JP2018091104A - 結束機 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加を抑制し、かつ捩じり動作への悪影響を及ぼすことなくワイヤリールを制動することが可能な鉄筋結束機を提供する。【解決手段】結束物の周囲にワイヤWを巻き、ワイヤWを捩じって結束物を結束する鉄筋結束において、ワイヤWが巻かれたワイヤリール20を回転可能に収容する収容部と、ワイヤリール20に巻かれたワイヤWを送るワイヤ送り部3Aと、ワイヤ送り部3Aを駆動する送りモータ32と、送りモータ32の駆動力で作動し、ワイヤリール20の回転を規制する制動部6Aを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄筋等の結束物をワイヤで結束する結束機に関する。
従来から、鉄筋の周囲にワイヤを巻き、このワイヤを捩じることで複数の鉄筋を結束する鉄筋結束機と称す結束機が提案されている。
従来、この種の鉄筋結束機においては、送り手段によりワイヤリールからワイヤを送り出し、送り出されたワイヤをカール形成部において鉄筋の周囲を囲むようにカールする。そして、所定長さのワイヤ送りがなされるとワイヤ送りは停止し、捩じり手段によって鉄筋を締め付けるようにワイヤを捩じって結束を行う。このとき、ワイヤ送りを停止した後でもワイヤリールは慣性によって回り続けるため、ワイヤリールの回転に対して制動を加える制動手段を設け、ワイヤリールの回転を規制することが行われている。
制動手段の駆動源として、専用のソレノイドを用いた技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、捩じり手段を駆動する捩じりモータで、制動手段の駆動源を兼用する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第5369846号 特許第3531150号
特許文献1に記載の技術は、制動手段専用の駆動源が必要となるため、その分部品点数が増加し、結束機の小型化が困難である。また、部品点数の増加はコストアップの要因にもなる。一方、特許文献2に記載の技術は、制動手段の駆動源として捩りモータを利用しているため、部品点数の増加は抑制されるものの、制動手段を作動させたり、停止させたりするときに荷重変動が発生し、この荷重変動が捩りモータによる捩り動作に悪影響を及ぼす可能性がある。
本発明は、このような課題を解決するためなされたもので、部品点数の増加を抑制し、かつ捩り動作へ悪影響を及ぼすことなくワイヤリールを制動することが可能な結束機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、結束物の周囲にワイヤを巻き、当該ワイヤを捩じって結束物を結束する結束機において、ワイヤが巻かれたワイヤリールを回転可能に収容する収容部と、ワイヤリールに巻かれたワイヤを送るワイヤ送り部と、ワイヤ送り部を駆動する駆動部と、駆動部の駆動力で作動し、ワイヤリールの回転を規制する制動部とを備えた結束機である。
本発明では、ワイヤ送り部を駆動するための駆動部を利用して制動部を作動させるようにしたので、部品点数はほとんど増加しない。また、駆動部はワイヤを送るためのものであるため、捩り動作に悪影響を及ぼすこともない。
本実施の形態の鉄筋結束機に備えた制動部の一例を示す側面から見た構成図である。 本実施の形態の鉄筋結束機に備えた制動部の一例を示す上面から見た構成図である。 本実施の形態の鉄筋結束機の全体構成の一例を示す一の側面から見た構成図である。 本実施の形態の鉄筋結束機の全体構成の一例を示す他の側面から見た構成図である。 クラッチ部の一例を示す構成図である。 本実施の制動部の動作を示す動作説明図である。 本実施の制動部の動作を示す動作説明図である。 本実施の制動部の動作を示す動作説明図である。 本実施の制動部の動作を示す動作説明図である。 本実施の形態の鉄筋結束機に備えた制動部の変形例を示す側面から見た構成図である。 本実施の形態の鉄筋結束機に備えた制動部の変形例を示す上面から見た動作説明図である。 本実施の形態の鉄筋結束機に備えた制動部の変形例を示す上面から見た動作説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の結束機の実施の形態としての鉄筋結束機の一例について説明する。
<本実施の形態の鉄筋結束機の構成例>
図1は、本実施の形態の鉄筋結束機に備えた制動部の一例を示す側面から見た構成図、図2は、本実施の形態の鉄筋結束機に備えた制動部の一例を示す上面から見た構成図である。また、図3は、本実施の形態の鉄筋結束機の全体構成の一例を示す一の側面から見た構成図、図4は、本実施の形態の鉄筋結束機の全体構成の一例を示す他の側面から見た構成図である。
