JP6454789B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静磁場発生装置と傾斜磁場発生装置を備えた磁気共鳴イメージング(以下、MRI;Magnetic Resonance Imagingと称す)装置に関する。
MRI装置は、原子核の核磁気共鳴現象を利用して撮像空間内に置かれた被検体の物理的性質を表す磁気共鳴画像(断層画像)を得るものである。一般に、MRI装置は、撮像空間に均一磁場(静磁場)を発生させる静磁場発生源を有する静磁場発生装置と、被検体の生体組織の原子核に核磁気共鳴を生じさせるための高周波の電磁波を発生させる照射コイルと、核磁気共鳴により発生する核磁気共鳴信号を検出する受信コイルと、核磁気共鳴信号に位置情報を付与するために均一磁場に重畳して線形な傾斜磁場を発生させる傾斜磁場発生源を有する傾斜磁場発生装置を備えている。MRI装置の撮影時には、傾斜磁場発生装置によって、所望のパルスシーケンスに従い、均一磁場中に置かれた被検体にX、Y、z軸方向に線形傾斜磁場が重畳され、被検体の原子スピンがラーモア周波数で磁気的に励起される。この励起に伴い、磁気共鳴信号が検出され、被検体の磁気共鳴画像、例えば、2次元の断層画像が再構成される。
傾斜磁場発生装置は、被検者の入る空間を最大限に確保して閉塞感を和らげるために、内径(ボア)を大きくすることが望まれている。一方で、静磁場発生装置は内径が小さい方が磁気エネルギーが小さくて済むため、傾斜磁場発生装置の外形を大きくすることは好ましくない。即ち、傾斜磁場発生装置には薄肉であることが望まれる。
一方で、MRI装置では静磁場の均一度を調整するために、シム鉄と呼ばれる磁性体片が用いられることがある。シム鉄は、シムトレイと呼ばれる非磁性構造に設けられたポケットに格納され、静磁場発生装置の径方向内側の空間に配置される。しかし、シムトレイが静磁場発生装置と傾斜磁場発生装置の間や傾斜磁場発生装置の内側に配置されると、傾斜磁場発生装置の外形や被検者の入るボアが小さくなり好ましくない。そのため、傾斜磁場発生装置の径方向中央付近に、シムトレイを格納するガイド(シムトレイ穴)を設け、この空間にシムトレイが設置されることがある。
傾斜磁場発生装置と静磁場発生装置には、振動が発生する場合がある。この振動は、断層画像の劣化とMRI装置周辺における騒音の原因となる場合が考えられる。傾斜磁場発生装置が薄肉化されると、装置全体の剛性が減少して振動が増加する傾向となる。また、シムトレイ穴の径方向寸法は、静磁場発生装置が作る磁場の均一度の調整に必要なシム鉄の物量が収納できるよう決定されるが、傾斜磁場発生装置が薄肉化されても必要なシム鉄の量は変わらないため、傾斜磁場発生装置の径方向に占めるシムトレイ穴の比率が大きくなり、傾斜磁場発生装置の剛性低下に対するシムトレイ穴の寄与が増加する。
MRI装置の振動抑制方法に関する従来技術として、シムトレイ穴を気柱と見なし、気柱を閉塞するプラグの設置により音響的な共鳴周波数を調整する技術がある(特許文献1参照)。また、シムトレイ構造に関する従来技術として、シムトレイをポケット単位に分割し、端部のポケットのみを蓋によって固定する技術がある(特許文献2参照)。
特開2014−180446号公報 特開2014−193317号公報
しかし、前記した特許文献1の技術では、特定の周波数に関し音響的に騒音を減らすことができても、騒音源である傾斜磁場発生装置の振動そのものを低減することが難しいと考えられた。また、特許文献2の技術では、シムトレイのうち傾斜磁場発生装置に対して固定されるのが端部のポケットのみであり、それ以外のポケットはシムトレイ穴の内部で個別に振動して新たな騒音源となることが考えられた。ポケット同士が連結部を介して一体となっていてもよい技術であるが、連結部が存在することで連続的な構造よりは振動し易いと考えられた。