JP6454853B2 - 配管用継手及び配管用継手を用いた配管の施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は上流側の配管と下流側の配管とを連結する配管用継手に関するものである。
従来、上流側の配管と下流側の配管とを連結する配管用継手が知られている。
従来の配管用継手は筒状であって、上流側の配管及び/又は下流側の配管が内部に挿入されるか、配管用継手を上流側の配管及び/又は下流側の配管の内部に挿入することで接続し、上流側の配管と下流側の配管とを連結するものが知られている。
配管用継手により連結される配管は、使用される場所・用途によって各種様々な外径をしている。又、各種配管にはそれぞれ肉厚・肉薄管が存在し、同一の外径であっても内径が異なる。例えば、呼び径が40の配管は外径が48mmであるが、その内径は、肉厚管ではおよそ40mm、肉薄管ではおよそ44mm程度となる。又、呼び径が50の配管は外径が60mmであるが、その内径は、肉厚管ではおよそ51mm、肉薄管ではおよそ56mmとなる。
以上のように、配管の種類は多岐に渡ることから、それぞれの配管に対応する配管用継手を全て用意することは煩雑であり、複数の配管に対応する配管用継手が望まれていた。特に、配管の内周面と密接する形状の配管用継手については、同じ外径の配管でも肉薄管と肉厚管とで内径が異なることから、より複数の配管に対応する配管用継手が望まれていた。
特許文献1には洗面ボウルやシンクから連続する配管(上流側の配管)と、床面より立ち上がり、横引き管と連続する配管(下流側の配管)とを連結する配管用継手が記載されている。当該配管用継手は一端より上流側の配管を内部に挿入するとともに、他端を下流側の配管の内部に挿入することによって上流側の配管と下流側の配管を連結する構造となっている。
上記特許文献1に記載の配管用継手はアダプターを装着することによって、下流側の配管が大径である場合に対応することが可能としているが、下流側の配管が大径である場合のために、別部材としてアダプターを用意する必要がある。
実開昭61−40472号公報
本発明においては、上記問題に鑑み、部材点数を減少させた配管用継手を提供することを課題とする。又、配管用継手について、その密閉性を向上させることを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の本発明は、上流側の配管と下流側の配管とを連結する筒状の配管用継手であって、
円筒状の胴部と、
胴部から突設されて、上流側及び/又は下流側の配管の全周と密接するヒダ部を有し、
前記ヒダ部は周方向に沿って切断可能な部分が設けられており、
当該切断可能な部分に沿ってヒダ部を切断することでヒダ部の径を調整して複数種の配管に対応可能となることを特徴とする配管用継手である。
尚、上記請求項の文言のうち、「筒状」とは円筒形状に限られるものではない。又、「全周と密接する」とは内周・外周を問うものではない。
請求項2に記載の本発明は、前記切断可能な部分が、ヒダ部の周方向に沿って設けられた肉薄部によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配管用継手である。
請求項3に記載の本発明は、前記肉薄部において切断後のヒダ部が上流側及び/又は下流側の配管と当接する位置に凸部が設けられており、切断後のヒダ部は当該凸部によって上流側及び/又は下流側の配管の全周と密接することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配管用継手である。
請求項4に記載の本発明は、前記ヒダ部が、外側に向けて突設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の配管用継手である。
請求項5に記載の本発明は、前記ヒダ部が、内側に向けて突設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の配管用継手である。
請求項6に記載の本発明は、前記ヒダ部の端部より肉薄部にかけて凹溝が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の配管用継手である。
請求項7に記載の本発明は、内部に上流側の配管を挿入可能であるとともに、下流側の配管の内部に挿入可能に形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の配管用継手である。
