JP6451184B2 - 鉄筋結束機 - Google Patents

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Description

この発明は、鉄筋の周囲にワイヤを巻き回して捩ることで複数の鉄筋を結束する鉄筋結束機に関する。
従来、この種の鉄筋結束機においては、送り手段によりワイヤリールからワイヤを送り出し、送り出されたワイヤはカール形成部において鉄筋の周囲を囲むようにカールされる。そして、所定長さのワイヤ送りがなされるとワイヤ送りは停止し、捩り機構によって鉄筋を締め付けるようにワイヤを捩って結束を行う。このとき、ワイヤ送りを停止した後でもワイヤリールは慣性によって回り続けるため、ワイヤリールの回転に対して制動を加えるブレーキ手段を設け、ワイヤリールの回転を停止させることが行われている。
このとき、捩り機構を駆動する捩りモータに連動させてブレーキ手段を作動させるようにすれば、ブレーキ手段専用の駆動源を設けなくてもよいという利点がある。
例えば、特許文献1には、捩りモータの回転動力を使用し、回転軸に形成した凸形状でブレーキの切替機構を作動させ、この切替機構によってブレーキ手段の姿勢を変更してブレーキをかける構造が開示されている。
また、特許文献2には、バネ付勢されたブレーキ手段の姿勢を保持している保持部材を、捩り機構の前後進退運動を利用して作動させ、ブレーキをかける構造が開示されている。
特許第3531150号公報 中国実用新案公告第203268339号明細書
しかし、上記した特許文献1記載の構造は、捩りモータの回転に同期した繰り返し入力によりブレーキ手段を作動させるため、繰り返し入力によって接触部周辺の破損や摩耗などが発生し、耐久性に問題が出たり、また、繰り返し入力による作動音が発生するので静粛性に問題が出たりする可能性があった。
また、上記した特許文献2記載の構造は、捩り機構が作動し始めた直後にバネの力でブレーキがかかり、捩り動作が完了するまで常にブレーキがかかった状態となる。すなわち、ブレーキ手段を作動させるためのバネ荷重が常に捩り機構に作用しているので、捩りモータの消費電力が増加するという問題があった。しかも、このバネ荷重は捩り機構の作動位置によって負荷が変化するため、捩り機構の作動に悪影響を及ぼす可能性があった。
そこで、本発明は、捩りモータに連動させてワイヤリールにブレーキをかける構造において、繰り返し入力による問題が発生せず、ブレーキ動作が捩り機構に及ぼす影響も小さくすることができる鉄筋結束機を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、結束機本体に回転自在に支持されるワイヤリールから結束用のワイヤを送り出して鉄筋の周囲に巻き付けて結束する鉄筋結束機であって、記ワイヤリールを回転駆動するための送りモータと、ワイヤを捩って結束するための捩り機構と、前記捩り機構を駆動するための捩りモータと、前記捩りモータを駆動源として作動するブレーキ作動部と、を備え、前記送りモータがワイヤを所定量まで送り出したときに、前記捩りモータが正転を開始し、前記捩りモータの正転によって前記捩り機構が所定位置まで前進した後にワイヤを捩って結束を完了し、前記結束が完了した後に、前記捩りモータが逆転を開始し、前記捩りモータの逆転によって前記捩り機構が待機位置まで後退するものであって、前記ブレーキ作動部は、前記捩り機構とともに前後に移動する移動部材と、前記ワイヤリールに対して作用可能に揺動するブレーキ部材と、前記ブレーキ部材を前記ワイヤリールの方向へと付勢する付勢部材と、前記付勢部材の付勢力に抗して前記ブレーキ部材の揺動を抑止する揺動抑止部と、を備え、前記捩り機構が前記待機位置にあるときには、前記移動部材が前記揺動抑止部に作用することで前記揺動抑止部が前記ブレーキ部材の揺動を抑止し、前記捩り機構が特定の位置まで移動したときに、前記揺動抑止部による前記ブレーキ部材の揺動の抑止が解除され、前記付勢部材の付勢力により前記ブレーキ部材が前記ワイヤリールに作用するように構成され、前記ブレーキ作動部は、前記送りモータが停止するときまたは停止する前であって、前記結束が完了する前の所定のタイミングで、前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除することを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、結束機本体に回転自在に支持されるワイヤリールから結束用のワイヤを送り出して鉄筋の周囲に巻き付けて結束する鉄筋結束機であって、前記ワイヤリールを回転駆動するための送りモータと、ワイヤを捩って結束するための捩り機構と、前記捩り機構を駆動するための捩りモータと、前記捩りモータを駆動源として作動するブレーキ作動部と、を備え、前記送りモータがワイヤを所定量まで送り出したときに、前記捩りモータが正転を開始し、前記捩りモータの正転によって前記捩り機構が所定位置まで前進した後にワイヤを捩って結束を完了し、前記結束が完了した後に、前記捩りモータが逆転を開始し、前記捩りモータの逆転によって前記捩り機構が待機位置まで後退するものであって、前記ブレーキ作動部は、前記捩り機構とともに前後に移動する移動部材と、前記ワイヤリールに対して作用可能に揺動するブレーキ部材と、前記ブレーキ部材を前記ワイヤリールから離れる方向へと付勢する付勢部材と、前記付勢部材の付勢力に抗して前記ブレーキ部材を揺動させる揺動推進部と、を備え、前記捩り機構が前記待機位置にあるときには、前記付勢部材の付勢力により前記ブレーキ部材は前記ワイヤリールから離れており、前記捩り機構が特定の位置まで移動したときに、前記移動部材が前記揺動推進部に作用することで前記揺動推進部が前記付勢部材の付勢力に抗して前記ブレーキ部材を揺動させ、前記ブレーキ部材が前記ワイヤリールに作用するように構成され、前記ブレーキ作動部は、前記送りモータが停止するときまたは停止する前であって、前記結束が完了する前の所定のタイミングで、前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項1または2に記載の発明の特徴点に加え、前記ブレーキ作動部は、前記捩り機構が前記所定位置まで前進する前のタイミングで、前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