JP6463564B2 - 無線受信装置および所望信号検出方法 - Google Patents

無線受信装置および所望信号検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、所望の信号を検出する無線受信装置および所望信号検出方法に関する。
複数の無線装置がある周波数帯域を共有して通信を行う環境において、受信側の無線装置である無線受信装置は、自システムの無線装置である無線送信装置から送信された信号である所望信号に加えて、自システムとは関係のない他システムの無線送信装置が送信した信号を受信する可能性がある。無線受信装置にとって、他システムの無線送信装置が送信した信号は干渉信号となり、他システムの無線送信装置は干渉源となる。特許文献1および2では、無線受信装置が、干渉源となる無線送信装置を識別し、干渉源となる無線送信装置から送信された干渉信号を抑圧して所望信号を受信する技術が開示されている。
特許第5175718号公報 特許第3439724号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、所望信号の受信電力が干渉信号の受信電力と比較して非常に小さい場合、無線受信装置では、所望信号の到来を検出できない可能性がある。このような場合、無線受信装置は、所望信号を受信することができず通信品質が劣化する、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の無線送信装置が信号を送信可能な環境において、所望信号の到来を検出する無線受信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の無線受信装置は、複数の受信アンテナで受信された信号である受信信号を測定する信号測定部と、信号測定部で測定された受信信号の測定結果に基づいて、受信信号を抑圧する重み係数を生成する重み係数生成部と、を備える。また、無線受信装置は、各々が、重み係数生成部において異なるタイミングで生成された複数の重み係数のうち他の干渉抑圧部とは異なる1つの重み係数を用いて、受信信号に対する干渉抑圧処理を並列に行う複数の干渉抑圧部と、各々が、複数の干渉抑圧部のうちの1つの干渉抑圧部と1対1で接続し、接続する干渉抑圧部で干渉抑圧処理が行われた受信信号を用いて、所望信号の到来を検出する複数の到来検出部と、を備える。また、無線受信装置は、複数の到来検出部の検出結果に基づいて、所望信号が到来したか否かを判定する到来判定部と、到来判定部において所望信号が到来したと判定された場合、複数の受信アンテナで受信された受信信号に対して復調処理を行う復調処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる無線受信装置は、複数の無線送信装置が信号を送信可能な環境において、所望信号の到来を検出できる、という効果を奏する。
実施の形態1にかかる無線受信装置を含む無線通信システムの構成例を示す図 実施の形態1にかかる無線受信装置の構成例を示すブロック図 実施の形態1にかかる無線受信装置における所望信号および干渉信号の受信環境の例を示す図 実施の形態1にかかる無線受信装置において、特徴量の測定から干渉抑圧処理までの処理の流れを示すタイミングチャート 実施の形態1にかかる無線受信装置において所望信号の到来を検出する処理を示すフローチャート 実施の形態1にかかる無線受信装置の処理回路をCPUおよびメモリで構成する場合の例を示す図 実施の形態1にかかる無線受信装置の処置回路を専用のハードウェアで構成する場合の例を示す図 実施の形態2にかかる無線受信装置の構成例を示すブロック図 実施の形態2にかかる無線受信装置における所望信号および干渉信号の受信環境の例を示す図 実施の形態3にかかる無線受信装置の構成例を示すブロック図 実施の形態3にかかる無線受信装置における所望信号および干渉信号の受信環境の例を示す図 実施の形態3にかかる無線受信装置において所望信号の到来を検出する処理を示すフローチャート 実施の形態4にかかる無線受信装置の構成例を示すブロック図 実施の形態4にかかる無線受信装置において所望信号の到来を検出する処理を示すフローチャート 実施の形態5にかかる無線受信装置の構成例を示すブロック図 実施の形態5にかかる無線受信装置において所望信号の到来を検出する処理を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかる無線受信装置および所望信号検出方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる無線受信装置100を含む無線通信システム500の構成例を示す図である。無線通信システム500では、無線受信装置100、および無線送信装置300,400,401が同一周波数帯域を共有している。無線通信システム500では、無線送信装置300が、無線受信装置100に対して所望信号を送信し、無線送信装置400,401が、図示しない無線受信装置に対して所望信号を送信している。ここで、無線送信装置400,401が送信する信号は、無線受信装置100にとっては干渉信号となる。図1において、実線の矢印は所望信号を示し、点線の矢印は干渉信号を示す。無線通信システム500において、無線受信装置100には、無線送信装置300からの所望信号とともに、同一時間に無線送信装置400,401からの干渉信号が到来することがある環境を想定している。以降の実施の形態においても同様とする。
無線受信装置100の構成について説明する。図2は、実施の形態1にかかる無線受信装置100の構成例を示すブロック図である。なお、図2では、実施の形態1の説明で必要となる構成要素のみを記載しており、一般的な構成については記載を省略している。無線受信装置100は、受信アンテナ101−1,…,101−Mと、信号測定部102と、重み係数生成部103と、リングバッファ104と、干渉抑圧部105−1,…,105−Nと、到来検出部106−1,…,106−Nと、到来判定部107と、復調処理部108と、を備える。ここで、MおよびNは自然数であり、MおよびNの大小関係は問わない。なお、図2では、受信アンテナ101−1,…,101−Mが無線受信装置100の外部にあるが、受信アンテナ101−1,…,101−Mを含めて無線受信装置100とする。以降の実施の形態においても同様とする。
