JP5747174B2 - アンテナ切替受信システム - Google Patents
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本発明の第1実施形態によるアンテナ切替受信システムについて図面を参照して説明する。図1はアンテナ切替受信システムの概略構成を示している。アンテナ切替受信システム10は、2本のアンテナを有するアンテナ部11と、アンテナ切替部12と、アンテナ切替タイミング検出部13と、アンテナ切替判断部14等によって構成されている。アンテナ切替部12は、2本のアンテナからいずれかのアンテナに切り替える。アンテナ切替タイミング検出部13は、例えば、所定レベル以上の信号を検出することにより、アンテナ切替部12がアンテナを切り替えるタイミングを検出する。アンテナ切替判断部14は、アンテナ切替部12を介していずれかのアンテナで受信した信号のRSSI(受信信号強度)等に基づいて、ペイロード信号を受信するアンテナを選択し、その旨の制御信号をアンテナ切替部12に出力する。以下において、アンテナ切替部12に接続され、切り替えられるアンテナが2本の場合について説明するが、同アンテナは3本以上であってもよい。
図4は上記第1実施形態のアンテナ切替受信システム10の変形例の概略構成を示している。このアンテナ切替受信システム10においては、図1のアンテナ切替タイミング検出部13の一例として相関値算出部15が適用されている。また、送信システムからは、テスト信号1の前に、特定の並びの信号列によって構成されるアンテナ切替タイミング検出用信号が送信される。アンテナ切替タイミング検出用信号は、テスト1信号及びテスト2信号を受信する際に、使用するアンテナをアンテナA又はアンテナBに切り替える基準となるタイミングを検出するため信号である。アンテナ切替タイミング検出用信号は、ペイロード信号の伝送速度よりも低い伝送速度で送信される。相関値算出部(記憶部)15は、送信システムから送信されるアンテナ切替タイミング検出用信号と同一の並びの信号列(レファレンス信号)を記憶する。信号列の例としては、01100101011000101・・・などのランダム信号、若しくは相関特性に優れるM系列やそれに類する信号列が挙げられる。相関値算出部15は、記憶している信号列と、受信したアンテナ切替タイミング検出用信号の信号列の相関値を算出する。本変形例においては、相関値算出部15によって算出された相関値に基づいてアンテナ切替タイミング検出用信号を検出する。
図7は上記第1実施形態のアンテナ切替受信システム10のさらに別な変形例の概略構成を示している。このアンテナ切替受信システム10においては、図1のアンテナ切替受信システム10に閾値設定部41を加えて構成されている。閾値設定部41は、アンテナ切替判断部14が検出する受信レベルに対する第1閾値を設定する。この第1閾値は、ユーザや管理者によって、ペイロード信号を受信するために十分な受信レベルに設定される。そして、最初に受信したテスト信号の受信レベルが閾値設定部41によって設定された第1閾値以上である場合は、アンテナ切り替えを行うことなくペイロード信号を受信する。最初に受信したテスト信号の受信レベルと第1閾値との比較は、アンテナ切替判断部14によってなされる。
図10は、上記第1実施形態のアンテナ切替受信システム10のさらに別な変形例において、アンテナA及びアンテナBを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切替受信システム10の動作を示している。この変形例において、送信システムから送信される信号は、テスト1信号が省かれ、アンテナ切替タイミング検出用信号、テスト2信号及びペイロード信号等によって構成される。アンテナ切替タイミング検出用信号には、必要に応じて自動利得制御用の信号が付加される。
図11は上記第1実施形態のアンテナ切替受信システム10のさらに別な変形例の概略構成を示している。このアンテナ切替受信システム10においては、図1のアンテナ切替受信システム10に受信異常閾値設定部42、受信異常回数カウンタ43及び報知部44を加えて構成されている。受信異常閾値設定部42は、アンテナ切替判断部14が検出する受信レベルに対する第2閾値を設定する。この第2閾値は、ペイロード信号を受信するにあたって各アンテナでの受信レベルが正常であるか異常であるかを判断するために、ユーザや管理者によって設定される。また、受信異常閾値設定部42を介して設定される第2閾値は、例えば閾値設定部41を介して設定される第1閾値よりも低い値とされる。受信異常回数カウンタ43は、受信レベルが異常であった回数をアンテナ毎にカウントする。報知部44は、受信異常回数カウンタ43のカウント回数が所定値以上となったとき、いずれかのアンテナの通信状態が良好ではなく、切替ダイバーシチが有効に機能できない状態にある旨、ユーザに報知する。報知は、LED等を介して警告光を点灯させたり、スピーカを介して警告音を鳴動させたりすることにより行われる。