記捩りモータは正転前に逆転動作を実行するように制御され、前記逆転動作によって前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記捩りモータの正転時に、前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記捩りモータの逆転時に、前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項に記載の発明の特徴点に加え、前記捩りモータの逆転時は、前記捩りモータの正転前の逆転時または前記結束が完了する前の逆転時であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項1〜のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記捩りモータの逆転時に、前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させ、前記捩りモータの正転時に、前記ワイヤリールに対する制動を解除することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項に記載の発明の特徴点に加え、前記捩りモータの逆転時は、前記捩りモータの正転前の逆転時または前記結束が完了する前の逆転時であることを特徴とする。
請求項1および2に記載の発明は上記の通りであり、前記ブレーキ作動部は、前記結束が完了する前の所定のタイミングで、前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除する。すなわち、捩り機構が作動し始めたときにワイヤリールにブレーキをかけ、ワイヤリールが停止したらブレーキを解除するので、捩り機構のほとんどの動作はブレーキを解除した状態で実行される。よって、ブレーキ作動部に対する繰り返し入力が発生しないとともに、ブレーキ動作が捩り機構に及ぼす影響も小さくすることができる。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、前記ブレーキ作動部は、前記捩り機構が前記所定位置まで前進する前のタイミングで、前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除する。すなわち、捩り機構がワイヤを捩って結束を実行する前にブレーキ動作が完了しているので、ブレーキ動作が捩り機構に及ぼす影響を小さくすることができる。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、前記捩りモータは正転前に逆転動作を実行するように制御され、前記逆転動作によって前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動する。このような構成とすれば、本来は捩り動作に必要のない逆転動作によってブレーキ作動部を作動させるので、捩り機構の動作とブレーキ作動部の動作とを完全に分離することができる。すなわち、ブレーキ動作が捩り機構に及ぼす影響を小さくすることができる。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、前記捩りモータの正転時に、前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除する。すなわち、捩りモータが正転したときに、捩り機構がワイヤを捩って結束を実行する前にブレーキ動作が完了しているので、ブレーキ動作が捩り機構に及ぼす影響を小さくすることができる。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、前記捩りモータの逆転時に、前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除する。すなわち、捩りモータが逆転したときに、捩り機構が本来の作動(前進)を開始して一連の結束動作をする前に、ブレーキ制動と制動解除が完了している。すなわち、捩り機構が待機位置(初期位置)から前進して一連の結束動作を開始する前に、ブレーキ制動と制動解除が完了しているので、捩り機構に対するブレーキ動作の作動負荷の影響が少なく、捩り機構を正確に作動させることができる。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、前記捩りモータの正転前の逆転時または前記結束が完了する前の逆転時に、前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除するものであり、上記請求項と同様な効果がある。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、前記捩りモータの逆転時に、前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させ、前記捩りモータの正転時に、前記ワイヤリールに対する制動を解除する。すなわち、捩り機構が本来の作動(前進)を開始して一連の結束動作をする前に、ブレーキ制動と制動解除が完了するため、捩り機構が待機位置(初期位置)から前進して一連の結束動作を開始する前に、ブレーキ制動と制動解除が完了しているので、捩り機構に対するブレーキ動作の作動負荷の影響が少なく、捩り機構を正確に作動させることができる。