請求項8に記載の本発明は、前記上流側の配管が、シンク又は洗面ボウルから連続する配管であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の配管用継手である。
請求項9に記載の本発明は、前記配管用継手が上流側及び/又は下流側の配管と接続した際、配管用継手の位置を調整する位置調整機構を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の配管用継手である。
請求項10に記載の本発明は、前記配管用継手において、上流側及び/又は下流側の配管の径に応じ、適宜ヒダ部を切断し、上流側及び/又は下流側の配管とヒダ部を密接させることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の配管用継手を用いた配管の施工方法である。
請求項1に記載の本発明によれば、接続する配管に合わせてヒダ部を適宜切断することにより、複数種の配管に対応することが可能となる。又、ヒダ部を切断するだけで良いため、部材点数を削減することが可能となる。
請求項2に記載の本発明によれば、肉薄部を設けることによって切断が容易に可能となる。又、肉薄部の厚みによっては、ハサミ等を使用せず、素手によって切断を行うことが可能となる。
請求項3に記載の本発明によれば、ヒダ部の切断後において、切断面によって配管と当接しないことから、切断面の粗さに密閉性が左右されない。又、凸部によって当接する力が集中ことから、密閉性が向上する。
請求項4及び請求項5及び請求項7及び請求項8に記載の本発明によれば、配管用継手の形態を明確にすることが可能となる。
請求項6に記載の本発明によれば、ヒダ部を容易に切断することが可能となる。
請求項9に記載の本発明によれば、配管用継手を正確な位置とした状態で配管と接続することが可能となるため、予期せぬヒダ部の撚れ等を防ぎ、密閉性を向上させる。
請求項10に記載の本発明によれば、本発明の配管用継手を用いた施工方法が明確となる。
本発明に係る配管用継手を示す正面図であり、半部を断面して示すとともに、要部を拡大している。 大径の配管に施工した状態を示す断面図である。 ヒダ部を切断した状態を示す正面図であり、半部を断面して示すとともに、要部を拡大している。 小径の配管に施工した状態を示す断面図である。 本発明の第二実施形態を示す正面図であり、半部を断面して示すとともに、要部を拡大している。 本発明の(a)第三実施形態を示す要部断面図(b)第四実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第五実施形態を示す斜視図である。 本発明の第六実施形態を示す正面図であり、半部を断面して示している。 本発明の第七実施形態を示す正面図であり、半部を断面して示している。 本発明の第八実施形態を示す正面図であり、半部を断面して示している。
以下、図面を参照しながら本発明の配管用継手1を説明する。尚、以下に記載する説明は実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって発明が制限して理解されるものではない。又、以下の実施形態においては図1に示す状態を基準として上下左右を説明する。
図1に示すように、本実施形態の配管用継手1は、ゴム等の弾性且つ軟質の素材より成る円筒形状であって、フランジ部2、胴部3、ヒダ部4より構成されている。
フランジ部2は胴部3の上端より外側に向けて突設されている。胴部3は配管用継手1の円筒部分であって、中程及び下端よりヒダ部4が突設されている。ヒダ部4は胴部3の外周及び内周より突設されており、以降において、胴部3の外周より突設されたヒダ部4を外ヒダ部5、胴部3の内周より突設されたヒダ部4を内ヒダ部6として記載する。即ち、本実施形態においては、ヒダ部4は胴部3の外側に突設されると共に、内側にも突設されている。
外ヒダ部5は胴部3の外周全周に亘って外側に向けて突設された断面視略三角形状の外ヒダ部5a、外ヒダ部5bより構成され、外ヒダ部5aと外ヒダ部5bの間に肉薄部8が形成されている。
外ヒダ部5aは胴部3より突設された外ヒダ部5の内周側にあたり、断面視略三角形状であって外側に向けて漸次細くなっている。又、外ヒダ部5aはその下面において凸部7を有するとともに、外端において肉薄部8と連続している。凸部7は外ヒダ部5aの外端であって、外ヒダ部5aと肉薄部8との境界位置に形成されており、外ヒダ部5の下面より下方に向けて突出している。