まず、本実施の形態の鉄筋結束機1Aの概要について図3及び図4を参照して説明する。なお、以下の説明では、鉄筋結束機1Aの結束機本体10に対してハンドル部10aが設けられる側を下側、ハンドル部10aと反対側を上側とする。
鉄筋結束機1Aは、1本または複数本のワイヤが巻かれたワイヤリール20を回転可能に収容する収容部2Aと、収容部2Aに収容されたワイヤリール20に巻かれたワイヤWを送るワイヤ送り部3Aを備える。また、鉄筋結束機1Aは、ワイヤ送り部3Aで送られるワイヤWをカールさせて鉄筋Sの周囲に巻くカール形成部4Aを備える。カール形成部4Aは、ワイヤWがカールするように、ワイヤWの進行方向を規制する経路を構成する。鉄筋結束機1Aは、鉄筋Sに巻かれたワイヤWを捩じる結束部5Aと、ワイヤリール20の回転を規制する制動部6Aを備える。
鉄筋結束機1Aは、ワイヤリール20に巻かれたワイヤWをワイヤ送り部3Aで送り、カール形成部4Aで曲げながら(カールさせながら)、鉄筋Sの周囲に巻く。
鉄筋結束機1Aは、ワイヤWを鉄筋Sの周囲に巻いた後、結束部5Aで当該ワイヤWを把持して捩じる。これにより、鉄筋SはワイヤWによって結束される。鉄筋結束機1Aは、ワイヤ送り部3AでのワイヤWの送り動作が終了した後、制動部6Aでワイヤリール20の回転を規制(制動)する。
鉄筋結束機1Aで使用されるワイヤリール20について図1及び図2を参照して説明する。ワイヤリール20は、ワイヤWが巻き付けられる筒状のハブ部20aと、ハブ部20aの軸方向両端側に設けられる一対のフランジ部20bとを備える。フランジ部20bは、ハブ部20aの直径より大きな直径を有して、ハブ部20aの軸方向両端側より径方向に突出する。
一方のフランジ部20bの外周には、円周方向に沿って略鋸刃状に係合部20cと突出部20dとが交互に複数形成されている。ワイヤリール20は、係合部20cに制動部6Aの後述するリール制動部60が係合することで、回転が停止するようになっている。なお、係合部20cと突出部20dは、例えば凹凸形状のようにリール制動部60が係合できる形状であればよく、必ずしも鋸刃状に限定されない。
次に、ワイヤリール20を収容する収容部2Aについて説明する。収容部2Aは、結束機本体10(の外壁)に形成された凹部22と、凹部22に対して開閉可能に設けられたリール支持部21とによって構成され、凹部22とリール支持部21とによってワイヤリール20を収容するための空間を形成する。凹部22には、凹部22の壁面から突出し、ワイヤリール20を回転可能に支持するための支持軸10bが設けられる。支持軸10bは、ワイヤリール20を収容するときにハブ部20aの軸方向一端側に形成される図示しない穴部に挿入可能なように配置される。
リール支持部21は、結束機本体10に設けられる軸21aを支点に開閉する。リール支持部21は、支持軸10bとは反対側の位置にワイヤリール20を支持する支持軸21bを有する。支持軸21bは、リール支持部21から突出し、リール支持部21が閉じられたときに、ハブ部20aの軸方向他端側に形成された穴部20eに挿入されるように構成される。
収容部2Aにワイヤリール20を収容するときは、リール支持部21を開き、ワイヤリール20を支持軸10bにセットした後、リール支持部21を閉じる。リール支持部21を閉じることで支持軸21bがワイヤリール20の穴部20eに挿入され、ワイヤリール20は支持軸10bと支持軸21bによって回転可能に支持される。収容部2Aからワイヤリール20を取り出すときは、リール支持部21を再び開いて、ワイヤリール20を支持軸10bから取り外す。なお、本実施の形態では、収容部2Aを結束機本体10に設けたが、結束機本体10とは別(結束機本体10とは離れた位置)に設けてもよい。
次に、ワイヤWを送るワイヤ送り部3Aについて説明する。ワイヤ送り部3Aは、一対の送り部材として第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rを備える。第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rは、円板状の部材の外周面に、円周方向に沿ってワイヤWが入る溝部31が形成されるとともに、溝部31が形成された部位を除いて、外周面に図示しない歯部が形成された略平歯車状の歯車である。
第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rは、ワイヤWの送り経路を挟んで配置され、外周面同士が対向するように構成される。また、第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rは、図示しないバネ等の付勢手段により、相対的に近づく方向に付勢される。