そして、捩りモータが逆回転して捩り機構が後退してから捩りモータが正回転して捩り機構が待機位置(初期位置)に前進するまでの間をブレーキ制動期間とすることができるので、捩り機構に対するブレーキ動作の作動負荷の影響が少ない期間においてブレーキ制動時間を長く確保できるため効率がよく、かつ確実にブレーキできる。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、前記捩りモータの正転前の逆転時または前記結束が完了する前の逆転時に、前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させ、前記捩りモータが正転時に前記ワイヤリールに対する制動を解除するものであり、上記請求項と同様な効果がある。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、前記捩り機構が前記待機位置にあるときには、前記移動部材が前記揺動抑止部に作用することで前記揺動抑止部が前記ブレーキ部材の揺動を抑止し、前記捩り機構が特定の位置まで移動したときに、前記揺動抑止部による前記ブレーキ部材の揺動の抑止が解除され、前記付勢部材の付勢力により前記ブレーキ部材が前記ワイヤリールに作用する。このような構成によれば、捩り機構の前進または後退に連動させて移動部材を移動させ、移動部材を利用してブレーキ機構を作動させることができる。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、前記捩り機構が前記待機位置にあるときには、前記付勢部材の付勢力により前記ブレーキ部材は前記ワイヤリールから離れており、前記捩り機構が特定の位置まで移動したときに、前記移動部材が前記揺動推進部に作用することで前記揺動推進部が前記付勢部材の付勢力に抗して前記ブレーキ部材を揺動させ、前記ブレーキ部材が前記ワイヤリールに作用する。このような構成によっても、捩り機構の前進または後退に連動させて移動部材を移動させ、移動部材を利用してブレーキ機構を作動させることができる。
鉄筋結束機の内部構造を示す概略図であって、鉄筋結束機を右から見た図である。 鉄筋結束機の内部構造を示す概略図であって、鉄筋結束機を左から見た図である。 鉄筋結束機の内部構造を示す概略図であって、鉄筋結束機を上から見た図である。 第1の実施形態に係る捩り機構とブレーキ作動部の説明図である。 第1の実施形態に係る鉄筋結束機の作動を示すタイムチャートである。 第2の実施形態に係る捩り機構とブレーキ作動部の説明図である。 第2の実施形態に係る鉄筋結束機の作動を示すタイムチャートである。 第3の実施形態に係る捩り機構とブレーキ作動部の説明図である。 第3の実施形態に係る鉄筋結束機の作動を示すタイムチャートである。 第4の実施形態に係る捩り機構とブレーキ作動部の説明図である。 第4の実施形態に係る揺動抑止部の作動を説明する図である。 第4の実施形態に係る鉄筋結束機の作動を示すタイムチャートである。 従来の鉄筋結束機の作動を示すタイムチャートである。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図1〜5を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る鉄筋結束機10は、図1〜3に示すように、結束機本体11に回転可能に配置されたワイヤリール13を備え、このワイヤリール13からワイヤWを所定長さ送り出して複数本のワイヤWが鉄筋の周囲に巻き付けた後に、前記ワイヤWの複数本の束を捩って結束するものである。
ワイヤリール13は、回転自在に結束機本体11に支持されており、図示しないレバーを操作することで結束機本体11に着脱し得るように構成されている。ワイヤリール13には結束用のワイヤWが巻き付けられている。結束機本体11に装着されたワイヤリール13からは、ワイヤWが引き出されて結束機本体11の送り機構(図示せず)にセットされている。
ワイヤリール13から引き出されて送り機構にセットされたワイヤWは、送りモータ(図示せず)によってカール形成部12の方向へと送り出される。カール形成部12は、機械の先端へ送り出されたワイヤWをループ状に曲げるように案内するものであり、カール形成部12へと送り出されたワイヤWがカール形成部12に沿って案内されることで複数本のワイヤWが鉄筋の周囲を複数回囲むようにカールされる。
なお、ワイヤリール13は側部にフランジ13aを備えており、このフランジ13aには、略鋸刃状の係止段部13bが所定間隔で形成されている。係止段部13bは、後述するブレーキ部材22に臨むようになっており、送り機構による送り動作が完了するときに、ブレーキ部材22が係止段部13bに係合して制動することでワイヤリール13の回転が停止するようになっている。
また、結束機本体11にはワイヤWを捩って結束するための捩り機構15が設けられている。本実施形態に係る捩り機構15は、図4に示すように、捩りモータ16によって駆動されるものであり、進退筒部15aと、捩りフック15bと、を備えている。
捩りモータ16は、捩り機構15を駆動するためのものであり、ワイヤWの送り動作が終了する前の一定のタイミングで回転を開始するように制御される。本実施形態においては、この捩りモータ16は、後述するブレーキ作動部20を作動させるための動力源としても利用される。
この捩りモータ16の回転力は、ギア等を介して捩り機構15へと伝達される。捩り機構15の内部には、回転力を直進運動に変換するための螺軸部が設けられている。この螺軸部は、結束機本体11に対して回転可能に支持されており、ねじ加工された外周面が進退筒部15aの内周面に螺合している。
進退筒部15aは、内部に螺軸部を挿通させた筒状部材である。この進退筒部15aは、結束機本体11に対して前後に移動可能に支持されている。この進退筒部15aの内周面はねじ加工されており、螺軸部の外周面と螺合している。このように進退筒部15aの内周面と螺軸部の外周面とが螺合することで、捩りモータ16が回転したときに進退筒部15aが前後に移動するように構成されている。
捩りフック15bは、進退筒部15aの先端に取り付けられた一対の爪状部材である。この捩りフック15bは、公知の構造により進退筒部15aの進退動作に合わせて開閉するようになっている。
上記した捩り機構15は以下のように作動する。まず、鉄筋結束機10のトリガが操作されると、ワイヤWが所定量だけ送り出され、カール形成部12によってループ状に巻き回される。その後、捩りモータ16が正転し、進退筒部15aが前方に送られる。このように進退筒部15aが前方に送られることで捩りフック15bはワイヤWに接触可能な位置まで前進する。このとき、進退筒部15aの前進に連動して捩りフック15bが閉じ方向に作動するため、捩りフック15bはワイヤループの一部を把持する。捩り機構15が所定位置(最も前進した位置)まで前進すると、この所定位置において捩り機構15が回転する。この動作により、ワイヤWを保持した捩りフック15bが回転するので、ワイヤWが捩られ、結束が完了する。なお、捩りモータ16が正回転して捩り機構15が前進する途中、すなわち進退筒部15aが前進する途中で、図示しないカッタが作動してワイヤWを切断する。