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、傾斜磁場発生装置の肉厚を増加させず、振動の低減が可能なMRI(磁気共鳴イメージング)装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明の磁気共鳴イメージング装置は、少なくとも片側に開口部が形成された円筒形状の静磁場発生源を有する静磁場発生装置と、前記静磁場発生源の径方向内側に配置され、前記静磁場発生源と同側に開口部が形成された円筒形状の傾斜磁場発生源を有する傾斜磁場発生装置と、を備え、前記傾斜磁場発生源は、傾斜磁場メインコイルと、傾斜磁場シールドコイルと、前記傾斜磁場メインコイルと前記傾斜磁場シールドコイルとの間を充填し固定する充填部材と、を構成に含み、前記充填部材には磁場調整用磁性体が挿入される第1ガイド領域および第2ガイド領域が形成され、前記第1ガイド領域は、前記傾斜磁場発生源の一端から他端まで達する長さを有する柱状の領域であって、前記第2ガイド領域は、前記傾斜磁場発生源の一端から他端に向かう長さが前記第1ガイドよりも短い柱状の領域であることを特徴としている。
本発明によれば、傾斜磁場発生装置の肉厚を増やさず、振動の低減が可能なMRI(磁気共鳴イメージング)装置を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係るMRI(磁気共鳴イメージング)装置の概略斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るMRI装置の概略縦断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るMRI装置の傾斜磁場発生装置の概略縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るMRI装置の傾斜磁場発生装置の概略縦断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るMRI装置の傾斜磁場発生装置の概略縦断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るMRI装置の傾斜磁場発生装置の概略縦断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るMRI装置におけるシムトレイの概略図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態に係るMRI(磁気共鳴イメージング)装置1の概略斜視図を示す。MRI装置1は、被検体10を内部の撮像空間8に導入可能な円筒形状の静磁場発生装置2と、導入された被検体10の生体組織を構成する原子核に核磁気共鳴を起こさせるために高周波信号を照射する照射コイル4と、被検体10から発せられる各々の信号に位置情報を与えるための傾斜磁場発生装置3と、静磁場発生装置2が作る磁場の均一度を調整する磁性体であるシム鉄を格納したシムトレイ12(図7参照)と、シムトレイ12(磁場調整用の磁性体を固定する器具)を収納するために傾斜磁場発生装置3の内部に設けられるシムトレイ穴13(図3参照)と、被検体10から発せられる信号を受信するための受信コイル22と、被検体10を積載する寝台6等で構成されている。
静磁場発生装置2は、被検体10の生体組織を構成する原子のスピンを配向させるために、撮像空間8に均一磁場7(図2参照)を生成する。その均一磁場7の磁場を補正し、その均一度を高めるため、シム鉄を格納したシムトレイ12(図7参照)の他にシムコイル(図示せず)が静磁場発生装置2の撮像空間8側に設けられている。
静磁場発生装置2は、真空容器支持脚2fで支えられている。静磁場発生装置2は、水平方向に平行なz軸を中心軸とする円筒形状をしている。傾斜磁場発生装置3は、静磁場発生装置2の撮像空間8側に設けられている。