以降の説明において、受信アンテナ101−1,…,101−Mを区別しない場合、受信アンテナ101と称することがある。また、干渉抑圧部105−1,…,105−Nを区別しない場合、干渉抑圧部105と称することがある。また、到来検出部106−1,…,106−Nを区別しない場合、到来検出部106と称することがある。
受信アンテナ101−1,…,101−Mは、無線受信装置100に対して所望信号を送信する無線送信装置300から送信された所望信号とともに、干渉源となる無線送信装置400,401から送信された干渉信号を受信する。受信アンテナ101−1,…,101−Mにおいて受信された信号である受信信号には、無線送信装置300から送信された所望信号、および無線送信装置400,401から送信された干渉信号が含まれる。
信号測定部102は、受信アンテナ101−1,…,101−Mで受信された受信信号について、例えば、各受信アンテナ101−1,…,101−Mで受信された受信信号毎の特徴量を測定する。特徴量とは、前述の特許文献1に記載の特徴量と同様のものである。
重み係数生成部103は、信号測定部102で測定された測定結果である受信信号毎の特徴量から各特徴量についての相関値を求め、受信アンテナ101−1,…,101−Mで受信された受信信号を抑圧するための重み係数を生成する。なお、相関値については、信号測定部102が相関値を求めて重み係数生成部103に通知してもよい。
リングバッファ104は、重み係数生成部103で生成された重み係数を順番に保管する。リングバッファ104は、後述する所望信号のプリアンブル信号のシンボル数と同じN個の重み係数を保管する。
干渉抑圧部105−1,…,105−Nは、各々がリングバッファ104に保管された複数の重み係数のうち他の干渉抑圧部105とは異なる1つの重み係数を用いて、受信アンテナ101−1,…,101−Mで受信された受信信号に対して干渉抑圧処理を行う。干渉抑圧部105−1,…,105−Nの全体として、干渉抑圧処理を並列に行う。
到来検出部106−1,…,106−Nは、各々が干渉抑圧部105−1,…,105−Nのうちの1つの干渉抑圧部105と1対1で接続し、接続する干渉抑圧部105で干渉抑圧処理が行われた受信信号を用いて、無線送信装置300からの所望信号の到来を検出する。
到来判定部107は、到来検出部106−1,…,106−Nの検出結果に基づいて、無線送信装置300から所望信号が到来したか否かを判定する。
復調処理部108は、到来判定部107において無線送信装置300から所望信号が到来したと判定された場合、受信アンテナ101−1,…,101−Mで受信された受信信号に対して復調処理を行う。
図3は、実施の形態1にかかる無線受信装置100における所望信号200および干渉信号210−1,210−2の受信環境の例を示す図である。図3に示す通り、所望信号200は、無線受信装置100において所望信号200の到来を検出するために用いる無線受信装置100において既知なN個のプリアンブル信号203−1,…,203−Nと、データ信号204と、から構成される。実施の形態1では、所望信号200の到来経路は1つとする。また、プリアンブル信号203−1の手前の時間帯には、無線送信装置300からの信号が存在しない無信号区間202が存在する。図3の例では、干渉信号210−1,210−2は、所望信号200とともに無線受信装置100に到来しているものとする。
ここで、無線受信装置100は、無信号区間202において、所望信号200以外の信号、すなわち干渉信号210−1,210−2を観測することができる。無線受信装置100は、重み係数生成部103が、無信号区間202において信号測定部102で測定された特徴量から所望信号200以外の全ての信号、すなわち干渉信号210−1,210−2による干渉を抑圧するための重み係数を生成する。無線受信装置100は、プリアンブル信号203−1,…,203−Nの受信区間において、重み係数生成部103で生成された重み係数を用いて、干渉抑圧部105−1〜105−Nのうちのいずれかの干渉抑圧部105において干渉抑圧処理を行う。これにより、無線受信装置100は、到来検出部106−1〜106−Nのいずれかの到来検出部106において、干渉信号210−1,210−2による干渉の影響を低減したプリアンブル信号203−1,…,203−Nを検出でき、その結果、所望信号200の到来を検出することができる。
しかしながら、無線受信装置100では、無線送信装置300からいつ所望信号200が到来するかについては把握していない。そのため、無線受信装置100は、受信信号に対して時間をずらしつつ、並列に干渉抑圧処理および所望信号の到来を検出する処理を行う。
図4は、実施の形態1にかかる無線受信装置100において、特徴量の測定から干渉抑圧処理までの処理の流れを示すタイミングチャートである。図4に示す通り、無線受信装置100では、まず、信号測定部102が、受信信号に対して、プリアンブル信号の1つのシンボル長を受信する時間単位で重み係数の生成に必要な特徴量を測定する。重み係数生成部103は、信号測定部102から測定結果である特徴量が出力される毎に、最新の測定結果と過去の測定結果を用いて、測定結果の対象の受信信号を抑圧するための重み係数を生成する。なお、図4に示す必要な数の測定結果とは、1つ以上であればよい。測定結果の数が多いほど突発的なノイズなどの影響を低減できるが、多すぎると図示しない前回受信した所望信号200のデータ信号204を含む可能性がある。そのため、必要な数については、無線通信システム500の管理者などが、無線通信システム500の運用形態にあわせて設定すればよい。
干渉抑圧部105−1,…,105−Nは、各々、重み係数生成部103において異なるタイミングで生成された重み係数のうちの1つの重み係数を用いて、プリアンブル信号203−1,…,203−Nのシンボル数と同じNシンボル分、同じ重み係数で干渉抑圧処理を行う。干渉抑圧部105−1,…,105−Nは、各々重み係数生成部103において異なるタイミングで生成された重み係数をNシンボル分使用後、前回使用した重み係数が保管されていたリングバッファ104の同じ位置に保管されていた更新後の重み係数を読み出し、Nシンボル分同一の重み係数を用いて干渉抑圧処理を行う。干渉抑圧部105−1,…,105−Nでは、プリアンブル信号203−1,…,203−Nの1つのシンボルが受信される時間間隔と同じ時間間隔毎に、いずれかの干渉抑圧部105が重み係数を更新し、更新した重み係数を用いてNシンボル分干渉抑圧処理を行う。