上記のように結束が完了すると、捩りモータ16は逆転を開始し、捩り機構15は後方に移動する。このとき、捩りフック15bが開いてワイヤWを離す。捩りモータ16は捩り機構15が待機位置に移動するまで逆転する。捩り機構15が待機位置まで移動したら、捩りモータ16が停止して一連の動作が完了する。
次に、本実施形態に係るブレーキ作動部20について説明する。
本実施形態に係るブレーキ作動部20は、図4に示すように、移動部材21と、ブレーキ部材22と、付勢部材23と、揺動抑止部24と、を備えている。
移動部材21は、捩り機構15とともに前後に移動する部材である。この移動部材21は、捩り機構15の進退筒部15aに固定されており、進退筒部15aの進退動作に連動して前進または後退する。言い換えると、この移動部材21は、捩りモータ16が正転したときには進退筒部15aと一体的に前方へと移動し、捩りモータ16が逆転したときには進退筒部15aと一体的に後方へと移動するようになっている。この移動部材21は、結束機本体11の一部であるガイド部27によって水平移動するようにガイドされている。この移動部材21の上面は、後述する揺動抑止部24を摺動させるための摺動面を形成しており、この上面には揺動抑止部24と係合させるための係合部21aが凹設されている。
ブレーキ部材22は、ワイヤリール13に係合可能に揺動する部材であり、回動軸22aを軸として結束機本体11に対して揺動可能となっている。ブレーキ部材22の先端には、ワイヤリール13の係止段部13bに係合させるための先端爪22bが形成されており、この先端爪22bがワイヤリール13の周縁部に臨むように配置されている。
付勢部材23は、ブレーキ部材22をワイヤリール13を制動する方向、すなわち係合する方向へと付勢する捩りコイルバネである。この付勢部材23は、一端が結束機本体11の一部であるバネ支持部28に支持され、他端がブレーキ部材22に係合してブレーキ部材22を付勢している。
揺動抑止部24は、付勢部材23の付勢力に抗してブレーキ部材22の揺動を抑止するためのものである。本実施形態に係る揺動抑止部24は、図4に示すように、第1腕部25と第2腕部26とを略L字形に結合して構成されており、結合部付近を軸として結束機本体11に対して揺動可能に取り付けられている。この揺動抑止部24は、図示しないバネ部材によって、移動部材21に押し付けられる方向へと常に付勢されている。
第1腕部25の先端には従動部25aが設けられており、この従動部25aは、上記したバネ部材によって移動部材21の上面に押し付けられている。このため、移動部材21が前後に移動すると、従動部25aが移動部材21の上面に沿って摺動するようになっている。なお、移動部材21の上面は、移動部材21の移動方向に対して水平であるため、従動部25aが移動部材21の上面に沿って摺動しているときには、従動部25aの位置は変化せず、揺動抑止部24の傾きも変化しないように形成されている。一方、この移動部材21の上面には前述した係合部21aが凹設されているため、従動部25aが係合部21aの位置まで来ると、従動部25aが係合部21aに嵌り込み、揺動抑止部24の傾きが変化するように形成されている。
第2腕部26の先端には、ブレーキ部材22に干渉してブレーキ部材22の回動を抑止する接触部26aが設けられている。この接触部26aは、図4(a)に示すように、従動部25aが係合部21aに係合しておらず、従動部25aが移動部材21の上面に沿って摺動しているときには、ブレーキ部材22がワイヤリール13に係合しないように、付勢部材23の付勢力に抗してブレーキ部材22を押さえ込んでいる。一方、図4(b)に示すように、従動部25aが係合部21aに係合しているときには、揺動抑止部24の傾きが変化することで、接触部26aによるブレーキ部材22の押さえ込みが解除される。このように押さえ込みが解除されると、付勢部材23の付勢力によりブレーキ部材22が揺動してワイヤリール13に係合する。
上記したブレーキ作動部20は、以下のように作動する。
まず、図4(a)に示すような待機状態において、鉄筋結束機10のトリガが操作されて捩り動作が実行される。このとき、捩りモータ16が正転方向に回転するが、この回転により捩り機構15が前進する。この動きによって、移動部材21が移動する。
図4(b)に示すように、従動部25aが係合部21aに係合する位置まで移動部材21が移動すると、揺動抑止部24の傾きが変化することで、付勢部材23の付勢力によりブレーキ部材22がワイヤリール13に係合する。ブレーキ部材22がワイヤリール13に係合することで、慣性により回転していたワイヤリール13の回転が停止する。
その後、更に移動部材21が移動すると、図4(c)に示すように、従動部25aが係合部21aから離脱し、接触部26aが再びブレーキ部材22の揺動を抑止するので、ブレーキ部材22とワイヤリール13との係合、すなわち制動が解除される。
そして、更に捩りモータ16が正転方向に回転すると、捩り機構15が所定位置(最も前進した位置)まで前進し、捩り機構15が回転する。この動作により結束が完了する。
結束が完了した後に、前述したように捩りモータ16が逆転方向に回転し、図4(a)に示すような待機状態に戻る。
上記した作動状況をタイムチャートにしたものが図5である。この図5が示すように、本実施形態においては、ブレーキ作動部20は、結束が完了する前の所定のタイミング(より詳しくは、捩り機構15が所定位置まで前進する前のタイミング)で、ワイヤリール13に係合してワイヤリール13の回転を停止させるとともに、ワイヤリール13との係合を解除している。このため、結束が完了したときにはワイヤリール13との係合を解除した状態となっている。
このような実施形態によれば、捩り機構15が作動し始めたときにワイヤリール13にブレーキをかけ、ワイヤリール13が停止したらブレーキを解除するので、捩り機構15のほとんどの動作はブレーキを解除した状態で実行される。よって、ブレーキ作動部20に対する繰り返し入力が発生しないとともに、付勢部材23によってブレーキが作動している時間が短いためブレーキ動作が捩り機構15に及ぼす作動負荷の影響も小さくすることができる。
これは、捩りモータ16正転時に捩り機構15が作動(前進)して一連の結束動作中の結束が完了する前にブレーキ作動するため、無駄な動作がなく結束動作の時間が短縮できる。
