JP6460050B2 - 遊技機用入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機の遊技に用いられる遊技機用入力装置に関する。
従来、この種の遊技機用入力装置としては、ボタンベースと、ボタンベースに対して進退自在に支持されたボタン本体と、ボタン本体を進出方向へ付勢するコイルバネと、電動モータからの動力によりボタンベースをボタン本体の通常の押下操作を可能にするベース進出位置と通常の押下操作を不可能にするベース退入位置とに進退させる駆動機構とを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−017730号公報
上述した遊技機用入力装置では、ボタン本体(操作部)への押下操作に対する負荷は、コイルバネの付勢力によって付与される。このようなボタン操作に対する操作感は、ありふれたものであり、操作感によって遊技者の興味を引いて遊技興趣の向上を図るのは困難である。
本発明の遊技機用入力装置は、遊技者に斬新な操作感を付与することを主目的とする。
本発明の遊技機用入力装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
すなわち、本発明の遊技機用入力装置は、
遊技機の遊技に用いられる遊技機用入力装置であって、
遊技者により押圧操作される操作面と、操作面の外周縁から押圧方向に延びる筒状の側壁面とを有する操作部と、
前記操作部の側壁面に摺接して該操作部を進退可能に支持する筒状の基体部と、
前記基体部に固定され、前記操作部の操作面および側壁面と共に所定の内部空間を形成する底面を有する底面部と、
前記底面部に形成され、前記内部空間内の空気が出入り可能な空気孔と、
前記空気孔を開閉可能な開閉弁と、
を備え、
前記開閉弁の開閉態様として、前記操作部が第1位置まで押し込まれたときに前記開閉弁により前記空気孔を開放状態から完全な閉鎖状態に変化させる第1態様と、前記操作部が前記第1位置よりも深い第2位置まで押し込まれたときに前記開閉弁により前記空気孔を開放状態から完全な閉鎖状態に変化させる第2態様と、を有することで、遊技者が前記操作部を押し込むことが可能な最大押し込み量を可変とする、
ことを要旨とする。
明細書において参考的に開示する参考発明の遊技機用入力装置は、
遊技機の遊技に用いられる遊技機用入力装置であって、
遊技者により押圧操作される操作面と、操作面の外周縁から押圧方向に延びる筒状の側壁面とを有する操作部と、
前記操作部の側壁面に摺接して該操作部を進退可能に支持する筒状の基体部と、
前記基体部に固定され、前記操作部の操作面および側壁面と共に所定の内部空間を形成する底面を有する底面部と、
を備え、
前記操作部の押圧操作に対して前記内部空間の圧力上昇による反発力を該操作部に付与する
ことを要旨とする。
この参考発明の遊技機用入力装置では、操作面と筒状の側壁面とを有する操作部と、操作部の側壁面に摺接する筒状の基体部と、基体部に固定されて操作部の操作面および側壁面と共に所定の内部空間を形成する底面を有する底面部とを備えて構成され、操作部の押圧操作に対して内部空間の圧力上昇による反発力を操作部に付与する。このように、内部空間の圧力上昇による反発力(空気圧)を利用して操作部に負荷を付与するから、遊技者に斬新な操作感を感じさせることができる。
こうした参考発明の遊技機用入力装置において、前記底面部に形成され、前記内部空間内の空気が出入り可能な空気孔と、前記空気孔の開口面積を調整可能な調整弁と、を備えるものとすることもできる。こうすれば、空気孔の開口面積の開度を調整して操作部の押圧操作に対する内部空間の圧力上昇の程度を調整することができるため、操作部の負荷(操作感)を容易に変更することができる。
この態様の参考発明の遊技機用入力装置において、前記調整弁は、前記空気孔の開口面積を連続的に変化可能に構成されているものとすることもできる。こうすれば、操作部の負荷(操作感)をよりきめ細かく変更することができる。