ここで、リングバッファ104は、N個の重み係数を保管できる構成であり、重み係数生成部103でN+1個目に生成された重み係数については、1番目のバッファに上書き、すなわち重み係数を更新する。リングバッファ104は、ある干渉抑圧部105においてNシンボル分の干渉抑圧処理が終了すると、干渉抑圧部105がNシンボル分の干渉抑圧処理を行うのと同じ周期で、ある干渉抑圧部105が重み係数を読み出した位置の重み係数を更新する。無線受信装置100では、干渉抑圧部105−1,…,105−Nで使用される重み係数とリングバッファ104内の重み係数とを1対1に対応させることにより、リングバッファ104内の重み係数の更新周期すなわち重み係数の数と、プリアンブル信号203−1〜203−Nのシンボル数とが同一となる。これにより、無線受信装置100では、干渉抑圧部105−1,…,105−Nおよび到来検出部106−1,…,106−Nが、プリアンブル信号203−1〜203−Nの1シンボル分ずつ時間をずらして処理を行うことによって、所望信号200がどのタイミングで到来した場合においても漏らすことなく、所望信号200の到来を検出することが可能となる。
無線受信装置100では、いずれかの干渉抑圧部105が所望信号200のプリアンブル信号203−1〜203−Nのシンボル全体に対して干渉抑圧処理を行ったタイミングで、所望信号200のプリアンブル信号203−1〜203−Nに対して干渉抑圧処理を行った干渉抑圧部105と接続する到来検出部106が、所望信号200の到来を検出する。無線受信装置100は、プリアンブル信号203−1〜203−Nを受信したタイミングで所望信号200の到来を検出できるため、プリアンブル信号203−1〜203−Nに続いて受信するデータ信号204を復調することができる。
なお、プリアンブル信号203−1〜203−Nの構成によっては、無線受信装置100では、いずれかの干渉抑圧部105が所望信号200のプリアンブル信号203−1〜203−(N−α)に対して干渉抑圧処理を行ったタイミングで、所望信号200のプリアンブル信号203−1〜203−(N−α)に対して干渉抑圧処理を行った干渉抑圧部105と接続する到来検出部106が、所望信号200がαシンボル後に到来することを検出できる場合がある。なお、αはNより小さい自然数とする。
このように、無線受信装置100では、干渉抑圧部105−1〜105−Nの各々が、所望信号200に含まれる既知のプリアンブル信号203−1〜203−Nのシンボル数と同じシンボル数の受信信号に対しては同一の重み係数を用いて干渉抑圧処理を行う。これにより、干渉抑圧部105−1〜105−Nのうち、所望信号200が到来する前の所望信号200の無信号区間202の時間帯の受信信号の測定結果に基づく重み係数を用いた干渉抑圧部105が、プリアンブル信号203−1〜203−Nのシンボル全体に干渉抑圧処理を行うことができる。
また、干渉抑圧部105−1〜105−Nの各々が、プリアンブル信号203−1〜203−Nの1シンボル長の単位で干渉抑圧処理の範囲をずらしてプリアンブル信号203−1〜203−Nのシンボル数分の受信信号に対して並列に干渉抑圧処理を行う。到来検出部106−1〜106−Nのうち、プリアンブル信号203−1〜203−Nのシンボル全体に干渉抑圧処理を行った干渉抑圧部105と接続する到来検出部106が、所望信号200の到来を検出する。これにより、無線受信装置100は、どのタイミングで所望信号200のプリアンブル信号203−1〜203−Nが到来しても、検出漏れすることなく所望信号200の到来を検出することができる。
図5は、実施の形態1にかかる無線受信装置100において所望信号200の到来を検出する処理を示すフローチャートである。まず、無線受信装置100では、信号測定部102が、受信アンテナ101−1,…,101−Mで受信された受信信号を測定、具体的には受信信号の特徴量を測定する(ステップS1)。
重み係数生成部103は、信号測定部102で測定された特徴量を用いて重み係数を生成する(ステップS2)。重み係数生成部103は、生成した重み係数をリングバッファ104に保管する。干渉抑圧部105−1,…,105−Nは、リングバッファ104に保管された重み係数を用いて、受信信号に対して干渉抑圧処理を行う(ステップS3)。到来検出部106−1,…,106−Nは、干渉抑圧部105−1,…,105−Nにおいて干渉抑圧処理が行われた受信信号を用いて、所望信号の到来の検出を試みる(ステップS4)。
到来検出部106−1,…,106−Nにおいて所望信号の到来が検出されない場合(ステップS4:No)、干渉抑圧部105−1,…,105−Nは、干渉抑圧処理を継続する(ステップS3)。到来検出部106−1,…,106−Nのうちのいずれかの到来検出部106において所望信号の到来が検出された場合(ステップS4:Yes)、所望信号の到来を検出した到来検出部106から、到来判定部107に所望信号の到来を検出したことを通知する。到来判定部107は、所望信号の到来を復調処理部108に通知する。そして、復調処理部108は、受信アンテナ101−1,…,101−Mで受信された受信信号を復調する(ステップS5)。
つづいて、無線受信装置100のハードウェア構成について説明する。無線受信装置100において、受信アンテナ101−1,…,101−Mは、一般的な汎用のアンテナ素子により実現される。復調処理部108は、デモジュレータ回路により実現される。無線受信装置100において、信号測定部102、重み係数生成部103、リングバッファ104、干渉抑圧部105−1,…,105−N、到来検出部106−1,…,106−N、および到来判定部107は、処理回路により実現される。すなわち、無線受信装置100は、受信信号の特徴量を測定し、重み係数を生成し、重み係数を用いた受信信号の干渉抑圧処理を並列に行い、所望信号の到来を検出するための処理回路を備える。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)およびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。