なお、従来の構造(例えば特許文献2)においては、図13に示すタイムチャートのように、捩り機構15のほとんどの動作はブレーキが作動した状態で実行されるため、ブレーキ動作が捩り機構15に及ぼす影響が大きくなり、捩りモータ16の消費電力が増加したり、捩り機構15の制御に悪影響を及ぼしたりといった問題があった。本実施形態によれば、このような問題は発生しない。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について図6及び図7を参照しつつ説明する。なお、本実施形態の基本的構成は第1の実施形態と相違しないため、重複する記載を避けて、第1の実施形態と相違する箇所のみを説明する。
本実施形態の特徴は、捩りモータ16が正転を開始する前に逆転動作を実行するように制御され、この逆転動作によってブレーキ作動部20がワイヤリール13に係合して制動するようにした点にある。
本実施形態の移動部材21は、図6に示すように、第1の実施形態とは異なる配置で係合部21aが形成されている。具体的には、図6(a)に示す待機状態から捩りモータ16が正転したとしても、従動部25aが係合部21aに係合することはなく、図6(a)に示す待機状態から捩りモータ16が逆転したときに、従動部25aが係合部21aに係合するように配置されている。
このブレーキ作動部20は、以下のように作動する。
まず、図6(a)に示す待機状態において、鉄筋結束機10のトリガが操作されて捩り動作が実行される。このとき、捩りモータ16は、まず逆転動作を実行する。この逆転動作によって、捩り機構15が後退し、同時に移動部材21が移動する。
図6(b)に示すように、従動部25aが係合部21aに係合する位置まで移動部材21が移動すると、揺動抑止部24の傾きが変化することで、付勢部材23の付勢力によりブレーキ部材22がワイヤリール13に係合する。ブレーキ部材22がワイヤリール13に係合することで、慣性により回転していたワイヤリール13の回転が停止する。
その後、捩りモータ16は正転を開始し、図6(c)に示すように、従動部25aが係合部21aから離脱する。これにより、接触部26aが再びブレーキ部材22の揺動を抑止するので、ブレーキ部材22とワイヤリール13との係合が解除される。
そして、更に捩りモータ16が正転方向に回転すると、捩り機構15が待機位置を越えて所定位置(最も前進した位置)まで前進し、捩り機構15が回転する。この動作により結束が完了する。
結束が完了した後に、前述したように捩りモータ16が逆転方向に回転し、図6(a)に示すような待機状態に戻る。
上記した作動状況をタイムチャートにしたものが図7である。この図7が示すように、本実施形態においても、ブレーキ作動部20は、結束が完了する前の所定のタイミング(より詳しくは、捩り機構15が所定位置まで前進する前のタイミング)で、ワイヤリール13に係合してワイヤリール13の回転を停止させるとともに、ワイヤリール13との係合を解除している。このため、結束が完了したときにはワイヤリール13との係合を解除した状態となっている。
すなわち、捩り機構15が作動する前にワイヤリール13にブレーキをかけ、ワイヤリール13が停止したらブレーキを解除する。そして、ブレーキ動作が完了した後に捩り機構15の動作を実行する。このような実施形態によれば、ブレーキ作動部20に対する繰り返し入力が発生しないとともに、付勢部材23によってブレーキが作動している時間が短いためブレーキ動作が捩り機構15に及ぼす作動負荷の影響も小さくすることができる。
一般的にワイヤリール13のワイヤWの残量によってワイヤリール13の重量が変化し、ブレーキ作動部20にかかるブレーキ負荷も異なってくるため、捩り機構15に及ぼす作動負荷への影響が大きい。
それで、捩り機構15が本来の作動(前進)を開始して一連の結束動作をする前に、捩りモータ16が逆転して捩り機構15が後退したときに、予めブレーキ作動部20でブレーキ制動し、捩りモータ16が正転して捩り機構15が前進したときに、ブレーキ制動解除しているため、捩り機構15が待機位置(初期位置)から前進して一連の結束動作を開始する時には、捩り機構15にブレーキ動作の作動負荷の影響が少なく、正確に作動させることができる。
本実施形態では、捩りモータ16が逆転して捩り機構15が後退してから捩りモータ16が正転して捩り機構15が待機位置(初期位置)に前進するまでの間がブレーキ制動している時間なので、捩り機構15にブレーキ動作の作動負荷の影響が少ない期間においてブレーキ制動時間を長く確保できるため効率がよく、かつ確実にブレーキできる。
本実施形態によれば、ブレーキ動作の主な作動負荷が、捩りモータ16の正転前(逆転期間)に発生するので、ブレーキ動作の作動負荷とワイヤWの切断等の作動負荷とを分散させることができる。また、捩りモータ16の逆転期間が存在することで、ワイヤWの切断等をいつ実施するかというタイミングを設定できる時間的な幅が大きくなるので、ワイヤWの切断等のタイミングの微調整がしやすい。
さらに、ブレーキ制動解除を捩りモータ16が正転して捩り機構15が前進するときに実施している、このように正転と逆転との両方を利用してブレーキ制動とブレーキ制動解除とを実行しているため、逆転のみを利用してブレーキ制動とブレーキ制動解除とを実行する場合に比較して逆転期間を短く設定できる。
なお、本実施形態においては、特に説明していないが、捩りモータ16が逆転する前に正転動作が実行されていてもよい。すなわち、本実施形態としては、逆転動作がいつ実行されるかは問わず、結束が完了する前の逆転動作によってブレーキ作動部20がワイヤリール13を制動してワイヤリール13の回転を停止させるものであればよい。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について図8及び図9を参照しつつ説明する。なお、本実施形態の基本的構成は第1の実施形態と相違しないため、重複する記載を避けて、第1の実施形態と相違する箇所のみを説明する。
本実施形態は、捩りモータ16が正転を開始する前に逆転動作を実行するように制御され、この逆転動作によってブレーキ作動部20がワイヤリール13に係合して制動する点では第2の実施形態と同様である。第2の実施形態と異なるのは、最初の逆転動作によってブレーキ作動部20の係合して制動した後に制動を解除まで行うようにした点である。