傾斜磁場発生装置3は、静磁場発生装置2と中心軸を共通とする(z軸を中心軸とする)円筒状もしくは楕円状の形状をしており、複数の傾斜磁場メインコイル(傾斜磁場発生源)3a(図3参照)と、複数の傾斜磁場シールドコイル(傾斜磁場発生源)3b(図3参照)を有している。また、メインコイル3aとシールドコイル3bとは、ビーズやガラス繊維クロス等の積層構造を含んだレジン3c(充填部材、図3参照)によって固定されている。
照射コイル4は、傾斜磁場発生装置3の撮像空間8側に設けられている。照射コイル4は、静磁場発生装置2と中心軸を共通とする(z軸を中心軸とする)円筒状もしくは楕円状の形状をしている。照射コイル4は、被検体10の生体組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせるために、高周波信号を照射する。また、受信コイル22が、核磁気共鳴による磁気共鳴信号を受け取るために、寝台6に取り付けられている。
シムトレイ穴13のうち長シムトレイ穴13a(第1ガイド領域、図3参照)は、傾斜磁場発生装置3のメインコイル3aとシールドコイル3bの間の領域に、少なくとも撮像空間8のz軸方向両側に亘って連続的に設けられており、傾斜磁場発生装置3をz軸方向に貫通していても良い。一方、シムトレイ穴13のうち短シムトレイ穴13b、13c(第2ガイド領域、図3参照)は、傾斜磁場発生装置3のメインコイル3aとシールドコイル3bの間の領域に、傾斜磁場発生装置3のz軸方向の両端側に設けられており、傾斜磁場発生装置3のレジン3cで中心軸方向に分断されている。これにより、傾斜磁場発生装置3は、z軸方向の中心側よりも端部側において、より多くのシムトレイ穴13を備えることとなる。
シムトレイ穴13a(図3参照)には、図7に示されるように、静磁場調整のためのシム鉄(磁場調整用磁性体)(図示せず)を格納した容器である長シムトレイ12aが挿入される。同様に、短シムトレイ穴13b、13c(図3参照)には、シム鉄を格納した短シムトレイ12b、12cがそれぞれ格納される。
図2に、本発明の第1の実施形態に係るMRI装置1の概略縦断面図を示す。静磁場発生装置2は、超電導コイルである複数のメインコイル(静磁場発生源)2aと、超電導コイルである複数のシールドコイル(静磁場発生源)2bと、超電導コイルであるメインコイル2aとシールドコイル2bを冷媒と共に収納し冷却する冷却容器2eと、冷却容器2eを内包する構造を有し、真空容器2cから放射される輻射熱からシールドする輻射シールド板2dと、冷却容器2eと輻射シールド板2dとを真空環境下に収納し断熱する真空容器2cと、真空容器2cを設置床面に支持する真空容器支持脚2f(図1参照)と、冷却容器2eと輻射シールド板2dを真空容器2c内に断熱支持する荷重支持体(図示せず)等を有している。
メインコイル(静磁場発生源)2aはリング形状を有しており、その中心軸はz軸と一致する。本実施例においては、メインコイル2aは、z軸方向に沿って複数(図2の例では4個)配置されている。
メインコイル2aは、撮像空間(空間)8に、均一磁場7である静磁場を生成する。なお、メインコイル2aは、撮像空間8以外にも、静磁場を生成し、特に、撮像領域を中心としてz軸方向において、メインコイル2aよりも遠くの位置に漏れ磁場を生成させる。シールドコイル(静磁場発生源)2bは、この漏れ磁場の大きさを小さくすることができる。
シールドコイル2bは、リング形状を有しており、その中心軸はz軸と一致する。シールドコイル2bは、z軸方向に複数(図2の例では2個(一対))配置されている。シールドコイル2bは、z軸方向において複数個配列されているメインコイル2aのうち両端に配置された一対のメインコイル2aの近傍に配置されている。シールドコイル2bは、撮像領域9を中心としたときに、z軸方向において両端に配置された一対のメインコイル2aよりも遠くに配置されている。
