JP6454470B2 - 乾燥装置及び乾燥処理方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る枚葉式の乾燥装置の概略構成を示す断面図である。本実施の形態の乾燥装置100は、被処理体として、例えば有機ELディスプレイ用のガラス基板(以下、単に「基板」と記す)Sに対して、その表面に塗布された有機材料膜中の溶媒を除去して乾燥させる乾燥処理に用いられる。
処理容器1は、真空引き可能な耐圧容器である。処理容器1は、金属材料によって形成されている。処理容器1を形成する材料としては、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス等が用いられる。処理容器1は、底壁11、角筒状の4つの側壁13及び天井部15を備えている。
処理容器1の内部には、支持装置としての載置台3が配備されている。載置台3は、複数の支柱21によって支持されている。複数の支柱21は底壁11に固定されている。載置台3は、図示を省略するが、基板Sを昇降変位させるための機構、例えばリフトピンなどを有しており、基板Sを受け渡す受け渡し位置と、載置台3上に載置して乾燥処理を行う処理位置との間で基板Sの高さ位置を調整することができる。
本実施の形態の乾燥装置100は、さらに排気装置19を備えている。なお、排気装置19は、乾燥装置100の一構成部分でもよいし、乾燥装置100とは別の外部の装置でもよい。排気装置19は、例えば、ターボ分子ポンプやドライポンプ等の真空ポンプを有している。乾燥装置100は、更に、排気口11aと排気装置19とを接続する排気管17と、排気管17の途中に設けられたAPC(Adaptive Pressure Control)バルブ23と、を備えている。排気装置19の真空ポンプを作動させるとともに、APCバルブ23の開度を調節することにより、処理容器1の内部空間を所定の真空度に減圧排気することができる。
ガス噴射装置5は、複数のノズル51と、各ノズル51へガスを供給するガス供給源53と、ガス供給源53と各ノズル51とを接続し、各ノズル51へガスを供給する複数の配管55を備えている。図1では、6つのノズル51を代表的に示している。各ノズル51について、説明の便宜上、区別が必要な場合は、図1の紙面に向かって左側からノズル51A,ノズル51B,ノズル51C,ノズル51C,ノズル51B,ノズル51Aと表記する。ここで、ノズル51Cは、矩形の基板Sの中央部分の上方に対向して配置されており、ノズル51Aは、基板Sの周縁部分の上方に対向して配置されており、ノズル51Bは、基板Sの中央部分と周縁部分との中間部分の上方に対向して配置されている。
複数のノズル51は、それぞれ独立した噴射流量で、不活性ガスを噴射可能に構成されている。例えば、有機材料膜の乾燥が比較的進行しにくい基板Sの中央部分には、該中央部分の真上に配置されたノズル51Cから不活性ガスを相対的に大きな流量V1で噴射することができる。また、有機材料膜の乾燥が比較的進行しやすい基板Sの周縁部分には、該周縁部分の真上に配置されたノズル51Aから不活性ガスを流量V1よりも相対的に小さな流量V2で噴射することができる。さらに、基板Sの中央部分と周縁部分との間の中間部分には、ノズル51Bから不活性ガスを流量V1と流量V2の中間の流量V3で噴射することができる。なお、基板Sの周縁部分と中間部分には、不活性ガスを噴射しないことも可能である。
複数のノズル51は、それぞれ独立して、不活性ガス、溶媒ガス、又は、不活性ガス及び溶媒ガスの混合ガス(以下、単に「混合ガス」と記すことがある)を噴射可能に構成されている。例えば、有機材料膜の乾燥が比較的進行しにくい基板Sの中央部分には、ノズル51Cから不活性ガスを噴射することができる。また、有機材料膜の乾燥が比較的進行しやすい基板Sの周縁部分には、ノズル51Aから溶媒ガスを噴射することができる。さらに、基板Sの中央部分と周縁部分との間の中間部分には、ノズル51Bから不活性ガス及び溶媒ガスの混合ガスを噴射することができる。