ワイヤ送り部3Aは、第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rの歯部がかみ合い、一方の送りギアから他方の送りギアに駆動力が伝達されるように構成される。本例では、第1の送りギア30Lから第2の送りギア30Rへ駆動力が伝達される。
ワイヤ送り部3Aは、ワイヤWが第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rの溝部31に入って第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rとの間に挟持された状態で、第1の送りギア30Lと第2送りギア30Rを回転させることでワイヤWを送ることができる。ワイヤ送り部3Aは、ワイヤWをカール形成部4Aに向けて送る。なお、第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rは、一方の送りギアから他方の送りギアに駆動力を伝達できる構成であれば、必ずしも平歯車状のものに限定されない。
次に、ワイヤ送り部3Aで第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rを駆動する駆動部について説明する。駆動部は、第1の送りギア30Lを駆動する送りモータ(モータ)32からなる。送りモータ32の出力軸32bは、ギア32a、ギア34、回転軸33を介して第1の送りギア30Lに接続される。
送りモータ32(の出力軸32b)が回転すると、送りモータ32の駆動力はギア32a、ギア34、回転軸33を介して第1の送りギア30Lに伝達される。第1の送りギア30Lが回転すると、これに噛み合う第2の送りギア30Rも回転する。
なお、鉄筋結束機1Aでは、第1の送りギア30Lの回転数を利用して、ワイヤWの送り量を検知している。本例では回転数の検知に磁気センサを使用するため、第1の送りギア30Lと同軸のギア33に図示しない永久磁石が埋め込まれている。このため、ギア33は非磁性体の樹脂で構成される。一方、第1の送りギア30Lから第2の送りギア30Rに駆動力を伝達するため、第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rは鉄で構成され、強度を確保している。
次に、ワイヤWを鉄筋Sの周囲に巻くカール形成部4Aについて図3及び図4を参照して説明する。カール形成部4Aは、ワイヤ送り部3Aで送られるワイヤWに当接し、ワイヤWの進行方向を規制する。カール形成部4Aは、ワイヤWが鉄筋Sの周囲で略円を描くように(鉄筋Sの周囲に沿ってカールするように)、ワイヤWをガイドしてワイヤWに巻き癖を付ける。
次に、ワイヤWを捩じって鉄筋Sを結束する結束部5Aについて説明する。結束部5Aは、捩じりモータ51と、ギア52と、螺軸部53と、進退筒部54と、捩じり用フック55を備える。結束部5Aの駆動源としては、送りモータ32とは別駆動の捩じりモータ51が用いられる。
螺軸部53は、結束機本体10に対して回転可能に支持され、ギア52を介して伝達された捩じり用モータ51の駆動力によって回転する。螺軸部53は、外周面にねじが形成され、進退筒部54は、内周面にねじが形成されることで、螺軸部53の外周面のねじが進退筒部54の内周面のねじに螺合している。
結束部5Aは、進退筒部54の回転が規制された状態で、捩じりモータ51の回転により螺軸部53が回転することで、進退筒部54が前後に移動するように構成される。また、螺軸部53と進退筒部54が一体的に回転するように結合することで、捩じりモータ51の回転による螺軸部53の回転により、進退筒部54が回転するように構成される。
捩じり用フック55は、進退筒部54の先端に取り付けられた一対の爪状部材である。捩じり用フック55は、公知の構造により進退筒部54の進退動作に合わせて開閉するように構成される。
結束部5Aは次のように作動する。まず、鉄筋結束機1Aのトリガ10cが操作されると、ワイヤWがワイヤ送り部3Aで所定量だけ送られ、カール形成部4Aによって鉄筋Sの周囲に巻かれる。ワイヤWの送り量によって、鉄筋Sの周囲にワイヤWを巻く回数が設定される。
その後、捩じりモータ51が正転し、捩じりモータ51の回転がギア52を介して螺軸部53に伝達される。このとき螺軸部53が回転するが、進退筒部54は回転が規制されるため、螺合したねじの作用によって進退筒部54は前方に送られる。進退筒部54が前方に送られることで、捩じり用フック55はワイヤWに接触する位置まで前進する。捩じり用フック55は進退筒部54の前進に連動して閉じる方向に作動し、ループ状に巻かれたワイヤの一部を把持する。