図2のうち傾斜磁場発生装置3について示したのが図3である。
傾斜磁場発生装置3は、図2では記載を省略して1個記載したが実際には複数のメインコイル(傾斜磁場発生源)3aを有している。また、傾斜磁場発生装置3は、図2では記載を省略して1個記載したが実際には複数のシールドコイル(傾斜磁場発生源)3bを有している。そして、傾斜磁場発生装置3は、メインコイル3aとシールドコイル3bを互いに固定するレジン3cを有している。
メインコイル(傾斜磁場発生源)3aは、z軸を中心軸とする円筒状もしくは楕円状をした環状の領域に断面が配置される。メインコイル3aは、撮像空間8に、均一磁場7に重畳する傾斜磁場9を生成する。メインコイル3aは、撮像空間8以外には、漏れ磁場を生成させる。シールドコイル(傾斜磁場発生源)3bは、この漏れ磁場の大きさを小さくすることができる。シールドコイル3bは、z軸を中心軸とする円筒状もしくは楕円状の領域に配置される。シールドコイル3bは、z軸に対して、メインコイル3aよりも遠くに配置されている。このように、メインコイル3aとシールドコイル3bとはz軸を中心とする円形または楕円形をした環状の領域に断面が配置されるため、傾斜磁場発生装置3もこの配置を反映し、z軸と垂直な断面が円形または楕円形をした円筒状の構造をしている。
シールドコイル3bは、メインコイル3aに対して、静磁場発生装置2の側に配置されている。傾斜磁場発生装置3は、取付部材21(図2参照)を介して真空容器2cに取り付けられている。
長シムトレイ穴13aは、傾斜磁場発生装置3のメインコイル3aとシールドコイル3bの間の領域に、少なくとも撮像空間8のz軸方向両側に亘って連続的に設けられており、傾斜磁場発生装置3をz軸方向に貫通していても良い。
短シムトレイ穴13b、13cは、傾斜磁場発生装置3のメインコイル3aとシールドコイル3bの間の領域に、傾斜磁場発生装置3のz軸方向に対し両端側に設けられており、それぞれの中心側端部は、被検体10を導入する方向において、撮像空間8のz軸方向両端よりも外側に位置している。
これらのシムトレイ穴13が、メインコイル3aとシールドコイル3bとの間に配置されるとともに、レジン3cが、メインコイル3a、シールドコイル3b、シムトレイ穴13を固定し、一個の構造体として傾斜磁場発生装置3を形成する。
すなわち、本実施例のMRI装置1は、少なくとも片側に開口部が形成された円筒形状の静磁場発生源を有する静磁場発生装置2と、静磁場発生源の径方向内側に配置され、静磁場発生源と同側に開口部が形成された円筒形状の傾斜磁場発生源を有する傾斜磁場発生装置3を備えている。なお、好ましくは静磁場発生源と傾斜磁場発生源は両端に開口部を有する円筒形状である。また、ここで言う円筒形状とは、水平軸に対する断面が厳密に円形であるものに限らず、これに類似する断面が楕円形状であるものや、または断面が多角形であるものも含む。
傾斜磁場発生源は傾斜磁場メインコイル3aと、傾斜磁場シールドコイル3bとを有し、かつ傾斜磁場メインコイル3aと傾斜磁場シールドコイル3bとの間を充填し固定する充填部材(例えばレジン3c)と、を構成に含んでいる。この充填部材には磁場調整用磁性体が挿入される長シムトレイ穴13aおよび短シムトレイ穴13b、cが形成されている。図3に示すように長シムトレイ穴13aは、傾斜磁場発生源の一端から他端まで達する長さを有する柱状の領域であって、一方、は、短シムトレイ穴13b、13cは傾斜磁場発生源の一端から他端に向かう長さが、長シムトレイ穴13aよりも短い。
望ましくは短シムトレイ穴13b、cは長シムトレイ穴13aの半分よりも短いことが好ましい。また長シムトレイ穴13aと短シムトレイ穴13bや13cは傾斜磁場発生源の周回方向において交互に設けられることが、後述する磁場調整(シミング)の観点からは望ましい。