本実施の形態の乾燥装置100では、複数のノズル51の高さ位置を個別に設定することができる。すなわち、複数のノズル51は、載置台3に支持される基板Sまでの距離が、少なくとも、相対的に近いノズル51Cと、相対的に遠いノズル51Aと、それらの中間の高さ位置のノズル51Bを含んでいる。各ノズル51の高さ位置は、例えば処理容器1内に導入される配管55とノズル51との間に、図示しないアダプター(延長配管)を装着することによって可能になる。このように、ノズル51と基板Sとの距離を変えることによって、例えば同じガスを同じ速度で噴射する場合でも、基板Sの表面に到達するガスの強さ、量などをコントロールできる。図1に示す例では、有機材料膜の乾燥が比較的進行しにくい基板Sの中央部分には、基板Sまでの距離が相対的に近い高さ位置H1でノズル51Cを配置している。また、有機材料膜の乾燥が比較的進行しやすい基板Sの周縁部分には、高さ位置H1よりも高く、基板Sまでの距離が相対的に遠い高さ位置H2にノズル51Aを配置している。さらに、基板Sの中央部分と周縁部分との中間部分には、高さ位置H1より高く、高さ位置H2よりも低い高さ位置H3にノズル51Bを配置している。
図2は、図1の乾燥装置100におけるノズル51の配置を説明するための基板Sの平面図である。図2では、基板Sの上面にノズル51の配置を投影して示した。また、図2では、基板S上にインクジェット印刷法によってパターン塗布された有機材料膜の形成領域をR1〜R4で示している。ここで、領域R1〜R4は、それぞれが有機EL製品、例えば有機ELディスプレイの大きさに対応している。つまり、1枚の基板Sから4つの有機EL製品を製造できるように、基板Sの面内において有機材料膜が区分して形成されている。複数のノズル51は、4つの有機材料膜の形成領域R1〜R4に対して、それぞれ9つずつ、均等に配置されている。このように、基板Sに形成された有機材料膜のレイアウトを考慮して、ノズル51を配置することができる。
図1に示したように、乾燥装置100の各構成部、例えば、排気装置19、APCバルブ23、マスフローコントローラ(MFC)57、開閉バルブ59などは、制御部6に接続されて制御される構成となっている。制御部6は、CPUを備えたコントローラ61と、ユーザーインターフェース62と記憶部63とを備えている。コントローラ61は、コンピュータ機能を有しており、乾燥装置100において、各構成部を統括して制御する。ユーザーインターフェース62は、工程管理者が乾燥装置100を管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、乾燥装置100の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等から構成される。記憶部63には、乾燥装置100で実行される各種処理をコントローラ61の制御にて実現するための制御プログラム(ソフトウエア)や処理条件データ等が記録されたレシピが保存されている。ユーザーインターフェース62および記憶部63は、コントローラ61に接続されている。
次に、図3を参照しながら、乾燥装置100を用いて行われる基板S表面の有機材料膜の乾燥処理について説明する。本実施の形態の乾燥処理方法は、乾燥装置100の処理容器1内で、基板Sの表面に塗布された有機材料膜に対する乾燥処理を行う。乾燥処理の間は、制御部6によって、複数のノズル51を備えたガス噴射装置5に対し、ノズル51毎に、ガスの噴射流量、ガスの種類などを個別に調節して、基板Sの表面へ向けてガスを噴射する。各ノズル51からの不活性ガス及び/又は溶媒ガスの噴射は、連続的でもよいし、非連続的(間欠的)でもよい。また、乾燥処理は、有機材料膜中に含まれる溶媒の揮発を促し、乾燥効率を高めるため、処理容器1内の圧力を0.1〜100Paの範囲内、好ましくは0.3〜10Paの範囲内に保持して行う。本実施の形態では、ガス噴射装置5によるガスの噴射と処理容器1内の圧力制御とを関連付けて行うことによって、処理容器1内を高真空にしながら、雰囲気中の溶媒濃度を下げることが可能となり、基板S表面の有機材料膜の乾燥効率を向上させ、短時間で乾燥処理を行うことができる。