進退筒部54は、前進した所定の位置で回転の規制が解除されて、螺軸部53とともに回転する。ワイヤWを把持した捩じり用フック55が回転することでワイヤWが捩じられる。なお、進退筒部54が前進する途中で、図示しないカッタが作動してワイヤWを切断する。
捩じり動作が終了すると、捩じりモータ51は逆転し、螺軸部53は逆方向に回転する。これにより、進退筒部54及び捩じり用フック55も後方に移動するとともに、捩じり用フック55が開いてワイヤWを離す。進退筒部54及び捩じり用フック55が待機位置に移動するまで捩じりモータ51は逆転する。進退筒部54及び捩じり用フック55が待機位置まで移動すると、捩じりモータ51が停止して一連の動作が完了する。
次に、制動部6Aの詳細について、図1及び図2を参照して説明する。制動部6Aは、ワイヤリール20に係合するリール制動部60と、送りモータ32の駆動力をリール制動部60に伝達する駆動力伝達部61とを備える。制動部6Aは、送りモータ32によって駆動される。
リール制動部60は、ワイヤリール20の係合部20cに係合する爪部60aを一端側である一方の端部に備える。また、リール制動部60は、結束機本体10に設けた支持軸部10dに、他端側である他方の端部が回転可能に支持される。爪部60aは、ワイヤリール20の係合部20cが設けられる側のフランジ部20bに向けて突出する形状である。リール制動部60は、一方の端部と他方の端部の間に、駆動力伝達部61に押される(接触する)被押圧部60cを備える。
駆動力伝達部61は、長尺形状であり、一端側である一方の端部に、被押圧部60cを押してリール制動部60を動かすための作動部61aを備え、他端側である他方の端部がクラッチ部62を介して回転軸33に連結される。
リール制動部60は、収容部2Aに収容されたワイヤリール20と駆動力伝達部61との間に配置される。リール制動部60は、回転軸33を支点とした駆動力伝達部61の回転による作動部61aの回転軌跡上に一部(被押圧部60c)が位置するように配置される。従って、リール制動部60は、駆動力伝達部61が矢印r方向(図9参照)に所定角度回転すると作動部61aと接触し、作動部61aの回転軌跡より外側に押される。リール制動部60は、作動部61aによって押されることで、支持軸部10dを支点に矢印ra方向(図8参照)に回転し、爪部60aがワイヤリール20の係合部20cに係合する。
リール制動部60は、爪部60aがフランジ部20bから離れる方向に、ねじりコイルばねや板バネ等の図示しない付勢手段で付勢される。このため、リール制動手段60は、駆動力伝達部61が矢印f方向に回転して作動部61aとの接触が解除されると、支持軸部10dを支点として矢印fa方向(図6参照)へ回転し、爪部60aがワイヤリール20の係合部20cから離れる。
作動部61aは、駆動力伝達部61が回転軸33を支点として矢印r方向に回転するとき、リール制動部60の被押圧部60cに摺接しながら被押圧部60cを徐々に押すような形状の斜面で構成される。
駆動力伝達部61から矢印f方向に所定距離離れた位置には、駆動力伝達部61の矢印f方向への回転範囲を規制する第1のストッパ63aが設けられる。また、駆動力伝達部61から矢印r方向に所定距離離れた位置には、駆動力伝達部61の矢印r方向への回転範囲を規制する第2のストッパ63bが設けられる。
第1のストッパ63aは、回転軸33を支点とした駆動力伝達部61の矢印f方向への回転により、駆動力伝達部61が接する位置に設けられ、第1のストッパ63aに駆動力伝達部61が接すると、駆動力伝達部61の回転が規制される。第2のストッパ63bは、回転軸33を支点とした駆動力伝達部61の矢印r方向への回転により、駆動力伝達部61が接する位置に設けられ、第2のストッパ63bに駆動力伝達部61が接すると、動力伝達部材61の回転が規制される。
従って、本例では、駆動力伝達部61が矢印f方向に第1のストッパ63aに接する位置まで回転すると、リール制動部60は支持軸部10dを支点として矢印fa方向へ回転し、爪部60aがワイヤリール20の係合部20cから離れる。また、駆動力伝達部61が矢印r方向に第2のストッパ63bに接する位置まで回転すると、リール制動部60は支持軸部10dを支点として矢印ra方向へ回転して、爪部60aがワイヤリール20の係合部20cに係合する。