さらに短シムトレイ穴13bや13cは、図3に示すように傾斜磁場発生源の両端側からそれぞれの他端に向かって形成されることが望ましい。なお、この際には、傾斜磁場発生源の両端から形成される短シムトレイ13bと13cとは、互いに対向して形成されていてもよい。
また、シムトレイ穴13は、傾斜磁場発生装置3の周方向については、離散的に配置される。シムトレイ穴13は、傾斜磁場発生装置3に機械的に結合している。シムトレイ穴13は傾斜磁場発生装置3のメインコイル3aとシールドコイル3bの間という傾斜磁場の大きい領域に配置されるため、傾斜磁場発生装置3に通電した際にシムトレイ穴13に渦電流が生じることのないよう、シムトレイ穴13のz軸方向に直交する断面あたりの電気抵抗率は、傾斜磁場発生装置3の外壁と同等もしくは高くなっていることが望ましい。
シムトレイ12(図7参照)は、シムトレイ穴13に挿入され、傾斜磁場発生装置3のz軸方向両端側のシムトレイ穴13の開口部付近において、傾斜磁場発生装置3に機械的に固定される。固定方法としては、シムトレイ12を直接ネジで締結したり、シムトレイ12のz軸方向外側に固定部材を接触させて固定部材をネジ締結や嵌め込みで固定したりする方法があるが、静磁場調整の作業をMRI装置1の検査室据付後に実施する必要があるため、固定方法としては、検査室内においてシムトレイ12を着脱可能な方法が必要である。
次に、MRI装置1における振動の抑制について説明する。
撮影時には、静磁場発生装置2によって、撮像空間8に、均一磁場7が生成されるが、同時に、傾斜磁場発生装置3が配置されている領域にも、静磁場が生成されている。このように静磁場の影響を受けた状況下で、傾斜磁場発生装置3が有するメインコイル3aとシールドコイル3bにパルス状の電流が流れる。そうすると傾斜磁場発生装置3が配置された領域に生じている静磁場と、このパルス状の電流のカップリングによりパルス状のローレンツ力がメインコイル3aとシールドコイル3bに作用して、傾斜磁場発生装置3が振動する。
そして、この傾斜磁場発生装置3の振動は、傾斜磁場発生装置3を静磁場発生装置2に取り付けている取付部材21を介して真空容器2cに伝搬し、真空容器2cから荷重支持体を介して輻射シールド板2dや冷却容器2eに伝播することで、静磁場発生装置2の各部材が振動する。なお、ここでは傾斜磁場発生装置3が静磁場発生装置2に取り付けられる例を挙げたが、これに限らず、例えば真空容器2cなど、MRI装置1を構成する他の部材に傾斜磁場発生装置3が取り付けられる場合も、振動は同様に発生し連結された箇所を介して伝達される。
なお、長シムトレイ穴13aは、従来技術である特許文献1や特許文献2で用いられている略貫通したシムトレイ穴に比べ、傾斜磁場発生装置3の周方向の寸法を小さく設計してもよい。
長シムトレイ穴13aを、従来技術におけるシムトレイ穴よりも幅が小さくなるように設計することによって、傾斜磁場発生装置3の剛性が従来技術よりも高くなる。また短シムトレイ穴13b、13cは、傾斜磁場発生装置3の剛性を下げる側に作用するが、z軸方向の長さが短いため、剛性の低下量は小さい。例えば、傾斜磁場発生装置3が曲げ変形を生ずる場合、変形量は長さの3乗に比例するため、短シムトレイ穴13b、13cによる剛性低下量は、長シムトレイ穴13aによる剛性低下量よりも十分小さいと考えられる。以上のように、従来技術よりも傾斜磁場発生装置3の剛性が高くなるため、振動による傾斜磁場発生装置3の変形が減少する。
また、シムトレイ12に格納されたシム鉄には、撮像時の傾斜磁場に伴ってローレンツ力が生じ、シムトレイ12が振動する場合がある。また、傾斜磁場発生装置3に生じた振動に伴って、シムトレイ12が振動する場合がある。シムトレイ12は、傾斜磁場発生装置3にz軸方向両端部で固定されるため、シムトレイ穴13の内側ほど、シムトレイ12の傾斜磁場発生装置3に対する相対的な振動は大きくなる。これに対し本実施例では、長シムトレイ12aは、従来技術のシムトレイに比べ格納されるシム鉄の量は同等であり、傾斜磁場発生装置3に対する相対的な振動は同等と考えられる。一方、短シムトレイ12b、12cは、格納されるシム鉄の量はZ軸方向における位置が同じであれば長シムトレイ12aと同等であるが、z軸方向の長さが短いため、傾斜磁場発生装置3に対する相対的な振動は長シムトレイ12aより小さくなる。