次に、以上のように構成された乾燥装置100を用いる乾燥処理の手順について説明する。まず、前段階として、外部のインクジェット印刷装置(図示省略)で基板S上に有機材料膜を所定のパターンで印刷する。次に、ゲートバルブGVを開放し、有機材料膜が印刷された基板Sを外部の搬送装置(図示省略)によって乾燥装置100の載置台3へ受け渡す。
有機EL素子の製造は、陽極と陰極との間に、EL層として、複数の有機機能膜を形成する。本実施の形態の乾燥装置100は、どのような積層構造の有機EL素子の製造にも適用できる。ここでは、EL層として、陽極側から陰極側へ向けて、正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層を有する有機EL素子を製造する場合を例に挙げて、乾燥装置100による具体的な処理を説明する。
次に、図5及び図6を参照しながら、本発明の第2の実施の形態の乾燥装置について説明する。図5は、第2の実施の形態に係る乾燥装置101の概略構成を示す断面図である。図6は、図5の乾燥装置101におけるノズル51の配置を説明するための基板Sの平面図である。第1の実施の形態の乾燥装置100との主な相違点として、本実施の形態の乾燥装置101では、複数のノズル51の組み合わせ毎にガスの噴射流量及び/又はガスの種類を調節可能に構成されている。以下、第1の実施の形態の乾燥装置100との相違点を中心に説明し、本実施の形態の乾燥装置101において、第1の実施の形態と同じ構成には同一の符号を付して説明を省略する。
ガス噴射装置5Aは、複数のノズル51と、各ノズル51へガスを供給するガス供給源53と、ガス供給源53と各ノズル51とを接続し、各ノズル51へガスを供給する複数の配管55を備えている。図5では、11個のノズル51を代表的に示している。また、ガス噴射装置5Aは、配管55の途中に、ガス流量を制御する複数のマスフローコントローラ(MFC)57と、複数の開閉バルブ59を備えている。ノズル51から噴射されるガスの流量や噴射速度、ガスの種類等は、マスフローコントローラ(MFC)57および開閉バルブ59によって制御される。なお、図5では、配管55、開閉バルブ59及びマスフローコントローラ(MFC)57について、代表的なものを図示しているが、これらの配設位置や数は、図5に例示した内容に限定されるものではない。
複数のノズル組52は、それぞれ独立した噴射流量で、不活性ガスを噴射可能に構成されている。例えば、有機材料膜の乾燥が比較的進行しにくい基板Sの中央部分には、該中央部分の真上に配置されたノズル組52Bから不活性ガスを相対的に大きな流量V7で噴射することができる。また、有機材料膜の乾燥が比較的進行しやすい基板Sの周縁部分には、該周縁部分の真上に配置されたノズル組52Aから不活性ガスを流量V7よりも相対的に小さな流量V8で噴射することができる。なお、基板Sの周縁部分には、不活性ガスを噴射しないことも可能である。
複数のノズル組52は、それぞれ独立して、不活性ガス、溶媒ガス、又は、不活性ガス及び溶媒ガスの混合ガス(以下、単に「混合ガス」と記すことがある)を噴射可能に構成されている。例えば、有機材料膜の乾燥が比較的進行しにくい基板Sの中央部分には、ノズル組52Bから不活性ガスを噴射することができる。また、有機材料膜の乾燥が比較的進行しやすい基板Sの周縁部分には、ノズル組52Aから溶媒を噴射することができる。
本実施の形態では、ノズル組52の中で、複数のノズル51の高さ位置を個別に設定することができる。図5に示す例では、有機材料膜の乾燥が比較的進行しにくい基板Sの中央部分に対向するノズル組52Bに含まれる複数のノズル51の高さ位置を変化させている。すなわち、ノズル組52Bは、載置台3に支持される基板Sまでの距離が、少なくとも、相対的に近い高さ位置H4と、相対的に遠い高さ位置H5と、高さ位置H4より高く、高さ位置H5よりも低い高さ位置H6のノズル51を含んでいる。