本実施形態の移動部材21は、図8(a)に示す待機状態から捩りモータ16が正転したとしても、従動部25aが係合部21aに係合することはなく、図8(a)に示す待機状態から捩りモータ16が逆転したときに、従動部25aが係合部21aに係合するような配置となっている。
このブレーキ作動部20は、以下のように作動する。
まず、図8(a)に示す待機状態において、鉄筋結束機10のトリガが操作されて捩り動作が実行される。このとき、捩りモータ16は、ブレーキ作動部20を作動させるためにまず逆転動作を実行する。この逆転動作によって、捩り機構15が後退し、同時に移動部材21が移動する。
図8(b)に示すように、従動部25aが係合部21aに係合する位置まで移動部材21が移動すると、揺動抑止部24の傾きが変化することで、付勢部材23の付勢力によりブレーキ部材22がワイヤリール13に係合する。ブレーキ部材22がワイヤリール13に係合することで、慣性により回転していたワイヤリール13の回転が停止する。
更に捩りモータ16が逆転動作を実行すると、図8(c)に示すように、従動部25aが係合部21aから離脱する。これにより、接触部26aが再びブレーキ部材22の揺動を抑止するので、ブレーキ部材22とワイヤリール13との係合が解除される。
その後、捩りモータ16は正転を開始し、図8(d)に示すように、捩り機構15が待機位置を越えて所定位置(最も前進した位置)まで前進し、捩り機構15が回転する。この動作により結束が完了する。
結束が完了した後に、前述したように捩りモータ16が逆転方向に回転し、図8(a)に示すような待機状態に戻る。
上記した作動状況をタイムチャートにしたものが図9である。この図9が示すように、本実施形態においても、ブレーキ作動部20は、結束が完了する前の所定のタイミング(より詳しくは、捩り機構15が所定位置まで前進する前のタイミング)で、ワイヤリール13に係合してワイヤリール13の回転を停止させるとともに、ワイヤリール13との係合を解除している。このため、結束が完了したときにはワイヤリール13との係合を解除した状態となっている。
すなわち、捩り機構15が作動する前にワイヤリール13にブレーキをかけ、ワイヤリール13が停止したらブレーキを解除する。そして、ブレーキ動作が完了した後に捩り機構15の動作を実行する。このような実施形態によれば、ブレーキ作動部20に対する繰り返し入力が発生しないとともに、付勢部材23によってブレーキが作動している時間が短いためブレーキ動作が捩り機構15に及ぼす作動負荷の影響も小さくすることができる。
このように、捩り機構15が本来の作動(前進)を開始して一連の結束動作をする前に、捩りモータ16が逆転して捩り機構15が後退し、予めブレーキ作動部20でブレーキ制動し、さらに捩りモータ16が逆転して捩り機構15が後退してブレーキ制動解除しているため、捩り機構15が待機位置(初期位置)から前進して一連の結束動作を開始する時には、捩り機構15に対するブレーキ動作の作動負荷の影響が少なく、捩り機構15を正確に作動させることができる。本実施形態によれば、ブレーキ動作の作動負荷を捩りモータ16の正転前の逆転期間に発生させているので、ブレーキ動作の作動負荷とワイヤWの切断等の作動負荷とを分散させることができる。また、捩りモータ16の逆転期間が存在することで、ワイヤWの切断等をいつ実施するかというタイミングを設定できる時間的な幅が大きくなるので、ワイヤWの切断等のタイミングの微調整がしやすい。
なお、本実施形態においては、特に説明していないが、捩りモータ16が逆転する前に正転動作が実行されていてもよい。すなわち、本実施形態としては、逆転動作がいつ実行されるかは問わず、結束が完了する前の逆転動作によってブレーキ作動部20がワイヤリール13を制動してワイヤリール13の回転を停止させるものであればよい。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態について図10〜12を参照しつつ説明する。なお、本実施形態の基本的構成は第1の実施形態と相違しないため、重複する記載を避けて、第1の実施形態と相違する箇所のみを説明する。
本実施形態の特徴は、第1の実施形態とは異なるブレーキ作動部30を備えた点にある。
本実施形態に係るブレーキ作動部30は、図10に示すように、移動部材31と、ブレーキ部材32と、付勢部材33と、揺動推進部34と、を備えている。
移動部材31は、捩り機構15とともに前後に移動する部材である。この移動部材31は、捩り機構15の進退筒部15aに固定されており、進退筒部15aの進退動作に連動して前進または後退する。言い換えると、この移動部材21は、捩りモータ16が正転したときには進退筒部15aと一体的に前方へと移動し、捩りモータ16が逆転したときには進退筒部15aと一体的に後方へと移動するようになっている。この移動部材21は、後述する回転部材35に接触可能に突出した係合部31aを備えている。
ブレーキ部材32は、ワイヤリール13に係合可能に揺動する部材であり、回動軸32aを軸として結束機本体11に対して揺動可能となっている。ブレーキ部材32の先端には、ワイヤリール13の係止段部13bに係合させるための先端爪32bが形成されており、この先端爪32bがワイヤリール13の周縁部に臨むように配置されている。このブレーキ部材32の上端部(先端爪32bの反対側の端部)には、後述する揺動推進部34と連結するための連結部32cが設けられている。
付勢部材33は、ブレーキ部材32をワイヤリール13から離れる方向へと付勢する捩りコイルバネである。この付勢部材33は、一端が結束機本体11の一部であるバネ支持部42に支持され、他端がブレーキ部材32に係合してブレーキ部材32を付勢している。
揺動推進部34は、付勢部材33の付勢力に抗してブレーキ部材32を揺動させるためのものである。本実施形態に係る揺動推進部34は、図10に示すように、回転部材35と、バネ部材36と、従動部材37と、第1リンク部38と、第2リンク部39と、第3リンク部40と、を備えている。
回転部材35は、後述する従動部材37に対して回転可能に取り付けられた部材であり、半径方向に突出した接触部35aを備えている。この接触部35aは、移動部材21の係合部31aに対して接触可能な位置に配置されており、移動部材21が移動したときに接触部35aを押すことで、回転部材35が回転するようになっている。