図6は、実施の形態1にかかる無線受信装置100の処理回路をCPUおよびメモリで構成する場合の例を示す図である。処理回路がCPU91およびメモリ92で構成される場合、無線受信装置100の処理回路の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路では、メモリ92に記憶されたプログラムをCPU91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、無線受信装置100において、処理回路は、受信信号の特徴量を測定するステップ、重み係数を生成するステップ、重み係数を用いた受信信号の干渉抑圧処理を並列に行うステップ、および所望信号の到来を検出するステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ92を備える。また、これらのプログラムは、無線受信装置100の手順および方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、CPU91は、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、またはDSP(Digital Signal Processor)などであってもよい。また、メモリ92とは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
図7は、実施の形態1にかかる無線受信装置100の処置回路を専用のハードウェアで構成する場合の例を示す図である。処理回路が専用のハードウェアである場合、図7に示す処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。無線受信装置100の各機能を機能別に処理回路93で実現してもよいし、各機能をまとめて処理回路93で実現してもよい。
なお、無線受信装置100の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、無線受信装置100では、プリアンブル信号のシンボル数と同じN個の干渉抑圧部105−1,…,105−Nが、異なるタイミングで生成された重み係数を用いて並列に干渉抑圧処理を行い、N個の到来検出部106−1,…,106−Nが、異なる重み係数で干渉抑圧処理が行われた受信信号を用いて、並列に所望信号の到来を検出することとした。これにより、無線受信装置100は、プリアンブル信号全体に対して所望信号が存在しない無信号区間で測定した測定結果に基づく重み係数を用いて干渉抑圧処理を行う関係を漏れなく維持しているため、プリアンブル信号に対して干渉抑圧処理を行うことにより、所望信号の到来を検出する精度を向上させることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、無線受信装置100において所望信号200の到来経路は1つとしていた。実施の形態2では、無線受信装置において所望信号の到来経路が複数ある場合について説明する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図8は、実施の形態2にかかる無線受信装置100aの構成例を示すブロック図である。なお、図8では、実施の形態2の説明で必要となる構成要素のみを記載しており、一般的な構成については記載を省略している。無線受信装置100aは、無線受信装置100に対して、リングバッファ104および到来判定部107をリングバッファ104aおよび到来判定部107aに置き換え、さらに、干渉抑圧部105−(N+1)〜105−K、および到来検出部106−(N+1)〜106−Kを追加したものである。ここで、KはNより大きい自然数であり、MおよびKの大小関係は問わない。
干渉抑圧部105−(N+1)〜105−Kの各々は、前述の干渉抑圧部105−1などと同様の動作を行う。到来検出部106−(N+1)〜106−Kの各々は、前述の到来検出部106−1などと同様の動作を行う。リングバッファ104aは、K個の重み係数を保管する。到来判定部107aは、K個の到来検出部106−1〜106−Kと接続可能である。すなわち、無線受信装置100aは、無線受信装置100よりもK−N個並列数を増やして、K個並列に受信信号の干渉抑圧処理および所望信号の到来を検出する処理を行う。
図9は、実施の形態2にかかる無線受信装置100aにおける所望信号200a,200bおよび干渉信号210−1,210−2の受信環境の例を示す図である。実施の形態2では、干渉信号210−1,210−2の状況は実施の形態1と同様であるが、所望信号の到来経路が複数存在することを想定している。図9の例では、所望信号200a,200bの2つの到来経路があるものとする。
到来経路が複数の場合、無線受信装置100aには、到来経路の長い方の所望信号が遅れて到来する。図9の例では、所望信号200aよりも所望信号200bが遅れて無線受信装置100aに到来してくる。しかしながら、到来する所望信号の電力は到来経路の長さに比例するものではなく、遅れてきた所望信号200bの受信電力の方が所望信号200aの受信電力よりも大きく、到来検出に向いていることもある。そのため、無線受信装置100aは、図8に示すように、プリアンブル信号のシンボル数であるN個よりも多いK個並列に受信信号の干渉抑圧処理および所望信号の到来を検出する処理を行う。これにより、無線受信装置100aは、遅れて到来した所望信号200bについても、無信号区間202の特徴量に基づく重み係数を使用することが可能となる。なお、図9の例では、到来経路の数を2つとしていたが、一例であり、3つ以上の到来経路においても同様の効果を奏する。
無線受信装置100aにおける所望信号200a,200bの到来を検出する処理は、図5に示す実施の形態1のフローチャートと同様である。
なお、無線受信装置100aの構成については、図6および図7に示す実施の形態1と同様のハードウェアにより実現される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、無線受信装置100aでは、干渉抑圧部105における干渉抑圧処理および到来検出部106における所望信号の到来を検出する処理の並列数を、プリアンブル信号のシンボル数よりも多くすることとした。これにより、無線受信装置100aは、遅れて到来した所望信号についても、所望信号の到来を検出する対象とすることができ、実施の形態1と比較して、さらに、所望信号の到来を検出する精度を向上させることができる。
実施の形態3.