なお、長シムトレイ穴13aの幅を従来技術よりも小さくすることで、長シムトレイ12aに配置できるシム鉄の量が少なくなる。しかしながら、一般にシム鉄物量のz軸方向の分布は、両端側で多く中心側で少ない。これは、両端側は撮像空間から遠く感度が低いため、静磁場を調整するために多くのシム鉄を置く必要があるためであり、中心側は撮像空間に近く少ないシム鉄でも静磁場を調整できるためである。このため従来技術では、z軸方向両端側で必要となるシム鉄の物量を基準として、シムトレイの幅が決定されていると考えられる。しかし、本実施例のMRI装置1であれば、後述するようにz軸方向の両端に多くのシム鉄を配置することが可能であるため、長シムトレイ穴13aについては中心側で必要となるシム鉄の物量を基準とし、シムトレイの幅を狭めることができる。
次にz軸方向両端側については、長シムトレイ穴13aの幅が小さくなることで、長シムトレイ12aに配置できるシム鉄の量が少なくなる。z軸方向両端側では、上記のように多くのシム鉄が必要とされるが、本実施例ではz軸方向両端側に短シムトレイ穴13b、13cが配置されているため、短シムトレイ12b、12cにシム鉄を配置することで、z軸方向両端側に多くのシム鉄を配置できる。
上記のような構成とした結果、撮像時において傾斜磁場発生装置3にパルス状にローレンツ力が生じたとしても、傾斜磁場発生装置3のz軸方向に関する曲げ剛性が向上しているため、ローレンツ力による傾斜磁場発生装置3の振動振幅は抑制され、空気中に伝搬する放射音(騒音)が小さくなる。また、シム鉄の配置に関しては、従来技術と同様の配置が可能であり、静磁場の均一度を調整できる。このように、空間を効率的に利用することで、MRI装置の大型化を抑制することができる。
また、先に述べた傾斜磁場発生装置3を静磁場発生装置2に対して固定するMRI装置1であれば、傾斜磁場発生装置3の振動が減少することで、静磁場発生装置2への振動伝播も減少し、静磁場発生装置2の振動も抑制され、これに起因する誤差磁場による画像劣化を抑制することができる。
また、傾斜磁場発生装置3の振動は、傾斜磁場9を振動させるため、断層画像の撮影に対して誤差磁場の影響で断層画像が劣化する可能性があるが、傾斜磁場発生装置3の振動が低減することで、誤差磁場の影響を小さくでき、画像劣化を抑制することができる。
このように、傾斜磁場発生装置3に撮像空間8のz軸方向両側に亘って連続的に設けられ長シムトレイ穴13aと、傾斜磁場発生装置3のz軸方向に対し両端側に設けられた短シムトレイ穴13b、13cによって、静磁場の均一度の調整能力は同等のままで、傾斜磁場発生装置3の剛性を高めることができ、傾斜磁場発生装置3の肉厚を増やすことなく、振動抑制効果を得ることができる。これにより、空間を効率的に利用したコンパクトかつ大型ボアを有する低騒音のMRI装置を提供することができる。
(第2の実施形態)
図4に、本発明の第2の実施形態に係るMRI装置1の傾斜磁場発生装置3の概略縦断面図を示す。第2の実施形態のMRI装置1が、第1の実施形態のMRI装置1と異なっている点は、長シムトレイ穴13aの径方向寸法が、短シムトレイ穴13b、13cの径方向寸法より小さい点である。すなわち、傾斜磁場発生源の径方向(Z軸を中心に発散する方向)における短シムトレイ穴の寸法は、同方向における長シムトレイ穴の寸法よりも大きい。このような構成によれば、傾斜磁場発生装置3がより高剛性となることによって、傾斜磁場発生装置3の振動を抑制できる。