外ヒダ部5bは外ヒダ部5の外周側にあたり、肉薄部8を介して外ヒダ部5aと連続し、断面視略三角形状であって外側にむけて漸次細くなっている。
肉薄部8は外ヒダ部5の上面中程において設けられたスリット9によって急激に肉薄となっている部分であり、外ヒダ部5の他の部分よりも肉薄に形成されている。尚、肉薄部8は素手によって切断可能な程度の肉厚となっている。
尚、上記肉薄部8の肉厚は適宜変更可能であるが、切断可能でありつつ配管の抜き差しの際に破れない厚みであることが望ましく、0.1〜0.5mm、特に0.2〜0.4mm程度であることが望ましい。
ここで、外ヒダ部5aと外ヒダ部5bは肉薄部8を介して連続していることから、外ヒダ部5は、胴部3より外側に向けて漸次薄肉となる。そして、肉薄部8において最も薄肉となり、肉薄部8の端部より一度肉厚となった後、再び端部にむけて漸次細くなっている。
内ヒダ部6は胴部3の内周全周に亘って内側に向けて突設されており、断面視略三角形状であって、内側に向けて漸次肉薄となるように形成されている。
以下に、配管用継手1の施工について説明する。尚、本実施形態においては、配管用継手1は上流側の配管100と下流側の配管200を連結する。又、下流側の配管200については、その径が大径である場合と、小径である場合に分けて説明する。
上流側の配管100は、シンクや洗面ボウル等の図示しない設備機器から連続する配管であり、図示しないキャビネットの内部に配設されている。
下流側の配管200は、上方へ向けて立ち上がり、図示しない横引き管へと連続する配管であって、その下流側は床面の下方において所定の勾配を有しながら水平方向に配置されている。又、本実施形態において、下流側の配管200はその上端が床面、又はシンクや洗面ボウル下方のキャビネット収納部の床面(けこみ部の天面)と略面一となっている。
最初に、下流側の配管200が大径である場合の施工について説明する。
まず、配管用継手1の上方(フランジ部2側)より、上流側の配管100を挿入する。この時、内ヒダ部6の端部が下方に撓むことにより、上流側の配管100の外周の全周と隙間無く密接する。
次に、上流側の配管100が挿入された状態で、配管用継手1を下流側の配管200の内部に挿入することで施工が完了する。この時、図2に示すように、外ヒダ部5の端部が上方に撓むことにより、下流側の配管200の内周の全周と隙間無く密接する。又、スリット9が上方より設けられていることから、外ヒダ部5が上方へと撓み易く、下流側の配管200へ容易に挿入可能且つ密閉性が向上する。
続いて、下流側の配管200が小径である場合の施工について説明する。
まず、肉薄部8に沿って外ヒダ部5を切断する。この時、肉薄部8は外ヒダ部5aと外ヒダ部5bとの境界に設けられていることから、上記切断によって配管用継手1より外ヒダ部5bが切り離され(外ヒダ部5aのみが残り)、図3に示すように、外ヒダ部5の外径が小さくなる。又、この時、外ヒダ部5の外径は小径の下流側の配管200の内径に対応した径となっている。
次に、上記下流側の配管200が大径である場合と同様に、上流側の配管100を挿入し、上流側の配管100の外周の全周と内ヒダ部6を隙間無く密接させる。そして、配管用継手1を下流側の配管200の内部に挿入することで施工が完了する。この時、外ヒダ部5aはその端部に凸部7を有することから、図4に示すように、下流側の配管200の内周に対して、凸部7が全周に亘り当接する。従って、切断面によって下流側の配管200と当接しないことから、切断面が粗く、真円とならなくても密閉性が損なわれることはない。
即ち、本発明の配管用継手1においては、外ヒダ部5bの外径が下流側の配管200よりも大き過ぎる場合、配管の径に合わせて適宜肉薄部8に沿って外ヒダ部5を切断することで、外ヒダ部5の径を調整することが可能となる。又、肉薄部8において切断後のヒダ部4(外ヒダ部5a)が下流側の配管200と当接する位置に凸部7が設けられており、下流側の配管の全周と密接することにより、切断面の粗さによらず、良好な密閉性を確保することができる。
尚、肉薄部8の切断方法に関してはハサミ、カッター等の工具を用いても良いが、本実施形態においてはスリット9により肉薄部8が形成されていることから肉薄部8に切断に係る力が集中し易く、素手によって切断することが可能となっている。
