JP6455360B2 - 停止線通過認識装置 - Google Patents
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Description
[第1実施形態]
[本実施形態の構成]
本発明が適用された運行管理システム1においては、車両100(自車両)が停止線を越えて走行したときに、状況に応じて車両100の運転者等に注意を促す機能を有する。また、車両100に配置された運行管理車載機10は、交通信号機(以下、「信号」という。)の灯色が青から青以外に変化したときの停止線までの距離を認識し、この距離を路側に配置された運行管理部90にアップロードする機能も備える。
無線通信部22は、いわゆる携帯電話機としてのハードウェアを構成する。すなわち、無線通信部22は、制御部11からの指令に応じて基地局80を介して運行管理部90との無線通信(主にデータ通信)を実行する。
Gセンサ24は、例えば、周知の3次元加速度センサとして構成される。Gセンサ24は車両100に加えられる加速度を検知し、この加速度の情報を制御部11に送る。
カメラ31は、例えば車両100の前方に配置されており、信号の灯色と白線(停止線)とを認識可能なカラーカメラとして構成されている。カメラ31は、所定のフレームレート(例えば27.5fps等)で撮像を行い、得られた撮像画像を制御部11に送る。
制御部11は、CPU12とROM、RAM等のメモリ13とを備えたコンピュータとして構成されている。制御部11は、メモリ13に格納されたプログラムに従って各種処理を実施する。制御部11は、例えば、図3以下に示す注意喚起処理等を実施する。
このように構成された運行管理システム1において、制御部11は、図3に示す注意喚起処理を実施する。注意喚起処理は、車両100が黄色信号を認識してから停止線を越えて走行し、かつある条件を満たす場合に、車両100の運転者に対して注意喚起を行う処理である。
この処理では、まず、カメラ31による撮像画像を取得し、撮像画像に写る信号についてその灯色を認識するとともに、該信号に対応する停止線を認識する(S100)。この処理では、図4(a)および図4(b)に示すように、画像処理により、最も大きく写る信号51についての灯色を認識し、路面において最も手前側にある停止線52をこの信号についての停止線と認識する。なお、信号灯色および停止線を認識する際には周知の画像処理技術を採用することができる。
また、平均値Naveが距離N以下であれば(S190:YES)、スピーカ32を用いて次回から黄色信号で停車するよう促す音声(例えば、「黄色信号では停車しましょう」等)についての音声信号を生成し、この音声信号をスピーカ32に送る(S200)。なお、この際、メモリ13にて記録されていた今回の距離Nについてのデータは破棄される。また、スピーカ32はこの音声信号に応じた音声を出力する。このような処理が終了すると、S100の処理に戻る。
本発明の運行管理システム1において、運行管理車載機10の制御部11は、自車両(車両100)の進行方向側に位置する信号の灯色を取得する。また、信号の灯色が青から青以外に変化したときにおいて信号が対応する停止線までの距離を表す停止線距離(距離N)を取得する。そして、停止線距離が停止線距離についての閾値である停止線閾値(平均値Nave)以上であった場合において自車両が停止線を越えて走行したときに、自車両が停止線を越えた旨を出力する。
また、上記の運行管理システム1において、制御部11は、過去において信号の灯色が青から青以外に変化し、かつ自車両が停止線を越えて走行した場合の停止線距離に基づいて停止線閾値を設定する。
このような運行管理システム1によれば、最終的に停止線閾値を目標値とする下限閾値と一致させることができる。なお下限閾値は、地域性および車両の種別の特性の少なくとも一方を用いて設定される。
このような運行管理システム1によれば、運転者に停止線を越えてはならない状況であったことを通知により認識させることができる。
このような運行管理システム1によれば、自車両が停止線閾値以上の停止線距離である際に停止線を越えた場合の停止線距離を記録することができる。
また、上記の運行管理システム1において、制御部11は、無線通信部22とともに、記録部に記録されたデータをサーバ(運行管理部90)にアップロードする。
[その他の実施形態]