従動部材37は、第1リンク部38、第2リンク部39、第3リンク部40とともにリンク機構を構成する部材であり、回転部材35が所定の方向に回転したときに一体的に回転し、リンク機構を作動させるものである。この従動部材37は、回転部材35の接触部35aに係合する受部37aと、結束機本体11の一部として形成された係止壁41に係合する支持部37bと、を備えている。支持部37bは、従動部材37を待機状態に保つためのものであり、支持部37bが係止壁41に係合した状態が従動部材37の待機状態となっている。従動部材37は、この待機状態から、支持部37bが係止壁41から離れる方向に回転可能となっている。
バネ部材36は、回転部材35を従動部材37に対して付勢するための捩りコイルバネである。このバネ部材36の付勢力によって、回転部材35の接触部35aが従動部材37の受部37aに押し付けられるようになっている。
第1リンク部38、第2リンク部39、第3リンク部40は、従動部材37とともにリンク機構を構成することで、回転部材35の回転力をブレーキ部材32に伝達するためのものである。このリンク機構は、出力側がブレーキ部材32の連結部32cに連結されており、リンク機構が作動したときにブレーキ部材32が連動して揺動するように構成されている。
本実施形態においては、捩りモータ16が正転したときに、従動部材37が回転してリンク機構が作動し、ブレーキ部材32が連動して作動するように構成されている。一方、捩りモータ16が逆転したときには、従動部材37が回転しないようになっており、すなわち、リンク機構が作動しないので、ブレーキ部材32が作動しないように構成されている。
具体的には、図11(a)〜(c)に示すように、捩りモータ16が正転したときには、捩り機構15の前進に伴って移動部材31が前進する(図11に示す右方向に移動する)。図11(b)に示すように、移動部材31の係合部31aが回転部材35の接触部35aに接触すると、回転部材35が回転する。このとき、回転部材35の接触部35aが従動部材37の受部37aを押す方向に回転部材35が回転するので、回転部材35と従動部材37とが一体的に回転する。従動部材37が回転することによりリンク機構が作動し、ブレーキ部材32が連動して揺動する(ブレーキが作動する)。そして、図11(c)に示すように、移動部材31が更に前進して係合部31aと接触部35aとの係合が外れると、付勢部材33の付勢力によってブレーキ部材32が待機位置の方向に揺動する(ブレーキが解除される)。ブレーキ部材32が待機位置の方向に揺動すると、これに連動してリンク機構が作動し、回転部材35と従動部材37とが待機位置に戻される。
また、捩りモータ16が逆転したときには、図11(d)〜(f)に示すように、捩り機構15の後退に伴って移動部材31が後退する(図11に示す左方向に移動する)。図11(e)に示すように、移動部材31の係合部31aが回転部材35の接触部35aに接触すると、回転部材35が回転する。このとき、回転部材35の接触部35aが従動部材37の受部37aから離れる方向に回転部材35が回転するので、回転部材35の回転力が従動部材37に伝達されず、従動部材37は回転しない。従動部材37が回転しないので、リンク機構及びブレーキ部材32も作動しない。そして、図11(f)に示すように、移動部材31が更に後退して係合部31aと接触部35aとの係合が外れると、バネ部材36の付勢力によって、回転部材35が待機位置に戻される。
上記したブレーキ作動部30は、以下のように作動する。
まず、図10(a)に示すような待機状態においては、付勢部材33の付勢力によりブレーキ部材32はワイヤリール13から離れた状態となっている。この待機状態から鉄筋結束機10のトリガが操作されて捩り動作が実行されると、捩りモータ16が正転方向に回転し、この回転により捩り機構15が前進する。この動きによって、移動部材31が移動する。
図10(b)に示すように、係合部31aが接触部35aに係合する位置まで移動部材31が移動すると、移動部材31が回転部材35を押動することにより、回転部材35が従動部材37とともに回転する。これにより、リンク機構が作動し、付勢部材33の付勢力に抗してブレーキ部材32を揺動させ、ブレーキ部材32がワイヤリール13に係合する。ブレーキ部材32がワイヤリール13に係合することで、慣性により回転していたワイヤリール13の回転が停止する。
その後、更に移動部材31が移動すると、図10(c)に示すように、係合部31aと接触部35aとの係合が外れ、付勢部材33の付勢力によってブレーキ部材32が待機位置に戻される。
そして、更に捩りモータ16が正転方向に回転すると、捩り機構15が所定位置(最も前進した位置)まで前進し、捩り機構15が回転する。この動作により結束が完了する。
結束が完了した後に、前述したように捩りモータ16が逆転方向に回転し、図10(a)に示すような待機状態に戻る。
上記した作動状況をタイムチャートにしたものが図12である。この図12が示すように、本実施形態においても、ブレーキ作動部30は、結束が完了する前の所定のタイミング(より詳しくは、捩り機構15が所定位置まで前進する前のタイミング)で、ワイヤリール13に係合してワイヤリール13の回転を停止させるとともに、ワイヤリール13との係合を解除している。このため、結束が完了したときにはワイヤリール13との係合を解除した状態となっている。
このような実施形態によれば、捩り機構15が作動し始めたときにワイヤリール13にブレーキをかけ、ワイヤリール13が停止したらブレーキを解除するので、捩り機構15のほとんどの動作はブレーキを解除した状態で実行される。よって、ブレーキ作動部30に対する繰り返し入力が発生しないとともに、付勢部材33によってブレーキが作動している時間が短いためブレーキ動作が捩り機構15に及ぼす作動負荷の影響も小さくすることができる。
なお、上記した実施形態ではワイヤリール13の係止段部13bにブレーキ部材22を係合させることでワイヤリール13を制動しているが、これ以外の方法でワイヤリール13を制動してもよい。例えば、ワイヤリール13の周縁部にブレーキ部材を押し付けて摩擦摺動させ、この摩擦力でワイヤリール13を制動する構成にしてもよい。
10 鉄筋結束機
11 結束機本体
12 カール形成部
13 ワイヤリール
13a フランジ
13b 係止段部