図6では、基板Sの上面にノズル51の配置を投影して示した。図6に示すように、ノズル組52Bは、矩形の基板Sの中央部分の上方に対向して配置されており、ノズル組52Aは、基板Sの周縁部分の上方に対向して配置されている。具体的には、25個のノズル51を有するノズル組52Bの周囲を、8つのノズル組52Aが囲むように配置されている。また、ノズル組52Aは、ノズル組52A1とノズル組52A2とを含んでおり、これらに含まれるノズル51の数は、ノズル組52A1が15個、ノズル組52A2が9個と異なっているが、ノズル組52A1とノズル組52A2は、基板Sへガスを噴射する機能の点で共通している。
次に、図11から図14を参照しながら、本発明の第3の実施の形態の乾燥装置について説明する。図11は、第3の実施の形態に係る乾燥装置102の概略構成を示す断面図である。図12は、図11の乾燥装置102における一つのノズル51の構成を説明するための斜視図であり、図13は、ノズル51の長手方向に直交する方向における断面図である。図14は、下方の載置台3側(基板S側)からみたノズル51の配置を示す説明図である。第1の実施の形態の乾燥装置100との主な相違点として、本実施の形態の乾燥装置102では、ノズル51がパイプ状をなしている。以下、第1の実施の形態の乾燥装置100との相違点を中心に説明し、本実施の形態の乾燥装置102において、第1の実施の形態と同じ構成には同一の符号を付して説明を省略する。
ガス噴射装置5Bは、複数のノズル51と、各ノズル51へガスを供給するガス供給源53と、ガス供給源53と各ノズル51とを接続し、各ノズル51へガスを供給する複数の配管55を備えている。図11では、11個のノズル51を代表的に示している。また、ガス噴射装置5Bは、配管55の途中に、ガス流量を制御する複数のマスフローコントローラ(MFC)57と、複数の開閉バルブ59を備えている。ノズル51から噴射されるガスの流量や噴射速度、ガスの種類等は、マスフローコントローラ(MFC)57および開閉バルブ59によって制御される。なお、図11では、配管55、開閉バルブ59及びマスフローコントローラ(MFC)57について、代表的なものを図示しているが、これらの配設位置や数は、図11に例示した内容に限定されるものではない。
図14では、ノズル51の配置に基板Sの位置を投影して示した。図14に示すように、ノズル組52Dは、矩形の基板Sの中央部分の上方に対向して配置されており、ノズル組52Cは、基板Sの周縁部分の上方に対向して配置されている。具体的には、5本のノズル51を有するノズル組52Dの周囲を、16本のノズル51を有するノズル組52Cが囲むように配置されている。ノズル組52Cは、本体部51a及びガス噴射口51bの長さが異なる複数のノズル51を含んでいるが、これらに実質的な相違はない。
複数のノズル組52は、それぞれ独立した噴射流量で、不活性ガスを噴射可能に構成されている。例えば、有機材料膜の乾燥が比較的進行しにくい基板Sの中央部分には、該中央部分の真上に配置されたノズル組52Dから不活性ガスを相対的に大きな流量V11で噴射することができる。また、有機材料膜の乾燥が比較的進行しやすい基板Sの周縁部分には、該周縁部分の真上に配置されたノズル組52Cから、不活性ガスを流量V11よりも相対的に小さな流量V12で噴射することができる。なお、基板Sの周縁部分には、不活性ガスを噴射しないことも可能である。
複数のノズル組52は、それぞれ独立して、不活性ガス、溶媒ガス、又は、不活性ガス及び溶媒ガスの混合ガス(以下、単に「混合ガス」と記すことがある)を噴射可能に構成されている。例えば、有機材料膜の乾燥が比較的進行しにくい基板Sの中央部分には、ノズル組52Dから不活性ガスを噴射することができる。また、有機材料膜の乾燥が比較的進行しやすい基板Sの周縁部分には、ノズル組52Cから溶媒を噴射することができる。