尚、上記施工においては下流側の配管200を大径・小径の2種類のみ例示したが、本発明の配管用継手1はヒダ部4の撓みによって大径・小径それぞれの配管において、肉厚管及び肉薄管にも対応可能となっている。即ち、本発明の配管用継手1は最低4種以上の下流側の配管200に対応することが可能となる。
又、本発明の配管用継手1は下流側の配管200の内部に挿入し、外ヒダ部5が下流側の配管200の内周面に当接する構造であるから、上記第一実施形態のように、下流側の配管200の上端が床面と面一となる位置にまで立ち上がっている場合でも容易に接続することが可能となる。(下流側の配管200の外周面に当接する構造である場合、上流側の配管200の上端が床面と面一となっている場合に接続が困難である。)
又、本発明の配管用継手1は外ヒダ部5が下流側の配管200の内周面と密接する構造であることから、施工時においてどこまで挿入すれば良いかが分かり易い。
本発明の第一実施形態は以上であるが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、外ヒダ部5にのみ肉薄部8が設けられていたが、図5に示す第二実施形態のように、内ヒダ部6にも肉薄部8を設け、切断可能としても良い。当該第二実施形態においては、上流側の配管100の径が大径である場合であっても小径である場合であっても対応することが可能となっている。
第二実施形態に係る内ヒダ部6は第一実施形態に係る外ヒダ部5とほぼ同様の形状をしており、胴部3の内周全周に亘って内側に向けて突設された断面視略三角形状の内ヒダ部6a、内ヒダ部6bより構成され、内ヒダ部6aと内ヒダ部6bの間に肉薄部8が形成されている。しかし、第二実施形態に係る内ヒダ部6は、内ヒダ部6の下面中程において設けられたスリット9によって肉薄部8が形成されており、その上面において凸部7を有する点において第一実施形態の外ヒダ部5と相違する。即ち、上流側の配管100は配管用継手1の上方から挿入されることから、内ヒダ部6が下方へ向けて撓み易くなるよう、スリット9が内ヒダ部6の下面より設けられている。同様に、上流側の配管100は配管用継手1の上方から挿入されることから、内ヒダ部6の上面において凸部7が設けられ、切断後の内ヒダ部6と上流側の配管100の外周が密接するように構成されている。
又、上記実施形態においては、ヒダ部4の上面において設けられたスリット9によって肉薄部8が形成されていたが、図6に示す第三、第四実施形態ように、ヒダ部4の下面において設けられたスリット9によって形成されていても良く、又、ヒダ部4の両面において設けられたスリット9によって形成されていても良い。
又、図7に示す第五実施形態のように、ヒダ部4の外周より肉薄部8にかけて凹溝10を設けても良い。第五実施形態については、凹溝10を設けることにより、ヒダ部4が切断し易くなっている。
又、図8に示す第六実施形態のように、上流側の配管100及び下流側の配管200を内部に挿入することによって上流側の配管100と下流側の配管200を連結させる構造であっても良い。
又、図9に示す第七実施形態のように、位置調整機構として、フランジ部2の下面に複数の段部11を設けても良い。上記段部11は2段設けられており、配管用継手1を大径の下流側の配管200に接続した際には上方の段部11が下流側の配管200の内周面に当接する。又、配管用継手1を小径の下流側の配管200に接続した際には下方の段部11が下流側の配管200の内周面に当接する。従って、段部11が設けられていることにより、配管用継手1を下流側の配管200に接続した際に、配管用継手1を下流側の配管200の中心に据える(配管用継手1の位置を調整する)ことが可能となり、ヒダ部4の撚れ等を防ぐことが可能となる。
尚、位置調整機構に関しては段部11以外の構造であっても良い。又、上流側の配管100との位置を調整するための位置調整機構を備えても良い。
又、上記各実施形態において、配管用継手1が連結する上流側の配管100と下流側の配管200はそれぞれ異径となっていたが、図10に示す第八実施形態のように、上流側の配管と下流側の配管が同径である場合に接続可能な形状であっても良い。第八実施形態においては内ヒダ部6のみが突設された胴部3の内部に上流側の配管100及び下流側の配管200を挿入する形状となっている。尚、図示しないが、外ヒダ部5のみが突設された胴部3を有する形状であって、上流側の配管100及び下流側の配管200の内部に挿入する形状や、外ヒダ部5及び内ヒダ部6が突設されており、胴部の内外に配管を挿入する形状であっても良い。