15 捩り機構
15a 進退筒部
15b 捩りフック
16 捩りモータ
20 ブレーキ作動部
21 移動部材
21a 係合部
22 ブレーキ部材
22a 回動軸
22b 先端爪
23 付勢部材
24 揺動抑止部
25 第1腕部
25a 従動部
26 第2腕部
26a 接触部
27 ガイド部
28 バネ支持部
30 ブレーキ作動部
31 移動部材
31a 係合部
32 ブレーキ部材
32a 回動軸
32b 先端爪
32c 連結部
33 付勢部材
34 揺動推進部
35 回転部材
35a 接触部
36 バネ部材
37 従動部材
37a 受部
37b 支持部
38 第1リンク部
39 第2リンク部
40 第3リンク部
41 係止壁
42 バネ支持部
W ワイヤ

Claims (9)

  1. 結束機本体に回転自在に支持されるワイヤリールから結束用のワイヤを送り出して鉄筋の周囲に巻き付けて結束する鉄筋結束機であって、
    記ワイヤリールを回転駆動するための送りモータと、
    ワイヤを捩って結束するための捩り機構と、
    前記捩り機構を駆動するための捩りモータと、
    前記捩りモータを駆動源として作動するブレーキ作動部と、
    を備え、
    前記送りモータがワイヤを所定量まで送り出したときに、前記捩りモータが正転を開始し、前記捩りモータの正転によって前記捩り機構が所定位置まで前進した後にワイヤを捩って結束を完了し、
    前記結束が完了した後に、前記捩りモータが逆転を開始し、前記捩りモータの逆転によって前記捩り機構が待機位置まで後退するものであって、
    前記ブレーキ作動部は、前記捩り機構とともに前後に移動する移動部材と、前記ワイヤリールに対して作用可能に揺動するブレーキ部材と、前記ブレーキ部材を前記ワイヤリールの方向へと付勢する付勢部材と、前記付勢部材の付勢力に抗して前記ブレーキ部材の揺動を抑止する揺動抑止部と、を備え、
    前記捩り機構が前記待機位置にあるときには、前記移動部材が前記揺動抑止部に作用することで前記揺動抑止部が前記ブレーキ部材の揺動を抑止し、前記捩り機構が特定の位置まで移動したときに、前記揺動抑止部による前記ブレーキ部材の揺動の抑止が解除され、前記付勢部材の付勢力により前記ブレーキ部材が前記ワイヤリールに作用するように構成され、
    前記ブレーキ作動部は、前記送りモータが停止するときまたは停止する前であって、前記結束が完了する前の所定のタイミングで、前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除することを特徴とする、鉄筋結束機。
  2. 結束機本体に回転自在に支持されるワイヤリールから結束用のワイヤを送り出して鉄筋の周囲に巻き付けて結束する鉄筋結束機であって、
    記ワイヤリールを回転駆動するための送りモータと、
    ワイヤを捩って結束するための捩り機構と、
    前記捩り機構を駆動するための捩りモータと、
    前記捩りモータを駆動源として作動するブレーキ作動部と、
    を備え、
    前記送りモータがワイヤを所定量まで送り出したときに、前記捩りモータが正転を開始し、前記捩りモータの正転によって前記捩り機構が所定位置まで前進した後にワイヤを捩って結束を完了し、
    前記結束が完了した後に、前記捩りモータが逆転を開始し、前記捩りモータの逆転によって前記捩り機構が待機位置まで後退するものであって、
    前記ブレーキ作動部は、前記捩り機構とともに前後に移動する移動部材と、前記ワイヤリールに対して作用可能に揺動するブレーキ部材と、前記ブレーキ部材を前記ワイヤリールから離れる方向へと付勢する付勢部材と、前記付勢部材の付勢力に抗して前記ブレーキ部材を揺動させる揺動推進部と、を備え、
    前記捩り機構が前記待機位置にあるときには、前記付勢部材の付勢力により前記ブレーキ部材は前記ワイヤリールから離れており、前記捩り機構が特定の位置まで移動したときに、前記移動部材が前記揺動推進部に作用することで前記揺動推進部が前記付勢部材の付勢力に抗して前記ブレーキ部材を揺動させ、前記ブレーキ部材が前記ワイヤリールに作用するように構成され、
    前記ブレーキ作動部は、前記送りモータが停止するときまたは停止する前であって、前記結束が完了する前の所定のタイミングで、前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除することを特徴とする、鉄筋結束機。
  3. 前記ブレーキ作動部は、前記捩り機構が前記所定位置まで前進する前のタイミングで、前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除することを特徴とする、請求項1または2記載の鉄筋結束機。
  4. 前記捩りモータは正転前に逆転動作を実行するように制御され、前記逆転動作によって前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の鉄筋結束機。
  5. 前記捩りモータの正転時に、前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の鉄筋結束機。
  6. 前記捩りモータの逆転時に、前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させるとともに、前記ワイヤリールに対する制動を解除することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の鉄筋結束機。
  7. 前記捩りモータの逆転時は、前記捩りモータの正転前の逆転時または前記結束が完了する前の逆転時であることを特徴とする、請求項記載の鉄筋結束機。
  8. 前記捩りモータの逆転時に、前記ブレーキ作動部が前記ワイヤリールを制動して前記ワイヤリールの回転を停止させ、前記捩りモータの正転時に、前記ワイヤリールに対する制動を解除することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の鉄筋結束機。
  9. 前記捩りモータの逆転時は、前記捩りモータの正転前の逆転時または前記結束が完了する前の逆転時であることを特徴とする、請求項記載の鉄筋結束機。
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