次に、乾燥装置102を用いる乾燥処理の手順について説明する。まず、前段階として、外部のインクジェット印刷装置(図示省略)で基板S上に有機材料膜を所定のパターンで印刷する。次に、ゲートバルブGVを開放し、有機材料膜が印刷された基板Sを外部の搬送装置(図示省略)によって乾燥装置102の載置台3へ受け渡す。
次に、図16を参照しながら、本発明の第4の実施の形態の乾燥装置について説明する。図16は、第4の実施の形態に係る乾燥装置103の概略構成を示す断面図である。第1の実施の形態の乾燥装置100との主な相違点として、本実施の形態の乾燥装置103では、複数のノズル51の組み合わせ毎にガスの噴射流量及び/又はガスの種類を調節可能に構成されている。また、複数のノズル51の中に、平板状の基板Sの上面に対して垂直ではなく、斜めにガスを噴射するノズル51を有している。以下、第1の実施の形態の乾燥装置100との相違点を中心に説明し、本実施の形態の乾燥装置103において、第1の実施の形態と同じ構成には同一の符号を付して説明を省略する。
ガス噴射装置5Cは、複数のノズル51と、各ノズル51へガスを供給するガス供給源53と、ガス供給源53と各ノズル51とを接続し、各ノズル51へガスを供給する複数の配管55を備えている。図16では、11個のノズル51を代表的に示している。また、ガス噴射装置5Cは、配管55の途中に、ガス流量を制御する複数のマスフローコントローラ(MFC)57と、複数の開閉バルブ59を備えている。ノズル51から噴射されるガスの流量や噴射速度、ガスの種類等は、マスフローコントローラ(MFC)57および開閉バルブ59によって制御される。なお、図16では、配管55、開閉バルブ59及びマスフローコントローラ(MFC)57について、代表的なものを図示しているが、これらの配設位置や数は、図16に例示した内容に限定されるものではない。
複数のノズル組52は、それぞれ独立した噴射流量で、不活性ガスを噴射可能に構成されている。例えば、有機材料膜の乾燥が比較的進行しにくい基板Sの中央部分には、該中央部分の真上に配置されたノズル組52Fから不活性ガスを相対的に大きな流量V31で噴射することができる。また、有機材料膜の乾燥が比較的進行しやすい基板Sの周縁部分には、該周縁部分の真上に配置されたノズル組52Eから、不活性ガスを流量V31よりも相対的に小さな流量V32で噴射することができる。なお、基板Sの周縁部分には、不活性ガスを噴射しないことも可能である。
次に、図17を参照しながら、本発明の第5の実施の形態の乾燥装置について説明する。図17は、第5の実施の形態に係る乾燥装置104の概略構成を示す断面図である。第1の実施の形態の乾燥装置100との主な相違点として、本実施の形態の乾燥装置104では、複数のノズル51の組み合わせを単位としてガスの噴射流量及び/又はガスの種類を調節可能に構成されている。また、複数のノズル51は、平板状の基板Sの上面に対して垂直ではなく、平行もしくは傾斜方向にガスを噴射できるように構成されている。以下、第1の実施の形態の乾燥装置100との相違点を中心に説明し、本実施の形態の乾燥装置104において、第1の実施の形態と同じ構成には同一の符号を付して説明を省略する。
ガス噴射装置5Dは、複数のノズル51と、各ノズル51へガスを供給するガス供給源53と、ガス供給源53と各ノズル51とを接続し、各ノズル51へガスを供給する複数の配管55を備えている。また、ガス噴射装置5Dは、配管55の途中に、ガス流量を制御する複数のマスフローコントローラ(MFC)57と、複数の開閉バルブ59を備えている。ノズル51から噴射されるガスの流量や噴射速度、ガスの種類等は、マスフローコントローラ(MFC)57および開閉バルブ59によって制御される。なお、図17では、配管55、開閉バルブ59及びマスフローコントローラ(MFC)57について、代表的なものを図示しているが、これらの配設位置や数は、図17に例示した内容に限定されるものではない。