本発明の実施形態は以上であるが、本発明の配管用継手1はシンクや洗面から連続する配管と立ち上がり管とを連結する配管用継手にのみ限定されるものではなく、その他の用途において使用されても良い。
又、第一実施形態において施工手順を示したが、当該手順に限られるものではなく、例えば下流側の配管200に配管用継手1を挿入した後、上流側の配管100を挿入するなどの手順を採用しても良い。
又、1つのヒダ部4に対して1つ以上の肉薄部8を設けても良い。この場合においては、切断箇所を適宜変更することによって様々な径の配管と接続することが可能となる。
又、凸部7をヒダ部4の端部に設けても良い。即ち、上記各実施形態においては、切断後のヒダ部4が上流側及び/又は下流側の配管と当接する位置に凸部7が設けられていたが、切断前のヒダ部4が上流側及び/又は下流側の配管と当接する位置に凸部7が設けられていても良い。
又、切断後のヒダ部4が、切断面によって上流及び/又は下流側の配管と当接しない場合には、凸部7を設けなくとも密閉することが可能である。(但し、凸部7を設けた方が密閉性が向上する。)
又、上記各実施形態においては、ヒダ部4を切断可能な部分を肉薄部8によって形成していたが、ヒダ部4の一部に応力が集中する形状とするなどして、肉薄部8以外の構成によってヒダ部4を切断可能な部分を設けても良い。
1 配管用継手
2 フランジ部
3 胴部
4 ヒダ部
5、5a、5b 外ヒダ部
6、6a、6b 内ヒダ部
7 凸部
8 肉薄部
9 スリット
10 凹溝
11 段部
100 上流側の配管
200 下流側の配管

Claims (10)

  1. 上流側の配管と下流側の配管とを連結する筒状の配管用継手であって、
    円筒状の胴部と、
    胴部から突設されて、上流側及び/又は下流側の配管の全周と密接するヒダ部を有し、
    前記ヒダ部は周方向に沿って切断可能な部分が設けられており、
    当該切断可能な部分に沿ってヒダ部を切断することでヒダ部の径を調整して複数種の配管に対応可能となることを特徴とする配管用継手。
  2. 前記切断可能な部分が、ヒダ部の周方向に沿って設けられた肉薄部によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配管用継手。
  3. 前記肉薄部において切断後のヒダ部が上流側及び/又は下流側の配管と当接する位置に凸部が設けられており、切断後のヒダ部は当該凸部によって上流側及び/又は下流側の配管の全周と密接することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配管用継手。
  4. 前記ヒダ部が、外側に向けて突設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の配管用継手。
  5. 前記ヒダ部が、内側に向けて突設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の配管用継手。
  6. 前記ヒダ部の端部より肉薄部にかけて凹溝が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の配管用継手。
  7. 内部に上流側の配管を挿入可能であるとともに、下流側の配管の内部に挿入可能に形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の配管用継手。
  8. 前記上流側の配管が、シンク又は洗面ボウルから連続する配管であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の配管用継手。
  9. 前記配管用継手が上流側及び/又は下流側の配管と接続した際、配管用継手の位置を調整する位置調整機構を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の配管用継手。
  10. 前記配管用継手において、上流側及び/又は下流側の配管の径に応じ、適宜ヒダ部を切断し、上流側及び/又は下流側の配管とヒダ部を密接させることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の配管用継手を用いた配管の施工方法。
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