更にこの態様の参考発明の遊技機用入力装置において、前記調整弁は、偏心軸を有する板状の弁体と、前記偏心軸を回転駆動するモータと、を備え、前記空気孔は、前記偏心軸を中心とした前記弁体の回転により長軸側が描く軌跡の範囲内で且つ短軸側が描く軌跡の範囲外の領域に形成されているものとすることもできる。
また、参考発明の遊技機用入力装置において、前記基体部は、前記操作部の側壁外面に摺接して該操作部を進退可能に支持し、前記底面部は、外周縁が前記操作部の側壁内面に囲まれるように配置され、更に、前記操作部の側壁内面と前記底面部の外周縁との間の隙間を塞ぐシール部材を備えるものとすることもできる。こうすれば、底面部の外周縁と操作部の側壁内面との間の隙間から内部空間内の空気が漏れ出るのを抑制することができるから、操作部に比較的大きな負荷を付与することが可能となる。
本発明の一実施例としての入力装置20を含む遊技機1の構成の概略を示す構成図である。 入力装置20を分解して示す分解斜視図である。 押圧操作前の入力装置20の側面図とそのA−A断面図である。 押圧操作後の入力装置20の側面図とそのB−B断面図である。 調整弁30を含む底面部材23の外観を示す外観図である。 閉鎖時の弁体31の正面図とそのC−C断面図である。 開放時の弁体31の正面図とそのD−D断面図である。 弁体31の動作の様子を示す説明図である。 開閉弁130の構成の概略を示す構成図である。
次に、図面を参照しながら、本発明の発明を実施するための形態について説明する。
図1は本発明の一実施例としての入力装置20を含む遊技機1の構成の概略を示す構成図であり、図2は入力装置20を分解して示す分解斜視図であり、図3は押圧操作前の入力装置20の側面図とそのA−A断面図であり、図4は押圧操作後の入力装置20の側面図とそのB−B断面図であり、図5は調整弁30を含む底面部材23の外観を示す外観図であり、図6は閉鎖時の弁体31の正面図とそのC−C断面図であり、図7は開放時の弁体31の正面図とそのD−D断面図であり、図8は弁体31の動作の様子を示す説明図である。
遊技機1は、図1に示すように、略長方形状の本体2と、本体2の前面中央に設けられ遊技球が流下可能な遊技領域を有する遊技盤3と、遊技盤3の上方に設けられ種々の効果音や報知音を出力するスピーカ4と、遊技盤3の下方に設けられ遊技球を貯留する上受け皿5および下受け皿6と、上受け皿5に貯留されている遊技球を遊技盤3へ発射するための発射ハンドル7と、上受け皿5の中央に設けられ遊技者による入力操作が可能な実施例の入力装置20と、を備える。
遊技盤3は、遊技領域の右下部に配置された図柄表示装置11と、遊技領域の中央に配置され各種演出画像を表示する液晶表示装置12と、液晶表示装置12の下方に配置され遊技球が入球可能な第1始動口(固定始動口)13と、第1始動口13の下方に開閉可能に配置され遊技球が入球可能な第2始動口(可変始動口)14と、液晶表示装置12の右下に開閉可能に配置され遊技球が入球可能な大入賞口15と、遊技領域の下方まで流下した遊技球を回収するためのアウト口16とが設けられている。
遊技機1では、第1始動口13や第2始動口14へ遊技球が入球されたことに基づいて図柄表示装置11にて特別図柄の変動表示を行ない、変動表示時間が終了すると、変動表示中の特別図柄を停止表示する。このとき、特別図柄が所定の大当り図柄で停止表示されると、大入賞口15を開放する大当り遊技を実行する。また、遊技機1では、特別図柄の変動表示中に、液晶表示装置12にて演出図柄を変動表示させる図柄変動演出が行われる。図柄変動演出では、演出図柄の変動表示を伴ってリーチ演出や予告演出、ボタン演出などが行なわれ、これらの演出によって特別図柄が大当り図柄で停止表示される可能性を遊技者に示唆する。