図5は、クラッチ部の一例を示す構成図である。クラッチ部62は、ギア34から駆動力伝達部61へ駆動力を伝達し、または駆動力を遮断するためのものである。クラッチ部62は、ギア34から駆動力伝達部61に駆動力を伝達するボール62aと、ボール62aを駆動力伝達部61に押圧するバネ62bとを有する。バネ62bは、ギア34の、駆動力伝達部61と対向する面に設けられた穴部34aに挿入される。また、ボール62aは、駆動力伝達部61に設けられた係合穴部62cに挿入される。
係合穴部62cは、ボール62aの一部が入る形状の凹部が、駆動力伝達部61のギア34と対向する面に形成される。係合穴部62cは、ギア34の回転によるボール62aの軌跡に合わせて少なくとも1か所に設けて構成される。
駆動力伝達部61は、バネ62bに押圧されてボール62aが係合穴部62cに入ることで、ギア34の回転と連動して回転する。駆動力伝達部61が図2に示す第1のストッパ63aまたは第2のストッパ63bに接して、駆動力伝達部61に所定の負荷が掛かると、バネ62bを圧縮しながらボール62bが穴部34aに入り、ボール62aが駆動力伝達部61の係合穴部62cから外れる。これにより、ギア34から駆動力伝達部61への駆動力の伝達が遮断され、ギア34が回転した状態で、駆動力伝達部61の回転が規制される。
<本実施の形態の制動部の動作例>
図6〜図9は、本実施の制動部の動作を示す動作説明図である。第1の送りギア30L及び第2の送りギア30RでワイヤWを送る動作では、図7に示すように、送りモータ32を矢印f1で示す方向(正方向、第1の方向)に回転させる。これにより、ギア34及び第1の送りギア30Lが矢印f2方向に回転する。
ギア34が矢印f2方向に回転することで、ギア34から駆動力伝達部61に送りモータ32の駆動力が伝達されると、駆動力伝達部61が矢印f方向に回転する。矢印f方向に回転する駆動力伝達部61が第1のストッパ63aに接すると、上述したクラッチ部62の作用で、ギア34から駆動力伝達部61への駆動力の伝達が遮断される。
駆動力伝達部61が第1のストッパ63aに接する位置まで矢印f方向に回転すると、図6に示すように、リール制動部60が支持軸部10dを支点として矢印fa方向へ回転し、爪部60aがワイヤリール20の係合部20cから離れる。これにより、ワイヤリール20の制動が解除されてワイヤリール20の回転が可能となり、第1の送りギア30L及び第2の送りギア30RでワイヤWを送ることが可能となる。
リール制動部60の爪部60aがワイヤリール20の係合部20cから離れるための駆動力伝達部61の回転量は、ワイヤWを所定量送るための第1の送りギア30Lの回転量に対して少ない。そこで、クラッチ部62の作用で、送りモータ32から駆動力伝達部61に伝達される駆動力を、所定のタイミングで遮断する。
これにより、送りモータ32でリール制動部60を作動させる構成としても、第1の送りギア30L及び第2の送りギア30Rの回転が阻害されず、ワイヤWを所定量送ることができる。
ワイヤWの送りを停止する動作では、送りモータ32の矢印f1方向への回転を停止させた後、図9に示すように、送りモータ32を矢印r1で示す逆方向(第2の方向)に所定角度(所定量)回転させる。矢印r1方向に送りモータ32を回転させると、ギア34及び第1の送りギア30Lが矢印r2方向に回転する。
ギア34が矢印r2方向に回転することで、ギア34から駆動力伝達部61に送りモータ32の駆動力が伝達されると、駆動力伝達部61が矢印r方向に回転する。矢印r方向に回転する駆動力伝達部61が第2のストッパ63bに接すると、上述したクラッチ部62の作用で、ギア34から駆動力伝達部61への駆動力の伝達が遮断される。
駆動力伝達部61が第2のストッパ63bに接する位置まで矢印r方向に回転すると、駆動力伝達部61の作動部61aがリール制動部60の被押圧部60cに摺接しながら、リール制動部60をワイヤリール20の方向に押す。作動部61aに押されたリール制動部60は、図8に示すように、支持軸部10dを支点として矢印ra方向へ回転し、爪部60aがワイヤリール20の係合部20cに係合する。これにより、ワイヤリール20の回転が規制される。従って、送りモータ32の回転を停止させた後、慣性でワイヤリール20が回転することで、ワイヤWが弛むことが抑制される。
鉄筋結束機1Aでは、結束部5AでワイヤWを捩じる動作において、ワイヤWを捩じる回数が増加すると捩じりモータ51に掛かる荷重が増加する。そこで、捩じりモータ51の荷重変動を、捩じりモータ51に流れる電流の増減により検知して、ワイヤWを捩じる動作を終了するタイミングを制御している。
従って、捩じりモータ51の駆動力でワイヤリール20の回転を規制する制動部材を作動させる従来の鉄筋結束機では、制動部材を作動させることによる捩じりモータ51の荷重変動により、ワイヤWを捩じる動作を終了するタイミングを誤検知する可能性がある。