実施の形態1および2では、無線受信装置において、所望信号の受信前の無信号区間202、および所望信号のプリアンブル信号の受信区間において干渉信号210−1,210−2の受信状況は変化していなかった。実施の形態3では、所望信号の受信前の無信号区間202、または所望信号のプリアンブル信号の受信区間において干渉信号の受信状況が変化する場合について説明する。実施の形態2と異なる部分について説明する。
図10は、実施の形態3にかかる無線受信装置100bの構成例を示すブロック図である。なお、図10では、実施の形態3の説明で必要となる構成要素のみを記載しており、一般的な構成については記載を省略している。無線受信装置100bは、無線受信装置100aに対して、到来判定部107aを到来判定部107bに置き換え、さらに、到来検出部106b、および変化量測定部109を追加したものである。
到来検出部106bは、干渉抑圧部105−1〜105−Kのいずれとも接続せず、受信アンテナ101−1〜101−Mで受信されて干渉抑圧処理が行われていない受信信号を用いて、所望信号の到来を検出する。到来検出部106bの動作は、前述の到来検出部106−1などの動作と同様である。なお、到来検出部106−1〜106−Kを第1の到来検出部とし、到来検出部106bを第2の到来検出部とする。
変化量測定部109は、信号測定部102において測定された測定結果すなわち特徴量の変化量を測定する。変化量測定部109は、具体的に、信号測定部102から出力された特徴量を受信電力に変換し、受信電力の変化量を測定する。変化量測定部109は、測定した変化量に基づいて、無線受信装置100bにおける受信信号の受信状況の変化を判定する。
到来判定部107bは、K+1個の到来検出部106−1〜106−K,106bと接続可能であり、到来検出部106−1〜106−K,106bで所望信号が検出されたか否かを判定する。ここで、到来判定部107bは、変化量測定部109の判定に基づいて、到来検出部106−1〜106−Kの検出結果を使用するか、到来検出部106bの検出結果を使用するかを決定する。すなわち、到来判定部107bは、変化量測定部109の判定に基づいて、到来判定に使用する到来検出部106を決定する。
図11は、実施の形態3にかかる無線受信装置100bにおける所望信号200および干渉信号210b−1,210b−2の受信環境の例を示す図である。実施の形態3では、実施の形態1および2と異なり、無線受信装置100bが無信号区間202で干渉測定している途中で干渉信号210b−1が出現することがあり、また、所望信号200のプリアンブル信号203−1〜203−Nの到来検出中に干渉信号210b−2が消失することがある環境を想定する。なお、図11では、所望信号200の到来経路が1つの場合を示しているが、一例であり、実施の形態2と同様、所望信号の到来経路が2つ以上の場合にも同様の効果を奏する。
図11に示すような受信環境では、実施の形態1で説明した無線受信装置100を用いた場合、干渉信号210b−1,210b−2の受信状況の変化により、干渉抑圧処理が逆効果になる可能性がある。すなわち、無信号区間202の受信信号により生成された重み係数には、干渉信号210b−1の影響が部分的になる。そのため、無信号区間202の受信信号により生成された重み係数を用いた場合、無線受信装置100bでは、プリアンブル信号203−1〜203−Nを受信する区間のうち、干渉信号210b−1,210b−2を受信している区間では、受信信号に対して干渉抑圧処理の抑圧量が小さくなる可能性があり、逆に干渉信号210b−1を受信している区間では、受信信号に対して干渉抑圧処理の抑圧量が大きくなる可能性がある。
そのため、無線受信装置100bでは、変化量測定部109において、信号測定部102で測定された受信信号の特徴量の変化量を測定する。変化量測定部109は、信号測定部102から取得した特徴量を受信電力に変換し、受信電力の変化量が、例えば規定された閾値以上変化した場合、無線受信装置100bにおいて、受信信号の受信状況が変化したと判定する。受信状況が変化した場合とは、無線受信装置100bにおいて、受信した信号の数が減った場合、または受信した信号の数が増えた場合である。受信した信号の増減の対象となる信号は、図11に示す干渉信号210b−1,210b−2の他、所望信号200も対象となる。変化量測定部109は、受信信号の受信状況が変化したと判定した場合、受信信号の受信状況が変化したことを到来判定部107bに通知する。なお、変化量測定部109は、受信信号の受信状況が変化していないと判定した場合、受信信号の受信状況が変化していないことを到来判定部107bに通知してもよい。
到来判定部107bは、変化量測定部109からの通知に基づいて、干渉抑圧処理が行われた受信信号に基づく到来検出部106−1〜106−Kによる到来検出結果を使用するか否かを判断する。例えば、変化量測定部109から受信信号の受信状況が変化した旨の通知を受けた場合、到来判定部107bは、変化したシンボルを含む重み係数を用いた干渉抑圧部105−1〜105−Kによって干渉抑圧処理が行われた受信信号に基づいて到来検出部106−1〜106−Kが所望信号の到来検出をすると思われるタイミングでは、干渉抑圧処理を行っていない受信信号を用いて到来検出を行う到来検出部106bが出力する検出結果を用いる。
これにより、無線受信装置100bでは、干渉信号の突然の消失または出現にも対応しつつ、到来する信号に対して重み付けによる干渉抑圧処理を実現することが可能である。
図12は、実施の形態3にかかる無線受信装置100bにおいて所望信号200の到来を検出する処理を示すフローチャートである。ステップS1からステップS3までの処理は、実施の形態1,2の処理と同様である。
無線受信装置100bでは、変化量測定部109が、信号測定部102で測定された受信信号の特徴量の変化量を測定する(ステップS11)。変化量測定部109は、受信信号の受信状況が変化したか否かを到来判定部107bに通知する。到来判定部107bは、変化量測定部109からの通知に基づいて、どの到来検出部の検出結果を使用するか、すなわち、到来検出に使用する到来検出部を決定する(ステップS12)。到来判定部107bは、前述のように、変化量測定部109から受信信号の受信状況が変化した旨の通知を受けた場合、干渉抑圧処理を行っていない受信信号を用いて到来検出を行う到来検出部106bを使用することを決定する。一方、到来判定部107bは、変化量測定部109から受信信号の受信状況が変化していない旨の通知を受けた場合、干渉抑圧処理を行った受信信号を用いて到来検出を行う到来検出部106−1〜106−Kを使用することを決定する。
以降のステップS4からステップS5までの処理は、実施の形態1,2の処理と同様である。なお、図12のフローチャートでは、無線受信装置100bは、ステップS3の処理の後にステップS11およびステップS12の処理を行っているが、ステップS2およびステップS3の処理と、ステップS11およびステップS12の処理を並行して行ってもよい。
なお、無線受信装置100bの構成については、図6および図7に示す実施の形態1と同様のハードウェアにより実現される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、無線受信装置100bでは、受信信号の受信状況の変化を判定し、受信状況に変化があった場合、受信状況に変化があったときの測定結果を用いて生成された重み係数を使用して干渉抑圧処理をした受信信号については、所望信号の到来を検出する処理に使用しないこととした。これにより、無線受信装置100bは、干渉信号の突然の消失または出現にも対応しつつ、到来する信号に対して重み付けによる干渉抑圧処理を実現することができる。
実施の形態4.