実施例の入力装置20は、押しボタン式の入力装置として構成されており、図2〜4に示すように、円板状の底面21aと底面21aの外周縁から直交方向(図中上方)に延在する円筒状の側壁21bとを有する有底円筒状の基体21(図3,4参照)と、遊技者により操作される円板状の操作面22aと操作面22aの外周縁から直交方向(図中下方)に延在し基体21の内部に挿通されて外面が基体21の側壁21bの内面と摺動可能な円筒状の側壁22bとを有する有底円筒状の操作部材22(図3,4参照)と、操作部材22の内部に挿通される円板状の底面部材23と、底面部材23の外周縁に設けられ操作部材22の側壁22bの内面と底面部材23の外周縁との間の隙間を塞ぐ環状のシール部材24と、シール部材24を底面部材23に固定するための固定部材25と、底面部材23に形成された空気孔34(図2参照)の開口面積を調整する調整弁30と、を備える。
操作部材22は、図3,4に示すように、側壁22bの外面が基体21の側壁21bの内面と摺動すると共に側壁22bの内面が底面部材23(シール部材24)の外周縁と摺動しながら上下方向に移動可能に構成される。操作部材22は、通常は、図3(b)に示すように、側壁22bの下端面と基体21の底面21aとの間に周方向に所定間隔を隔てて複数設けられたスプリング28の付勢力により付勢されて図中上方に位置している。そして、遊技者により操作面22aがスプリング28の付勢力に抗して下方へ押圧されると、操作部材22は、図4(b)に示すように、スプリング28の収縮を伴って図中下方へ移動する。このとき、側壁22bの下端面が、その真下に設けられた操作検知スイッチ31に接触することにより、操作部材22の押圧操作が検知される。
底面部材23は、図3〜7に示すように、円板状の底面23aと底面23aの外周縁から直交方向(図中上方)に延在する高さの低い円筒状の側壁23bとを有する皿状の部材として構成され、支持部材27を介して基体21の底面21aに支持(固定)されている。底面部材23の底面23aは、操作部材22の操作面22aおよび側壁22bと共に内部空間を形成する。また、底面部材23の底面23aには、内部空間に対して空気の出入り口となる空気孔34(図2参照)が形成されている。
シール部材24は、底面部材23の側壁23bに取り付けられるゴムなどの弾性を有する環状の部材であり、図3〜7に示すように、テーパ状に拡径された外周縁が操作部材22の側壁22bの内面と摺接して側壁22bの内面と底面部材23の外周縁との間の隙間を塞ぐ。
固定部材25は、シール部材24の内径と略同じ外径を有する環状の部材であり、図3,4に示すように、シール部材24の内周面に嵌め込まれることにより、シール部材24を底面部材23の側壁23bとの間に挟んで底面部材23に固定する。
調整弁30は、図2〜図8に示すように、円中心から偏心した偏心軸31aを有する円板状の弁体31と、偏心軸31aを回転駆動するモータ32(図3,4参照)と、弁体31の初期位置(例えば全閉位置)を検知するための初期位置検知センサ35(図5,6参照)と、を備える。円板状の弁体31は、底面部材23の底面23a上に配置され、板面の外周部には底面23aに密着するように環状のシール部材33が設けられている。弁体31の偏心軸31aは、板面から垂直に延びて、底面部材23に形成された貫通孔23c(図2参照)を貫通するように形成される。底面部材23の空気孔34は、弁体31が偏心軸31aを中心に回転したときに偏心軸31aに対して弁体31の長軸側が描く軌跡の範囲内となると共に弁体31の短軸側が描く軌跡の範囲外となる領域に形成されている。本実施例では、空気孔34は、半径が異なる2つの円弧で囲まれた三日月状に形成されている。モータ32は、基体21の底面21aに支持(固定)され、回転軸32aが偏心軸31aと接続されている。調整弁30は、モータ32により偏心軸31aを回転駆動して弁体31を回動させることにより、図8に示すように、弁体31の回動角度の変化に対して空気孔34の開口面積を連続的に変化させることができるようなっている。初期位置検知センサ35は、例えば、投光器と受光器とが対向配置された溝形(コの字形)の光電センサとして構成されており、偏心軸31aには、図5,6に示すように、弁体31が初期位置(全閉位置)にあるときには溝内に挿入されて初期位置検知センサ35により検知され、それ以外の位置にあるときには溝内に挿入されずに初期位置検知センサ35により検知されない検知片31bが設けられている。