これに対し、本実施の形態の鉄筋結束機1Aでは、リール制動部60を作動させるのに捩りモータ51ではなく送りモータ32を使用するので、ワイヤリール20を制動する動作がワイヤWを捩る動作に影響を及ぼすことはない。
リール制動部60は、ワイヤWを送る送りモータ32を停止させた後、送りモータ32を所定量逆方向に回転させることで作動して、ワイヤリール20の回転を規制する。このように、ワイヤWの送りを停止させるタイミングは、送りモータ32で制御することができ、リール制動部60を作動させるタイミングも、同じ送りモータ32で制御することができる。これにより、ワイヤWの送りを停止させるタイミングと、ワイヤリール20の回転を規制するタイミングを合わせることができる。
また、制動部6Aは、送りモータ32の駆動力を駆動力伝達部61を介してリール制動部60に伝達するだけ構成であり、送りモータ32の駆動力をリール制動部60に伝達するのに、例えば複雑なリンク機構などを用いなくてもよいため、構造が簡単で組み付け性も良い。また、リンクで駆動力を伝達する構成では、軸間の距離の寸法誤差等が動作に影響を及ぼすが、制動部6Aでは、リール制動部60に駆動力伝達部61の作動部61aが摺接する構成であるため、部品の寸法誤差等の影響を受けにくくなる。
<本実施の形態の鉄筋結束機の変形例>
図10は、本実施の形態の鉄筋結束機に備えた制動部の変形例を示す側面から見た構成図、図11、図12は、本実施の形態の鉄筋結束機に備えた制動部の変形例を示す上面から見た動作説明図である。
上述した実施の形態の制動部6Aでは、送りモータ32Aの駆動力を、駆動力伝達部61を介してリール制動部60に伝達する構成とした。これに対し、変形例の制動部6Bは、リール制動部と駆動力伝達部を1つの部品で構成することで、送りモータ32Aの駆動力を直接的にリール制動部に伝達する構成である。
すなわち、制動部6Bは、ワイヤリール20に係合するリール制動部60Bを備える。リール制動部60Bは、ワイヤリール20の係合部20cに係合する爪部60aを一端側である一方の端部に備える。また、リール制動部60Bは、他端側である他方の端部が、回転軸33にクラッチ部62を介して連結される。
リール制動部60Bは、回転軸33を支点に回転する。リール制動部60Bは、回転軸33を支点とした回転による爪部60aの回転軌跡が、収容部2Aに収容されたワイヤリール20の一方のフランジ部20bの外周と交差するように延在する。
回転軸33は、上述したように、送りモータ32のギア32aとかみ合うギア34に取り付けられる。クラッチ部62は、例えば図5に示す構成と同じであり、送りモータ32からリール制動部60Bへの駆動力の伝達と遮断を、リール制動部60Bに掛かる負荷によって切り替える。
リール制動部60Bは、図11に示すように、爪部60aがワイヤリール20の係合部20cから離れた位置から、図12に示すように、回転軸33を支点とした矢印r方向への回転で、爪部60aがワイヤリール20の係合部20cに係合する。また、図12に示すように、爪部60aがワイヤリール20の係合部20cに係合した位置から、図11に示すように、回転軸33を支点とした矢印f方向への回転で、爪部60aがワイヤリール20の係合部20cから離れる。
制動部6Bは、リール制動部60Bの矢印f方向への回転範囲を規制する第1のストッパ63aと、リール制動部60Bの矢印r方向への回転範囲を規制する第2のストッパ63bを備える。
制動部6Bの動作について説明すると、第1の送りギア30L及び第2の送りギア30RでワイヤWを送る動作では、図11に示すように、送りモータ32を矢印f1で示す方向(正方向、第1の方向)に回転させる。これにより、ギア34及び第1の送りギア30Lが矢印f2方向に回転する。
ギア34が矢印f2方向に回転することで、ギア34からクラッチ部62を介してリール制動部60Bに送りモータ32の駆動力が伝達されると、リール制動部60Bが矢印f方向に回転する。矢印f方向に回転するリール制動部60Bが第1のストッパ63aに接すると、上述したクラッチ部62の作用で、ギア34からリール制動部60Bへの駆動力の伝達が遮断される。
リール制動部60Bが第1のストッパ63aに接する位置まで矢印f方向に回転すると、爪部60aがワイヤリール20の係合部20cから離れる。これにより、ワイヤリール20の制動が解除され、ワイヤリール20の回転が可能となり、第1の送りギア30L及び第2の送りギア30RでワイヤWを送ることが可能となる。
リール制動部60Bの爪部60aがワイヤリール20の係合部20cから離れるためのリール制動部60Bの回転量は、ワイヤWを所定量送るための第1の送りギア30Lの回転量に対して少ない。そこで、クラッチ部62の作用で、送りモータ32からリール制動部60Bに伝達される駆動力を、所定のタイミングで遮断する。