実施の形態4では、実施の形態2と同様の受信環境において、所望信号に含まれる既知のプリアンブル信号がOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号を例としたマルチキャリア信号の場合について説明する。実施の形態2と異なる部分について説明する。
図13は、実施の形態4にかかる無線受信装置100cの構成例を示すブロック図である。なお、図13では、実施の形態4の説明で必要となる構成要素のみを記載しており、一般的な構成については記載を省略している。無線受信装置100cは、受信アンテナ101−1,…,101−Mと、周波数変換部110−1,…,110−Mと、信号測定部102cと、重み係数生成部103cと、リングバッファ104cと、干渉抑圧部105c−1,…,105c−Kと、到来検出部106c−1,…,106c−Kと、到来判定部107cと、復調処理部108cと、を備える。
以降の説明において、周波数変換部110−1,…,110−Mを区別しない場合は、周波数変換部110と称することがある。また、干渉抑圧部105c−1,…,105c−Kを区別しない場合は、干渉抑圧部105cと称することがある。また、到来検出部106c−1,…,106c−Kを区別しない場合は、到来検出部106cと称することがある。
周波数変換部110−1,…,110−Mは、各々が受信アンテナ101−1,…,101−Mのうちの1つの受信アンテナ101と1対1で接続し、接続する受信アンテナ101で受信された信号である時間領域の受信信号を、周波数領域の受信信号に変換する。
信号測定部102cは、周波数変換部110−1,…,110−Mで周波数領域に変換された受信信号について、マルチキャリア信号毎に特徴量を測定する。信号測定部102cにおいて各マルチキャリア信号の特徴量を測定する方法は、実施の形態1などにおいて信号測定部102が各受信信号の特徴量を測定する方法と同様である。
重み係数生成部103cは、信号測定部102cで測定されたマルチキャリア信号毎の特徴量から各特徴量についての相関値を求め、周波数変換部110−1,…,110−Mで周波数領域に変換された受信信号を抑圧するため、マルチキャリア信号毎に重み係数を生成する。
リングバッファ104cは、重み係数生成部103cで生成されたマルチキャリア信号毎の重み係数を順番に保管する。
干渉抑圧部105c−1,…,105c−Kは、各々がリングバッファ104cに保管された異なる周波数変換後の受信信号に基づいて生成されたマルチキャリア信号毎の重み係数を用いて、周波数変換部110−1,…,110−Mで周波数領域に変換された受信信号に対して、マルチキャリア信号毎に干渉抑圧処理を行う。
到来検出部106c−1,…,106c−Kは、干渉抑圧部105c−1,…,105c−Kにおいてマルチキャリア信号毎に干渉抑圧処理が行われた周波数領域の受信信号を用いて、無線送信装置300からの所望信号の到来を検出する。
到来判定部107cは、到来検出部106c−1,…,106c−Kで所望信号が検出されたか否かを判定する。
復調処理部108cは、到来判定部107cにおいて所望信号が到来したと判定された場合、受信アンテナ101−1,…,101−Mで受信された所望信号に対して復調処理を施す。
実施の形態4では、実施の形態2で示した図9の受信環境と同一の受信環境において、プリアンブル信号がOFDM信号を例としたマルチキャリア信号の場合を想定している。この場合、無線受信装置100cは、周波数変換部110−1,…,110−Mにて時間領域の受信信号を周波数領域の受信信号に変換し、変換した周波数領域の受信信号に対して、特徴量の測定、重み係数の生成などの処理を行っていく。このとき、重み係数生成部103cは、マルチキャリア数分並行して重み係数を生成し、リングバッファ104cに保管する。リングバッファ104cは、実施の形態2で説明したリングバッファ104aをマルチキャリア信号毎に備えることになる。
これにより、無線受信装置100cは、プリアンブル信号がマルチキャリア信号の場合においても、マルチキャリア信号毎に実施の形態2と同様の処理を行うことにより、重み付けによる干渉抑圧処理を実現することが可能である。
図14は、実施の形態4にかかる無線受信装置100cにおいて所望信号200の到来を検出する処理を示すフローチャートである。まず、無線受信装置100cでは、周波数変換部110−1,…,110−Mが、受信アンテナ101−1,…,101−Mで受信された時間領域の受信信号を、周波数領域の受信信号に変換する(ステップS21)。
信号測定部102cは、周波数変換部110−1,…,110−Mで変換された周波数領域の受信信号を測定、具体的には受信信号の特徴量をマルチキャリア信号毎に測定する(ステップS22)。
重み係数生成部103cは、信号測定部102cで測定されたマルチキャリア信号毎の特徴量を用いてマルチキャリア信号毎の重み係数を生成する(ステップS23)。干渉抑圧部105c−1,…,105c−Kは、重み係数生成部103cで生成されてリングバッファ104cに保管されたマルチキャリア信号毎の重み係数を用いて、周波数領域の受信信号に対して、マルチキャリア信号毎に干渉抑圧処理を行う(ステップS24)。到来検出部106c−1,…,106c−Kは、干渉抑圧部105c−1,…,105c−Kにおいて干渉抑圧処理が行われた受信信号から所望信号の到来の検出を試みる(ステップS4)。以降のステップS4からステップS5までの処理は、実施の形態2などと同様である。
なお、無線受信装置100cの構成については、図6および図7に示す実施の形態1と同様のハードウェアにより実現される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、無線受信装置100cでは、所望信号に含まれるプリアンブル信号がマルチキャリア信号の場合、マルチキャリア信号毎に受信信号を測定した測定結果を用いて重み係数を生成し、マルチキャリア信号毎に干渉抑圧処理および所望信号の到来を検出する処理を行うこととした。これにより、無線受信装置100cは、プリアンブル信号がマルチキャリア信号の場合においても、マルチキャリア信号毎に実施の形態2と同様の処理を行うことにより、到来する信号に対して重み付けによる干渉抑圧処理を実現することができる。
実施の形態5.