次に、こうして構成された入力装置20の動作について説明する。入力装置20は、操作部材22の操作面22aおよび側壁22bと底面部材23の底面23aとにより内部空間が形成される。このため、遊技者が操作部材22(操作面22a)を下方に押圧すると、内部空間の体積の減少に伴って内部空間の圧力が上昇し、その圧力上昇分が反発力として操作部材22(操作面22a)に作用する。これにより、操作部材22の押圧操作に対して操作部材22に空気圧による負荷を付与することができ、操作部材22にコイルスプリング28による負荷のみを付与するものとは異なる操作感覚を遊技者に与えることができる。ここで、内部空間の圧力は、空気孔34の開口面積が小さいほど操作部材22の押圧に対して大きく上昇するから、調整弁30によって空気孔34の開口面積を調整することにより、操作部材22に付与する負荷(空気圧)を容易に変更することができる。即ち、空気孔34の開口面積を調整することにより、操作部材22の操作感覚を容易に変更することができる。
ここで、入力装置20は、上述したボタン演出に用いることができる。ボタン演出は、例えば、遊技者に操作部材22の操作を促す操作促進演出を実行し、遊技者が操作有効期間内に操作部材22を押圧して操作検知センサ29に検知されると、操作部材22の操作に対応して大当りの可能性を報知する操作対応演出を実行することにより行なわれる。ボタン演出において、大当りの可能性に応じて異なる負荷を操作部材22に付与するものとしてもよい。例えば、大当りの可能性が高いほど、空気孔34の開口面積を大きくして、操作部材22に付与する負荷を小さくするものとしてもよい。これにより、遊技者は、操作部材22を押圧したときの負荷が小さいほど、大当りの可能性が高いことを認識することができる。また、大当りの可能性が高いほど、空気孔34の開口面積を小さくして、操作部材22に付与する負荷を大きくするものとしてもよい。これにより、遊技者は、操作部材22を押圧したときの負荷が大きいほど、大当りの可能性が高いことを認識することができる。
また、遊技者により操作部材22が押下されている途中でその負荷を変化させることもできる。例えば、操作部材22の押し込み量が深くなるほど、空気孔34の開口面積を小さくするものとしてもよい。これにより、操作部材22を押し込むにつれて負荷が大きくなる操作感覚を遊技者に与えることができる。また、操作部材22の押し込み量が深くなるほど、空気孔34の開口面積を大きくするものとしてもよい。これにより、操作部材22を押し込むにつれて負荷が小さくなる操作感覚を遊技者に与えることができる。なお、これらの場合、操作検知センサ29に代えて、例えば、基体21の底面21aに設置して操作部材22の側壁22bの下端面との距離を計測することにより操作部材22の押し込み量を検知可能なセンサを設け、操作部材22の押し込み量に応じて空気孔34の開口面積を変更するものとすればよい。また、周期的あるいはランダムに弁体31を回転させることにより空気孔34の開口面積を変化させるものとしてもよい。
さらに、空気孔34が完全に閉鎖されるよう調整弁30(モータ32)を制御することにより、入力装置20の内部空間を密閉空間とすることもできる。この場合、内部空間の空気の逃げ場がなくなり、操作部材22が固定されるため、遊技者は、操作部材22を押し込むことができなくなる(操作不能となる)。こうした制御は、例えば、操作部材22の操作が有効でないとき(操作有効期間外のとき)に実行することができる。