長シムトレイ穴13aの径方向寸法、即ち厚みが小さくなることで、傾斜磁場発生装置3の剛性が増加する。例えば、傾斜磁場発生装置3が曲げ変形を生ずる場合、傾斜磁場発生装置3の曲げ剛性が、シムトレイ穴13の曲げ剛性の分だけ減少すると考えられるが、曲げ剛性は厚みの3乗に反比例するため、長シムトレイ穴13aによる曲げ剛性の減少が小さくなる。これにより、傾斜磁場発生装置3の振動を抑制でき、撮像時に生じる騒音を低減することができる。
(第3の実施形態)
図5に、本発明の第3の実施形態に係るMRI装置1の傾斜磁場発生装置3の概略縦断面図を示す。第3の実施形態のMRI装置1が、第1の実施形態のMRI装置1と異なっている点は、傾斜磁場発生装置3のメインコイル3a及びシールドコイル3bとの間で、長シムトレイ穴13aの存在しない領域に、シールドコイル3bのボビンが突出している点である。このような構成によれば、傾斜磁場発生装置3がより高剛性となることによって、傾斜磁場発生装置3の振動を抑制できる。
すなわち、シールドコイル3bを固定する巻枠は、中心部、例えばZ軸方向において撮像空間8と重なる領域において、傾斜磁場発生源の周回方向(Z軸を中心に周回する)に関して凹凸部を繰り返し形成しており、長シムトレイ穴13aは、その巻枠の凹部を通るように形成される。なお、短シムトレイ穴13b,13cの端部をボビンの突出部(凸部)と一致させて形成してもよい。すなわち、短シムトレイ穴13b、13cは傾斜磁場発生源の両端からシールドコイル3bのボビンに達する程度の長さを有する柱状の領域としてレジン3cに形成される。
シールドコイル3bのボビンの弾性係数は、傾斜磁場発生装置3のレジン3cと同等もしくは大きいのが一般的である。シールドコイル3bのボビンが径方向内側に突出することによって、シールドコイル3bの剛性が増加し、レジン3cを介して一体化された傾斜磁場発生装置3の剛性が増加する。これにより、傾斜磁場発生装置3の振動を抑制でき、撮像時に生じる騒音を低減することができる。
(第4の実施形態)
図6に、本発明の第4の実施形態に係るMRI装置1の傾斜磁場発生装置3の概略縦断面図を示す。第4の実施形態のMRI装置1が、第1の実施形態のMRI装置1と異なっている点は、傾斜磁場発生装置3のメインコイル3a及びシールドコイル3bとの間で、長シムトレイ穴13aの存在しない領域に、傾斜磁場発生装置3を冷却する冷却部材14が埋設されている点である。すなわち、傾斜磁場発生源は、短シムトレイ穴13b、13cとの間に前記傾斜磁場発生装置を冷却する冷却部材14を備えている。
このような構成によれば、傾斜磁場発生装置3がより高剛性となることによって、傾斜磁場発生装置3の振動を抑制できる。
傾斜磁場発生装置3の冷却部材14の例としては、冷却水配管が挙げられるが、その構成材料は、傾斜磁場発生装置3のレジン3cよりも弾性係数が高いのが一般的である。そのため、レジン3cに代わって冷却部材14が埋設されることによって、傾斜磁場発生装置3の剛性が増加する。これにより、傾斜磁場発生装置3の振動を抑制でき、撮像時に生じる騒音を低減することができる。
また、冷却部材14が配置される傾斜磁場発生装置3のメインコイル3a及びシールドコイル3bとの間で、長シムトレイ穴13aの存在しない領域とは、一般にメインコイル3a及びシールドコイル3bの配線の密度が高い領域であり、傾斜磁場を発生させる時のコイル導体のジュール発熱が大きい領域である。このため、上記領域に冷却部材14を配置することで、冷却効率が高くなり、傾斜磁場発生装置3の温度上昇を抑制できる。更に、傾斜磁場発生装置3の温度が上昇すると、シムトレイ12を介してシム鉄の温度が上昇し、シム鉄の磁化が変化して撮像空間8の磁場均一度が悪化することがあるが、傾斜磁場発生装置3の温度上昇が抑制されることで、シム鉄の磁化の変化を抑制でき、画像劣化を抑制することができる。
なお、前記した第1から第4の実施形態では、静磁場発生源2aと2bとして超電導コイルを取り上げたが、これに限らない。静磁場発生源2aと2bとして常電導コイルや永久磁石を用いてもよい。