実施の形態5では、実施の形態3と同様の受信環境において、プリアンブル信号がOFDM信号を例としたマルチキャリア信号の場合について説明する。実施の形態3および4と異なる部分について説明する。
図15は、実施の形態5にかかる無線受信装置100dの構成例を示すブロック図である。なお、図15では、実施の形態5の説明で必要となる構成要素のみを記載しており、一般的な構成については記載を省略している。無線受信装置100dは、無線受信装置100cに対して、到来判定部107cを到来判定部107dに置き換え、さらに、到来検出部106d、および変化量測定部109dを追加したものである。
到来検出部106dは、干渉抑圧部105c−1〜105c−Kのいずれとも接続せず、周波数変換部110−1〜110−Mで周波数領域の受信信号に変換されて干渉抑圧処理が行われていない受信信号を用いて、所望信号の到来を検出する。到来検出部106dの動作は、前述の到来検出部106c−1などの動作と同様である。なお、到来検出部106c−1〜106c−Kを第1の到来検出部とし、到来検出部106dを第2の到来検出部とする。
変化量測定部109dは、信号測定部102cにおいて測定された測定結果すなわちマルチキャリア信号毎の特徴量の変化量を測定する。変化量測定部109dは、具体的に、信号測定部102cから出力されたマルチキャリア信号毎の特徴量を受信電力に変換し、受信電力の変化量を測定する。変化量測定部109dは、測定した変化量に基づいて、無線受信装置100dにおける受信信号の受信状況の変化を判定する。
到来判定部107dは、K+1個の到来検出部106c−1〜106c−K,106dと接続可能であり、到来検出部106c−1〜106c−K,106dで所望信号が検出されたか否かを判定する。ここで、到来判定部107dは、変化量測定部109dの判定に基づいて、到来検出部106c−1〜106c−Kの検出結果を使用するか、到来検出部106dの検出結果を使用するかを決定する。
実施の形態5では、実施の形態3で示した図11の受信環境と同一の受信環境において、プリアンブル信号がOFDM信号を例としたマルチキャリア信号の場合を想定している。この場合、無線受信装置100dでは、図13に示す実施の形態4の無線受信装置100cに対して追加された変化量測定部109dが、信号測定部102cからの出力であるマルチキャリア信号毎の特徴量からその変化量を測定し、受信信号の受信状況が変化したか否かを判定する。到来判定部107dは、変化量測定部109dからの通知に基づいて、干渉抑圧処理が行われた受信信号を対象にした到来検出部106c−1,…,106c−Kの検出結果を使用するか、または、干渉抑圧処理が行われていない到来検出部106dの検出結果を使用するかを判断する。
これにより、無線受信装置100dは、プリアンブル信号がマルチキャリア信号の場合においても、マルチキャリア信号毎に実施の形態3と同様の処理を行うことにより、干渉信号の突然の消失または出現にも対応しつつ、到来する信号に対して重み付けによる干渉抑圧処理を実現することが可能である。
図16は、実施の形態5にかかる無線受信装置100dにおいて所望信号200の到来を検出する処理を示すフローチャートである。ステップS21からステップS24までの処理は、実施の形態4の処理と同様である。
無線受信装置100dでは、変化量測定部109dが、信号測定部102cで測定された受信信号のマルチキャリア信号毎の特徴量の変化量を測定する(ステップS31)。変化量測定部109dは、受信信号の受信状況が変化したか否かを到来判定部107dに通知する。到来判定部107dは、変化量測定部109dからの通知に基づいて、到来検出に使用する到来検出部を決定する(ステップS32)。到来判定部107dは、前述のように、変化量測定部109dから受信信号の受信状況が変化した旨の通知を受けた場合、干渉抑圧処理を行っていない受信信号を用いて到来検出を行う到来検出部106dを使用することを決定する。一方、到来判定部107dは、変化量測定部109dから受信信号の受信状況が変化していない旨の通知を受けた場合、干渉抑圧処理を行った受信信号を用いて到来検出を行う到来検出部106c−1〜106c−Kを使用することを決定する。
以降のステップS4からステップS5までの処理は、実施の形態3の処理と同様である。なお、図16のフローチャートでは、無線受信装置100dは、ステップS24の処理の後にステップS31およびステップS32の処理を行っているが、ステップS23およびステップS24の処理と、ステップS31およびステップS32の処理を並行して行ってもよい。
なお、無線受信装置100dの構成については、図6および図7に示す実施の形態1と同様のハードウェアにより実現される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、無線受信装置100dでは、所望信号に含まれるプリアンブル信号がマルチキャリア信号の場合、マルチキャリア信号毎に受信信号を測定した測定結果を用いて重み係数を生成し、マルチキャリア信号毎に干渉抑圧処理および所望信号の到来を検出する処理を行うこととした。これにより、無線受信装置100dは、プリアンブル信号がマルチキャリア信号の場合においても、マルチキャリア信号毎に実施の形態3と同様の処理を行うことにより、干渉信号の突然の消失または出現にも対応しつつ、到来する信号に対して重み付けによる干渉抑圧処理を実現することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
100,100a,100b,100c,100d 無線受信装置、101−1〜101−M 受信アンテナ、102,102c 信号測定部、103,103c 重み係数生成部、104,104a,104c リングバッファ、105−1〜105−K,105c−1〜105c−K 干渉抑圧部、106−1〜106−K,106b,106c−1〜106c−K,106d 到来検出部、107,107a,107b,107c,107d 到来判定部、108,108c 復調処理部、109,109d 変化量測定部、110−1〜110−M 周波数変換部、300,400,401 無線送信装置、500 無線通信システム。

