊り下げ支持体19を棚横幅方向に並ぶ一対のリンク体にて構成し、一対のリンク体の上端部夫々を、棚構成部材14に第1軸心X周りに揺動するように枢支連結し、一対のリンク体の下端部夫々を、物品支持体15に固着させて、吊り下げ支持体19にて物品支持体15の2箇所を吊り下げ支持してもよい。
ちなみに、図9に示すように、支持枠用連結部19bを、棚用連結部19aに対して棚横幅方向の両側に延びる形状に形成した場合では、吊り下げ支持体19にて物品支持体15の2箇所を吊り下げ支持することとなる。
(4) 操作体22の構成は適宜変更してもよく、例えば、操作体22に、物品収納棚1の揺れを検出する感震センサと、この感震センサの検出情報に基づいて規制体21を操作するアクチュエータと、を備えて構成してもよい
(5) 上記実施形態では、複数の収納部3のうちの設定高さHより上方の収納部3のみ免震構造としたが、免震構造とする収納部3は適宜変更してもよく、複数の収納部3の全てを免震構造に構成してもよい。
(6) 上記実施形態では、1つの収納部3に1つの物品Wを収納するようにしたが、1つの収納部3に、棚前後方向に複数の物品Wを収納する、又は、棚横幅方向に複数の物品Wを収納するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、物品収納棚1を自動倉庫に設けたが、物品収納棚1を収納部3に対してフォークリフトや作業者が物品Wを出し入れするような倉庫に設けてもよい。
(7) 上記実施形態では、支持枠13の平面視での形状をH字状に形成したが、支持枠13の平面視での形状は適宜変更してもよく、例えば、前後枠部13bを複数本設けて梯子状に形成してもよく、前後枠部13bを複数本設け且つ横枠部13aを3本以上設けて格子状に形成してもよい。
また、前後枠部13bを棚前後方向に対して傾けた姿勢で設けてもよく、前後枠部13bを複数本組み合わせて平面視でX字状やY字状に形成してもよい。
また、支持枠13に代えて、板状の支持板を設けてもよい。
1 物品収納棚
3 収納部
15 物品支持体
19 吊り下げ支持体
21 規制体
22 操作体
H 設定高さ
W 物品

Claims (4)

  1. 物品を載置支持する状態で収納する収納部が上下方向に並ぶ状態で複数設けられ、
    前記複数の収納部の全部又は一部が、物品を載置支持する物品支持体が水平方向に移動するのを許容する免震構造に構成されている物品収納棚であって、
    前記免震構造の収納部が、前記物品支持体と、前記物品支持体を吊り下げ支持する吊り下げ支持体と、を備え、
    前記吊り下げ支持体が、支持対象の前記物品支持体が収納されている物品の重心より上方に位置する揺動支点を中心に揺動するように且つ前記物品支持体の揺動により前記物品支持体における揺動方向の端部がその揺動方向の中心部に対して持ち上がるように揺動する状態で前記物品支持体を支持し、
    前記免震構造の収納部が、
    前記物品支持体の揺動を規制する規制位置と前記物品支持体の揺動を許容する許容位置とに移動する規制体と、
    物品収納棚が揺れるに伴って前記規制体を前記規制位置から前記許容位置に移動させる操作体と、を備えている物品収納棚。
  2. 前記吊り下げ支持体が、前記物品支持体の1か所を支持して前記収納部に対して物品を出し入れする物品出し入れ方向に前記物品支持体を揺動できるように支持する請求項1記載の物品収納棚。
  3. 前記吊り下げ支持体が、棚横幅方向に前記物品支持体を揺動できるように支持する請求項2記載の物品収納棚。
  4. 前記複数の収納部のうちの設定高さより高い収納部のみが、前記免震構造に構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品収納棚。
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