1 磁気共鳴イメージング装置
2 静磁場発生装置
2a 静磁場発生源(メインコイル)
2b 静磁場発生源(シールドコイル)
2c 真空容器(静磁場発生装置の外壁)
2d 輻射シールド板
2e 冷却容器
2f 真空容器支持脚
3 傾斜磁場発生装置
3a 傾斜磁場発生源(メインコイル)
3b 傾斜磁場発生源(シールドコイル)
3c レジン
4 照射コイル
6 寝台
7 均一磁場
8 撮像空間
9 傾斜磁場
10 被検体
12 シムトレイ
12a 長シムトレイ
12b、12c 短シムトレイ
13 シムトレイ穴
13a 長シムトレイ穴(第1ガイド領域)
13b、13c 短シムトレイ穴(第2ガイド領域)
14 冷却部材
22 受信コイル

Claims (8)

  1. 少なくとも片側に開口部が形成された円筒形状の静磁場発生源を有する静磁場発生装置と、
    前記静磁場発生源の径方向内側に配置され、前記静磁場発生源と同側に開口部が形成された円筒形状の傾斜磁場発生源を有する傾斜磁場発生装置と、
    を備え、
    前記傾斜磁場発生源は、
    傾斜磁場メインコイルと、
    傾斜磁場シールドコイルと、
    前記傾斜磁場メインコイルと前記傾斜磁場シールドコイルとの間を充填し固定する充填部材と、
    を構成に含み、
    前記充填部材には磁場調整用磁性体が挿入される第1ガイド領域および第2ガイド領域が形成されており、
    前記第1ガイド領域は、前記傾斜磁場発生源の一端から他端まで達する長さを有する柱状の領域であって、
    前記第2ガイド領域は、前記傾斜磁場発生源の一端から他端に向かう長さが前記第1ガイド領域の長さよりも短い柱状の領域である
    磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記第1ガイド領域および前記第2ガイド領域は、前記傾斜磁場発生源の周回方向において交互に設けられている
    請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記第2ガイド領域は、前記傾斜磁場発生源の一端から他端に向かう長さが前記第1ガイド領域の長さの半分よりも短い
    請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記第2ガイド領域は、前記傾斜磁場発生源の両端側からそれぞれの他端に向かって形成される
    請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記第2ガイド領域は、前記傾斜磁場発生源の両端側からそれぞれの他端に向かって、互いに対向して形成されている
    請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記傾斜磁場発生源の径方向における前記第2ガイド領域の寸法は、前記傾斜磁場発生源の径方向における前記第1ガイド領域の寸法よりも大きい
    請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記傾斜磁場シールドコイルを固定する巻枠は、前記傾斜磁場発生源の周回方向において凹凸部を有し、
    前記第1ガイド領域は前記巻枠の凹部を通るように形成されている
    請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 前記傾斜磁場発生源は、前記第2ガイド領域と前記傾斜磁場発生源の他端との間に前記傾斜磁場発生装置を冷却する冷却部材を備えている
    請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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