Claims (7)

  1. 複数の受信アンテナで受信された信号である受信信号を測定する信号測定部と、
    前記信号測定部で測定された受信信号の測定結果に基づいて、前記受信信号を抑圧する重み係数を生成する重み係数生成部と、
    各々が、前記重み係数生成部において異なるタイミングで生成された複数の重み係数のうち他の干渉抑圧部とは異なる1つの重み係数を用いて、前記受信信号に対する干渉抑圧処理を並列に行う複数の干渉抑圧部と、
    各々が、前記複数の干渉抑圧部のうちの1つの干渉抑圧部と1対1で接続し、接続する干渉抑圧部で干渉抑圧処理が行われた受信信号を用いて、所望信号の到来を検出する複数の到来検出部と、
    前記複数の到来検出部の検出結果に基づいて、前記所望信号が到来したか否かを判定する到来判定部と、
    前記到来判定部において前記所望信号が到来したと判定された場合、前記複数の受信アンテナで受信された前記受信信号に対して復調処理を行う復調処理部と、
    を備えることを特徴とする無線受信装置。
  2. 前記複数の干渉抑圧部では、各々が、前記所望信号に含まれる既知のプリアンブル信号のシンボル数と同じシンボル数の受信信号に対しては同一の重み係数を用いて干渉抑圧処理を行うことにより、
    前記複数の干渉抑圧部のうち、前記所望信号が到来する前の前記所望信号の無信号区間の時間帯の受信信号の測定結果に基づく重み係数を用いた干渉抑圧部が、前記プリアンブル信号のシンボル全体に干渉抑圧処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。
  3. 前記複数の干渉抑圧部では、各々が、前記プリアンブル信号の1シンボル長の単位で干渉抑圧の処理の範囲をずらして前記プリアンブル信号のシンボル数分の受信信号に対して並列に干渉抑圧処理を行い、
    前記複数の到来検出部のうち、前記プリアンブル信号のシンボル全体に干渉抑圧処理を行った干渉抑圧部と接続する到来検出部が、前記所望信号の到来を検出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線受信装置。
  4. 前記複数の到来検出部を第1の到来検出部とし、
    前記複数の干渉抑圧部のいずれとも接続せず、前記複数の受信アンテナで受信された受信信号を用いて、所望信号の到来を検出する第2の到来検出部と、
    前記信号測定部で測定された前記測定結果の変化量を測定し、前記受信信号の受信状況の変化を判定する変化量測定部と、
    を備え、
    前記到来判定部は、前記変化量測定部の判定に基づいて、前記第1の到来検出部の検出結果を使用するか、前記第2の到来検出部の検出結果を使用するかを決定する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の無線受信装置。
  5. 前記所望信号に含まれる既知のプリアンブル信号がマルチキャリア信号の場合に、
    前記複数の受信アンテナで受信された前記受信信号を、時間領域の受信信号から周波数領域の受信信号に変換する周波数変換部、
    を備え、
    前記信号測定部は、前記周波数変換部で変換された前記周波数領域の受信信号について、前記マルチキャリア信号毎に測定し、
    前記重み係数生成部は、前記マルチキャリア信号毎に重み係数を生成し、
    前記複数の干渉抑圧部は、前記マルチキャリア信号毎に生成された重み係数を用いて、前記マルチキャリア信号毎に前記周波数領域の受信信号に対する干渉抑圧処理を並列に行い、
    前記複数の到来検出部は、前記マルチキャリア信号毎に干渉抑圧処理が行われた前記周波数領域の受信信号を用いて、所望信号の到来を検出する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の無線受信装置。
  6. 前記複数の到来検出部を第1の到来検出部とし、
    前記複数の干渉抑圧部のいずれとも接続せず、前記周波数変換部で変換後の前記周波数領域の受信信号を用いて、所望信号の到来を検出する第2の到来検出部と、
    前記信号測定部で測定された前記測定結果の変化量を測定する変化量測定部と、
    を備え、
    前記到来判定部は、前記変化量測定部において測定された変化量に基づいて、前記第1の到来検出部の検出結果を使用するか、前記第2の到来検出部の検出結果を使用するかを決定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線受信装置。
  7. 信号測定部が、複数の受信アンテナで受信された信号である受信信号を測定する信号測定ステップと、
    重み係数生成部が、前記信号測定部で測定された受信信号の測定結果に基づいて、前記受信信号を抑圧する重み係数を生成する重み係数生成ステップと、
    複数の干渉抑圧部の各々が、前記重み係数生成部において異なるタイミングで生成された複数の重み係数のうち他の干渉抑圧部とは異なる1つの重み係数を用いて、前記受信信号に対する干渉抑圧処理を並列に行う干渉抑圧ステップと、
    前記複数の干渉抑圧部のうちの1つの干渉抑圧部と1対1で接続する複数の到来検出部の各々が、接続する干渉抑圧部で干渉抑圧処理が行われた受信信号を用いて、所望信号の到来を検出する到来検出ステップと、
    到来判定部が、前記複数の到来検出部の検出結果に基づいて、前記所望信号が到来したか否かを判定する到来判定ステップと、
    復調処理部が、前記到来判定部において前記所望信号が到来したと判定された場合、前記複数の受信アンテナで受信された前記受信信号に対して復調処理を行う復調処理ステップと、
    を含むことを特徴とする所望信号検出方法。
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