図14は上記第1実施形態のアンテナ切替受信システム10のさらに別な変形例の概略構成を示している。このアンテナ切替受信システム10は、図11の受信異常閾値設定部42に替えてレベル差閾値設定部45、受信異常回数カウンタ43に替えてレベル差回数カウンタ46を備えている。レベル差閾値設定部45は、アンテナ切替判断部14が各アンテナ毎に検出する受信レベルの差に対する第3閾値を設定する。何らかの事情により一方のアンテナの受信レベルが著しく低下した場合、受信レベルの差は、レベル差閾値設定部45によって設定された第3閾値を超えることになる。受信レベルの差を第3閾値と比較することにより、各アンテナによる受信レベルがペイロード信号を受信するにあたって正常であるか異常であるかを判断することができる。レベル差回数カウンタ46は、受信レベルの差が第3閾値を超えた回数をカウントする。報知部44は、レベル差回数カウンタ46のカウント回数が所定値以上となったとき、切替ダイバーシチが有効に機能できない状態にある旨、ユーザに報知する。
図17は上記第1実施形態のアンテナ切替受信システム10のさらに別な変形例において、テスト信号の送受信に使用される周波数帯域を示している。このうち(a)は、仮に狭周波数帯域で同一符号の信号列を繰り返し送信した場合、(b)は、周波数帯域が広帯域となる擬似ランダム信号列を送信した場合を示している。本変形例は、(b)に示すように、広周波数帯域で送信された擬似ランダム信号列を受信するように構成されている。
11 アンテナ部
12 アンテナ切替部
13 アンテナ切替タイミング検出部
14 アンテナ切替判断部
15 相関値算出部
41 閾値設定部
42 受信異常閾値設定部
43 受信異常回数カウンタ
44 報知部
45 レベル差閾値設定部
46 レベル差回数カウンタ
Claims (5)
- 複数のアンテナを切り替えて送信システムから送信される無線信号を受信するアンテナ切替受信システムにおいて、
前記送信システムから、アンテナ切替タイミング検出用信号、それぞれ異なるアンテナによって受信される複数のテスト信号及び選択されたアンテナで受信されるペイロード信号が、この順に送信され、
前記アンテナ切替タイミング検出用信号は、前記ペイロード信号の伝送速度よりも低い伝送速度で送信され、
前記送信システムからペイロード信号を受信する前に、いずれかのアンテナで前記送信システムからアンテナ切替タイミング検出用信号を受信し、前記アンテナ切替タイミング検出用信号とあらかじめ記憶されているレファレンス信号とを比較して一致度が所定の閾値以上の場合に、前記アンテナ切替タイミング検出用信号を検出したと判断し、前記アンテナ切替タイミング検出用信号を検出したと判断した場合に、それぞれのアンテナで前記送信システムからテスト信号を受信して、その受信レベルに基づいて前記ペイロード信号を受信するアンテナを選択することを特徴とするアンテナ切替受信システム。 - 複数のアンテナを切り替えて送信システムから送信される無線信号を受信するアンテナ切替受信システムにおいて、
前記送信システムから、アンテナ切替タイミング検出用信号、前記アンテナ切替タイミング検出用信号を受信するアンテナとは異なるアンテナによって受信される少なくとも1つのテスト信号及び選択されたアンテナで受信されるペイロード信号が、この順に送信され、
前記アンテナ切替タイミング検出用信号は、前記ペイロード信号の伝送速度よりも低い伝送速度で送信され、
前記送信システムからペイロード信号を受信する前に、いずれかのアンテナで前記送信システムからアンテナ切替タイミング検出用信号を受信し、前記アンテナ切替タイミング検出用信号とあらかじめ記憶されているレファレンス信号とを比較して一致度が所定の閾値以上の場合に、前記アンテナ切替タイミング検出用信号を検出したと判断し、前記アンテナ切替タイミング検出用信号を検出したと判断した場合に、前記アンテナ切替タイミング検出用信号を受信したアンテナ以外のアンテナで前記送信システムからテスト信号を受信して、前記アンテナ切替タイミング検出用信号の受信レベルおよび前記テスト信号の受信レベルに基づいて前記ペイロード信号を受信するアンテナを選択することを特徴とするアンテナ切替受信システム。 - 最初に受信したテスト信号の受信レベルが所定の第1閾値以上である場合は、アンテナ切り替えを行うことなくペイロード信号を受信することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ切替受信システム。
- 受信レベルが所定の第2閾値未満である回数をアンテナ毎にカウントする受信異常カウンタと、前記受信異常カウンタのカウント値に応じて通信の不具合を報知する報知部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のアンテナ切替受信システム。
- 各アンテナによって検出された受信レベルの差が所定の第3閾値以上である回数をカウントするレベル差異常カウンタと、前記レベル差異常カウンタのカウント値に応じて通信の不具合を報知する報知部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のアンテナ切替受信システム。
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