Claims (10)
- 基板の表面に塗布された有機材料膜中の溶媒を除去して乾燥させる乾燥装置であって、
真空引き可能な処理容器と、
前記処理容器内の気体を排気する排気口と、
前記処理容器内で前記基板を支持する支持部材と、
前記支持部材に支持される前記基板に向けてガスを噴射する複数のノズルを有するガス噴射装置と、
前記処理容器内の圧力を調節するとともに、前記複数のノズルから噴射される前記ガスの噴射流量及び/又は前記ガスの種類を、一つのノズル又は二つ以上のノズルの組み合わせを単位として、独立して調節する制御部と、
を有し、
前記複数のノズルは、前記有機材料膜の乾燥を促す乾燥用ガスを噴射するノズルと、前記有機材料膜の乾燥を抑制する乾燥抑制用ガスを噴射するノズルと、を含んでいるとともに、前記支持部材に支持される前記基板までの距離が、少なくとも、相対的に近いノズルと、相対的に遠いノズルと、を含んでおり、
前記制御部は、前記処理容器内の圧力の上限を10〜100Paの範囲内の高真空状態に維持しながら、前記ガス噴射装置によって前記乾燥用ガス及び/又は前記乾燥抑制用ガスを噴射させるように制御することを特徴とする乾燥装置。 - 前記ノズルが、円筒状の長尺な本体部を備えており、該本体部の長手方向に沿ってスリット状の長尺なガス噴射口が形成されている請求項1に記載の乾燥装置。
- 前記複数のノズルが、前記支持部材に支持された前記基板の中央部に向けてガスを噴射する第1のノズル群と、前記基板の周縁部に向けてガスを噴射する第2のノズル群と、を含んでいる請求項2に記載の乾燥装置。
- 真空引き可能な処理容器と、
前記処理容器内の気体を排気する排気口と、
前記処理容器内で基板を支持する支持部材と、
前記支持部材に支持される前記基板に向けてガスを噴射する複数のノズルを有するガス噴射装置と、
前記処理容器内の圧力を調節するとともに、前記複数のノズルから噴射される前記ガスの噴射流量及び/又は前記ガスの種類を、一つのノズル又は二つ以上のノズルの組み合わせを単位として、独立して調節する制御部と、
を備え、前記複数のノズルが、前記有機材料膜の乾燥を促す乾燥用ガスを噴射するノズルと、前記有機材料膜の乾燥を抑制する乾燥抑制用ガスを噴射するノズルと、を含んでいるとともに、前記支持部材に支持される前記基板までの距離が、少なくとも、相対的に近いノズルと、相対的に遠いノズルと、を含んでいる乾燥装置を用い、
前記制御部によって、前記処理容器内の圧力の上限を10〜100Paの範囲内の高真空状態に維持しながら、前記ガス噴射装置から前記乾燥用ガス及び/又は前記乾燥抑制用ガスを噴射させることにより、基板の表面に塗布された有機材料膜中の溶媒を除去して乾燥させる乾燥処理方法。 - 前記処理容器内の圧力を0.1〜100Paの範囲内に保持して乾燥処理を行う請求項4に記載の乾燥処理方法。
- 前記有機材料膜の乾燥を促す乾燥用ガスの噴射流量を、一つのノズル又は二つ以上のノズルの組み合わせを単位として独立して調節しながら前記基板へ向けて噴射する請求項4又は5に記載の乾燥処理方法。
- 前記有機材料膜の乾燥を抑制する乾燥抑制用ガスの噴射流量を、一つのノズル又は二つ以上のノズルの組み合わせを単位として独立して調節しながら前記基板へ向けて噴射する請求項4から6のいずれか1項に記載の乾燥処理方法。
- 前記有機材料膜の乾燥を促す乾燥用ガスと、前記有機材料膜の乾燥を抑制する乾燥抑制用ガスとの混合比率を、一つのノズル又は二つ以上のノズルの組み合わせを単位として独立して調節しながら前記基板へ向けて噴射する請求項4から6のいずれか1項に記載の乾燥処理方法。
- 前記ガスをパルス状に噴射する請求項4から8のいずれか1項に記載の乾燥処理方法。
- 前記有機材料膜が、有機EL素子の製造においてインクジェット印刷法によって前記基板上に塗布されたものである請求項4から9のいずれか1項に記載の乾燥処理方法。
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