本発明は、上記の実施形態によって何ら限定して解釈されない。また、上記の実施形態の説明で用いる符号を特許請求の範囲にも適宜使用しているが、各請求項に係る発明の理解を容易にする目的で使用しており、各請求項に係る発明の技術的範囲を限定する意図ではない。上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
[実施形態の構成と本発明の手段との対応関係]
上記実施形態において運行管理車載機10は本発明でいう停止線通過認識装置に相当し、上記実施形態における制御部11、無線通信部22の一部の機能は本発明でいうアップロード手段に相当する。また、上記実施形態においてメモリ13は本発明でいう記録部に相当する。
Claims (7)
- 自車両が停止線を越えて走行したことを認識する停止線通過認識装置(10)であって、
自車両の進行方向側に位置する信号の灯色を取得する灯色取得手段(S100)と、
前記信号の灯色が青から青以外に変化したときにおいて前記信号が対応する停止線までの距離を表す停止線距離を取得する停止線距離取得手段(S100)と、
前記停止線距離が前記停止線距離についての閾値である停止線閾値以上であった場合において自車両が停止線を越えて走行したときに、自車両が停止線を越えた旨を出力する出力手段(S200)と、
自車両の運転者の運転特性に基づいて前記停止線閾値を設定する停止線閾値設定手段(S170、S210)と、
を備え、
前記出力手段は、前記停止線閾値設定手段にて設定された停止線閾値を用いて前記停止線距離が前記停止線閾値以上であるか否かを判定し、
前記停止線閾値設定手段は、過去において信号の灯色が青から青以外に変化し、かつ自車両が停止線を越えて走行した場合の停止線距離に基づいて前記停止線閾値を設定すること
を特徴とする停止線通過認識装置。 - 自車両が停止線を越えて走行したことを認識する停止線通過認識装置(10)であって、
自車両の進行方向側に位置する信号の灯色を取得する灯色取得手段(S100)と、
前記信号の灯色が青から青以外に変化したときにおいて前記信号が対応する停止線までの距離を表す停止線距離を取得する停止線距離取得手段(S100)と、
前記停止線距離が前記停止線距離についての閾値である停止線閾値以上であった場合において自車両が停止線を越えて走行したときに、自車両が停止線を越えた旨を出力する出力手段(S200)と、
自車両の運転者の運転特性に基づいて前記停止線閾値を設定する停止線閾値設定手段(S170、S210)と、
を備え、
前記出力手段は、前記停止線閾値設定手段にて設定された停止線閾値を用いて前記停止線距離が前記停止線閾値以上であるか否かを判定し、
前記停止線閾値設定手段は、信号の灯色が青から青以外に変化し、かつ自車両が停止線を越えて走行した場合であり、かつ前記停止線距離が前記停止線閾値未満である際に、前記停止線距離を用いて前記停止線閾値をより小さな値に更新すること
を特徴とする停止線通過認識装置。 - 請求項2に記載の停止線通過認識装置において、
前記停止線閾値設定手段は、前記停止線閾値以下の値に設定された下限閾値と一致するまで、前記停止線閾値の更新を繰り返すこと
を特徴とする停止線通過認識装置。 - 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の停止線通過認識装置において、
前記自車両が停止線を越えた旨を出力があった際に、自車両の運転者に通知を行う通知手段(S200)、
を備えたことを特徴とする停止線通過認識装置。 - 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の停止線通過認識装置において、
前記自車両が停止線を越えた旨を出力があった際に、少なくとも前記停止線距離を記録部(13)に記録させる記録手段(S170,S210)、
を備えたことを特徴とする停止線通過認識装置。 - 請求項5に記載の停止線通過認識装置において、
前記記録手段は、信号の灯色が青から青以外に変化し、かつ自車両が停止線に停止した場合においても、少なくとも前記停止線距離を前記記録部に記録させること
を特徴とする停止線通過認識装置。 - 請求項5または請求項6に記載の停止線通過認識装置において、
前記記録部に記録されたデータをサーバにアップロードするアップロード手段(11、22)、
を備えたことを特徴とする停止線通過認識装置。
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