これにより、送りモータ32でリール制動部60Bを作動させる構成としても、第1の送りギア30L及び第2の送りギア30Rの回転が阻害されず、ワイヤWを所定量送ることができる。
ワイヤWの送りを停止する動作では、送りモータ32の矢印f1方向への回転を停止させた後、図12に示すように、送りモータ32を矢印r1で示す逆方向(第2の方向)に所定角度(所定量)回転させる。矢印r1方向に送りモータ32を回転させると、ギア34及び第1の送りギア30Lが矢印r2方向に回転する。
ギア34が矢印r2方向に回転することで、ギア34からクラッチ部62を介してリール制動部60Bに送りモータ32の駆動力が伝達されると、リール制動部60Bが矢印r方向に回転する。矢印r方向に回転するリール制動部Bが第2のストッパ63bに接すると、上述したクラッチ部62の作用で、ギア34からリール制動部60Bへの駆動力の伝達が遮断される。
リール制動部60Bが第2のストッパ63bに接する位置まで矢印r方向に回転すると、爪部60aがワイヤリール20の係合部20cに係合する。これにより、ワイヤリール20の回転が規制される。従って、送りモータ32の回転を停止させた後、慣性でワイヤリール20が回転することで、ワイヤWが弛むことが抑制される。
制動部6Bでは、リール制動部60Bに駆動力を伝達する部材が不要であり、構造が簡単で組み付け性も良い。
上述した各実施の形態では、ワイヤWを送る送りモータ32の正方向への回転で、リール制動部60、60Bの爪部60aがワイヤリール20の係合部20cから離れ、ワイヤリール20の制動が解除される。一方、送りモータ32の逆方向への回転で、リール制動部60、60Bの爪部60aがワイヤリール20の係合部20cに係合し、ワイヤリール20が制動される。このように、送りモータ32の回転方向の切り替えにより、ワイヤリール20の回転の規制の解除と回転の規制を行っていた。
これに対し、図1〜図9で説明した実施の形態において、図示しないバネ等の付勢手段で駆動力伝達部61を矢印r方向に付勢しておき、送りモータ32の回転を停止させた状態では、付勢力で駆動力伝達部61を介してリール制動部60をワイヤリール20の係合部20cに係合させるようにしても良い。この場合、送りモータ32を正方向へ回転させれば、駆動力伝達部61は付勢力に抗して矢印f方向に回転するため、ワイヤリール20の制動が解除される。同様に、図10〜図12で説明した変形例の実施の形態において、図示しないバネ等の付勢手段でリール制動部60Bを矢印r方向に付勢しておき、送りモータ32の回転を停止させた状態では、付勢力でリール制動部60Bをワイヤリール20の係合部20cに係合させるようにしても良い。この場合、送りモータ32を正方向へ回転させれば、リール制動部60Bは付勢力に抗して矢印f方向に回転するため、ワイヤリール20の制動が解除される。
また、上述した各実施の形態では、クラッチ部62として、ボール62aとバネ62bでギア34から駆動力伝達部61またはリール制動部60Bへの駆動力の伝達と遮断を行うこととしたが、摩擦を利用した他の構成でも良い。
また、上述した各実施の形態では、ギア34に噛合ってスライドするラック部材を設け、このラック部材に駆動力伝達部61またはリール制動部60Bを設けることで送りモータ32の回転運動を駆動力伝達部61やリール制動部60Bの直線運動に変換させる構成にしてリール制動部60を作動させるようにしても良い。
更に、ワイヤリール20は、フランジ部20bの外周に、円周方向に沿って略鋸刃状に係合部20cと突出部20dとが交互に複数形成される構成としたが、リール制動部60、60Bが接するフランジ部20bの外周を凹凸形状にせずに、例えば円形のままにして、摩擦により制動を行うようにしても良い。
1A、1B・・・鉄筋結束機、10・・・結束機本体、10a・・・ハンドル部、10b・・・支持軸、10c・・・トリガ、10d・・・支持軸部、2A・・・収容部、20・・・ワイヤリール、20a・・・ハブ部、20b・・・フランジ部、20c・・・係合部、20d・・・突出部、20e・・・穴部、21・・・リール支持部、21a・・・軸、21b・・・支持軸、3A・・・ワイヤ送り部、30L・・・第1の送りギア、30R・・・第2の送りギア、31・・・溝部、32・・・送りモータ(駆動部、モータ)、32a・・・ギア、33・・・回転軸、34・・・ギア、34a・・・穴部、4A・・・カール形成部、5A・・・結束部、51・・・捩じりモータ、52・・・ギア、53・・・螺軸部、54・・・進退筒部、55・・・捩じり用フック、6A、6B・・・制動部、60、60B・・・リール制動部、60a・・・爪部、60c・・・被押圧部、61・・・駆動力伝達部、61a・・・作動部、62・・・クラッチ部、62a・・・ボール、62b・・・バネ、62c・・・係合穴部、63a・・・第1のストッパ部、63b・・・第2のストッパ部、W・・・ワイヤ