また、調整弁30が空気孔34を完全に閉鎖する閉鎖タイミングを可変とすることにより、遊技者が操作部材22を押し込むことが可能な最大押し込み量を複数段階に設定するものとしてもよい。
即ち、本発明の遊技機用入力装置は、
遊技機の遊技に用いられる遊技機用入力装置であって、
遊技者により押圧操作される操作面と、操作面の外周縁から押圧方向に延びる筒状の側壁面とを有する操作部と、
前記操作部の側壁面に摺接して該操作部を進退可能に支持する筒状の基体部と、
前記基体部に固定され、前記操作部の操作面および側壁面と共に所定の内部空間を形成する底面を有する底面部と、
前記底面部に形成され、前記内部空間内の空気が出入り可能な空気孔と、
前記空気孔を開閉可能な開閉弁と、
を備え、
前記開閉弁が空気孔を閉鎖する閉鎖タイミングを可変とすることにより、遊技者が操作部を押し込むことが可能な最大押し込み量を可変とする
ものとすることができる。
具体的には、操作部材22の押し込み量を検知して押し込み量が所定押し込み量となったときに空気孔34が完全に閉鎖されるよう調整弁30を制御すると共に当該所定押し込み量を切り替え可能に構成するものとしてもよい。例えば、最大押し込み量を、遊技者が操作部材22を第1位置まで押し込むことができる第1態様と、第1位置よりも深い第2位置まで押し込むことができる第2態様と、最後まで押し込むことができる第3態様の3段階に設定するものとしてもよい。このように、最大押し込み量を複数段階に設定する場合、当りの信頼度に応じて最大押し込み量を切り替えるものとしてもよく、例えば、通常の遊技状態では、最大押し込み量を第1態様とし、特定の遊技状態(例えば、特定リーチが発生した状態)では、最大押し込み量を第2態様または第3態様とすることができる。
以上説明した本実施例の入力装置20は、筒状の側壁21bを有する基体21と、操作面22aと外周面が基体21の側壁21bの内周面と摺動可能な筒状の側壁22bとを有する操作部材22と、基体21に固定されて操作部材22の操作面22aおよび側壁22bと共に内部空間を形成する底面23aを有する底面部材23とを備えて構成される。これにより、遊技者が操作部材22を押圧することにより、内部空間の圧力上昇による反発力を操作部材22に付与することができる。この結果、遊技者に対して空気圧による斬新な操作感覚を与えることができる。
また、本実施例の入力装置20は、底面部材23に空気孔34を形成すると共に空気孔34の開口面積を調整可能な調整弁30を備える。これにより、調整弁30により空気孔34の開口面積を調整することにより、操作部材22の操作感覚を容易に変更することができる。
さらに、本発明の入力装置20は、操作部材22の側壁22bと底面部材23の外周縁との間の隙間を塞ぐシール部材24を備える。これにより、内部空間から空気が漏れ出るのを抑制することができるため、空気孔34の開口面積を小さくし或いは空気孔34を閉鎖することにより、操作部材22の押圧に対して操作部材22に比較的大きな負荷を与えることが可能となる。
実施例では、操作部材22の側壁22bの内面と底面部材23の外周縁との間の隙間を塞ぐシール部材24を設けるものとしたが、シール部材24を設けないものとしてもよい。
実施例では、弁体31と弁体31の偏心軸31aを回転駆動するモータ32とを含む調整弁30により、弁体31の回動角度の変化に対して空気孔34の開口面積を連続的に変化するように構成するものとしたが、これに限定されるものではなく、図9に示すように、図示しないソレノイドの推力とスプリングの付勢力とにより第1の位置と空気孔134が形成された領域を含む第2の位置との間で移動(スライド)可能な弁体131を備えるものとしてもよい。この場合、弁体131が第2の位置に移動することで空気孔134を閉鎖することができ(図9(a)参照)、弁体131が第1の位置に移動することで空気孔134を開放することができる(図9(b)参照)。また、開口面積が異なる複数の空気孔と、各空気孔の閉鎖と開放とが可能な複数の開閉弁とを設けるものとしてもよい。こうすれば、空気孔を複数の開口面積で開放させることができ、実施例と同様に、操作部材22に付与する操作感覚を多様に変化させることが可能となる。また、こうしたスライド式の弁体131を用いる場合、モータとラック・ピニオン機構などの周知の回転直動変換機構とにより、モータの回転運動を直線運動に変換して弁体131をスライドすることにより空気孔134の開口面積を連続的に変化可能に構成してもよい。
実施例では、弁体31の初期位置を検出するための初期位置検知センサ35を設けるものとしたが、こうしたセンサを設けないものとしてもよい。この場合、弁体31に戻りバネ(コイルバネ)を取り付て当該弁体31を初期位置に向けて付勢する構成を採用するものとしてもよい。
実施例では、入力装置20を遊技機1(パチンコ機)の上受け皿5内に配置するものとしたが、これに限られず、下受け皿6に配置したり、遊技盤3の周囲に配置するなど、如何なる位置に配置するものとしてもよい。
また、実施例では、本発明をパチンコ機1に適用するものとしたが、これに限定されるものではなく、パチンコ機以外の遊技機、例えばスロットマシンやスロットマシンとパチンコ機との融合機、その他の遊技機に本発明を適用してもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、操作部材22が「操作部」に相当し、基体21が「基体部」に相当し、底面部材23が「底面部」に相当する。また、空気孔34が「空気孔」に相当し、調整弁30が「調整弁」に相当する。また、空気孔134が「空気孔」に相当し、開閉弁130が「開閉弁」に相当する。また、シール部材24が「シール部材」に相当する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、遊技機用入力装置の製造産業に利用可能である。
1 遊技機、2 本体、3 遊技盤、4 スピーカ、5 上受け皿、6 下受け皿、7 発射ハンドル、11 図柄表示装置、12 液晶表示装置、13 第1始動口、14 第2始動口、15 大入賞口、16 アウト口、20 入力装置、21 基体、21a 底面、21b 側壁、22 操作部材、22a 操作面、22b 側壁、23 底面部材、23a 底面、23b 側壁、23c 貫通孔、24 シール部材、25 固定部材、27 支持部材、28 コイルスプリング、29 操作検知センサ、30 調整弁、31 弁体、31a 偏心軸、31b 検知片、32 モータ、32a 回転軸、33 シール部材、34 空気孔、35 初期位置検知センサ、130 開閉弁、131 弁体、134 空気孔。

Claims (1)

  1. 遊技機の遊技に用いられる遊技機用入力装置であって、
    遊技者により押圧操作される操作面と、操作面の外周縁から押圧方向に延びる筒状の側壁面とを有する操作部と、
    前記操作部の側壁面に摺接して該操作部を進退可能に支持する筒状の基体部と、
    前記基体部に固定され、前記操作部の操作面および側壁面と共に所定の内部空間を形成する底面を有する底面部と、
    前記底面部に形成され、前記内部空間内の空気が出入り可能な空気孔と、
    前記空気孔を開閉可能な開閉弁と、
    を備え、
    前記開閉弁の開閉態様として、前記操作部が第1位置まで押し込まれたときに前記開閉弁により前記空気孔を開放状態から完全な閉鎖状態に変化させる第1態様と、前記操作部が前記第1位置よりも深い第2位置まで押し込まれたときに前記開閉弁により前記空気孔を開放状態から完全な閉鎖状態に変化させる第2態様と、を有することで、遊技者が前記操作部を押し込むことが可能な最大押し込み量を可変とする、
    ことを特徴とする遊技機用入力装置。
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