Claims (13)

  1. 結束物の周囲にワイヤを巻き、当該ワイヤを捩じって結束物を結束する結束機において、
    ワイヤが巻かれたワイヤリールを回転可能に収容する収容部と、
    前記ワイヤリールに巻かれたワイヤを送るワイヤ送り部と、
    前記ワイヤ送り部を駆動する駆動部と、
    前記駆動部の駆動力で作動し、前記ワイヤリールの回転を規制する制動部と
    を備えた結束機。
  2. 前記制動部は、前記ワイヤ送り部によるワイヤの送り動作が終了した後に前記ワイヤリールの回転を規制する請求項1に記載の結束機。
  3. 前記駆動部は、ワイヤを送るためのモータを有し、
    前記制動部は、前記モータの駆動力で作動する請求項1または2に記載の結束機。
  4. 前記制動部は、前記モータの回転方向の切り替えにより、前記ワイヤリールの回転の規制と回転の規制の解除とを切り替える請求項3に記載の結束機。
  5. 前記ワイヤ送り部は、前記モータが第1の方向に回転するとき、ワイヤを送り、前記モータが前記第1の方向とは反対方向の第2の方向に回転するとき、ワイヤの送りを停止するとともに、
    前記制動部は、前記モータが前記第1の方向に回転するとき、前記ワイヤリールの回転の規制を解除し、前記モータが前記第2の方向に回転するとき、前記ワイヤリールの回転を規制する請求項4に記載の結束機。
  6. 前記制動部は、前記モータの駆動力の伝達を遮断するクラッチ部を有する請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の結束機。
  7. 前記制動部は、前記ワイヤリールにおいてワイヤが巻き付けられるハブ部の軸方向両端側に設けられる一対のフランジ部の一方に当接することで、前記ワイヤリールの回転を規制するリール制動部を有する請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の結束機。
  8. 前記制動部は、前記ワイヤリールにおいてワイヤが巻き付けられるハブ部の軸方向両端側に設けられる一対のフランジ部の一方に当接することで、前記ワイヤリールの回転を規制するリール制動部と、前記モータに直接または間接に接続され、一端側が前記モータの回転とともに回転する駆動力伝達部を有し、
    前記リール制動部は、前記ワイヤリールと前記駆動力伝達部との間に配置されるとともに、少なくとも一部が前記駆動力伝達部の一端側の回転軌跡上に配置され、前記駆動力伝達部が所定角度回転すると前記駆動力伝達部の一端側と接触し、前記駆動力伝達部の一端側の回転軌跡より外側に押されて前記フランジ部に当接するように構成される請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の結束機。
  9. 前記駆動力伝達部は、一端側に前記リール制動部を押圧する作動部を有し、
    前記作動部は、前記リール制動部に摺接するようにして前記リール制動部を押圧する請求項8に記載の結束機。
  10. 前記リール制動部は、一端側に前記フランジ部に係合する爪部を有し、
    前記駆動部は、前記駆動力伝達部へ駆動力を伝達または遮断するクラッチ部を有し、
    前記駆動伝達部は、他端側が前記クラッチ部に接続される請求項9に記載の結束機。
  11. 前記制動部は、前記モータに直接または間接に接続されて前記モータの回転とともに回転可能に構成されるとともに、前記モータの回転によって回転するとき、一端側が前記ワイヤリールに当接して前記ワイヤリールの回転を規制する請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の結束機。
  12. 前記制動部は、前記リール制動部が前記モータに直接または間接に接続されて前記モータの回転とともに回転可能に構成されるとともに、前記モータの回転によって回転するとき、前記リール制動部の一端側が前記ワイヤリールの一対の前記フランジ部の一方に当接して前記ワイヤリールの回転を規制する請求項7に記載の結束機。
  13. 前記駆動部は、前記リール制動部へ駆動力を伝達または遮断するクラッチ部を有し、
    前記リール制動部は、一端側に前記フランジ部に係合する爪部を有し、他端側が前記クラッチ部に接続される請求項12に記載の結束機。
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